JP2007235858A - 通信システム、移動端末、及び、通信方法 - Google Patents

通信システム、移動端末、及び、通信方法 Download PDF

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Abstract

【課題】複数の通信メディアが利用される移動端末の通信システムにつき、ホームエージェントやフォーリンエージェントを必要としない、新規な通信システムを提案する。
【解決手段】複数の通信メディアが利用される移動端末の通信システムであって、OSI基本参照モデルにおけるセッションレイヤ(アプリケーション51A・51B)とトランスポートレイヤ(TCP52A・52B)の間に、ミドルレイヤ54A・54Bを設け、
前記ミドルレイヤ54A・54Bには、OSI基本参照モデルにおけるネットワークレイヤに実装されるプロトコルと同様の機能を有する第一プロトコル、及び、OSI基本参照モデルにおけるトランスポートレイヤに実装されるプロトコルと同様の機能を有する第二プロトコル、が実装されることとする。
【選択図】図2

Description

本発明は、複数の通信メディアが利用される移動端末の通信システムに関するものである。
従来、移動端末が、本来属するネットワークであるホーム網で用いるIPアドレス(以下、「ホームアドレス」とする。)と、移動端末の移動先ネットワークで用いるIPアドレス(以下、「気付けアドレス」とする。)とを、ホームエージェントに通知することで、前記通信相手と、その移動端末の通信を確立する通信システムが知られている(例えば、非特許文献1参照。)。
図4は、この従来の通信システムの一例を示すものであり、移動端末110が本来属するネットワークであるイントラネット100に、移動端末110の通信相手となるサーバー120、ホームエージェント130、フォーリンエージェント141・142が接続されている。
前記各フォーリンエージェント141・142は、それぞれ、ワイヤレスLAN151、携帯電話網152を介して、前記移動端末110とイントラネット100間の通信を確立するためのものである。
また、各通信メディア(ワイヤレスLAN151、携帯電話網152)を介した前記移動端末110と、前記各フォーリンエージェント141・142との間の通信では、それぞれ、個別の気付けアドレスが利用されることとしている。
また、前記ホームエージェント130は、送受信データに含まれるホームアドレスを元に、前記各フォーリンエージェント141・142と、サーバー120間の間の通信を中継することとしている。
また、前記移動端末110は、前記ホームアドレスにて一意に特定されることとしており、これにより、異なる通信メディアのそれぞれにおいて、個別の気付けアドレスを利用した移動端末110と各フォーリンエージェント141・142の通信を確立しつつ、前記ホームアドレスを利用した移動端末110とサーバー120の通信が確立されることとなっている。
そして、以上の通信システムの構成において、例えば、移動端末110がワイヤレスLAN151の圏内にあるときは、フォーリンエージェント141を介したサーバー120との通信が確立可能となり、移動端末110が携帯電話網152の圏内にあるときは、フォーリンエージェント142を介したサーバー120との通信が確立可能とされる。
また、この通信において、前記移動端末110から送信され、前記各フォーリンエージェント141・142で受信されたデータは、ホームエージェント130を中継した後、前記サーバー120へと送信される。
以上のような従来の通信システムでは、移動端末110とサーバー120との通信において、データがフォーリンエージェント141・142で中継されるため、このことに伴う伝送遅延や、インフラ上におけるトラフィック増加といった問題がある。
また、ネットワーク上にホームエージェント130や、フォーリンエージェント141・142といった、通信システムを確立するための専用の装置が必要とされ、これらの装置の設置に付随して、設備コスト、設置作業、保守作業等が必要とされることになる。
"IP Mobility Support for IPv4",Internet Engineering Task Force RFC3220, 2002年1月
そこで、本発明は、以上の問題点に鑑み、複数の通信メディアが利用される移動端末の通信システムにつき、ホームエージェントやフォーリンエージェントを必要としない、新規な通信システムを提案するものである。
本発明の解決しようとする課題は以上のごとくであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
即ち、請求項1に記載のごとく、
複数の通信メディアが利用される移動端末の通信システムであって、
OSI基本参照モデルにおけるセッションレイヤとトランスポートレイヤの間に、
ミドルレイヤを設け、
前記ミドルレイヤには、
OSI基本参照モデルにおけるネットワークレイヤに実装されるプロトコルと同様の機能を有する第一プロトコル、及び、
OSI基本参照モデルにおけるトランスポートレイヤに実装されるプロトコルと同様の機能を有する第二プロトコル、が実装される、通信システムとする。
また、請求項2に記載のごとく、
前記第一プロトコルは、データに仮想IP情報を付加、又は、データから仮想IP情報を除去するプロトコルであり、
前記第二プロトコルは、データに仮想TCP情報を付加、又は、データから仮想TCP情報を除去するプロトコルである、こととするものである。
また、請求項3に記載のごとく、
前記ミドルレイヤは、
利用される通信メディアに対応するソケットを作成する機能と、
送信するデータパケットについて、利用中の通信メディアが、データ送信途中で利用不可となった場合に、利用可能な他の通信メディアを介して、未送信のデータパケットを送信する機能と、
受信するデータパケットについて、前記仮想IP情報から送信元、及び、宛先を識別する機能、及び、前記仮想TCP情報からデータパケットを組立てる機能と、
を実装することとするものである。
また、請求項4に記載のごとく、
前記ミドルレイヤは、利用していた通信メディアが利用不可となった場合に、他の利用可能な通信メディアを検出し、自動的に通信を継続するための機能を実装することとするものである。
また、請求項5に記載のごとく、
複数の通信メディアを利用する移動端末であって、
OSI基本参照モデルにおけるセッションレイヤとトランスポートレイヤの間に、
ミドルレイヤを設け、
前記ミドルレイヤには、
OSI基本参照モデルにおけるネットワークレイヤに実装されるプロトコルと同様の機能を有する第一プロトコル、及び、
OSI基本参照モデルにおけるトランスポートレイヤに実装されるプロトコルと同様の機能を有する第二プロトコル、が実装される移動端末とする。
また、請求項6に記載のごとく、
前記第一プロトコルは、データに仮想IP情報を付加、又は、データから仮想IP情報を除去するプロトコルであり、
前記第二プロトコルは、データに仮想TCP情報を付加、又は、データから仮想TCP情報を除去するプロトコルである、こととするものである。
また、請求項7に記載のごとく、
前記ミドルレイヤは、
利用される通信メディアに対応するソケットを作成する機能と、
送信するデータパケットについて、利用中の通信メディアが、データ送信途中で利用不可となった場合に、利用可能な他の通信メディアを介して、未送信のデータパケットを送信する機能と、
受信するデータパケットについて、前記仮想IP情報から送信元、及び、宛先を識別する機能、及び、前記仮想TCP情報からデータパケットを組立てる機能と、
を実装することとするものである。
また、請求項8に記載のごとく、
前記ミドルレイヤは、利用していた通信メディアが利用不可となった場合に、他の利用可能な通信メディアを検出し、自動的に通信を継続するための機能を実装することとするものである。
また、請求項9に記載のごとく、
複数の通信メディアが利用される環境下における端末間の通信方法であって、
送信側の端末においては、送信するデータパケットについて、TCP/IP情報に、仮想IP情報、及び、仮想TCP情報を付加するとともに、
利用中の通信メディアが、データ送信途中で利用不可となった場合に、利用可能な他の通信メディアを介して、未送信のデータパケットを送信し、
受信側の端末においては、受信するデータパケットについて、
前記仮想IP情報から送信元、及び、宛先を識別するとともに、
前記仮想TCP情報からデータパケットを組立てる、こととする通信方法とするものである。
本発明によれば、ホームエージェントやフォーリンエージェントを必要とする従来の通信システムと比較して、通信を行う端末同士が直接データ交換をすることができるため、データパケットの伝送遅延や、ネットワークトラフィックの低減を図ることができる。
図1及び図2は、本発明の実施例としての通信システムの構成を示すものであり、
この通信システムは、複数の通信メディアが利用される移動端末の通信システムであって、
OSI基本参照モデルにおけるセッションレイヤ(アプリケーション51A・51B)とトランスポートレイヤ(TCP52A・52B)の間に、
ミドルレイヤ54A・54Bを設け、
前記ミドルレイヤ54A・54Bには、
OSI基本参照モデルにおけるネットワークレイヤに実装されるプロトコルと同様の機能を有する第一プロトコル、及び、
OSI基本参照モデルにおけるトランスポートレイヤに実装されるプロトコルと同様の機能を有する第二プロトコル、が実装されることとするものである。
そして、
前記第一プロトコルは、データ(仮想TCP情報42)に仮想IP情報41を付加、又は、データ(トランスポートレイヤから渡されるデータ)から仮想IP情報41を除去するプロトコルであり、
前記第二プロトコルは、データ(データ部40)に仮想TCP情報42を付加、又は、データ(仮想TCP情報42とデータ部40からなるデータ)から仮想TCP情報42を除去するプロトコルである、こととするものである。
また、
前記ミドルレイヤ54A・54Bは、
図2に示すごとく、利用される通信メディア(ワイヤレスLAN3、又は、携帯電話網4)に対応するソケット61・62を作成する機能と、
図3に示すごとく、送信するデータパケットP1・P2・・・について、利用中の通信メディアが、データ送信途中で利用不可となった場合に、利用可能な他の通信メディアを介して、未送信のデータパケットP6・P7・・・を送信する機能と、
図2に示すごとく、受信するデータパケットについて、前記仮想IP情報から送信元、及び、宛先を識別する機能、及び、前記仮想TCP情報からデータパケットを組立てる機能と、
を実装することとするものである。
尚、前記ソケットは、TCP/IPを扱うための仮想的なインターフェースである。
以上の通信システムによれば、ホームエージェントやフォーリンエージェントを必要とする従来の通信システムと比較して、通信を行う端末同士、即ち、移動端末5とサーバー2が直接データ交換をすることができるため、データパケットの伝送遅延や、ネットワークトラフィックの低減を図ることができる。
また、利用中の通信メディアがデータ送信途中で利用不可となった場合でも、利用可能な他の通信メディアを介して通信を確立することができる(いわゆる、ハンドオーバーが可能となる)。
また、図3に示すごとく、通信が中断された以降の未送信のデータパケット(この例では、データパケットP6以降)から送信を再開することが可能となる。
そして、以上のことから、通信経路の確保の観点、及び、データ送信の連続性の観点の二つの観点において、シームレスな通信環境を構築することが可能となる。
以下詳細について説明すると、図1に示すごとく、本実施例では、通信メディアとして、ワイヤレスLAN3と携帯電話網4があり、この二つの通信メディアのいずれか一つを利用して通信が行われることとしている。
例えば、前記移動端末5が前記ワイヤレスLAN3の圏内にあるときは、該移動端末5は、前記ワイヤレスLAN3を介してイントラネット1へ接続され、該イントラネット1に接続されるサーバー2との通信が確立されることとしている。
また、前記移動端末5が前記携帯電話網4の圏内にあるときは、該移動端末5は、前記携帯電話網4を介してイントラネット1へ接続され、該イントラネット1に接続されるサーバー2との通信が確立されることとしている。
尚、前記通信メディアについては、ワイヤレスLAN3や、携帯電話網4の他、有線LAN、PHS網、Bluetooth、等の通信メディアが考えられる。
また、図2に示すごとくの通信モデルにより、前記移動端末5と前記サーバー2の通信が行われるようになっている。
この通信モデルは、OSI基本参照モデルの仕組みに則るものであり、セッションレイヤ(第5層)を含む上位の三つのレイヤを、アプリケーション51A・51Bとしてまとめて表わしている。このアプリケーション51A・51Bには、例えば、上位三つのレイヤをまとめてなるHTTP(HyperText Transfer Protocol)が採用される。
また、図2において、第4層であるトランスポートレイヤには、本実施例では、TCP52A・52B(Transmission Control Protocol)が採用されている。
尚、トランスポートレイヤには、このTCP52A・52Bの他、例えば、UDP(User Datagram Protocol)が採用される。
また、図2において、第3層であるネットワークレイヤには、本実施例では、IP53A・53B(Internet Protocol)が採用されている。
また、図2において、第2層以下の下位層については、通信メディアであるワイヤレスLAN3と、携帯電話網4の通信経路で表現している。
また、図2に示すごとく、この通信モデルにおいて、前記アプリケーション51A・51Bと前記TCP52A・52Bの間、即ち、OSI基本参照モデルにおけるセッションレイヤ(アプリケーション)とトランスポートレイヤの間には、ミドルレイヤ54A・54Bがそれぞれ設けられる。
そして、図2に示すごとく、前記ミドルレイヤ54A・54Bには、それぞれ、OSI基本参照モデルにおけるネットワークレイヤに実装されるプロトコルと同様の機能を有する第一プロトコル、及び、OSI基本参照モデルにおけるトランスポートレイヤに実装されるプロトコルと同様の機能を有する第二プロトコル、が実装される。
この第一プロトコル、及び、第二プロトコルは、ミドルレイヤ54A・54Bの下層に位置するTCP/IPにおける機能と同様の機能を有するものであり、また、周知のTCP/IPと同様の設計により実現されるものである。
また、図2に示すごとく、前記第一プロトコルは、仮想IP情報41を付加/除去するプロトコルであり、また、前記第二プロトコルは、仮想TCP情報42を付加/除去するプロトコルとするものである。
即ち、まず、前記仮想IP情報41は、この通信システム(通信モデル)に参加するノードに対し一意に割り当てられるアドレス情報(送信元アドレス/宛先アドレス)を含み、前記ミドルレイヤ54A・54Bにおいては、この仮想IP情報41を用いてノードの識別等が行われるようになっている。
また、前記仮想TCP情報42は、データ転送の信頼性を確保するための情報であり、データを組立てるためのシーケンス番号の情報が含まれ、前記ミドルレイヤ54A・54Bにおいては、この仮想TCP情報42を用いてデータの組立て等が行われるようになっている。
また、図2に示すごとく、移動端末5のミドルレイヤ54Aには、利用される通信メディアに対応するソケット61・62、即ち、TCP/IPを扱うための仮想的なインターフェースを作成する機能が実装される。
例えば、ワイヤレスLAN3が利用される状況では、前記移動端末5のミドルレイヤ54Aは、ワイヤレスLAN3の通信で利用されるソケット61を作成する。また、携帯電話網4が利用される状況では、前記携帯電話網4の通信で利用されるソケット62を作成する。
尚、この機能は、サーバー2側のミドルレイヤ54B(図2参照)にも実装してもよい。
また、図2に示すごとく、移動端末5のミドルレイヤ54Aには、図3に示すごとく、送信するデータパケットP1・P2・・・について、利用中の通信メディアが、データ送信途中で利用不可となった場合に、利用可能な他の通信メディアを介して、未送信のデータパケットを送信する機能が実装される。
図3の例では、利用中の通信メディアであるワイヤレスLAN3が、データパケットP5を送信した時点、即ち、送信途中で利用不可となった場合に、利用可能である通信メディアである携帯電話網4を介して未送信のデータパケットP6・P7・・・を送信することを示している。ちなみに、この送信管理は、前記仮想TCP情報42のシーケンス番号等を参照することにより行うことができる。
尚、この機能は、サーバー2側のミドルレイヤ54B(図2参照)にも実装してもよい。
このように、前記ミドルレイヤ54Aにおいては、利用中の通信メディアがデータ送信途中で利用不可となった場合でも、利用可能な他の通信メディアを検出し、その利用可能な他の通信メディアを介して通信を確立する機能、即ち、いわゆる、ハンドオーバーの機能を有することとしている。
また、前記ミドルレイヤ54Aにおいては、前述のように、前記仮想TCP情報42のシーケンス番号等を参照して、通信が中断された以降の未送信のデータパケット(図3の例では、データパケットP6以降)から送信を再開することが可能であり、通信が中断された場合に、最初のデータパケットP1から再度送信をやり直す場合と比較して、データ送信時間の短縮化、トラフィックの減少を図ることができる。
以上に述べたミドルレイヤ54Aの機能によって、通信経路の確保の観点、及び、データ送信の連続性の観点の二つの観点において、シームレスな通信環境を構築することが可能となるものである。
また、図2に示すごとく、前記ミドルレイヤ54A・54Bには、受信するデータパケットについて、前記仮想IP情報41から送信元、及び、宛先を識別する機能、及び、前記仮想TCP情報からデータパケットを組立てる機能が実装される。
図2の例において、サーバー2において移動端末5から送信されたデータパケットPを受信する場合について説明すると、ミドルレイヤ54Bでは、TCP52BにおいてTCPヘッダ44が除去されたデータ列について、前記仮想IP情報41の送信元アドレスから、送信元となる移動端末5を認識し、同一の移動端末5から送られてきたデータパケットであれば、前記仮想TCP情報42を元に、シーケンス番号順にデータ部40・40・・・を組立てて、アプリケーション51Bへ受け渡すことになる。
また、図1に示すごとく、前記移動端末5は、ワイヤレスLAN3や携帯電話網4といった複数の通信メディアを利用して通信を行うことが想定されている。
また、地理的な条件、つまり、現在位置によって或る特定の一つの通信メディアを利用せざるを得ない状況も想定される。
また、現在位置において複数の通信メディアが選択・利用可能であり、電波強度、通信コスト、通信速度等の観点から、利用される通信メディアを特定することができる状況も想定される。
そこで、図2に示すごとく、前記ミドルレイヤ54Aでは、以上のような通信メディアの選択に関連し、例えば、電波状況の変化により、利用していた通信メディアが利用不可となった場合に、他の利用可能な通信メディアを検出し、自動的に通信を継続するための機能が実装されている。つまり、上述したソケット61・62を自動的に作成し、切り換える機能が実装されることとしている。
また、前記ミドルレイヤ54Aでは、規定の条件、即ち、「電波強度が高いこと」、「通信コストが安いこと」、「通信速度が速いこと」等の各要素の条件に合致する、他の通信可能な通信メディアを自動検出、自動選択し、自動的に通信を継続するための機能が実装されている。
尚、前記規定の条件は、移動端末5のユーザーの任意で設定されることや、ミドルレイヤ54Aにおいて、各要素を組合せた場合の最適な条件を自動的に構築し、その条件と合致する通信メディアを選択すること等が考えられる。
また、この機能は、サーバー2側のミドルレイヤ54B(図2参照)にも実装してもよい。
そして、以上のように、通信メディアの選択を自動的に行わせることにより、移動端末5のユーザーは、例えば、移動して利用される通信メディアが変更された場合でも、この通信メディアの変更を意識することなく、即ち、通信メディアの変更に関する煩わしさを感じることなく、シームレスに通信を継続することができ、ストレスのない快適な通信環境を得ることができることとなる。
次に、以上の通信システムによるデータ通信について、図2の例を用いて説明する。
移動端末5を送信側、サーバー2を受信側とする場合において、移動端末5において、アプリケーション51Aからミドルレイヤ54Aにデータ部40・40・・・が渡され、ミドルレイヤ54Aにおいて、各データ部40・40・・・について、仮想IP情報41(ヘッダ)、仮想TCP情報42(ヘッダ)が付加される。
次に、移動端末5において、TCP52A、IP53Aにより、前記仮想IP情報41、及び、仮想TCP情報42に加えて、TCPヘッダ44、IPヘッダ43がそれぞれ付加され、これらをカプセル化したデータパケットPが利用可能な通信メディア(ワイヤレスLAN3、又は、携帯電話網4)を介してサーバー2側のIP53B・TCP52Bに渡される。
次に、サーバー2において、IP53B・TCP52Bにおいて、前記IPヘッダ43、TCPヘッダ44が除去されたデータが、ミドルレイヤ54Bに渡される。
次に、ミドルレイヤ54Bにおいて、前記仮想IP情報41の宛先アドレスが自分宛であれば、前記仮想IP情報41の送信元アドレスから、送信元となる移動端末5を認識する。そして、順次受信するデータパケットPにつき、同様に、送信元の移動端末5を認識し、同一の移動端末5から送られてきたデータパケットについて、前記仮想TCP情報42を元に、シーケンス番号順にデータ部40・40・・・を組立てて、アプリケーション51Bへ受け渡す。
以上のようにして、移動端末5からサーバー2側へのデータ送信が確立されることになる。
そして、以上の通信システムにおいては、ホームエージェントやフォーリンエージェントを必要とする従来の通信システムと比較して、通信を行う端末同士、即ち、移動端末5とサーバー2が直接データ交換をすることができるため、データパケットの伝送遅延や、ネットワークトラフィックの低減を図ることができる。
また、ホームエージェントやフォーリンエージェントといった、通信システムを確立するための専用の装置が必要とされることがなく、これらの装置の設置に付随して、設備コスト、設置作業、保守作業等が必要とされることもない。
また、図2に示すごとく、移動端末5、及び、サーバー2のそれぞれのアプリケーション51A・51Bにおいては、ミドルレイヤ54A・54Bにて行われる仮想IP情報41や仮想TCP情報42の付加/除去といったものしか見えていない、つまりは、仮想のTCPコネクションしか識別されないこととなる。
このため、通信状況が不安定となり、通信メディアに直接関連するTCP52A・52BによるTCPコネクションが切断された場合でも、ミドルレイヤ54A・54Bにて、このTCPコネクションが隠されることになり、このTCPコネクションの切断による処理増加等によるアプリケーション51A・51Bへの悪影響(デッドロック等)を防ぐことが可能となる。
尚、以上に述べた例では、サーバー2は、いわゆる固定端末とされることになるが、該サーバー2が移動端末であってもよい、即ち、移動端末間の通信において、上記の実施例の通信モデル(図2)を適用可能である。
次に、移動端末5の実施例について述べる。
以上に述べた通信システムの実用化につき、移動端末5は次の構成により実現することができる。
即ち、図1乃至図2に示すごとく、
複数の通信メディアを利用する移動端末5であって、
OSI基本参照モデルにおけるセッションレイヤ(アプリケーション51A)とトランスポートレイヤ(TCP52A)の間に、
ミドルレイヤ54Aを設け、
前記ミドルレイヤ54Aには、
OSI基本参照モデルにおけるネットワークレイヤに実装されるプロトコルと同様の機能を有する第一プロトコル、及び、
OSI基本参照モデルにおけるトランスポートレイヤに実装されるプロトコルと同様の機能を有する第二プロトコル、が実装されることとするものである。
そして、
前記第一プロトコルは、データ(仮想TCP情報42)に仮想IP情報41を付加、又は、データ(トランスポートレイヤから渡されるデータ)から仮想IP情報41を除去するプロトコルであり、
前記第二プロトコルは、データ(データ部40)に仮想TCP情報42を付加、又は、データ(仮想TCP情報42とデータ部40からなるデータ)から仮想TCP情報42を除去するプロトコルである、こととするものである。
また、
前記ミドルレイヤ54Aは、
利用される通信メディア(ワイヤレスLAN3、又は、携帯電話網4)に対応するソケット61・62を作成する機能と、
図3に示すごとく、送信するデータパケットP1・P2・・・について、利用中の通信メディアが、データ送信途中で利用不可となった場合に、利用可能な他の通信メディアを介して、未送信のデータパケットP6・P7・・・を送信する機能と、
図2に示すごとく、受信するデータパケットについて、前記仮想IP情報から送信元、及び、宛先を識別する機能、及び、前記仮想TCP情報からデータパケットを組立てる機能と、
を実装することとするものである。
尚、前記ソケットは、TCP/IPを扱うための仮想的なインターフェースである。
また、前記ミドルレイヤ54Aは、利用していた通信メディアが利用不可となった場合に、規定の条件に合致する、他の通信可能な通信メディアを自動検出、自動選択し、自動的に通信を継続するための機能を実装することとするものである。
以上の移動端末5の構成により、ユーザーは、例えば、移動して利用される通信メディアが変更された場合でも、この通信メディアの変更を意識することなく、即ち、通信メディアの変更に関する煩わしさを感じることなく、シームレスに通信を継続することができ、ストレスのない快適な通信環境を得ることができることとなる。
また、特に、通信メディアが切り換わった際に、未送信のデータパケットから送信を開始することとするので、最初のデータパケットP1から再度送信をやり直す場合と比較して、データ送信時間の短縮化、トラフィックの減少が図られ、通信速度の面で大きなメリットを得ることができ、ユーザーに快適な通信環境を与えることができることとなる。
次に、以上に述べた通信システムにおける通信方法の実施例について述べる。
即ち、複数の通信メディアが利用される環境下における端末間の通信方法であって、
図2に示すごとく、送信側の端末においては、送信するデータパケットについて、TCP/IP情報に、仮想IP情報41、及び、仮想TCP情報42を付加するとともに、
図3に示すごとく、利用中の通信メディアが、データ送信途中で利用不可となった場合に、利用可能な他の通信メディアを介して、未送信のデータパケット(P6以降)を送信し、
受信側の端末においては、受信するデータパケットについて、
前記仮想IP情報41から送信元、及び、宛先を識別するとともに、
前記仮想TCP情報42からデータパケットを組立てる、こととする通信方法とするものである。
以上の通信方法によれば、また、利用中の通信メディアがデータ送信途中で利用不可となった場合でも、利用可能な他の通信メディアを介して通信を確立することができる(いわゆる、ハンドオーバーが可能となる)。
また、図3に示すごとく、通信が中断された以降の未送信のデータパケット(この例では、データパケットP6以降)から送信を再開することが可能となる。
そして、以上のことから、通信経路の確保の観点、及び、データ送信の連続性の観点の二つの観点において、シームレスな通信環境を構築することが可能となる。
また、図2に示す構成では、移動端末5の通信相手となる端末は、サーバー2、つまり、固定端末としているが、以上に述べた通信方法は、サーバー2が移動端末である場合も適用可能である。
つまり、移動端末同士の通信において、以上に述べた通信方法(図2に示す通信モデル)を適用可能である。
本発明の実施例に係る通信システムの概念について示す図。 本発明の実施例に係る通信システムの通信モデルについて示す図。 通信メディアの切り換えの際に未送信のデータパケットを送信することについて示す図。 従来の通信システムの構成例について示す図。
符号の説明
1 イントラネット
2 サーバー
3 ワイヤレスLAN
4 携帯電話網
5 移動端末
51A アプリケーション
52A TCP
53A IP
54A ミドルレイヤ

Claims (9)

  1. 複数の通信メディアが利用される移動端末の通信システムであって、
    OSI基本参照モデルにおけるセッションレイヤとトランスポートレイヤの間に、
    ミドルレイヤを設け、
    前記ミドルレイヤには、
    OSI基本参照モデルにおけるネットワークレイヤに実装されるプロトコルと同様の機能を有する第一プロトコル、及び、
    OSI基本参照モデルにおけるトランスポートレイヤに実装されるプロトコルと同様の機能を有する第二プロトコル、が実装される、通信システム。
  2. 前記第一プロトコルは、データに仮想IP情報を付加、又は、データから仮想IP情報を除去するプロトコルであり、
    前記第二プロトコルは、データに仮想TCP情報を付加、又は、データから仮想TCP情報を除去するプロトコルである、
    ことを特徴とする、請求項1に記載の通信システム。
  3. 前記ミドルレイヤは、
    利用される通信メディアに対応するソケットを作成する機能と、
    送信するデータパケットについて、利用中の通信メディアが、データ送信途中で利用不可となった場合に、利用可能な他の通信メディアを介して、未送信のデータパケットを送信する機能と、
    受信するデータパケットについて、前記仮想IP情報から送信元、及び、宛先を識別する機能、及び、前記仮想TCP情報からデータパケットを組立てる機能と、
    を実装する、ことを特徴とする、請求項2に記載の通信システム。
  4. 前記ミドルレイヤは、利用していた通信メディアが利用不可となった場合に、規定の条件に合致する、他の通信可能な通信メディアを自動検出、自動選択し、自動的に通信を継続するための機能を実装する、
    ことを特徴とする、請求項3に記載の通信システム。
  5. 複数の通信メディアを利用する移動端末であって、
    OSI基本参照モデルにおけるセッションレイヤとトランスポートレイヤの間に、
    ミドルレイヤを設け、
    前記ミドルレイヤには、
    OSI基本参照モデルにおけるネットワークレイヤに実装されるプロトコルと同様の機能を有する第一プロトコル、及び、
    OSI基本参照モデルにおけるトランスポートレイヤに実装されるプロトコルと同様の機能を有する第二プロトコル、が実装される移動端末。
  6. 前記第一プロトコルは、データに仮想IP情報を付加、又は、データから仮想IP情報を除去するプロトコルであり、
    前記第二プロトコルは、データに仮想TCP情報を付加、又は、データから仮想TCP情報を除去するプロトコルである、
    ことを特徴とする、請求項5に記載の移動端末。
  7. 前記ミドルレイヤは、
    利用される通信メディアに対応するソケットを作成する機能と、
    送信するデータパケットについて、利用中の通信メディアが、データ送信途中で利用不可となった場合に、利用可能な他の通信メディアを介して、未送信のデータパケットを送信する機能と、
    受信するデータパケットについて、前記仮想IP情報から送信元、及び、宛先を識別する機能、及び、前記仮想TCP情報からデータパケットを組立てる機能と、
    を実装する、ことを特徴とする、請求項6に記載の移動端末。
  8. 前記ミドルレイヤは、利用していた通信メディアが利用不可となった場合に、規定の条件に合致する、他の通信可能な通信メディアを自動検出、自動選択し、自動的に通信を継続するための機能を実装する、
    ことを特徴とする、請求項7に記載の移動端末。
  9. 複数の通信メディアが利用される環境下における端末間の通信方法であって、
    送信側の端末においては、送信するデータパケットについて、TCP/IP情報に、仮想IP情報、及び、仮想TCP情報を付加するとともに、
    利用中の通信メディアが、データ送信途中で利用不可となった場合に、利用可能な他の通信メディアを介して、未送信のデータパケットを送信し、
    受信側の端末においては、受信するデータパケットについて、
    前記仮想IP情報から送信元、及び、宛先を識別するとともに、
    前記仮想TCP情報からデータパケットを組立てる、こととする通信方法。
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