JP2007233910A - 特許公報検索方法及び特許公報検索プログラム - Google Patents

特許公報検索方法及び特許公報検索プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】同一案件について異なる種類の公報が発行された場合でも、その案件に関する一連の情報が利用者に提示できるようにするための特許公報検索方法及び特許公報検索プログラムを、提供する。
【解決手段】SDI提供装置10には、利用者の電子メールアドレスと検索条件とが事前に登録されている。このSDI提供装置10は、特許庁発行のDVDに収録されている特許公報や経過情報がデータベース12,13に格納されたとき、新着情報から、利用者が対象外という評価を既に行った案件を除外して、SDIの検索対象とし、このSDIの検索対象を、利用者指定の検索条件で検索して、結果を表示するために必要な手段をその利用者の利用者端末装置20へ送信する。
【選択図】図9

Description

本発明は、特許公報データベースに新着情報があったときに利用者指定の検索条件にて検索して結果を通知するための特許公報検索方法,及び、そのような特許公報検索方法を実現する装置としてコンピュータを動作させる特許公報検索プログラムに、関する。
周知のように、多くの企業では、特許調査業務を行う部署が、他社の出願に係る発明の技術範囲に自社製品が属するか否かを調査するため、特許庁から定期的に発行される特許公報(特許掲載公報や出願公開公報など)を検索して取得している。
そして、この種の調査においては、SDI[Selective Dissemination of Information]システムが多く用いられている。SDIシステムは、利用者から事前に所定の検索条件を受け付けておき、特許公報の電子データが収録されたDVD[Digital Versatile Disk]等のコンピュータ可読媒体が特許庁から発行されると、利用者のそれぞれについて、その利用者の検索条件にて検索するとともに検出した特許公報を閲覧する手段へアクセスするための情報を配信するというものである。
なお、SDIシステムの中には、利用者が、閲覧した特許公報の内容に対する評価を登録できるようになっているものもある。これにより、利用者は、その登録後において、一定の評価を有する特許公報を、検索できるようになる。
特開平06−139291号公報 "ATMS"、[online]、富士通株式会社、[平成18年1月17日検索]、インターネット<http://glovia.fujitsu.com/jp/case/atms/omron.html>
しかしながら、従来のSDIシステムでは、利用者が、検出された出願公開公報について評価を行った後、その出願公開公報の案件について補正公報,訂正公報,特許掲載公報などが別途発行されて検出されても、その検出された補正公報などと出願公開公報との関連付けがなされないため、出願公開公報に対する評価や当該案件の経過情報をすぐに確認することができなかった。このため、利用者は、補正公報などに記載される公開番号などにて検索するという手間を掛けないと出願公開公報に対して行った評価や経過情報をその後の公報の発行時に確認することができなかった。
本発明は、前述した従来技術の有する問題点に鑑みてなされたものであり、その課題は、同一案件について異なる種類の公報が発行された場合でも、その案件に関する一連の情報が利用者に提示されるようにすることにある。
上記の課題を解決するために案出された特許公報検索方法の第一の態様は、一つの案件について一種類以上発行される特許公報を検索するための方法であって、各特許公報について、その案件を識別するための案件識別情報とその内容とを対応付けて記憶装置に記憶させる第1の記憶手順,利用者によって設定された検索条件とその利用者の宛先情報と対応付けて前記記憶装置に記憶させる第2の記憶手順,前記記憶装置に案件識別情報と内容とが記憶された案件のうち、既に評価がなされている案件のそれぞれについて、その案件の評価の内容を示す評価情報とその案件識別情報とを対応付けて前記記憶装置に記憶させる第3の記憶手順,新たな特許公報の内容を前記記憶装置に追加記録させる場合において、それら特許公報の中から、利用者が設定した検索条件に合致する特許公報を検索する検索手順,前記検索手順において検出された特許公報の内容を表示するために必要な情報を、前記利用者の宛先情報が示す宛先へ送信する結果通知手順,前記結果通知手順による送信に対する応答を端末装置から受けた場合に、前記検索手順において検出された特許公報の案件うち、前記記憶装置に評価情報が記録されている案件について、それら評価情報を前記記憶装置から読み出す第1の読出手順,及び、前記検索手順において検出された特許公報の内容と、その特許公報が前記第1の読出手順において評価情報が読み出された案件の特許公報である場合には更にその評価情報の示す評価の内容とを表示するための情報を、前記端末装置へ送信する結果表示手順からなることを、特徴としている。
このように、利用者指定の検索条件に合致する特許公報を検出した後、それら特許公報の案件と同じ案件についての評価を読み出すことにより、特許公報の内容とその案件に対応する評価の内容とを、利用者に提示できるようになる。
また、上記の課題を解決するために案出された特許公報検索方法の第二の態様は、一つの案件について一種類以上発行される特許公報を検索するための方法であって、各特許公報について、その案件を識別するための案件識別情報とその内容とを対応付けて記憶装置に記憶させる第1の記憶手順,利用者によって設定された検索条件とその利用者の宛先情報と対応付けて前記記憶装置に記憶させる第2の記憶手順,各案件について、その案件ついてなされた行為の経過に関する経過情報とその案件識別情報とを対応付けて記憶装置に記憶させる第4の記憶手順,新たな特許公報の内容を前記記憶装置に追加記録させる場合において、それら特許公報の中から、利用者が設定した検索条件に合致する特許公報を検索する検索手順,前記検索手順において検出された特許公報の内容を表示するために必要な情報を、前記利用者の宛先情報が示す宛先へ送信する結果通知手順,前記結果通知手順による送信に対する応答を端末装置から受けた場合に、前記検索手順において検出された特許公報の案件の経過情報を前記記憶装置から読み出す第2の読出手順,及び、前記検索手順において検出された特許公報の内容と、前記第2の読出手順において読み出された経過情報の示す行為の経過とを表示するための情報を、前記端末装置へ送信する結果表示手順からなることを、特徴としている。
このように、利用者指定の検索条件に合致する特許公報を検出した後、それら特許公報の案件と同じ案件についての経過情報を読み出すことにより、特許公報の内容とその案件に対応する経過情報の内容とを、利用者に提示できるようになる。
また、上記の課題を解決するために案出された特許公報検出プログラムの第一の態様は、一つの案件について一種類以上発行される特許公報を検索するためのプログラムであって、コンピュータを、各特許公報について、その案件を識別するための案件識別情報とその内容とを対応付けて記憶装置に記憶する第1の記憶手段,利用者によって設定された検索条件とその利用者の宛先情報と対応付けて前記記憶装置に記憶する第2の記憶手段,前記記憶装置に案件識別情報と内容とが記憶された案件のうち、既に評価がなされている案件のそれぞれについて、その案件の評価の内容を示す評価情報とその案件識別情報とを対応付けて前記記憶装置に記憶する第3の記憶手段,新たな特許公報の内容を前記記憶装置に追加記録させる場合において、それら特許公報の中から、利用者が設定した検索条件に合致する特許公報を検索する検索手段,前記検索手段が検出した特許公報の内容を表示するために必要な情報を、前記利用者の宛先情報が示す宛先へ通信装置を通じて送信する結果通知手段,前記結果通知手段による送信に対する応答を端末装置から通信装置を通じて受けた場合に、前記検索手段が検出した特許公報の案件うち、前記記憶装置に評価情報が記録されている案件について、それら評価情報を前記記憶装置から読み出す第1の読出手段,及び、前記検索手段が検出した特許公報の内容と、その特許公報が前記第1の読出手段において評価情報が読み出された案件の特許公報である場合には更にその評価情報の示す評価の内容とを表示するための情報を、前記端末装置へ前記通信装置を介して送信する結果表示手段として機能させることを、特徴としている。
従って、この特許公報検出プログラムによれば、前述した本発明の第一の態様の特許公報検索方法を実現する装置としてコンピュータを動作させることができることになる。
また、上記の課題を解決するために案出された特許公報検出プログラムの第二の態様は、一つの案件について一種類以上発行される特許公報を検索するためのプログラムであって、コンピュータを、各特許公報について、その案件を識別するための案件識別情報とその内容とを対応付けて記憶装置に記憶する第1の記憶手段,利用者によって設定された検索条件とその利用者の宛先情報と対応付けて前記記憶装置に記憶する第2の記憶手段,各案件について、その案件ついてなされた行為の経過に関する経過情報とその案件識別情報とを対応付けて記憶装置に記憶する第4の記憶手段,新たな特許公報の内容を前記記憶装置に追加記録させる場合において、それら特許公報の中から、利用者が設定した検索条件に合致する特許公報を検索する検索手段,前記検索手段が検出された特許公報の内容を表示するために必要な情報を、前記利用者の宛先情報が示す宛先へ通信装置を介して送信する結果通知手段,前記結果通知手段による送信に対する応答を端末装置から通信装置を通じて受けた場合に、前記検索手段において検出された特許公報の案件の経過情報を前記記憶装置から読み出す第2の読出手段,及び、前記検索手段が検出した特許公報の内容と、前記第2の読出手段が読み出した経過情報の示す行為の経過とを表示するための情報を、前記端末装置へ前記通信装置を介して送信する結果表示手段として機能させることを、特徴としている。
従って、この特許公報検出プログラムによれば、前述した本発明の第二の態様の特許公報検索方法を実現する装置としてコンピュータを動作させることができることになる。
以上に説明したように、本発明によれば、同一案件について異なる種類の公報が発行された場合でも、その案件に関する一連の情報が利用者に提示されるようになる。
次に、本発明を実施するための最良の形態について、添付図面を参照しながら、詳細に説明する。
先ず、本実施形態のコンピュータネットワークシステムの構成について説明する。
図1は、本実施形態のコンピュータネットワークシステムの構成図である。
図1に示されるように、本実施形態のコンピュータネットワークシステムは、SDI[Selective Dissemination of Information]提供装置10と、このSDI提供装置10にネットワークNを介して接続された一台以上の利用者端末装置20と、からなる。
SDI提供装置10は、利用者端末装置20を通じて利用者にSDIサービスを提供するための装置である。なお、SDIサービスとは、或るデータベースに新着情報があった場合に自動的にその新着情報にのみ検索を掛けて検索結果を利用者に通知するというサービスである。
図2は、そのSDI提供装置10の構成図である。
SDI提供装置10は、後述のSDIソフトウエアをコンピュータに導入してなる装置である。より具体的には、SDI提供装置10を構成するコンピュータは、液晶ディスプレイ等の表示装置10a,キーボードやマウス等の入力装置10b,及び、これら装置10a,10bを接続した本体とからなる。その本体は、CPU[Central Processing Unit]10c,DRAM[Dynamic Random Access Memory]10d,通信アダプタ10e,MDD[Multi Disk Drive]10f,及び、HDD[Hard Disk Drive]10gを、内蔵しており、このうち、HDD10gには、基本ソフトウエア11が導入されている。
基本ソフトウエア11は、表示装置10aや入力装置10bにおける入出力の制御,並びに、DRAM10dの記憶領域,及び、MDD10fやHDD10gの記憶領域(CD[Compact Disk]やDVD[Digital Versatile Disk]やHD[Hard Disk]の記憶領域)に対する読み書きの制御といった基本的な機能を多くのアプリケーションソフトウエアに提供するソフトウエアである。
さらに、このHDD10fには、特許公報データベース12,経過情報データベース13,及び、SDIソフトウエア14が、導入されている。
特許公報データベース12は、特許掲載公報,出願公開公報,補正公報,訂正公報などの特許公報の内容を検索自在に保存するプログラム群及びデータ群である。
図3は、この特許公報データベース12内のテーブル構造の一例を示す図である。
図3に示されるように、特許公報データベース12内のテーブルは、発行済みの特許公報と同数のレコードを、有している。各レコードは、「案件番号」,「公報種別」,「発行日」,「出願人」,「名称」…のフィールドを、有している。このうち、「案件番号」フィールドは、その特許公報が発行された案件を他の案件から識別するための識別情報である案件番号が記録されるフィールドである。また、「公報種別」フィールドは、その特許公報の種別が記録されるフィールドである。なお、特許公報の種別としては、特許掲載公報,出願公開公報,補正公報,訂正公報などがある。「発行日」フィールドは、その特許公報が発行された年月日が記録されるフィールドである。また、「出願人」フィールドは、その特許公報に係る案件の出願人の氏名又は名称が記録されるフィールドである。また、「名称」フィールドは、その特許公報に係る案件の発明の名称が記録されるフィールドである。なお、図示を省略しているが、その他のフィールドとしては、発明者の氏名又は名称,IPC[International Patent Classification],代理人の氏名,要約書の内容,特許請求の範囲の内容,明細書の内容,その他の情報を記録するフィールドがある。
ここで、この特許公報データベース12に保存される特許公報の内容は、特許庁から定期的に発行されるDVD−ROM[Digital Versatile Disk Read Only Memory]をMDD10fに装着することにより、そのDVD−ROMに収録された情報を複製して格納したものである。なお、この格納作業を行うためのソフトウエアは、図示していないが、周知の技術であるので、その説明は省略する。
また、このHDD10g内の経過情報データベース13は、各案件について特許庁と出願人との間でなされた手続,通知,処分などの行為に関する情報を経過情報として検索自在に保存するプログラム群及びデータ群である。
図4は、この経過情報データベース13内のテーブル構造の一例を示す図である。
図4に示されるように、経過情報データベース13内のテーブルは、各案件についてなされた行為の回数と同数のレコードを、有している。各レコードは、「案件番号」,「行為名」,「経過コード」及び「発生日」のフィールドを、有している。このうち、「案件番号」フィールドは、その行為がなされた案件の案件番号が記録されるフィールドである。また、「経過情報」フィールドは、その行為の名称が記録されるフィールドである。なお、その行為の名称としては、例えば、出願,出願公開,審査請求,拒絶理由通知,補正,登録,訂正などがある。「経過コード」フィールドは、行為の種類を表す指標である経過コードのうち、その行為に対応する経過コードが記録されるフィールドである。また、「発生日」フィールドは、その行為がなされた年月日が記録されるフィールドである。
ここで、この経過情報データベース13に保存される経過情報は、特許庁から定期的に発行されるDVD−R[Digital Versatile Disk Recordable]をMDD10fに装着することにより、そのDVD−Rに収録された情報を複製して格納したものである。なお、この格納作業を行うためのソフトウエアも、図示していないが、周知の技術であるので、その説明は省略する。
また、このHDD10g内のSDIソフトウエア14は、利用者端末装置20を通じて利用者にSDIサービスを提供する装置としてコンピュータを動作させるためのプログラム群及びデータ群である。なお、このSDIソフトウエア14は、利用者テーブル14a,検索条件テーブル14b,評価テーブル14c,検索モジュール(プログラム)14d,及び、表示モジュール(プログラム)14eを、含んでいる。
利用者テーブル14aは、このSDIサービスを享受する利用者を登録しておくためのテーブルである。この利用者テーブル24aは、登録を申請された利用者と同数のレコードを、有している。各レコードは、少なくとも、「利用者ID」及び「電子メールアドレス」のフィールドを、有している。「利用者ID」フィールドは、全ての利用者の中から各利用者を識別するための識別情報である利用者ID(Identification)が記録されるフィールドである。「電子メールアドレス」フィールドは、その利用者の利用者端末装置20に導入されているメーラー21に対して設定されている電子メールアドレスが記録されるフィールドである。
検索条件テーブル14bは、利用者がSDIサービスにおいて使用する検索条件を登録しておくためのテーブルである。
図5は、この検索条件テーブル14bのデータ構造の一例を示す図である。
図5に示されるように、検索条件テーブル14bは、登録された利用者と同数のレコードを、有している。各レコードは、「利用者ID」及び「条件式」のフィールドを、有している。「利用者ID」フィールドは、その利用者の利用者IDが記録されるフィールドである。「条件式」フィールドは、その利用者がSDIサービスにおいて使用させる検索条件である条件式が記録されるフィールドである。なお、条件式の表現形式については、例えば論理積を「AND」や「 」や「+」や「&」などと表現するような周知のものが使用される。
また、このSDIソフトウエア14に含まれる評価テーブル14cは、特許公報データベース12に特許公報の内容が登録された案件のうち、利用者によって評価が行われた案件につき、その評価の内容を管理するためのテーブルである。
図6は、この評価テーブル14cのデータ構造の一例を示す図である。
図6に示されるように、評価テーブル14cは、各利用者が行った評価と同数のレコードを、有している。各レコードは、「案件番号」,「公報種別」,「発行日」,「利用者ID」及び「評価」のフィールドを、有している。「案件番号」フィールドは、その評価がなされた案件を他の案件から識別するための識別情報である案件番号が記録されるフィールドである。また、「公報種別」フィールドは、その評価がなされた案件について既に発行されている公報のうち最も最新の公報の種別が記録されるフィールドである。また、「発行日」フィールドは、その評価がなされた案件について既に発行されている公報のうち最も最新の公報の発行日が記録されるフィールドである。また、「利用者ID」フィールドは、その評価をした利用者の利用者IDが記録される。また、「評価」フィールドは、その評価の内容が記録されるフィールドである。なお、評価の内容としては、問題あり,コメント,ランクA,ランクBなどのように以後参照すべき案件であるという評価と、対象外のように以後参照する必要がない案件であるという評価がある。
また、このSDIソフトウエア14に含まれる検索モジュール14dは、SDIサービスにおいて新着情報の検索を行うためのモジュールである。この検索モジュール14dに従ってCPU10cが実行する処理の内容については、図7を用いて後述する。
また、このSDIソフトウエア14に含まれる表示モジュール14eは、検索モジュール14dによる検出結果を利用者端末装置20に表示させるためのモジュールである。この表示モジュール14eに従ってCPU10cが実行する処理の内容については、図8を用いて後述する。
次に、本実施形態のSDI提供装置10において実行される処理について、説明する。
まず、特許公報が収録されたDVD−ROMや経過情報が収録されたDVD−Rが特許庁から発行されると、SDI提供装置10の管理者が、それらDVDの情報で、特許公報データベース12や経過情報データベース13の情報を、更新する作業を行う。
一方、SDI提供装置10のCPU10cは、SDIソフトウエア14の実行状態においては、特許公報データベース12について更新作業が行われたことを監視した状態となっている。
そして、特許公報データベース12について更新作業が行われると、このSDI提供装置10のCPU10cは、それをトリガとして、HDD10gから検索モジュール14dを読み込み、検索処理を開始する。
図7は、その検索処理の流れを示す図である。
検索処理の開始後、最初のステップS101では、CPU10cは、特許公報データベース12からSDI対象となるレコード(すなわち新着情報)を抽出する処理を行う。具体的には、CPU10cは、特許公報データベース12に対し、前回の更新日から現時点の更新日までに発行された特許公報のレコードを抽出させ、抽出したレコードを特許公報データベース12から受け取って図示せぬ作業テーブルに書き出す。その後、CPU10cは、第1の処理ループL1を実行する。
第1の処理ループL1では、CPU10cは、図5の検索条件テーブル14b内の全レコードのそれぞれについて、第2の処理ループL2とステップS121乃至S124とを、実行する。
第2の処理ループL2では、CPU10cは、ステップS101で作業テーブルに書き出したSDI対象のレコードのそれぞれについて、ステップS111乃至S114を、実行する。
ステップS111では、CPU10cは、当該利用者による同一案件についての評価を検索する処理を行う。具体的には、CPU10cは、第1の処理ループL1の処理対象の「利用者ID」フィールドの値(利用者ID)と、第2の処理ループL2の処理対象の「案件番号」フィールドの値(案件番号)とを条件に、図6の評価テーブル14cを検索する処理を行う。
次のステップS112では、CPU10cは、ステップS111の検索の結果としてレコードが検出できたか否かを判別する処理を行う。
そして、CPU10cは、レコードが検出できなかったと判別したときには、この処理対象に対する第2の処理ループL2を終了させ、レコードが検出できたと判別したときには、ステップS112からステップS113へ処理を分岐させる。
ステップS113では、CPU10cは、検出したレコードの「評価」フィールドの値が「対象外」であるか否かを判別する処理を行う。
そして、CPU10cは、検出したレコードの「評価」フィールドの値が「対象外」でないと判別したときには、この処理対象に対する第2の処理ループL2を終了させ、検出したレコードの「評価」フィールドの値が「対象外」であると判別したときには、ステップS113からステップS114へ処理を分岐させる。
ステップS114では、CPU10cは、第2の処理ループL2の処理対象のレコードを図示せぬ検索対象テーブルに登録する処理を行い、その後、この処理対象に対する第2の処理ループL2を終了させる。
このように、ステップS101で図示せぬ作業テーブルにSDI対象として書き出されたレコードの全てについて、ステップS111乃至S114が実行されることにより、利用者が参照する必要がない案件として以前に評価された案件のレコードが、SDI対象から除かれ、残りのレコードが図示せぬ検索対象テーブルに登録される。
そして、CPU10cは、この第2の処理ループL2から離脱した後、ステップS121へ処理を進める。
ステップS121では、CPU10cは、第1の処理ループL1の処理対象の「条件式」フィールドの値(条件式)で、ステップS114によりレコードが登録された図示せぬ検索対象テーブルを検索する処理を行う。なお、このステップS121は、前述した検索手順に相当しており、このステップS121を実行するCPU10cは、前述した検出手段に相当している。
次のステップS122では、CPU10cは、ステップS121の検索の結果としてレコードが検出できたか否かを判別する処理を行う。
そして、レコードが検出できたときには、CPU10cは、ステップS122からステップS123へ処理を分岐させる。
ステップS123では、CPU10cは、検出したレコードを図示せぬ検索結果テーブルに登録する処理を行い、その後、ステップS124へ処理を進める。
一方、ステップS122において、レコードが検出できなかったと判別したときには、CPU10cは、ステップS122からステップS124へ処理を分岐させる。
ステップS124では、CPU10cは、図2の利用者テーブル14aから、第1の処理ループL1の処理対象の「利用者ID」フィールド内の値(利用者ID)を持つレコードを読み出し、その後、そのレコードの「電子メールアドレス」フィールド内の電子メールアドレス宛に、電子メールを送信する。ここで、この電子メールには、検索を行った旨、及び、図示せぬ検索結果テーブル内の情報を表示するための表示手段(例えばハイパーリンクボタン)が、記載される。また、その表示手段には、表示モジュール14eの実行コマンドや、図示せぬ検索結果テーブルを特定する情報,及び、利用者IDが、埋め込まれている。CPU10cは、電子メールの送信後、この処理対象に対する第1の処理ループL1を終了させる。なお、このステップS124は、前述した結果通知手順に相当しており、このステップS124を実行するCPU10cは、前述した結果通知手段に相当している。
このように、図5の検索条件テーブル14b内のレコードの全てについて、第2の処理ループL2とステップS121乃至S124とが実行されることにより、利用者指定の検索条件による図示せぬ検索対象テーブルの検索が行われ、その旨が利用者に通知される。その図示せぬ検索結果テーブルに登録された情報は、第2の処理ループL2を経ているため、利用者が参照する必要がない案件として以前に評価された案件のレコードが除かれたSDI対象(新着情報)となっている。
そして、CPU10cは、各利用者について、図示せぬ検索結果テーブルを生成して通知を行った後、第1の処理ループL1から離脱し、図7に係る検索処理を終了する。
次に、SDI提供装置10からの電子メールが、利用者端末装置20のメーラー21によって受信され、その内容が、利用者端末装置20の表示装置に表示されると、利用者が、その電子メール内の表示手段を操作できる状態になる。そして、その表示手段が操作されると、利用者端末装置20に導入されてるウェブブラウザ22が起動し、その表示手段に埋め込まれているURL[Uniform Resource Locator]宛にアクセスする。
SDI提供装置10のCPU10cは、このアクセスを受けると、これをトリガとして、HDD10gから表示モジュール14eを読み込み、表示処理を開始する。
図8は、その表示処理の流れを示す図である。
表示処理の開始後、CPU10cは、第3の処理ループL3を実行する。
第3の処理ループL3では、CPU10cは、この利用者の図示せぬ検索結果テーブル内の全レコードのそれぞれについて、ステップS201乃至S208を、実行する。
ステップS201では、CPU10cは、処理対象レコードのうち、所定のフィールドの情報を取り出し、検索結果提示画面を表示するための画面データに対し、取り出した情報がその画面の所定位置に示されるように、書き込む処理を行う。
次のステップS202では、CPU10cは、処理対象レコードの「公報種別」フィールドの値が「出願公開公報」であるか否かを、判別する処理を行う。
そして、処理対象レコードの「公報種別」フィールドの値が「出願公開公報」であると判別したときは、CPU10cは、この処理対象に対する第3の処理ループL2を終了させる。
一方、処理対象レコードの「公報種別」フィールドの値が「出願公開公報」であると判別したときは、CPU10cは、ステップS202からステップS203へ処理を分岐させる。
ステップS203では、CPU10cは、当該利用者による同一案件についての評価を検索する処理を行う。具体的には、CPU10cは、処理対象レコードの「案件番号」フィールドの値(案件番号)と当該利用者の利用者ID(表示手段に埋め込まれていたもの)とを条件に、図6の評価テーブル14cを検索する処理を行う。なお、このステップS203は、前述した第1の読出手順に相当しており、このステップS203を実行するCPU10cは、前述した第1の読出手段に相当している。
次のステップS204では、CPU10cは、ステップS203の検索の結果としてレコードが検出できたか否かを判別する処理を行う。
そして、CPU10cは、レコードが検出できなかったと判別したときには、この処理対象に対する第3の処理ループL3を終了させ、レコードが検出できたと判別したときには、ステップS204からステップS205へ処理を分岐させる。
ステップS205では、CPU10cは、ステップS201で編集した画面データに対し、検出したレコードの「評価」及び「公報種別」フィールドの値を、それらが検索結果提示画面の所定位置に示されるよう、書き込む処理を行う。
次のステップS206では、CPU10cは、同一案件の経過情報を検索する処理を行う。具体的には、CPU10cは、処理対象レコードの「案件番号」フィールドの値(案件番号)を条件に、図4の経過情報データベース13に検索させる処理を行う。なお、このステップS206は、前述した第2の読出手順に相当しており、このステップS206を実行するCPU10cは、前述した第2の読出手段に相当している。
次のステップS207では、CPU10cは、ステップS206の検索の結果としてレコードが検出されたか否かを判別する処理を行う。
そして、CPU10cは、レコードが検出されなかったと判別したときには、この処理対象に対する第3の処理ループL3を終了させ、レコードが検出されたと判別したときには、ステップS207からステップS208へ処理を分岐させる。
ステップS208では、CPU10cは、ステップS201で編集した画面データに対し、検出したレコードの「行為名」及び「発生日」フィールドの値を、それらが検索結果提示画面の所定位置に示されるよう、書き込む処理を行う。その後、CPU10cは、この処理対象に対する第3の処理ループL3を終了させる。
このように、図示せぬ検索結果テーブル内のレコードの全てについて、第3の処理ループL3とステップS201乃至S208とが実行されることにより、図示せぬ検索結果テーブル内の情報と、評価や経過情報がある場合にはそれらとを、表示するための画面の画面データが生成される。
そして、CPU10cは、この第3の処理ループL3から離脱した後、ステップS211へ処理を進める。
ステップS211では、CPU10cは、第3の処理ループL3で生成した画像データを、アクセスしてきた利用者端末装置20へ送信する処理を行う。なお、利用者端末装置20のウェブブラウザ22は、この画像データを受信すると、この画面データに基づいて、検索結果提示画面を表示装置に表示する。なお、このステップS211は、前述した結果表示手順に相当しており、このステップS211を実行するCPU10cは、前述した結果表示手段に相当している。
図9は、この検索結果提示画面31の一例を示す図である。
図9に示されるように、検索結果提示画面31は、一つの案件についての情報が記載されたブロック31aを、案件の数だけ含んでいる。ブロック31aには、その案件の案件番号,公報種別,発行日,発明の名称,出願人の氏名又は名称が、含まれており、評価や経過情報がある案件については、それら評価や経過情報も含まれる。また、ブロック31aには、その案件の内容対する評価を入力するためのテキストボックス31bも、含まれる。さらに、この検索結果提示画面31には、各テキストボックス31bへの入力が済んだ際にクリックすべきOKボタン31cが、含まれている。
CPU10cは、図9のような検索結果提示画面31を表示するための画面データを利用者端末装置20へ送信した後、ステップS211からステップS212へ処理を進める。
ステップS212では、CPU10cは、図9の検索結果提示画面31におけるOKボタン31cがクリックされた旨の情報が利用者端末装置20から送られてくるまで待機し、その情報が利用者端末装置20から送られてくると、ステップS213へ処理を進める。
ステップS213では、CPU10cは、OKボタン31cがクリックされた時点で各テキストボックス31bに入力されていた評価を、利用者端末装置20から受け取り、受け取った評価で、図6の評価テーブル14cにおける対応する案件のレコードの「評価」フィールドの値を、それぞれ更新する処理を行う。その後、CPU10cは、図8に係る表示処理を終了する。
次に、本実施形態のSDI提供装置10の作用及び効果について、説明する。
利用者は、SDI提供装置10の管理者に対し、自分の電子メールアドレスと検索条件(検索式)とを通知して、SDI提供装置10に事前に登録しておく。このような登録が行われると、特許公報や経過情報が収録されたDVDが特許庁から発行されて特許公報データベース12に情報が格納されたときに、利用者指定の検索条件による図示せぬ検索対象テーブルの検索が行われ、利用者にその旨が通知される(ステップS121〜S124)。
そして、利用者が、SDIサービスにより新着の通知を電子メールにて受け、その受信した電子メールを表示させたときにその中に示される表示手段を操作すると、検索結果提示画面31を表示させることができる(ステップS211)。この検索結果提示画面31には、発行された特許公報に関する情報(公報種別や発行日など)とともに、以前した評価や経過情報も、示されている。このため、同じ案件についての別の特許公報を、別途検索を掛けて探し出すという手間を掛けずに済む。
また、SDI提供装置10は、特許公報データベース12の新着情報全てをSDI対象とするのではなく、利用者が既に対象外という評価を行った案件を除外するようになっている(ステップSS113,S114)。つまり、利用者が対象外とした案件についてその後に発行された特許公報については、特許公報データベース12に追加されたとしても、その特許公報は利用者には提示されない。従って、利用者は、既に対象外とした案件の特許公報を検索結果提示画面31において再度見てしまうことがない。
(付記1)
一つの案件について一種類以上発行される特許公報を検索するための方法であって、
各特許公報について、その案件を識別するための案件識別情報とその内容とを対応付けて記憶装置に記憶させる第1の記憶手順,
利用者によって設定された検索条件とその利用者の宛先情報と対応付けて前記記憶装置に記憶させる第2の記憶手順,
前記記憶装置に案件識別情報と内容とが記憶された案件のうち、既に評価がなされている案件のそれぞれについて、その案件の評価の内容を示す評価情報とその案件識別情報とを対応付けて前記記憶装置に記憶させる第3の記憶手順,
新たな特許公報の内容を前記記憶装置に追加記録させる場合において、それら特許公報の中から、利用者が設定した検索条件に合致する特許公報を検索する検索手順,
前記検索手順において検出された特許公報の内容を表示するために必要な情報を、前記利用者の宛先情報が示す宛先へ送信する結果通知手順,
前記結果通知手順による送信に対する応答を端末装置から受けた場合に、前記検索手順において検出された特許公報の案件うち、前記記憶装置に評価情報が記録されている案件について、それら評価情報を前記記憶装置から読み出す第1の読出手順,及び、
前記検索手順において検出された特許公報の内容と、その特許公報が前記第1の読出手順において評価情報が読み出された案件の特許公報である場合には更にその評価情報の示す評価の内容とを表示するための情報を、前記端末装置へ送信する結果表示手順
からなることを特徴とする特許公報検索方法。
(付記2)
前記検索手順において、前記記憶装置に内容が記録された特許公報の中から、利用者が設定した検索条件に合致するとともに、前記記憶装置内の評価情報が以後の参照を要する旨のものである案件を、検出する
ことを特徴とする付記1記載の特許公報検索方法。
(付記3)
一つの案件について一種類以上発行される特許公報を検索するための方法であって、
各特許公報について、その案件を識別するための案件識別情報とその内容とを対応付けて記憶装置に記憶させる第1の記憶手順,
利用者によって設定された検索条件とその利用者の宛先情報と対応付けて前記記憶装置に記憶させる第2の記憶手順,
各案件について、その案件ついてなされた行為の経過に関する経過情報とその案件識別情報とを対応付けて記憶装置に記憶させる第4の記憶手順,
新たな特許公報の内容を前記記憶装置に追加記録させる場合において、それら特許公報の中から、利用者が設定した検索条件に合致する特許公報を検索する検索手順,
前記検索手順において検出された特許公報の内容を表示するために必要な情報を、前記利用者の宛先情報が示す宛先へ送信する結果通知手順,
前記結果通知手順による送信に対する応答を端末装置から受けた場合に、前記検索手順において検出された特許公報の案件の経過情報を前記記憶装置から読み出す第2の読出手順,及び、
前記検索手順において検出された特許公報の内容と、前記第2の読出手順において読み出された経過情報の示す行為の経過とを表示するための情報を、前記端末装置へ送信する結果表示手順
からなることを特徴とする特許公報検索方法。
(付記4)
一つの案件について一種類以上発行される特許公報を検索するための装置であって、
各特許公報について、その案件を識別するための案件識別情報とその内容とを対応付けて記憶する第1の記憶部,
利用者によって設定された検索条件とその利用者の宛先情報と対応付けて記憶する第2の記憶部,
前記第1の記憶部に案件識別情報と内容とが記憶された案件のうち、既に評価がなされている案件のそれぞれについて、その案件の評価の内容を示す評価情報とその案件識別情報とを対応付けて記憶する第3の記憶部,
新たな特許公報の内容を前記第1の記憶部に追加記録させる場合において、それら特許公報の中から、利用者が設定した検索条件に合致する特許公報を検索する検索部,
前記検索部が検出した特許公報の内容を表示するために必要な情報を、前記利用者の宛先情報が示す宛先へ送信する結果通知部,
前記結果通知部による送信に対する応答を前記端末装置から受けた場合に、前記検索部が検出した特許公報の案件うち、前記第3の記憶部に評価情報が記録されている案件について、それら評価情報を前記第3の記憶部から読み出す第1の読出部,及び、
前記検索部が検出した特許公報の内容と、その特許公報が前記第1の読出部が評価情報を読み出した案件の特許公報である場合には更にその評価情報の示す評価の内容とを表示するための情報を、前記端末装置へ送信する結果表示部
を備えることを特徴とする特許公報検索装置。
(付記5)
一つの案件について一種類以上発行される特許公報を検索するための装置であって、
各特許公報について、その案件を識別するための案件識別情報とその内容とを対応付けて記憶する第1の記憶部,
利用者によって設定された検索条件とその利用者の宛先情報と対応付けて記憶する第2の記憶部,
各案件について、その案件ついてなされた行為の経過に関する経過情報とその案件識別情報とを対応付けて記憶する第4の記憶部,
新たな特許公報の内容を前記第1の記憶部に追加記録させる場合において、それら特許公報の中から、利用者が設定した検索条件に合致する特許公報を検索する検索部,
前記検索部が検出した特許公報の内容を表示するために必要な情報を、前記利用者の宛先情報が示す宛先へ送信する結果通知部,
前記結果通知部による送信に対する応答を前記端末装置から受けた場合に、前記検索部が検出した特許公報の案件の経過情報を前記第4の記憶部から読み出す第2の読出部,及び、
前記検索部が検出した特許公報の内容と、前記第2の読出部が読み出した経過情報の示す行為の経過とを表示するための情報を、前記端末装置へ送信する結果表示部
を備えることを特徴とする特許公報検索装置。
(付記6)
一つの案件について一種類以上発行される特許公報を検索するためのプログラムであって、
コンピュータを、
各特許公報について、その案件を識別するための案件識別情報とその内容とを対応付けて記憶装置に記憶する第1の記憶手段,
利用者によって設定された検索条件とその利用者の宛先情報と対応付けて前記記憶装置に記憶する第2の記憶手段,
前記記憶装置に案件識別情報と内容とが記憶された案件のうち、既に評価がなされている案件のそれぞれについて、その案件の評価の内容を示す評価情報とその案件識別情報とを対応付けて前記記憶装置に記憶する第3の記憶手段,
新たな特許公報の内容を前記記憶装置に追加記録させる場合において、それら特許公報の中から、利用者が設定した検索条件に合致する特許公報を検索する検索手段,
前記検索手段が検出した特許公報の内容を表示するために必要な情報を、前記利用者の宛先情報が示す宛先へ通信装置を通じて送信する結果通知手段,
前記結果通知手段による送信に対する応答を端末装置から通信装置を通じて受けた場合に、前記検索手段が検出した特許公報の案件うち、前記記憶装置に評価情報が記録されている案件について、それら評価情報を前記記憶装置から読み出す第1の読出手段,及び、
前記検索手段が検出した特許公報の内容と、その特許公報が前記第1の読出手段において評価情報が読み出された案件の特許公報である場合には更にその評価情報の示す評価の内容とを表示するための情報を、前記端末装置へ前記通信装置を介して送信する結果表示手段
として機能させる
ことを特徴とする特許公報検索プログラム。
(付記7)
一つの案件について一種類以上発行される特許公報を検索するためのプログラムであって、
コンピュータを、
各特許公報について、その案件を識別するための案件識別情報とその内容とを対応付けて記憶装置に記憶する第1の記憶手段,
利用者によって設定された検索条件とその利用者の宛先情報と対応付けて前記記憶装置に記憶する第2の記憶手段,
各案件について、その案件ついてなされた行為の経過に関する経過情報とその案件識別情報とを対応付けて記憶装置に記憶する第4の記憶手段,
新たな特許公報の内容を前記記憶装置に追加記録させる場合において、それら特許公報の中から、利用者が設定した検索条件に合致する特許公報を検索する検索手段,
前記検索手段が検出された特許公報の内容を表示するために必要な情報を、前記利用者の宛先情報が示す宛先へ通信装置を介して送信する結果通知手段,
前記結果通知手段による送信に対する応答を端末装置から通信装置を通じて受けた場合に、前記検索手段において検出された特許公報の案件の経過情報を前記記憶装置から読み出す第2の読出手段,及び、
前記検索手段が検出した特許公報の内容と、前記第2の読出手段が読み出した経過情報の示す行為の経過とを表示するための情報を、前記端末装置へ前記通信装置を介して送信する結果表示手段
として機能させる
ことを特徴とする特許公報検索プログラム。
本実施形態のコンピュータネットワークシステムの構成図 SDI提供装置の構成図 特許公報データベース内のテーブル構造の一例を示す図 経過情報データベース内のテーブル構造の一例を示す図 検索条件テーブルのデータ構造の一例を示す図 評価テーブルのデータ構造の一例を示す図 検索処理の流れを示す図 表示処理の流れを示す図 検索結果提示画面の一例を示す図
符号の説明
10 SDI提供装置
12 特許公報データベース
13 経過情報データベース
14 SDIソフトウエア
14a 利用者テーブル
14b 検索条件テーブル
14c 評価テーブル
14d 検索モジュール
14e 表示モジュール14e
20 利用者端末装置
21 メーラー
22 ウェブブラウザ

Claims (5)

  1. 一つの案件について一種類以上発行される特許公報を検索するための方法であって、
    各特許公報について、その案件を識別するための案件識別情報とその内容とを対応付けて記憶装置に記憶させる第1の記憶手順,
    利用者によって設定された検索条件とその利用者の宛先情報と対応付けて前記記憶装置に記憶させる第2の記憶手順,
    前記記憶装置に案件識別情報と内容とが記憶された案件のうち、既に評価がなされている案件のそれぞれについて、その案件の評価の内容を示す評価情報とその案件識別情報とを対応付けて前記記憶装置に記憶させる第3の記憶手順,
    新たな特許公報の内容を前記記憶装置に追加記録させる場合において、それら特許公報の中から、利用者が設定した検索条件に合致する特許公報を検索する検索手順,
    前記検索手順において検出された特許公報の内容を表示するために必要な情報を、前記利用者の宛先情報が示す宛先へ送信する結果通知手順,
    前記結果通知手順による送信に対する応答を端末装置から受けた場合に、前記検索手順において検出された特許公報の案件うち、前記記憶装置に評価情報が記録されている案件について、それら評価情報を前記記憶装置から読み出す第1の読出手順,及び、
    前記検索手順において検出された特許公報の内容と、その特許公報が前記第1の読出手順において評価情報が読み出された案件の特許公報である場合には更にその評価情報の示す評価の内容とを表示するための情報を、前記端末装置へ送信する結果表示手順
    からなることを特徴とする特許公報検索方法。
  2. 前記検索手順において、前記記憶装置に内容が記録された特許公報の中から、利用者が設定した検索条件に合致するとともに、前記記憶装置内の評価情報が以後の参照を要する旨のものである案件を、検出する
    ことを特徴とする請求項1記載の特許公報検索方法。
  3. 一つの案件について一種類以上発行される特許公報を検索するための方法であって、
    各特許公報について、その案件を識別するための案件識別情報とその内容とを対応付けて記憶装置に記憶させる第1の記憶手順,
    利用者によって設定された検索条件とその利用者の宛先情報と対応付けて前記記憶装置に記憶させる第2の記憶手順,
    各案件について、その案件ついてなされた行為の経過に関する経過情報とその案件識別情報とを対応付けて記憶装置に記憶させる第4の記憶手順,
    新たな特許公報の内容を前記記憶装置に追加記録させる場合において、それら特許公報の中から、利用者が設定した検索条件に合致する特許公報を検索する検索手順,
    前記検索手順において検出された特許公報の内容を表示するために必要な情報を、前記利用者の宛先情報が示す宛先へ送信する結果通知手順,
    前記結果通知手順による送信に対する応答を端末装置から受けた場合に、前記検索手順において検出された特許公報の案件の経過情報を前記記憶装置から読み出す第2の読出手順,及び、
    前記検索手順において検出された特許公報の内容と、前記第2の読出手順において読み出された経過情報の示す行為の経過とを表示するための情報を、前記端末装置へ送信する結果表示手順
    からなることを特徴とする特許公報検索方法。
  4. 一つの案件について一種類以上発行される特許公報を検索するためのプログラムであって、
    コンピュータを、
    各特許公報について、その案件を識別するための案件識別情報とその内容とを対応付けて記憶装置に記憶する第1の記憶手段,
    利用者によって設定された検索条件とその利用者の宛先情報と対応付けて前記記憶装置に記憶する第2の記憶手段,
    前記記憶装置に案件識別情報と内容とが記憶された案件のうち、既に評価がなされている案件のそれぞれについて、その案件の評価の内容を示す評価情報とその案件識別情報とを対応付けて前記記憶装置に記憶する第3の記憶手段,
    新たな特許公報の内容を前記記憶装置に追加記録させる場合において、それら特許公報の中から、利用者が設定した検索条件に合致する特許公報を検索する検索手段,
    前記検索手段が検出した特許公報の内容を表示するために必要な情報を、前記利用者の宛先情報が示す宛先へ通信装置を通じて送信する結果通知手段,
    前記結果通知手段による送信に対する応答を端末装置から通信装置を通じて受けた場合に、前記検索手段が検出した特許公報の案件うち、前記記憶装置に評価情報が記録されている案件について、それら評価情報を前記記憶装置から読み出す第1の読出手段,及び、
    前記検索手段が検出した特許公報の内容と、その特許公報が前記第1の読出手段において評価情報が読み出された案件の特許公報である場合には更にその評価情報の示す評価の内容とを表示するための情報を、前記端末装置へ前記通信装置を介して送信する結果表示手段
    として機能させる
    ことを特徴とする特許公報検索プログラム。
  5. 一つの案件について一種類以上発行される特許公報を検索するためのプログラムであって、
    コンピュータを、
    各特許公報について、その案件を識別するための案件識別情報とその内容とを対応付けて記憶装置に記憶する第1の記憶手段,
    利用者によって設定された検索条件とその利用者の宛先情報と対応付けて前記記憶装置に記憶する第2の記憶手段,
    各案件について、その案件ついてなされた行為の経過に関する経過情報とその案件識別情報とを対応付けて記憶装置に記憶する第4の記憶手段,
    新たな特許公報の内容を前記記憶装置に追加記録させる場合において、それら特許公報の中から、利用者が設定した検索条件に合致する特許公報を検索する検索手段,
    前記検索手段が検出された特許公報の内容を表示するために必要な情報を、前記利用者の宛先情報が示す宛先へ通信装置を介して送信する結果通知手段,
    前記結果通知手段による送信に対する応答を端末装置から通信装置を通じて受けた場合に、前記検索手段において検出された特許公報の案件の経過情報を前記記憶装置から読み出す第2の読出手段,及び、
    前記検索手段が検出した特許公報の内容と、前記第2の読出手段が読み出した経過情報の示す行為の経過とを表示するための情報を、前記端末装置へ前記通信装置を介して送信する結果表示手段
    として機能させる
    ことを特徴とする特許公報検索プログラム。
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