JP2007228146A - 撮影装置および方法並びにプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】デジタルカメラ等の撮影装置の操作系における操作の煩雑さを解消する。
【解決手段】デジタルカメラのモニタに、所定数のコマからなり、各コマが撮影済みであることおよび未撮影であることを視認可能に表す複数の仮想フイルムを表示する。この際、使用中の仮想フイルムはフイルムの状態で、使用中でない他の仮想フイルムはパトローネ画像にて表示する。仮想フイルムに対応して画像を記録する記録領域を作成し、撮影により画像を取得すると、使用中の仮想フイルムに対応する記録領域に画像を記録する。
【選択図】図4

Description

本発明は、撮影により画像を取得するデジタルカメラ等の撮影装置および撮影装置における撮影方法、並びに撮影方法をコンピュータに実行させるためのプログラムに関するものである。
近年、デジタルカメラの多機能化に伴い、その操作方法が複雑化している。また、多機能化に応じて、カメラモードを撮影モードや再生モードに切り替えたり、撮影済みの画像のコマ送りを行うための各種操作ボタンの数を多くする必要があるため、デジタルカメラの背面等に操作ボタンを配置するための広いスペースが必要となってくる。
このため、ボタン操作の組み合わせに複数の機能を割り当てることにより、操作ボタンの数の増大を防止するようにしたデジタルカメラが提案されている(特許文献1参照)。具体的には、特許文献1に記載のデジタルカメラにおいては、レリーズボタンと他のボタンとの組み合わせにより、プリント枚数の指定等の操作を行うようにしている。また、カメラモードを設定するダイアルと、そのダイアルに設けられたジョイスティックとを組み合わせることにより、操作ボタン等の操作系をコンパクトにまとめるようにしたデジタルカメラも提案されている(特許文献2参照)。
特開平11−150673号公報 特開2001−245189号公報
ところで、近年のメディアの大容量化に伴い、大量の画像をメディアに記録することができるようになっているが、すべての画像をメディアに作成された1つのフォルダに記録するのでは、画像を閲覧した際に大量の画像から所望とする画像を探し出す必要があるため操作性が悪い。このため、一定枚数まで撮影を行った後は、自動的に別のフォルダを作成して画像を記録することにより、1つのフォルダには一定枚数の画像のみを記録する記録方式が用いられている。
しかしながら、このような記録方式においてはユーザは画像を記録する画像を自由に選択することができないため、例えば子供の運動会や旅行等のイベント毎に画像を分類して記録することができない。
本発明は上記事情に鑑みなされたものであり、ユーザが所望とするように画像を分類して記録できるようにすることを目的とする。
本発明による撮影装置は、撮影により画像を取得する撮影手段と、該撮影により取得された画像を記録する記録手段とを備えた撮影装置において、
各種表示を行う表示手段と、
回転式のダイアル操作手段と、
所定数のコマからなり、各コマが撮影済みであることおよび未撮影であることを視認可能に表す複数の仮想フイルムであって、使用中の1の仮想フイルム以外の他の仮想フイルムはパトローネ画像にて前記表示手段に表示し、前記ダイアル操作手段の回転により前記パトローネ画像上においてカーソルを移動させることにより、所望とする仮想フイルムの選択を受け付け、該選択された仮想フイルムのみを前記表示手段に表示する表示制御手段と、
前記撮影により取得した画像を前記使用中の仮想フイルムとの対応関係とともに記録し、前記仮想フイルムに含まれる未撮影であることを表すコマを撮影済みであることを表すコマに変更する記録制御手段とを備えたことを特徴とするものである。
ここで、「画像を使用中の仮想フイルムに含まれるコマとの対応関係とともに記録する」とは、画像と仮想フイルムとの関係が規定できれば対応関係をどのような態様にて画像を記録手段に記録してもよいことを意味する。例えば、記録手段に複数の仮想フイルムに対応した記録領域を作成し、撮影により取得した画像を使用中の仮想フイルムに対応した記録領域に記録してもよく、画像のタグに使用中の仮想フイルムを特定する情報を記録するようにしてもよい。
なお、本発明による撮影装置においては、前記表示制御手段を、前記使用中の仮想フイルムのすべてのコマが撮影済みであることを表すものとなると、未撮影のコマを含む仮想フイルムをすべてのコマが撮影済みとなった仮想フイルムに代えて表示する手段としてもよい。
また、前記ダイアル操作手段の回転によって前記使用中の仮想フイルム上においてカーソルを移動させることにより所望とされるコマの選択を受け付け、該選択されたコマが撮影済みであることを表す場合、カメラモードを再生モードに切り替えるとともに、該選択されたコマに対応する画像を拡大して前記表示手段に表示し、前記選択されたコマが未撮影であることを表す場合、前記カメラモードを撮影モードに切り替え、撮影後に前記選択されたコマを撮影済みであることを表すコマに変更するモード切替制御手段をさらに備えるものとしてもよい。
この場合、前記撮影済みであることを表すコマを、前記撮影により取得された画像の縮小画像としてもよい。
本発明による撮影方法は、撮影により画像を取得する撮影手段と、該撮影により取得された画像を記録する記録手段とを備えた撮影装置において、
各種表示を行う表示手段と、
回転式のダイアル操作手段とを備えた撮影装置における撮影方法であって、
所定数のコマからなり、各コマが撮影済みであることおよび未撮影であることを視認可能に表す複数の仮想フイルムであって、使用中の1の仮想フイルム以外の他の仮想フイルムはパトローネ画像にて前記表示手段に表示し、
前記ダイアル操作手段の回転により前記パトローネ画像上においてカーソルを移動させることにより、所望とする仮想フイルムの選択を受け付け、
該選択された仮想フイルムのみを前記表示手段に表示し、
前記撮影により取得した画像を、前記記録手段に前記複数の仮想フイルムに対応して作成された記録領域のうち、前記使用中の仮想フイルムに対応した記録領域に記録するとともに、前記仮想フイルムに含まれる未撮影であることを表すコマを撮影済みであることを表すコマに変更することを特徴とするものである。
なお、本発明による撮影方法をコンピュータに実行させるためのプログラムとして提供してもよい。
本発明によれば、所定数のコマからなる複数の仮想フイルムであって、使用中の1の仮想フイルム以外の他の仮想フイルムがパトローネ画像にて表示手段に表示される。そして、ダイアル操作手段の回転によりパトローネ画像上においてカーソルを移動させることにより所望とする仮想フイルムが選択されると、選択された仮想フイルムのみが表示手段に表示される。一方、記録手段には、撮影により取得された画像が、使用中の仮想フイルムとの対応関係とともに記録され、この仮想フイルムに含まれる未撮影であることを表すコマが撮影済みであることを表すコマに変更される。
このため、ユーザは仮想フイルムを選択して撮影を行うことにより、選択した仮想フイルムに対応づけて画像を分類して記録することができる。また、使用する仮想フイルムはパトローネ画像を選択すればよいため、使用する仮想フイルムを視覚的に容易に選択することができる。
また、使用中の仮想フイルムのすべてのコマが撮影済みであることを表すものとなると、未撮影のコマを含む仮想フイルムをすべてのコマが撮影済みであることを表すものとなった仮想フイルムに代えて表示することにより、ユーザは次の仮想フイルムに対応する記録領域に、撮影により取得した画像を続けて記録することができる。
また、ダイアル操作手段の回転によって仮想フイルムにおける所望とされるコマの選択が受け付けられた場合において、選択されたコマが撮影済みであることを表すものである場合、カメラモードを再生モードに切り替え、さらに選択されたコマに対応する画像を拡大して表示する一方で、選択されたコマが未撮影であることを表す場合、カメラモードを撮影モードに切り替え、撮影後に選択されたコマを撮影済みであることを表すコマに変更することにより、ユーザは表示された仮想フイルムにおいて撮影済みのコマを選択すれば、カメラモードを再生モードに切り替えることができ、未撮影のコマを選択すればカメラモードを撮影モードに切り替えることができる。また、再生モードに切り替えられた場合には、選択された画像が拡大表示される。したがって、ダイアル操作手段を操作するという簡易な操作を行うのみで、再生モードおよび撮影モードの切り替え、さらには再生モードの場合には画像の表示を行うことができる。
また、撮影済みであることを表すコマを撮影により取得された画像の縮小画像とすることにより、仮想フイルム上においてカーソルを移動させることにより撮影済みの画像のコマ送り動作を行うことができる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。図1は本発明の撮影装置の実施形態であるデジタルカメラの構成を示す図である。図1に示すように本実施形態によるデジタルカメラ1は、撮影された画像等の各種表示を行うモニタ11と、電源のオン・オフを行う電源スイッチ12と、レリーズボタン13と、ズームを行うズームレバー14とを備える。また、デジタルカメラ1は、後述するようにカメラモードを撮影モードおよび再生モードに切り替える回転ダイアル15と、撮影モード時においてはマクロ撮影を行い、再生モード時においてはモニタ11に再生されている画像を削除するための第1の操作ボタン16と、撮影モード時においてはストロボをオン・オフし、再生モード時においてはモニタ11に再生されている画像のプリント予約を行うための第2の操作ボタン17とを有する。
ユーザはこれらのボタンを適宜操作して撮影を行い、撮影により取得した画像をデジタルカメラ1に内包されたメディアに記録することができる。また、ユーザはこれらのボタンを適宜操作してメディアに記録された画像を再生することができる。操作については後述する。
図2は本実施形態によるデジタルカメラの信号処理系を示す概略ブロック図である。デジタルカメラ1は、撮影レンズおよびCCD等からなり、被写体像をCCDの受光面に結像させて光電変換してアナログの画像データとして出力する撮像部40と、デジタルカメラ1全体の制御を行うとともに画像データのサンプリングタイミング制御、画像データの保存制御、通信制御および表示制御等の制御を行うCPU42と、アナログ情報の画像データをデジタルの画像データに変換するA/D変換器44と、画像サイズの変更、階調処理、色変換処理、濃度変換処理、シャープネス処理およびホワイトバランス調整処理等の画像処理を行う信号処理部46と、ストロボ48と、ストロボ48の操作を制御するストロボ制御部50と、図1に示すレリーズボタン13、ズームレバー14、回転ダイアル15、第1および第2の操作ボタン16等のユーザが情報を入力する際に用いる入力部52と、入力部52の設定情報を入力するインターフェースであるI/O54とを備える。
また、デジタルカメラ1は、画像データをJPEGに代表される手法で圧縮したり、圧縮した画像データを解凍する圧縮解凍部56と、デジタルカメラ1の本体内に内蔵されているメディア60に画像データを保存したり読み出したりするために画像データを変換するメディアインターフェース62とを備える。メディア60は、半導体、磁気記録および光記録に代表される記録媒体である。
また、デジタルカメラ1は、画像データの転送を行うプログラムを含むCPU42の動作プログラムや各定数が記憶されているROMおよびプログラム実行時の作業領域となる記憶手段であるRAMにより構成されているシステムメモリ64と、デジタルカメラ1の各種設定定数を電源遮断後も記憶し続けることが可能な書き替え可能な不揮発性メモリ66と、タイマ撮影時に駆動されるタイマ68と、現在の時刻を刻むカレンダ時計70と、画像データや各種情報を通信によって送受信する場合に用いるUSB、IEEE1394、Ethernet(登録商標)等の規格の有線インターフェース73と、画像データをモニタ11に表示するためのD/A変換等を行うモニタ制御部74と、CPU42から指令される表示用の画像データを一時的に記憶しておくVRAM等で構成されているフレームメモリ76と、CPU42から指令されるコード情報を表示する文字やメッセージデータに変換して画像とともにオンスクリーンディスプレイするOSD78とを備える。なお、電力を各部へ供給するバッテリ80も備える。
有線インターフェース73には通信コネクタ32が接続されており、パソコン、プリンタ、写真店の店頭に設置されたプリント受付装置等の外部装置と画像データを含む各種情報の送受信を実施することが可能となっている。
そしてCPU42がシステムメモリ64に記録されているプログラムを実行することにより、表示制御手段、記録制御手段およびモード切替制御手段として機能する。
次いで、本実施形態において行われる処理について説明する。図3は本実施形態において行われる処理を示すフローチャートである。ユーザが電源スイッチ12をオンとしてデジタルカメラ1を起動することによりCPU42が処理を開始し、モニタ11に初期画面を表示する(ステップST1)。
図4は初期画面を示す図である。図4に示すように初期画面90の上部には、所定数のコマからなる複数(ここでは3つ)の仮想フイルム91A〜91Cがパトローネを表すパトローネ画像にて表示されている。また、仮想フイルム91A〜91Cを選択するためのカーソル92も表示されている。なお、仮想フイルム91A〜91Cの画像数としては、銀塩フイルムに対応して24枚、36枚等とすることが好ましい。
ここで、パトローネ画像は、一般的な35mmフイルムのパトローネに外観を似せた画像であることが好ましいが、コマの集合であることを視覚的に表すことが可能であればどのような画像であってもよい。
そして、ユーザが回転ダイアル15を回転することによりカーソル92を移動して、所望とする仮想フイルム91A〜91Cのパトローネ画像を選択したか否かの監視を開始する(ステップST2)、ステップST2が肯定されると、ユーザが選択したパトローネ画像の仮想フイルムを、パトローネ画像からフイルムの状態に変更して表示する(ステップST3)。
図5は仮想フイルムがフイルムの状態にて表示された画面を示す図である。なお、ここでは仮想フイルム91Aが選択されたものとして説明する。図5に示すように、この画面には、複数のコマからなるフイルムの状態の仮想フイルム91Aおよびパトローネ画像の仮想フイルム91B,91Cが表示されている。また、仮想フイルム91A上の最初のコマにカーソル92が表示されて最初のコマが選択された状態となっている。なお、フイルムの状態の仮想フイルムの画像は、一般的な35mmフイルムの形状に外観を似せた画像であることが好ましいが、1次元的にコマを並べた配列の画像に限定されるものではなく、2次元的にコマを並べた配列の画像であっても、任意のテンプレートにコマを配置した画像であってもよい。
ここで、仮想フイルム91A〜91Cは、所定数のコマからなるものであり、各コマが撮影済みであることおよび未撮影であることを表示するようになっている。具体的には、撮影済みのコマについては、撮影された画像の縮小画像が表示され、未撮影の場合には黒で塗りつぶされた画像が表示される。なお、図5においては、仮想フイルム91Aにおける最初の3コマに縮小画像が表示され、4コマ目以降が黒色となっているため、最初の3コマが撮影済みであり、4コマ目以降が未撮影であることが分かる。また、図5においては仮想フイルム91A上に5個のコマのみが表示されているが、実際にはより多くのコマが仮想フイルム91Aに含まれており、回転ダイアル15を回転することにより、現在表示されていないコマを表示することが可能である。また、仮想フイルム91Aのコマを最後まで表示するとカーソル92は使用中でない仮想フイルム91B,91Cのパトローネ画像に移動する。これにより、ユーザは使用中でない仮想フイルム91B,91Cを使用中の仮想フイルム91Aに代えてフイルムの状態にて表示できる。なお、使用中であった仮想フイルム91Aはパトローネ画像にて表示される。
ここで、本実施形態においては、回転ダイアル15を回転させることにより、仮想フイルム91A上においてカーソル92を移動してコマを選択することができる。そして、カーソル92により選択したコマが撮影済みである場合には、CPU42はカメラモードを再生モードに切り替え、カーソル92により選択されているコマの拡大画像をモニタ11に表示する。なお、図5に示す画面においては最初のコマがカーソル92により選択されているため、最初のコマの拡大画像93が初期画面90に表示されている。
一方、図6に示すようにカーソル92により選択したコマが未撮影である場合には、CPU42はカメラモードを撮影モードに切り替える。これにより、モニタ11には撮影を行うためのファインダー画像が表示されることとなる。そして、撮影により画像を取得すると選択したコマは、撮影により取得した画像の縮小画像に変更される。なお、未撮影のコマは撮影済みのコマに続いて選択する必要はなく、例えば図7に示すようにユーザが所望とするコマを選択してもよいものである。この場合、撮影後に選択したコマが撮影により取得した画像の縮小画像に変更されることとなる。
また、本実施形態においては、メディア60に仮想フイルム91A〜91Cに対応したフォルダが作成されている。図8はメディア60のフォルダ構造を示す図である。図8に示すようにメディア60には、ルートディレクトリの下層に、仮想フイルム91A〜91Cにそれぞれ対応した3つのフォルダ(DCIF100、DCIF200、DCIF300)が作成されている。そして、撮影により取得された画像は、使用中の仮想フイルム91A〜91Cに対応するフォルダに記録される。例えば仮想フイルム91Aが使用中である場合、仮想フイルム91Aに対応するDCIF100フォルダに撮影により取得した画像が記録される。
CPU42はユーザにより仮想フイルム91A上のコマが選択されたか否かの監視を開始し(ステップST4)、ステップST4が肯定されると、選択されたコマが撮影済みか未撮影であるか否かを判定する(ステップST5)。撮影済みである場合には、CPU42はカメラモードを再生モードに切り替え(ステップST6)、選択されたコマに対応する画像をモニタ11に表示する(ステップST7)。
一方、未撮影のコマが選択された場合には、CPU42はカメラモードを撮影モードに切り替え(ステップST8)、ユーザによる撮影操作を受け付ける(ステップST9)。
続いて、電源スイッチ12をオフとすることによる終了の指示がなされたか否かを判定し(ステップST10)、ステップST10が否定されるとステップST4に戻り、ステップST4以降の処理を繰り返す。ステップST10が肯定されると、処理を終了する。
このように、本実施形態においては、所定数のコマからなる複数の仮想フイルム91A〜91Cを用意し、使用中の仮想フイルム91Aのみをフイルムの状態で表示し、使用中の仮想フイルム91A以外の他の仮想フイルム91B,91Cをパトローネ画像にて表示するようにし、回転ダイアル15の回転によりパトローネ画像上においてカーソル92を移動させることにより所望とする仮想フイルムが選択されると、選択された仮想フイルムをフイルムの状態で表示するようにしたものである。一方、メディア60には複数の仮想フイルム91A〜91Cに対応したフォルダを作成し、撮影により取得された画像を、使用中の仮想フイルムに対応したフォルダに記録するとともに、この仮想フイルムに含まれる未撮影であることを表すコマを撮影済みであることを表すコマに変更するようにしたものである。
このため、ユーザは仮想フイルムを選択して撮影を行うことにより、選択した仮想フイルムに対応するフォルダに画像を分類して記録することができる。また、使用する仮想フイルムはパトローネ画像を選択すればよいため、使用する仮想フイルムを視覚的に容易に選択することができる。
また、本実施形態においては、ユーザが回転ダイアル15を回転することにより、フイルムの状態で表示された仮想フイルム91A上において選択したコマが撮影済みであることを表すものである場合、カメラモードを再生モードに切り替え、選択されたコマに対応する画像を拡大表示するようにしたものである。一方、ユーザが選択したコマが未撮影であることを表すものである場合、カメラモードを撮影モードに切り替え、撮影後に選択されたコマを撮影済みであることを表すコマに変更するようにしたものである。
このため、ユーザは表示された仮想フイルム91Aにおいて撮影済みのコマを選択すれば、カメラモードを再生モードに切り替えることができ、未撮影のコマを選択すればカメラモードを撮影モードに切り替えることができる。また、再生モードに切り替えられた場合には、選択された画像が拡大表示される。したがって、回転ダイアル15を操作するという簡易な操作を行うのみで、再生モードおよび撮影モードの切り替え、さらには再生モードの場合には画像の表示を行うことができる。
また、撮影済みであることを表すコマを撮影により取得された画像の縮小画像とすることにより、仮想フイルム91A上においてカーソル92を移動させることにより撮影済みの画像のコマ送り動作を行うことができる。
なお、上記実施形態においては、初期画面として仮想フイルム91A〜91Cをすべてパトローネ画像にて表示しているが、初期画面において未撮影のコマを含む一の仮想フイルムをフイルムの状態で表示するようにしてもよい。この場合、図5に示す画面が初期画面となる。
また、上記実施形態においては、メディア60に仮想フイルム91A〜91Cに対応するフォルダを作成して、撮影により取得された画像を使用中の仮想フイルムに対応したフォルダに記録しているが、画像と仮想フイルムとが対応づけられていればどのように画像を記録してもよく、画像のタグに使用中の仮想フイルムを特定する情報を記述するようにしてもよい。
また、上記実施形態においては、使用中の仮想フイルムのすべてのコマが撮影済みとなった場合に、図9に示すように仮想フイルム91Aの撮影が終了したことが分かるように終端部94を表示することが好ましい。また、この際、図10に示すようにすべてのコマについて撮影が終了した仮想フイルム91Aに代えて、未撮影のコマを含む他の仮想フイルム(ここでは91B)をフイルムの状態で表示することが好ましい。これにより、ユーザは次の仮想フイルムに対応するフォルダに、撮影により取得した画像を続けて記録することができる。
また、上記実施形態においては、フイルムの状態で表示した仮想フイルム91A上において先頭のコマを初期状態でカーソル92により選択しているが、仮想フイルム91A上の未撮影のコマを初期状態で選択するようにしてもよい。これにより、デジタルカメラ1の起動後、直ちに撮影を行うことが可能となる。
本発明の撮影装置の実施形態であるデジタルカメラの構成を示す図 本実施形態によるデジタルカメラの信号処理系を示す図 本実施形態において行われる処理を示すフローチャート 初期画面を示す図 仮想フイルムがフイルムの状態にて表示された状態を示す図 未撮影のコマを選択した状態を示す図(その1) 未撮影のコマを選択した状態を示す図(その2) メディアのフォルダ構造を示す図 仮想フイルムに終端部を表示した状態を示す図 新たな仮想フイルムが表示された状態を示す図
符号の説明
1 デジタルカメラ
11 モニタ
12 電源スイッチ
13 レリーズボタン
14 ズームレバー
15 回転ダイアル
16 第1の操作ボタン
17 第2の操作ボタン
90 初期画面
91A〜91C 仮想フイルム
92 カーソル

Claims (6)

  1. 撮影により画像を取得する撮影手段と、該撮影により取得された画像を記録する記録手段とを備えた撮影装置において、
    各種表示を行う表示手段と、
    回転式のダイアル操作手段と、
    所定数のコマからなり、各コマが撮影済みであることおよび未撮影であることを視認可能に表す複数の仮想フイルムであって、使用中の1の仮想フイルム以外の他の仮想フイルムはパトローネ画像にて前記表示手段に表示し、前記ダイアル操作手段の回転により前記パトローネ画像上においてカーソルを移動させることにより、所望とする仮想フイルムの選択を受け付け、該選択された仮想フイルムのみを前記表示手段に表示する表示制御手段と、
    前記撮影により取得した画像を前記使用中の仮想フイルムとの対応関係とともに記録し、前記仮想フイルムに含まれる未撮影であることを表すコマを撮影済みであることを表すコマに変更する記録制御手段とを備えたことを特徴とする撮影装置。
  2. 前記表示制御手段は、前記使用中の仮想フイルムのすべてのコマが撮影済みであることを表すものとなると、未撮影のコマを含む仮想フイルムをすべてのコマが撮影済みとなった仮想フイルムに代えて表示する手段であることを特徴とする請求項1記載の撮影装置。
  3. 前記ダイアル操作手段の回転によって前記使用中の仮想フイルム上においてカーソルを移動させることにより所望とされるコマの選択を受け付け、該選択されたコマが撮影済みであることを表す場合、カメラモードを再生モードに切り替えるとともに、該選択されたコマに対応する画像を拡大して前記表示手段に表示し、前記選択されたコマが未撮影であることを表す場合、前記カメラモードを撮影モードに切り替え、撮影後に前記選択されたコマを撮影済みであることを表すコマに変更するモード切替制御手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1または2記載の撮影装置。
  4. 前記撮影済みであることを表すコマは、前記撮影により取得された画像の縮小画像であることを特徴とする請求項3記載の撮影装置。
  5. 撮影により画像を取得する撮影手段と、該撮影により取得された画像を記録する記録手段とを備えた撮影装置において、
    各種表示を行う表示手段と、
    回転式のダイアル操作手段とを備えた撮影装置における撮影方法であって、
    所定数のコマからなり、各コマが撮影済みであることおよび未撮影であることを視認可能に表す複数の仮想フイルムであって、使用中の1の仮想フイルム以外の他の仮想フイルムはパトローネ画像にて前記表示手段に表示し、
    前記ダイアル操作手段の回転により前記パトローネ画像上においてカーソルを移動させることにより、所望とする仮想フイルムの選択を受け付け、
    該選択された仮想フイルムのみを前記表示手段に表示し、
    前記撮影により取得した画像を、前記記録手段に前記複数の仮想フイルムに対応して作成された記録領域のうち、前記使用中の仮想フイルムに対応した記録領域に記録するとともに、前記仮想フイルムに含まれる未撮影であることを表すコマを撮影済みであることを表すコマに変更することを特徴とする撮影方法。
  6. 撮影により画像を取得する撮影手段と、該撮影により取得された画像を記録する記録手段とを備えた撮影装置において、
    各種表示を行う表示手段と、
    回転式のダイアル操作手段とを備えた撮影装置における撮影方法をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
    所定数のコマからなり、各コマが撮影済みであることおよび未撮影であることを視認可能に表す複数の仮想フイルムであって、使用中の1の仮想フイルム以外の他の仮想フイルムはパトローネ画像にて前記表示手段に表示する手順と、
    前記ダイアル操作手段の回転により前記パトローネ画像上においてカーソルを移動させることにより、所望とする仮想フイルムの選択を受け付ける手順と、
    該選択された仮想フイルムのみを前記表示手段に表示する手順と、
    前記撮影により取得した画像を、前記記録手段に前記複数の仮想フイルムに対応して作成された記録領域のうち、前記使用中の仮想フイルムに対応した記録領域に記録するとともに、前記仮想フイルムに含まれる未撮影であることを表すコマを撮影済みであることを表すコマに変更する手順とを有することを特徴とするプログラム。
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