JP2007229466A - ニードルホルダ - Google Patents

ニードルホルダ Download PDF

Info

Publication number
JP2007229466A
JP2007229466A JP2007047991A JP2007047991A JP2007229466A JP 2007229466 A JP2007229466 A JP 2007229466A JP 2007047991 A JP2007047991 A JP 2007047991A JP 2007047991 A JP2007047991 A JP 2007047991A JP 2007229466 A JP2007229466 A JP 2007229466A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
needle
support member
fixed support
movable
blank
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2007047991A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5198778B2 (ja
Inventor
Mark S Buchter
エス. ブクター マーク
Andrew J Vacco
ジェイ. バッコ アンドリュー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Covidien LP
Original Assignee
Tyco Healthcare Group LP
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tyco Healthcare Group LP filed Critical Tyco Healthcare Group LP
Publication of JP2007229466A publication Critical patent/JP2007229466A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5198778B2 publication Critical patent/JP5198778B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21GMAKING NEEDLES, PINS OR NAILS OF METAL
    • B21G1/00Making needles used for performing operations
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B24GRINDING; POLISHING
    • B24BMACHINES, DEVICES, OR PROCESSES FOR GRINDING OR POLISHING; DRESSING OR CONDITIONING OF ABRADING SURFACES; FEEDING OF GRINDING, POLISHING, OR LAPPING AGENTS
    • B24B19/00Single-purpose machines or devices for particular grinding operations not covered by any other main group
    • B24B19/16Single-purpose machines or devices for particular grinding operations not covered by any other main group for grinding sharp-pointed workpieces, e.g. needles, pens, fish hooks, tweezers or record player styli
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B24GRINDING; POLISHING
    • B24BMACHINES, DEVICES, OR PROCESSES FOR GRINDING OR POLISHING; DRESSING OR CONDITIONING OF ABRADING SURFACES; FEEDING OF GRINDING, POLISHING, OR LAPPING AGENTS
    • B24B41/00Component parts such as frames, beds, carriages, headstocks
    • B24B41/06Work supports, e.g. adjustable steadies

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Infusion, Injection, And Reservoir Apparatuses (AREA)
  • Surgical Instruments (AREA)

Abstract

【課題】針が製造されるときに針を互いに離れた位置に保持するデバイスを得ることが可能であり、さらに、針を同一平面上に水平方向に整列して、その針のおける特定の部分の各々が、同時間および/または針の同部位に関して製造プロセスの特定の工程に対してさらすように維持する針を保持するデバイスを提供すること。
【解決手段】ニードルホルダであって、固定支持部材であってその中に通じる開口部を規定している固定支持部材;針用ブランクの少なくとも一部分をその中に受容するためのスロットを有する可動式保持部材を備える、ニードルホルダ。
【選択図】図1

Description

本願の開示内容は、ニードルストックホルダに関するものであり、より具体的には、外科用針を製造するために使用されるニードルホルダである。
外科用針を製造するためのプロセスまたは設備は、当該分野において周知である。従来、巻き取り枠にあるワイヤを真直ぐにして切断して針用ブランクにする。次いで、この針用ブランクは、切削工程、成形工程、形削り工程、穿孔工程という一連の従来工程に供され、遠位に貫通点を有して近位に縫合糸取付端部を有する外科用針が形成される。この針の遠位端は、丸針型(taper point)または角針型(cutting edge)のいずれかであり得る。その縫合糸取付端部は、成形されたチャネルまたは穿孔された孔を有し得る。この針は、鋭利または平滑な貫通点を有し得、その針の本体は、直線状(直針)であっても、湾曲がついたもの(曲針)であってもよい。
直針は、手で直接的に操作され得て簡単に接近され得るような組織を縫合するために使用される。また、その本体が直線状である針は、神経および血管を修復するための顕微手術において有用である。本体が直線状である針の例としては、キース針(Keith needle)およびバンネル針(Bunnell needle)が挙げられる。このキース針は、腹部の傷における皮膚縫合のために使用される直線状の角針であり、バンネル針は、腱/胃腸管の修復に使用される。
曲針は、それが組織を通過する軌道が予測可能であり、操作するのに必要な空間が直針と比べて少なくてすむ。その半円状の軌道は、組織を縫合するのに最適な経路となり、張力の分布を一様にする。この針の一般的な本体の湾曲部は、1/4インチサークル、3/8インチサークル、1/2インチサークル、または5/8インチサークルである。この3/8インチサークルは、皮膚縫合のための最も一般的に使用される。この1/2インチサークルは、込み入った空間のために設計されたものであって、外科医の手技がさらに必要とされる(すなわち、必要とされる手首自体の動きが多い)。さらに、曲針はまた、眼外科手術用に特別に設計されたものもある。
代表的には、外科用針の殆どが一度に同時に作製される。しかし、非常に小さな針(例えば、顕微外科手術において使用される針(例えば、眼科用針))において精度を維持することはますます難しくなっている。針の各々は、均一な外科用針を作製するように、切断され、成形され、形削りされなければならない。
代表的には、従来型の外科用針は滑らかな表面を有することが必要とされおり、その表面には、ばり、突起、機械加工の痕、他に知られているような表面を不規則にするものがあってはならない。このような突起または表面を不規則にするものは、針製造プロセスの結果生じたものであり得、滑らかな表面を有する針を得るためにその針から取り除くべきものである。このように表面を滑らかにすることにより、組織を引き込むことが最小限に抑えられ、組織が傷つくことが低減される。突起または表面を不規則にするものを伴わない針を提供するための種々の方法が当該分野で公知であり、特に有用な方法としては電解研磨法が挙げられる。例えば、タイコ ヘルスケア(マサチューセッツ州,マンスフィールド)が所有する、特許文献1および特許文献2を参照のこと。
外科用針のための従来型の電解研磨プロセスは十分な能力があるものの、それを使用する際に伴うある種の不利益な点が存在する。従来型の電解研磨法のほとんどは、バッチプロセスである。ここでは、操作工程および加工工程の際に針が互いに接触することによって力学的に損傷が生じてしまう。また、バッチ電解研磨プロセスの間に、針から金属の余剰部分が取り除かれる。このとき、その金属の除去率が非常に変動しやすいものであり、針の特定の部分(例えば、針における先端部、本体または取付端部)に対して特異性のあるものとはならない。これらのプロセスでは、針の特定の部分のみを研磨しつつ、その針の全体を研磨してしまうことを避けるのは困難である。別の不利益な点は、電極に対する槽中での針の位置ならびに槽中での他の針に対する位置に依存して、その針における除去速度が異なるということである。
米国特許第5,762,811号 明細書 米国特許第5,693,454号 明細書
したがって、針が製造されるときに針を互いに離れた位置に保持するデバイスを得ることが望ましい。さらに、針を同一平面上に水平方向に整列させ、その針における特定の部分の各々が、同時間および/または針の同部位に関して製造プロセスの特定の工程に対してさらされ得るように維持する、針を保持するデバイスが所望される。
(要旨)
したがって、本開示に従ったニードルホルダは、固定支持部材であってその中に通じる開口部を規定している固定支持部材;ならびに、針用ブランクの少なくとも一部分をその中に受容するためのスロットを有する可動式保持部材を備え、ここで、この可動式保持部材は、開口部に対して移動して上述のスロットを針用ブランクを受容するように露出させるために固定支持部材に対して取り付けられている。このスロットが露出してその針用ブランクがその中に挿入されると、可動式保持部材は、第1の針受容位置から第2の針保持位置に待避する。この第2の針保持位置では、固定支持部材に対してその針が保持される。
別の実施形態において、本開示に従ったニードルホルダはまた、垂直方向支持部材を備え得る。この垂直方向支持部材は、可動式保持部材上のスロットを通過した後に、針を垂直方向に支持するために開口部に対して近位にある固定支持部材と隣接関係にある。したがって、この垂直方向支持部材は、その針用ブランクを垂直方向に支持し得る基部を提供する。
さらに別の実施形態において、本願の開示に従ったニードルホルダはさらに、同一平面上に水平方向に整列されたホルダのアレイを備え得、ここで、各ホルダは、固定支持部材および可動式保持部材を備える。この固定支持部材は、その中に通じる開口部を規定しており;そして、その可動式保持部材が、針用ブランクの少なくとも一部分をその中に受容するためのスロットを有し、上述の開口部に対して移動してスロットを針用ブランクを受容するように露出させるために該固定支持部材に対して取り付けられている。スロットが露出されたときに、この針用ブランクは、そのスロット中に挿入され、可動式保持部材は、第1の針受容位置から第2の針保持位置に収縮し、ここで、この針は、固定支持部材に対して固定されている。
本発明によって以下が提供される:
(項目1)ニードルホルダであって、
固定支持部材であってその中に通じる開口部を規定している固定支持部材;
針用ブランクの少なくとも一部分をその中に受容するためのスロットを有する可動式保持部材を備え、
ここで、該可動式保持部材は、該開口部に対して移動して該スロットを該針用ブランクを受容するように露出させるために該固定支持部材に対して取り付けられており;そして
該可動式保持部材は、第1の針用ブランク受容位置と第2の針用ブランク保持位置との間で移動可能であり、該第1の針用ブランク受容位置は、該スロット内に該針用ブランクを受容することが可能であり;該第2の針用ブランク保持位置では、該針用ブランクは、該固定支持部材に対して保持される、
ニードルホルダ。
(項目2)項目1に記載のニードルホルダであって、前記針を垂直方向に支持するために前記開口部に対して近位である前記固定支持部材と隣接関係にある垂直方向支持部材をさらに備える、ニードルホルダ。
(項目3)項目2に記載のニードルホルダであって、前記垂直方向支持部材が、内方向に配置されたフランジをさらに備え、ここで、該垂直方向支持部材の内方向に配置されたフランジは、前記可動式保持部材で挟み込まれており、該可動式保持部材が該垂直方向支持部材に対して相対的に移動することを可能する、ニードルホルダ。
(項目4)項目1に記載のニードルホルダであって、前記可動式保持部材を前記第2の針保持位置に偏向させる偏向部材をさらに備える、ニードルホルダ。
(項目5)項目4に記載のニードルホルダであって、前記偏向部材は、バネおよび可撓性アームのうちの少なくとも1つを備える、ニードルホルダ。
(項目6)項目1に記載のニードルホルダであって、ここで、前記固定支持部材が、該固定支持部材上の開口部から遠位方向に延びるノッチをさらに備える、ニードルホルダ。
(項目7)ニードルホルダアレイであって、
同一平面上に水平方向に整列された複数のニードルホルダ
を備え、各ホルダは、
固定支持部材であってその中に通じる開口部を規定している固定支持部材;
針用ブランクの少なくとも一部分をその中に受容するためのスロットを有する可動式保持部材を備え、
ここで、該可動式保持部材は、該開口部に対して移動して該スロットを該針用ブランクを受容するように露出させるために該固定支持部材に対して取り付けられており;そして
該可動式保持部材は、第1の針用ブランク受容位置と第2の針用ブランク保持位置との間で移動可能であり、該第1の針用ブランク受容位置は、該スロット内に該針用ブランクを受容することが可能であり;該第2の針用ブランク保持位置では、該針用ブランクは、該固定支持部材に対して保持される、
ニードルホルダアレイ。
(項目8)項目7に記載のニードルホルダアレイであって、少なくとも1つの固定支持部材が、前記針を垂直方向に支持するために前記開口部に対して近位である前記固定支持部材と隣接関係にある垂直方向支持部材をさらに備える、ニードルホルダアレイ。
(項目9)項目7に記載のニードルホルダアレイであって、前記垂直方向支持部材が、内方向に配置されたフランジをさらに備え、ここで、該垂直方向支持部材の内方向に配置されたフランジは、可撓性である前記可動式保持部材で挟み込まれており、該可動式保持部材が該垂直方向支持部材に対して相対的に移動することを可能する、ニードルホルダアレイ。
(項目10)項目7に記載のニードルホルダアレイであって、少なくとも1つの固定支持部材が、該固定支持部材上の開口部から遠位方向に延びるノッチをさらに備える、ニードルホルダアレイ。
(項目11)底部プレート構造体をさらに備える、項目7に記載のニードルホルダアレイであって、
該底部プレート構造体は、その中に規定される少なくとも1つのスリットを備える、ニードルホルダアレイ。
(項目12)基部をさらに備える、項目7に記載のニードルホルダアレイであって、該基部が、該ニードルホルダに旋廻可能に備え付けられている、ニードルホルダアレイ。
(項目13)ニードルホルダアレイであって、
同一平面上に水平方向に整列された複数のニードルホルダ
を備え、各ホルダは、
固定支持部材、可動式保持部材、垂直方向支持部材を備え、
該固定支持部材が、その中に通じる開口部を規定しており;
該可動式保持部材が、針用ブランクの少なくとも一部分をその中に受容するためのスロットを有し、該開口部に対して移動して該スロットを該針用ブランクを受容するように露出させるために該固定支持部材に対して取り付けられており;
該可動式保持部材は、第1の針用ブランク受容位置と第2の針用ブランク保持位置との間で移動可能であり、該第1の針用ブランク受容位置は、該スロット内に該針用ブランクを受容することが可能であり;該第2の針用ブランク保持位置では、該針用ブランクは、該固定支持部材に対して保持され、そして
該垂直方向支持部材は、該針を垂直方向に支持するために該開口部に対して近位である固定支持部材と隣接関係にある、
ニードルホルダアレイ。
(項目14)項目13に記載のニードルホルダアレイであって、少なくとも1つの固定支持部材が、該固定支持部材上の開口部から遠位方向に延びるノッチをさらに備える、ニードルホルダアレイ。
(項目15)針を保持するための方法であって、
固定支持部材および可動式保持部材を提供する工程であって、該固定支持部材は、その中に通じる開口部を規定しており、該可動式保持部材は、針用ブランクの少なくとも一部分をその中に受容するためのスロットを有しており、ここで、該可動式保持部材は、該開口部に対して移動して該スロットを該針用ブランクを受容するように露出させるために該固定支持部材に対して取り付けられており;そして該可動式保持部材は、第1の針用ブランク受容位置と第2の針用ブランク保持位置との間で移動可能であり、該第1の針用ブランク受容位置は、該スロット内に該針用ブランクを受容することが可能であり;該第2の針用ブランク保持位置では、該針用ブランクは、該固定支持部材に対して保持される、工程;
該可動式保持部材を該固定支持部材へと内向きに移動させる工程であって、ここで、該固定支持部材の開口部が、該可動式保持部材および該スロットを受容する、工程;
該可動式保持部材上に位置づけられるスロット内に針を位置づける工程;ならびに
該可動式保持部材を、該固定支持部材から外側に開放する工程であって、該固定支持部材および該可動式保持部材が、該針を摩擦支持する、工程
を包含する、方法。
本発明によって、固定支持部材であってその中に通じる開口部を規定している固定支持部材;および針用ブランクの少なくとも一部分をその中に受容するためのスロットを有する可動式保持部材を備えるニードルホルダが提供される。ここで、この可動式保持部材は、ニードルを受容するためのスロットを備え、この可動式保持部材は、第1の針用ブランク受容位置と第2の針用ブランク保持位置との間で移動可能であり、その第1の針用ブランク受容位置は、そのスロット内に該針用ブランクを受容することが可能であり;該第2の針用ブランク保持位置では、その針用ブランクは、その固定支持部材に対して保持される。
(詳細な説明)
ここで、図1〜10(FIG.1〜FIG.10)を参照すると、遠位端および近位端を有するニードルホルダ10が示されている。この用語「近位端」とは、基部50に近い方のニードルホルダ10の端部をいう。他方、用語「遠位端」とは、基部50から離れている方のニードルホルダ10の端部をいう。
本明細書で記載されるニードルホルダ10は、固定支持部材22および可動式保持部材12を備えており、この可動式保持部材12は、針15が固定支持部材22に対して保持される針保持位置へと選択的に偏向可能である。例えば、可動式保持部材12は、片持ちばりのような部分を備えるように位置づけられるか、または、板ばねとして配置されるように位置づけられて、可動式保持部材12を針保持位置に偏向させる。可動式保持部材12は、固定支持部材22に取り付けられており、そして、その可動式保持部材内に規定されて針15を受容するように形成されたスロット46を備えている。固定支持部材22は、その中を通るように開口部42を備えており、この開口部は、可動式保持部材が内側方向に移動したときに可動式保持部材12を受容するように規定されており、かつ、針15が可動式保持部材12内の位置づけられたスロット46内に位置づけられて保持されると摩擦支持を提供するようにこの開口部は形成される。
1つの実施形態において、スロット46は、可動式保持部材12の遠位側において形成される。スロット46は、針15を十分に受容するのに必要とされる程度の任意の深さまで可動式保持部材12内に孔をあけたものである。スロット46は、図1において点線で示されたように、可動式保持部材12に部分的に孔をあけたものであってもよく、これによって、スロット46が針15を受容して保持することを十分可能にするだけの、遠位側から予め決定した特定の深さまで針15が可動式部材12に挿入されることが可能になる。この例の場合、可動式保持部材12は、スロット46内で垂直方向に針15を支持する。あるいは、スロット46は、可動式保持部材12を完全に穿孔してしまってもよく、スロット46は、可動式保持部材12の底部または近位側まで貫通して、これによって、針15が可動式保持部材12内を完全に貫通することが可能となる。これらのような実施形態において、針15は、垂直方向支持部材24によって垂直方向で支持され得、または垂直方向支持部材24の内向配置フランジ34によって垂直方向で支持され得る(図2〜5を参照のこと)。
図1において示されているように、ニードルホルダ10は、固定支持部材22、および針保持位置にある可動式保持部材12を備える。針15は、スロット46により受容され、可動式保持部材12によって垂直方向に支持される。針保持位置では、固定支持部材22は、針を大量生産するために固定された再現性のある位置において針15を保持するように摩擦支持を提供する。
ここで、図2〜7を参照すると、本明細書において記載されるようなニードルホルダ10は、固定支持部材22、可動式保持部材12、および垂直方向支持部材24を備え得る。
図2において、固定支持部材22の一方の側面上に位置づけられた垂直方向支持部材24のフランジ34、および固定支持部材22のもう一方の側面上に位置づけられた可動式保持部材12との常態として偏向した配置にある、ニードルホルダ10が示されている。示されているように、可動式保持部材12は、垂直方向支持部材24から内側に向くように配置されたフランジ34で挟み込まれており、これによって、可動式保持部材12が垂直方向支持部材24に対して相対的移動することが可能にされる。ある点、近位開口部42にて固定支持部材22と隣接した関係で、垂直方向支持部材24のフランジ34が示されている。垂直支持部材24のフランジ34は、可動式保持部材12のスロット46を完全に通過して針15に対して垂直方向の支持を提供するように形成される。可動式保持部材12は、固定支持部材22上の開口部42と整列することが示されている。
図3において示されているように、内向力が、固定支持部材22および垂直支持部材24の方向に可動式保持部材12に対して与えられる場合に、可動式保持部材12は、固定支持部材22にある開口部42を貫通する。さらに、可動式保持部材12のスロット46は、固定支持部材22の開口部42を部分的に入り込むか、または完全に貫通する。フランジ34および可動式保持部材12が挟み込まれているために、可動式保持部材12の一部分およびスロット46が、開口部42を通過して、フランジ34に直接的にかぶさり、これによって、このフランジ34は、前述したように開口部42の下で固定支持部材22の一部と隣接する関係となる。
ここで、図4を参照すると、ニードルホルダ10が、針受容位置にあることが示されており、この針受容位置では、スロット46内に針用ブランク15を受容することが可能となり、他方で、可動式保持部材12に対する内向力が維持される。スロット46は、種々の異なる針15を受容するように形成され、このスロット46はどのような形状およびサイズであってもよい。より具体的には、スロット46が、製造プロセスにおいて具体的な針の形状に一致することによってスロット46が固定された再現性のある位置で針15を受容して保持する能力を増強するように、八角形であってもよく、三角形であってもよく、円形であってもよく、正方形でもあってもよく、または長方形であってもよい(図9を参照のこと)。スロット46はフランジ34に直接的に覆いかぶさるので、針15は、垂直方向支持部材24のフランジ34によって垂直方向で支持されつつ、スロット46内で位置づけられ得る。
一旦、針15が適切に位置づけられると、可動式保持部材12に対して与えられた内向力は、可動式保持部材12が固定支持部材22および垂直方向支持部材24から離れる方向に外側へと移動することが可能となる程度に取り除かれ、または緩められ得る。可動式保持部材12は、固定支持部材22から離れる方向へと外側へ移動し、他方で、スロット46は、開口部42から部分的に引き抜かれ始める。しかし、針15がスロット46内に位置づけられており、そして、固定支持部材22が開口部42から遠位方向に延びているので、針15は、固定支持部材22によって摩擦支持されるようになり、図5に示されるように、可動式保持部材12およびスロット46が開口部42から完全に引き抜かれることを防ぐ。針保持位置において、固定支持部材22によって提供される摩擦支持によって、針を大量生産するために固定された再現性のある位置で針15が保持される。
別の実施形態において、固定支持部材22は、固定支持部材22上で開口部42から遠位方向に延びるノッチ52をさらに備えてもよい(図6〜7を参照)。ノッチ52は、針を大量生産するために固定された再現性のある位置で針15を受容して保持する固定支持部材22の能力を増強するのに必要とされるような、形状、サイズ、または深さのいずれであってもよい。
図6および7において、ニードルホルダ10が、側面図で示されている。図6において、可動式保持部材12が固定支持部材22の開口部42に部分的に入り込んでいる常態として偏向した配置で、ニードルホルダ10が示されている。代替的な実施形態において、垂直方向支持部材24は、開口部42に向かって、固定支持部材22の長さおよび幅の実質的に全体に垂直方向に延び得る。垂直支持部材24が、開口部42の近位方向へと任意の長さおよび/または幅で垂直方向に延び得ることが企図される。その長さおよび/または幅は、固定支持部材22のおよそ実質的に全長および/または全幅から、一本の針15を垂直方向に支持する大きさおよび形状に限定されたシェルフまたはタブ(図7を参照)の小ささまでを含む。
図6および7に示されるように、ノッチ52は、三角形に形作られた針15を受容するように三角形に配置されて、それによって、三角形に形作られた針15を保持するニードルホルダ10の能力が増強され得る。ノッチ52が、種々の異なる形状の針(すなわち、八角形針、円形針、六角形針、長方形針、曲針、直針など)を受容するように形成され得ることが企図される。さらに、固定された再現性のある位置で針15を摩擦支持する固定支持部材22の能力を増強するのに十分であるような、開口部42からの任意の距離で、ノッチ52は遠位方向に延び得る。
さらに別の実施形態において、可動式保持部材12が偏向可能ではないことがあり得るので、それにしたがって、上述のスロット内に針用ブランクを受容することを可能にする第1の針保持位置と第2の針固定位置との間で移動する偏向部材26の補助を、この可動式保持部材12は必要としてもよい。固定支持部材22から離れるように外側に可動式保持部材12を偏向させることにより、固定された再現性のある位置で、可動式保持部材12のスロット46内に受容された針15を保持するような任意の構造体が、使用されてもよい。図8に示されるように、偏向部材26は、バネであってもバネ様の構造体でもよく、この偏向部材26は、可動式保持部材12を固定支持部材22から離れるように外側に偏向させることにより固定された再現性のある位置で可動式保持部材12のスロット46内に受容された針15を保持する。他の実施形態において、偏向部材26は、片持ちばりであっても、固定支持部材22に取り付けられて可動式保持部材12に連結した可撓性アームであってもよい。
図8において示されているように、代替的に、垂直方向支持部材24は、固定支持部材22の一部分として形成され得る。この代替的な実施形態において、可動式保持部材12のスロット46を貫通した後に針15を垂直方向に支持するように形成された、開口部42の近位に位置づけられたシェルフまたはエッジを備えるように、固定支持部材22が形成され得る。可動式保持部材12のスロット46が、所定の深さで閉じられることで、シェルフまたはエッジの必要性を回避することもまた企図される。この実施形態は、上述の図1に示された実施形態に類似する。
ここで、図9〜10を参照すると、ニードルホルダ10は、同一平面上で水平方向に整列されたホルダのアレイを備え、ここで、ホルダの各々は、固定支持部材、可動式保持部材、および垂直方向支持部材を備える。6個のホルダが示されているが、いずれの数のホルダが、バッチプロセスにおいて針を製造するために同一平面上にて水平方向に整列されてもよい。ここでホルダの各々が、本明細書においてこれまで記載してきたような、固定支持部材22、可動式保持部材12、および垂直方向支持部材24を備える。
水平方向に整列させることによって、ニードルホルダ10が複数の針15を同一平面(線P−Pを参照)で位置づけ保持することが可能となり、それによって、本願において開示されるニードルホルダ10が、針が互いに接触することなく同じ様式で針を製造、加工、仕上加工するために使用されることを可能とする。さらに、水平方向に整列することによって、針のほかの部分に影響を与えることなく針の特定の部分を処理し、製造し、または仕上加工することがより正確に可能となる。さらに、製造プロセスまたは仕上加工プロセスの間にこの個々の針の各々を他の個々の針から分離することによって、針における損傷および磨耗を低減して、全ての針においてより汎用性のある結果を得ることが可能となる。
ニードルホルダ10は、基部50に備え付けら得、基部50を隣接させるために底部プレート構造体70を備える。いくつかの実施形態において、基部50は、アーム55および57を支持するように旋廻可能部材65によって連結されている。針用ブランクが製造される角度を改善するために、および/または、様々な寸法の針を適合させるために、基部50は、旋廻可能部材65および軸A(図9を参照)の周りを旋廻し得る。旋廻可能部材65は、基部50を接続してアーム55および57を支持しつつ基部50が旋廻することを可能するのに適切である任意のデバイスであり得る。いくつかの実施例としては、ボルト、リボット(rivot)、タックおよびピンが挙げられるがこれに限定されない。
図10において示されるように、底部プレート構造体70は、その構造体内に規定されるスリット72aおよび72bを備え得、このスリット72aおよび72bは、固定部材60aおよび60bが底部プレート構造体70を通過して基部50に連結するように固定され、それによってニードルホルダ10を基部50に取り付けることを可能にする。示されるようなスリット72aおよび72bによって、ニードルホルダ10の底部プレート構造体70が軸Aに平行な水平方向様式で旋廻することが可能になる。ニードルホルダ10の底部プレート構造体70が基部50からみて全方向で旋廻可能であり得るような任意の形状、寸法、大きさ、および深さで、スリット72aおよび72bがニードルホルダ10の底部プレート構造体70内で規定され得ることが企図される。軸Aに平行な水平方向様式で旋廻することに加えて、ニードルホルダ10の底部プレート構造体70が、基部50からみて垂直方向様式で、および軸Aに垂直な水平方向様式で、ならびにそれらの組み合わせで旋廻可能であり得る。
ニードルホルダ10は、固定部材60aおよび60bによって基部50に取り付けられていることが示されている。少なくとも1つの固定部材が、ニードルホルダ10を基部50に取り付けるように使用され得ることが企図される。いくつかの実施形態において、複数の固定部材が、ニードルホルダ10を基部50に取付けるために使用され得る。固定部材60aおよび60bは、基部50にニードルホルダ10を取り付けるのに適した任意のデバイスであり得る。1つの具体的な実施例としては、ネジ60aおよび60bが挙げられる。いくつかの他の実施形態としては、ボルト、ピン、ネイル、ストラップ、接着剤、ケーブル、バネおよびそれらの組み合わせが挙げられる。
いくつかの実施形態において、基部50、支持アーム55および57、固定部材60aおよび60b、旋廻可能部材65および底部プレート構造体70ならびにそれらの組み合わせは、スチール(鋼)または他の導電性金属合金のような導電性物質から作製され得る。適切な導電性物質としては、金属およびチタンベースの合金(例えば、ニチノール、ニッケルチタン合金、熱記憶性合金物質)、銅、銀、金、鉛、スズ、ニッケル、亜鉛、コバルト、アンチモン、ビスマス、鉄、カドミウム、クロム、ゲルマニウム、ガリウム、セレン、テルル、水銀、タングステン、砒素、マグネシウム、、イリジウム、インジウム、ルテニウム、レニウム、ロジウム、モリブデン、パラジウム、オスミウム、ステンレス鋼、プラチナ、タンタル、およびニッケルクロム合金が挙げられるが、これに限定されない。
1つの実施形態において、ニードルホルダ10は、モノリシック構造体であり、ここで、固定支持部材22、可動式保持部材12、および必要に応じて、垂直方向支持部材24が、一続きの材料から形成されている。この材料は、針15を固定し保持するのに十分な強度の任意の物質である。特に有用な材料としては、スチール(鋼)および他の金属合金のような導電性物質が挙げられる。適切な導電性物質の例としては、金属およびチタンベースの合金(例えば、ニチノール、ニッケルチタン合金、熱記憶性合金物質)、銅、銀、金、鉛、スズ、ニッケル、亜鉛、コバルト、アンチモン、ビスマス、鉄、カドミウム、クロム、ゲルマニウム、ガリウム、セレン、テルル、水銀、タングステン、砒素、マグネシウム、、イリジウム、インジウム、ルテニウム、レニウム、ロジウム、モリブデン、パラジウム、オスミウム、ステンレス鋼、プラチナ、タンタル、およびニッケルクロム合金が挙げられるが、これに限定されない。
別の実施形態において、ニードルホルダ10は、モノリシック構造体ではなく、ここで、固定支持部材22、可動式保持部材12、および必要に応じて、垂直方向支持部材24が、一続きの材料から形成されてはいない。むしろ、この各々の部材22、24および12は、針15を固定し保持するのに十分な強度の任意の物質から別々に形成される。この別個の部材22、24、および12が形成されると、ネジ60aおよび60bのような固定部材によって一緒に保持され得る。特に有用な実施形態において、ニードルホルダ10の部材のうちの少なくとも1つは、スチール(鋼)または他の金属合金のような導電性物質から作製される。適切な導電性物質の例としては、金属およびチタンベースの合金(例えば、ニチノール、ニッケルチタン合金、熱記憶性合金物質)、銅、銀、金、鉛、スズ、ニッケル、亜鉛、コバルト、アンチモン、ビスマス、鉄、カドミウム、クロム、ゲルマニウム、ガリウム、セレン、テルル、水銀、タングステン、砒素、マグネシウム、、イリジウム、インジウム、ルテニウム、レニウム、ロジウム、モリブデン、パラジウム、オスミウム、ステンレス鋼、プラチナ、タンタル、およびニッケルクロム合金が挙げられるが、これに限定されない。
ここで図示はしないが、なお別の実施形態において、固定支持部材22のアレイが、同一平面上に水平方向に整列されてもよいが、それぞれの可動式保持部材12、および垂直方向支持部材24の各々は、互いに同一平面上に存在し得ない。むしろ、この可動式保持部材12、および垂直方向支持部材24は、それらがニードルホルダ10のならびに沿って並びつつ、その固定支持部材22の側面に交互に存在し得る。これによって、固定支持部材22、可動式保持部材12、および垂直方向支持部材24の群が交互に、固定支持部材22から外側に延びる背中合わせの方向に針15を保持する。針15は、交互様式で反対方向に面しているが、他の針15のどれもが、水平方向に整列している。図9(P−P)に示されたように1列に整列したものの代わりに、この型のニードルホルダ10は、2つの列に整列したものとなってもよく、ここで、1つの列が固定支持部材22の各側面に存在する。
本明細書において記載されるニードルホルダ10は、共有に係る米国特許出願第2005/0044922(その内容の全体が、本明細書において参考として援用される)に記載されるような切削工程を伴わない(grindless)プロセスを使用して外科用針を製造することにおいて特に有用である。この切削工程を伴わないプロセスでは、針は、複数回プレス加工されて針においてその後切刃となる箇所を形成する。このその後切刃となる箇所にそって、「フラッシュ」と呼ばれるプレスされた針の余剰部分が残っている。一旦、その針が成形のためにプレスされると、フラッシュを有する針は、酸浴に浸されて、様々な長さの時間にわたって様々なレベルのエネルギーに対して曝露され得る。1個より多くの針を水平方向に整列させて維持することによって、多数の針が、その酸浴に浸り、そして、必要とされる正確な時間にわたって様々なレベルのエネルギーに曝露される。さらに、フラッシュを含む針の部分のみが酸浴に曝露されればよく、したがって、その針の他の部分がその曝露により影響を受けることもなく、それによって弱められることもない。さらに、これらの分離された針は、互いに接触せずに、それによって、エッチングプロセスの間の針における摩耗および裂け目は低減される。
さらに、本明細書に記載されるような、ニードルホルダ10の全ての部分またはその一部分は、ニードルホルダ10、針15、および/またはそのニードルホルダ10が設置または取り付けられる任意の構造体の間の電気的接触を改善するための任意の適切な手段を使用して処理され得る。実施形態において、ニードルホルダ10の全部またはその一部分が、金属性物質で被覆されても、またそれによりメッキされてもよい。適切な金属性物質としては、金属およびチタンベースの合金(例えば、ニチノール、ニッケルチタン合金、熱記憶性合金物質)、銅、銀、金、鉛、スズ、ニッケル、亜鉛、コバルト、アンチモン、ビスマス、鉄、カドミウム、クロム、ゲルマニウム、ガリウム、セレン、テルル、水銀、タングステン、砒素、マグネシウム、、イリジウム、インジウム、ルテニウム、レニウム、ロジウム、モリブデン、パラジウム、オスミウム、ステンレス鋼、プラチナ、タンタル、およびニッケルクロム合金が挙げられるが、これに限定されない。
種々の実施形態が、添付の図面を参照するように本願明細書中において記載される。
本明細書において開示された実施形態に対して種々の改変が可能であることが理解されるべきである。したがって、これまでの記載は、限定的に解釈されるべきではなく、単に、特に有用な実施形態の例示であると理解されるべきである。当業者は、本明細書に添付の特許請求の範囲の範囲およびその精神の範囲にある他の改変物を企図するものである。
図1は、針保持位置にあるニードルホルダの透視図である。 図2は、常態として偏向された位置にあるニードルホルダの透視図である。 図3は、針受容位置にあるニードルホルダの透視図である。ここでは、内向力が、可動式保持部材に与えられている。 図4は、針受容位置にあるニードルホルダの透視図である。ここでは、内側方向の力が、可動式保持部材に与えられており、針は、可動式保持部材に位置づけられたスロットに位置づけられている。 図5は、ニードルホルダの透視図であり、ここで、内側方向の力が可動式保持部材から取り除かれ、または緩められ後に、針は、適切な位置に固定されている。 図6は、常態として偏向した配置にあるニードルホルダの側面図である。これは、ノッチを有する固定支持部材を示しており、垂直方向支持部材についての代替的な実施形態を示している。 図7は、常態として偏向した配置にあるニードルホルダの側面図である。これは、ノッチを有する固定支持部材を示しており、垂直方向支持部材についての代替的な実施形態を示している。 図8は、常態として偏向した配置にあるニードルホルダの透視図である。これは、その偏向手段をバネまたはバネ様構造体として示している。 図9は、旋廻可能な基部に対して結合された水平方向に整列したニードルホルダのアレイであるの透視図である。 図10は、旋廻可能な基部に対して結合された水平方向に整列したニードルホルダのアレイであるの側面図である。

Claims (15)

  1. ニードルホルダであって、
    固定支持部材であってその中に通じる開口部を規定している固定支持部材;
    針用ブランクの少なくとも一部分をその中に受容するためのスロットを有する可動式保持部材を備え、
    ここで、該可動式保持部材は、該開口部に対して移動して該スロットを該針用ブランクを受容するように露出させるために該固定支持部材に対して取り付けられており;そして
    該可動式保持部材は、第1の針用ブランク受容位置と第2の針用ブランク保持位置との間で移動可能であり、該第1の針用ブランク受容位置は、該スロット内に該針用ブランクを受容することが可能であり;該第2の針用ブランク保持位置では、該針用ブランクは、該固定支持部材に対して保持される、
    ニードルホルダ。
  2. 請求項1に記載のニードルホルダであって、前記針を垂直方向に支持するために前記開口部に対して近位である前記固定支持部材と隣接関係にある垂直方向支持部材をさらに備える、ニードルホルダ。
  3. 請求項2に記載のニードルホルダであって、前記垂直方向支持部材が、内方向に配置されたフランジをさらに備え、ここで、該垂直方向支持部材の内方向に配置されたフランジは、前記可動式保持部材で挟み込まれており、該可動式保持部材が該垂直方向支持部材に対して相対的に移動することを可能する、ニードルホルダ。
  4. 請求項1に記載のニードルホルダであって、前記可動式保持部材を前記第2の針保持位置に偏向させる偏向部材をさらに備える、ニードルホルダ。
  5. 請求項4に記載のニードルホルダであって、前記偏向部材は、バネおよび可撓性アームのうちの少なくとも1つを備える、ニードルホルダ。
  6. 請求項1に記載のニードルホルダであって、ここで、前記固定支持部材が、該固定支持部材上の開口部から遠位方向に延びるノッチをさらに備える、ニードルホルダ。
  7. ニードルホルダアレイであって、
    同一平面上に水平方向に整列された複数のニードルホルダ
    を備え、各ホルダは、
    固定支持部材であってその中に通じる開口部を規定している固定支持部材;
    針用ブランクの少なくとも一部分をその中に受容するためのスロットを有する可動式保持部材を備え、
    ここで、該可動式保持部材は、該開口部に対して移動して該スロットを該針用ブランクを受容するように露出させるために該固定支持部材に対して取り付けられており;そして
    該可動式保持部材は、第1の針用ブランク受容位置と第2の針用ブランク保持位置との間で移動可能であり、該第1の針用ブランク受容位置は、該スロット内に該針用ブランクを受容することが可能であり;該第2の針用ブランク保持位置では、該針用ブランクは、該固定支持部材に対して保持される、
    ニードルホルダアレイ。
  8. 請求項7に記載のニードルホルダアレイであって、少なくとも1つの固定支持部材が、前記針を垂直方向に支持するために前記開口部に対して近位である前記固定支持部材と隣接関係にある垂直方向支持部材をさらに備える、ニードルホルダアレイ。
  9. 請求項7に記載のニードルホルダアレイであって、前記垂直方向支持部材が、内方向に配置されたフランジをさらに備え、ここで、該垂直方向支持部材の内方向に配置されたフランジは、可撓性である前記可動式保持部材で挟み込まれており、該可動式保持部材が該垂直方向支持部材に対して相対的に移動することを可能する、ニードルホルダアレイ。
  10. 請求項7に記載のニードルホルダアレイであって、少なくとも1つの固定支持部材が、該固定支持部材上の開口部から遠位方向に延びるノッチをさらに備える、ニードルホルダアレイ。
  11. 底部プレート構造体をさらに備える、請求項7に記載のニードルホルダアレイであって、
    該底部プレート構造体は、その中に規定される少なくとも1つのスリットを備える、ニードルホルダアレイ。
  12. 基部をさらに備える、請求項7に記載のニードルホルダアレイであって、該基部が、該ニードルホルダに旋廻可能に備え付けられている、ニードルホルダアレイ。
  13. ニードルホルダアレイであって、
    同一平面上に水平方向に整列された複数のニードルホルダ
    を備え、各ホルダは、
    固定支持部材、可動式保持部材、垂直方向支持部材を備え、
    該固定支持部材が、その中に通じる開口部を規定しており;
    該可動式保持部材が、針用ブランクの少なくとも一部分をその中に受容するためのスロットを有し、該開口部に対して移動して該スロットを該針用ブランクを受容するように露出させるために該固定支持部材に対して取り付けられており;
    該可動式保持部材は、第1の針用ブランク受容位置と第2の針用ブランク保持位置との間で移動可能であり、該第1の針用ブランク受容位置は、該スロット内に該針用ブランクを受容することが可能であり;該第2の針用ブランク保持位置では、該針用ブランクは、該固定支持部材に対して保持され、そして
    該垂直方向支持部材は、該針を垂直方向に支持するために該開口部に対して近位である固定支持部材と隣接関係にある、
    ニードルホルダアレイ。
  14. 請求項13に記載のニードルホルダアレイであって、少なくとも1つの固定支持部材が、該固定支持部材上の開口部から遠位方向に延びるノッチをさらに備える、ニードルホルダアレイ。
  15. 針を保持するための方法であって、
    固定支持部材および可動式保持部材を提供する工程であって、該固定支持部材は、その中に通じる開口部を規定しており、該可動式保持部材は、針用ブランクの少なくとも一部分をその中に受容するためのスロットを有しており、ここで、該可動式保持部材は、該開口部に対して移動して該スロットを該針用ブランクを受容するように露出させるために該固定支持部材に対して取り付けられており;そして該可動式保持部材は、第1の針用ブランク受容位置と第2の針用ブランク保持位置との間で移動可能であり、該第1の針用ブランク受容位置は、該スロット内に該針用ブランクを受容することが可能であり;該第2の針用ブランク保持位置では、該針用ブランクは、該固定支持部材に対して保持される、工程;
    該可動式保持部材を該固定支持部材へと内向きに移動させる工程であって、ここで、該固定支持部材の開口部が、該可動式保持部材および該スロットを受容する、工程;
    該可動式保持部材上に位置づけられるスロット内に針を位置づける工程;ならびに
    該可動式保持部材を、該固定支持部材から外側に開放する工程であって、該固定支持部材および該可動式保持部材が、該針を摩擦支持する、工程
    を包含する、方法。
JP2007047991A 2006-02-28 2007-02-27 ニードルホルダ Expired - Fee Related JP5198778B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US11/363,761 US7681722B2 (en) 2006-02-28 2006-02-28 Needle holder
US11/363,761 2006-02-28

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007229466A true JP2007229466A (ja) 2007-09-13
JP5198778B2 JP5198778B2 (ja) 2013-05-15

Family

ID=38001168

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007047991A Expired - Fee Related JP5198778B2 (ja) 2006-02-28 2007-02-27 ニードルホルダ

Country Status (7)

Country Link
US (1) US7681722B2 (ja)
EP (1) EP1825937B1 (ja)
JP (1) JP5198778B2 (ja)
AU (1) AU2007200844B2 (ja)
CA (1) CA2577764A1 (ja)
DE (1) DE602007000875D1 (ja)
ES (1) ES2324374T3 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
USD822372S1 (en) * 2017-02-28 2018-07-10 Joel W. Deaton Needle installation and extraction device

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06218024A (ja) * 1993-01-26 1994-08-09 Toyo Iryo Kenkyusho:Kk 絶縁電気針及びその製造法
JP2002144154A (ja) * 2000-11-14 2002-05-21 Keisei Ika Kogyo Kk 縫合針の先端加工方法及びこれに用いる先端加工装置
JP2003527901A (ja) * 2000-03-21 2003-09-24 アトリオン メディカル プロダクツ インコーポレーテッド 外科用ニードル不動化装置
JP2004358208A (ja) * 2003-05-09 2004-12-24 Jfe Steel Kk セラミック被覆針の製造方法、製造装置および連続製造装置

Family Cites Families (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US279075A (en) * 1883-06-05 berry
JPS5459693A (en) 1977-10-21 1979-05-14 Shiyouji Wada Device of automatically grinding nose of injection needle
US5155943A (en) * 1990-01-12 1992-10-20 Matsutani Seisakusho Co., Ltd. Suture needle and method of an apparatus for grinding material for suture needle
US5282715A (en) * 1992-10-09 1994-02-01 United States Surgical Corporation Needle transporting apparatus
US5571042A (en) 1992-10-09 1996-11-05 United States Surgical Corporation Apparatus for producing hollow ground needles
US5388441A (en) * 1992-12-29 1995-02-14 United States Surgical Corporation Needle curver with automatic feed
JPH06296790A (ja) 1993-04-15 1994-10-25 Matsutani Seisakusho Co Ltd 医療用縫合針及び研削装置
US5584809A (en) * 1993-07-20 1996-12-17 Graphic Controls Corporation Safety catheter
US5477604A (en) * 1993-11-01 1995-12-26 Smith; Daniel Process for manufacturing taper point surgical needles
US5603419A (en) * 1995-07-05 1997-02-18 Peterson; Thomas W. Shipping rack
JP3789020B2 (ja) * 1997-02-12 2006-06-21 マニー株式会社 縫合針及び持針器
DE19707567A1 (de) 1997-02-26 1998-08-27 Jas Jan Segenwitz Gmbh Vorrichtung zum Spitzschleifen eines nadelförmigen Gegenstands
DE19756751C1 (de) 1997-12-19 1999-04-29 Broekelmann Jaeger & Busse Vorrichtung zum Verdrahten von Anschlußstellen von Komponenten elektrischer Geräte oder Anlagen
US6280419B1 (en) * 1999-08-09 2001-08-28 Arrow International, Inc. Hypodermic needle guard
DE20010952U1 (de) 2000-06-20 2000-10-19 Jas Jan Segenwitz Gmbh Vorrichtung zum Spitzschleifen eines nadelförmigen Gegenstands
DE10158948A1 (de) 2001-12-03 2003-06-12 Wago Verwaltungs Gmbh Sammelanschluss für elektr. Verteileranlagen
DE10327067B4 (de) 2003-06-13 2006-04-13 Endox Feinwerktechnik Gmbh Verfahren und Vorrichtung zur Herstellung eines Anschliffes an Kanülen
US7513888B2 (en) * 2004-02-17 2009-04-07 Smiths Medical Asd, Inc. Needle guards

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06218024A (ja) * 1993-01-26 1994-08-09 Toyo Iryo Kenkyusho:Kk 絶縁電気針及びその製造法
JP2003527901A (ja) * 2000-03-21 2003-09-24 アトリオン メディカル プロダクツ インコーポレーテッド 外科用ニードル不動化装置
JP2002144154A (ja) * 2000-11-14 2002-05-21 Keisei Ika Kogyo Kk 縫合針の先端加工方法及びこれに用いる先端加工装置
JP2004358208A (ja) * 2003-05-09 2004-12-24 Jfe Steel Kk セラミック被覆針の製造方法、製造装置および連続製造装置

Also Published As

Publication number Publication date
US7681722B2 (en) 2010-03-23
EP1825937B1 (en) 2009-04-15
ES2324374T3 (es) 2009-08-05
CA2577764A1 (en) 2007-08-28
EP1825937A1 (en) 2007-08-29
AU2007200844A1 (en) 2007-09-13
JP5198778B2 (ja) 2013-05-15
DE602007000875D1 (de) 2009-05-28
US20080011633A1 (en) 2008-01-17
AU2007200844B2 (en) 2012-07-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2995281B1 (en) Stent, method for producing same and device for producing same
US10271978B2 (en) Releasable vascular device connection
US20070266542A1 (en) Radiopaque marker for intraluminal medical device
US20070198038A1 (en) Microdevices for Tissue Approximation and Retention, Methods for Using, and Methods for Making
US20100010508A1 (en) Tissue fastening tool and applicator for indwelling the same within body, and tissue fastening method through natural orifice
JP2010535587A (ja) 代替微小加工構造
WO2019129153A1 (zh) 可分步释放的主动脉覆膜支架
US20070112338A1 (en) Microdevices for tissue approximation and retention, methods for using, and methods for making
US20160002816A1 (en) Electropolishing device and method
FR2530948A1 (fr) Dispositif pour le marquage de la cornee oculaire
JP5198778B2 (ja) ニードルホルダ
US20110184437A1 (en) Electrode unit, electrode system, electrode implanting apparatus, and electrode implanting system
WO2024074089A1 (zh) 人工腱索夹持装置以及操作器
US11172807B2 (en) Endoscope device and endoscope system with deforming insertion portion wire
US9883859B2 (en) Flexible suture anchor threader and suture anchor kit
US10478176B2 (en) Tissue ligating device
US10668189B2 (en) Medical needle and method of maintaining sharpness of needle
US20200038026A1 (en) Fixation of vessels for percutaneous fistula creation
US20230157871A1 (en) Tissue graft fixture
US20240008985A1 (en) Devices, systems, and methods for treating conditions of the heart
US20210386324A1 (en) Surgical sizer sound
JP2012080976A (ja) 電極カテーテル
WO2021027589A1 (zh) 可回收的瓣膜夹合器及瓣膜夹合器回收系统
KR20240036515A (ko) 와이어 전기침식에 의해 하나 이상의 날카로운 몸체를 제조하는 방법, 반제품, 고정물 및 와이어 전기침식에 의해 로봇 미세수술을 위한 수술용 절단 기구를 제조하는 방법
CN117379118A (zh) 具单股驱动索件的微型活检钳及其单股驱动索件的成型方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100107

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101228

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120126

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120131

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20120426

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20120502

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120802

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20121101

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20121106

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121107

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130201

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130207

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160215

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees