JP2007226455A - Lesson management device and lesson management method - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、生徒の学習状況を管理するための教育支援技術に関する。 The present invention relates to an education support technique for managing a student's learning status.
日本はいよいよ人口減少社会に突入しつつある。大学全入時代の到来も予想されるなか、各大学は生き残りをかけた厳しい競争にさらされている。魅力ある大学としての地位を築いてこのような競争に打ち勝つために、授業内容・方法を改善し、質的向上を図るための組織的な取り組み、いわゆるFD(Faculty Development)の必要性が高まってきている。
一般的なFDは、生徒の意見収集からはじまる。たとえば、アンケートによって生徒の意見を収集し、その結果に基づいて授業内容の見直しがなされる。しかし、このような手法は人的な負荷が大きく、教師が本業としての教育に専念できなくなるといった問題点も指摘されている。
生徒からさまざまな情報を収集すること自体は、生徒の学習状況を管理する上で有益と考えられるが、それに加えて、収集した情報が正しく現状を反映しているか見極める作業も重要である。
General FD begins with student opinion collection. For example, students' opinions are collected through a questionnaire, and the content of the lesson is reviewed based on the results. However, this method has been pointed out that it has a heavy human burden and teachers cannot concentrate on education as their main business.
Collecting various information from students is considered useful for managing the learning status of students, but in addition, it is also important to determine whether the collected information correctly reflects the current situation.
本発明の主たる目的は、授業評価のために生徒の学習状況を効率的に管理するための教育支援技術、を提供することにある。 A main object of the present invention is to provide an educational support technique for efficiently managing a student's learning situation for class evaluation.
本発明のある態様は、生徒の学習状況を管理することによって授業を支援するための授業管理装置に関する。
この装置は、まず、生徒から電子メールを受信し、電子メールの送信日時や受信日時が受付期間内にあるときには、その電子メールを有効メールと判定する。電子メールが有効メールであれば、その電子メールから所定データを抽出し、生徒の学習状況を示すカルテデータとして管理する。
An aspect of the present invention relates to a lesson management apparatus for supporting lessons by managing the learning status of students.
This apparatus first receives an e-mail from a student, and determines that the e-mail is a valid e-mail when the e-mail transmission date and time and the reception date and time are within the acceptance period. If the e-mail is a valid e-mail, predetermined data is extracted from the e-mail and managed as chart data indicating the student's learning status.
ここでいう所定データとは、電子メールの本文や添付ファイルのように送信者が明示的に設定するデータであってもよいし、送信アドレスや送信時刻のように暗黙的に設定されるデータであってもよい。電子メールから得られるさまざまな情報は、生徒の学習状況を判断する上で有益な情報となり得る。たとえば、電子メールの送信頻度といった情報も、生徒の授業に対する意欲を計る上で有益な情報といえるかもしれない。電子メールから得られる所定データそのものがカルテデータとして管理されてもよいし、所定データに基づいて生成されるデータがカルテデータとして管理されてもよい。
生徒は、普段使い慣れている携帯電話等の通信端末から電子メールを送信するだけなので、授業管理装置の運用に対して生徒の協力を得やすいというメリットがある。
The predetermined data here may be data that is set explicitly by the sender, such as the body of an email or an attached file, or data that is set implicitly, such as a transmission address or transmission time. There may be. Various information obtained from the e-mail can be useful information for determining the student's learning status. For example, information such as the frequency of e-mail transmission may be useful information for measuring students' motivation for classes. Predetermined data itself obtained from the e-mail may be managed as medical chart data, or data generated based on the predetermined data may be managed as medical chart data.
Since the student only transmits an e-mail from a communication terminal such as a mobile phone that is usually used, there is an advantage that the student can easily obtain cooperation with the operation of the class management apparatus.
生徒は、授業への出席を示す電子メールや授業についての感想を記述した電子メール等、さまざまな種類の電子メールを送信してもよい。しかし、授業が終わってから出席を示す電子メールが送信されても、そのような電子メールは、実際に生徒が授業に出席していたことを示すものではないと考えられる。同様に、授業が終わってから相当期間が経過したあと送信された電子メールに授業についての感想が記述されていても、その感想は適切に授業内容を反映していないかもしれない。
この授業管理装置は、電子メールの受付期間等の設定に基づいて電子メールの有効性を判断し、生徒の学習状況を管理する上で有用なデータを特定することができる。
Students may send various types of e-mails, such as e-mails indicating attendance at classes and e-mails describing impressions about classes. However, even if an e-mail indicating attendance is sent after the class ends, such an e-mail is not considered to indicate that the student actually attended the class. Similarly, even if an impression about the lesson is described in an e-mail sent after a considerable period of time has passed since the lesson ended, the impression may not properly reflect the lesson content.
This lesson management apparatus can determine the validity of an e-mail based on settings such as an e-mail reception period, and can specify data useful for managing the learning status of students.
なお、以上の構成要素の任意の組み合わせ、本発明の表現を方法、装置、システム、記録媒体、コンピュータプログラムなどの間で変換したものもまた、本発明の態様として有効である。 It should be noted that any combination of the above-described constituent elements and a conversion of the expression of the present invention between a method, an apparatus, a system, a recording medium, a computer program, etc. are also effective as an aspect of the present invention.
本発明によれば、授業評価のために生徒の学習状況を効率的に管理できる。 According to the present invention, a student's learning situation can be managed efficiently for class evaluation.
本実施例においては、まず、授業評価システムの概要を述べつつ、本発明の主たる特徴である「有効条件判定」を中心として説明してゆく。 In this embodiment, first, the outline of the lesson evaluation system will be described, and the “feature condition determination” that is the main feature of the present invention will be mainly described.
図1は、授業評価システムのハードウェア構成図である。
授業評価システム10は、大学のような教育機関への導入を想定した、授業内容を評価・検証するためのシステムである。授業評価システム10は、教師と生徒によって利用されるシステムであり、授業に対する生徒の反応を授業内容にフィードバックさせるための仕組みを提供する。
FIG. 1 is a hardware configuration diagram of a lesson evaluation system.
The
授業評価システム10は、授業管理装置100、メールサーバ202および複数のクライアント端末204を含む。これらは、インターネット200を介して互いに接続されている。授業管理装置100は、教師によって使用される(以下、授業管理装置100のユーザであることを明示する意味で、「教師」のことを「ユーザ」ともよぶことにする)。各クライアント端末204は、生徒によって使用される携帯電話やノートパソコンなど、メール送受信機能を搭載した一般的な通信端末である。本実施例においては、各クライアント端末204はGPS(Global Positioning System)機能を搭載しており、クライアント端末204は、その位置情報を含めて電子メールを授業管理装置100に送信するものとする。
The
まず、教師は講座の開設に際して、講座専用のメールアドレスを設定する(以下、「講座アドレス」とよぶ)。たとえば、「フランス語A」という計15回の授業からなる講座には、「fraA@xxx.co.jp」のように講座アドレスが設定される。フランス語Aの授業を受ける生徒は、その講座アドレスを介して授業管理装置100と電子メールを送受する。たとえば、生徒は授業に出席したときに、講座アドレスに対して出席を通知するための「出席メール」を送信する。メールサーバ202は、クライアント端末204から受信した出席メールを授業管理装置100に転送する。このメールサーバ202は、一般的な既知の装置でよい。授業管理装置100では、出席メールによって、どの講座にどの生徒が出席したかを自動的に集計する。
First, the teacher sets an e-mail address dedicated to the course when the course is opened (hereinafter referred to as “course address”). For example, a course address such as “fraA@xxx.co.jp” is set for a course consisting of 15 classes “French A”. A student who takes a class in French A sends and receives an e-mail to and from the
このほかにも、生徒は、授業に対する感想を記述した感想メールを講座アドレスに送信する。授業管理装置100は、感想メールを自然言語解析して、生徒の授業に対する理解度や意欲を定量的に評価する。たとえば、「やった」、「できた」、「してみたい」というあらかじめ定義された「意欲的な単語」を感想メールが多く含んでいる場合、生徒の理解度や学習意欲が高いと判定できる。このように、本実施例に示す授業管理装置100は、感想メールに含まれる用語を分析することにより、生徒の授業に対する反応を定量化することもできる。
生徒の電子メールから得られるさまざまな情報は、授業内容の改善するための有用な情報として利用される。
In addition to this, the student transmits an impression email describing the impression of the class to the course address. The
Various information obtained from student e-mails is used as useful information for improving class content.
図2は、授業管理装置の機能ブロック図である。
ここに示す各ブロックは、ハードウェア的には、コンピュータのCPUをはじめとする素子や機械装置で実現でき、ソフトウェア的にはコンピュータプログラム等によって実現されるが、ここでは、それらの連携によって実現される機能ブロックを描いている。したがって、これらの機能ブロックはハードウェア、ソフトウェアの組み合わせによっていろいろなかたちで実現できることは、当業者には理解されるところである。
FIG. 2 is a functional block diagram of the lesson management apparatus.
Each block shown here can be realized in hardware by an element such as a CPU of a computer or a mechanical device, and in software it is realized by a computer program or the like. Draw functional blocks. Therefore, those skilled in the art will understand that these functional blocks can be realized in various forms by a combination of hardware and software.
授業管理装置100は、ユーザインタフェース処理部110、通信部120、データ処理部130およびデータ保持部150を含む。
ユーザインタフェース処理部110は、教師であるユーザからの入力処理やユーザに対する情報表示のようなユーザインタフェース全般に関する処理を担当する。通信部120は、メールサーバ202を介してクライアント端末204との通信処理を担当する。データ処理部130は、ユーザインタフェース処理部110や通信部120から取得されたデータを元にして各種のデータ処理を実行する。データ処理部130は、ユーザインタフェース処理部110、通信部120およびデータ保持部150の間のインタフェースの役割も果たす。
データ保持部150は、あらかじめ用意された設定データや、データ処理部130から受け取った電子メールなど、さまざまなデータを格納する。
The
The user
The
ユーザインタフェース処理部110は、表示部112と入力部118を含む。入力部118は、ユーザからの入力操作を受け付ける。表示部112は、ユーザに対して各種情報を表示する。
The user
通信部120は、メールの送受信を処理するためのメール送受信部122を含んでいる。メール送受信部122は、更に、通常メール送受信部124とエラーメール送信部126を含む。通常メール送受信部124は、クライアント端末204に対して各種通知のための電子メールを送信したり、クライアント端末204から出席メールや感想メール等の各種電子メールを受信する。エラーメール送信部126は、クライアント端末204から受信された電子メールが後述の各種有効条件に適合しなかったときに、エラーメッセージが記述された電子メールを送信する。以下、このようなエラーメッセージが記述された電子メールのことを「エラーメール」とよび、それ以外の通常の電子メールを「通常メール」として区別する。
The
データ保持部150は、メールデータ保持部152、カルテデータ保持部172およびフォーム保持部170を含む。
メールデータ保持部152は、生徒から受信した電子メールを保持する。生徒は宿題として提出を指示されたレポートファイルを電子メールに添付して送信することもある。メールデータ保持部152は、このようなレポートファイルも保持する。
カルテデータ保持部172は、ユーザが生徒の学習状況を判断するための元になるカルテデータを保持する。カルテデータには、たとえば、生徒の氏名やメールアドレス、出席状況、感想メールに記述された内容、レポートファイルの提出状況などの各種所定項目に対応したデータが含まれる。カルテデータ保持部172の具体的なデータ構造については、図10に関連して後述する。
フォーム保持部170は、表示部112がカルテデータを画面表示するときの表示レイアウトが定義されたフォームデータを保持する。フォームデータによって、カルテデータのうちの表示対象となるべきデータ、および、その表示方法が定義される。フォームデータは、カルテデータに基づく所定演算の結果を表示させるためのロジックを含めることもできる。具体的には、図11に関連して詳述する。
The
The mail
The chart
The
データ処理部130は、メール処理部132と授業データ管理部138を含む。
メール処理部132は、電子メールを内容を解析する。メール処理部132は、分類部134、整合判定部136および位置検出部137を含む。分類部134は、電子メールの内容に応じて分類する。すでに述べたように、生徒から受信する電子メールは、出席メールや感想メールなどさまざまである。分類部134は、電子メールを内容に応じて分類する。たとえば、「件名」に「出席」という単語が含まれている電子メールは出席メールであるという条件のように、所定の分類条件にしたがって分類する。
The
The
整合判定部136は、受信された電子メールが処理対象として有効なメールであるかを判定する。たとえば、授業の開始前に受信された出席メールは有効ではないといえる。また、授業に出席していない生徒から送信された感想メールも有効ではない。整合判定部136は、受信された電子メールの有効性を所定の有効条件にしたがって判定する。有効条件判定については、図5等に関連して後に詳述する。
The matching
位置検出部137は、クライアント端末204の所在位置を電子メールに含まれる位置情報に基づいて検出する。本実施例におけるクライアント端末204はGPSから得られた位置情報を電子メールのデータの一部として送信するが、変形例として、クライアント端末204が接続した基地局を示す基地局IDを位置情報として送信してもよい。この場合、位置検出部137は、基地局IDに基づいて、クライアント端末204の位置を検出してもよい。
The
授業データ管理部138は、講座に関するデータを授業ごとに授業データとして管理する。講座は1回以上の授業によって構成される。試験の平均点や、感想メールから解析される生徒の理解度、授業計画などのようなさまざまなデータが授業データとして管理対象となる。
The lesson
授業データ管理部138は、生徒管理部140、設定部142および分析部164を含む。
生徒管理部140は、出席率や試験結果など生徒の学習状況に関連するデータを管理する。生徒管理部140は、更に、カルテ管理部168を含む。カルテ管理部168は、生徒に関するデータのうち、カルテデータを管理する。カルテ管理部168は、入力部118や電子メールから取得されるデータから所定のデータを抽出し、カルテデータ保持部172のカルテデータを適宜更新する。
The lesson
The
設定部142は、整合判定部136や分類部134の条件のように電子メールの解析に関する各種条件を設定する。設定部142は、更に、受付期間設定部144、有効エリア設定部146、属性条件設定部148および文字数条件設定部154を含む。これらの各ユニットは、いずれも電子メールの有効性を判定するための有効条件を設定する。
The
まず、受付期間設定部144は、後に示す出席管理設定画面260等の設定画面を介して、電子メールの受付期間を設定する。たとえば、受付期間を「授業開始から10分以内」として出席メールを受け付けてもよい。この場合、授業開始時刻から10分以上経過したあとに出席メールが受信されても、整合判定部136は、そのような出席メールを有効な出席メールとして扱わない。このようにして、授業に間に合わなかった生徒からの出席メールを自動的に無効扱いにできる。
送信日時と受信日時のいずれに基づいて判定してもよいし、また、その双方に基づいて判定してもよいが、本実施例においては送信日時に基づいて判定するとして説明する。受信日時は、インターネット200のトラフィックやメールサーバ202の不具合等の各種外的要因によって影響されやすい情報と考えられるためである。なお、整合判定部136は、電子メールのヘッダ情報から送信日時を検出して判定を行う。
First, the reception period setting unit 144 sets an e-mail reception period via a setting screen such as an attendance
The determination may be made based on either the transmission date / time or the reception date / time, or may be made based on both of them. In the present embodiment, the determination will be made based on the transmission date / time. This is because the date and time of reception is considered to be information that is easily influenced by various external factors such as
有効エリア設定部146は、クライアント端末204が所在すべきエリアを有効エリアとして設定する。たとえば、有効エリアを「A302教室」として出席メールを受け付けてもよい。A302教室外から出席メールが送信されるとき、整合判定部136は、位置検出部137により検出されるクライアント端末204の位置が有効エリアに属さないとすることになる。整合判定部136はそのような出席メールを有効な出席メールとして扱わない。これにより、実際に教室に到着していない生徒からの出席メールを自動的に無効扱いにできる。
The effective
属性条件設定部148は、電子メールの送信元となる生徒が満たすべき属性を属性条件として設定する。たとえば、出席率が低い生徒を対象としてレポートファイルの提出を求める場合、属性条件を「出席率60パーセント以下」に設定した上で、整合判定部136は、レポートファイルが添付された電子メールの有効性を判断してもよい。出席率などの情報はカルテデータとして保持されているので、整合判定部136は電子メールの送信元の生徒に関するカルテデータを参照して、この属性条件に適合しない生徒から送信されたレポートファイルであれば、これを自動的に無効扱いにできる。
文字数条件設定部154は、文字計数部166によって計数される文字数に基づいて電子メールの有効性を判定する。これについては、文字計数部166の説明をしたあとに述べる。
The attribute
The character number
分析部164は、文字計数部166を含む。
文字計数部166は、電子メールの本文の文字数を計数する。本実施例においては、感想メールの文字数を感想文字数として計数する。感想メールの内容は授業評価にとって重要なデータとなりやすい。ユーザは、たとえば、「感想文字数50文字以上」として文字数条件設定部154により感想文字数についての文字数条件を設定できる。文字数条件をクリアしない感想メールは自動的に無効扱いとなる。
本実施例においては、受付期間に関する条件、有効エリアに関する条件、属性条件および文字数条件をまとめて「有効条件」とよぶ。カルテ管理部168は、有効条件を満たす電子メールから得られるデータに基づいてカルテデータを生成し、カルテデータ保持部172に記録する。
The
The
In the present embodiment, the conditions related to the reception period, the conditions related to the effective area, the attribute conditions, and the character number conditions are collectively referred to as “effective conditions”. The medical
図3は、授業管理装置のメニュー画面の画面図である。
教師であるユーザが授業管理装置100にログインしたときには、まず、このメニュー画面210が表示される。講座選択領域212は、現在開設されている講座を一覧表示する。ここでは、「フランス語A2005」、「フランス語B2005」および「フランス語C2005」という3つの講座が開設されている。同図においては、「フランス語A2005」が選択されている。
FIG. 3 is a screen view of the menu screen of the lesson management apparatus.
When a user who is a teacher logs in to the
メニューボタン群214に含まれるいずれかのボタンが選択されると、講座選択領域212で選択された講座についての各種授業データにアクセスする画面が表示される。出席簿ボタン216は、生徒の出席状況を表示させるためのボタンである。感想受付ボタン218は、生徒から受信された感想メールの内容を一覧表示させるためのボタンである。提出物管理ボタン220は、宿題などの提出状況を表示させるためのボタンである。試験結果ボタン222は、試験結果を一覧表示させるためのボタンである。整合性チェックボタン224は、整合条件を設定するための画面を表示させるボタンである。カルテボタン226は、生徒の授業態度や成績に関する情報を「カルテ」として表示させるためのボタンである。通知ボタン228は、休講通知などのように授業に関する連絡事項を通知するための画面を表示させるボタンである。投票ボタン230は、生徒の意見を募るための画面を表示させるためのボタンである。
When one of the buttons included in the
ここでは、メニューボタン群214のうち、出席簿ボタン216および感想受付ボタン218が選択されたときにそれぞれ表示される出席簿画面240および感想受付画面250に関連して有効条件判定について説明する。最後に、カルテボタン226が選択されたときに表示されるカルテ画面300に関連してカルテ表示処理について説明する。
Here, the validity condition determination will be described in relation to the
図4は、出席簿画面の画面図である。
出席簿画面240は、図3のメニュー画面210において、出席簿ボタン216がクリックされたときに表示される。教師は、授業開始時に、その授業の合い言葉を生徒に示す。合い言葉は、教室で口頭で示されてもよい。授業に出席した生徒はこの合い言葉を入力して出席メールを講座アドレスに送信する。分類部134が出席メールを分類し、整合判定部136がその出席メールに正しい合い言葉が記述されているかを判定する。整合判定部136は、このほかにも次の図5に示す出席管理設定画面260を介して設定された各種有効条件に基づいて出席メールの有効性を判定する。有効な出席メールであれば、授業データ管理部138は出席メールの送信元である生徒を正規の出席者として認定する。表示部112は、授業に出席している生徒名を出席簿画面240に表示する。
FIG. 4 is a screen view of the attendance book screen.
The
授業選択領域242は、「フランス語A2005」講座の各授業に関する出席状況を表示する。同図によれば、この講座の授業は4回目であり、4回分の授業の出席率が一覧表示されている。授業選択領域242では、4回目の「Rの発音」というテーマの授業が選択されている。出欠状況表示領域244は、授業選択領域242で選択された4回目の授業に出席している生徒名を一覧表示させている。ここでは、講座に登録されている6人の生徒のうち、「竹治義克」を除く5名が授業に出席している。授業管理装置100が出席メールを受け付けると、表示部112は自動的に出席簿画面240の内容を更新するため、出席簿画面240によって、教師は各生徒の出席状況をリアルタイムかつ正確に把握できる。
カルテ管理部168は、有効に出席メールが受け付けられたときには、カルテデータ保持部172が保持するカルテデータを更新する。たとえば、「竹治義克」から新たに出席メールを受信すると、カルテ管理部168は、「フランス語A2005」の「竹治義克」のカルテデータにおける出席状況に関するデータを更新する。
The
The medical
図5は、出席管理設定画面の画面図である。
出席メールに関する有効条件を設定するためのユーザインタフェース画面として、表示部112は出席管理設定画面260を表示させる。授業日設定領域262は、授業日を設定する。同図においては、「2005年の9月24日」が授業日として設定されている。開始時間設定領域264は、授業の開始時刻を示す。同図においては「10:00」として設定されている。テーマ設定領域270は、授業のテーマを示す。出席簿画面240の授業選択領域242に表示されるテーマに対応する。キーワード設定領域272は、授業の合い言葉を示す。整合判定部136は、出席メールにここで指定される合い言葉が記述されていなければ、出席メールを無効扱いとする。
FIG. 5 is a screen view of an attendance management setting screen.
The
受付期間設定領域266および有効エリア設定領域268は、出席メールの有効条件を設定するための領域である。このうち、受付期間設定領域266は、出席メールの受付期間を指定するための領域である。同図においては、10分以内として設定されている。すなわち、授業が開始される「2005年9月24日」の「10:00〜10:10」が受付期間となる。有効エリア設定領域268は、有効エリアを指定するための領域である。同図においては、授業が行われる「A302教室」が有効エリアとして指定されており、それ以外の場所から送信された出席メールは無効扱いとなる。
The reception
図6は、出席メールの受付処理過程を示すフローチャートである。
分類部134が、受信した電子メールを出席メールとして分類した後(S10)、位置検出部137は出席メールに記録されている位置情報から、送信元のクライアント端末204の位置を検出する(S12)。ここで、衛星授業のような通信型の授業の場合、授業が行われている場所と、生徒が授業を受けている場所で時差が発生する可能性がある。このような場合を考慮して、整合判定部136は、クライアント端末204の位置における送信日時を、授業管理装置100の位置における日時に換算する(S14)。このような処理により、授業管理装置100のユーザは、時差を気にすることなく受付期間を設定できる。また、このような通信型の授業の場合には、有効エリアとして、複数の教室に対応して複数の有効エリアが設定される。たとえば、徳島の「A302教室」で授業が行われ、その授業がリオデジャネイロの「B102教室」にも衛星中継される場合、「A302教室」と「B102教室」が有効エリアとなる。
FIG. 6 is a flowchart showing the process of accepting attendance emails.
After the
換算後の送信日時が受付期間内でなければ(S16のN)、エラーメール送信部126は複数種類のエラーメッセージの中からエラーメッセージを選択し(S20)、エラーメールを送信する(S22)。受付期間が終了してから15分後までの期間を送信日時とする出席メールに対しては「惜しかったけど遅刻です。」、15分以上遅れている場合「完全に遅刻です。」といったように、受付期間が終了してから送信日時まで時間の長さに応じて、エラーメッセージの内容が変化する。エラーメールによって、生徒は即時的に、送信した電子メールが有効に受け付けられたかを認識できる。
If the converted transmission date / time is not within the acceptance period (N in S16), the error
変形例として、たとえば、遅刻率が50パーセント以上の生徒から送信された出席メールが受付期間内にないときには、「あなたは遅刻しすぎです。」というエラーメッセージが送信されてもよい。このように、出席メールの遅延具合だけではなく、属性条件等に応じてエラーメッセージの内容を変化させてもよい。更に、特定の生徒、たとえば、図4の「竹治義克」が次回の授業に遅刻したときのためのエラーメッセージがあらかじめ用意されもよい。このような方法によれば、生徒に応じたエラーメッセージの設定が可能なので、エラーメッセージを介して、画一的ではない生徒ごとに応じたアドバイスが可能となる。 As a modification, for example, when an attendance email sent from a student whose late rate is 50% or more is not within the reception period, an error message “You are too late” may be sent. As described above, the content of the error message may be changed according to the attribute condition or the like as well as the delay of the attendance mail. Further, an error message may be prepared in advance for a specific student, for example, “Yoshikatsu Takeharu” in FIG. 4, who is late for the next class. According to such a method, it is possible to set an error message according to the student, so that advice according to each student who is not uniform can be made via the error message.
また、エラーメッセージだけではなく、たとえば、遅刻率が50パーセント以上の生徒から送信された出席メールが受付期間内にあるときには、「今日はよくがんばりました。」というメッセージを送信してもよいし、1番に出席した生徒には、「1番です。」というメッセージを送信してもよい。このように、有効条件が満たされるときでも、状況に応じて、生徒の意欲を喚起するようにさまざまなメッセージが送信されてもよい。 In addition, not only error messages but also, for example, when an attendance email sent from a student whose late rate is 50% or more is within the reception period, you may send a message “I did my best today.” A message “No. 1” may be sent to the student who attended No. 1. As described above, even when the effective condition is satisfied, various messages may be transmitted depending on the situation so as to motivate the student.
S16に戻る。換算後の送信日時が受付期間内であって(S16のY)、送信元のクライアント端末204が有効エリア内であれば(S18のY)、カルテ管理部168は出席メールを有効としてカルテデータに含まれる出席に関する情報を更新する(S24)。すなわち、出席メールの「出席」という情報がカルテデータとして反映されることになる。受付期間が徒過すると、その期間内に出席メールを送信しなかった生徒の欠席扱いが確定する。
Return to S16. If the converted transmission date / time is within the acceptance period (Y in S16) and the
送信元のクライアント端末204が有効エリア内になければ(S18のN)、エラーメッセージが選択され(S20)、エラーメールが送信される(S22)。カルテ管理部168は、出席メールを有効か無効かに関わらずメールデータ保持部152に保存する(S26)。出席メールがたとえ無効扱いとなってもメールデータ保持部152に保存しておくことには意味がある。たとえば、授業開始から5分後までを出席メールの受付期間と設定しても、交通機関のトラブルが発生したため、事後的に受付期間を延長したい場合もある。また、もともと、5分という設定は厳しく、10分後まで許容してもよいという場合もある。このようなときには、受付期間を再設定して、メールデータ保持部152に保持されている各出席メールを同図に示すプロセスにて再処理することにより、カルテデータを更新してもよい。これにより、遅刻として扱われていた生徒を事後的に出席扱いとして救済しやすくなる。すなわち、生徒からの電子メールをそのままメールデータ保持部152に保存しておくことにより、有効条件を実情に応じて事後的に変更しやすくなる。
If the transmission
図7は、感想受付画面の画面図である。
感想受付画面250は、図3のメニュー画面210において、感想受付ボタン218がクリックされたときに表示される。生徒は、授業が終わると、講座アドレス宛に感想メールを送信する。この感想メールによって、教師は、授業に対する生徒の反応を即座に知ることができる。授業選択領域252は、「フランス語A2005」講座の各授業に関する感想メールの受け付け状態を表示する。授業選択領域252では、4回目の授業が選択されている。感想一覧領域256は、授業選択領域252で選択された4回目の授業に対する生徒の感想を一覧表示させている。更に、感想表示領域254は、感想一覧領域256で選択された生徒「新井真由美」の感想が表示されている。
FIG. 7 is a screen view of an impression acceptance screen.
The
ここで、教師が「質問」というキーワードを設定すると、感想メールの中に「質問」という単語が含まれている生徒には星印が付記されている。この機能によって、教師は、質問事項が含まれている感想メールを簡単に見つけることができる。
カルテ管理部168は、有効に感想メールが受け付けられると、カルテデータ保持部172のカルテデータを更新する。
Here, when the teacher sets the keyword “question”, the student whose word “question” is included in the impression mail is marked with an asterisk. This feature allows teachers to easily find feedback emails that contain questions.
The medical
図8は、感想受付設定画面の画面図である。
感想メールに関する有効条件を設定するためのユーザインタフェース画面として、表示部112は感想受付設定画面330を表示させる。授業日設定領域338は、授業日を設定する。同図においては、「2005年の9月24日」の授業に関する感想メールについて、有効条件の設定がなされている。
FIG. 8 is a screen view of the impression acceptance setting screen.
The
受付期間設定領域332、属性条件設定領域334および文字数設定領域336は、感想メールの有効条件を設定するための領域である。このうち、受付期間設定領域332は、感想メールの受付期間を指定するための領域である。同図においては、授業日から3日以内として設定されている。すなわち、授業日の「2005年9月24日」を含めて「9月24日〜9月26日」が受付期間となる。属性条件設定領域334は、感想メールの募集対象となる生徒についての属性条件を指定するための領域である。同図においては、前回の試験の結果が50点以下の生徒からの感想メールを募集している。文字数設定領域336は、文字数条件を指定するための領域である。同図においては、感想文字数は「50字以上」として指定されている。そのため、感想文字数が49文字以下の感想メールは、無効扱いとなる。
The reception
図9は、感想メールの受付処理過程を示すフローチャートである。
分類部134が、受信された電子メールを感想メールとして分類した後(S30)、位置検出部137は感想メールに記録されている位置情報から、送信元のクライアント端末204の位置を検出する(S32)。整合判定部136は、クライアント端末204の位置における送信日時を、授業管理装置100の位置における日時に換算する(S34)。
FIG. 9 is a flowchart showing the process of accepting impression mail.
After the
換算後の送信日時が受付期間内でなければ(S36のN)、エラーメール送信部126は複数種類のエラーメッセージの中からエラーメッセージを選択し(S44)、エラーメールを送信する(S46)。たとえば、受付期間が終了してから1日後までの期間を送信日時とする感想メールに対しては「もう少し早く出しましょう。」、それ以降であれば「出したことは評価しますが期限超過しています。」といったように、受付期間が終了してから送信日時までの時間の長さに応じて、エラーメッセージの内容が変化する。図6に関連して説明したのと同様、感想メールの遅延具合だけではなく、属性条件等に応じてエラーメッセージの内容を変更してもよい。受付期間が徒過すると、その期間内に感想メールを送信しなかった生徒の未送信扱いが確定する。
If the transmission date after conversion is not within the acceptance period (N in S36), the error
S36に戻る。換算後の送信日時が受付期間内であれば(S36のY)、整合判定部136はカルテデータを参照して、感想受付設定画面330の属性条件設定領域334で設定した属性条件に送信元の生徒が適合するかを判定する。図8の設定の場合であれば、送信元の生徒の前回の試験結果が50点以下か否かについて判定される。適合しなければ(S38のN)、処理はS44に移行してエラーメールが送信される。
Return to S36. If the converted transmission date / time is within the reception period (Y in S36), the
属性条件に適合するときには(S38のY)、文字計数部166は感想文字数を計数し、整合判定部136はその感想文字数が文字数設定領域336で設定した文字数条件に適合するか判定する(S40)。適合しなければ(S40のN)、処理はS44に移行してエラーメールが送信される。適合するときには(S40のY)、カルテ管理部168は感想メールを有効としてカルテデータを更新する(S48)。すなわち、感想メールの本文データが抽出され、カルテデータに反映されることになる。このとき、メール送受信部122は感想メールが有効に受け付けられたことを通知するための電子メールを送信してもよい。感想メールはメールデータ保持部152に保存される(S50)。
When the attribute condition is met (Y in S38), the
カルテ管理部168は、感想メールを有効か無効かに関わらずメールデータ保持部152に保存する(S50)。感想メールがたとえ無効扱いとなってもメールデータ保持部152に保存しておくことにより、出席メールと同様、事後的な有効条件の変更に柔軟に対応できる。
The medical
図10は、カルテデータ保持部におけるカルテデータのデータ構造図である。
同図に示すのは「フランス語A2005」という講座について、各生徒のカルテデータである。ここでは、カルテデータに含まれるさまざまなデータのうち、その一部のみを示している。
FIG. 10 is a data structure diagram of the chart data in the chart data holding unit.
The figure shows the chart data of each student for the course “French A2005”. Here, only a part of various data included in the chart data is shown.
ID欄282は、生徒を識別するためにあらかじめ付与されているID(以下、「生徒ID」とよぶ)を示す。氏名欄284は生徒名を示す。出席履歴欄286は「フランス語A2005」の15回分の授業についての生徒の出席状況を示す。同図丸印は出席を示し、バツ印は欠席を示す。カルテ管理部168は、有効な出席メールを受信したとき、その送信アドレスに基づいて生徒を特定した上で、出席履歴欄286の該当データを更新する。
The
未提出物欄288はレポートファイルの提出状況を示す。カルテ管理部168は、レポートファイル付きの電子メールが有効に受信されると、未提出物欄288の該当データを更新する。未送信感想欄290は感想メールの到着状況を示す。カルテ管理部168は、有効に感想メールが受け付けられると、未送信感想欄290の該当データを更新する。
特記事項欄292は、教師が入力部118を介して入力したデータである。生徒についてのコメント等、自由に書き込むことができる。このように、カルテデータは、電子メールの受信を契機としてカルテ管理部168によって自動的に記述されるデータと、ユーザによって入力されるデータによって構成されている。
The
The
図11は、カルテ画面の画面図である。
ここでは、カルテ画面300において表示対象となるさまざまなデータのうち、その一部のみを示している。ユーザが図3のメニュー画面210において講座を指定した上でカルテボタン226をクリックすると、表示部112は、フォームデータに定義されている表示レイアウトにて、カルテデータを表示させる。ID表示領域302は、図10のID欄282における生徒IDを示す。生徒IDを変更すると別の生徒についてのカルテデータが表示される。このようにカルテ画面300は、講座ごと、かつ、生徒ごとにそれぞれ別画面にて表示される。ここでは、「フランス語A2005」の受講生である「新井真由美」のカルテデータが表示対象となっている。
FIG. 11 is a screen view of a medical chart screen.
Here, only a part of various data to be displayed on the
氏名表示領域304は、図10の氏名欄284における生徒名を表示する。出席状況表示領域306は、図10の出席履歴欄286における生徒の出席状況を示す。フォームデータには、あらかじめ「フランス語A2005」講座の授業が15回あるものとして出席状況表示領域306の欄がデザインされている。ユーザはフォームデータを自由にデザインできる。出欠率表示領域307は、「新井真由美」の「フランス語A2005」に対する出席率と欠席率(まとめて、「出欠率」とよぶ)を示す。フォームデータには、出席状況表示領域306に示される出席データに基づいて、出欠率を算出するための式が記述されている。表示部112は、カルテデータを表示させるときに、フォームデータにこのような計算式が記述されているときには、カルテ管理部168に計算実行を指示する。カルテ管理部168は、カルテデータとフォームデータを参照して、出席率と欠席率をそれぞれ計算し、その計算結果を表示部112に渡す。表示部112は、この計算結果を出欠率表示領域307に出欠率として表示させる。
The name display area 304 displays the student name in the
整合性表示領域308は、レポートの提出状況や出席メールの有効性など、各種条件判定の結果を示す。フォームデータには、授業に出席していないのに感想メールを送ったり、レポートを提出していないなど、整合性表示領域308に表示すべき状況についてさまざまな条件設定を記述できる。たとえば、未提出レポートがあるか否かは、カルテデータの未提出物欄288のデータによって判定できる。また、出席率が50%以下なのに、試験の平均点が70点以上の生徒は印をつけてもよい。フォームデータに記述された各種判定条件は、カルテ管理部168によって判定される。
The consistency display area 308 shows the results of various condition determinations such as the report submission status and the validity of attendance emails. In the form data, various condition settings can be described for the situation to be displayed in the consistency display area 308, such as sending an impression mail without submitting a class or not submitting a report. For example, whether or not there is an unsubmitted report can be determined based on the data in the
文長推移表示領域310は、授業終了後に生徒が送信する感想メールの本文の感想文字数の変化をグラフとして示す。感想メールが受信されると、文字計数部166は、感想文字数を計数する。この感想文字数もカルテデータの一部としてカルテデータ保持部172に保持される。意欲的に授業に参加している生徒は、一般的には感想文字数も多くなると考えられる。そのため、生徒の意欲の変化を推し量る上で、文長推移表示領域310のグラフは有益な判断材料となる。このように、電子メールの内容だけではなく、感想文字数のように生徒の無意識心理を反映したデータもカルテとして活用することにより、より多面的に生徒の学習状況を探ることができる。
The sentence length transition display area 310 shows, as a graph, changes in the number of impression characters in the text of the impression mail sent by the student after the class ends. When the comment mail is received, the
カルテ管理部168は、全生徒において感想文字数の平均値を計算する。そして、表示部112は、文長推移表示領域310に全生徒の感想文字数の平均値と生徒「新井真由美」の感想文字数とを比較したかたちで表示させている。このため、教師であるユーザは、全体傾向と個人傾向をあわせて把握できる。
The medical
以上、実施例に基づいて本発明を説明した。
本実施例に示した授業管理装置100によれば、授業評価システム10を運用する上で得られるさまざまなデータをカルテデータとしてまとめることができる。カルテ画面300によって、ユーザは、生徒ごとの学習状況をきめこまやかに、かつ、一目で把握しやすくなる。生徒の電子メールをベースとしてカルテデータを生成するので、カルテデータを作成するための教師の負荷を軽減できる。
The present invention has been described above based on the embodiments.
According to the
感想メールや出席メール等、さまざまな種類の電子メールについて、ユーザはその有効性を判断するための有効条件を設定できる。有効条件により、電子メールとして収集した情報のうち、正しく現状を反映している電子メールをフィルタリングできる。更に、有効条件を満たさない電子メールを破棄することなくメールデータ保持部152に保持するため、事後的に有効条件を変更し、カルテデータを更新することも可能である。これにより、有効条件をいったん設定した後も、実情に沿った柔軟な設定変更が可能となる。
For various types of electronic mails such as impression mails and attendance mails, the user can set effective conditions for judging the effectiveness. Based on the valid conditions, it is possible to filter e-mails that correctly reflect the current state of information collected as e-mails. Furthermore, since the e-mail that does not satisfy the valid condition is held in the mail
本実施例に示した授業管理装置100によれば、授業に対する生徒の反応を即時的・客観的・視覚的に把握できるので、生徒の反応に応じて授業内容を柔軟に変化させやすくなる。授業に対する理解度や意欲、生徒の性格等についての情報は、クラス分けや授業のレベル調整、補習授業の必要性などの各種判断に対して有益である。
According to the
なお、請求項に記載の有効判定部の機能は、本実施例においては主として整合判定部136によって実現される。
これら請求項に記載の各構成要件が果たすべき機能は、本実施例において示された各機能ブロックの単体もしくはそれらの連係によって実現されることも当業者には理解されるところである。
Note that the function of the validity determination unit described in the claims is mainly realized by the matching
It should be understood by those skilled in the art that the functions to be fulfilled by the constituent elements described in the claims are realized by a single function block or a combination of the functional blocks shown in the present embodiment.
以上、本発明を実施の形態をもとに説明した。この実施の形態は例示であり、それらの各構成要素や各処理プロセスの組み合わせにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。 The present invention has been described based on the embodiments. This embodiment is an exemplification, and it will be understood by those skilled in the art that various modifications can be made to combinations of the respective constituent elements and processing processes, and such modifications are also within the scope of the present invention. is there.
10 授業評価システム、 100 授業管理装置、 110 ユーザインタフェース処理部、 112 表示部、 118 入力部、 120 通信部、 122 メール送受信部、 124 通常メール送受信部、 126 エラーメール送信部、 130 データ処理部、 132 メール処理部、 134 分類部、 136 整合判定部、 137 位置検出部、 138 授業データ管理部、 140 生徒管理部、 142 設定部、 144 受付期間設定部、 146 有効エリア設定部、 148 属性条件設定部、 150 データ保持部、 152 メールデータ保持部、154 文字数条件設定部、 164 分析部、 166 文字計数部、 168 カルテ管理部、 170 フォーム保持部、 172 カルテデータ保持部、 202 メールサーバ、 204 クライアント端末、 210 メニュー画面、 214 メニューボタン群、 240 出席簿画面、 250 感想受付画面、 260 出席管理設定画面、 262 授業日設定領域、 264 開始時間設定領域、 266 受付期間設定領域、 268 有効エリア設定領域、 270 テーマ設定領域、 272 キーワード設定領域、 300 カルテ画面、 330 感想受付設定画面、 332 受付期間設定領域、 334 属性条件設定領域、 336 文字数設定領域、 338 授業日設定領域。
10 lesson evaluation system, 100 lesson management device, 110 user interface processing unit, 112 display unit, 118 input unit, 120 communication unit, 122 mail transmission / reception unit, 124 normal mail transmission / reception unit, 126 error mail transmission unit, 130 data processing unit, 132 mail processing unit, 134 classification unit, 136 consistency determination unit, 137 position detection unit, 138 class data management unit, 140 student management unit, 142 setting unit, 144 reception period setting unit, 146 effective area setting unit, 148 attribute condition setting , 150 data holding unit, 152 mail data holding unit, 154 character number condition setting unit, 164 analyzing unit, 166 character counting unit, 168 chart management unit, 170 form holding unit, 172 chart data holding unit, 202
Claims (10)
生徒からの電子メールを受信する電子メール受信部と、
自装置のユーザによる入力にしたがって、電子メールの受付期間を設定する受付期間設定部と、
前記電子メールの送信日時または受信日時が前記受付期間内にあるときには、前記電子メールを有効メールと判定する有効判定部と、
前記電子メールが有効メールであることを条件として、前記電子メールに含まれる所定データを抽出し、前記所定データを前記生徒の学習状況を示すカルテデータとして保持するカルテ管理部と、
を備えることを特徴とする授業管理装置。 A device for supporting classes by managing the learning status of students,
An email receiver for receiving emails from students;
A reception period setting unit for setting a reception period for an e-mail according to an input by a user of the own device;
When the transmission date / time or the reception date / time of the email is within the acceptance period, an validity determination unit that determines the email as a valid email;
Extracting predetermined data included in the e-mail on the condition that the e-mail is a valid e-mail, and a chart management unit that holds the predetermined data as chart data indicating the learning status of the student;
A class management device comprising:
前記メール保持部は、前記電子メールが有効メールでないときにも、前記電子メールを破棄することなく保持することを特徴とする請求項1に記載の授業管理装置。 A mail holding unit for holding the received e-mail;
The class management device according to claim 1, wherein the mail holding unit holds the electronic mail without discarding the electronic mail even when the electronic mail is not a valid mail.
自装置のユーザによる入力にしたがって、通信端末が所在すべき有効エリアを設定する有効エリア設定部と、を更に備え、
前記有効判定部は、更に、前記電子メールを送信した通信端末が前記有効エリア内に所在することを条件として、前記電子メールを有効メールと判定することを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の授業管理装置。 A position detector that detects the location of the communication terminal that transmits the e-mail;
An effective area setting unit for setting an effective area where the communication terminal should be located according to an input by a user of the own device,
5. The method according to claim 1, wherein the validity determination unit further determines the electronic mail as a valid mail on condition that the communication terminal that has transmitted the electronic mail is located in the valid area. The lesson management device described in Crab.
前記有効判定部は、前記通信端末の所在位置における標準時に基づく送信日時を自装置の所在位置における標準時に基づく送信日時に換算した上で、前記電子メールの送信日時が前記受付期間内にあるか判定することを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の授業管理装置。 A position detection unit that detects the location of the communication terminal that transmits the e-mail;
The validity determination unit converts the transmission date / time based on the standard time at the location of the communication terminal into a transmission date / time based on the standard time at the location of the device, and whether the transmission date / time of the email is within the reception period. The class management device according to claim 1, wherein the class management device is determined.
前記有効判定部は、更に、前記カルテ管理部により保持されているカルテデータを参照して、前記電子メールを送信した生徒の学習状況が前記設定された属性条件に適合するかを判定し、前記属性条件に適合することを条件として前記電子メールを有効メールと判定することを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の授業管理装置。 An attribute condition setting unit for setting an attribute condition for specifying a student's learning status according to an input by a user of the device;
The validity determination unit further refers to the medical record data held by the medical chart management unit to determine whether the learning status of the student who has transmitted the e-mail matches the set attribute condition, The lesson management apparatus according to claim 1, wherein the e-mail is determined to be a valid mail on condition that the attribute condition is met.
前記有効判定部は、更に、前記電子メールの文字数が所定数以上または以下であることを条件として、前記電子メールを有効メールと判定することを特徴とする請求項1から7のいずれかに記載の授業管理装置。 A character counting unit for counting the number of characters in the e-mail;
8. The validity determination unit further determines that the electronic mail is a valid mail on condition that the number of characters of the electronic mail is equal to or greater than or equal to a predetermined number. Class management device.
生徒からの電子メールを受信するステップと、
自装置のユーザによる入力にしたがって、電子メールの受付期間を設定するステップと、
前記電子メールの送信日時または受信日時が前記受付期間内にあるときには、前記電子メールを有効メールと判定するステップと、
前記電子メールが有効メールであることを条件として、前記電子メールに含まれる所定データを抽出し、前記所定データを前記生徒の学習状況を示すカルテデータの一部として記録媒体に記録するステップと、
を備えることを特徴とする授業管理方法。 A method for supporting a class by managing the learning status of students,
Receiving e-mails from students;
Setting an e-mail acceptance period according to input by the user of the device;
When the transmission date / time or the reception date / time of the email is within the acceptance period, the step of determining the email as a valid email;
Extracting the predetermined data included in the e-mail on the condition that the e-mail is a valid e-mail, and recording the predetermined data on a recording medium as a part of the chart data indicating the learning status of the student;
Class management method characterized by comprising.
生徒からの電子メールを受信する機能と、
自装置のユーザによる入力にしたがって、電子メールの受付期間を設定する機能と、
前記電子メールの送信日時または受信日時が前記受付期間内にあるときには、前記電子メールを有効メールと判定する機能と、
前記電子メールが有効メールであることを条件として前記電子メールに含まれる所定データを抽出し、前記所定データを前記生徒の学習状況を示すカルテデータとして保持する機能と、
をコンピュータに発揮させることを特徴とする授業管理プログラム。 A computer program for supporting lessons by managing the learning status of students,
The ability to receive email from students,
A function for setting an e-mail acceptance period according to input by the user of the own device,
A function for determining that the e-mail is a valid e-mail when the e-mail transmission date or time is within the acceptance period;
A function of extracting predetermined data included in the e-mail on condition that the e-mail is a valid e-mail, and holding the predetermined data as medical chart data indicating a learning status of the student;
A class management program characterized by letting a computer demonstrate.
Priority Applications (1)
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