JP2007227723A - 波長可変光源装置、及び、波長可変光源制御方法 - Google Patents

波長可変光源装置、及び、波長可変光源制御方法 Download PDF

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直樹 藤原
Takaaki Kakitsuka
孝明 硴塚
Takeo Miyazawa
丈夫 宮澤
Kazutoshi Kato
和利 加藤
Hiroyuki Ishii
啓之 石井
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Abstract

【課題】高速波長制御が可能で、長期間メンテナンスフリーで使用することができる波長可変光源装置、及び、波長可変光源制御方法を提供する。
【解決手段】p型半導体クラッド層31とn型半導体クラッド層30とにより挟まれた領域に、クラッド層よりもバンドギャップが小さい半導体コア層32を有する光導波路を形成し、光導波路は、順方向の電圧印加、又は、電流注入により発光する活性領域26からなる活性導波路と、活性導波路の両端に設けられた非活性領域24,25,27,28,29からなる非活性導波路とを備え、活性導波路と非活性導波路とは光学的に接続されて半導体レーザを構成し、半導体レーザの前記非活性領域には順方向定電圧印加手段10ないし14を接続した。
【選択図】図1

Description

本発明は、半導体レーザを光源とする波長可変光源装置、及び、波長可変光源制御方法に関する。
DBR(Distributed Bragg Reflector)レーザは通信用の波長可変光源である。DBRレーザは、電流注入により発光機能を持つ活性領域と、電流注入により波長可変機能を持つDBR領域とから構成されており、これらの領域は、光の出力方向に対して一直線上に配置された光導波路で構成されている。
図2は、DBR型波長可変光源の構造を示した断面図を示す。DBR型波長可変光源は、基板30上に設けられた活性領域26の両端に位置する非活性領域の側方のうち、一方に分布反射器である第1DBR領域25を形成し、他方に位相調整領域27、及び、第2DBR領域28が形成されている。
活性領域26から見て第1DBR領域25(分布反射器)の先には、光増幅器(以下、SOA領域24)があり、活性領域26から見て第2DBR領域28の先には、活性領域26と同じ構造の光増幅器(以下、PD領域29)がある。
活性領域26に電流が注入されると、活性領域26が発光をはじめ、レーザ振幅閾値利得に達したときに発振を開始する。このときの発振波長は、第1DBR領域25、第2DBR領域28、活性領域26、及び、位相調整領域27により構成されるレーザ共振器の共振器長によって決定される縦モード波長のうち、第1DBR領域25、及び、第2DBR領域28のブラッグ反射帯域内に存在する縦モード波長のみが選択されることにより決定される。
このDBR型波長可変光源では、活性領域電極15を介して活性領域26に注入される活性領域電流、第1DBR領域電極17を介して第1DBR領域25に注入される第1DBR領域電流、第2DBR領域電極18を介して第2DBR領域28に注入される第2DBR領域電流、位相調整領域電極19を介して位相調整領域27に注入される位相調整領域電流、及び、SOA領域電極16を介してSOA領域24に注入されるSOA領域電流がそれぞれ制御される構造となっている。
第1DBR領域電流、第2DBR領域電流、及び、位相調整領域電流が各領域に注入されることで生じる屈折率変化に伴い、縦モード波長、及び、ブラッグモード波長を共に短波側にシフトさせることが可能である。これらの電流注入によって屈折率変化が生ずる現象は、プラズマ効果として知られている。
ここで、第1DBR領域電流、及び、第2DBR電流は、それぞれの領域のブラッグ波長を変化させるのと同時に、縦モード波長を短波長に変化させる効果がある。また、位相調整電流には、縦モード波長のみを短波長に変化させる効果がある。このため、第1DBR電流、第2DBR電流、及び、位相調整領域電流により、レーザの発振波長が可変となる。このような波長可変メカニズムの一例が下記非特許文献1に開示されている。
半導体フォトニクス工学 コロナ社 1995年1月10日発行 p306−311
ここで、PD領域29の使用方法について述べると、PD領域29側の波長可変光源の端面からの戻り光が、第1DBR領域25、活性領域26、位相調整領域27、及び、第2DBR領域28により構成されるレーザ共振器へ進入して位相条件を乱さないように、通常はPD領域29をアースすることにより、戻り光を吸収させている。また、SOA領域24は、SOA領域電流の調整により光出力の増幅及び減衰が可能であり、出力調整機能を有する。
図2に示すような均一な回折格子を有するDBR型波長可変光源の他にも、波長可変幅の広帯域化を実現するため、DBR回折格子に超周期構造等を持たせることで、複数の反射ピークを持つSSG−DBRレーザや、サンプルドグレーティングを用いることで複数の反射ピークを持つSG−DBRレーザ等も開発されている。これらのDBR型波長可変光源は、駆動・波長制御回路と一体化して、高速の波長可変光源装置として用いられる。
図7は、従来の駆動・波長制御回路の制御図を示す。DBRレーザには1個又は複数個の駆動電流源と、1個又は複数個の波長制御用電流源を備えている。図7に示す活性領域用電流源50、及び、SOA領域用電流源51により供給される電流は、それぞれ図2に示す活性領域電流、及び、SOA領域電流に対応し、第1波長制御用電流源52から第N波長制御用電流源53(ここでNは、N番目を意味する)によって供給される電流は、図2に示す活性領域電流、第1DBR領域電流、第2DBR領域電流、及び、位相調整領域電流に対応する。
ここでは、図2に示すDBR型波長可変光源の他にも、非活性領域の構成組み合わせは1個から複数個まで自在に構成できるため、図7に示す各非活性領域とそれに対応する電源に対し、通し番号で1からNと記載した。
従来、順方向に電圧を印加する半導体素子は、電流を制御することで、モジュール、及び、ボード化の前後で特性が変わらないことから、電流源による電流制御が行われてきた。これは、波長可変光源を電圧源により駆動する場合、モジュール化、又は、ボード化の前にあらかじめ電圧に対する諸特性を求めておいても、モジュールの寄生抵抗、及び、ボードの内部抵抗の影響によって電圧に対する諸特性が変化してしまうからである。
レーザの出力側には分波器58があり、出力光59とモニタ光60とに分けられる。分波されたモニタ光60は、波長、及び、出力レベルのモニタリングのための波長ロッカー61に入力される。波長ロッカー61は、通常、エタロンと呼ばれるファブリペロー共振器と2個のフォトディテクターにより構成され、ファブリペロー周期(繰り返し周期)の最大でも1/2以下の範囲であれば波長のずれを検出することが可能で、同時に出力強度も測ることができる。
CPU62は、その波長と出力強度に補正を加えるため、新たな電流値を設定し、波長制御電流源、及び、駆動用電流源の出力を変化させることにより、波長・出力値情報63のCPU62へのフィードバックが行われる。
以上の手順により、DBRレーザの波長が一定で駆動される場合、又は、波長の切り替え速度が非常に遅い(数秒以上の切り替え時間間隔)場合、規定の各波長グリッドで波長と出力強度とを一定に保つことができ、経時劣化による出力の変化や、波長のずれ・揺らぎに対応することが可能である。
初めに、波長可変領域(DBR領域、及び、位相調整領域)中に電流注入を行ったときの波長可変の原理と、経時劣化の要因について説明する。半導体中に注入された電子、及び、正孔は、一部は発光再結合により失われて光となって外に放出され、別の一部は非発光再結合により光を発光せずに失われ、残りは半導体中に電子・正孔対の状態で安定し、この定在する電子・正孔対はプラズマ効果を発生し、電流注入が行われている非活性領域の屈折率を変化させる。電子・正孔対の濃度(密度)はキャリア密度と呼ばれ、半導体PN接合部にかかる順方向電圧値やキャリア消滅の速度、すなわち再結合定数等に決定される。
DBRレーザの経時的波長劣化の要因は、主にDBR領域、及び、位相調整領域等の非活性領域の非発光再結合の増加によって、電流注入量に対するキャリア密度の増加率が減少することにある。図8は、DBR領域の再結合定数が1×10-10(cm3/s)、2×10-10(cm3/s)、3×10-10(cm3/s)のときに電流制御によりDBR領域にキャリア注入を行った場合の波長可変特性を示すシミュレーション結果を示す。
図8において、横軸は注入電流量、縦軸は電流注入を行わなかった場合と比べたDBR領域のブラッグ波長の変化量をそれぞれ示している。また、再結合定数の増加は、DBR領域の劣化に対応し、1×10-10(cm3/s)は劣化前を想定した再結合定数であり、2×10-10(cm3/s)、3×10-10(cm3/s)となるにつれて、劣化が進んでいる状態に相当している。
図8に示すように、ブラッグ波長を6nm変化させるのに必要な電流量は、再結合定数が1×10-10(cm3/s)、2×10-10(cm3/s)、3×10-10(cm3/s)のときに、それぞれ67(mA)、163(mA)、245(mA)であり、劣化が進むにつれて、3倍以上の電流(必要電流が200%以上増加)が必要となることが推測できる。
図9は、従来の波長可変光源装置に対し、通常の使用条件より、高電圧、高電流、及び、高温等の条件下で強制的に約700倍の速度で実際に劣化するような劣化試験を行った結果を示す。図9において、横軸はDBR領域に注入される電流値、縦軸は発振波長をそれぞれ示している。この試験は、60時間の試験で通常使用の5年、120時間の試験で通常使用の10年の劣化に相当する。図9に示すように、時間の経過(劣化)に伴い、電流注入に対する波長変化量が大きく減少してしまうことがわかる。
従来、電流値を波長制御パラメータとすると、波長可変領域の欠陥等の非発光再結合中心が増加し波長可変特性が劣化したときに、発振波長が当初の波長からずれてしまっていた。このような場合、図7に示す波長ロッカー61を波長モニタとするフィードバックグループにより、適正な制御電流値がCPU62によって再設定され、制御パラメータに校正を加えて、元の波長に戻して使用している。
しかしながら、この校正は、レーザを静的に動作させて行う必要があり、波長が数ミリ秒、又は、それ以下の時間で高速に切り換えられる場合、オンラインでフィードバックを正確に行うことは困難である。本来、通信用のレーザは、数年間のメンテナンスフリーであることが要求されるが、DBRを経時的な劣化に耐えさせるためには、毎日から数ヶ月に一回の頻度で、上述した出力、及び、波長の校正を行う必要がある。したがって、高速波長制御を行い、長期間メンテナンスフリーで使用することは、実用上は不可能であった。
このことから、本発明は、高速波長制御が可能で、長期間メンテナンスフリーで使用することができる波長可変光源装置、及び、波長可変光源制御方法を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するための第1の発明(請求項1に対応)に係る波長可変光源装置は、
p型半導体クラッド層とn型半導体クラッド層とにより挟まれた領域に、前記クラッド層よりもバンドギャップが小さい半導体コア層を有する光導波路を形成し、
前記光導波路は、順方向の電圧印加、又は、電流注入により発光する活性領域からなる活性導波路と、
前記活性導波路の両端、又は、片端に設けられた非活性領域からなる非活性導波路とを備え、
前記活性導波路と前記非活性導波路とは光学的に接続されて半導体レーザを構成し、
前記半導体レーザの前記非活性領域には順方向定電圧印加手段を接続する
ことを特徴とする。
上記の課題を解決するための第2の発明(請求項2に対応)に係る波長可変光源装置は、
第1の発明に係る波長可変光源装置において、
前記非活性領域の一部、又は、全部を分布反射型回折格子領域で形成する
ことを特徴とする。
上記の課題を解決するための第3の発明(請求項3に対応)に係る波長可変光源装置は、
第1の発明に係る波長可変光源装置において、
前記非活性領域の一部、又は、全部が分布反射型回折格子と位相調整領域とにより形成し、前記分布反射型回折格子、及び、前記位相調整領域に対し、同一、又は、別々の前記順方向定電圧印加手段を接続する
ことを特徴とする。
上記の課題を解決するための第4の発明(請求項4に対応)に係る波長可変光源装置は、
第1の発明ないし第3の発明のいずれかに係る波長可変光源装置において、
前記活性領域に、前記順方向電圧印加手段を接続する
ことを特徴とする。
上記の課題を解決するための第5の発明(請求項5に対応)に係る波長可変光源装置は、
第1の発明ないし第4の発明のいずれかに係る波長可変光源装置において、
前記非活性手段に注入される電流値を測定する電流測定手段を備える
ことを特徴とする。
上記の課題を解決するための第6の発明(請求項6に対応)に係る波長可変光源装置は、
第1の発明ないし第5の発明のいずれかに係る波長可変光源装置において、
前記活性領域に注入される電流値を測定する電流測定手段を備える
ことを特徴とする。
上記の課題を解決するための第7の発明(請求項7に対応)に係る波長可変光源制御方法は、
第1の発明ないし第6の発明のいずれかに係る波長可変光源装置において、
前記非活性領域、又は、前記非活性領域と前記活性領域との両方を接続した前記順方向定電圧印加手段により、前記半導体レーザを電圧で駆動する
ことを特徴とする。
本発明に係る波長可変光源装置、及び、波長可変光源制御方法によれば、図5のシミュレーション結果に示すように、再結合定数が1×10-10(cm3/s)、2×10-10(cm3/s)、3×10-10(cm3/s)のときに、ブラッグ波長を6nm変化させるのに必要な電圧値は、それぞれ1.032(V)、1.062(V)、1.091(V)であり、6nmの波長変化に必要な電圧の変動量は、1.057倍(約6%の変動)であり、従来の電流による制御に比べ、波長制御パラメータ(図5の場合は電圧、図8の場合は電流)の値の変動がほとんどなくなることがわかる。
また、本発明に係る波長可変光源装置、及び、波長可変光源制御方法によれば、図6の加速係数が700倍の劣化試験の結果に示すように、ほとんど波長ずれが発生しておらず、120時間(約10年の通常使用に相当)の劣化が生じても波長可変特性が影響を受けないことがわかる。これは、劣化の前後で電圧を一定にしておくと、非発光再結合の増加によりキャリアが消費されてしまう分、素子抵抗が減少するため、その分電流が増加することとなるからである。
このように、非発光再結合の増加により減少してしまうキャリアは、電流の増加により補われることとなる。したがって、定在するキャリアの量(キャリア密度)はほとんど変化せず、劣化前後で屈折率の変化が生じなくなるため、劣化による発振波長のずれが起こることがない。
したがって、高速波長の可変時においても、正確な発振波長が出力でき、経時劣化が発生しても制御パラメータを変更することなく劣化前とほぼ同じ発振波長を実現することができる。すなわち、劣化しても波長の変化が起こらない。また、発振波長をモニターして波長劣化時に波長を元に戻すのに必要であった波長ロッカーの設置が不要となるため、部材のコストを低減することができる。
本発明に係る波長可変光源装置の実施例の説明に入る前に、従来技術において、DBRレーザのDBR領域における経時劣化により生ずる波長ずれ(波長ドリフト)について説明する。
図8は、従来の波長可変光源装置のDBR領域の再結合定数が1×10-10(cm3/s)、2×10-10(cm3/s)、3×10-10(cm3/s)のときに電流制御によりDBR領域にキャリア注入を行った場合の波長可変特性を示すシミュレーション結果を示す。図8において、横軸は注入電流量、縦軸は電流注入を行わなかった場合と比べたDBR領域のブラッグ波長の変化量をそれぞれ示している。また、再結合定数の増加は、DBR領域の劣化に対応し、1×10-10(cm3/s)は劣化前を想定した再結合定数であり、2×10-10(cm3/s)、3×10-10(cm3/s)となるにつれて、劣化が進んでいる状態に相当している。
図8に示すように、ブラッグ波長を6nm変化させるのに必要な電流量は、再結合定数が1×10-10(cm3/s)、2×10-10(cm3/s)、3×10-10(cm3/s)のときに、それぞれ67(mA)、163(mA)、245(mA)であり、劣化が進むにつれて、3倍以上の電流が必要となる(必要電流が200%以上増加する)ことが推測できる。
図9は、従来の波長可変光源装置に対し、通常の使用条件より、高電圧、高電流、及び、高温等の条件下で強制的に約700倍の速度で実際に劣化するような劣化試験を行った結果を示す。図9において、横軸はDBR領域に注入される電流値、縦軸は発振波長をそれぞれ示している。この試験は、60時間の試験で通常使用の5年、120時間の試験で通常使用の10年の劣化に相当する。図9に示すように、時間の経過(劣化)に伴い、電流注入に対する波長変化量が大きく減少してしまうことがわかる。
以下、本実施例に係る波長可変光源装置について説明する。
本実施例では、本発明に基づき、電圧を波長制御パラメータとして波長可変領域を駆動した場合について説明する。初めに、本実施例に係る波長可変光源装置の装置構成について説明する。図1は、実施例1に係る波長可変光源装置の装置構成図を示す。
図1に示すように、活性領域26(図2参照)を駆動しレーザの発振を行う活性領域用電圧源10は、活性領域電極15に接続されている。また、出力されるレーザ光36の強度を調節するためのSOA領域用電圧源11は、SOA領域電極16と接続されている。また、波長制御を行うための第1DBR領域用電圧源12、第2DBR領域用電圧源13、及び、位相調整用電圧源14は、それぞれ第1DBR領域電極17、第2DBR領域電極18、及び、位相調整領域電極19が接続されている。
さらに、活性領域用電圧源10と活性領域電極15、SOA領域用電圧源11とSOA領域電極16、第1DBR領域用電圧源12と第1DBR領域電極17、第2DBR領域用電圧源13と第2DBR領域電極18、及び、位相調整用電圧源14と位相調整領域電極19との間に電流計21を設置し、この電流計21の値をアラーム用電流値情報22とする。CPU23は、各電源の電圧の制御を行う。また、CPU23において、アラーム用電流値情報22は経時劣化時の劣化を判断するために用いられ、劣化を検出した際にはアラームを発する。
具体的には、活性領域15(図2参照)、及び、波長可変領域(第1DBR領域25、第2DBR領域28、及び、位相調整領域19:図2参照)へと流れる電流の電流値の増減を電流計21によりモニタリングしてアラーム用電流値情報22を得て、このアラーム用電流値情報22の値が事前にユーザによってCPU23に対して指定した値を超えたとき、故障を知らせるアラームを発報する。本実施例では、劣化後の電流値が劣化前の電流値の2倍となったとき、アラームを発報する仕組みになっている。このアラームにより、DBR型波長可変光源の劣化を知らせ交換を促すことができる。
本実施例では、活性領域用電圧源10、SOA領域用電圧源11、第1DBR領域用電圧源12、第2DBR領域用電圧源13、及び、位相調整用電圧源14が、課題を解決するための手段に記載する順方向定電圧印加手段である。すなわち、非活性領域、又は、非活性領域と活性領域との両方を接続した順方向定電圧印加手段により、半導体レーザを電圧で駆動する。また、本実施例では、電流計21が、課題を解決するための手段に記載する電流測定手段である。
次に、本実施例に係るDBR型波長可変光源の構造について説明する。
図2に、DBR型波長可変光源の構造を示した断面図を示す。図2に示すように、レーザの導波路構造は、出力光36の取り出し側に、出力光36の強度の増幅と減衰により強度調整機能を有するSOA領域24がある。SOA領域24の左側には反射帯域が可変である第1DBR領域25がある。第1DBR領域25の左側には、レーザ発振のための利得を発生する活性領域26がある。活性領域26の左側には、レーザ光の位相調整により発振波長の微調整が可能な位相調整領域27がある。位相調整領域27の左側には、反射帯域が可変である第2DBR領域28がある。第2DBR領域28の左側には、波長可変光源の後ろ側から光が外部へ放出されるのを防止すると共に、後ろ側からの反射戻り光を低減させるための光吸収領域(PD領域29)がある。波長可変光源のSOA領域24側とPD領域29側の壁開端面には出力光36側に第1反射防止膜34が、反対側に第2反射防止膜35設置されており、反射戻り光による位相の乱れを防止している。
本実施例では、第1DBR領域25、第2DBR領域28、及び、位相調整領域27が、課題を解決するための手段に記載する非活性領域であり、DBR型波長可変光源が、課題を解決するための手段に記載する半導体レーザである。
SOA領域24、第1DBR領域25、活性領域26、第2DBR領域28、位相調整領域27、及び、PD領域29は、基板30と上部クラッド層31とにより挟まれたダブルへテロ構造でコア層32が構成されている。さらに、波長可変光源の下部には、裏面電極33が形成されている。上部クラッド層31の上面には、出力光36の取り出し側に、SOA領域24に電圧を加えるSOA領域電極16がある。SOA領域電極16の左側には、第1DBR領域25に電圧を加える第1DBR領域電極17がある。第1DBR領域電極17の左側には、活性領域26に電圧を加える活性領域電極15がある。活性領域電極15の左側には、位相調整領域27に電圧を加える位相調整領域電極19がある。位相調整領域電極19の左側には、第2DBR領域28に電圧を加える第2DBR領域電極18がある。第2DBR領域電極18の左側には、PD領域29を接地するPD領域電極20がある。これらの各領域の配置は、左右が逆転した鏡像となる構造でも同様であることは言うまでもない。
SOA領域電極16、第1DBR領域電極17、活性領域電極15、位相調整領域電極19、及び、第2DBR領域電極18と、裏面電極33との間に電圧を加えることにより、SOA領域24、第1DBR領域25、活性領域26、位相調整領域27、及び、第2DBR領域28の内部にキャリアを蓄積させることができる。
コア層32は基板30、及び、上部クラッド層31に比べ、バンドギャップの小さい半導体で形成されている。また、本実施例では、基板30をn型半導体、上部クラッド層31をp型半導体、コア層32をノンドープとした。したがって、順方向に、すなわち波長可変光源の上面のSOA領域電極16、第1DBR電極17、活性領域電極15、位相調整領域電極19、及び、第2DBR領域電極18にプラス、裏面電極33にマイナスとして、電圧印加、又は、電流注入によりキャリアを蓄積することができる。実際には、マイナス電極である裏面電極33はアースして用いている。
本実施例では、基板30、及び、上部クラッド層31が、課題を解決するための手段に記載するn型半導体クラッド層、及び、p型半導体クラッド層であり、基板30、上部クラッド層31、及び、コア層32が課題を解決するための手段に記載する光導波路である。
本実施例では、基板30をn型半導体、上部クラッド層31をp型半導体としたが、基板30と上部クラッド層31のp型・n型極性については逆でも良い。つまり、p型半導体基板とn型半導体基板とにより挟まれるコア層23を持つ構成とすることも可能であり、その場合、基板30側にはプラス、上部クラッド層31側にはマイナスの電圧を印加して用いても、同様の効果が得られる。
また、本実施例では、裏面電極33は、SOA領域24、第1DBR領域25、活性領域26、位相調整領域27、第2DBR領域28、及び、PD領域29に共通の電極を用いたが、これらの領域ごとに電極を形成しても良い。
活性領域26、及び、第1SOA領域25に蓄積したキャリアはレーザの発振と、その発振光の増幅に用いられる。第1DBR領域25、第2DBR領域28、及び、位相調整領域27に注入されたキャリアは、それぞれの屈折率を変化させることにより、発振光の波長を可変にしている。また、波長可変光源の経時劣化の要因は、従来の電流注入による場合と同じである。
なお、各電圧源による電圧制御の方法は、完全に一致の定電圧で駆動して固定波長の光源として使用することもできるし、電圧を波長グリッドに対応させて可変としてもよい。要するに、駆動が静的、又は、動的に関わらず、劣化の前後で同電圧条件にすれば同じ波長が出力される。
また、活性領域26やSOA領域24の劣化は直接的には発振波長の変化には関与しないものの、若干の影響を及ぼす虞があるため、第1DBR領域25、第2DBR領域28、及び、位相調整領域27と同様に各電圧源により駆動するか、又は、出力に応じた電圧値をあらかじめ設定して使用することが望ましい。
本実施例で使用されるDBRレーザは、均一回折格子のDBRレーザに限らず、プラズマ効果による屈折率変化を用いたDBRレーザすべてに有効であり、SSG−DBRレーザやSG−DBRレーザ等、複数の反射スペクトルを有するものに対してもそのまま適用できることは言うまでもない。また、位相調整領域27やSOA領域24が同一の波長可変光源上に加えて集積され、同様に電圧制御されたものでも、発振波長や出力が劣化の前後で変化が起こらないことは言うまでもない。
次に、本実施例に係る波長可変光源装置と従来の波長可変光源装置との比較を行う。
図5は、実施例1に係る波長可変光源装置のDBR領域の再結合定数が1×10-10(cm3/s)、2×10-10(cm3/s)、3×10-10(cm3/s)のときに電圧制御によりDBR領域にキャリア注入を行った場合の波長可変特性を示すシミュレーション結果を示す。図5において横軸は電圧、縦軸はブラッグ波長の変化量をそれぞれ示している。
再結合定数が1×10-10(cm3/s)、2×10-10(cm3/s)、3×10-10(cm3/s)のときに、ブラッグ波長を6nm変化させるのに必要な電圧値は、それぞれ1.032(V)、1.062(V)、1.091(V)であり、6nmの波長変化に必要な電圧の変動量は、1.057倍(約6%の変動)であり、従来の電流による制御に比べ、波長制御パラメータ(図5の場合は電圧、図8の場合は電流)の値の変動がほとんどなくなることがわかる。
また、図6は、本実施例に係る図2に示すDBR型波長可変光源を、図1に示す波長可変光源装置によって波長可変制御した場合の電圧制御による波長可変特性の図を示す。図6において、横軸はDBR領域の電圧値、縦軸は発振波長を示している。図6に示す本実施例に係る電圧制御による波長可変特性と、図9に示す従来の電流制御による波長可変特性とを比較すると、図6ではほとんど波長ずれが発生しておらず、120時間(約10年の通常使用に相当)の劣化が生じても波長可変特性が影響を受けないことがわかる。
これは、劣化の前後で電圧を一定にしておくと、非発光再結合の増加によりキャリアが消費されてしまう分、素子抵抗が減少するため、その分電流が増加することとなる。このように、非発光再結合の増加により減少してしまうキャリアは、電流の増加により補われることとなる。したがって、定在するキャリアの量(キャリア密度)はほとんど変化せず、劣化前後で屈折率の変化が生じなくなるため、劣化による発振波長のずれが起こることがない。
これらのことから、本実施例に係る波長可変光源装置は、劣化に対する制御パラメータの更新が不要となるため、高速波長可変用のDBRレーザにおいて、10年間のメンテナンスフリーを実現することができる。また、分波器、及び、波長ロッカーの設置が不要なため、その分部材のコストを低減することができる。
以下、本実施例に係る波長可変光源装置について説明する。本実施例に係るレーザの導波路構造は、実施例1に係るレーザの導波路構造とほぼ同一であるが、DBR領域の回折格子の形のみ異なる。SSG−DBR領域には、超周期構造(上記非特許文献1参照)を有する回折格子(Super Structure Grating Distributed Bragg Reflector:SSG−DBR)が形成されている。
このSSG−DBR回折格子は、複数の反射ピークを有しており、これらの反射ピークはSSG−DBR領域にキャリアを注入することにより、すべて同時に波長がシフトする。本実施例に係る波長可変光源装置では、SSG−DBR領域を実施例1と同様の制御回路により駆動させる波長可変光源装置を構成した。
図4に、SSG−DBR型波長可変光源の構造を示した断面図を示す。図4に示すように、レーザの導波路構造は、出力光36の取り出し側に、出力光強度の増幅と減衰により強度調整機能を持つSOA領域24がある。SOA領域24の左側には反射帯域が可変である第1SSG−DBR領域41がある。第1SSG−DBR領域41の左側には、レーザ発振のための利得を発生する活性領域26がある。
活性領域26の左側には、レーザ光の位相調整により発振波長の微調整が可能な位相調整領域27がある。位相調整領域27の左側には、反射帯域が可変である第2SSG−DBR領域42がある。第2SSG−DBR領域42の左側には、波長可変光源後ろ側から光が外部へ放出されるのを防止すると共に、後ろ側からの反射戻り光を低減させるための光吸収領域(PD領域29)がある。これらの各領域の配置は、左右が逆転した鏡像となる構造でも同様であることは言うまでもない。
本実施例では、SOA領域24、第1SSG−DBR領域41、第2SSG−DBR領域42、及び、位相調整領域27が、課題を解決するための手段に記載する非活性領域であり、SSG−DBR型波長可変光源が、課題を解決するための手段に記載する半導体レーザである。
図3は、実施例2に係る波長可変光源装置の装置構成図を示す。活性領域26を駆動しレーザの発振を行う活性領域用電圧源10は、活性領域電極15に接続されている。また、出力されるレーザ光の強度を調節するためのSOA領域用電圧源11は、SOA領域電極16と接続されている。また、波長制御を行うための第1SSG−DBR領域用電圧源37、第2SSG−DBR領域用電圧源38、及び、位相調整用電圧源14は、それぞれ第1SSG−DBR領域電極39、第2SSG−DBR領域電極40、及び、位相調整領域電極19が接続されている。
さらに、活性領域用電圧源10と活性領域電極15、SOA領域用電圧源11とSOA領域電極16、第1SSG−DBR領域用電圧源37と第1SSG−DBR領域電極39、第2SSG−DBR領域用電圧源38と第2SSG−DBR領域電極40、及び、位相調整用電圧源14と位相調整領域電極19との間に電流計を設置し、この電流計21の値をアラーム用電流値情報22とする。CPU23は、各電源の電圧の制御を行う。また、CPU23において、アラーム用電流値情報22は経時劣化時の劣化を判断するために用いられ、劣化を検出した際にはアラームを発する。
本実施例では、活性領域用電圧源10、SOA領域用電圧源11、第1SSG−DBR領域用電圧源37、第2SSG−DBR領域用電圧源38、及び、位相調整用電圧源14が、課題を解決するための手段に記載する順方向定電圧印加手段である。すなわち、非活性領域、又は、非活性領域と活性領域との両方を接続した順方向定電圧印加手段により、半導体レーザを電圧で駆動する。
本実施例では、図3に示す波長可変光源装置が、図4に示すSSG−DBR型波長可変光源に接続されており、実施例1と同様の構成となっている。また、実施例1と同様に加速劣化試験を行った所、波長可変光源の経時劣化が発振波長に影響を及ぼさない結果が得られた。
実施例1に係る波長可変光源装置の装置構成図である。 DBR型波長可変光源の構造を示した断面図である。 実施例2に係る波長可変光源装置の装置構成図である。 SSG−DBR型波長可変光源の構造を示した断面図である。 実施例1に係る電圧制御によりDBR領域にキャリア注入を行った場合の波長可変特性のシミュレーション結果の図である。 実施例1に係る電圧制御による波長可変特性図である。 従来の電流制御による波長可変光源装置の装置構成図である。 従来の電流制御によりDBR領域にキャリア注入を行った場合の波長可変特性のシミュレーション結果の図である。 従来の電流制御による波長可変特性図である。
符号の説明
10 活性領域用電圧源
11 SOA用電圧源
12 第1DBR領域用電圧源
13 第2DBR領域用電圧源
14 位相調整領域用電圧源
15 活性領域電極
16 SOA領域電極
17 第1DBR領域電極
18 第2DBR領域電極
19 位相調整領域電極
20 PD領域用電極
21 電流計
22 アラーム用電流値情報
23 CPU
24 SOA領域
25 第1DBR領域
26 活性領域
27 位相調整領域
28 第2DBR領域
29 PD領域
30 基板(n型半導体クラッド層)
31 上部クラッド層(p型半導体クラッド層)
32 コア層
33 裏面電極
34 第1反射防止膜
35 第2反射防止膜
36 出力光
37 第1SSG−DBR領域用電圧源
38 第2SSG−DBR領域用電圧源
39 第1SSG−DBR領域電極
40 第2SSG−DBR領域電極
41 第1SSG−DBR領域
42 第2SSG−DBR領域
50 活性領域用電流源
51 SOA領域用電流源
52 第1波長制御用電流源
53 第N波長制御用電流源
54 活性領域電極
55 SOA領域電極
56 第1波長制御用電極
57 第N波長制御用電極
58 分波器
59 出力光
60 モニタ光
61 波長ロッカー
62 CPU
63 波長・出力情報

Claims (7)

  1. p型半導体クラッド層とn型半導体クラッド層とにより挟まれた領域に、前記クラッド層よりもバンドギャップが小さい半導体コア層を有する光導波路を形成し、
    前記光導波路は、順方向の電圧印加、又は、電流注入により発光する活性領域からなる活性導波路と、
    前記活性導波路の両端、又は、片端に設けられた非活性領域からなる非活性導波路とを備え、
    前記活性導波路と前記非活性導波路とは光学的に接続されて半導体レーザを構成し、
    前記半導体レーザの前記非活性領域には順方向定電圧印加手段を接続する
    ことを特徴とする波長可変光源装置。
  2. 請求項1に記載する波長可変光源装置において、
    前記非活性領域の一部、又は、全部を分布反射型回折格子領域で形成する
    ことを特徴とする波長可変光源装置。
  3. 請求項1に記載する波長可変光源装置において、
    前記非活性領域の一部、又は、全部が分布反射型回折格子と位相調整領域とにより形成され、前記分布反射型回折格子、及び、前記位相調整領域に対し、同一、又は、別々の前記順方向定電圧印加手段を接続する
    ことを特徴とする波長可変光源装置。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれかに記載する波長可変光源装置において、
    前記活性領域に、前記順方向電圧印加手段を接続する
    ことを特徴とする波長可変光源装置。
  5. 請求項1ないし請求項4のいずれかに記載する波長可変光源装置において、
    前記非活性手段に注入される電流値を測定する電流測定手段を備える
    ことを特徴とする波長可変光源装置。
  6. 請求項1ないし請求項5のいずれかに記載する波長可変光源装置において、
    前記活性領域に注入される電流値を測定する電流測定手段を備える
    ことを特徴とする波長可変光源装置。
  7. 請求項1ないし請求項6のいずれかに記載する波長可変光源装置において、
    前記非活性領域、又は、前記非活性領域と前記活性領域との両方を接続した前記順方向定電圧印加手段により、前記半導体レーザを電圧で駆動する
    ことを特徴とする波長可変光源制御方法。
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