JP2007227989A - 放送網と通信網の連携システム、その連携システムに用いられる情報カード、及び端末装置 - Google Patents

放送網と通信網の連携システム、その連携システムに用いられる情報カード、及び端末装置 Download PDF

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Abstract

【課題】
本願発明の課題は、放送網と通信網との連携システムを構築することである。
【解決手段】
本願発明の放送網と携帯端末網の連携システムは、音声情報及び(又は)画像情報を放送する放送用サーバと、該放送を受信できる端末装置と、該端末装置に挿入して使用する情報カードを備える放送網と、通信機能を有した携帯端末と、該携帯端末との間で通信をする携帯用サーバを備える携帯端末網とのリンケージを取るためのシステムであって、前記放送網の情報カードが記録している「カード識別情報」を、前記携帯端末網の携帯端末を用いて、該携帯端末が有する「携帯端末識別情報」と共に携帯端末網を介してリンケージサーバに送信することによって、情報カードの「カード識別情報」と携帯端末の「携帯識別情報」とをリンケージして保存することを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本願発明は、放送網と通信網とのリンケージを取るための連携システムであって、特に携帯端末網に属する携帯端末の通信機能によって、放送網の情報カードが記録している「カード識別情報」を携帯端末が有する「携帯端末識別情報」と共にリンケージサーバに送信することによって、情報カードの「カード識別情報」と携帯端末の「携帯識別情報」とをリンケージして保存する放送網と携帯端末網の連携システムに関するものである。
本願発明は、具体的には、デジタル放送を受信するために必要な情報カード311の情報と携帯電話に記憶された個人情報とをリンケージさせる連携システムに関し、特に、個々の情報カード311に対応付けられたカード情報を前記カメラ付携帯電話器によって読み取り、該携帯電話器が記憶している個人情報、メールアドレス情報等を特定のアドレスのリンケージサーバに記録してデータのリンケージを取る放送網と携帯端末網の連携システムに関するものである。
通常、BSデジタル放送、110度CSデジタル放送或いは地上波デジタル放送等は限定受信システム(CAS:Conditional Access System)等を用いて視聴者の受信状況を管理しているため、デジタル放送を受信できるテレビジョンセットを購入すると、情報カード311の登録が必要となり、1枚ごとに違う番号を付与された情報カード311の番号が印刷されたはがき等によってユーザ登録が必要とされている。
このようなデジタル放送で双方向サービスを可能とするために、一般的には電話回線に接続されているが、TV端末は家庭用端末の場合が多いために、TV端末設置場所が特定されていない(設置場所のデータベースが存在しない)。しかしながら、上記TV端末に電話回線が接続されているからといって、放送網と通信網との連携システムが構築されているものではなく、放送網からの信号は通信網を介して送信されて入るものの通信網は単なる通信手段として機能しているものに過ぎない(非特許文献1の取扱説明書参照)。
また、個人認証性が高く所在位置の認識も可能な携帯電話との連携システムは全く採用されていない。これに関しては、テレビ放送と携帯電話機とを連携させて所定の処理を行う技術に関しては、特許文献1において、TV放送局からテレビジョン放送によって商品や役務の情報を放映し、視聴者(購入者)は、テレビジョンセットの一部分に商品等の管理データとして映し出される映像パターンを、携帯電話の光受信部で受信させて放映されている商品等を指定して、通信ネットワークを通じて通信販売主に対し申し込みのための通信を行い、通信販売主は、申し込みを受けると、指定された商品等を配送業者に配送させる通信販売システムが知られている程度である。
HITACHI 日立プラズマテレビ・液晶テレビ取扱説明書(地上・BS・110度CSデジタルチューナー内蔵)(ハードディスクレコーダー内蔵)形名(W37p-HR8000、W42P-HR8000、W55P-HR-8000、W32L-HR8000,W37L-HR8000) p.300 特開2002−197322号公報
本願発明は、従来はTV端末に電話回線が接続されているからといっても、電話回線は単なる通信手段として機能しているものに過ぎず、放送網と通信網との連携システムが構築されているものではなかった。今後、放送技術は飛躍的な進歩を遂げていくことは必至であり、益々多重化されたデータ放送が可能になってくるであろう。このようにして放送が多チャンネル化し、多重化が進み、双方向化が一般的になってくると個人個人に合った放送番組の選択ということが重要となってくるであろう。
一方、ケーブルテレビや衛星放送などで視聴した番組単位で料金を課すペイパービュー(PPV:pay-per-view)方式の放送も一般化してくると、個人に合致した放送の選択と同時に確実な課金システムの構築も重要になってくる。
この場合、放送網側で独自に個人認証システムを新たに構築することもできる。しかしながら、これには膨大な設備投資が必要になる。そこで、既存の通信網を利用することを考え出したのが本願発明である。この場合には、放送網と通信網との連携システムの構築するのが有利である。なぜならば、通信網に繋がっている端末は家庭用の電話機にしても、携帯電話にしても、それ自身が相当程度に信頼性の高い個人情報を含んだネットワークを構築しているからである。
そこで本願発明は、放送網と通信網との連携システムを確立して、より使い勝手のいい双方向放送を実現しようとするものである。従来のBS・110度CSデジタル放送等では放送網の情報カード311の情報をユーザ情報とリンケージさせるためには、ユーザ登録をはがき等の手段や手入力手段によらなければならなかったが、本願発明においてはそのような方法によらずに、簡単な方法で確実に且つ迅速に放送網の情報と通信網の情報との連携システムを構築するために開発されたものである。
また、背景技術でも述べたように、TV受信端末装置は家庭用端末の場合が多いために、TV端末設置場所が特定されていない(設置場所のデータベースが存在しない)場合が多いが、地上波デジタル放送の時代になると、地域限定サービスを利用するシーンが多くなり、TV受信端末装置の設置場所或いは操作場所の位置情報の取り込みが必要となる場合が出てくる。本願発明はこのような位置情報の取り込みの課題をも解決するために開発されたものである。
本発明の放送網と通信網の連携システムは、音声情報及び(又は)画像情報を放送する放送用サーバと、該放送を受信できる端末装置と、該端末装置に挿入して使用する情報カードを備える放送網と、通信機能を有した通信端末と、該通信端末との間で通信をする通信用サーバを備える通信網とのリンケージを取るためのシステムであって、
前記放送網の情報カードが記録している「カード情報」を、前記通信網の通信端末を用いて、該通信端末が有する「通信端末情報」と共に該通信網を介してリンケージサーバに送信することによって、情報カードの「カード情報」と通信端末の「通信端末情報」とをリンケージして保存することを特徴とする。
さらに本発明の放送網と通信網の連携システムは、前記通信網は携帯端末通信網であり、該携帯端末通信網に属する通信端末は携帯端末であることを特徴とする。
さらに本発明の放送網と通信網の連携システムは、前記放送網の情報カードが記録している「カード情報」は「カード識別情報」及び「情報を送信する送信先情報」であり、通信端末の「通信端末情報」は電話番号或いはメールアドレスのような「通信端末識別情報」であることを特徴とする。
さらに本発明の放送網と通信網の連携システムにおいては、前記放送網の情報カードが記録している「カード情報」を、前記通信網の通信端末を用いて、該通信端末が有する「通信端末識別情報」と共に該通信網を介して前記リンケージサーバに情報を送信する際に、通信端末の情報送信時の「通信端末位置情報」も共に送信することによって、情報カードの「カード情報」と通信端末の「通信端末識別情報」と「通信端末位置情報」とをリンケージして保存し、前記リンケージサーバは前記通信端末からの「通信端末位置情報」に対応する放送網に係る「放送網の識別情報」をテーブルとして記憶した放送網参照リストと関連付けられていることを特徴とする。
本発明の放送網と通信網の連携システムは、音声情報及び(又は)画像情報を放送する放送用サーバと、該放送を受信できる端末装置と、該端末装置に挿入して使用する情報カードを備える放送網と、通信機能を有した携帯端末と、該携帯端末との間で通信をする携帯通信用サーバを備える通信網とのリンケージを取るためのシステムであって、
前記放送網の情報カードが記録している「カード情報」を、前記通信網の携帯端末を用いて、該携帯端末が有する「携帯端末情報」と共に該通信網を介してリンケージサーバに送信することによって、情報カードの「カード情報」と携帯端末の「携帯端末情報」とをリンケージして保存しておき、一方、前記放送網の情報カードには複数人分の「携帯端末情報」を記憶するように構成したことを特徴とする。
さらに本発明の放送網と通信網の連携システムは、前記通信端末の「携帯端末情報」は電話番号或いはメールアドレスのような「携帯端末識別情報」であることを特徴とする。
さらに本発明の放送網と通信網の連携システムは、前記放送用サーバは、端末装置に対して情報カード記憶された「カード識別情報」と「携帯端末識別情報」を送信する要求を出せるように構成されており、該放送用サーバからの要求をトリガとして、ユーザによって前記複数人分の内の特定の一人の「携帯端末識別情報」が選択され送信指示がなされた際に、情報カードの「カード識別情報」と携帯端末の「携帯端末識別情報」とを当該放送網を介して放送用サーバ側に送信されることを特徴とする。
さらに本発明の放送網と通信網の連携システムは、前記情報カードはデジタル放送を受信するために必要な情報カード311であり、前記情報カードの「カード識別情報」とは情報カード311の「カード識別情報」であり、前記通信端末の「通信端末識別情報」とは電話番号情報及び(又は)メールアドレス情報であることを特徴とする。
さらに本発明の放送網と通信網の連携システムにおいては、前記情報カードの「カード識別情報」は、前記通信端末の読み取り機能によって読み取れる形態で記録されており、前記通信端末が読み取ることによって通信端末に取り込むことを特徴とする。
さらに本発明の放送網と通信網の連携システムにおいては、前記情報カードのカード識別情報は、個々の情報カードに対応付けられた「カード識別情報」を二次元バーコード(QRコード)により表示したことを特徴とする。
さらに本発明の放送網と通信網の連携システムにおいては、前記携帯端末によってデータを送信する際に、該携帯端末と交信する基地局の「基地局情報」を「携帯端末位置情報」として送信することを特徴とする。
本発明の放送網と通信網の連携システムに用いられる情報カードは、前記「カード識別情報」と「情報を送信する送信先情報」等からなる「カード情報」を携帯端末が読み取れる形態で記録したことを特徴とする。
本発明の放送網と通信網の連携システムに用いられる端末装置は、前記情報カードに保存する「カード識別情報」と「情報を送信する送信先情報」等からなる「カード情報」を読み出し、当該情報をテレビジョン端末装置等の画面に表示することを特徴とする。
さらに本発明の放送網と通信網の連携システムに用いられる端末装置は、前記情報カードに保存する複数人分の「携帯端末情報」を読み出し、当該情報をテレビジョン端末装置等の画面に表示することを特徴とする。
本願発明は、情報カードの「カード識別情報」と携帯端末の「携帯識別情報」とをリンケージして保存することにより放送網と携帯端末網の連携システムを構築することができるという顕著な効果を達成できるものである。これによって、放送網内に個人認証のための新しいシステムを構築する必要はなく、既存の通信網における個人認証性の高さを利用して多種類の放送サービスが実現できるものである。
そのために、本願発明は、放送網の情報カードが記録している「カード識別情報」を、携帯端末網の携帯端末を用いて、該携帯端末が有する「携帯端末識別情報」と共に携帯端末網を介してリンケージサーバに送信することによって、情報カードの「カード識別情報」と携帯端末の「携帯識別情報」とをリンケージして保存することにより、放送網と携帯端末網の連携システムを構築し、リンケージした情報を有効に使用できるものである。
さらに、本願発明は、携帯端末網の携帯端末を用いて情報をリンケージサーバに送信することによって、簡単に且つ確実に連携システムを構築することが可能である。
さらに、本願発明は、携帯電話等の携帯端末から所在位置情報を取り込むことができるため、今後、用途の広がる地域限定サービスの放送の受信に効果を発揮できるものである。
さらに、具体的には、携帯電話のメール機能を使用して、確実且つ迅速に情報カード311のユーザ登録ができると共に、CASのID情報と携帯電話から入手したユーザ情報とをリンケージさせてサーバのデータベースに登録しておくことにより、双方向放送サービスの質の向上や、ユーザの趣味・趣向に合った番組提供が可能なものである。
以下、本願発明の実施例を図面を参照しながら説明する。なお、以下、実施例の説明は本願発明の一つの具体的実現手段として説明するものであり、本願発明を限定的に解釈するべきものでないことはいうまでもないことであり、当然のこと、当業者であれば通常成し得る設計的な変更は可能なものであり、それは本願発明の範疇に属するべきものである。
図1は、本願発明の放送網と通信網との連携システムの基本的発明概念を示す概念構成図である。放送網においては、放送用サーバ300から音声情報及び(又は)画像情報が放送され、端末装置310によって受信される。端末装置310は放送用サーバから放送される情報を受信できるTV受信端末或いはセットトップボックス(STB)である。該端末装置310にはカード情報322が記録された情報カード311が付帯しており、この情報カード311は端末装置310挿入されることにより、放送用サーバ300からの放送が受信される。放送用サーバ300、端末装置310及び情報カード311間の情報のやり取りは従来の放送システムのものと変わりはない。ここにおいて、情報カード311は、例えばCASカードをいう。
通信網は以下の実施例では受信端末を携帯端末として構成された携帯端末網として説明するが、携帯端末に代えて固定電話機、ファクシミリ装置、デスクトップパソコン等の通信端末であっても実現は可能なものである。
この通信網である携帯端末網においては、携帯用サーバ200と携帯端末211の間でメール等の情報が送受信される。通常用いられる携帯端末211は、携帯電話機でありカメラ付携帯電話機であると本願発明に利用するのに便利である。このような携帯電話機には、通常、電話番号、メールアドレス等の個人情報が記憶されている。この通信網の端末としては、後述するが放送網の情報カードに記録した情報が読み取れる機能を備えたものであれば固定電話機であっても構わない。固定電話機も電話番号を有しており個人情報及び地域情報を有している。
放送網と通信網とをリンケージさせるために、リンケージサーバ100が設けられている。本願発明においては、放送網の情報カード311が記録している「カード情報」を通信網に存在する携帯端末211によって携帯端末網を介してリンケージサーバ100に送信する。その際に、携帯端末211自身が記憶している個人情報(電話番号情報、メールアドレス情報等)や位置情報(市外局番を含む固定電話番号、携帯電話の受信基地局情報)等から成る「携帯端末情報(通信端末情報)」を同時に送信する。このようにして、リンケージサーバ100に送られた、情報カード311の「カード情報」と携帯端末211の個人情報或いは位置情報等から成る「携帯端末情報(通信端末情報)」がリンケージを取った状態で記憶され、双方向受信や通信販売時の決済或いは地域限定放送の受信時の制御に用いることができる。この際に、携帯端末網が携帯電話の新規加入時に登録された顧客管理情報210(住所、氏名、年齢、性別、電話料金納入状況等)を、携帯端末から送られてきた個人情報に併せて、リンケージサーバ100に送信することも可能である。これにより、よりセキュリティーの高い顧客管理が実現できる。
リンケージサーバ100は、放送網内に組み込んでも良く、携帯端末網に組み込んでも良いが、設置コスト低く抑えるには、通常、インターネット網の中に特定のアドレスを持って設置されるのが好ましい。この場合の特定のアドレスは、固定とすることが好ましいから、TV端末装置或いはセットトップボックス(STB)を購入した際に取扱説明書に記載してあるか、情報カードに記憶しておいても良い。従って、放送網の情報カードには、機器のIDを含んだ「カード識別情報」及びその「カード識別情報」の送信先を表す「情報を送信する送信先情報」を記憶しておくことが望ましい。詳細な処理手順は、図4及びその説明において後述する。
図2は、地域性の高い放送(地域限定放送等)の場合を考えたシステム概念構成図である。図2には放送網Aと放送網Bが存在するが、放送網Aと放送網Bは別の地域(例えば、横浜地区と大阪地区)での放送網であり、放送網Aの地域で放送されている情報は、放送網Bの地域では視聴できないことを想定したシステムを説明している。
従来は、情報カード311は個々の端末装置310に固有のカードとして用いられているが、本願発明のシステムにおいては、情報カードをTV受信端末装置或いはSTBから抜き取って個人情報カードとして持ち歩き、例えば旅行先のホテルの端末装置410のスロットに挿入して、スクランブルの解除及び(又は)個人認証等の必要な放送情報を受信することができるシステムを構築するものである。
図2に示した本願発明の連携システムにおいても、情報カード311には「カード情報」が記憶されており、放送網の情報カード311が記録している「カード情報」を、通信網に存在する携帯端末211によって携帯端末網を介して、リンケージサーバ100に送信する。その際に、携帯端末211自身が記憶している個人情報(携帯電話番号情報やメールアドレス情報等)に加えて位置情報(受信基地局情報等)を同時に送信することになる。
携帯端末211は、位置情報を取得できるGPS機能を備えていて、随時、位置情報を取得できるものとする。
リンケージサーバ100には、どの地域にはどの放送網が存在しているかを表す参照情報110(地域情報/放送網対比テーブル)が関連付けされており、携帯端末211からの位置情報(受信基地局情報等)をカバーするその地域の放送網が導き出せるように構成されている。なお、詳細な処理手順は図5及びその説明において後述する。
図3は、図1に示した放送網と通信網との連携システムの基本的発明概念を示す概念構成図の情報カード311上に、携帯端末網の複数人分の携帯端末の「携帯端末識別情報」を記憶する記憶エリア333を設けたシステムである。これによって、情報カード311上に、例えば、家族全員それぞれが個別の携帯端末を保持している場合に、家族全員の携帯端末に対応した「携帯端末識別情報」を記憶しておくことが可能となる。これによって、例えば、お父さんが或る通信販売で或る商品を購入しようとする場合には、お父さん自身の「携帯端末識別情報」を選択して購入決済をすることを可能とするものである。このことにより、いちいち、携帯電話を操作することなく、一度登録した放送網上の情報を使って、通信網と同程度の認証性の高さを確保して個人認証をすることを可能とするものである。なお、詳細な処理手順は図6、7およびその説明において後述する。
以下、図1のシステムにおいて、デジタルテレビ端末を新規に購入等して新たに設定をする場合の手順を説明する。この手順は、図4に示したフローに対応したものであるが、図4は下記のステップを包括的に示している。
まず、ステップ400の説明をする。端末装置310は、電源供給時に初期立ち上げであることを認識するか、デジタル放送を受信したにも拘わらず、カード情報の新規設定が行われていないことを検知し、起動処理を行う。
詳細は、端末装置310に接続されたテレビ画面上に、「情報カード311を挿入してください」のメッセージを表示させる。
情報カード311が挿入されることにより、情報カード311に記憶されているカードID等のカード情報のデータ等が読み取られ、設定処理を行う。次いで、同じく画面上に「個人情報を入力してください」との表示を出し、それと同時に「携帯電話に記憶してある個人情報を使う」或いは「手入力をする」等の選択をさせる。「手入力をする」を選択した場合には、従前方法により手入力を待つことになるので、本発明においては説明を省略する。なお、「携帯電話に記憶してある個人情報を使う」を選択した場合には、本発明の特徴である携帯電話に記憶した個人情報と情報カード311のデータとのリンケージが必要になる。
上記で「携帯電話に記憶してある個人情報を使う」が選択されると、テレビ画面上に「一旦、情報カード311をスロットから抜き取って取扱説明書第○○ページのステップに従って処理をしてください」との表示をさせる。取扱説明書の当該ページには、以下のステップが記載されている。
『〔ステップ1〕
携帯電話のメール送信機能を使って、取扱説明書第○○ページに記載されたメールアドレスにメールを送りますので、メースアドレスを入力してください。送信されるメールは、データのリンケージ用ソフトの送付依頼になりますが、メール本文は空メールでも構いません。リンケージデータベースより返信のメールが入りますので、そのメールの指示に従った処理をお願いします。
〔ステップ2〕
リンケージデータベースより返信のメールが入りますので、そのメールを開いてください。メールを開きましたら、携帯端末で接続可能なインターネット等で指定のアドレスにアクセスしてください。「リンケージ用ソフトをダウンロードしますか」との質問に対して「YES」を選択すると、携帯電話の機種の問い合わせがありますので、指示に従って携帯電話の機種を入力してください。「NO」を選択すれば処理を中断します。携帯電話の機種を選択後に「ダウンロード」を選択すれば、データリンケージ用のソフトウエアがサーバ側から携帯電話端末側にダウンロードされます。ダウンロードが終了すると、インストールのステップに進みます。
〔ステップ3〕
再度、メール送信の画面が自動的に表示されますので、次のステップに従ってメールを送信してください。送信先はabc1234@defg.com.jpです。送信内容は、携帯電話に記録されている個人情報(電話番号、メースアドレス等の情報)をリンケージデータベースに送信するものです。個人情報の使用目的を承認する場合には次のステップに進んで、メールを送信してください。
〔ステップ4〕
(1)QRコード(二次元バーコード)を読み取れるカメラ付の携帯電話をお持ちの場合には、情報カード311の裏等に記憶してあるQRコード(二次元バーコード)を読み取ってメールの添付ファイルとしてください。
(2)QRコードが読み取れない携帯電話をお持ちの場合には、一次元バーコードの下に印字してある数字をメールの本文に半角数字にて入力してください。
〔ステップ5〕
メールを送信してください。「リンケージ」が成功し、情報が登録された場合には「登録しました」とのメールが入ります。』
上記ステップでは、一旦情報カード311をスロットから抜き取って処理を行ったが、取扱説明書に印刷されたQRコード等を用いてリンケージ処理を行う場合には、当然のこととしてCASの抜き取りの必要はない。また、QRコード内に、事前に情報送信先のアドレスを書き込んでおき、カメラ付の携帯電話で該QRコードを読み込んだ際には、自動的に所定のアドレスにメール送信と共に必要な情報を送るように構成することも可能である。このように、QRコード内のメール自動送信機能を用いれば、携帯電話においては、メールのあて先、メール内容が書かれたメール送信画面が自動的に立ち上がる。
携帯電話からのメールが携帯用サーバに届くと、携帯用サーバが当該メールの件名(予め決まられた件名でメールを送るように自動設定しておくことが考えられる)等で、本メールがリンケージサーバへの情報登録を依頼するものであることを認識し、携帯用サーバは、送信されたメール内容に記述された「カード情報」及び送信元の「携帯端末情報」を指示されたリンケージサーバに送信する方式を採用することも可能である。
ステップ405において、端末装置310は初期情報の入力を受付、テレビ画面にメニューを表示させる。
ステップ410において、携帯端末211は、情報カード311に付されたカード識別情報を読み取る。ここにおいて、ステップ400において、情報カード311は端末装置310に挿入された、すなわち接続された状態であるが、ステップ410の処理においては、情報カード311は、端末装置310から抜き取られ、携帯端末211は情報カード311のカード識別情報を読み取れる状態にある。
ステップ415において、携帯端末211は、携帯用サーバ200に対しカード識別情報および携帯端末情報(携帯端末を識別する携帯端末識別情報および携帯端末位置情報)を携帯用サーバ200に送信する。携帯用サーバ200は、リンケージサーバ100に、前記カード識別情報および携帯端末情報を送信する。
ステップ420において、リンケージサーバが携帯用サーバからカード情報および携帯端末情報を受信する。ここで、送信されてきた情報が、新規の情報か既存の情報の更新かは、適当な既知の方法で判断し処理することができる。
ステップ425において、リンケージサーバ100は当該情報をデータベースに放送網の情報カードの「カード情報」と通信網の携帯端末の「携帯端末情報」関連性を持たせて図7aに示すようにリンケージ情報として保存する。
ステップ430において、リンケージサーバ100による情報のリンケージ保存処理が終了すると、リンケージサーバ100は、携帯端末211に「登録しました」との趣旨のメールを送信する。(しかしながら、この時点では、放送局に対して、放送視聴を開始するための放送用サーバへの視聴者登録は完了していない。)また、放送用サーバ300に対し、カード識別情報および携帯端末識別情報を送信する。
ステップ432において、携帯端末211は、携帯用サーバ200を介してステップ430において送信されたメールを受信し、表示画面に表示する。
ステップ435において、放送用サーバ300は、ステップ430において送信されたカード識別情報および携帯端末識別情報を受信する。
放送視聴を開始するための放送用サーバの視聴者登録を完了させるためには、リンケージサーバ100は、データベースにある放送網の「カード情報」と通信網の「携帯端末情報」を一対にして放送用サーバ300に送信する必要がある。これにより、放送用サーバ300は、一対で受信した「カード情報」及び「携帯端末情報」により、加入者登録を行うことになる。その処理が終了すると視聴者登録が完了する。
さらに、放送用サーバ300は、「カード情報」に記述されるカードIDの加入者に対して、申し込みによってユーザ登録が完了したことを通知するメッセージ(EMMメッセージ)を作成し、登録された携帯端末211に対して登録完了を送信する。この登録完了の通知は放送網の端末装置310(STBを含む)に対して送信することも可能である。この場合、上記EMMメッセージを受信し、画面表示させて登録されたことを確認することも可能である。
また、本手順は、有料コンテンツの視聴申し込みにおいても適用できる。すなわち、スクランブルのかかったコンテンツが視聴できるよう、放送用サーバでEMMが生成され、STBおよびカードに送信される。
図2および図5は、本発明を適用して、外出先のホテルなど別のエリアの放送網で放送を受信する場合の実施例を説明するシステム構成図その処理を示すフローチャートである。この処理により携帯電話等の携帯端末から所在位置情報を取り込むことができるため、今後、用途の広がる地域限定サービスの放送の受信に効果を奏する。また、本実施例は、携帯端末211を用いているが、携帯端末211で情報カード311のID情報を読み取る方法に代えて、GPS機能を備えたカーナビ等で読み取れば地域情報を簡単に受信して、地域限定放送を受信することが可能である。
携帯端末211からリンケージサーバ100へ送る情報は、カード識別情報、携帯端末の電話番号情報、携帯端末のメールアドレス情報、パソコンのeメールアドレス情報の他に、携帯端末から送信した際の位置情報及び(又は)時間情報も送信が可能である。
送信する位置情報は、送信時に携帯電話の電波を受信した基地局の位置情報を用いることも可能であるし、GPS機能付き携帯電話であればGPS情報に基づいた位置情報を送信することも可能である。また、時間情報は携帯電話のクロックが形成する時間情報を送ることもできるが、より正確を期すためにはサーバ側が受信した際のサーバ側のクロックで形成された時間情報を用いることが良い。
リンケージサーバ100は携帯電話の位置情報(受信基地局情報等)を入手する構成とすることが可能である。受信した位置情報は、地域限定放送のように地域性の強い放送の受信時に用いられる。リンケージサーバ100には、どの地域にはどの放送網が存在しているかを表す参照情報110(地域情報/放送網対比テーブル)が関連付けされており、携帯端末211からの位置情報(受信基地局情報等)をカバーするその地域の放送網が導き出せるように構成されている(図7b参照)。
リンケージサーバ100は携帯電話が情報を送信したときの時間情報を入手する構成とすることが可能である。この際の、受信した時間情報は、特定の放送網の特定の放送局の放送の有無等を検索するキー情報として使用することができる。
図5における処理フローの説明をする。ステップ500〜ステップ545の処理は、下記に示す事項を除いて、図4のステップ400〜ステップ440と同様とする。
ステップ525において、リンケージサーバ100は、ステップ425の処理に加えて、受信した携帯端末位置情報をもとに、図7bのリンケージサーバ内の参照情報のデータ構成図の携帯端末位置情報を検索し、該当する携帯端末位置情報に対応づけられた放送網の識別情報を抽出する。そして、ステップ505において、抽出された放送網の識別情報で識別される放送用サーバ400に対し、カード識別情報および携帯端末識別情報を送信する。例えば図2において、放送網Bが該当すると判断され、放送網Bに対し、カード識別情報および携帯端末識別情報を送信し、放送網Aには送信しない。
ステップ550において、放送用サーバは、端末装置410に送信されるスクランブルのかかったコンテンツのスクランブルをとく復号キーを作成する。ステップ555において、放送用サーバは、作成した復号キーを、端末装置410へ送信する。ステップ560において、端末装置410は復号キーを受信し、情報カード311に格納する。ここにおいて、復号キーは、端末装置410に格納してもよい。
本願発明は、商品等を購入する際の決済時にも効果を発揮するものである。以下、本願発明を使用して商品を購入しようとする際に、情報カード311が初期設定の状態であり、決済で必要な個人情報が情報カード311中に存在しない場合の処理を説明する。処理の概要は、放送用サーバ300は、リンケージサーバ100内のリンケージデータベースに情報を問い合わせ、問い合わせ中の当該情報カード311に情報を返信し、情報カード311は、受信した情報を所定のエリアに保存する。以下、図3の連携システムを用いて、図6のフローに順じて説明する。
なお、図6のフローのステップ610、615、630は、図面に示すように携帯端末310および情報カード311が処理を行ってもよいし(図の実線)、携帯端末211および携帯用サーバ200が処理(図の点線)を行ってもよい。なお、ここにおいては説明を簡潔にするために、携帯端末310および情報カード311が行う処理について説明する。
ステップ600において、通信販売の放送が流されているTV画面において、ユーザからの商品メニューの選択を受け付けると、端末装置310は、決済画面を表示する。
ステップ605において、決済画面の個人情報の入力段階において、端末装置310は情報カード311の記憶エリア333に記憶された複数の個人情報の呼び出しメニューを表示する。複数の個人情報とは、図9に示すように、複数の携帯端末識別情報およびそれに対応付けられた個人情報のことをいう。
ステップ610において、個人情報の呼び出しメニューが選択されると、端末装置310は、情報カード311内の所定のエリア333に格納されている、図9情報カード内のデータ構造中の個人情報(携帯端末識別情報等)の読み込みを行う。ここで、個人情報とは、データリンケージデータベースで管理される前記情報カード311のカード情報と前記携帯電話器の個人情報、メールアドレス情報等のうち、当該情報カード311のID情報にリンクされた情報のことである。
ステップ615において、ステップ610において、個人情報の読み込みの結果、個人情報が記憶されていない場合(デジタルテレビ端末を新規に購入等して新たに設定をする場合)、端末装置310は、個人情報(携帯端末識別情報等)を放送用サーバ300に問い合わせ情報を送信する。問い合わせ情報には、カード識別情報および携帯端末識別情報が含まれる。ここにおいて、放送用サーバ300への問い合わせステップに関しては、図6の紙面上省略する。放送用サーバ300は、リンケージサーバ100に対して、問い合わせ情報を送信する。
ステップ620において、リンケージサーバ100は、問い合わせ情報を受信する。
ステップ625において、リンケージサーバ100は、リンケージDBから、問い合わせ情報に含まれるカード識別情報および携帯端末識別情報に対応づけられた個人情報を抽出する。また、放送用サーバ300を介して端末装置310へ問い合わせ情報を受信した旨をお知らせする情報を送信する。
ステップ630において、端末装置310は、受信した旨をお知らせする情報を受信し、接続されたテレビの画面上に「受付しました」という旨の表示をさせる。
ステップ635において、リンケージサーバ100は、抽出した個人情報を、放送用サーバ300に送信する。
ステップ640において、放送用サーバ300は、個人情報を受信する。ステップ645において、放送用サーバ300は、個人情報を、端末装置310へ送信し、ステップ610において、端末装置310は個人情報を、情報カード311のDB333へ格納する。
以下の〔ステップ〕の説明は、図3のシステム構成を用いて行う決済処理の流れである。
〔ステップ1〕
通信販売の放送が流されているTV画面において、ユーザによって商品メニューの選択が行われると、端末装置310は、決済画面を表示する。
〔ステップ2〕
決済画面の個人情報の入力段階において、端末装置310は情報カード311の記憶エリア333に記憶された複数の個人情報の呼び出しメニューを表示する。
〔ステップ3〕
個人情報の呼び出しメニューが選択されると、端末装置310は、情報カード311内の所定のエリア333に格納されている、個人情報(携帯端末識別情報等)の読み込みを行う。ここで、個人情報とは、データリンケージデータベースで管理される前記情報CASカードのカード情報と前記携帯電話器の個人情報、メールアドレス情報等のうち、当該CASカードのID情報にリンクされた情報のことである。
〔ステップ4〕
一番最初など、CASカード内に当該個人情報(携帯端末識別情報等)が記憶されていない場合、端末装置310は、CASカード311に個人情報(携帯端末識別情報等)の読み出し指示を行い、CASカードは、放送用サーバ300に問い合わせを行う。放送用サーバ300は、リンケージサーバ100内のリンケージデータベースに情報を問い合わせ、問い合わせ中の当該CASカードに情報を返信する。CASカードは、受信した情報を所定のエリアに保存する。
〔ステップ5〕
〔ステップ4〕後、またはCASカード311内に当該個人情報がある場合、端末装置310は、CASカード内に存在する個人情報を読み出し、画面に表示する。このとき、個人情報が複数ある場合などでは、個人情報のうち例えば個人名、年齢、携帯電話番号の情報のみをリスト表示し、ユーザに選択させることも可能である。
〔ステップ5〕
〔ステップ4〕後、またはCASカード内に当該個人情報がある場合、端末装置310は、CASカード内に存在する個人情報を読み出し、画面に表示する。このとき、個人情報が複数ある場合などでは、個人情報のうち例えば個人名、年齢、携帯電話番号の情報のみをリスト表示し、ユーザに選択させることも可能である。
〔ステップ6〕
ユーザにより個人情報が選択されると、端末装置310は、当該個人情報を放送網が所望する埋め込み、決済画面を表示する。必要事項が不足していたら、手入力を促すメッセージを表示する。必要事項が埋め込まれたら、決済の実施確認メッセージを表示する。
〔ステップ7〕
その後、システム、サービスの形態に応じて必要な決済処理を行う。
上記〔ステップ1〕において、商品メニューの選択を実施する前に、個人情報の特定を行ってもよい。また、上記〔ステップ4〕において、CASカードは、複数の個人データを保存することも可能である。さらに特定個人が複数の個人データをもつことも可能である。また、上記ステップにおいて、端末で行う処理は、端末ではなく双方向通信先の放送用サーバまたはリンケージサーバ等で実施し、その結果をTV画面に表示してもよい。
実施例の説明においては、携帯端末は、携帯電話機特にカメラ付き携帯電話機で説明したが、それらに限るものではなく、通信機能を備えた携帯端末であれば本願発明の携帯端末として使用することは全く問題がない。さらに、携帯端末でなくとも、放送網の情報カードのカード情報を読み取ることができる機能を備えていれば、携帯電話に限らず家庭用の卓上電話機であっても構わない。それはカード情報の記録方式と通信網の端末装置の読み取り機能との整合性の問題であって、本願発明の希求する放送網と通信網の連携システムの構築とは直接関係しないものである。
は、本発明の基本的構成を示すシステム構成図である。 は、本発明を適用して別のエリアの放送網で放送を受信する場合のシステム構成図である。 は、TVショッピング等の決済で個人情報の入力負担を軽減するためにリンケージ情報または情報カード中の携帯端末識別情報を使う場合のシステム構成図である。 は、STBで新規加入する場合の処理フローである。 は、外出先のホテルなど、別放送エリアの有料放送を視聴する場合の処理フローである。 は、TVショッピング等の決済で個人情報の入力負担を軽減するためにリンケージ情報を使う場合の処理フローである。 aは、リンケージサーバ内のリンケージ情報のデータ構成図である。 bは、リンケージサーバ内の参照情報のデータ構成図である。 は、携帯端末211又は/および携帯用サーバ200内の顧客管理情報のデータ構成図である。 は、情報カード内のデータ構成図である。
符号の説明
100 リンケージサーバ
110 参照情報
200 携帯用サーバ
211 携帯端末
300 放送用サーバ(放送網A)
310 端末装置(放送網A)
311 情報カード
322 カード情報
400 放送用サーバ(放送網B)
410 端末装置(放送網B)

Claims (14)

  1. 音声情報及び(又は)画像情報を放送する放送用サーバと、該放送を受信できる端末装置と、該端末装置に挿入して使用する情報カードを備える放送網と、通信機能を有した通信端末と、該通信端末との間で通信をする通信用サーバを備える通信網とのリンケージを取るためのシステムであって、
    前記放送網の情報カードが記録している「カード情報」を、前記通信網の通信端末を用いて、該通信端末が有する「通信端末情報」と共に該通信網を介してリンケージサーバに送信することによって、情報カードの「カード情報」と通信端末の「通信端末情報」とをリンケージして保存することを特徴とする放送網と通信網の連携システム。
  2. 前記通信網は携帯端末通信網であり、該携帯端末通信網に属する通信端末は携帯端末であることを特徴とする請求項1記載の放送網と通信網の連携システム。
  3. 前記放送網の情報カードが記録している「カード情報」は「カード識別情報」及び「情報を送信する送信先情報」であり、通信端末の「通信端末情報」は電話番号或いはメールアドレスのような「通信端末識別情報」であることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の放送網と通信網の連携システム。
  4. 前記放送網の情報カードが記録している「カード情報」を、前記通信網の通信端末を用いて、該通信端末が有する「通信端末識別情報」と共に該通信網を介して前記リンケージサーバに情報を送信する際に、通信端末の情報送信時の「通信端末位置情報」も共に送信することによって、情報カードの「カード情報」と通信端末の「通信端末識別情報」と「通信端末位置情報」とをリンケージして保存し、前記リンケージサーバは前記通信端末からの「通信端末位置情報」に対応する放送網に係る「放送網の識別情報」をテーブルとして記憶した放送網参照リストと関連付けられていることを特徴とする請求項1、請求項2又は請求項3記載の放送網と通信網の連携システム。
  5. 音声情報及び(又は)画像情報を放送する放送用サーバと、該放送を受信できる端末装置と、該端末装置に挿入して使用する情報カードを備える放送網と、通信機能を有した携帯端末と、該携帯端末との間で通信をする携帯通信用サーバを備える通信網とのリンケージを取るためのシステムであって、
    前記放送網の情報カードが記録している「カード情報」を、前記通信網の携帯端末を用いて、該携帯端末が有する「携帯端末情報」と共に該通信網を介してリンケージサーバに送信することによって、情報カードの「カード情報」と携帯端末の「携帯端末情報」とをリンケージして保存しておき、一方、前記放送網の情報カードには複数人分の「携帯端末情報」を記憶するように構成したことを特徴とする放送網と通信網の連携システム。
  6. 前記通信端末の「携帯端末情報」は電話番号或いはメールアドレスのような「携帯端末識別情報」であることを特徴とする請求項5記載の放送網と通信網の連携システム。
  7. 前記放送用サーバは、端末装置に対して情報カード記憶された「カード識別情報」と「携帯端末識別情報」を送信する要求を出せるように構成されており、該放送用サーバからの要求をトリガとして、ユーザによって前記複数人分の内の特定の一人の「携帯端末識別情報」が選択され送信指示がなされた際に、情報カードの「カード識別情報」と携帯端末の「携帯端末識別情報」とを当該放送網を介して放送用サーバ側に送信されることを特徴とする請求項6記載の放送網と通信網の連携システム。
  8. 前記情報カードはデジタル放送を受信するために必要な情報カード311であり、前記情報カードの「カード識別情報」とは情報カード311の「カード識別情報」であり、前記通信端末の「通信端末識別情報」とは電話番号情報及び(又は)メールアドレス情報であることを特徴とする上記請求項の内の1の請求項記載の放送網と通信網の連携システム。
  9. 前記情報カードの「カード識別情報」は、前記通信端末の読み取り機能によって読み取れる形態で記録されており、前記通信端末が読み取ることによって通信端末に取り込むことを特徴とする上記請求項の内の1の請求項記載の放送網と通信網の連携システム。
  10. 前記情報カードのカード識別情報は、個々の情報カードに対応付けられた「カード識別情報」を二次元バーコード(QRコード)により表示したことを特徴とする請求項9記載の放送網と通信網の連携システム。
  11. 前記携帯端末によってデータを送信する際に、該携帯端末と交信する基地局の「基地局情報」を「携帯端末位置情報」として送信することを特徴とする請求項4又は請求項5記載の放送網と通信網の連携システム。
  12. 前記「カード識別情報」と「情報を送信する送信先情報」等からなる「カード情報」を携帯端末が読み取れる形態で記録したことを特徴とする上記請求項1乃至請求項11の内の1の請求項記載の放送網と通信網の連携システムに用いられる情報カード。
  13. 前記情報カードに保存する「カード識別情報」と「情報を送信する送信先情報」等からなる「カード情報」を読み出し、当該情報をテレビジョン端末装置等の画面に表示することを特徴とする上記請求項1乃至請求項11の内の1の請求項記載の放送網と通信網の連携システムに用いられる端末装置。
  14. 前記情報カードに保存する複数人分の「携帯端末情報」を読み出し、当該情報をテレビジョン端末装置等の画面に表示することを特徴とする上記請求項5記載の放送網と通信網の連携システムに用いられる端末装置。
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