JP2007226515A - 安全教育システム及び安全教育方法 - Google Patents

安全教育システム及び安全教育方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2007226515A
JP2007226515A JP2006046517A JP2006046517A JP2007226515A JP 2007226515 A JP2007226515 A JP 2007226515A JP 2006046517 A JP2006046517 A JP 2006046517A JP 2006046517 A JP2006046517 A JP 2006046517A JP 2007226515 A JP2007226515 A JP 2007226515A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
accident
data
accident occurrence
unit
site
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2006046517A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Nishimura
宏 西村
Taku Saito
卓 斎藤
Yasushi Takigawa
靖史 滝川
Mutsumi Nonaka
睦 野中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Environmental Engineering Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Environmental Engineering Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Environmental Engineering Co Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Environmental Engineering Co Ltd
Priority to JP2006046517A priority Critical patent/JP2007226515A/ja
Publication of JP2007226515A publication Critical patent/JP2007226515A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Electrically Operated Instructional Devices (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

【課題】本発明の目的は、事故の発生状況が効果的に伝達される安全教育システム及び安全教育方法を提供することである。
【解決手段】本発明による安全教育システムは、事故が発生した事故発生現場の三次元データ(45)と、前記事故の発生状況を示す事故発生状況動画(62、63)の事故発生状況動画データ(46、47)とを有する事故事例データを記憶した記憶部(15)と、視点を指定する視点情報が入力される入力部(22)と、前記視点情報と前記三次元データとに基づき、前記事故発生現場を前記視点から見た事故発生現場画像(61)の事故発生現場画像データ(49)を生成する画像データ生成部(24)と、前記事故発生現場画像データに基づいて前記事故発生現場画像を表示する表示部(23)とを具備している。ここで、前記表示部は、前記事故発生状況動画データに基づいて前記事故発生状況動画を表示する。
【選択図】図2

Description

本発明は、建築物の建設及び改修、道路工事、設備の建設、点検及び改修、船舶の建造、整備及び改修のような現場作業に係る安全教育のための安全教育システム及び安全教育方法に関する。
建築物の建設及び改修、道路工事、設備の建設、点検及び改修、船舶の建造、整備及び改修のような現場作業においては、事故を防止することが重要である。事故を防止するために、作業員や作業監督者に対する安全教育が実施されている。
特許文献1は、従来の「現場安全資料の作成方法および作成システム」を開示している。この作成方法および作成システムおいては、実際に作業する現場の撮影画像(デジタルカメラにより撮影した画像等)に安全対策手段(セーフティーコーン、ガードマン、歩行者用通路等)の画像と作業情報表示(配管埋設箇所表示、既設配管存在箇所表示等)の画像とを重ね合わせて表示した資料を作成する。この作成方法および作成システムによれば、現場安全教育用資料を容易にかつ短時間で作成することができる。また、その資料を用いて安全教育を行なえば、作業員に、実際に作業する現場での作業内容と併せてその現場に安全対策手段をどう配置するかを容易にかつ高い関心を持たせて理解させることができる。
安全教育に関しては、作業員等に過去の事故事例を知らせることも有効である。過去の事故事例からは、どのようなことが事故の原因となり得るか、事故を防ぐためにはどのような安全対策をとれば良いかを学ぶことができる。さらに、事故がどのような重大な結果を招くかを知ることで、事故防止の重要性が強く認識される。
過去の事故事例が企業単位でまとめられ、書類による事故事例集が従来から作成されている。書類による事故事例集109を図20に示す。書類による事故事例集109には、事故の発生日時、発生場所、発生状況、職種、状況図、原因、対策、ワンポイントアドバイス等が記載されている。
ここで、事故の発生状況を理解するためには、事故発生時の人や機器の動作を知る必要がある。しかしながら、書類による事故事例集では、人や機器の動作を十分に伝えることができない。
また、書類による事故事例集には文字情報及び図や写真のような二次元情報しか載せられないから、書類による事故事例集から事故の発生現場を立体的に把握することは困難である。
特開2002−139981号公報
本発明の目的は、事故の発生状況が効果的に伝達される安全教育システム及び安全教育方法を提供することである。
以下に、(発明を実施するための最良の形態)で使用される番号を用いて、課題を解決するための手段を説明する。これらの番号は、(特許請求の範囲)の記載と(発明を実施するための最良の形態)との対応関係を明らかにするために付加されたものである。ただし、それらの番号を、(特許請求の範囲)に記載されている発明の技術的範囲の解釈に用いてはならない。
本発明による安全教育システムは、事故が発生した事故発生現場の三次元データ(45)と、前記事故の発生状況を示す事故発生状況動画(62、63)の事故発生状況動画データ(46、47)とを有する事故事例データを記憶した記憶部(15)と、視点を指定する視点情報が入力される入力部(22)と、前記視点情報と前記三次元データとに基づき、前記事故発生現場を前記視点から見た事故発生現場画像(61)の事故発生現場画像データ(49)を生成する画像データ生成部(24)と、前記事故発生現場画像データに基づいて前記事故発生現場画像を表示する表示部(23)とを具備している。ここで、前記表示部は、前記事故発生状況動画データに基づいて前記事故発生状況動画を表示する。
本発明による安全教育システムは、サーバマシン(1)と、前記サーバマシンにネットワーク(3)を介して接続するクライアントマシン(2)とを具備している。ここで、前記サーバマシンは、前記記憶部と、前記三次元データ及び前記事故発生状況動画データを前記クライアントマシンに対して送信するサーバ側通信部(14)とを備えている。一方、前記クライアントマシンは、前記入力部と、前記画像データ生成部と、前記表示部と、クライアント側記憶部(25)と、前記三次元データ及び前記事故発生状況動画データを受信するクライアント側通信部(26)とを備えている。そして、前記クライアント側記憶部は、前記クライアント側通信部が受信した前記三次元データを記憶する。前記画像データ生成部は、前記クライアント側記憶部に記憶された前記三次元データに基づいて前記事故発生現場画像データを生成する。前記表示部は、前記クライアント側通信部が受信した前記事故発生状況動画データに基づいて前記事故発生状況動画を表示する。
本発明による安全教育システムにおいては、前記事故発生状況動画データは、前記事故の当事者(71、72)の視点から見た前記事故発生状況動画としての事故発生状況当事者視点動画(63)の事故発生状況当事者視点動画データ(46)と、前記当事者の画像を含む前記事故発生状況動画としての事故発生状況全体像動画(62)についての事故発生状況全体像動画データ(47)とを含む。
本発明による安全教育システムにおいては、前記事故事例データは、前記事故発生現場において所定の安全対策がとられて前記事故が発生しない状況を示す安全対策状況動画(64)の安全対策状況動画データ(48)を有する。そして、前記表示部は、前記安全対策状況動画データに基づいて前記安全対策状況動画を表示する。
本発明による安全教育システムは、検索部(13)を具備する。ここで、前記記憶部は、前記事故事例データを有する事故事例データベース(41)を記憶する。前記事故事例データは、前記事故に関する文字情報の文字情報データ(44)を有する。前記検索部は、前記事故事例データベースを検索し、前記入力部から入力された検索キーワードを前記文字情報に含む前記事故事例データを前記検索キーワードと関連する前記事故事例データとして検出する。前記表示部は、前記検索キーワードと関連する前記事故事例データが存在することを表示する。
本発明による安全教育方法は、画像データ生成部(24)が、事故が発生した事故発生現場の三次元データ(45)と、入力部(22)から入力された視点情報とに基づいて、前記事故発生現場を前記視点情報が指定する視点から見た事故発生現場画像(61)の事故発生現場画像データ(49)を生成するステップ(S322)と、表示部(23)が、前記事故発生現場画像データに基づいて前記事故発生現場画像を表示するステップ(S323)と、前記表示部が、前記事故の発生状況を示す事故発生状況動画(62、63)を表示するステップ(S34)とを具備する。
本発明による安全教育方法においては、サーバマシン(1)が、前記三次元データと、前記事故発生状況動画の事故発生状況動画データとを記憶する記憶部(15)と、前記三次元データ及び前記事故発生状況動画データをクライアントマシンに対して送信するサーバマシン側通信部(14)とを備えている。そして、前記クライアントマシンが、前記入力部と、前記画像データ生成部と、前記表示部と、前記サーバマシンから送信された前記三次元データ及び前記事故発生状況動画データを受信するクライアントマシン側通信部(26)と、前記クライアントマシン側通信部が受信した前記三次元データを記憶するクライアント側記憶部(25)とを備えている。ここで、前記事故発生現場画像データを生成するステップにおいて、前記画像データ生成部は、前記クライアント側記憶部に記憶された前記三次元データに基づいて前記事故発生現場画像を生成する。前記事故発生状況動画を表示するステップにおいて、前記表示部は、前記クライアント側通信部が受信した前記事故発生状況動画データに基づいて前記事故発生状況動画を表示する。
本発明による安全教育方法においては、前記記憶部は、事故事例データを有する事故事例データベース(41)と、現地情報データを有する現地情報データベース(42)とを記憶する。前記事故事例データは、前記事故発生状況動画データと、前記三次元データと、前記事故が発生した際に前記事故の当事者が行なっていた作業としての事故発生作業とを関連付けている。前記現地情報データは、前記クライアントマシンと、前記クライアントマシンが設置された現地で実施される作業としての実施作業とを関連付けている。本発明による安全教育方法は、前記サーバマシンが有する検索部(13)が、前記現地情報データベースを検索し、前記事故発生作業としての第1事故発生作業と同一の前記実施作業に関連付けられた前記クライアントマシンとしての第1クライアントマシンを検出するステップ(S22)と、前記サーバ側通信部が、前記第1クライアントマシンに、前記第1事故発生作業と関連する前記事故事例データの存在を通知するステップ(S23)とを具備する。
本発明による安全教育方法においては、前記記憶部は、事故事例データを有する事故事例データベース(41)と、現地情報データを有する現地情報データベース(42)とを記憶する。前記事故事例データは、前記事故発生状況動画データと、前記三次元データと、前記事故が発生した際に前記事故の当事者が行なっていた作業としての事故発生作業とを関連付けている。前記現地情報データは、前記クライアントマシンと、前記クライアントマシンが設置された現地で実施される実施作業とを関連付けている。本発明による安全教育方法は、前記サーバマシンが有する検索部(13)が、前記事故事例データベースを検索し、前記実施作業としての第1実施作業と同一の前記事故発生作業を関連付けている前記事故事例データとしての第1事故事例データを検出するステップ(S22’)と、前記サーバ側通信部が、前記第1実施作業に関連付けられた前記クライアントマシンに、前記第1事故事例データの存在を通知するステップ(S23’)とを具備する。
本発明による安全教育方法は、前記表示部が、前記事故に関する質問を表示するステップ(S33)を具備する。ここで、前記質問を表示するステップは前記事故発生状況動画を表示するステップに時間的に先行する。
本発明による安全教育方法は、三次元データ生成部(12)が、前記事故発生現場となった構造物の設計図面データ(43)に基づいて前記三次元データを生成するステップ(S1)を具備する。
本発明によれば、事故の発生状況が効果的に伝達される安全教育システム及び安全教育方法が提供される。
添付図面を参照して、本発明による安全教育システム及び安全教育方法を実施するための最良の形態を以下に説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る安全教育システムの全体構成を示している。安全教育システムは、サーバマシン1と、ネットワーク3を介してサーバマシン1に接続されたクライアントマシン2とを備えている。クライアントマシン2は、現地A〜Cにそれぞれ設置されている。現地A〜Cにおいては、現場作業が実施される。
図2は、サーバマシン1の機能ブロック図を示している。サーバマシン1は、制御部11と、三次元データ生成部12と、検索部13と、通信部14と、記憶部15と、監視部16とを備えたコンピュータである。サーバマシン1は、通信部14を介してネットワーク3に接続されている。制御部11は、三次元データ生成部12と、検索部13と、通信部14と、記憶部15と、監視部16とを制御する。記憶部15は、事故事例データベース41と、現地情報データベース42と、設計図面データ43と、事故に関する文字データ44と、事故発生現場の三次元データ45と、事故発生状況当事者視点動画データ46と、事故発生状況全体像動画データ47と、安全対策状況動画データ48とを記憶している。ここで、設計図面データ43は、事故発生現場となった構造物の設計図面のデータである。事故に関する文字データ44は、事故報告書に記載された文字情報や、後述する(Web)ページを生成するために必要な文字情報のデータである。事故発生現場の三次元データ45は、事故が発生した現場の三次元データである。事故発生状況当事者視点動画データ46は、事故の発生状況を事故の当事者の視点から示す動画としての事故発生状況当事者視点動画のデータである。事故発生状況全体像動画データ47は、事故の発生状況を当時者以外の第三者の視点から示す動画であって、且つ、当事者の画像を含む動画としての事故発生状況全体像動画のデータである。なお、第三者の視点は、事故の目撃者の視点であっても良く、事故の全体像を把握することが可能な仮想的な視点であっても良い。安全対策状況動画データ48は、事故発生現場において所定の安全対策がとられ、事故が発生しない状況を示す動画としての安全対策状況動画のデータである。
図3は、事故事例データベース41について示している。事故事例データベース41は、各事故事例についての事故事例データを有している。事故事例データは、事故IDと、発生日時と、発生場所と、災害の型と、事故が発生した際に事故の当事者が行なっていた作業としての事故発生作業と、事故発生現場の三次元データ45と、事故発生状況当時者視点動画データ46と、事故発生状況全体像動画データ47と、安全対策状況動画データ48と、事故に関する文字データ44とを有しており、これらは互いに関連付けられている。
事故IDがM024である事故事例データを例として説明する。この事故事例の発生日時は、平成○○年△△月××日の10時50分である。発生場所は、A0001の現地IDで示されており、現地Aである。災害の型は、墜落・転落である。事故発生作業は、ボイラー点検である。事故に関する文字データ44は、書類による事故事例集109に記載されている文字情報を含んでいる。
事故事例データベース41は、事故ID、発生日時、発生場所、災害の型、事故発生作業、又は、事故に関する文字データから、事故事例データを検索することが可能となされている。
図4は、現地情報データベース42について示している。現地情報データベース42は、各現地についての現地情報データを有している。現地情報データは、現地IDと、現地名と、現地で実施される作業としての実施作業と、現地に設置されているクライアントマシン2のIDとしてのクライアントマシンIDとを有し、これらは互いに関連付けられている。。
現地IDがA0001である現地情報データを例として説明する。現地名は、現地Aである。実施作業は、ボイラー点検である。クライアントマシンIDは、C0001である。なお、実施作業は、一つであっても複数であっても良い。
図5は、クライアントマシン2の機能ブロック図を示している。クライアントマシン2は、制御部21と、入力部22と、表示部23と、画像データ生成部24と、記憶部25と、通信部26とを備えたコンピュータである。制御部21は、入力部22と、表示部23と、画像データ生成部24と、記憶部25と、通信部26とを制御する。記憶部25は、サーバマシン1から受信した事故発生現場の三次元データ45を記憶する。クライアントマシン2は、通信部26を介してネットワーク3に接続されている。
サーバマシン1とクライアントマシン2とは、互いの通信部14及び26を介して通信する。
図6は、本発明の実施形態に係る安全教育方法を示すフローチャートである。この安全教育方法は、本発明の実施形態に係る安全教育システムを使用する方法であり、ステップS1と、ステップS2又はS2’と、ステップS3とを有している。ここで、ステップS1は、事故事例に関するデータの生成・記憶をするステップであり、ステップS2又はS2’は、事故事例の存在の通知をするステップであり、ステップS3は、事故事例の提供をするステップである。
ステップS1においては、サーバマシン1は、事故事例に関するデータ41〜48を生成し、又は読み込んで記憶部15に記憶する。例えば、三次元データ生成部12が事故発生現場となった構造物の設計図面データ43から事故発生現場の三次元データ45を生成し、記憶部15が生成された事故発生現場の三次元データ45を記憶する。多くの場合、構造物はCADにより設計されるから、CADにより作成されたデータである設計図面データ43から事故発生現場の三次元データ45を生成することとすれば、事故発生現場の三次元データ45が容易に作成される。
図7は、ステップS2を詳細に示すフローチャートである。ステップS2は、ステップS21と、ステップS22と、ステップS23とを有している。ここで、ステップS21は、事故事例データが追加されたことの検出をするステップであり、ステップS22は、追加された事故事例データに登録されている事故発生作業と同一の実施作業を登録している現地情報データの検出をするステップであり、ステップS23は、追加された事故事例データの存在の通知をするステップである。
ステップS21においては、記憶部15を監視している監視部16が事故事例データベース41に新しい事故事例データが追加されたことを検出する。
ステップS22においては、検索部13が現地情報データベース42を検索し、ステップS21において検出された事故事例データに登録されている事故発生作業と同一の実施作業を登録している現地情報データを検出する。
ステップS23においては、通信部14が、ステップS22において検出された現地情報データに登録されているクライアントマシンIDが示すクライアントマシン2に対し、ステップS21において検出された事故事例データの存在をメール等により通知する。
事故IDがM025である事故事例データが新しく追加された場合について、ステップS2を具体的に説明する。監視部16は、事故IDがM025である事故事例データを検出する(ステップS21)。検索部13は、事故IDがM025である事故事例データの事故発生作業、すなわちストーカ点検を実施作業として登録している現地情報データ(現地ID:A0002)を検出する(ステップS22)。ここで、現地IDがA0002である現地情報データに登録されているクライアントマシンIDはC0002であるから、通信部14は、クライアントマシンIDがC0002であるクライアントマシン2に事故IDがM025である事故事例データの存在を通知する(ステップS23)。
なお、ステップS2においては、ステップS21としてサーバマシン1のオペレータが事故事例データベース41の有する事故事例データの中から一つ又は複数を指定し、指定された事故事例データに関してステップS22及びステップS23の処理を行なうこととしても良い。
図8は、ステップS2’を詳細に示すフローチャートである。ステップS2’は、ステップS21’と、ステップS22’と、ステップS23’とを有している。ここで、ステップS21’は、実施作業が追加されたことの検出をするステップであり、ステップS22’は、追加された実施作業と関連する事故事例データの検出をするステップであり、ステップS23’は、追加された実施作業と関連する事故事例データの存在の通知をするステップである。
ステップS21’においては、記憶部15を監視している監視部16が現地情報データベース42に新しい現地情報データが追加されたこと、又は、既存の現地情報データに新しい実施作業が追加されたことにより、実施作業が追加されたことを検出する。
ステップS22’においては、検索部13が事故事例データベース41を検索し、ステップS21’において検出された新しい現地情報データに登録されている実施作業、又は、ステップS21’において検出された新しい実施作業と同一の事故発生作業を登録している事故事例データを検出する。
ステップS23’においては、通信部14が、ステップS21’の検出に係る現地情報データに登録されているクライアントIDが示すクライアントマシン2に対し、ステップS22’において検出された事故事例データの存在をメール等により通知する。
現地IDがA0003である現地情報データが新しく追加された場合について、ステップS2’を具体的に説明する。監視部16は、現地IDがA0003である現地情報データを検出する(ステップS21’)。検索部13は、現地IDがA0003である現地情報データに登録されている実施作業、すなわちボイラー点検を事故発生作業として登録している事故IDがM024の事故事例データを検出する(ステップS22’)。ここで、現地IDがA0003である現地情報データに登録されているクライアントマシンIDはC0003であるから、通信部14は、クライアントマシンIDがC0003であるクライアントマシン2に事故IDがM024である事故事例データの存在を通知する(ステップステップS23’)。
なお、ステップS2’においては、ステップS21’としてオペレータが現地情報データベース41の有する現地情報データの中から一つ又は複数を指定し、指定された現地情報データに登録されている実施作業に関してステップS22’以下の処理を行うこととしても良い。
ステップS2及びS2’により、クライアントマシン2に対し、そのクライアントマシン2が設置されている現地に関連した事故事例データの存在が通知される。
図9は、ステップS3を詳細に示すフローチャートである。ステップS3は、ステップS31又はS31’と、ステップS32と、ステップS33と、ステップS34と、ステップS35とを有している。
ステップS31においては、表示部23は、図12に示す事故事例集のメインメニューページ101を表示する。事故事例集のメインメニューページ101は、ボイラ点検編選択キー51を含んでいる。ここで、作業者又は作業監督者のような安全教育システム又は安全教育方法の使用者(以下、使用者とする)が、ボイラ点検編選択キー51を選択するように入力部22を操作することでボイラ点検編メニューを選択すると、表示部23は、図13に示すボイラー点検編メニューページ102を表示する。ボイラー点検編メニューページ102は、事例1選択キー52を含んでいる。ここで、使用者が、事例1選択キー52を選択するように入力部22を操作すると、「事例1 洗面所から現場に戻る途中に右半身を打撲した事故事例」が選択される。事故事例が選択されるとステップS32に進む。
なお、事故事例を選択するステップS31においては、災害の型により分類された事故事例の中から選択することとしても良く、発生日時により分類された事故事例の中から選択することとしても良く、事故が発生した現地により分類された事故事例から選択することとしても良く、入力された検索キーワードに関連する事故事例の中から選択することとしても良い。
入力された検索キーワードに関連する事故事例の中から事故事例を選択するステップS31’ついて、図10に示すフローチャートを用いて説明する。ステップS31’は、ステップS311’と、ステップS312’と、ステップS313’と、ステップS314’とを有している。ここで、ステップS311’は、検索キーワードの入力をするステップであり、ステップS312’は、事故事例データの検出をするステップであり、ステップS313’は、事故事例の表示をするステップであり、ステップS314’は、事故事例の選択をするステップである。
ステップS311’においては、使用者が入力部22から検索キーワードを入力する。
ステップS312’においては、検索部13が事故事例データベース41を検索し、ステップS311’において入力された検索キーワードを事故に関する文字データ44に含む事故事例データを検出する。なお、検索キーワードとしては、事故の発生日時、発生場所、発生状況、災害の型、事故の当事者の職種、原因、対策等に関する言葉が例示される。
ステップS313’においては、表示部23がステップS312’において検出された事故事例データの存在を、ボイラー点検編メニューページ102のように表示する。
ステップS314’においては、使用者は、入力部22を操作し、ステップS313’において事故事例データの存在が表示された事故事例の中から一つを選択する。
使用者が検索キーワードとして「配管工」を入力した場合について、ステップS31’を具体的に説明する。使用者は、検索キーワードとして「配管工」を入力部22から入力する(ステップS311’)。検索部13は、事故事例データベース41を検索し、「配管工」を事故に関する文字データ44に含む事故事例データを検出する。ここで、事故IDがM024である事故事例データに登録されている事故に関する文字データ44は、書類による事故事例集109に記載されている文字情報を含んでいるから、検索部13は、事故IDがM024である事故事例データを検出する(ステップS312’)。表示部23は、事故IDがM024である事故事例データの存在をボイラー点検編メニューページ102のように表示する(ステップS313’)。使用者が、ボイラー点検編メニューページ102に示す事例1選択キー52を選択するときにするように入力部22を操作すると、ステップS32に進む(ステップS314’)。
ステップS32においては、表示部23は、図14に示す事故発生現場画像を表示するページ103を表示する。事故発生現場画像を表示するページ103は、事故発生現場画像61と、視点操作キー53と、事故に関する質問を表示するページへのリンク54とを含んでいる。ここで、事故発生現場画像を表示するページ103にはこの事故事例に関する説明が表示される。説明には、「これは、作業者A71が、ボイラーの2号炉73から出て、RC柱74とドラム缶75の間(400mm)を通り、場内洗面所に向かっているところです。通路に作業者B72がいたため、マシンハッチ76の上を通ったみたいです。」と記載されている。
ステップS32の詳細について図11に示すフローチャートを参照して説明する。ステップS32は、ステップS321と、ステップS322と、ステップS323とを有している。ここで、ステップS321は、視点情報の入力をするステップであり、ステップS322は、事故発生現場画像の生成をするステップであり、ステップS323は、生成された事故発生現場画像の表示をするステップである。
ステップS321においては、使用者は、複数ある視点操作キー53のいずれかを選択するように入力部22を操作し、事故発生現場を見る視点の回転、移動、拡大・縮小等を指定する視点情報を入力する。
ステップS322においては、画像データ生成部24は、ステップS321において入力された視点情報と、記憶部25に記憶された事故発生現場の三次元データ45とに基づいて、事故発生現場を視点情報が指定する視点から見た事故発生現場画像61の事故発生現場画像データ49を生成する。ここで、記憶部25に記憶された事故発生現場の三次元データ45は、通信部14が送信して通信部26が受信し、記憶部25が記憶したものである。
ステップS323においては、表示部23は、ステップS322において生成された事故発生現場画像データ49に基づいて事故発生現場画像61を表示する。
使用者は、視点を自由に変えて事故発生現場を見ることができるため、事故発生現場を立体的に把握することができる。視点の回転が水平面内の回転と垂直面内の回転とを含み、視点の移動が前後、左右、上下の移動を含むとき、事故発生現場が非常に良く把握される。
ステップS32において、事故に関する質問を表示するページへのリンク54を選択するように入力部22を操作すると、ステップS33に進む。
ステップS33においては、表示部23は、図15に示す事故に関する質問を表示するページ104を表示する。事故に関する質問を表示するページ104は、この事故事例に関する質問と、この質問の正解枝と不正解枝とを含む選択枝と、事故発生状況全体像動画を表示するページへのリンク55とを含んでいる。使用者が、正解を見るために、事故発生状況全体像動画を表示するページへのリンク55を選択するように入力部22を操作すると、ステップS34に進む。
ステップS34においては、表示部23は、図16に示す事故発生状況全体像動画を表示するページ105を表示する。事故発生状況全体像動画を表示するページ105は、事故発生状況全体像動画62と、事故に関する質問を表示するページ104に表示された質問の正解と、事故発生状況当事者視点動画を表示するページへのリンク56とを含んでいる。ここで、表示部23は、通信部14が送信して通信部26が受信した事故発生状況全体像動画データ47に基づいて事故発生状況全体像動画62を表示する。使用者は、事故発生状況全体像動画62を見ることで、作業者A71が、ボイラーの2号炉73から出て、マシンハッチ76の上を通り、場内洗面所に行ったことと、その間に作業者B72がマシンハッチの蓋76aを取り外したことと、洗面所から戻ってきた作業者A71がマシンハッチの開口部76bから墜落したこととを理解する。
使用者は、予め事故に関する質問について考えているので、事故についての関心が高まった状態で事故の発生状況についての動画を見ることになる。
使用者は、事故発生現場を立体的に把握し、さらに、事故発生状況全体像動画62において事故の当時者である作業者A71及び作業者B72の動作する画像を見ることで、事故の発生状況を的確に理解することができる。
使用者が、事故発生状況当事者視点動画を表示するページへのリンク56を選択するように入力部22を操作すると、表示部23は図17に示す事故発生状況当事者視点動画を表示するページ106を表示する。
事故発生状況当事者視点動画を表示するページ106は、事故発生状況当事者視点動画63と、安全対策状況動画を表示するページへのリンク57とを含んでいる。ここで、表示部23は、通信部14が送信して受信部26が受信した事故発生状況当事者視点動画データ46に基づいて事故発生状況当事者視点動画63を表示する。使用者は、事故発生状況当事者視点動画63により、事故の発生状況を事故の当時者である作業者A71の視点から確認することができる。使用者は、作業者A71の視点からは、作業者B72及び作業者B72の持つマシンハッチの蓋76aがRC柱74のかげになって見えにくいことと、マシンハッチの開口部76bがRC柱74と壁77のかげになって見えにくいこととを理解できる。
使用者は、事故発生状況全体像動画62と事故発生状況当事者視点動画63の両方を見ることで、事故の状況を的確に理解することができる。
ステップS34において、使用者が、この事故を防ぐ安全対策を見るために、安全対策状況動画を表示するページへのリンク57を選択するように入力部22を操作すると、ステップS35に進む。
ステップS35においては、表示部23は、図18に示す安全対策状況動画を表示するページ107を表示する。安全対策状況動画を表示するページ107は、安全対策状況動画64と、ワンポイントアドバイスを表示するページへのリンク58とを含んでいる。ここで、表示部23は、通信部14から送信されて通信部26が受信した安全対策状況動画データ48に基づいて安全対策状況動画64を表示する。使用者は、安全対策状況動画64を見ることで、作業者B72がマシンハッチの蓋76aを取り外す前に手摺り78をマシンハッチ76の周囲に設置し、クレーン79を用いてマシンハッチの蓋76aを取り外すことと、戻ってきた作業者A71が手摺り78のおかげでマシンハッチの開口部76bから墜落しないこととを確認する。すなわち、使用者は、適切な安全対策と、安全対策により事故が防がれることとを確認することができる。
使用者は、事故の発生状況を的確に理解し、さらに、安全対策状況動画64を見ることで、どのような安全対策をとれば良いかを具体的に理解することができる。どのような安全対策をとれば良いかが動画により示されると、安全対策上の措置の時間的な先後関係が明確になる。
使用者が、この事故の安全対策に関するワンポイントアドバイスを見るため、ワンポイントアドバイスを表示するページへのリンク58を選択するように入力部22を操作すると、表示部23は、ワンポイントアドバイスを表示するページ108を表示する。図19に示すように、ワンポイントアドバイスを表示するページ108には、ワンポイントアドバイスとして「マシンハッチは、手摺りを取り付けてから開くこと」と表示される。
なお、ページ101〜108としては、サーバマシン1からクライアントマシン2に送られるデータ44〜48に基づいてクライアントマシン2上で動作するブラウザが生成するWebページが例示される。
HTMLの利用は、クライアントマシン2のプラットフォームの影響を受けないコンテンツの提供を可能にする。
動画61〜64をコンピュータグラフィックス(CG)によるアニメーションにより作成すると、データの再利用が容易になる。また、CGアニメーションを利用することにより、実写での撮影が危険な事故についても事故を再現する動画を作成できる。
また、物理的な力が人体に与える影響をリアルタイムにシミュレーションする人体シミュレーションソフトが知られているから、このソフトを用いて再現動画に登場する作業者A71及び作業者B72のような人物の動きを計算すれば、リアルな再現動画が作成される。リアルな再現動画は、安全教育の効果を大きくする。
さらに、事故発生現場の三次元データ45をデータ軽量化技術により軽量化しておけば、三次元データのネットワーク配信が容易になる。
上述の説明においては、サーバマシン1及びクライアントマシン2を異なるコンピュータとして説明したが、サーバマシン1とクライアントマシン2とが同一のコンピュータであっても良い。その場合は、制御部11と制御部21とが一つの制御部を形成し、記憶部15と記憶部25とが一つの記憶部を形成する。
図1は、本発明の実施形態に係る安全教育システムの全体構成を示す図である。 図2は、サーバマシンの機能ブロック図である。 図3は、事故事例データベースについて示す図である。 図4は、現地情報データベースについて示す図である。 図5は、クライアントマシンの機能ブロック図である。 図6は、本発明の実施形態に係る安全教育方法を示すフローチャートである。 図7は、事故事例の存在の通知をする一のステップを示すのフローチャートである。 図8は、事故事例の存在の通知をする他のステップを示すフローチャートである。 図9は、事故事例の提供をするステップを示すフローチャートである。 図10は、事故事例の選択をするステップを示すフローチャートである。 図11は、事故発生現場画像の表示をするステップを示すフローチャートである。 図12は、事故事例集のメインメニューページを示す図である。 図13は、ボイラー点検編メニューページを示す図である。 図14は、事故発生現場画像を表示するページを示す図である。 図15は、事故に関する質問を表示するページを示す図である。 図16は、事故発生状況全体像動画を表示するページを示す図である。 図17は、事故発生状況当事者視点動画を表示するページを示す図である。 図18は、安全対策状況動画を表示するページを示す図である。 図19は、ワンポイントアドバイスを表示するページを示す図である。 図20は、書類による事故事例集を示す図である。
符号の説明
1…サーバマシン
11…制御部
12…三次元データ生成部
13…検索部
14…通信部
15…記憶部
16…監視部
2…クライアントマシン
21…制御部
22…入力部
23…表示部
24…画像データ生成部
25…記憶部
26…通信部
3…ネットワーク
41…事故事例データベース
42…現地情報データベース
43…設計図面データ
44…事故に関する文字データ
45…事故発生現場の三次元データ
46…事故発生状況当事者視点動画データ
47…事故発生状況全体像動画データ
48…安全対策状況動画データ
49…事故発生現場画像データ
51…ボイラ点検編選択キー
52…事例1選択キー
53…視点操作キー
54…事故に関する質問を表示するページへのリンク
55…事故発生状況全体像動画を表示するページへのリンク
56…事故発生状況当事者視点動画を表示するページへのリンク
57…安全対策状況動画を表示するページへのリンク
58…ワンポイントアドバイスを表示するページへのリンク
61…事故発生現場画像
62…事故発生状況全体像動画
63…事故発生状況当事者視点動画
64…安全対策状況動画
71…作業者A
72…作業者B
73…ボイラーの2号炉
74…RC柱
75…ドラム缶
76…マシンハッチ
76a…マシンハッチの蓋
76b…マシンハッチの開口部
77…壁
78…手摺り
79…クレーン
101…事故事例集のメインメニューページ
102…ボイラー点検編メニューページ
103…事故発生現場画像を表示するページ
104…事故に関する質問を表示するページ
105…事故発生状況全体像動画を表示するページ
106…事故発生状況当事者視点動画を表示するページ
107…安全対策状況動画を表示するページ
108…ワンポイントアドバイスを表示するページ
109…書類による事故事例集

Claims (11)

  1. 事故が発生した事故発生現場の三次元データと、前記事故の発生状況を示す事故発生状況動画の事故発生状況動画データとを有する事故事例データを記憶した記憶部と、
    視点を指定する視点情報が入力される入力部と、
    前記視点情報と前記三次元データとに基づき、前記事故発生現場を前記視点から見た事故発生現場画像の事故発生現場画像データを生成する画像データ生成部と、
    前記事故発生現場画像データに基づいて前記事故発生現場画像を表示する表示部と
    を具備し、
    前記表示部は、前記事故発生状況動画データに基づいて前記事故発生状況動画を表示する
    安全教育システム。
  2. サーバマシンと、
    前記サーバマシンにネットワークを介して接続するクライアントマシンと
    を具備し、
    前記サーバマシンは、前記記憶部と、前記三次元データ及び前記事故発生状況動画データを前記クライアントマシンに対して送信するサーバ側通信部とを備え、
    前記クライアントマシンは、前記入力部と、前記画像データ生成部と、前記表示部と、クライアント側記憶部と、前記三次元データ及び前記事故発生状況動画データを受信するクライアント側通信部とを備え、
    前記クライアント側記憶部は、前記クライアント側通信部が受信した前記三次元データを記憶し、
    前記画像データ生成部は、前記クライアント側記憶部に記憶された前記三次元データに基づいて前記事故発生現場画像データを生成し、
    前記表示部は、前記クライアント側通信部が受信した前記事故発生状況動画データに基づいて前記事故発生状況動画を表示する
    請求項1の安全教育システム。
  3. 前記事故発生状況動画データは、
    前記事故の当事者の視点から見た前記事故発生状況動画としての事故発生状況当事者視点動画の事故発生状況当事者視点動画データと、
    前記当事者の画像を含む前記事故発生状況動画としての事故発生状況全体像動画についての事故発生状況全体像動画データと
    を含む
    請求項1又は2の安全教育システム。
  4. 前記事故事例データは、前記事故発生現場において所定の安全対策がとられて前記事故が発生しない状況を示す安全対策状況動画の安全対策状況動画データを有し、
    前記表示部は、前記安全対策状況動画データに基づいて前記安全対策状況動画を表示する
    請求項1乃至3から選択される1請求項の安全教育システム。
  5. 検索部を具備し、
    前記記憶部は、前記事故事例データを有する事故事例データベースを記憶し、
    前記事故事例データは、前記事故に関する文字情報の文字情報データを有し、
    前記検索部は、前記事故事例データベースを検索し、前記入力部から入力された検索キーワードを前記文字情報に含む前記事故事例データを前記検索キーワードと関連する前記事故事例データとして検出し、
    前記表示部は、前記検索キーワードと関連する前記事故事例データが存在することを表示する
    請求項1乃至4から選択される1請求項の安全教育システム。
  6. 画像データ生成部が、事故が発生した事故発生現場の三次元データと、入力部から入力された視点情報とに基づいて、前記事故発生現場を前記視点情報が指定する視点から見た事故発生現場画像の事故発生現場画像データを生成するステップと、
    表示部が、前記事故発生現場画像データに基づいて前記事故発生現場画像を表示するステップと、
    前記表示部が、前記事故の発生状況を示す事故発生状況動画を表示するステップとを具備する
    安全教育方法。
  7. サーバマシンが、前記三次元データと、前記事故発生状況動画の事故発生状況動画データとを記憶する記憶部と、前記三次元データ及び前記事故発生状況動画データをクライアントマシンに対して送信するサーバマシン側通信部とを備え、
    前記クライアントマシンが、前記入力部と、前記画像データ生成部と、前記表示部と、前記サーバマシンから送信された前記三次元データ及び前記事故発生状況動画データを受信するクライアントマシン側通信部と、前記クライアントマシン側通信部が受信した前記三次元データを記憶するクライアント側記憶部とを備え、
    前記事故発生現場画像データを生成するステップにおいて、前記画像データ生成部は、前記クライアント側記憶部に記憶された前記三次元データに基づいて前記事故発生現場画像を生成し、
    前記事故発生状況動画を表示するステップにおいて、前記表示部は、前記クライアント側通信部が受信した前記事故発生状況動画データに基づいて前記事故発生状況動画を表示する
    請求項6の安全教育方法。
  8. 前記記憶部は、事故事例データを有する事故事例データベースと、現地情報データを有する現地情報データベースとを記憶し、
    前記事故事例データは、前記事故発生状況動画データと、前記三次元データと、前記事故が発生した際に前記事故の当事者が行なっていた作業としての事故発生作業とを関連付けており、
    前記現地情報データは、前記クライアントマシンと、前記クライアントマシンが設置された現地で実施される作業としての実施作業とを関連付けており、
    前記サーバマシンが有する検索部が、前記現地情報データベースを検索し、前記事故発生作業としての第1事故発生作業と同一の前記実施作業に関連付けられた前記クライアントマシンとしての第1クライアントマシンを検出するステップと、
    前記サーバ側通信部が、前記第1クライアントマシンに、前記第1事故発生作業と関連する前記事故事例データの存在を通知するステップと
    を具備する
    請求項7の安全教育方法。
  9. 前記記憶部は、事故事例データを有する事故事例データベースと、現地情報データを有する現地情報データベースとを記憶し、
    前記事故事例データは、前記事故発生状況動画データと、前記三次元データと、前記事故が発生した際に前記事故の当事者が行なっていた作業としての事故発生作業とを関連付けており、
    前記現地情報データは、前記クライアントマシンと、前記クライアントマシンが設置された現地で実施される実施作業とを関連付けており、
    前記サーバマシンが有する検索部が、前記事故事例データベースを検索し、前記実施作業としての第1実施作業と同一の前記事故発生作業を関連付けている前記事故事例データとしての第1事故事例データを検出するステップと、
    前記サーバ側通信部が、前記第1実施作業に関連付けられた前記クライアントマシンに、前記第1事故事例データの存在を通知するステップと
    を具備する
    請求項7の安全教育方法。
  10. 前記表示部が、前記事故に関する質問を表示するステップを具備し、
    前記質問を表示するステップは前記事故発生状況動画を表示するステップに時間的に先行する
    請求項6乃至9から選択される1請求項の安全教育方法。
  11. 三次元データ生成部が、前記事故発生現場となった構造物の設計図面データに基づいて前記三次元データを生成するステップを具備する
    請求項6乃至10から選択される1請求項の安全教育方法。
JP2006046517A 2006-02-23 2006-02-23 安全教育システム及び安全教育方法 Withdrawn JP2007226515A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006046517A JP2007226515A (ja) 2006-02-23 2006-02-23 安全教育システム及び安全教育方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006046517A JP2007226515A (ja) 2006-02-23 2006-02-23 安全教育システム及び安全教育方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2007226515A true JP2007226515A (ja) 2007-09-06

Family

ID=38548281

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006046517A Withdrawn JP2007226515A (ja) 2006-02-23 2006-02-23 安全教育システム及び安全教育方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2007226515A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016218324A (ja) * 2015-05-22 2016-12-22 Jfeスチール株式会社 災害事例シミュレーション装置
JP2018180183A (ja) * 2017-04-10 2018-11-15 東京電力ホールディングス株式会社 研修方法及び研修設備
WO2018235733A1 (ja) * 2017-06-23 2018-12-27 新東工業株式会社 安全衛生規則連動装置、及び安全衛生規則連動方法
WO2020213408A1 (ja) * 2019-04-17 2020-10-22 日本電信電話株式会社 危険予知方法及び危険予知装置
KR102516609B1 (ko) * 2022-08-01 2023-03-30 이천우 가상 공간을 이용한 안전교육 시스템 및 방법

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016218324A (ja) * 2015-05-22 2016-12-22 Jfeスチール株式会社 災害事例シミュレーション装置
JP2018180183A (ja) * 2017-04-10 2018-11-15 東京電力ホールディングス株式会社 研修方法及び研修設備
JP7013671B2 (ja) 2017-04-10 2022-02-01 東京電力ホールディングス株式会社 研修方法及び研修設備
WO2018235733A1 (ja) * 2017-06-23 2018-12-27 新東工業株式会社 安全衛生規則連動装置、及び安全衛生規則連動方法
JPWO2018235733A1 (ja) * 2017-06-23 2020-05-21 新東工業株式会社 安全衛生規則連動装置、及び安全衛生規則連動方法
WO2020213408A1 (ja) * 2019-04-17 2020-10-22 日本電信電話株式会社 危険予知方法及び危険予知装置
JP2020177380A (ja) * 2019-04-17 2020-10-29 日本電信電話株式会社 危険予知方法及び危険予知装置
JP7156152B2 (ja) 2019-04-17 2022-10-19 日本電信電話株式会社 危険予知方法及び危険予知装置
KR102516609B1 (ko) * 2022-08-01 2023-03-30 이천우 가상 공간을 이용한 안전교육 시스템 및 방법

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Jeelani et al. Development of virtual reality and stereo-panoramic environments for construction safety training
AU2009354765B2 (en) System and method employing three-dimensional and two-dimensional digital images
US8050521B2 (en) System and method for simultaneously viewing, coordinating, manipulating and interpreting three-dimensional and two-dimensional digital images of structures for providing true scale measurements and permitting rapid emergency information distribution
CN102930753B (zh) 加油站虚拟培训系统及应用
Wang et al. Design, strategies, and issues towards an augmented reality-based construction training platform
US7634156B2 (en) System and method for rapid emergency information distribution
Yang et al. Design principles of integrated information platform for emergency responses: the case of 2008 Beijing Olympic Games
Pereira et al. Using panoramic augmented reality to develop a virtual safety training environment
Eiris Pereira et al. Development and usability testing of a panoramic augmented reality environment for fall hazard safety training
US6809642B1 (en) Evacuation warning system for computer local area networks
US20110029897A1 (en) Virtual World Building Operations Center
JP2007226515A (ja) 安全教育システム及び安全教育方法
JP2016218772A (ja) 作業安全支援装置、作業安全支援システム、および、作業安全支援方法
Olugboyega et al. Building information modeling—enabled construction safety culture and maturity model: A grounded theory approach
KR102263145B1 (ko) 건설현장고위험작업관리시스템 및 방법
Abbasianjahromi et al. Developing a wearable device based on IoT to monitor the use of personal protective equipment in construction projects
Lee et al. Visualization of construction progress monitoring
Messi et al. Development of a twin model for real-time detection of fall hazards
JP2004295729A (ja) 防災対応システム
JP2022091787A (ja) 情報処理システム、情報処理装置、サーバ装置、プログラム、又は方法
JP4007833B2 (ja) 危機管理演習システム
Harris et al. Engineering Psychology and Cognitive Ergonomics. Cognition and Design: 17th International Conference, EPCE 2020, Held as Part of the 22nd HCI International Conference, HCII 2020, Copenhagen, Denmark, July 19–24, 2020, Proceedings, Part II
Tarshizi et al. Advanced approach to assess and improve underground mine evacuation using discrete-event simulation and animation
Stothard et al. E-minesafe safety and training simulator: The integration of knowledge and skills to achieve safe human responses
Takahashi Assessments of introducing new technologies in disaster prevention planning

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20090512