JP2007226131A - レンズユニット - Google Patents

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Abstract


【課題】コンバージョンレンズが装着されたとしても上記CCDAFが確実に行なわれるレンズユニットを提供する。
【解決手段】コンバージョンレンズの着脱を検出する検出センサ113aによりコンバージョンレンズの装着が検出されたことを受けてヘッドCPU19aが測距センサ111aの使用を禁止する。このときには少々時間を要するが、ヘッドCPU19aは積算回路18aにCCDAFを行なわせることにより被写体距離の測定を行なう。
【選択図】図2

Description

撮影光学系と撮像素子とを備え、カメラ本体に着脱自在に装着されるレンズユニットに関する。
レンズユニットとそのレンズユニットが着脱自在にカメラ本体とからなるカメラシステムにおいては、カメラ本体側に被写体距離を測定する測距センサを取り付けてしまうと、レンズユニットがカメラ本体に装着されたときにその測距センサの光軸がそのレンズユニットにけられてしまうことがある。
そこで、レンズユニット内に測距センサを搭載したり、レンズユニットの先端部に測距センサを配設したりして測距センサの光軸がレンズユニットにけられることを防止しているものがある(例えば特許文献1、2参照))。
しかし、特許文献1や特許文献2のものでは、テレコンバータ(以降テレコンという)、ワイドコンバータ(以降ワイコンという)といったコンバージョンレンズがレンズユニットに装着された場合に、測距センサの被写体側に延びる光軸と、撮影光学系の被写体側に延びる光軸との間の角度(以降の説明においては測距センサの睨み角という)が変化してしまう恐れがある。
上記のようなレンズユニットにあっては、撮像素子で生成した画像データに基づいても測距(以降CCDAFという)を行なっているものもあり、そういうものにあっては上記測距センサはそのCCDAFを行なうときの探索範囲を狭めて高速AFを実現しようするときに用いられる。したがって上記測距センサの睨み角がずれると、上記測距センサにより概略の被写体距離を検出してその被写体距離周辺についてCCDAFを行なうものにあっては、上記測距センサにより測定した被写体距離が正確に測定されないか、あるいは全く測定されなくなってその被写体距離の周辺でCCDAFを行なったとしても合焦位置がなかなか見つからないということが起こる。
特公昭56−054609号公報 特開2005−275281号公報
そこで、本発明は、上記事情に鑑み、コンバージョンレンズが装着されたとしても上記CCDAFによる被写体距離の測定が確実に行なわれるレンズユニットを提供することを目的とする。
上記目的を達成する本発明の第1のレンズユニットは、撮影光学系と撮像素子とを備え、カメラ本体に着脱自在に装着されるレンズユニットにおいて、
先端部に配備された、被写体までの距離を測定する測距センサと、
上記撮影光学系前面および上記測距センサ前面に広がりコンバージョンレンズを着脱自在に支持するコンバージョンレンズ支持部と、
上記コンバージョンレンズの着脱を検出する検出センサと、
上記検出センサによりコンバージョンレンズの装着が検出されたことを受けて上記測距
センサの使用を禁止する使用許否手段とを備えたことを特徴とする。
前述した様に、上記測距センサにより概略の被写体距離を検出してその被写体距離周辺についてCCDAFを行なうものにあっては、上記コンバージョンレンズが装着されたことにより上記測距センサの睨み角がずれてしまって上記測距センサにより測定した被写体距離がずれるかあるいは測定されなくなってその被写体距離の周辺でCCDAFを行なったとしても合焦位置がなかなか見つからないという問題があった。
そこで、上記本発明の第1のレンズユニットでは上記検出センサによりコンバージョンレンズの装着が検出されたことを受けて上記使用許否手段によって測距センサの使用が禁止されCCDAFのみが行なわれて被写体距離の測定が行なわれる。
そうすると被写体距離の測定に要する時間は長くなるが合焦位置が正確にかつ確実に測定される。
以上説明した様にコンバージョンレンズが装着されたとしても上記CCDAFが確実に行なわれるレンズユニットが実現する。
上記目的を達成する本発明の第2のレンズユニットは、撮影光学系と撮像素子とを備え、カメラ本体に着脱自在に装着されるレンズユニットにおいて、
先端部に配備された、被写体までの距離を測定する測距センサと、
上記撮影光学系前面および上記測距センサ前面に広がりコンバージョンレンズを着脱自在に支持するコンバージョンレンズ支持部と、
上記コンバージョンレンズの着脱および装着されたコンバージョンレンズの種類を検出する検出センサと、
上記検出センサにより特定の種類のコンバージョンレンズの装着が検出されたことを受けて上記測距センサの使用を禁止する使用許否手段とを備えたことを特徴とする。
上記本発明の第1のレンズユニットでは、上記使用拒否手段が上記測距センサの使用を一律禁止したが、上記コンバージョンレンズの種類(例えばワイドコンバータ側のコンバージョンレンズ等)によっては上記測距センサを用いることができる場合もある。
そこで、例えば特定の種類のレンズユニット(例えばテレコンバータ側のコンバージョンレンズ)の装着が検出されたときにのみ上記使用拒否手段が上記測距センサの使用を禁止する構成にしておいても良い。
また上記目的を達成する本発明の第3のレンズユニットは、撮影光学系と撮像素子とを備え、カメラ本体に着脱自在に装着されるレンズユニットにおいて、
先端部に配備された、被写体までの距離を測定する、上記撮影光学系の被写体側に延びる光軸との間の睨み角が異なる複数の測距センサと、
上記撮影光学系前面および上記測距センサ前面に広がりコンバージョンレンズを着脱自在に支持するコンバージョンレンズ支持部と、
上記コンバージョンレンズの着脱を検出する検出センサと、
上記検出センサによりコンバージョンレンズの装着が検出されたことを受けて上記複数の測距センサのうちの距離測定のために用いる測距センサを選択するセンサ選択手段とを備えたことを特徴とする。
上記本発明の第3のレンズユニットによれば、先端部に配備された、被写体までの距離を測定する上記測距センサのその睨み角が異なる複数の測距センサが備えられていることが利用され、コンバージョンレンズが装着されたことを受けて上記センサ選択手段によって上記複数の測距センサのうちのいずれかが選択される。
上記測距センサが、睨み角の異なる複数の測距センサで構成されている場合には、上記コンバージョンレンズが装着され上記複数の測距センサそれぞれの睨み角がずれたとしてもいずれか一つの測距センサが、上記コンバージョンレンズがこのレンズユニットに装着されていないときの睨み角と同じ睨み角を持つことになる。
そこで上記センサ選択手段を設けてそのセンサ選択手段によって複数の測距センサのうちのいずれかを選択する構成にすることで、必ず好適な測距が行なわれる様にしている。
選択した測距センサにより測定が行なわれると、その測距センサによる被写体距離の測定がほぼ正確に行なわれその概略距離の測距結果に基づいて上記CCDAFが短時間のうちに確実に行なわれる。
以上説明した様に、コンバージョンレンズが装着されたとしても上記CCDAFが確実に行なわれるレンズユニットが実現する。
ここで上記検出センサが、上記コンバージョンレンズの着脱を検出するとともに装着されたコンバージョンレンズの種類を検出するものであって、
上記センサ選択手段は、上記検出センサにより上記コンバージョンレンズの種類に応じて上記複数の測距センサのうちの距離測定に用いる測距センサを選択するものであるとなお良い。
そうすると、コンバージョンレンズの種類に応じて上記選択手段によって的確に測距センサが選択される。
以上、説明したように、コンバージョンレンズが装着されたとしても確実に測距が行なわれるレンズユニットが実現する。
以下、本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明の一実施形態であるレンズユニットを示す図である。
図1を参照してまずレンズユニット1aを説明する。
図1に示すレンズユニット1aは、撮影光学系と撮像素子とを備え、カメラ本体1bに着脱自在に装着されるものである。レンズユニット1aには、先端部に配備された被写体までの距離を測定する測距センサ111aと、撮影光学系前面および測距センサ前面に広がりコンバージョンレンズ2aを着脱自在に支持するコンバージョンレンズ支持部112aと、コンバージョンレンズ2aの着脱を検出する検出センサ113aとが備えられている。なお、この例では、上記コンバージョレンズ支持部112aがバヨネット式の取付構造を有している。
また、本実施形態においては、コンバージョンレンズ2aの着脱を検出する検出センサ113aによりコンバージョンレンズ3aの装着が検出されたことを受けて測距センサ111aの使用を禁止する本発明にいう使用許否手段となるヘッドCPU19aが配備された例が示されている。詳細は後述する。
また、このレンズユニット1aが装着されるカメラ本体1bのボディ正面上方には、AWBセンサ11bや閃光発光窓12bが配備されており、そのAWBセンサ11bにより検出された光源種に応じてカメラ本体1b側の後述するデジタル信号処理部でホワイトバランス処理が行なわれたり、被写界輝度が暗いときには、後述する積算回路による測光結果に応じて閃光発光窓12bから閃光が発光されたりする。
さらにカメラ本体1bのボディ上面にはレリーズ釦13bとモードダイヤル14bが配備されている。このモードダイヤル14bによって撮影モードと再生モードとが選択され、その撮影モードにあっては、さらに静止画撮影モードであるとか、動画撮影モードであるとかなども選択される様になっている。なお、モードダイヤル14bには一体的に電源スイッチも配備されており、そのモードダイヤル14bの操作により電源が投入されるようにもなっている。
ここで図2を参照してレンズユニット1aがカメラ本体1bに装着されて撮影が行なわれるときの動作を簡単に説明しておく。
図2はレンズユニット1aがカメラ本体1bに装着された状態にあるときの電気系統の構成を示すブロック図である。
図2の上方側にはレンズユニット1aの構成が、また図2の下方側にはカメラ本体1bの構成がそれぞれ示されている。
本実施形態のカメラシステム1は、カメラ本体が備えるバッテリBtからの電力の供給を受けてカメラ本体1b並びにレンズユニット1aが動作するものであって、電源スイッチを兼ねる撮影モードダイヤル14bが撮影モードに切り替えられた状態にあったら撮影処理が開始される。
この例においては、カメラ本体1bの動作を統括的に制御する本体CPU100bに対してレンズユニット1aが装着されたことを通知することができるようにするため、上記電源制御部140bがラッチ部160bの内容を書き換えることによりI/O部161bの内容を書き換えて本体CPU100bにレンズユニット1aが装着されたことを通知する構成としている。
このような構成にしておくと、本体CPU100bは、I/O部161bの内容が書き換えられたことによりレンズユニット1aがカメラ本体に装着されたことを検知したときにモードダイヤル14bにより撮影モードが選択されていたときには、3線シリアルドライバ151bにより駆動される3線シリアルインターフェースを用いてヘッドCPU19aにスルー画の送信要求を行なうことができる。さらにその送信要求をシリアルドライバ151aを介して受け取ったヘッドCPU19aは、絞り/フォーカス/ズーム制御部17aに指示して撮像素子(ここではCCD固体撮像素子が用いられているので以降CCDという)12aに所定のフレームレートでスルー画を表わす画像信号の生成を開始させることができる。
そのヘッドCPU19aは、上記絞り/フォーカス/ズーム制御部17aに、撮影光学系11a内の撮影レンズの中のフォーカスレンズの位置や絞りの開口径などを後段の積算回路(AE/測距用)からの被写体距離の測定結果および測光結果に応じて制御させるとともに、CCD12aやTG18aの駆動モードを切り替える制御を行なうものであって、本体側からスルー画の送信要求を受けたときにはCCD12aとTG18aとの双方の駆動モードをスルー画モードに切り替えさせた上でTG18aに例えば1/30sのフレームレートでCCD12aを駆動させることによりスルー画信号をアナログ信号処理部13aへと出力させている。
こうしてCCD12aから出力させた画像信号が、アナログ信号処理部13aに供給されアナログ信号処理部13aでノイズの低減処理などが行なわれた後、後段のA/D部14aでアナログのスルー画信号がデジタルのスルー画信号に変換されて高速シリアルドライバ150aに供給される。この高速シリアルドライバ150aにより駆動される高速シリアルインターフェースを通してカメラ1b本体側にデジタル信号になったスルー画信号が送信される。
本実施形態では、上記積算回路16aと絞り/フォーカス/ズーム制御部19aと撮影光学系内のフォーカスレンズとが前述のCCDAFを行なう部分にあたる。さらにこの例ではその積算回路16aによる被写体距離の測定に要する時間の短縮化を図るためにレンズユニット1aの先端部に被写体までの概略の距離を測定する測距センサ111aが配備されている。その測距センサによる被写体距離の概略の測定結果に応じて積算回路によってその測定結果の被写体距離周辺のCCDAFが行なわれる様になっている。
以上がレンズユニットの動作である。
ここからはレンズユニット1aがカメラ本体1bに装着された状態にあるときのカメラ本体1bの動作の方を説明する。
レンズユニット1a側の高速シリアルドライバ150aにより駆動される高速シリアルインターフェースを通ってカメラ本体1bに次々と送信されてくるスルー画信号が、デジタル信号処理部103bに供給され、このデジタル信号処理部103bでRGBのスルー画信号がYCのスルー画信号に変換された後、YC信号に変換されたスルー画信号がフレームメモリ104bに所定の間隔ごとに次々と記憶されていく。このフレームメモリ104bに記憶されたYC信号のスルー画信号がLCD制御部105bに供給されLCD制御部105bによってLCD1050bのパネル上にそのスルー画信号に基づくスルー画が表示される。このためフレームメモリ104b内の内容が、所定のフレームレートごとに書き換えられていってLCD1050bのパネル上の画像が次々と切り替えられていくことによりLCD1050b上にスルー画が表示される。
ここで、LCD1050bのパネル上のスルー画を見ながらユーザによってレリーズ釦13bが押されたときには、本体CPU100bにレリーズ信号が供給されるとともに、ヘッドCPU19aにもレリーズ信号が供給される。このカメラシステムを構成するカメラ本体1bが備えるレリーズ釦13bは、半押し、全押しの2つの操作態様を持つものであるので、半押しに応じてヘッドCPU19aは、CCD12aおよびTG18aの駆動モードをAEモードさらに測距モードと順次切り替えていき、TG18aからCCD12aにそれらのモードに応じたタイミング信号を供給させることにより積算回路16aに向けて画像信号の出力を行なわせている。このときには測距センサ111aからの測距結果もヘッドCPU19aからバス192aを介して積算回路16aに伝えられて探索範囲が狭められてから短時間のうちに被写体距離の測定が行なわれる様になっている。
こうして短時間のうちに精度良くピント調整等が行なわれた後、ヘッドCPU19aは全押しタイミングでTG18aに露光開始信号を供給させることによりCCD12aに露光を開始させ、さらに所定の秒時が経過した後、TG18aに今度は露光終了信号および全画素読出用の駆動信号を供給させることにより画像信号をCCD12aからアナログ信号処理部13aへと出力させている。
その後、そのアナログ信号処理部13aで画像信号のノイズが低減され、さらにA/D変換部14aでアナログの画像信号がデジタルの画像信号に供給される。さらにデジタルの画像信号が高速シリアルドライバ150aにより駆動される高速インターフェースを経由してカメラ本体1bのデジタル信号処理部103bに供給される。そのデジタル信号処理部103bで画像信号に所定の信号処理が行なわれた後、カードI/F106bによってメモリカードスロット107b内のメモリカード108bに所定の信号処理が行なわれた後の画像信号が画像ファイルとなって記録される。
なお、図2には、AEモード時の測光により被写界が暗いと判定されたときに閃光を発する閃光部121bとその閃光を発する閃光制御部120bも図示されており、他にAWBセンサ11bや、計時用のタイマ110bやカレンダ時計部111bなども図示されている。
ここで上記課題を解決するために本実施形態のレンズユニット1aに配備された構成要素を抜き出して本発明の効果を説明する。
図3は、コンバージョンレンズ3aが装着されているか装着されていないかによって測距センサ111aの光軸がどのように変化するかを説明する図である。
図3(a)にはコンバージョンレンズ2aが装着されていない場合の測距センサ111aの光軸が点線で示されており、図3(b)にはコンバージョンレンズ2aが装着された場合の測距センサ111aの光軸の変化状態が点線で示されている。
図3(a)、(b)に示す様にコンバージョンレンズ2aが装着されなければ、レンズ先端から例えば3mの位置で撮影光軸と交わる様に取り付けられている測距センサ111aにより概略の被写体距離の測定が問題なく行なわれるが、コンバージョンレンズ3aが装着されると測距センサ111aの光軸がコンバージョンレンズを通過することにより点線で示す様に変化して、測距センサにより概略の被写体距離を測定しようとしてもその概略の被写体距離を正確に測定することができなくなることがあった。
そこで、本実施形態では、コンバージョンレンズ2aが装着されたときには、検出センサ113aによりコンバージョンレンズ2aの装着を検出してその検出センサ113aの検出結果に応じてヘッドCPU19aが測距センサ111aの使用を禁止して積算回路16aにのみ被写体距離の測定を行なわせている。
こうすると、測距センサ111aの睨み角がコンバージョンレンズ3aにより変化したとしても測距センサ111aの使用が禁止されて積算回路16aでのみ被写体距離の測定が正確に行なわれるので、被写体距離の測定に多少時間を要するようにはなってもCCDAFによる被写体距離の測定が確実に行なわれる様になる。
以上説明した様にコンバージョンレンズが装着されたとしても確実に被写体距離の測定が行なわれるレンズユニットが実現する。
図4は、第2実施形態を説明する図である。
なお、この第2の実施形態のレンズユニット2aの内部の構成は図示はしないが、図3に示す第1の実施形態のレンズユニット1aの内部構成と同じ構成を持つものとする。
第1の実施形態のレンズユニット1aでは、測距センサ111aの使用を無条件に禁止したが、第2の実施形態のレンズユニット2aではコンバージョンレンズ4aの種類によって測距センサ211aの使用を許可する構成に改良している。
図4には、レンズユニット2a側にラインセンサのように複数の検出部を持つセンサ213aを配設するとともにそのレンズユニット2aに装着されるコンバージョンレンズ4a側にそれらのセンサのうちの少なくとも一つのセンサの出力を反転させる構造を持たせておいていずれかの種類のコンバージョンレンズ4aがレンズユニット2aに装着されたときに上記センサ213aから上記コンバージョンレンズ4aの種類に応じたコードを出力させることによって、装着されたコンバージョンレンズ4aの種類を検出することができる様にした例が示されている。上記センサ213aが本発明にいう検出センサにあたる。
この例では、その本発明にいう検出センサにあたるセンサ213aから出力されるコードに応じて本発明にいう使用許否手段にあたるヘッドCPU19aによってコンバージョンレンズの種類が判別され判別された種類が特定の種類のコンバージョンレンズであった場合にのみ測距センサ211aの使用が禁止される。
図4に示す構成にしても良い。
図5、図6は、第3の実施形態を説明する図である。
図5には、第1、第2の実施形態が備える測距センサ111a,211aの測定ラインが示されており、図6にはそれらの測距センサ111a,211aを、異なる睨み角を持つ複数の測距センサ1111aに変更した場合にそれぞれの測距センサが測定する測定ラインがそれぞれ示されている。
第3の実施形態では、図6に示す測距センサ1111aがレンズユニット1aに配備された以外は、図1、2に示すレンズユニットとほぼ同じ構成を持つものとして以降説明する。
もしも、レンズユニット(図1、図4参照)に搭載されている測距センサ111a,211aが1ライン型のものであったとすると、コンバージョンレンズが装着されたときに測距センサの睨み角が図5に示す様に上下方向(矢印で示されている)いずれかにずれてしまって最悪の場合には測定不能に陥ってしまうことがある。
これに対してレンズユニットに搭載されている測距センサが複数の測距センサからなる多ライン型のものであった場合には、コンバージョンレンズが装着されたときに複数の測距センサ1111aの睨み角がずれて複数の測距センサそれぞれの測定ラインが図6に示す様に上下にずれたとしても複数の測距センサのうちのいずれかが元々の測定ラインに位置することになるのでその元々の測定ラインを睨んでいる測距センサを選択することができる様にしておけば、被写体距離の測定は問題なく行なわれる。
そこで、第3の実施形態のレンズユニットにおいては、図1、図2に示すレンズユニットに複数の測距センサからなる多ライン型の測距センサ1111aを1ライン型のものの代わりに配備しておいて、検出センサ113aによりコンバージョンレンズの装着が検出されたことを受けてヘッドCPU19aが上記複数の測距センサ1111aのうちの距離測定のために用いる測距センサ(被写体領域の中央に位置する)を選択する構成に改良している。
ここで、図1、図2のレンズユニット1a,2aが備える1ライン型の測距センサ(111a、211a)を複数の測距センサからなる多ライン型のもの1111aに置き換えたとしてその複数の測距センサ1111aが配備されたときに本体CPU100bとヘッド側CPU19aとの双方が行なう撮影処理の手順を説明する。
図7は、複数の測距センサ1111aが配備されたときに図2に示すヘッドCPU19aと本体CPU100bとが行なう撮影処理の手順を示すフローチャートである。前半のステップS701からステップS707までの処理がヘッドCPU19aの処理であり、ステップS708からステップS710までの処理が本体CPU100bの処理になる。
ステップS701で、検出センサ113a(図1参照)によりコンバージョンレンズ3aの有無を検出する。ステップS701でコンバージョンレンズ3aが装着されていないと判定したら、無し側へ進んでステップS702で積算回路16aにAE処理を行なわせる。次のステップS703へ進んでステップS703で測距センサ1111aのデータを利用して概略距離の演算を行なって次のステップS704で積算回路16aにCCDAFを行なわせ、絞り/フォーカ/ズーム制御部17aに指示して被写体距離に応じた位置(合焦位置)にフォーカスレンズを移動させる。次のステップS705でTG18aに指示してCCD12aに露光を開始させ、所定のシャッタ秒時が経過したら次のステップS706へ進んでステップS705でCCD12aから画像データを出力させる。図7のフロー中には‘出力させる’ということを‘読み出し’という言葉で示してある。
ステップS707でA/D変換部14aにA/D変換を行わせた後、高速シリアルドライバ15aにより駆動される高速シリアルインターフェースを通してデジタル信号処理部103aにデジタルの画像信号を供給させる。
これ以降の処理は本体CPU100bが行なう。
本体CPU100bは、ステップS708でデジタル信号処理部103bに信号(画像)処理を行なわせた後、同じ信号処理部103b内の圧縮部に画像信号の圧縮を行なわせる。そしてカードI/F107bに圧縮情報と圧縮した画像信号とを供給してそれらを画像ファイルとしてメモリスロット108b内のメモリカード300に記録させてこのフローの処理を終了する。
以上が、コンバージョンレンズ3aが装着されていないときの撮影処理である。
ここからはコンバージョンレンズ3aが装着されたときの撮影処理を説明する。
ステップS701で、コンバージョンレンズ3aが装着されていると判定したら有り側へ進んでステップS711でAFセンサが1ライン型であるか多ライン型であるかを判定する。測距センサが多ライン型であると判定したら多ライン側へ進んでステップS712で睨みのずれを補正するために複数の測距センサのうちの距離測定のために用いるセンサを選択してそのセンサに測定を行なわせて被写体距離を得る。そうしたらステップS703へ進んでステップS703〜ステップS710の処理を行なってこのフローの処理を終了する。なお、ステップS701でコンバージョンレンズ3aの有無を検出するだけでなく、図4に示す構成にしてコンバージョンレンズ4aの種類を検出することができるようにしておくと良い。
また、ステップS711で測距センサが1ラインであると判定したら1ライン側へ進んでステップS713で睨み角のずれが許容範囲であるかどうかを判定する。
このステップS713で睨み角のずれが許容範囲(図5、図6参照)であるかどうかを判定する。次のステップS713で許容範囲内であると判定したら許容範囲側へ進んでステップS703からステップS710の処理を行なってこのフローの処理を終了し、許容範囲外であると判定したら、許容範囲外側へ進んで測距センサのデータを利用せずにステップS704からステップS710の処理を行なってこのフローの処理を終了する。
なお、ステップS711の処理をレンズユニットの種類を判定する処理に変更してさらにステップS712を測距センサの使用を許可する処理に変更すると、第2の実施形態の処理手順になり、また、ステップS701で有り側へ進んだときにはステップS702とステップS703との双方をスキップしてステップS704以降の処理を無条件に行なう様にすると、第1の実施形態の処理になる。
以上説明した様に、コンバージョンレンズが装着されたとしても上記CCDAFが確実に行なわれるレンズユニットが実現する。
本発明の一実施形態であるレンズユニットを示す図である。 レンズユニット1aがカメラ本体1bに装着された状態にあるときの電気系統の構成を示すブロック図である。 コンバージョンレンズ2aの有無によって測距センサ111aの光軸がどのように変化するかを説明する図である。 第2実施形態を説明する図である。 第3の実施形態を説明する図である。 第3の実施形態を説明する図である。 ヘッドCPUが行なう撮影処理を示すフローチャートである。
符号の説明
1a 2a レンズユニット
100a 電源制御部
101a DC/DCコンバータ
111a 測距センサ
112a コンバージョンレンズ支持部
113a 検出センサ
11a 撮影光学系
12a CCD
13a アナログ信号処理部
14a A/D部
140a デジタル信号処理部
141a JPEG圧縮部
150a 高速シリアルドライバ
151a 3線シリアルI/F
16a 積算回路
17a 絞り/フォーカス/ズーム制御部
18a TG
19a ヘッドCPU
190a システムメモリ(ROM/RAM)
191a 不揮発性メモリ
1b カメラ本体
10b ヘッドマウント
100b 本体CPU
101b システムメモリ
102b 不揮発性メモリ
103b デジタル信号処理部
104b フレームメモリ
105b LCD制御部
1050b LCD
106b カードI/F
107b メモリカードスロット
108b メモリカード
150b 高速シリアルドライバ
155b 3線シリアルドライバ
3a 4a コンバージョンレンズ

Claims (4)

  1. 撮影光学系と撮像素子とを備え、カメラ本体に着脱自在に装着されるレンズユニットにおいて、
    先端部に配備された、被写体までの距離を測定する測距センサと、
    前記撮影光学系前面および前記測距センサ前面に広がりコンバージョンレンズを着脱自在に支持するコンバージョンレンズ支持部と、
    前記コンバージョンレンズの着脱を検出する検出センサと、
    前記検出センサによりコンバージョンレンズの装着が検出されたことを受けて前記測距
    センサの使用を禁止する使用許否手段とを備えたことを特徴とするレンズユニット。
  2. 撮影光学系と撮像素子とを備え、カメラ本体に着脱自在に装着されるレンズユニットにおいて、
    先端部に配備された、被写体までの距離を測定する測距センサと、
    前記撮影光学系前面および前記測距センサ前面に広がりコンバージョンレンズを着脱自在に支持するコンバージョンレンズ支持部と、
    前記コンバージョンレンズの着脱および装着されたコンバージョンレンズの種類を検出する検出センサと、
    前記検出センサにより特定の種類のコンバージョンレンズの装着が検出されたことを受けて前記測距センサの使用を禁止する使用許否手段とを備えたことを特徴とするレンズユニット。
  3. 撮影光学系と撮像素子とを備え、カメラ本体に着脱自在に装着されるレンズユニットにおいて、
    先端部に配備された、被写体までの距離を測定する、前記撮影光学系の被写体側に延びる光軸との間の睨み角が異なる複数の測距センサと、
    前記撮影光学系前面および前記測距センサ前面に広がりコンバージョンレンズを着脱自在に支持するコンバージョンレンズ支持部と、
    前記コンバージョンレンズの着脱を検出する検出センサと、
    前記検出センサによりコンバージョンレンズの装着が検出されたことを受けて前記複数の測距センサのうちの距離測定のために用いる測距センサを選択するセンサ選択手段とを備えたことを特徴とするレンズユニット。
  4. 前記検出センサが、コンバージョンレンズの着脱を検出するとともに装着されたコンバージョンレンズの種類を検出するものであって、
    前記センサ選択手段は、前記検出センサによりコンバージョンレンズの種類に応じて前記複数の測距センサのうちの距離測定に用いる測距センサを選択するものであることを特徴とする請求項3記載のレンズユニット。
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