JP2007228954A

JP2007228954A - タバコ葉に含有するニコチン・タールの分解緩和法。

Info

Publication number: JP2007228954A
Application number: JP2006095693A
Authority: JP
Inventors: Genichi Takahashi; 源一高橋
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 2006-03-02
Filing date: 2006-03-02
Publication date: 2007-09-13

Abstract

【課題】本発明は、咽頭内周壁面にただれを生じさせる原因となるタバコ吸引の際のニコチンとタールを分解緩和するタバコ葉に含有するニコチン・タールの分解緩和法を提供する。
【解決手段】本発明は、松の葉と南天の葉と実及び緑茶を夫々乾燥したもの又はそのエキス分を微粉末にして混練した基盤粉態（ａ）に、山菜のしどけと海草類とリンゴを夫々乾燥したもの又はそのエキス分を微粉末にして混練した添加粉態（ｂ）を、添加攪拌して一体の微粉緩和態（ｃ）とし、これを巻きタバコ（Ａ）のタバコ葉（Ｂ）に噴霧酢（ｄ）と共に散布融和させ、タバコに点火して吸引するとき、燃焼して出る燻煙の中のニコチン・タール分を分解緩和することを特徴としたものである。
【選択図】図１

Description

本発明は、咽頭内周壁面にただれを生じさせる原因となるタバコ吸引の際のニコチンとタールを分解緩和するタバコ葉に含有するニコチン・タールの分解緩和法に関する。

現代社会に於ける現代人の生活ライフの中で、嗜好の一つとしてタバコ吸引をたしなむ習慣は、人によっては、人生の楽しみの一つとして欠かせないものとなっているが、一方でタバコをたしなむ人は、そのタバコ葉に含有して点火燻煙と共に吸引されるニコチン・タールによって、咽頭内周壁面にただれが生じ、飲食物の賞味を妨げたり、咳が発症して苦痛を生じたり、引いては、肺の中まで様々な障害をもたらす弊害があるなど、問題点が多い現状にある。

然しながら、嗜好の一つとしてタバコを嗜む人にとっては、むしろ健康に問題がある筈のニコチン・タールが必要不可欠なものとなっている。

従って、ニコチン・タールは、健康に害があるとは云え、これがないとタバコを吸引する意味がないことになり、咳や喉の異常にも耐えながらもタバコ嗜好をやめられないでおり、周囲の人や環境にも影響が大きく、現在、大きな問題となっている。

本発明は、ニコチン・タール分は、雰囲気的に多少漂わせて、本来のタバコの嗜好分を保ちながら、有害なニコチン・タール分を分解除去して緩和することを目的としたものである。

本発明は、松の葉と南天の葉と実及び緑茶を夫々乾燥したもの又はそのエキス分を微粉末にして混練した基盤粉態（ａ）に、山菜のしどけと海草類と果物を夫々乾燥したもの又はそのエキス分を微粉末にして混練した添加粉態（ｂ）を、添加攪拌して一体の微粉緩和態（ｃ）とし、これを巻きタバコ（Ａ）のタバコ葉（Ｂ）に噴霧酢（ｄ）と共に散布融和させ、タバコに点火して吸引するとき、燃焼して出る燻煙の中のニコチン・タール分を分解緩和することを特徴としたものである。

本発明は、本発明の基盤粉態（ａ）に、添加粉態（ｂ）を添加攪拌して一体とした微粉緩和態（ｃ）を、タバコ葉（Ｂ）に噴霧酢（ｄ）と共に散布融和させて点火して吸引するもので、松の葉と南天の葉と実の葉緑素エキスと緑茶のタンニンエキスの混態が、海草類の沃度とリンゴの酸及びしどけの混態と酢と共に融和された状態で、点火燻焼した時に出るタバコ葉の燻煙の中のニコチンとタール分を分解除去して、喫煙した時ニコチンの雰囲気を残したまま刺激を緩和して、喉にやさしく、咳などの炎症を抑える効果がある。

つまり、喫煙した時、燻煙の中のニコチン・タール分が分解除去されて喉に炎症を起こすまでに至らずに喉にやさしく、燻煙には、程よいニコチンの味わいと刺激のみが薬味的に残って愛煙者が望むやすらぎといやしの気分は損なわない効果がある。

従って、基盤粉態（ａ）の夫々のエキス分と、添加粉態（ｂ）の夫々のエキス分が複合融和して相乗的に作用しあった微粉緩和態（ｃ）が、タバコ葉（Ｂ）に噴霧酢（ｄ）と共に散布融和させて点火して吸引喫煙した時、点火燻焼した時に出るタバコ葉の燻煙の中のニコチンとタール分を分解除去して、喫煙した時、燻煙の中のニコチン・タール分が喉に炎症を起こすまでに至らずに喉にやさしく、喉荒れが防止できると共に、燻煙には、程よいニコチンの味わいと刺激のみが薬味的に残って愛煙者が望むやすらぎといやしの気分は損なわないと云う優れた効用があるものである。

基盤粉態（ｂ）の中の海草類は、すずきが良く、又、果物は、リンゴかミカンが良く、これらは基盤粉態（ａ）の中の他の混合する基材と共に、乾燥するのみならず、煮つめて液体エキス分として混態とするも良い。

又、微粉緩和態（ｃ）は、タバコを製造する最初からの時点でタバコ葉の中に攪拌混和させ、これを巻きタバコとして市販に供し、市場に流通させ得ることも良いことは勿論である。

本発明の実施態様を示す斜視図である。

符号の説明

ａ基盤粉態
ｂ添加粉態
ｃ微粉態緩和剤
ｄ噴霧酢
Ａ巻きタバコ
Ｂタバコ葉

Claims

松の葉と南天の葉と実及び緑茶を夫々乾燥したもの又はそのエキス分を微粉末にして混練した基盤粉態（ａ）に、山菜のしどけと海草類と果物を夫々乾燥したもの又はそのエキス分を微粉末にして混練した添加粉態（ｂ）を、添加攪拌して一体の微粉緩和態（ｃ）とし、これを巻きタバコ（Ａ）のタバコ葉（Ｂ）に噴霧酢（ｄ）と共に散布融和させ、タバコに点火して吸引するとき、燃焼して出る燻煙の中のニコチン・タール分を分解緩和することを特徴としたタバコ葉に含有するニコチン・タールの分解緩和法。