JP2007222286A - Elevating and lowering device for bathing care - Google Patents
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Abstract
Description
この発明は、入浴介護用昇降装置に関し、訪問入浴介護などのため持ち運んで入浴させる場合など、入浴介護に好適なものである。 The present invention relates to an elevating device for bathing care, and is suitable for bathing care when carrying and bathing for visiting bathing care.
訪問入浴介護や在宅入浴介護などの入浴介護では、入浴者を浴槽内の湯に浸したり、引き上げたりする必要があり、介護者に大きな負担や労力がかかっている。 In bathing care such as visiting bathing care and home bathing care, it is necessary to immerse the bather in hot water in the bathtub or lift it up, which places a heavy burden and effort on the caregiver.
病院などでは、入浴者を運ぶリフトなどの機械を設置することで、介護者への負担や労力を軽減できるものの、一般家庭では、家屋の構造上の制約や費用の点から普及していないのが現状である。 In hospitals, etc., a machine such as a lift that carries bathers can be installed to reduce the burden on the caregiver and labor, but it is not popular in ordinary households due to structural limitations and costs of houses. Is the current situation.
そこで、入浴介護の労力を軽減するため、特許文献1には、エアマットを吊具と吊り受具に連結しておき、エアを充填することでマット上の入浴者を浮かせたり、エアを排気することでマットとともに、沈めたりすることが開示されている(段落0022,0023参照)。
Therefore, in order to reduce the labor of bathing care,
また、同文献1には、浴槽湯面上にネットを張り、そのネット上に入浴者を載せ、四方に取り付けたワイヤを伸縮させることで浮かせたり、沈めたりすることが開示されている(段落0025参照)。
このような従来の入浴介護に用いるエアマットでは、入浴者の荷重を均一にエアマットで支持することができず、エアを排気すると、臀部が先に沈んでエアマットが前後にV字状に折れ曲がったり、逆にエアを充填すると、荷重の小さい足部が先に浮き上がるなど、エアの給排だけでは入浴者の姿勢を安定した状態で保持することができないという問題がある。 In such an air mat used for conventional bathing care, the load of the bather cannot be uniformly supported by the air mat, and when the air is exhausted, the buttocks sink first and the air mat is bent back and forth in a V shape, On the other hand, when air is filled, there is a problem that the posture of the bather cannot be maintained in a stable state only by supplying and discharging air, for example, a foot portion having a small load is lifted first.
一方、ネットをワイヤで支持するものでは、エア式のものに比べ、姿勢を安定させることができるが、ワイヤに入浴者の体重が作用するため、操作に大きな力が必要となるなどの問題がある。 On the other hand, in the case where the net is supported by the wire, the posture can be stabilized as compared with the air type, but since the weight of the bather acts on the wire, there is a problem that a large force is required for the operation. is there.
この発明は、上記従来技術の問題点に鑑みてなされたもので、エアの供給・排出で簡単に操作でき、安定した姿勢を保持しながら浮かせたり、沈めたりすることができる入浴介護用昇降装置を提供しようとするものである。 The present invention has been made in view of the above-described problems of the prior art, and can be easily operated by supplying and discharging air, and can be floated and submerged while maintaining a stable posture. Is to provide.
上記従来技術の課題を解決するため、この発明の請求項1記載の入浴介護用昇降装置は、エアチューブで構成されエア充填状態で浴槽部に浮かべられる枠チューブと、この枠チューブのエア充填状態の上面に取り付けられ入浴者を載せるネット部材と、エア充填状態の前記枠チューブの両側下部に一端が連結され他端が前記浴槽部に固定され前記ネット部材と前記枠チューブの排気状態の略半円周長さとでネット沈降位置を規制する支持部材とを備えることを特徴とするものである。
In order to solve the above-described problems of the prior art, a bathing care lifting device according to
また、この発明の請求項2記載の入浴介護用昇降装置は、請求項1記載の構成に加え、前記両側の枠チューブ間に取り付けられ前記ネット部材の前記沈降位置を、浴槽中間に保持し得る中間支持部材を設けたことを特徴とするものである。
Moreover, the raising / lowering apparatus for bathing care of
さらに、この発明の請求項3記載の入浴介護用昇降装置は、請求項1または2記載の構成に加え、前記枠チューブの空間部に浮力を増大し得るエアチューブで構成した補助チューブを設けたことを特徴とするものである。
Furthermore, the lifting device for bathing care according to
また、この発明の請求項4記載の入浴介護用昇降装置は、請求項1〜3のいずれかに記載の構成に加え、前記枠チューブおよび/または前記補助チューブの長さを、前記入浴者の頭部から膝部までとして構成したことを特徴とするものである。
Moreover, the raising / lowering apparatus for bathing care of
さらに、この発明の請求項5記載の入浴介護用昇降装置は、請求項1〜4のいずれかに記載の構成に加え、前記枠チューブおよび/または前記補助チューブに、エアの充填・排気を制御する制御弁を設けたことを特徴とするものである。
Furthermore, the lifting device for bathing care according to
この発明の請求項1記載の入浴介護用昇降装置によれば、エアチューブで構成されエア充填状態で浴槽部に浮かべられる枠チューブと、この枠チューブのエア充填状態の上面に取り付けられ入浴者を載せるネット部材と、エア充填状態の前記枠チューブの両側下部に一端が連結され他端が前記浴槽部に固定され前記ネット部材と前記枠チューブの排気状態の略半円周長さとでネット沈降位置を規制する支持部材とを備えているので、枠チューブのエアを排気することで、枠チューブを支える両側の支持部材の長さ、排気状態の枠チューブの略半円周長さおよびネット部材幅とによってネット部材の沈む沈降位置を定めることができ、安定した姿勢を保って沈めたり、浮かせたりすることができる。
According to the lifting and lowering apparatus for bathing care according to
これにより、エアの供給・排出だけで、簡単に入浴者の浴槽での昇降を行うことができ、入浴介護に要する負担を大幅に軽減することできる。 Accordingly, the bather can easily move up and down in the bathtub simply by supplying and discharging air, and the burden required for bathing care can be greatly reduced.
また、この発明の請求項2記載の入浴介護用昇降装置によれば、前記両側の枠チューブ間に取り付けられ前記ネット部材の前記沈降位置を、浴槽中間に保持し得る中間支持部材を設けたので、ネット部材の沈降位置を中間支持部材の長さで変えることができ、浴槽中間部とすることで、ハンモックのように支持することができる。
According to the bathing care lifting device according to
さらに、この発明の請求項3記載の入浴介護用昇降装置によれば、前記枠チューブの空間部に浮力を増大し得るエアチューブで構成した補助チューブを設けたので、入浴者の体重によらず必要な浮力を確保して入浴介護することができる。
Furthermore, according to the lifting and lowering apparatus for bathing care according to
また、この発明の請求項4記載の入浴介護用昇降装置によれば、前記枠チューブおよび/または前記補助チューブの長さを、前記入浴者の頭部から膝部までとして構成したので、足湯状態での入浴介護も可能となり、入浴介護の態様が増加し、より快適な入浴を介護することができる。
According to the bathing care lifting device according to
さらに、この発明の請求項5記載の入浴介護用昇降装置によれば、前記枠チューブおよび/または前記補助チューブに、エアの充填・排気を制御する制御弁を設けたので、制御弁の開閉制御で、簡単に入浴者を浮かべたり、沈めたりすることができる。
Furthermore, according to the bathing care lifting device according to
以下、この発明の一実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1〜図4は、この発明の入浴介護用昇降装置の一実施の形態にかかり、図1は平面図、図2は縦断面状態の浴槽への装着状態で示す説明図、図3は浴槽への装着状態で示す横断面図、図4はエアの供給・排出による昇降状態の説明横断面図である。
Hereinafter, an embodiment of the present invention will be described in detail with reference to the drawings.
1 to 4 are related to an embodiment of a bathing care lifting device according to the present invention. FIG. 1 is a plan view, FIG. 2 is an explanatory view showing a state of being attached to a bathtub in a longitudinal section, and FIG. FIG. 4 is an explanatory cross-sectional view of a lifted state by air supply / discharge.
この入浴介護用昇降装置1は、空気膨張式のエアチューブで構成された枠状に構成した枠チューブ2を備えており、浴槽部に設置され、湯に浮かべて使用され、例えば、図2および図3に示すように、訪問入浴介護に適したエア式浴槽10に設置されて使用される。
This bathing
この入浴介護用昇降装置1では、枠チューブ2が断面形状において円形のエアチューブ2aを、浴槽の幅の内側に入れることができる幅で、長さが入浴者の頭部から膝上部分位までを載せることができる長さとされて矩形の枠状に形成してある。
In this bathing
この枠チューブ2のエア充填状態とした上面に入浴者を載せるネット部材3が平面ファスナなどで着脱できるように取り付けてあり、ネットとすることで、浴槽内で昇降させる場合の水の抵抗を抑えるとともに、水切れを良くする。
The
このようなネット部材3が上面に取り付けられた枠チューブ2のエアを排気することで、ネット部材3上の入浴者を浴槽に沈めるようにするが、何ら規制をしない自由状態では、入浴者の臀部など重い部分が先に沈み安定した状態で沈ませたり、エアを充填して上昇させることができない。
By exhausting the air of the
そこで、この入浴介護用昇降装置1では、エア充填状態の枠チューブ2の浴槽の両側に位置する下部にそれぞれ一端4aが取り付けられる支持部材4が設けられ、耐水性のあるベルトで構成され、他端4bが浴槽部に固定できるように、図示しないワンタッチ式の連結具が設けてある。
Therefore, in this bathing
そして、この支持部材4が枠チューブ2の両側にそれぞれ複数箇所、例えば図1に示すように、片側に2箇所ずつ取り付けてある。なお、2本の支持部材4に代え、広幅とした1本の支持部材で構成することもできる。
The
また、エア充填状態の枠チューブ2の浴槽の両側に位置する下部間を連結するように耐水性のあるベルトで構成した中間支持部材5が取り付けてあり、入浴者の背中部分に対応する位置に配置してある。
Moreover, the
このような支持部材4および中間支持部材5を設けた入浴介護用昇降装置1では、図4(a)に示す枠チューブ2にエアを充填した状態から、エアを排気すると、枠チューブ2を構成するエアチューブ2aがつぶれながら沈むことになるが、エアチューブ2aの下部に取り付けた支持部材4の一端4aの高さがほとんど変化せず、エアチューブ2aが略半円周の長さのベルト状になるとともに、入浴者の体重でネット部材3が沈み込むことから、図4(c)に示すように、ネット部材3を浴槽底部まで沈めることができる。
In the bathing
これにより、枠チューブ2の前後左右の位置を4本の支持部材4で規制しながらネット部材3ごと浴槽に沈めるように下降させることができ、ネット部材3上の入浴者を湯に入れることができる。
Accordingly, the front and rear, left and right positions of the
また、中間支持部材5は、エア充填状態の枠チューブ2の両側のエアチューブ2aの下部同士を連結する長さとすることで、図4(b)に示すように、エアチューブ2aのつぶれの影響を受けずに両側の支持部材4、4と中間支持部材5の長さでネット部材3の沈降位置が規制され、浴槽中間にネット部材3を位置させることができる。
Further, the
これにより、ネット部材3上の入浴者の姿勢をハンモックに寝ているように支持することができ、入浴介護に適した姿勢にすることができる。
Thereby, the posture of the bather on the
一方、このようにネット部材3ごと枠チューブ2を浴槽に沈めた状態から、枠チューブ2にエアを充填すると、枠チューブ2を構成するエアチューブ2aが膨らむこと自体と、これによって得られる浮力とで、枠チューブ2が浮き上り、図4(a)に示すように、浴槽上部にネット部材3が上昇した状態となる。
On the other hand, when the
この枠チューブ2およびネット部材3の上昇に際して、枠チューブ2が4本の支持部材4で浴槽に支持してあるので、前後左右の位置が規制されたまま上昇し、安定した姿勢を保つことができる。
When the
また、入浴者をネット部材3を介して支持しているので、浴槽内に沈めたり、浮き上るようにする場合に、ネット部分から水が抜け、昇降の際の水の抵抗を軽減することができるとともに、水切れも良く、短時間に入浴介護することができる。
Moreover, since the bather is supported via the
さらに、枠チューブ2の長さを入浴者の膝部分までとしてあるので、枠チューブ2を湯に浮かべた上昇位置で、足先だけを湯に浸ける足湯状態にすることもでき、入浴介護の形態を増大することができる。
Furthermore, since the length of the
なお、この入浴介護用昇降装置1では、枠チューブ2からのエアの排気で浴槽内に沈めることができ、エアを充填することで浮き上るようにすることができるが、エアの排気速度や充填速度を枠チューブ2に制御弁を設けて制御することで、下降速度や上昇速度を調整することができ、急激な昇降を防止して入浴者に不安を与えることなく入浴介護することができる。
In this bathing care lifting / lowering
また、入浴者の体重などによっては、枠チューブ2だけで浮力が不足する場合があり、この場合には、枠チューブ2の枠の空間部にエアチューブで構成した補助チューブ6を配置し、枠チューブ2と配管やホースで連通させるとともに、エア充填状態のエアチューブ6aの頂部とネット部材3とを連結する。
Further, depending on the weight of the bather, the buoyancy may be insufficient with only the
こうすることで、補助チューブ6により浮力の増大を図ることができるとともに、沈み込ませる場合に水の抵抗となるなど何ら支障とならないようにすることができる。
By doing so, the buoyancy can be increased by the
さらに、図5に示すように、入浴介護用昇降装置1Aとしては、足湯状態での入浴介護が必要ない場合には、入浴者の全身を載せることができる長さの枠チューブ2Aとネット部材3Aとを組み合わせて構成することもできる。
Furthermore, as shown in FIG. 5, the bathing care lifting / lowering
次に、この発明の入浴介護用昇降装置1、1Aと組み合わせて訪問入浴介護や在宅入浴介護に適したエア式浴槽10について、説明する。
Next, an
エア式浴槽10は、空気膨張式のエアチューブで構成した浴槽部11と、この浴槽部11の浴槽底面11aをフロア上から離した状態で支える空気膨張式のエアチューブで構成した架台部12と、これら架台部12と浴槽部11との間に設けられ少なくとも浴槽部11の水が入れられる部分の浴槽底面11aを支持する折り畳み可能な分割式底面板13とを備えて構成されている。
The air-
空気膨張式のエアチューブで構成した浴槽部11は、円形断面のエアチューブ14aを浴槽としての空間を備えた長方形の枠状に形成した枠状チューブ14を複数段(図示例では、3段)積層することで浴槽側壁11bが構成されている。
The
この浴槽部11の各枠状チューブ14がそれぞれ円形断面の頂部同士を、接着剤で連結して一体化したり、平面ファスナなどで、損傷した場合に交換可能に連結されて一体化してある。
The frame-
この浴槽部11の下部に設けられる空気膨張式のエアチューブで構成される架台部12は、円形断面のエアチューブ15aを長方形の枠状に形成した枠状チューブ15で構成され、この枠状チューブ15の上面に底面シート16が取り付けられて塞がれている。
The
そして、この架台部12の枠状チューブ15上に底面シート16を介して浴槽部11の最下段の枠状チューブ14が載置されて浴槽部11を支持するようになっており、架台部12の枠状チューブ15と浴槽部11の枠状チューブ14とが接着剤や平面ファスナなどで積層連結されて一体化され、浴槽部11と底面シート16とで底付きの容器としての浴槽を形成するようになっている。
And the lowermost frame-shaped
このエア式浴槽10では、架台部12の枠状チューブ15の外形寸法を、例えば浴槽部11の枠状チューブ14と同一寸法とし、チューブ径D2を浴槽部11のチューブ径D1より大きくしてある。
In this air-
これにより、架台部12の枠状チューブ15の内側寸法は小さくなり、架台部12の枠状チューブ15の頂部が浴槽部11の枠状チューブ14の頂部の内側に位置した状態で接着剤や平面ファスナなどで積層連結されて一体化してある。
As a result, the inner dimension of the frame-shaped
そして、架台部12の底面シート16と枠状チューブ15との間の少なくとも水を入れる部分の浴槽底部11aに分割式底面板13が配置され、その幅方向両側が上下の枠状チューブ14、15に挟まれるとともに、図示省略したが、長手方向の位置が底面シート16に取り付けた支持ベルトで押さえられている。
And the split-
このエア式浴槽10では、浴槽部11内に、シートを用いて立体容器形状に成形したインナ浴槽部材18が装着され、このインナ浴槽部材18に身体部11cと洗髪部11dを水密に仕切る仕切り部18aが設けてあり、それぞれの底部に排水口18b,18cが取り付けてある。
In the air-
このインナ浴槽部材18を装着した浴槽部11では、仕切り部18aで仕切られた身体を入浴させる身体部11cにのみ水(温水も含む意)を入れ、洗髪部11dでは,流水を用いて洗髪を行うようにしてあり、身体部11cの浴槽底部11aにのみ分割式底面板13が配置され、例えば図示例のように3つに分割した板13aを折り畳むことができる間隔、例えば100mm程度の間隔をあけて配置してある。
In the
したがって、このエア式浴槽10では、浴槽部11のチューブ径D1と架台部12のチューブ径D2を変えることで、分割式底面板13の各板13aは、架台部12の枠状チューブ15の頂点で支えられて浴槽底部11aの荷重を支持することができ、確実に架台部12に荷重を枠状チューブ15全体に伝達して支持することができる。
Therefore, in this air-
また、分割式底面板13を用いて浴槽底部11aを支持することで、架台部12の高さだけフロア面から離れた位置に浴槽底部11aを配置しても水圧により浴槽底部11aが撓むことなどの支障なく、エア式浴槽10を構成することができる。
Further, by supporting the
これにより、架台部12の高さを調整することで、入浴介護に適した膝立ち姿勢での介護作業を行うことが可能となる。
As a result, by adjusting the height of the
そして、洗髪部11d内には、仕切り部18aを介して身体部11c内の水圧を支持するとともに、入浴者の頭部を支える空気膨張式のエアチューブ19aで構成した支持用チューブ19が設けてある。
And in the
このように構成したエア式浴槽10では、浴槽部11を構成する枠状チューブ14および架台部12を構成する枠状チューブ15の図示しないエア供給口にエアコンプレッサを接続してエアを供給することで膨張させて浴槽部11および架台部12を組み立てる。このエア供給による組立は、例えば枠状チューブ14,15の圧力を予め設定しておき、設定圧力でコンプレッサを停止するようにすることで、自動化することができ、この間に他の入浴介護に必要な準備作業などを行うことができる。
In the air-
こうして浴槽部11および架台部12の組立が完了した後、浴槽部11内にシートで成形したインナ浴槽部材18を装着し、浴槽部11の最上部の枠状チューブ14に平面ファスナ等で固定し、支持用エチューブ19にもエアを供給し膨張させる。
After the assembly of the
そして、この支持用チューブ19に載せるように入浴介護用昇降装置1の枠チューブ2を配置し、支持部材4の他端4bをそれぞれ浴槽に固定した後、枠チューブ2にエアを供給する。
Then, the
この後、浴槽部11の身体部11cに水を入れ、入浴できる状態とし、入浴介護用昇降装置1のネット部材3上に入浴者を寝かせるようにし、既に説明したように、この入浴介護用昇降装置1のエアの排気と充填とを行って昇降させることで、入浴させる。
Thereafter, the
また、洗髪を行う場合には、洗髪部11dの底部の排水口18cから排水できるようにしておき、シャワーなどを用いて流水で洗髪するようにする。
Moreover, when performing hair washing, it is made possible to drain from the drain outlet 18c at the bottom of the
こうして入浴および洗髪が完了した後、身体部11cおよび洗髪部11dの底部の排水口18b、18dから排水した後、インナ浴槽部材18を取り外し、浴槽部11および架台部12の枠状チューブ14,15のエアを排気し、分割式底面板13の各板13aの間隔を利用して折り畳むようにする。
After bathing and shampooing are thus completed, after draining from the
このようなエア式浴槽10によれば、浴槽部11の下部に分割式底面板13を設け、この分割式底面板13を架台部12の枠状チューブ15で支える構造としたので、浴槽底部11aをフロアから架台部12の高さ分だけ高くしても水圧や入浴者で撓むことなく、剛性を確保することができ、安定した状態で荷重を支持することができ、しかもこれまでのエア式の浴槽と同様に、折り畳むことができる。
According to such an air-
また、架台部12の枠状チューブ15のチューブ径D2や枠状チューブ15の積層数を2段などに変えることで、高さの調整が簡単にでき、膝立ち姿勢での介護に適する高さや立った姿勢での介護に適した高さのエア式浴槽にすることもできる。
In addition, by changing the tube diameter D2 of the frame-shaped
さらに、従来のエア式の架台とパイプ式の架台を組み合わせて用いるものに比べ、安定性に優れるとともに、構造がシンプルで組み立てや折り畳みが簡単にできる。 In addition, it is superior in stability and simple in structure and easy to fold and fold, compared to a conventional air-type frame and pipe-type frame.
また、FRPなどの合成樹脂製の分割式の浴槽に比べ、軽量であり、運搬性に優れるとともに、組み立ても容易にできる。 In addition, it is lighter and more transportable than a split-type bathtub made of synthetic resin such as FRP, and can be easily assembled.
このようなエア式浴槽と入浴介護用昇降装置を組み合わせることで、一層効率的に訪問入浴介護や在宅入浴介護を行うことができる。 Combining such an air bathtub and a bathing care lifting device can perform visiting bathing care and home bathing care more efficiently.
なお、ここでは、浴槽部に仕切り部を備えるインナ浴槽部材を装着して身体槽と洗髪槽の2槽を備えるエア式浴槽を例に説明したが、仕切り部のないインナ浴槽部材を装着して1槽だけのエア式浴槽としてもよく、インナ浴槽部材を使用せず浴槽部だけで水密構造の浴槽を構成するようにしても良い。 In addition, although the inner bathtub member provided with a partition part in a bathtub part was mounted | worn here and the air-type bathtub provided with 2 tanks of a body tank and a hair-washing tank was demonstrated to the example, the inner bathtub member without a partition part was mounted | worn It is good also as an air-type bathtub only for 1 tank, and you may make it comprise the watertight structure bathtub only by a bathtub part, without using an inner bathtub member.
また、架台部の枠状チューブは環状に連結したものに限らず、一部分のないものとし、配管などを通すスペースとするにしても良い。 Further, the frame-like tube of the gantry part is not limited to the ring-shaped tube, and may be a space through which piping and the like are not provided.
さらに、枠チューブ2、補助チューブ6、枠状チューブ14,15や支持用チューブ19を構成するエアチューブ2a,6a,14a,15a,19aの材料などについての説明を省略したが、通常、エアマットやエアボートに用いられている材料を用いることができる。
Further, the description of the materials of the
1,1A 入浴介護用昇降装置
2,2 枠チューブ
2a エアチューブ
3 ネット部材
4 支持部材
4a 一端
4b 他端
5 中間支持部材
6 補助チューブ
6a エアチューブ
10,10A エア式浴槽
11 浴槽部
11a 浴槽底部
11b 浴槽側壁
11c 身体部
11d 洗髪部
12 架台部
13 分割式底面板
13a 板
14 枠状チューブ(浴槽部)
14a エアチューブ
15 枠状チューブ(架台部)
15a エアチューブ
16 底面シート
17 支持ベルト
18 インナ浴槽部材
18a 仕切り部
18b、18c 排水口
19 支持用チューブ
19a エアチューブ
D1 浴槽部のチューブ径
D2 架台部のチューブ径
DESCRIPTION OF
Claims (5)
The bathing care lifting device according to any one of claims 1 to 4, wherein the frame tube and / or the auxiliary tube is provided with a control valve for controlling filling and exhausting of air.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006045200A JP2007222286A (en) | 2006-02-22 | 2006-02-22 | Elevating and lowering device for bathing care |
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JP2006045200A JP2007222286A (en) | 2006-02-22 | 2006-02-22 | Elevating and lowering device for bathing care |
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-
2006
- 2006-02-22 JP JP2006045200A patent/JP2007222286A/en active Pending
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