JP2007224809A - 電動圧縮機 - Google Patents
電動圧縮機 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2007224809A JP2007224809A JP2006046558A JP2006046558A JP2007224809A JP 2007224809 A JP2007224809 A JP 2007224809A JP 2006046558 A JP2006046558 A JP 2006046558A JP 2006046558 A JP2006046558 A JP 2006046558A JP 2007224809 A JP2007224809 A JP 2007224809A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- suction passage
- electric compressor
- compressor according
- suction
- drive circuit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Rotary Pumps (AREA)
- Applications Or Details Of Rotary Compressors (AREA)
Abstract
【課題】エンジン直付け等の高温、強振動下においても、信頼性、性能を損なわず運転できるインバータ内蔵の電動圧縮機を提供するものである。
【解決手段】本体ケーシング3内に、圧縮機構部4と、圧縮機構部4を駆動する電動機5と、電動機駆動回路部101とを備え、圧縮機構部4は圧縮部と、仕切り部112を通して電動機駆動回路部101の発熱体105を冷却する吸入通路61とを備え、吸入通路61は、吸入管8から流入した流体30が仕切り部112を挟んで相対する発熱体105に沿って流れた後、他の制御部品に相対した部分に流れるように構成したものである。これによって、吸入管8から流入した流体30を、発熱体105に沿って流れ、放熱フィンにて、放熱面積を向上することにより、発熱体105を中心に冷却することができ、電動機駆動回路部101の発熱体105の効率的な冷却効果が得られ、電動機駆動回路部101の信頼性の向上が図れる。
【選択図】図2
【解決手段】本体ケーシング3内に、圧縮機構部4と、圧縮機構部4を駆動する電動機5と、電動機駆動回路部101とを備え、圧縮機構部4は圧縮部と、仕切り部112を通して電動機駆動回路部101の発熱体105を冷却する吸入通路61とを備え、吸入通路61は、吸入管8から流入した流体30が仕切り部112を挟んで相対する発熱体105に沿って流れた後、他の制御部品に相対した部分に流れるように構成したものである。これによって、吸入管8から流入した流体30を、発熱体105に沿って流れ、放熱フィンにて、放熱面積を向上することにより、発熱体105を中心に冷却することができ、電動機駆動回路部101の発熱体105の効率的な冷却効果が得られ、電動機駆動回路部101の信頼性の向上が図れる。
【選択図】図2
Description
本発明は、圧縮機構部と電動機と電動機駆動回路部を本体ケーシングに内蔵した電動圧縮機の電動機駆動回路部の冷却に関するものである。
この種の電動圧縮機は、電動機駆動回路部と圧縮機構部および電動機とを互いに仕切って設けることが行なわれている(例えば、特許文献1又は特許文献2参照)。図4は、特許文献1に記載の電動圧縮機の縦断面図であり、本体ケーシングを軸線方向に圧縮室と電動機駆動回路部室とに仕切る仕切り部を設けて、その圧縮室に圧縮機構部および電動機を収容し、電動機駆動回路部室に電動機駆動回路部を収容している。電動機駆動回路部は前記仕切り部を介して電動機のある吸入側に面し、吸入冷媒よって電動機駆動回路部および電動機を冷却した後、圧縮部へ流入する、いわゆる低圧型圧縮機における代表的な構造である。
また、図5は特許文献2に記載のものは電動圧縮機の縦断面図であり、電動機を収容した本体ケーシング、圧縮部、および圧縮部を挟んで電動機と反対側に電動機駆動回路部を収容した圧縮機構部を軸線方向にボルト等で締結したものである。
圧縮機構部に設けられた吸入孔より流入された吸入冷媒は、一旦圧縮機構部に設けられた通路に導かれ、電動機駆動回路との熱交換を図った後、圧縮部に吸入される。さらに圧縮部で圧縮された冷媒ガスは電動機を冷却した後、本体ケーシングに設けられた吐出孔より吐出される。いわゆる高圧型圧縮機における代表的な構造である。
特開2000−291557号公報
特開2004−183631号公報
圧縮機構部に設けられた吸入孔より流入された吸入冷媒は、一旦圧縮機構部に設けられた通路に導かれ、電動機駆動回路との熱交換を図った後、圧縮部に吸入される。さらに圧縮部で圧縮された冷媒ガスは電動機を冷却した後、本体ケーシングに設けられた吐出孔より吐出される。いわゆる高圧型圧縮機における代表的な構造である。
しかし、特許文献1に記載の構造は、吸入冷媒によって、電動機駆動回路部および電動機の高発熱部品と熱交換した後に圧縮部に吸入されるため、吸入冷媒温度の上昇によって体積効率が低下し、圧縮機の性能に大きな影響を及ぼす。さらに、圧縮部からの吐出冷媒は外部に直接吐出するので、圧縮部に供給して吐出冷媒に随伴している潤滑油を冷凍サイクルの性能向上のために分離しようとすると、前記外部への吐出過程で分離装置が必要となり、本体ケーシングの大型化、重量化の原因になる。
一方、特許文献2に記載の構造は、吸入冷媒は電動機駆動回路部冷却のみに利用され、また、潤滑油の分離装置は電動機が収容されている本体ケーシングの空きスペースを利用して設けることができるため、性能面および本体ケーシングのサイズ面でのメリットが大きい。しかしながら、特許文献2に記載の構造は、圧縮機構部に設けられた吸入通路は隔壁でもって吐出冷媒通路と分割されているため冷却面積が小さくなり、電動機駆動回路部の発熱体を吸入通路の背面に配置する工夫が必要であった。
本発明は、本体ケーシングを大型化することなく電動機駆動回路部の冷却を効率的に図り、更に吸入管から流入した流体の抵抗を減らして性能低下の少ない電動圧縮機を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の電動圧縮機は、本体ケーシング内に、圧縮機構部と、前記圧縮機構部を駆動する電動機と、電動機駆動回路部とを備え、前記圧縮機
構部は圧縮部と、仕切り部を通して前記電動機駆動回路部の発熱体を冷却する吸入通路とを備え、前記吸入通路は、吸入管から流入した流体が前記仕切り部を挟んで相対する前記発熱体に沿って流れた後、他の制御部品に相対した部分に流れるように構成したものである。
構部は圧縮部と、仕切り部を通して前記電動機駆動回路部の発熱体を冷却する吸入通路とを備え、前記吸入通路は、吸入管から流入した流体が前記仕切り部を挟んで相対する前記発熱体に沿って流れた後、他の制御部品に相対した部分に流れるように構成したものである。
これによって、吸入管から流入した流体は、仕切り部を挟んで発熱体に沿って流れて効率的に冷却し、更に、放熱フィンにて放熱面積を向上することにより、電動機駆動回路内で発熱体を中心に冷却することができ、電動機駆動回路部の発熱体の効率的な冷却効果が得られる。これにより電動機駆動回路部の信頼性の向上が図れる。さらに、放熱フィンの形状、位置等の工夫により、吸入管から流入した流体の抵抗を減らして性能低下が少ない電動圧縮機となる。さらに、圧縮機構部は、電動機駆動回路部と圧縮部とを仕切り部を通して構成することで圧縮機構部と本体ケーシングとの最小限のシール面と締結ボルトで構成できるため、圧縮機の小型化および軽量化が図れる。
本発明の電動圧縮機は、小型軽量化によって、ハイブリッド車等のエンジンに直接装着することが可能となり、さらにエンジンからの加熱、振動等の過酷な環境下においても、性能および信頼性を損なうことなく運転することが可能となる。
第1の発明は、本体ケーシング内に、固定スクロールと旋回スクロールとベアリングとを有する圧縮機構部と、前記圧縮機構部を駆動する電動機とを備え、前記本体ケーシングの開口側に仕切り部と吸入管とを有するサブケーシングを気密的に備えて前記固定スクロールと前記仕切り部とにより吸入通路を構成し、前記仕切り部の前記吸入通路とは反対面に発熱体を有する電動機駆動回路部を備え、前記吸入通路は、前記吸入管から流入した流体が前記仕切り部を挟んで相対する前記発熱体に沿って流れた後、他の制御部品に相対した部分に流れるように構成して前記電動機駆動回路部を冷却するようにしたことにより、電動機駆動回路部の発熱体を優先的かつ効率的に冷却することができる
第2の発明は、特に第1の発明において、吸入通路を中央壁を設けて略U字形状としたことにより、吸入通路の距離を長くするため、熱交換の面積が増えることとなり、高い冷却効果を得ることができる。
第2の発明は、特に第1の発明において、吸入通路を中央壁を設けて略U字形状としたことにより、吸入通路の距離を長くするため、熱交換の面積が増えることとなり、高い冷却効果を得ることができる。
第3の発明は、特に第2において、吸入通路の中央壁の先端曲率を、吸入通路の外周壁面の曲率におおよそ沿った形状としたことにより、吸入通路の抵抗を減らすこととなり、性能低下を少なくすることができる。
第4の発明は、特に第1から第3の発明において、吸入通路の発熱体と相対した仕切り部上にフィンを設けたことにより、放熱面積をさらに増やすこととなり、より高い冷却効果を得ることができる。
第5の発明は、特に第4の発明において、フィンを流体の流れにおおよそ沿った形状としたことにより、吸入通路の抵抗を減らすこととなり、電動圧縮機の性能低下を抑制することができる。
第6の発明は、特に第4又は第5の発明において、フィンにより形成される複数の通路は、吸入通路の外周壁面側の通路幅を大きくしたことにより、吸入通路の抵抗を減らすこととなり、電動圧縮機の性能低下を抑制することができる。
第7の発明は、特に第1〜6の発明において、吸入管から流入した流体を吸入通路出口近傍にバイパスするバイパス通路を設けたことにより、流体の一部が吸入通路全体を通ら
ずにバイパスすることとなり、吸入通路の抵抗を減らし、電動圧縮機の性能低下を抑制することができる。
ずにバイパスすることとなり、吸入通路の抵抗を減らし、電動圧縮機の性能低下を抑制することができる。
第8の発明は、特に、第1〜7の発明において、吸入通路に流入する吸入管の出口部分に面取り加工を設けたことにより、吸入通路の抵抗を減らすこととなり、電動圧縮機の性能低下を抑制することができる。
第9の発明は、特に第1〜8の発明において、吸入通路壁面に断熱部材を設けたことにより、エンジン等の放射熱からの影響を防止することができ、信頼性が向上する。
第10の発明は、特に第1〜9の発明において、吸入通路の仕切り部上に円形凹部を複数設けたことにより、放熱面積を増やすこととなり、冷却効果を向上することができる。
第11の発明は、特に第1〜10の発明において、吸入通路の仕切り部上に半円状の突起部を設けたことにより、ガス冷媒の乱流を起こすこととなり、冷却効果を向上することができる。
第12の発明は、特に第1〜11の発明において、吸入通路出口孔の断面積を吸入管の断面積の1.1〜3.0倍にしたことにより、吸入通路での熱交換による流体の膨張分を吸入通路出口孔で絞ることがないようにすることとなり、吸入通路の抵抗を減らし、電動圧縮機の性能低下を抑制することができる。
第13の発明は、特に第1〜12の発明において仕切り部をアルミ材等の熱伝導性のよい材料を用いて構成したことにより、流体からの熱交換の効率が向上して高い冷却効果を得ることができる。
第14の発明は、特に第1〜13の発明において、流体を二酸化炭素を主成分とする冷媒を用いるもので、近年環境保護の観点から推進されている二酸化炭素を主成分とする冷媒にも対応することが可能である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1における電動圧縮機の断面図である。図1においては、電動圧縮機1の胴部の周りにある取付け脚2によって横向きに設置される横型電動圧縮機の場合の1つの例を示しており、電動圧縮機1はその本体ケーシング3内に電動機5を内蔵し、この本体ケーシング3に嵌入または圧入される圧縮機構部4を駆動する。電動機5はサブケーシング102に組み込まれた電動機駆動回路部101によって駆動される。また、本体ケーシング3内に圧縮機構部4を含む各摺動部の潤滑に供する液を貯留する貯液部6を備えている。取り扱う冷媒はガス冷媒であり、各摺動部の潤滑や圧縮機構部4の摺動部のシールに供する液としては潤滑油7などの液を採用している。また、潤滑油7は冷媒に対して相溶性のあるものである。
図1は本発明の実施の形態1における電動圧縮機の断面図である。図1においては、電動圧縮機1の胴部の周りにある取付け脚2によって横向きに設置される横型電動圧縮機の場合の1つの例を示しており、電動圧縮機1はその本体ケーシング3内に電動機5を内蔵し、この本体ケーシング3に嵌入または圧入される圧縮機構部4を駆動する。電動機5はサブケーシング102に組み込まれた電動機駆動回路部101によって駆動される。また、本体ケーシング3内に圧縮機構部4を含む各摺動部の潤滑に供する液を貯留する貯液部6を備えている。取り扱う冷媒はガス冷媒であり、各摺動部の潤滑や圧縮機構部4の摺動部のシールに供する液としては潤滑油7などの液を採用している。また、潤滑油7は冷媒に対して相溶性のあるものである。
本実施の形態の電動圧縮機1の圧縮機構部4はひとつの例としてスクロール方式のものである。図1において、本体ケーシング3内の軸線方向の一方の端部壁3a側からポンプ13、副軸受41、電動機5、主軸受42を持った主軸受部材51を配置してある。ポンプ13は端壁部3aの外面から収容してその後に嵌め付けた蓋体52との間に保持し、蓋体52の内側に貯液部6に通じるポンプ室53を形成して吸上げ通路54を介して貯液部6に通じるようにしてある。副軸受41は端部壁3aにて支持し、駆動軸14のポンプ1
3に連結している側を軸支するようにしてある。電動機5は固定子5aを本体ケーシング3に焼き嵌め固定されるか、または環状部材17によって固定され、駆動軸14の途中まわりに固定した回転子5bとによって駆動軸14を回転駆動できるようにしている。主軸受部材51は固定スクロール11と図示しないボルトなどによって固定し、本体ケーシング3の開口側に嵌合されるサブケーシング102でもって挟持する状態で、駆動軸14の圧縮機構部4側を主軸受42により軸支している。さらに、主軸受部材51と固定スクロール11との間に旋回スクロール12を挟み込んでスクロール圧縮機を構成している。主軸受部材51と旋回スクロール12との間にはオルダムリング57などの旋回スクロール12の自転を防止して円運動させるための自転拘束部57が設けられ、駆動軸14を偏心軸受43を介して旋回スクロール12に接続して、旋回スクロール12を円軌道上で旋回させられるようにしている。
3に連結している側を軸支するようにしてある。電動機5は固定子5aを本体ケーシング3に焼き嵌め固定されるか、または環状部材17によって固定され、駆動軸14の途中まわりに固定した回転子5bとによって駆動軸14を回転駆動できるようにしている。主軸受部材51は固定スクロール11と図示しないボルトなどによって固定し、本体ケーシング3の開口側に嵌合されるサブケーシング102でもって挟持する状態で、駆動軸14の圧縮機構部4側を主軸受42により軸支している。さらに、主軸受部材51と固定スクロール11との間に旋回スクロール12を挟み込んでスクロール圧縮機を構成している。主軸受部材51と旋回スクロール12との間にはオルダムリング57などの旋回スクロール12の自転を防止して円運動させるための自転拘束部57が設けられ、駆動軸14を偏心軸受43を介して旋回スクロール12に接続して、旋回スクロール12を円軌道上で旋回させられるようにしている。
サブケーシング102においては、吸入口8から通じる空間をシール部材11bを用いて固定スクロール11の固定鏡板11aと気密的に組み合せることにより吸入通路61を形成している。吸入通路61の吸入通路出口孔(図2の70)は、固定スクロール11における吸入孔に相当する。また、固定スクロール11には吐出孔31及びリード弁31aが設けられ、固定鏡板11aと蓋体62で構成されて吸入通路61に突出した吐出室63に開口される。吐出室63は、固定スクロール11および主軸受部材51と本体ケーシング3との間に形成した連絡通路64を通じて電動機5側に連通している。
電動機駆動回路部101は、サブケーシング102の仕切り部112において、吸入通路61の反対面に回路基板103と、図示しない電解コンデンサと備えて構成される。また、回路基板103には発熱度の高いスイッチング素子を含むIPM(インテリジェントパワーモジュール)の発熱体105が、仕切り部112に熱的に密着するように搭載されている。電動機駆動回路部101は、電動機5とハーネスコネクタ106によって接続される圧縮機ターミナル107を介して電気的な接続が行われ、電動機5を温度などの必要な情報をモニタしながら電動機駆動回路部101によって駆動するようにしてある。なお、電動機駆動回路部101を覆うようにカバー113が設けられている。
以上の構成によって、電動機5は電動機駆動回路部101によって駆動され、駆動軸14を介して圧縮機構部4を円軌道運動させるとともに、ポンプ13を駆動する。このとき圧縮機構部4はポンプ13により貯液部6の潤滑油7を駆動軸14の給油路15を通じて供給されて潤滑およびシール作用を受けながら、冷凍サイクルからの帰還冷媒をサブケーシング102に設けた吸入口8と吸入通路61と吸入孔(図示せず)を通じて吸入し、圧縮空間10で圧縮して吐出孔31から吐出室63に吐出する。吐出室63に吐出された冷媒は連絡通路64を通じて電動機5側に入り、電動機5を冷却しながら本体ケーシング3の吐出口9から吐出される。なお、吐出口9までの過程で、冷媒30は衝突、遠心、絞りなど各種の気液分離を図って潤滑油7の分離を受けながらも、随伴している一部潤滑油7によって副軸受41の潤滑も行う。
次に、サブケーシング102の吸入通路61における、電動機駆動回路部101の発熱体105を効果的に冷却する構成について説明する。図2は、本発明の実施の形態1における電動圧縮機の吸入通路の斜視図で、サブケーシングと固定スクロールを分解した状態を示す。付け加えると、固定スクロール11に構成された吐出室63が、サブケーシング102の凹部63aに嵌まり込むようにして組み立てられて吸入通路61が形成される。
吸入通路61は、中央壁71を設けて吸入口8から吸入通路出口孔70にかけて矢印Aで示すようにU字形状に形成している。図において吸入通路61の底面となる部分が裏面に電動機駆動回路部101を有する仕切り部112であり、特に、吸入管8から流入した直後の部分が仕切り部112を挟んで発熱体105に沿うように構成するとともに、発熱
体105に相対する部分にはフィン72を形成して熱交換効率の向上を図っている。フィン72は冷媒30の流れに沿って形成しており、U字形状の曲線部においては、吸入通路61の外周壁面73の曲率におおよそ沿った形状としている。また、フィン72により形成される複数の通路は、外周壁面73側の通路幅(a<b<c)を大きくしている。さらに、フィン72の前後には裏面での発熱体105を固定するためのネジの形成を兼ねて2つの半球状の突起部74を形成している。さらに、吸入通路61に流入する吸入管8の出口部分に面取り8aを設けている。
体105に相対する部分にはフィン72を形成して熱交換効率の向上を図っている。フィン72は冷媒30の流れに沿って形成しており、U字形状の曲線部においては、吸入通路61の外周壁面73の曲率におおよそ沿った形状としている。また、フィン72により形成される複数の通路は、外周壁面73側の通路幅(a<b<c)を大きくしている。さらに、フィン72の前後には裏面での発熱体105を固定するためのネジの形成を兼ねて2つの半球状の突起部74を形成している。さらに、吸入通路61に流入する吸入管8の出口部分に面取り8aを設けている。
上記に示す構成において、吸入口8から流入した冷媒30は、U字形状の吸入通路61を流れる。低温の冷媒30は、最初に仕切り部112を挟んで相対する発熱体105に沿って流れることにより、発熱体105と熱交換を効果的に行って冷却する。その後、他の制御部品に相対した部分にも流れて電動機駆動回路部101の全体を冷却し、固定鏡板11aの吸入通路出口孔70から圧縮空間10に流入する。
このようにして吸入通路61は、フィン72に沿って略U字形状を構成されることにより、吸入管8から流入した流体が固定鏡板11aの吸入通路出口孔70を介して圧縮空間10に流入するまでの距離を長くし、熱交換の面積を増やすことになり、発熱体105の冷却を効果的に行うことができる。また、吸入通路61は、フィン72が構成されることにより熱交換面積がより増えることになり、発熱体105の冷却をより効率的に行うことができる。
また、フィン72は、流体の流れにおおよそ沿った形状により、吸入通路61の抵抗を減らすこととなり、電動圧縮機の性能低下を抑制することができる。また、フィン72により形成される複数の通路を外周壁面73側の通路幅が大きくなるように形成することでも吸入通路61の抵抗を減らすこととなり、電動圧縮機の性能低下を抑制することができる。また、吸入通路61に流入する吸入管8の出口部分に面取り8aを設けたことにより、吸入通路61の抵抗を減らすこととなり、電動圧縮機の性能低下を抑制することができる。さらに、フィン72の前後に半円状の突起部74を設けたことにより、ガス冷媒の乱流を起こすこととなり、より高い冷却効果を得ることができる。
(実施の形態2)
図3は、本発明の実施の形態2における電動圧縮機のサブケーシングの正面図である。図3において、吸入通路61にはフィン72に加えて、仕切り部112に円形の凹部75を多数形成している。また、中央壁71の先端部の曲率を吸入通路61の外周壁面73の曲率におおよそ沿った形状とし、中央壁71や外周壁面73を含む吸入通路61の側壁面全体に断熱部材76を設けている。さらに、中央壁71の後端側には、吸入管8から流入した冷媒30を吸入通路61の出口となる吸入通路出口孔70近傍にバイパスするバイパス通路77を形成している。バイパス通路77は、図2に示すものと幅は異なるが同様の形態である。
図3は、本発明の実施の形態2における電動圧縮機のサブケーシングの正面図である。図3において、吸入通路61にはフィン72に加えて、仕切り部112に円形の凹部75を多数形成している。また、中央壁71の先端部の曲率を吸入通路61の外周壁面73の曲率におおよそ沿った形状とし、中央壁71や外周壁面73を含む吸入通路61の側壁面全体に断熱部材76を設けている。さらに、中央壁71の後端側には、吸入管8から流入した冷媒30を吸入通路61の出口となる吸入通路出口孔70近傍にバイパスするバイパス通路77を形成している。バイパス通路77は、図2に示すものと幅は異なるが同様の形態である。
上記構成によって、吸入通路61の冷媒30は、フィン71に加えて凹部75でも乱流が発生して熱交換が促進される。そして、中央壁71の先端部ではスムーズな流れを導く。また、バイパス通路77では、冷媒30の一部が吸入通路61を通らずに吸入通路出口孔70に至ることになる。
このようにして、吸入管8から流入した冷媒30をバイパス通路77でバイパスすることにより、吸入通路61の抵抗を減らし、電動圧縮機の性能低下を抑制することができる。また、中央壁71の先端部を外周壁面73に沿った曲面とすることにより、吸入通路61の抵抗を減らし、電動圧縮機の性能低下を抑制することができる。さらに、吸入通路61の側壁面に断熱部材120を設けたことにより、エンジン等の放射熱からの影響を防止
することができ、信頼性を向上することができる。
することができ、信頼性を向上することができる。
なお上記の実施の形態において、吸入通路出口孔70の断面積を吸入管8の断面積の1.1〜3.0倍とすれば、吸入通路61での熱交換による流体の膨張分を吸入通路出口孔70で絞ることがないようにすることとなり、吸入通路61の抵抗を減らし、電動圧縮機の性能低下を抑制することができる。
また、本発明による電動圧縮機において、サブケーシング102をアルミ材等の熱伝導性のよい材料を用いて構成することは、冷媒30からの熱交換の効率が向上して高い冷却効果を得ることができ、好適である。さらに、近年環境保護の観点から推進されている二酸化炭素を主成分とする冷媒にも対応することが可能であり、本発明の効率や信頼性の向上、および小型軽量化において好適である。
以上のように、本発明にかかる電動圧縮機は、従来のインバータ内蔵式の電動圧縮機と比較して小型軽量化が図られ、さらに圧縮機構部の冷却面の拡大により電子部品の信頼性も向上した。これにより、エンジンへの装着も可能となり、ハイブリッド車等の環境車両に幅広く適用できる。
1 電動圧縮機
3 本体ケーシング
4 圧縮機構部
5 電動機
8 吸入管
8a 面取り
11 固定スクロール
11a 固定鏡板
12 旋回スクロール
30 冷媒
61 吸入通路
62 蓋体
63 吐出室
64 連絡通路
70 吸入通路出口孔
71 中央壁
72 フィン
73外周壁面
74 突起部
75 凹部
76 断熱部材
77 バイパス通路
101 電動機駆動回路部
102 サブケーシング
105 発熱体
112 仕切り部
3 本体ケーシング
4 圧縮機構部
5 電動機
8 吸入管
8a 面取り
11 固定スクロール
11a 固定鏡板
12 旋回スクロール
30 冷媒
61 吸入通路
62 蓋体
63 吐出室
64 連絡通路
70 吸入通路出口孔
71 中央壁
72 フィン
73外周壁面
74 突起部
75 凹部
76 断熱部材
77 バイパス通路
101 電動機駆動回路部
102 サブケーシング
105 発熱体
112 仕切り部
Claims (14)
- 本体ケーシング内に、固定スクロールと旋回スクロールとベアリングとを有する圧縮機構部と、前記圧縮機構部を駆動する電動機とを備え、前記本体ケーシングの開口側に仕切り部と吸入管とを有するサブケーシングを気密的に備えて前記固定スクロールと前記仕切り部とにより吸入通路を構成し、前記仕切り部の前記吸入通路とは反対面に発熱体を有する電動機駆動回路部を備え、前記吸入通路は、前記吸入管から流入した流体が前記仕切り部を挟んで相対する前記発熱体に沿って流れた後、他の制御部品に相対した部分に流れるように構成して前記電動機駆動回路部を冷却するようにしたことを特徴とする電動圧縮機。
- 吸入通路は、中央壁を設けて略U字形状としたことを特徴とする請求項1に記載の電動圧縮機。
- 吸入通路の中央壁の先端部の曲率は、吸入通路の外周壁面の曲率におおよそ沿った形状としたことを特徴とする請求項2に記載の電動圧縮機。
- 吸入通路は、発熱体と相対した仕切り部上にフィンを設けたことを特徴とする請求項1〜3のうちいずれか一項に記載の電動圧縮機。
- フィンは、流体の流れにおおよそ沿った形状としたことを特徴とする請求項4に記載の電動圧縮機。
- フィンにより形成される複数の通路は、吸入通路の外周壁面側の通路幅が大きいことを特徴とする請求項4又は5に記載の電動圧縮機。
- 吸入管から流入した流体を吸入通路出口近傍にバイパスするバイパス通路を設けたことを特徴とする請求項1〜6のうちいずれか一項に記載の電動圧縮機。
- 吸入通路に流入する吸入管の出口部分に面取り加工を設けたことを特徴とする請求項1〜7のうちいずれか一項に記載の電動圧縮機。
- 吸入通路の側壁面に断熱部材を設けたことを特徴とする請求項1〜8のうちいずれか一項に記載の電動圧縮機。
- 吸入通路の仕切り部上に凹部を複数設けたことを特徴とする請求項1〜9のうちいずれか一項に記載の電動圧縮機。
- 吸入通路の仕切り部上に半球状の突起部を設けたことを特徴とする請求項1〜10のうちいずれか一項に記載の電動圧縮機。
- 吸入通路出口孔の断面積を吸入管の断面積の1.1〜3.0倍にしたことを特徴とする請求項1〜11のうちいずれか一項に記載の電動圧縮機。
- 仕切り部は、アルミ材等の熱伝導性のよい材料を用いて構成したことを特徴とする請求項1〜12のうちいずれか一項に記載の電動圧縮機。
- 吸入管から流入した流体は、二酸化炭素を主成分とする冷媒を用いることを特徴とする請求項1〜13のうちいずれか一項に記載の電動圧縮機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2006046558A JP2007224809A (ja) | 2006-02-23 | 2006-02-23 | 電動圧縮機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2006046558A JP2007224809A (ja) | 2006-02-23 | 2006-02-23 | 電動圧縮機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2007224809A true JP2007224809A (ja) | 2007-09-06 |
Family
ID=38546847
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2006046558A Pending JP2007224809A (ja) | 2006-02-23 | 2006-02-23 | 電動圧縮機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2007224809A (ja) |
Cited By (16)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009097503A (ja) * | 2007-09-26 | 2009-05-07 | Panasonic Corp | インバータ装置一体型電動圧縮機 |
| JP2009150235A (ja) * | 2007-12-18 | 2009-07-09 | Toyota Industries Corp | 電動圧縮機 |
| JP2009243297A (ja) * | 2008-03-28 | 2009-10-22 | Calsonic Kansei Corp | 電動コンプレッサ |
| KR100927437B1 (ko) * | 2008-02-29 | 2009-11-19 | 학교법인 두원학원 | 인버터형 스크롤 압축기 |
| JP2009281377A (ja) * | 2008-04-22 | 2009-12-03 | Panasonic Corp | スクロール圧縮機 |
| JP2010101307A (ja) * | 2008-09-29 | 2010-05-06 | Panasonic Corp | インバータ装置一体型電動圧縮機 |
| JP2010121449A (ja) * | 2008-11-17 | 2010-06-03 | Panasonic Corp | インバータ一体型電動圧縮機 |
| EP2204581A4 (en) * | 2007-09-25 | 2011-12-07 | Sanden Corp | ELECTRICAL COMPRESSOR WITH INTEGRAL DRIVE CIRCUIT |
| JP2012132435A (ja) * | 2010-12-02 | 2012-07-12 | Panasonic Corp | 空気調和機 |
| JP2013072411A (ja) * | 2011-09-29 | 2013-04-22 | Panasonic Corp | 電動圧縮機 |
| KR101533252B1 (ko) * | 2013-11-04 | 2015-07-02 | 엘지전자 주식회사 | 스크롤 압축기 |
| JP2015154700A (ja) * | 2014-02-19 | 2015-08-24 | 株式会社デンソー | 電源装置 |
| KR101549866B1 (ko) | 2013-11-04 | 2015-09-03 | 엘지전자 주식회사 | 스크롤 압축기 |
| CN107208620A (zh) * | 2015-02-12 | 2017-09-26 | 康奈可关精株式会社 | 电动压缩机 |
| CN110886700A (zh) * | 2019-12-19 | 2020-03-17 | 湖南华强电气股份有限公司 | 一种卧式涡旋压缩机的控制器冷却机构、涡旋压缩机 |
| US20230358234A1 (en) * | 2020-10-16 | 2023-11-09 | Mitsubishi Heavy Industries Thermal Systems, Ltd. | Scroll compressor |
-
2006
- 2006-02-23 JP JP2006046558A patent/JP2007224809A/ja active Pending
Cited By (20)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP2204581A4 (en) * | 2007-09-25 | 2011-12-07 | Sanden Corp | ELECTRICAL COMPRESSOR WITH INTEGRAL DRIVE CIRCUIT |
| JP2009097503A (ja) * | 2007-09-26 | 2009-05-07 | Panasonic Corp | インバータ装置一体型電動圧縮機 |
| JP2009150235A (ja) * | 2007-12-18 | 2009-07-09 | Toyota Industries Corp | 電動圧縮機 |
| US8162626B2 (en) | 2007-12-18 | 2012-04-24 | Kabushiki Kaisha Toyota Jidoshokki | Motor-driven compressor |
| WO2009108006A3 (ko) * | 2008-02-29 | 2009-12-10 | 두원공과대학교 | 인버터형 스크롤 압축기 |
| CN102007297A (zh) * | 2008-02-29 | 2011-04-06 | (学)斗源学院 | 变频式涡旋压缩机 |
| KR100927437B1 (ko) * | 2008-02-29 | 2009-11-19 | 학교법인 두원학원 | 인버터형 스크롤 압축기 |
| JP2009243297A (ja) * | 2008-03-28 | 2009-10-22 | Calsonic Kansei Corp | 電動コンプレッサ |
| JP2009281377A (ja) * | 2008-04-22 | 2009-12-03 | Panasonic Corp | スクロール圧縮機 |
| JP2010101307A (ja) * | 2008-09-29 | 2010-05-06 | Panasonic Corp | インバータ装置一体型電動圧縮機 |
| JP2010121449A (ja) * | 2008-11-17 | 2010-06-03 | Panasonic Corp | インバータ一体型電動圧縮機 |
| JP2012132435A (ja) * | 2010-12-02 | 2012-07-12 | Panasonic Corp | 空気調和機 |
| JP2013072411A (ja) * | 2011-09-29 | 2013-04-22 | Panasonic Corp | 電動圧縮機 |
| KR101533252B1 (ko) * | 2013-11-04 | 2015-07-02 | 엘지전자 주식회사 | 스크롤 압축기 |
| KR101549866B1 (ko) | 2013-11-04 | 2015-09-03 | 엘지전자 주식회사 | 스크롤 압축기 |
| JP2015154700A (ja) * | 2014-02-19 | 2015-08-24 | 株式会社デンソー | 電源装置 |
| CN107208620A (zh) * | 2015-02-12 | 2017-09-26 | 康奈可关精株式会社 | 电动压缩机 |
| CN110886700A (zh) * | 2019-12-19 | 2020-03-17 | 湖南华强电气股份有限公司 | 一种卧式涡旋压缩机的控制器冷却机构、涡旋压缩机 |
| US20230358234A1 (en) * | 2020-10-16 | 2023-11-09 | Mitsubishi Heavy Industries Thermal Systems, Ltd. | Scroll compressor |
| US12123415B2 (en) * | 2020-10-16 | 2024-10-22 | Mitsubishi Heavy Industries Thermal Systems, Ltd. | Scroll compressor housing with fin arrangement |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US7473079B2 (en) | Electric compressor with inverter | |
| US6511295B2 (en) | Compressors | |
| US7147443B2 (en) | Electric compressor | |
| JP5967580B2 (ja) | インバータ装置一体型電動圧縮機 | |
| EP2072822B1 (en) | Motor-driven compressor | |
| JP4697148B2 (ja) | 電動圧縮機 | |
| JP2007224809A (ja) | 電動圧縮機 | |
| US20050058563A1 (en) | Scroll-type fluid machine | |
| JP2012132435A (ja) | 空気調和機 | |
| US8323010B2 (en) | Expander-compressor unit | |
| US20030102729A1 (en) | Motor device for electrical compressor | |
| JP5194766B2 (ja) | インバータ一体型電動圧縮機 | |
| JP2005054716A (ja) | 電動圧縮機 | |
| JP4529973B2 (ja) | 電動圧縮機 | |
| JP2012057504A (ja) | 電動圧縮機 | |
| JP2010048146A (ja) | インバータ一体型電動圧縮機 | |
| JP2005146862A (ja) | 電動圧縮機 | |
| JP5906378B2 (ja) | 電動圧縮機 | |
| JP2012026310A (ja) | インバータ一体型電動圧縮機 | |
| JP4225101B2 (ja) | 電動圧縮機 | |
| JP2003013859A (ja) | モータ駆動回路一体型電動圧縮装置 | |
| JP2012047140A (ja) | 電動圧縮機 | |
| JP2006177231A (ja) | 電動圧縮機 | |
| JP2012021473A (ja) | 電動圧縮機 | |
| JP4747941B2 (ja) | 電動圧縮機 |