JP2007233869A - 電子メール表示プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】 煩わしい手順を経ることなくセキュリティ性の高い電子メールの送受信を行うことを可能とする電子メール表示プログラムを提供すること。
【解決手段】 登録メールアドレスに個別に対応したパスワードの設定を可能とし、受信メールの表示に際してパスワードの入力を要求し、正規のパスワードが入力されたときに受信メールの本文を表示する処理を行うことを特徴とする電子メール表示プログラム。
【選択図】 図1
【解決手段】 登録メールアドレスに個別に対応したパスワードの設定を可能とし、受信メールの表示に際してパスワードの入力を要求し、正規のパスワードが入力されたときに受信メールの本文を表示する処理を行うことを特徴とする電子メール表示プログラム。
【選択図】 図1
Description
本発明は、電子メールの送受信が可能な端末装置(例えば、携帯電話機、PDA(パーソナル・ディジタル・アシスタンツ)、パーソナルコンピュータ、ゲーム装置)が備えるコンピュータによって実行される電子メール表示プログラムに関する。
近年、携帯電話機による電子メールが広く普及している。この携帯電話機による電子メールは、パーソナルコンピュータにより電子メールの送受信を行う環境と比べると、個人的な目的で用いられることが多い。そのようなことから、ユーザのなかには、携帯電話機を携帯していないときには所謂ロック機能を利用して、第三者によって電子メールを見られないようにしているユーザも存在している。
また、従来、例えば、メールの受信側端末において操作者が正規のユーザであるか否かを判別することによりセキュリティ性の向上を図るメールサーバが存在している(例えば、特許文献1参照)。
また、従来、例えば、メールの受信側端末において操作者が正規のユーザであるか否かを判別することによりセキュリティ性の向上を図るメールサーバが存在している(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、上述したようなロック機能を利用すると、携帯電話機を使用する度に態々ロックを解除する必要があるため、煩わしいという問題があった。また、この煩わしさのため、ロック機能を利用しないユーザが多いというのが現状であった。また、特許文献1に記載のメールサーバでは、メールを受け取るごとにパスワードの入力が必要になるため、煩わしいという問題があった。
また、一般的なデータ圧縮ファイルやドキュメントファイル等のなかには、パスワードによる保護機能を有しているものもある。このようなファイルを電子メールに添付して送信するときには、送信者がファイルにパスワードを設定することによりファイルに保護をかけた後に送信する必要がある。しかしながら、これでは、受信者は別途送信者とパスワードを申し合わせておくか、電話等の口頭でパスワードの通知を受ける必要があるため、手順が煩雑であるという問題があった。
本発明は、上述した課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、煩わしい手順を経ることなくセキュリティ性の高い電子メールの送受信を行うことを可能とする電子メール表示プログラムを提供することにある。
以上のような目的を達成するために、本発明は、以下のようなものを提供する。
(1) 送信元メールアドレス及び本文データを含む受信メールと複数の登録メールアドレスとを記憶可能な記憶装置と、画像の表示が可能な表示装置と、ユーザによって操作される入力装置と、コンピュータとを備えた端末装置の上記コンピュータによって実行される電子メール表示プログラムであって、
上記コンピュータに、
上記登録メールアドレスに個別に対応した認証情報の設定を要求する設定要求画像を上記表示装置に表示する処理と、
上記設定要求画像を上記表示装置に表示しているときに、上記入力装置により入力された認証情報を、当該登録メールアドレスと対応付けて上記記憶装置に記憶する処理と、
上記受信メールの送信元メールアドレスが、上記認証情報と対応付けられて上記記憶装置に記憶された上記登録メールアドレスのいずれか1と合致するか否かを判断する判断処理と、
上記判断処理において両者が合致すると判断した場合、該登録メールアドレスに対応した認証情報の入力を要求する入力要求画像を上記表示装置に表示する処理と、
上記入力要求画像を上記表示装置に表示しているときに上記入力装置により入力された認証情報が、当該登録メールアドレスと対応付けられて上記記憶装置に記憶された認証情報と合致するか否かを判断する表示前認証処理と、
上記表示前認証処理において両者が合致すると判断した場合、上記受信メールの本文データに基づいて、上記受信メールの本文を示す画像を上記表示装置に表示する処理と
を実行させることを特徴とする電子メール表示プログラム。
(1) 送信元メールアドレス及び本文データを含む受信メールと複数の登録メールアドレスとを記憶可能な記憶装置と、画像の表示が可能な表示装置と、ユーザによって操作される入力装置と、コンピュータとを備えた端末装置の上記コンピュータによって実行される電子メール表示プログラムであって、
上記コンピュータに、
上記登録メールアドレスに個別に対応した認証情報の設定を要求する設定要求画像を上記表示装置に表示する処理と、
上記設定要求画像を上記表示装置に表示しているときに、上記入力装置により入力された認証情報を、当該登録メールアドレスと対応付けて上記記憶装置に記憶する処理と、
上記受信メールの送信元メールアドレスが、上記認証情報と対応付けられて上記記憶装置に記憶された上記登録メールアドレスのいずれか1と合致するか否かを判断する判断処理と、
上記判断処理において両者が合致すると判断した場合、該登録メールアドレスに対応した認証情報の入力を要求する入力要求画像を上記表示装置に表示する処理と、
上記入力要求画像を上記表示装置に表示しているときに上記入力装置により入力された認証情報が、当該登録メールアドレスと対応付けられて上記記憶装置に記憶された認証情報と合致するか否かを判断する表示前認証処理と、
上記表示前認証処理において両者が合致すると判断した場合、上記受信メールの本文データに基づいて、上記受信メールの本文を示す画像を上記表示装置に表示する処理と
を実行させることを特徴とする電子メール表示プログラム。
(1)の発明によれば、コンピュータは、メールアドレスの登録時等に、登録メールアドレスに対応した認証情報(例えば、パスワード)の設定を要求する設定要求画像を表示装置に表示し、上記設定要求画像を上記表示装置に表示しているときに上記入力装置により入力された認証情報を、当該登録メールアドレスと対応付けて上記記憶装置に記憶する。
従って、ユーザは、上記入力装置を操作して認証情報を入力することにより、登録メールアドレスごとに認証情報を設定することができる。
また、コンピュータは、電子メールを受信したときや受信メールの表示を要求する旨の指示が入力装置を介して入力されたとき、受信メールの送信元メールアドレスが、認証情報と対応付けられて上記記憶装置に記憶された上記登録メールアドレスのいずれか1と合致するか否かを判断する判断処理を行い、上記判断処理において両者が合致すると判断した場合、該登録メールアドレスに対応した認証情報の入力を要求する入力要求画像を上記表示装置に表示する。そして、入力要求画像を表示装置に表示しているときに入力装置により入力された認証情報が、当該登録メールアドレスと対応付けられて上記記憶装置に記憶された認証情報と合致するか否かを判断する表示前認証処理を行い、上記表示前認証処理において両者が合致すると判断した場合、上記受信メールの本文データに基づいて、上記受信メールの本文を示す画像を上記表示装置に表示する。
従って、ユーザは、上記入力装置を操作して認証情報を入力することにより、登録メールアドレスごとに認証情報を設定することができる。
また、コンピュータは、電子メールを受信したときや受信メールの表示を要求する旨の指示が入力装置を介して入力されたとき、受信メールの送信元メールアドレスが、認証情報と対応付けられて上記記憶装置に記憶された上記登録メールアドレスのいずれか1と合致するか否かを判断する判断処理を行い、上記判断処理において両者が合致すると判断した場合、該登録メールアドレスに対応した認証情報の入力を要求する入力要求画像を上記表示装置に表示する。そして、入力要求画像を表示装置に表示しているときに入力装置により入力された認証情報が、当該登録メールアドレスと対応付けられて上記記憶装置に記憶された認証情報と合致するか否かを判断する表示前認証処理を行い、上記表示前認証処理において両者が合致すると判断した場合、上記受信メールの本文データに基づいて、上記受信メールの本文を示す画像を上記表示装置に表示する。
このように、(1)の発明によれば、受信側のユーザは、登録メールアドレスごとに認証情報を設定することができるので、送信者側から認証情報を受け取る必要がない。また、認証情報が設定されていない登録メールアドレスに対する受信メールに関しては、第三者であっても見ることが可能であり、電子メールを受信する度に態々パスワードを入力するというような面倒な作業は不要となる。従って、煩わしい手順を経ることなくセキュリティ性の高い電子メールの送受信を行うことが可能であり、特定の人との交流を親密にすることも可能になる。
さらに、本発明は、以下のようなものを提供する。
(2) 上記(1)の電子メール表示プログラムであって、
上記コンピュータに、
上記認証情報と対応付けられて上記記憶装置に記憶された上記登録メールアドレスのいずれか1と同一の送信元メールアドレスからの上記受信メールに対する返信メールを実行する旨の指示が上記入力装置により入力された場合、該登録メールアドレスに対応した認証情報の入力を要求する入力要求画像を上記表示装置に表示する処理と、
上記入力要求画像を上記表示装置に表示しているときに上記入力装置により入力された認証情報が、当該登録メールアドレスと対応付けられて上記記憶装置に記憶された認証情報と合致するか否かを判断する返信前認証処理と、
上記返信前認証処理において両者が合致すると判断した場合、上記返信メールを送信する処理と
を実行させることを特徴とする。
(2) 上記(1)の電子メール表示プログラムであって、
上記コンピュータに、
上記認証情報と対応付けられて上記記憶装置に記憶された上記登録メールアドレスのいずれか1と同一の送信元メールアドレスからの上記受信メールに対する返信メールを実行する旨の指示が上記入力装置により入力された場合、該登録メールアドレスに対応した認証情報の入力を要求する入力要求画像を上記表示装置に表示する処理と、
上記入力要求画像を上記表示装置に表示しているときに上記入力装置により入力された認証情報が、当該登録メールアドレスと対応付けられて上記記憶装置に記憶された認証情報と合致するか否かを判断する返信前認証処理と、
上記返信前認証処理において両者が合致すると判断した場合、上記返信メールを送信する処理と
を実行させることを特徴とする。
(2)の発明によれば、受信メールに対する返信メールを行うときに、登録メールアドレスに対応した認証情報の入力を要求する入力要求画像を表示装置に表示する。そして、上記入力要求画像が表示装置に表示されているときに入力装置により入力された認証情報が、当該登録メールアドレスと対応付けられて記憶装置に記憶された認証情報と合致するか否かを判断し、両者が合致すると判断した場合に返信メールを送信する。従って、他人が勝手に端末装置を操作して受信メールに対する返信メールとして悪戯メールを送信するという行為を防止することができる。
さらに、本発明は、以下のようなものを提供する。
(3) 上記(1)又は(2)の電子メール表示プログラムであって、
上記受信メールの本文データとは別に、所定の定型文を示す定型文データを記憶している上記記憶装置を備えた上記端末装置の上記コンピュータに、
上記判断処理において両者が合致すると判断した場合、上記入力要求画像を表示する前に、上記記憶装置に記憶された上記定型文データに基づいて、上記定型文を示す画像を上記表示装置に表示する処理と、
上記表示装置に上記定型文を示す画像が表示されているときに、上記入力要求画像の表示を要求する旨の指示が上記入力装置により入力された場合、上記入力要求画像を上記表示装置に表示する処理と
を実行させることを特徴とする。
(3) 上記(1)又は(2)の電子メール表示プログラムであって、
上記受信メールの本文データとは別に、所定の定型文を示す定型文データを記憶している上記記憶装置を備えた上記端末装置の上記コンピュータに、
上記判断処理において両者が合致すると判断した場合、上記入力要求画像を表示する前に、上記記憶装置に記憶された上記定型文データに基づいて、上記定型文を示す画像を上記表示装置に表示する処理と、
上記表示装置に上記定型文を示す画像が表示されているときに、上記入力要求画像の表示を要求する旨の指示が上記入力装置により入力された場合、上記入力要求画像を上記表示装置に表示する処理と
を実行させることを特徴とする。
(3)の発明によれば、入力要求画像が表示される前に、まず定型文を示す画像が表示されるため、例えば定型文を擬似的なメール本文とすることにより、他人が勝手に端末装置を操作したときに入力要求画像が表示されて懐疑心を抱くことを防止することができる。
従って、より電子メールの送受信のセキュリティ性を高めることができる。
従って、より電子メールの送受信のセキュリティ性を高めることができる。
本発明の電子メール表示プログラムによれば、煩わしい手順を経ることなくセキュリティ性の高い電子メールの送受信を行うことが可能となる。
図1は、本発明の携帯電話機の一例を模式的に示す斜視図である。
携帯電話機1は、基地局にキャリアの入出力を行うアンテナ2と、相手先からの音声が出力されるスピーカ3と、各種機能の設定や着信時に相手先の電話番号や氏名等を表示するためのディスプレイ4と、着信音量や通話音量を調節したりメモリダイヤルの内容をディスプレイ4上に所要の状態で表示させたり、各種機能の設定を選択するための十字方向操作キー5と、電話番号や文字等を入力する際に使用されるダイヤルキーを含む操作キー群6と、通話中に自局の音声を伝えるためのマイクロフォン7とを備えている。
携帯電話機1は、基地局にキャリアの入出力を行うアンテナ2と、相手先からの音声が出力されるスピーカ3と、各種機能の設定や着信時に相手先の電話番号や氏名等を表示するためのディスプレイ4と、着信音量や通話音量を調節したりメモリダイヤルの内容をディスプレイ4上に所要の状態で表示させたり、各種機能の設定を選択するための十字方向操作キー5と、電話番号や文字等を入力する際に使用されるダイヤルキーを含む操作キー群6と、通話中に自局の音声を伝えるためのマイクロフォン7とを備えている。
携帯電話機1の外装は、所要の内装部品(電子部品を含む)を収容するためのケース11と、ケース11に収容された内装部品を覆うカバー12とに分割されており、ケース11内に内装部品を収容した状態で、ケース11及びカバー12の両者を嵌め合わせることにより構成されている。
図2は、図1に示した携帯電話機の内部構成を示すブロック図である。
携帯電話機1は、アンテナ2と、スピーカ3と、ディスプレイ4と、操作部(十字方向操作キー及び操作キー群)5、6と、マイクロフォン7と、無線部10と、音声回路12と、不揮発性メモリ20と、マイクロコンピュータ22と、二次電池24とを備えている。
不揮発性メモリ20は、本発明における記憶装置に相当する。ディスプレイ4は、本発明における表示装置に相当する。操作部5、6は、本発明における入力装置に相当する。マイクロコンピュータ22は、本発明におけるコンピュータに相当する。
携帯電話機1は、アンテナ2と、スピーカ3と、ディスプレイ4と、操作部(十字方向操作キー及び操作キー群)5、6と、マイクロフォン7と、無線部10と、音声回路12と、不揮発性メモリ20と、マイクロコンピュータ22と、二次電池24とを備えている。
不揮発性メモリ20は、本発明における記憶装置に相当する。ディスプレイ4は、本発明における表示装置に相当する。操作部5、6は、本発明における入力装置に相当する。マイクロコンピュータ22は、本発明におけるコンピュータに相当する。
無線部10は、マイクロコンピュータ22により制御されて、アンテナ2を通じて電波を基地局から送受信する。音声回路12は、無線部10からマイクロコンピュータ22を通じて出力された受信信号をスピーカ3に出力するとともに、マイクロフォン7から出力された音声信号を送信信号としてマイクロコンピュータ22を通じて無線部10に出力する。
スピーカ3は、音声回路12から出力された受信信号を受信音声に変換して出力する。マイクロコンピュータ7は、ユーザから発せられた送信音声を音声信号に変換して音声回路12に出力する。
不揮発性メモリ20は、本発明に係る電子メール表示プログラムと、アドレス帳データ(図3参照)、電子メールデータ(図4参照)及び定型文テーブル(図5参照)とを記憶する。さらに、携帯電話機1としての各種の機能を実現するためのプログラムや、ディスプレイ4に表示される各種の画像を示す画像データや、各種の音をスピーカ3から出力するための音データ等を記憶する。これらの画像データや音データ等には、上記電子メール表示プログラムによって読み出されて用いられる画像データや音データが含まれる。
不揮発性メモリ20は、本発明に係る電子メール表示プログラムと、アドレス帳データ(図3参照)、電子メールデータ(図4参照)及び定型文テーブル(図5参照)とを記憶する。さらに、携帯電話機1としての各種の機能を実現するためのプログラムや、ディスプレイ4に表示される各種の画像を示す画像データや、各種の音をスピーカ3から出力するための音データ等を記憶する。これらの画像データや音データ等には、上記電子メール表示プログラムによって読み出されて用いられる画像データや音データが含まれる。
上記電子メール表示プログラムと、該電子メール表示プログラムによって読み出されて用いられる画像データ及び音データとは、一つのアプリケーションとして、予め不揮発性メモリ20に記憶されていてもよく(プリインストールされていてもよく)、インターネットを介してダウンロードされることとしてもよい。
図3は、アドレス帳データの一例を示す図である。
アドレス帳データでは、識別No.と名前と電話番号とが対応付けられて記憶されている。また、識別No.には、1又は複数の登録メールアドレスが対応付けられて記憶され、各登録メールアドレスには、パスワードと定型文の設定とが対応付けられて記憶されている。パスワードは、本発明における認証情報に相当する。
アドレス帳データでは、識別No.と名前と電話番号とが対応付けられて記憶されている。また、識別No.には、1又は複数の登録メールアドレスが対応付けられて記憶され、各登録メールアドレスには、パスワードと定型文の設定とが対応付けられて記憶されている。パスワードは、本発明における認証情報に相当する。
識別No.「001」には、名前「田中部長」と電話番号とが対応付けられている。また、登録メールアドレスとして、会社のメールアドレスが対応付けられている。このメールアドレスには、パスワードと定型文とは設定されていない。なお、本実施形態において、田中部長は、携帯電話機1を所有するユーザの上司である。
識別No.「002」には、名前「妻」と電話番号とが対応付けられている。また、登録メールアドレスとして、妻が所有している携帯電話機のメールアドレスが対応付けられている。このメールアドレスには、パスワードが設定されているが、定型文は設定されていない。なお、本実施形態において、妻は、携帯電話機1を所有するユーザの妻である。
識別No.「003」には、名前「花子」と電話番号とが対応付けられている。また、登録メールアドレスとして、会社のメールアドレスと花子が所有している携帯電話機のメールアドレスとが対応付けられている。会社のメールアドレスには、パスワード及び定型文が設定されていないが、花子が所有している携帯電話機のメールアドレスには、パスワード及び定型文が設定されていない。なお、本実施形態において、花子は、携帯電話機1を所有するユーザの秘書であり、ユーザと親密な関係にある。
図4は、電子メールデータの一例を示す図である。
電子メールデータとしては、送信メールデータや受信メールデータ等が存在するが、図4では、受信メールデータを示している。
受信メールデータは、送信元メールアドレスと、受信日時データと、本文データを含んでいる。また、本文データは、少なくとも件名と本文とからなる。電子メールデータは、その他に、例えば、メールソフトの種類やバージョンを示すデータ、OSの種類やバージョンを示すデータ等が含まれるが、ここでは示していない。
電子メールデータとしては、送信メールデータや受信メールデータ等が存在するが、図4では、受信メールデータを示している。
受信メールデータは、送信元メールアドレスと、受信日時データと、本文データを含んでいる。また、本文データは、少なくとも件名と本文とからなる。電子メールデータは、その他に、例えば、メールソフトの種類やバージョンを示すデータ、OSの種類やバージョンを示すデータ等が含まれるが、ここでは示していない。
最上段の受信メールは、2006年2月17日11時45分30秒に、田中部長が使用する会社のパーソナルコンピュータから受信したメールである。件名は「プロジェクト会議」であり、本文は「本日、13時から第1会議室で・・・」という内容である。
田中部長の登録メールアドレスにはパスワードが設定されていないので(図3参照)、ユーザや他人は、パスワードを入力することなく、このメールを読むことができる。勿論、このメールは私的なメールではないので、他人に読まれてもユーザが困ることはない。
田中部長の登録メールアドレスにはパスワードが設定されていないので(図3参照)、ユーザや他人は、パスワードを入力することなく、このメールを読むことができる。勿論、このメールは私的なメールではないので、他人に読まれてもユーザが困ることはない。
第二段の受信メールは、2006年2月17日11時45分30秒に、秘書の花子が所有する携帯電話機から受信したメールである。件名は「今日の夜」であり、本文は「19時から会えませんか?・・・」という内容である。
このメールは私的なメールであり、他人に読まれるとユーザが困るメールである。
花子が所有する携帯電話機の登録メールアドレスにはパスワードと定型文とが設定されているので(図3参照)、操作者によって、操作部5、6が操作されて、本文の表示を要求する旨の指示が入力されると、上記本文に代えて、後述する定型文(図5参照)がディスプレイ4に表示される。従って、他人に、メールの内容が定型文の内容であると思わせることができ、疑われることを防止することができる。上記定型文が表示されているときに、操作部5、6が操作されることにより所定の指示が入力され、パスワードが入力されると、実際の本文がディスプレイ4に表示される。従って、他人は、パスワードを入手しない限り、このメールを読むことはできない。
このメールは私的なメールであり、他人に読まれるとユーザが困るメールである。
花子が所有する携帯電話機の登録メールアドレスにはパスワードと定型文とが設定されているので(図3参照)、操作者によって、操作部5、6が操作されて、本文の表示を要求する旨の指示が入力されると、上記本文に代えて、後述する定型文(図5参照)がディスプレイ4に表示される。従って、他人に、メールの内容が定型文の内容であると思わせることができ、疑われることを防止することができる。上記定型文が表示されているときに、操作部5、6が操作されることにより所定の指示が入力され、パスワードが入力されると、実際の本文がディスプレイ4に表示される。従って、他人は、パスワードを入手しない限り、このメールを読むことはできない。
第三段の受信メールは、2006年2月17日10時40分30秒に、妻が所有する携帯電話機から受信したメールである。件名は「今日の晩御飯」であり、本文は「今日の晩御飯は・・・」という内容である。
このメールは私的なメールであり、他人に読まれて困ることはないが、読まれたくはないメールである。
妻が所有する携帯電話機の登録メールアドレスにはパスワードのみが設定されているので(図3参照)、操作者によって、操作5、6が操作され、本文の表示を要求する旨の指示が入力されると、パスワードの入力を要求する入力要求画像がディスプレイ4に表示される。入力要求画像が表示されているときに、操作部5、6が操作されることにより所定の指示が入力され、パスワードが入力されると、上記本文がディスプレイ4に表示される。従って、他人は、パスワードを入手しない限り、このメールを読むことはできない。
このメールは私的なメールであり、他人に読まれて困ることはないが、読まれたくはないメールである。
妻が所有する携帯電話機の登録メールアドレスにはパスワードのみが設定されているので(図3参照)、操作者によって、操作5、6が操作され、本文の表示を要求する旨の指示が入力されると、パスワードの入力を要求する入力要求画像がディスプレイ4に表示される。入力要求画像が表示されているときに、操作部5、6が操作されることにより所定の指示が入力され、パスワードが入力されると、上記本文がディスプレイ4に表示される。従って、他人は、パスワードを入手しない限り、このメールを読むことはできない。
第四段の受信メールは、2006年2月17日9時5分30秒に、秘書の花子が使用する会社のパーソナルコンピュータから受信したメールである。件名は「今日のスケジュール」であり、本文は「13時からプロジェクト会議が・・・」という内容である。
花子が使用する会社のパーソナルコンピュータの登録メールアドレスにはパスワードが設定されていないので(図3参照)、ユーザや他人は、パスワードを入力することなく、このメールを読むことができる。勿論、このメールは私的なメールではないので、他人に読まれてユーザが困ることはない。
花子が使用する会社のパーソナルコンピュータの登録メールアドレスにはパスワードが設定されていないので(図3参照)、ユーザや他人は、パスワードを入力することなく、このメールを読むことができる。勿論、このメールは私的なメールではないので、他人に読まれてユーザが困ることはない。
図5は、定型文データの一例を示す図である。
図5に示す定型文テーブルAには、複数の定型文データが格納されている。
なお、定型文テーブルAは、アドレス帳テーブル(図3参照)の定型文欄に「A」が設定されている登録メールアドレスに対して用いられる。各定型文データのうち、どの時間帯にどの定型文を表示するかについては、ユーザによって操作部5、6が操作されることにより入力される指示によって設定される。
図5に示す定型文テーブルAには、複数の定型文データが格納されている。
なお、定型文テーブルAは、アドレス帳テーブル(図3参照)の定型文欄に「A」が設定されている登録メールアドレスに対して用いられる。各定型文データのうち、どの時間帯にどの定型文を表示するかについては、ユーザによって操作部5、6が操作されることにより入力される指示によって設定される。
次に、携帯電話機1において行われる処理について、図6〜図11を用いて説明する。
以下の処理を行うとき、マイクロコンピュータ22は、不揮発性メモリ20に記憶された電子メール表示プログラムを読み出して実行する。
以下の処理を行うとき、マイクロコンピュータ22は、不揮発性メモリ20に記憶された電子メール表示プログラムを読み出して実行する。
図6は、パスワード設定処理のサブルーチンを示すフローチャートである。
このサブルーチンは、登録メールアドレスに対してパスワードの設定を要求する旨の指示が操作部5、6を介して入力されたとき、又は、メールアドレスの登録とパスワードの設定とを要求する旨の指示が操作部5、6を介して入力されたとき、実行されるサブルーチンである。
図7(a)〜(b)は、図6に示したパスワード設定処理のサブルーチンが実行されるときに表示される画像の一例を示す図である。
このサブルーチンは、登録メールアドレスに対してパスワードの設定を要求する旨の指示が操作部5、6を介して入力されたとき、又は、メールアドレスの登録とパスワードの設定とを要求する旨の指示が操作部5、6を介して入力されたとき、実行されるサブルーチンである。
図7(a)〜(b)は、図6に示したパスワード設定処理のサブルーチンが実行されるときに表示される画像の一例を示す図である。
まず、マイクロコンピュータ22は、ディスプレイ4に設定要求画像を表示する(ステップS10)。
図7(a)に示す画像は、設定要求画像の一例である。
ディスプレイ4には、花子の名前と、花子が所有する携帯電話機の登録メールアドレスとが表示され、さらに、設定要求画像として、「パスワードを入力して下さい」という指示を示す画像と、4桁の数字が入力され得るパスワード入力欄と、「決定」及び「取消」という選択肢を示す画像とが表示されている。このとき、ユーザは、操作部5、6を操作し、任意のパスワードを入力することができる。
ステップS10における処理は、登録メールアドレスに個別に対応したパスワード(認証情報)の設定を要求する設定要求画像(図7(a)参照)をディスプレイ4(表示装置)に表示する処理に相当する。
図7(a)に示す画像は、設定要求画像の一例である。
ディスプレイ4には、花子の名前と、花子が所有する携帯電話機の登録メールアドレスとが表示され、さらに、設定要求画像として、「パスワードを入力して下さい」という指示を示す画像と、4桁の数字が入力され得るパスワード入力欄と、「決定」及び「取消」という選択肢を示す画像とが表示されている。このとき、ユーザは、操作部5、6を操作し、任意のパスワードを入力することができる。
ステップS10における処理は、登録メールアドレスに個別に対応したパスワード(認証情報)の設定を要求する設定要求画像(図7(a)参照)をディスプレイ4(表示装置)に表示する処理に相当する。
次に、マイクロコンピュータ22は、パスワードが入力されたか否かを判断する(ステップS11)。
具体的に、図7(a)に示す設定要求画像が表示されているときに、パスワードが入力され、その後に「決定」が選択された場合、マイクロコンピュータ22は、パスワードが入力されたと判断する。一方、図7(a)に示す設定要求画像が表示されているときに、「取消」が選択された場合、マイクロコンピュータ22は、パスワードが入力されていないと判断する。パスワードが入力されていないと判断した場合、本サブルーチンを終了する。
具体的に、図7(a)に示す設定要求画像が表示されているときに、パスワードが入力され、その後に「決定」が選択された場合、マイクロコンピュータ22は、パスワードが入力されたと判断する。一方、図7(a)に示す設定要求画像が表示されているときに、「取消」が選択された場合、マイクロコンピュータ22は、パスワードが入力されていないと判断する。パスワードが入力されていないと判断した場合、本サブルーチンを終了する。
ステップS11において、パスワードが入力されたと判断した場合、入力されたパスワードを、登録メールアドレスに対応付けて不揮発性メモリ20に記憶する(ステップS12)。例えば、図7(a)に示す設定要求画像が表示されているときに、パスワード「1234」が入力された場合、マイクロコンピュータ22は、花子が所有する携帯電話機の登録メールアドレスに、パスワード「1234」を対応付けて記憶する(図3参照)。
ステップS12における処理は、設定要求画像(図7(a)参照)をディスプレイ4(表示装置)に表示しているときに、操作部5、6(入力装置)により入力されたパスワード(認証情報)を、登録メールアドレスと対応付けて不揮発性メモリ20(記憶装置)に記憶する処理に相当する。
次に、マイクロコンピュータ22は、ディスプレイ4に定型文設定画像を表示する(ステップS13)。
図7(b)に示す画像は、定型文設定画像の一例である。
ディスプレイ4には、花子の名前と、花子が所有する携帯電話機の登録メールアドレスとが表示され、さちに、定型文設定画像として、「定型文を設定しますか?」という指示を示す画像と、「はい」及び「いいえ」という選択肢を示す画像とが表示されている。このとき、ユーザによって操作部5、6が操作されて「はい」が選択されると、ディスプレイ4には定型文作成画像(図示せず)が表示される。このとき、ユーザは、操作部5、6を操作し、定型文を入力したり定型文の表示パターン(各定型文を表示する時間帯や、表示する順序等)の設定を行ったりすることができる。
図7(b)に示す画像は、定型文設定画像の一例である。
ディスプレイ4には、花子の名前と、花子が所有する携帯電話機の登録メールアドレスとが表示され、さちに、定型文設定画像として、「定型文を設定しますか?」という指示を示す画像と、「はい」及び「いいえ」という選択肢を示す画像とが表示されている。このとき、ユーザによって操作部5、6が操作されて「はい」が選択されると、ディスプレイ4には定型文作成画像(図示せず)が表示される。このとき、ユーザは、操作部5、6を操作し、定型文を入力したり定型文の表示パターン(各定型文を表示する時間帯や、表示する順序等)の設定を行ったりすることができる。
次に、マイクロコンピュータ22は、定型文の設定がされたか否かを判断する(ステップS14)。
具体的に、図7(b)に示す定型文設定画像が表示されているときに「はい」が選択され、その後に定型文の設定に必要な情報の入力が行われた場合、マイクロコンピュータ22は、定型文の設定がされたと判断する。一方、例えば、図7(b)に示す定型文設定画像が表示されているときに「いいえ」が選択されたというように、定型文の設定に必要な情報の入力が行われなかった場合、マイクロコンピュータ22は、定型文の設定が行われなかったと判断する。定型文の設定が行われなかったと判断した場合、本サブルーチンを終了する。
具体的に、図7(b)に示す定型文設定画像が表示されているときに「はい」が選択され、その後に定型文の設定に必要な情報の入力が行われた場合、マイクロコンピュータ22は、定型文の設定がされたと判断する。一方、例えば、図7(b)に示す定型文設定画像が表示されているときに「いいえ」が選択されたというように、定型文の設定に必要な情報の入力が行われなかった場合、マイクロコンピュータ22は、定型文の設定が行われなかったと判断する。定型文の設定が行われなかったと判断した場合、本サブルーチンを終了する。
ステップS14において、定型文の設定が行われたと判断した場合、マイクロコンピュータ22は、定型文の設定内容を、登録メールアドレスに対応付けて不揮発性メモリ20に記憶する(ステップS15)。なお、定型文の作成が行われた場合には、図5に示すように、定型文テーブルとして不揮発性メモリ20に記憶する。その後、本サブルーチンを終了する。
図8は、電子メール表示処理のサブルーチンを示すフローチャートである。
図9(a)〜(c)は、図8に示した電子メール表示処理のサブルーチンを示すフローチャートである。
図10(a)〜(c)は、図8に示した電子メール表示処理のサブルーチンを示すフローチャートである。
図11(a)〜(c)は、図8に示した電子メール表示処理のサブルーチンを示すフローチャートである。
図9(a)〜(c)は、図8に示した電子メール表示処理のサブルーチンを示すフローチャートである。
図10(a)〜(c)は、図8に示した電子メール表示処理のサブルーチンを示すフローチャートである。
図11(a)〜(c)は、図8に示した電子メール表示処理のサブルーチンを示すフローチャートである。
まず、マイクロコンピュータ22は、不揮発性メモリ20に記憶されたアドレス帳データ(図3参照)と電子メールデータ(図4参照)とに基づいて、ディスプレイ4にリスト(図9(a)参照)を表示する(ステップS30)。図9(a)に示す画像は、リストを示す画像である。この画像には、4件の受信メールについての送信者の名前と受信日時とが表示されている。このとき、ユーザは操作部5、6を操作して、いずれか1のメールを選択することにより、当該メール(以下、被選択メール)の本文の表示を要求する旨の指示を入力することができる。
次に、マイクロコンピュータ22は、本文の表示を要求する旨の指示が入力されたか否かを判断する(ステップS31)。この指示には、上述したように、被選択メールを示すデータが含まれる。
本文の表示を要求する旨の指示が入力されたと判断した場合、マイクロコンピュータ22は、被選択メールのデータに含まれる送信元メールアドレス(図4参照)が、パスワードが対応付けられた登録メールアドレスのいずれか1と合致するか否かを判断する(ステップS32)。
ステップS32における処理は、受信メールの送信元メールアドレスが、パスワード(認証情報)と対応付けられて不揮発性メモリ20(記憶装置)に記憶された登録メールアドレスのいずれか1に合致するか否かを判断する判断処理に相当する。
ステップS32において両者が合致しないと判断した場合、マイクロコンピュータ22は、電子メールデータ(図4参照)に含まれる本文データに基づいて、受信メールの本文を示す画像を表示する(ステップS39)。その後、本サブルーチンを終了する。
例えば、リスト(図9(a)参照)が表示されているとき(ステップS30)、ユーザによって操作部5、6が操作され、田中部長からのメールの本文を表示する旨の指示が入力された場合(ステップS31:YES)、マイクロコンピュータ22は、田中部長の登録メールアドレスにパスワードが設定されていないので(ステップS32:NO)、そのメールの本文をディスプレイ4に表示する(図9(b)参照)。
ステップS32において、被選択メールのデータに含まれる送信元メールアドレス(図4参照)が、パスワードが対応付けられた登録メールアドレスのいずれか1と合致しないと判断した場合、マイクロコンピュータ22は、定型文表示条件を満たすか否かを判断する(ステップS33)。定型文表示条件を満たすか否かは、アドレス帳データに含まれる定型文の設定によって判断される。
ステップS33において定型文表示条件を満たすと判断した場合、マイクロコンピュータ22は、定型文データ(図5参照)に基づいて、定型文を示す画像をディスプレイ4(表示装置)に表示する(ステップS34)。
ステップS34における処理は、ステップS32(判断処理)において両者が合致すると判断した場合(ステップS32:YES)、後述する入力要求画像(図10(b)参照)を表示する前に、不揮発性メモリ20(記憶装置)に記憶された定型文データ(図5参照)に基づいて、定型文を示す画像をディスプレイ4(表示装置)に表示する処理に相当する。
例えば、リスト(図9(a)参照)が表示されているとき(ステップS30)、ユーザによって操作部5、6が操作され、秘書の花子が携帯電話機により送ったメールの本文を表示する旨の指示が入力された場合(ステップS331:YES)、マイクロコンピュータ22は、花子の携帯電話機の登録メールアドレスにはパスワードが設定され(ステップS32:YES)、さらに定型文の設定もされているから(ステップS33:YES)、定型文をディスプレイ4に表示する処理を行う(図9(c)参照)。
このとき、ユーザは、操作部5、6を操作して、ディスプレイ4に表示された「メニュー」を選択すると、次に、ディスプレイ4には、図10(a)に示す画像が表示される。
この画像では、6つの選択肢と「決定」ボタンとが表示されている。図10(a)に示す画像が表示されているとき、ユーザは、操作部5、6を操作して「パスワード入力」を選択することにより、入力要求画像の表示を要求する旨の指示を入力することができる。
この画像では、6つの選択肢と「決定」ボタンとが表示されている。図10(a)に示す画像が表示されているとき、ユーザは、操作部5、6を操作して「パスワード入力」を選択することにより、入力要求画像の表示を要求する旨の指示を入力することができる。
ステップS34の処理が行われ、定型文を示す画像がディスプレイ4(表示装置)に表示されているとき、マイクロコンピュータ22は、ユーザによって操作部5、6が操作され、入力要求画像の表示を要求する旨の指示が入力されたか否かを判断する(ステップS35)。入力要求画像の表示を要求する旨の指示が入力されていないと判断した場合、本サブルーチンを終了する。
一方、入力要求画像の表示を要求する旨の指示が入力されたと判断した場合、マイクロコンピュータ22は、ディスプレイ4に入力要求画像を表示する(ステップS36)。
図10(b)に示す画像は、入力要求画像の一例である。
ディスプレイ4には、入力要求画像として、「パスワードを入力して下さい」という指示を示す画像と、4桁の数字が入力され得るパスワード入力欄と、「決定」及び「取消」という選択肢を示す画像とが表示されている。このとき、ユーザは、操作部5、6を操作し、花子の携帯電話機の登録メールアドレスに設定されたパスワードを入力することができる。
図10(b)に示す画像は、入力要求画像の一例である。
ディスプレイ4には、入力要求画像として、「パスワードを入力して下さい」という指示を示す画像と、4桁の数字が入力され得るパスワード入力欄と、「決定」及び「取消」という選択肢を示す画像とが表示されている。このとき、ユーザは、操作部5、6を操作し、花子の携帯電話機の登録メールアドレスに設定されたパスワードを入力することができる。
ステップS36における処理は、ディスプレイ4(表示装置)に定型文を示す画像(図9(c)参照)が表示されているときに(ステップS34)、入力要求画像の表示を要求する旨の指示が操作部5、6により入力された場合(ステップS35:YES、図10(a)参照)、入力要求画像(図10(b)参照)をディスプレイ4(表示装置)に表示する処理に相当する。
次に、マイクロコンピュータ22は、パスワードが入力されたか否かを判断する(ステップS37)。
具体的に、図10(b)に示す入力要求画像が表示されているときに、パスワードが入力され、その後に「決定」が選択された場合、マイクロコンピュータ22は、パスワードが入力されたと判断する。一方、図10(b)に示す入力要求画像が表示されているときに、「取消」が選択された場合、マイクロコンピュータ22は、パスワードが入力されていないと判断する。パスワードが入力されていないと判断した場合、本サブルーチンを終了する。
具体的に、図10(b)に示す入力要求画像が表示されているときに、パスワードが入力され、その後に「決定」が選択された場合、マイクロコンピュータ22は、パスワードが入力されたと判断する。一方、図10(b)に示す入力要求画像が表示されているときに、「取消」が選択された場合、マイクロコンピュータ22は、パスワードが入力されていないと判断する。パスワードが入力されていないと判断した場合、本サブルーチンを終了する。
ステップS37においてパスワードが入力されたと判断した場合、マイクロコンピュータ22は、入力されたパスワードが、登録メールアドレスに対応付けられたパスワード(図3参照)と合致するか否かを判断する(ステップS38)。
ステップS38における処理は、入力要求画像(図10(b)参照)をディスプレイ4に表示しているときに操作部5、6(入力装置)により入力されたパスワード(認証情報)が、登録メールアドレスと対応付けられて不揮発性メモリ20(記憶装置)に記憶されたパスワードと合致するか否かを判断する表示前認証処理に相当する。
ステップS38において、入力されたパスワードが、登録メールアドレスに対応付けられたパスワードと合致しないと判断した場合、本サブルーチンを終了する。一方、ステップS38において、入力されたパスワードが、登録メールアドレスに対応付けられたパスワードと合致すると判断した場合、マイクロコンピュータ22は、不揮発性メモリ20に記憶された受信メールの本文データ(図4参照)に基づいて、受信メールの本文をディスプレイ4に表示する(ステップS39)。
例えば、図10(b)に示す入力要求画像が表示されているときに、パスワード「1234」が入力された場合、マイクロコンピュータ22は、ディスプレイ4に、図10(c)に示す画像を表示する。
このように、携帯電話機1によれば、送信元メールアドレスが、パスワードと定型文とが設定された登録メールアドレスである場合、ユーザは、定型文が表示されているときに、入力要求画像を表示する旨の指示を入力し、さらに入力要求画像が表示されているときに、パスワードを入力することにより、ディスプレイ4に表示される本文を見ることが可能となる。
また、送信元メールアドレスが、パスワードが設定された登録メールアドレスである場合、ユーザは、入力要求画像が表示されているときに、パスワードを入力することにより、ディスプレイ4に表示される本文を見ることが可能となる。
一方、送信元メールアドレスが、パスワードが設定されていない登録メールアドレスである場合、ユーザは、パスワードの入力を行うことなく、ディスプレイ4に表示される本文を見ることが可能となる。
また、送信元メールアドレスが、パスワードが設定された登録メールアドレスである場合、ユーザは、入力要求画像が表示されているときに、パスワードを入力することにより、ディスプレイ4に表示される本文を見ることが可能となる。
一方、送信元メールアドレスが、パスワードが設定されていない登録メールアドレスである場合、ユーザは、パスワードの入力を行うことなく、ディスプレイ4に表示される本文を見ることが可能となる。
ステップS31において、本文を表示する旨の指示が入力されていないと判断した場合、マイクロコンピュータ22は、返信を行う旨の指示が入力されたか否かを判断する(ステップS40)。
例えば、図11(a)に示す画像(リスト)が表示されているときに、ユーザによって操作部5、6が操作され、秘書の花子が携帯電話機により送ったメールが選択され、その後に「メニュー」が選択された場合、ディスプレイ4には、図11(b)に示す画像が表示される。この画像では、4つの選択肢と「決定」ボタンとが表示されている。図11(b)に示す画像が表示されているとき、ユーザは、操作部5、6を操作して「返信」を選択することにより、選択されたメール(被選択メール)に対する返信メールを行う旨の指示を入力することができる。
ステップS40において返信メールを行う旨の指示が入力されていないと判断した場合、本サブルーチンを終了する。一方、ステップS40において返信メールを行う旨の指示が入力されたと判断した場合、マイクロコンピュータ22は、受信メールの送信元メールアドレス(返信メールの送信先メールアドレス)と、パスワードが対応付けられた登録メールアドレス(図3参照)とが合致するか否かを判断する(ステップS41)。
ステップS41における処理は、受信メールの送信元メールアドレスが、パスワード(認証情報)と対応付けられて不揮発性メモリ20(記憶装置)に記憶された登録メールアドレスのいずれか1と合致するか否かを判断する判断処理に相当する。
ステップS41において両者が合致しないと判断した場合、マイクロコンピュータ22は、メール作成画面をディスプレイ4に表示する(ステップS45)。そして、ユーザによって操作部5、6が操作されることにより、メールを送信する旨の指示が入力された場合には(ステップS46:YES)、マイクロコンピュータ22は、返信メールを送信する処理を行う(ステップS47)。その後、本サブルーチンを終了する。
一方、ステップS41において、受信メールの送信元メールアドレスが、パスワードと対応付けられた登録メールアドレスのいずれか1と合致すると判断した場合、マイクロコンピュータ22は、ディスプレイ4に入力要求画像を表示する(ステップS42)。
図11(c)は、入力要求画像の一例を示す図である。
ディスプレイ4には、入力要求画像として、「パスワードを入力して下さい」という指示を示す画像と、4桁の数字が入力され得るパスワード入力欄と、「決定」及び「取消」という選択肢を示す画像とが表示されている。このとき、ユーザは、操作部5、6を操作し、花子の携帯電話機の登録メールアドレスに設定されたパスワードを入力することができる。
ディスプレイ4には、入力要求画像として、「パスワードを入力して下さい」という指示を示す画像と、4桁の数字が入力され得るパスワード入力欄と、「決定」及び「取消」という選択肢を示す画像とが表示されている。このとき、ユーザは、操作部5、6を操作し、花子の携帯電話機の登録メールアドレスに設定されたパスワードを入力することができる。
ステップS42における処理は、パスワード(認証情報)と対応付けられて不揮発性メモリ20(記憶装置)に記憶された登録メールアドレス(図3参照)のいずれか1と同一の送信元メールアドレスからの受信メール(図4参照)に対する返信メールを実行する旨の指示が操作部5、6(入力装置)により入力された場合(ステップS40:YES、ステップS41:YES)、登録メールアドレスに対応したパスワード(認証情報)の入力を要求する入力要求画像を表示する処理に相当する。
次に、マイクロコンピュータ22は、パスワードが入力されたか否かを判断する(ステップS43)。
具体的に、図11(c)に示す入力要求画像が表示されているときに、パスワードが入力され、その後に「決定」が選択された場合、マイクロコンピュータ22は、パスワードが入力されたと判断する。一方、図11(c)に示す入力要求画像が表示されているときに、「取消」が選択された場合、マイクロコンピュータ22は、パスワードが入力されていないと判断する。パスワードが入力されていないと判断した場合、本サブルーチンを終了する。
具体的に、図11(c)に示す入力要求画像が表示されているときに、パスワードが入力され、その後に「決定」が選択された場合、マイクロコンピュータ22は、パスワードが入力されたと判断する。一方、図11(c)に示す入力要求画像が表示されているときに、「取消」が選択された場合、マイクロコンピュータ22は、パスワードが入力されていないと判断する。パスワードが入力されていないと判断した場合、本サブルーチンを終了する。
ステップS43においてパスワードが入力されたと判断した場合、マイクロコンピュータ22は、入力されたパスワードが、登録メールアドレスに対応付けられたパスワード(図3参照)と合致するか否かを判断する(ステップS44)。
ステップS44における処理は、入力要求画像(図11(b)参照)をディスプレイ4に表示しているときに操作部5、6(入力装置)により入力されたパスワード(認証情報)が、登録メールアドレスと対応付けられて不揮発性メモリ20(記憶装置)に記憶されたパスワードと合致するか否かを判断する返信前認証処理に相当する。
ステップS44において、入力されたパスワードが、登録メールアドレスに対応付けられたパスワードと合致しないと判断した場合、本サブルーチンを終了する。一方、ステップS44において、入力されたパスワードが、登録メールアドレスに対応付けられたパスワードと合致すると判断した場合、マイクロコンピュータ22は、メール作成画面をディスプレイ4に表示する(ステップS45)。そして、ユーザによって操作部5、6が操作されることにより、メールを送信する旨の指示が入力された場合には(ステップS46:YES)、マイクロコンピュータ22は、返信メールを送信する処理を行う(ステップS47)。その後、本サブルーチンを終了する。
ステップS47における処理は、ステップS44の処理(返信前認証処理)において、入力されたパスワードと、登録メールアドレスに対応付けられたパスワードと合致すると判断した場合(ステップS44:YES)、返信メールを送信する処理に相当する。
以上、本発明の電子メール表示プログラムによれば、ユーザは、操作部5、6を操作してパスワードを入力することにより、登録メールアドレスごとにパスワードを設定することができる。また、受信側のユーザは、登録メールアドレスごとにパスワードを設定することができるので、送信者側からパスワードを受け取る必要がない。また、パスワードが設定されていない登録メールアドレスに対する受信メールに関しては、第三者であっても見ることが可能であり、電子メールを受信する度に態々パスワードを入力するというような面倒な作業は不要となる。従って、煩わしい手順を経ることなくセキュリティ性の高い電子メールの送受信を行うことが可能であり、特定の人との交流を親密にすることも可能となる。
本実施形態においては、端末装置が携帯電話機である場合について説明したが、本発明において、端末装置は、特に限定されるものではなく、例えば、PDA、パーソナルコンピュータ、ゲーム装置を挙げることができる。また、記憶装置、入力装置及び表示装置についても、特に限定されるものではなく、従来公知のものを採用可能である。
本実施形態においては、認証情報がパスワードである場合について説明したが、本発明において、認証情報は、特に限定されるものではなく、パスワード以外に、例えば、指紋情報、声紋情報等の生体認証情報を挙げることができる。また、認証情報は、登録メールアドレスに個別に設定可能であれば、各登録メールアドレスに設定される認証情報は同一であってもよい。
1 携帯電話機
2 アンテナ
3 スピーカ
4 ディスプレイ
5 十字方向操作キー(操作部)
6 操作キー群(操作部)
7 マイクロフォン
10 無線部
11 ケース
12 カバー
20 メモリ
22 マイクロコンピュータ
24 二次電池
2 アンテナ
3 スピーカ
4 ディスプレイ
5 十字方向操作キー(操作部)
6 操作キー群(操作部)
7 マイクロフォン
10 無線部
11 ケース
12 カバー
20 メモリ
22 マイクロコンピュータ
24 二次電池
Claims (3)
- 送信元メールアドレス及び本文データを含む受信メールと複数の登録メールアドレスとを記憶可能な記憶装置と、画像の表示が可能な表示装置と、ユーザによって操作される入力装置と、コンピュータとを備えた端末装置の前記コンピュータによって実行される電子メール表示プログラムであって、
前記コンピュータに、
前記登録メールアドレスに個別に対応した認証情報の設定を要求する設定要求画像を前記表示装置に表示する処理と、
前記設定要求画像を前記表示装置に表示しているときに、前記入力装置により入力された認証情報を、当該登録メールアドレスと対応付けて前記記憶装置に記憶する処理と、
前記受信メールの送信元メールアドレスが、前記認証情報と対応付けられて前記記憶装置に記憶された前記登録メールアドレスのいずれか1と合致するか否かを判断する判断処理と、
前記判断処理において両者が合致すると判断した場合、該登録メールアドレスに対応した認証情報の入力を要求する入力要求画像を前記表示装置に表示する処理と、
前記入力要求画像を前記表示装置に表示しているときに前記入力装置により入力された認証情報が、当該登録メールアドレスと対応付けられて前記記憶装置に記憶された認証情報と合致するか否かを判断する表示前認証処理と、
前記表示前認証処理において両者が合致すると判断した場合、前記受信メールの本文データに基づいて、前記受信メールの本文を示す画像を前記表示装置に表示する処理と
を実行させることを特徴とする電子メール表示プログラム。 - 前記コンピュータに、
前記認証情報と対応付けられて前記記憶装置に記憶された前記登録メールアドレスのいずれか1と同一の送信元メールアドレスからの前記受信メールに対する返信メールを実行する旨の指示が前記入力装置により入力された場合、該登録メールアドレスに対応した認証情報の入力を要求する入力要求画像を前記表示装置に表示する処理と、
前記入力要求画像を前記表示装置に表示しているときに前記入力装置により入力された認証情報が、当該登録メールアドレスと対応付けられて前記記憶装置に記憶された認証情報と合致するか否かを判断する返信前認証処理と、
前記返信前認証処理において両者が合致すると判断した場合、前記返信メールを送信する処理と
を実行させることを特徴とする請求項1に記載の電子メール表示プログラム。 - 前記受信メールの本文データとは別に、所定の定型文を示す定型文データを記憶している前記記憶装置を備えた前記端末装置の前記コンピュータに、
前記判断処理において両者が合致すると判断した場合、前記入力要求画像を表示する前に、前記記憶装置に記憶された前記定型文データに基づいて、前記定型文を示す画像を前記表示装置に表示する処理と、
前記表示装置に前記定型文を示す画像が表示されているときに、前記入力要求画像の表示を要求する旨の指示が前記入力装置により入力された場合、前記入力要求画像を前記表示装置に表示する処理と
を実行させることを特徴とする請求項1又は2に記載の電子メール表示プログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006056891A JP2007233869A (ja) | 2006-03-02 | 2006-03-02 | 電子メール表示プログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006056891A JP2007233869A (ja) | 2006-03-02 | 2006-03-02 | 電子メール表示プログラム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007233869A true JP2007233869A (ja) | 2007-09-13 |
Family
ID=38554377
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006056891A Pending JP2007233869A (ja) | 2006-03-02 | 2006-03-02 | 電子メール表示プログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007233869A (ja) |
-
2006
- 2006-03-02 JP JP2006056891A patent/JP2007233869A/ja active Pending
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20070831 |