JP2007236868A - 歯科治療椅子 - Google Patents
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Abstract
【課題】歯科治療椅子に患者が仰向けに寝て歯科治療をうける場合、患者の肩部(肩甲骨部分)がバックレストに十分にサポートされていないと不安であり、また、肩に無用な力が入るため疲労感を伴う。
【解決手段】歯科治療椅子の着座部10は、バックレスト12及びコンターシート13を有し、該バックレスト12が前記コンターシート13に対して起倒可能である。バックレスト12の後部には該バックレスト12を支持する支柱を有し、該支柱の左右両側には該支柱より延長して設けられた支持部材を有する。この支持部材にバックレスト12の両側に延長して患者の肩部を支える肩部サポート部材20R,20Lが矢印A方向に着脱自在に装着可能となっており、この肩部サポート部材20R,20Lにて、患者を寝状態にした時、患者の肩部を支える。
【選択図】図1
【解決手段】歯科治療椅子の着座部10は、バックレスト12及びコンターシート13を有し、該バックレスト12が前記コンターシート13に対して起倒可能である。バックレスト12の後部には該バックレスト12を支持する支柱を有し、該支柱の左右両側には該支柱より延長して設けられた支持部材を有する。この支持部材にバックレスト12の両側に延長して患者の肩部を支える肩部サポート部材20R,20Lが矢印A方向に着脱自在に装着可能となっており、この肩部サポート部材20R,20Lにて、患者を寝状態にした時、患者の肩部を支える。
【選択図】図1
Description
本発明は、歯科用の治療椅子に係り、より詳細には、バックレスト及びコンターシートを有し、該バックレストが前記コンターシートに対して起倒可能な歯科治療椅子において、歯科治療椅子に患者が仰向けに寝て歯科治療をうける際に、患者の肩部(肩甲骨部分)を確実に支持する補助部材(肩部サポート部材)を着脱自在に装着可能とした歯科治療椅子に関する。
図5は、従来の歯科治療椅子の一例を説明するための要部概略斜視図で、該歯科治療椅子は、周知のように、安頭台11,バックレスト12,コンターシート13,レッグレスト14,フットレスト15等からなり、バックレスト12はコンターシート13に対して起倒可能な着座部10と、該着座部10を搭載し、該着座部10を上下動及び傾斜動させる基台16より成っている。
歯科治療にあたり、患者は着座部10に座り、頭を安頭台11に固定して治療を受ける。治療中、術者は着座部10を上下動、起倒、傾斜動等させて、患者を治療しやすい姿勢にして治療を行うが、その際、歯科治療椅子に患者が仰向けに寝て歯科治療をうける場合、患者の肩部(肩甲骨部分)がバックレストに効果的にサポートされていないと不安(落ち着かない)であり、また、肩に無用な力が入るため疲労感を伴う。
本発明は、上記課題を解決するために、請求項1の発明は、バックレスト及びコンターシートを有し、該バックレストが前記コンターシートに対して起倒可能な歯科治療椅子において、前記バックレストの後部に該バックレストを支持する支柱、及び、該支柱の左右両側に該支柱より延長して設けられた支持部材を有し、該支持部材に前記バックレストの両側に該バックレストより外側に延長して患者の肩部を支える肩部サポート部材を着脱自在に装着可能としたことを特徴としたものである。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記支持部材は、前記支柱より延長する弾性アームの先端部に取り付けられ、該弾性アームによって前記支持部材をバックレスト裏面側に向って押圧するように取り付けていることを特徴としたものである。
請求項3の発明は、請求項1又は2の発明において、前記支持部材は、上下方向に細長の板状部材から成り、前記肩部サポート部材は前記板状部材を挿通嵌合する溝を有することを特徴としたものである。
請求項4の発明は、請求項1乃至3のいずれかの発明において、前記肩部サポート部材に設けられた溝は、下方に開口し、上方で閉鎖されており、前記下方の開口より前記板状支持部材に挿通嵌合されることを特徴としたものである。
請求項5の発明は、請求項1乃至4のいずれかの発明において、前記肩部サポート部材として、大きさ、形状の異なるものを複数種準備して有し、これらの中から所望の部材を選択して前記支持部材に装着可能としたことを特徴としたものである。
本発明によると、歯科治療椅子に患者が仰向けに寝て歯科治療をうける際、患者の肩部(肩甲骨部分)がバックレストに効果的にサポートされているので、患者は不安なく落ちついて治療を受けることができ、また、肩に無用な力が入らないため疲労感を受けることもない。
図1は、本発明による歯科治療椅子の一実施例を説明するための要部構成図で、図中、20R,20Lは、本発明によってバックレスト12の裏側に着脱自在に装着された肩部サポート部材で、これら肩部サポート部材20R,20Lは、後述するように、例えば、バックレスト12の裏側において、矢印Aにて示す方向に挿脱自在になっており、特に、肩部の広い患者等を寝状態にして診療する際、該肩部サポート部材20R,20Lを、図示のように装着して診療することにより、肩幅の広い患者であっても、該肩部サポート部材で患者の肩部を十分に支えることができ、患者に安心感を与えることができる。
図2は、図1に示したバックレスト部を裏側から見た図で、バックレスト12の裏側中心部にはバックレスト12を支える支柱30が設けられており、該支柱30の上部には、周知のように、安頭台11が取り付けられている。支柱30の左右両側には、前記肩部サポート部材20R,20Lを取り付けるためのアーム31R,31Lが延長し、それらの先端には、肩部サポート部材20R,20Lを着脱自在に挿脱するための支持板32R,32Lが設けられており、これら支持板32R,32Lに対して肩部サポート部材20R,20Lがバックレスト12の上方より矢印A方向に着脱可能となっている。
図3は、支柱30に肩部サポート部材20R,20Lを着脱自在に装着するための構造の一例を説明するための図で、図3(A)は、図2のIII(A)−III(A)線より見た断面図、図3(B)は、肩部サポート部材20Rの背面図で、図3(A)に示すように、支持板32R,32Lは細長い板状部材で構成され、肩部サポート部材20R,20Lは板状支持部材32R,32Lを上下方向に挿通する溝21R,21L(図示せず)を有する。この溝21R,21Lは、図3(B)に示すように、肩部サポート部材20R,20Lの下方21Dでは開口されており、上方21Uでは閉鎖されている。従って、これら肩部サポート部材20R,20Lは、バックレスト12の上方より、溝21R(21L)の下方21Dを支持板32R(32L)の上端に合せて下方に押し下げると、該肩部サポート部材20R,20Lを支柱30に装着することができる。取り外す時は、肩部サポート部材20R,20Lを上方に引き上げればよい。
アーム部材31R,31Lは、好ましくは、弾性部材で構成されており、肩部サポート部材20R,20Lが装着された時に、図3に矢印Bにて示す方向の力を与え、これら肩部サポート部材20R,20Lをバックレスト12側に押し付け、該バックレスト12との整合性をよくし、更には、クッション性を持たせて患者との整合性をよくしている。31R,31Lは、それ自身を弾性部材で構成してもよいが、図示のように、アーム部材としては柔軟性の部材を用い、スプリング等を用いて弾性を持たせるようにしてもよい。
図4は、異なる大きさ、異なる形状の肩部サポート部材の例を示す図で、図4(A)は大サイズのサポート部材、図4(B)は小サイズのサポート部材の例を示す。前述のように、本発明は、肩幅の広い患者のための補助部材としてのサポート部材を用いるものであるが、肩幅の広い患者でも、肩幅の広さ、形等、患者によって異なるので、例えば、図示のように、大きさ、形状の異なる肩部サポート部材を何種類か準備しておき、患者に合った大きさ、形状のサポート部材或いはドクターの好に合ったサポート部材を選択して使用するようにすると、より効果的に、患者の体形に合った状態で、患者の肩部を効果的に支えて診療することができる。
10…着座部、11…安頭台、12…バックレスト、13…コンターシート、14…レッグレスト、15…フットレスト、16…基台、20R,20L…肩部サポート部材、30…支柱、31R,31L…アーム、32R,32L…支持板。
Claims (5)
- バックレスト及びコンターシートを有し、該バックレストが前記コンターシートに対して起倒可能な歯科治療椅子において、前記バックレストの後部に該バックレストを支持する支柱、及び、該支柱の左右両側に該支柱より延長して設けられた支持部材を有し、該支持部材に前記バックレストの両側に該バックレストより外側に延長して患者の肩部を支える肩部サポート部材を着脱自在に装着可能としたことを特徴とする歯科治療椅子。
- 前記支持部材は、前記支柱より延長する弾性アームの先端部に取り付けられ、該弾性アームによって前記支持部材をバックレスト裏面側に向って押圧するように取り付けていることを特徴とする請求項1に記載の歯科治療椅子。
- 前記支持部材は、上下方向に細長の板状部材から成り、前記肩部サポート部材は前記板状部材を挿通嵌合する溝を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の歯科治療椅子。
- 前記肩部サポート部材に設けられた溝は、下方に開口し、上方で閉鎖されており、前記下方の開口より前記板状支持部材に挿通嵌合されることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の歯科治療椅子。
- 前記肩部サポート部材として、大きさ、形状の異なるものを複数種準備して有し、これらの中から所望の部材を選択して前記支持部材に装着可能としたことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の歯科治療椅子。
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- 2006-03-13 JP JP2006067507A patent/JP2007236868A/ja active Pending
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