JP2024021993A - bathtub and bathroom - Google Patents
bathtub and bathroom Download PDFInfo
- Publication number
- JP2024021993A JP2024021993A JP2022125246A JP2022125246A JP2024021993A JP 2024021993 A JP2024021993 A JP 2024021993A JP 2022125246 A JP2022125246 A JP 2022125246A JP 2022125246 A JP2022125246 A JP 2022125246A JP 2024021993 A JP2024021993 A JP 2024021993A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bathtub
- bathroom
- attachment
- hot water
- seat
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 91
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 claims abstract description 19
- 238000010586 diagram Methods 0.000 abstract description 10
- 239000000463 material Substances 0.000 description 13
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 10
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 5
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 5
- 239000010409 thin film Substances 0.000 description 5
- 229920001971 elastomer Polymers 0.000 description 4
- 238000003287 bathing Methods 0.000 description 3
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 3
- 238000005406 washing Methods 0.000 description 3
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 2
- 230000003670 easy-to-clean Effects 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 1
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 1
- 230000003749 cleanliness Effects 0.000 description 1
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000000806 elastomer Substances 0.000 description 1
- 230000007613 environmental effect Effects 0.000 description 1
- 239000010408 film Substances 0.000 description 1
- 238000005304 joining Methods 0.000 description 1
- 238000003475 lamination Methods 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 230000036651 mood Effects 0.000 description 1
- 230000002040 relaxant effect Effects 0.000 description 1
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 1
- 238000004078 waterproofing Methods 0.000 description 1
Images
Abstract
【課題】吊り下げられたシート部の荷重を好適に支持させることができる浴槽、及びこの浴槽に好適な浴室を提供する。【解決手段】浴槽10はシート部11を有する。シート部11は、上縁部の複数箇所を吊り下げられる。シート部11は、湯水を溜めた状態において、下面が床に接触する。浴槽10は、補強部(折り返し部11A、ロープ12)を有し得る。補強部は、シート部11の上縁部に沿って設けられ、シート部11の上縁を補強する。【選択図】図5The present invention provides a bathtub that can suitably support the load of a suspended seat part, and a bathroom suitable for this bathtub. A bathtub 10 has a seat part 11. The seat portion 11 is suspended from multiple locations on the upper edge. The lower surface of the seat portion 11 contacts the floor in a state where hot water is stored. The bathtub 10 may have a reinforcing portion (the folded portion 11A, the rope 12). The reinforcing portion is provided along the upper edge of the sheet portion 11 and reinforces the upper edge of the sheet portion 11. [Selection diagram] Figure 5
Description
本開示は、浴槽、及び浴室に関する。 The present disclosure relates to bathtubs and bathrooms.
特許文献1は従来の浴槽を開示している。この浴槽は、シート製の浴槽本体を四隅の支持部材によって吊り下げて支持している。
特許文献1において、浴槽本体は、支持部材によってのみ支持され、浴室の床から浮いている。支持部材は、湯水を溜めた状態の浴槽本体、ユーザーが入浴した状態の浴槽本体等、浴槽本体にかかる荷重の全てを支持しなければならず、相応の強度が必要である。
In
本開示は、上記従来の実情に鑑みてなされたものであって、吊り下げられたシート部の荷重を好適に支持させることができる浴槽、及びこの浴槽に好適な浴室を提供することを解決すべき課題とする。 The present disclosure has been made in view of the above-mentioned conventional situation, and has an object to provide a bathtub that can suitably support the load of a suspended seat part, and a bathroom suitable for this bathtub. This should be an important issue.
上述した課題を解決するために、本開示の一実施形態に係る浴槽は、上縁部の複数箇所を吊り下げられるシート製のシート部を有し、前記シート部は、湯水を溜めた状態において、下面が床に接触する。 In order to solve the above-mentioned problems, a bathtub according to an embodiment of the present disclosure has a seat made of a sheet that can be suspended at multiple locations on the upper edge, and the seat has a seat that is suspended in a state where hot water is stored. , the bottom surface touches the floor.
本開示の一実施形態に係る浴室は、上記浴槽が取り付けられる。 The bathroom according to an embodiment of the present disclosure is equipped with the bathtub.
<実施形態1>
本開示の浴槽、及び浴室を具体化した実施形態1について、図面を参照しつつ説明する。本実施形態に係る浴槽10は、図1及び図2に示すように、浴室1に配置される。浴室1は、縦方向(上下方向)に長い直方体状をなしている。図3に示すように、浴室1は、平面視における四方のうちの一方側において洗面室Bに隣接している。浴室1は、隣接する洗面室Bの空間に比べて小さな空間を形成している。具体的には、本実施形態に係る浴室1の大きさは、洗面室B側から見て、間口約1600mm、奥行き約1200mm、高さ約2200mmである。これに対し、洗面室Bは、その幅及び高さが浴室1の間口及び高さと同等の大きさで浴室1に連なる長さ約2000mmの空間を形成する。
<
図1及び図2に示すように、浴室1は、壁W1,W2,W3、天井C、及び床Fを備えている。浴室1は、平面視における洗面室Bに隣接する一方以外の三方において壁W1,W2,W3にそれぞれ囲まれている。浴室1は、上方及び下方において天井C及び床Fにそれぞれ封鎖されている。床Fの上面は、洗面室Bの床面と略面一に拡がっている。床Fの上面は、概ね平坦に形成されている。床Fには図示しない排水口に向かって湯水が流れるように僅かな水勾配が付けられている。壁W1,W2はそれぞれ洗面室Bの壁と略面一に繋がっている。
As shown in FIGS. 1 and 2, the
図1から図3に示すように、浴室1は仕切部Pを備えている。仕切部Pは、洗面室Bとの間を開閉自在に仕切る。仕切部Pは、浴室1の間口の略全体を開放することができる。仕切部Pを開放することによって、浴室1及び洗面室Bは、ひと繋がりとなった平面視長方形状の一つの空間を形成する。
As shown in FIGS. 1 to 3, the
図1から図3に示すように、浴室1はシャワー装置2を備えている。シャワー装置2は、壁W1,W2,W3のうち、壁W1に配置されている。シャワー装置2は、壁W1における壁W3寄りの位置に配置されている。シャワー装置2は、水栓3と、オーバーヘッドシャワー4と、ハンドシャワー5とを有している。水栓3は、壁W1の壁面に沿って水平方向に延びる長尺円筒状に形成されている。水栓3は、壁W1内の図示しない給水管及び給湯管に接続されている。水栓3は混合水栓である。水栓3は、水量の調整、湯と水を混合しての温度調整、吐止水等を行うことができる。本明細書では、浴室内に配置される水栓から供給される湯や水は、温度、混合割合等に関わらず湯水と表記する。
As shown in FIGS. 1 to 3, the
図4に示すように、水栓3は吐水口3Aを形成している。吐水口3Aは、水栓3の軸方向に沿った長尺のスリット状に形成されている。吐水口3Aから吐出される吐水流は、横長な薄膜状をなす。水栓3は、浴室1に後述する浴槽10が取り付けられた状態において、吐水口3Aから浴槽10内に向けて湯水を吐出できる。水栓3は、吐水口3A、オーバーヘッドシャワー4、及びハンドシャワー5のいずれかを選択して湯水を吐出できる。
As shown in FIG. 4, the
図1及び図2に示すように、オーバーヘッドシャワー4は水栓3の上方に設けられている。オーバーヘッドシャワー4は、配管6を介して水栓3に接続されている。配管6は、水栓3から壁W1の壁面に沿って鉛直上方に延び、上端において浴室1内側に屈曲している。オーバーヘッドシャワー4は、この配管6の先端部に設けられている。ハンドシャワー5は、ホース7を介して水栓3に接続されている。ハンドシャワー5は、ホース7の長さの範囲で移動自在に使用できる。
As shown in FIGS. 1 and 2, the
浴室1における壁W1,W2,W3には、後述する浴槽10が取り付けられる。本実施形態の場合、浴槽10は、三方の壁W1,W2,W3のうち、洗面室B側から見て左右に位置する一対の壁W1,W2に取り付けられる。図3に示すように、浴槽10は、浴室1における洗面室B側から見た奥まった位置であって仕切部P(洗面室B)よりも壁W3に近い位置に配置される。浴槽10が一対の壁W1,W2に取り付けられた状態において、浴槽10から見た仕切部P側には、洗い場として利用可能なスペースが形成される。本実施形態の場合、壁W1,W2は、浴槽10を着脱自在に取り付ける。すなわち、浴室1は、浴槽10を使用しない目的で浴室1を使用する際には、浴槽10を取り外して使用することが可能である。例えば、浴室1は、図2に示すように、浴槽10を取り外すことによって、シャワー室として好適に利用できる。
A
一対の壁W1,W2は、それぞれ取付部材20を有している。取付部材20は、浴槽10の一部を引っ掛けて取り付ける。本実施形態の場合、取付部材20は、上方に開口する側面視J字状のフック状をなしており、各壁W1,W2に固定されている。図4に示すように、壁W1側の取付部材20は、水栓3の下方に2つ、水平方向に間隔を置いて配置されている。壁W2側の取付部材20は、壁W1側の取付部材20と同様の高さ、同様の間隔で2つ設けられている。すなわち、本実施形態の場合、取付部材20は、一対の壁W1,W2の一方につき2つ、合計4つ設けられている。浴槽10は、取付部材20におけるフック状の部分に相当する取付部21に取り付けられる。取付部21は、浴槽10における後述する浴槽側取付部10Aを着脱自在に取り付ける。
The pair of walls W1 and W2 each have a mounting
浴槽10は、壁W1,W2,W3のうちの互いに対向する一対の壁W1,W2に対して着脱自在に取り付けられる。図5に示すように、浴槽10は、浴槽側取付部10Aを有している。浴槽側取付部10Aは、壁W1,W2に備えられた取付部材20に対して着脱自在に取り付けられる。浴槽側取付部10Aは、浴槽10における上縁部に設けられている。浴槽側取付部10Aは、取付部材20に引っ掛けられて取り付けられる。すなわち、浴槽10は、上縁部の少なくとも一部である浴槽側取付部10Aにおいて、取付部材20に吊り下げられる形態である。浴槽10は、湯水を溜めるために変形する。浴槽10は、畳まれた状態、広がった状態等、形を自在に変えることができる。浴槽10は、広がった状態において湯水を溜める。
The
本実施形態の浴槽10は、シート部11と、ロープ12とを有して構成されている。シート部11は湯水を貯留する。シート部11はシート製である。シート部11は柔軟性を有している。シート部11は、柔軟な防水シートを裁断、接合等することによって、平面視長方形状をなす舟形状に形成されている。本実施形態のシート部11は、伸縮性には乏しく、湯水を溜めた状態において舟形の形状がある程度保持される。
The
ロープ12は、シート部11における上縁部に沿って環状に設けられている。浴槽10の設置状態において、シート部11は、ロープ12に外縁部を吊り下げられる形態である。ロープ12は、浴槽側取付部10Aを構成する。ロープ12は、シート部11を補強する補強部としても機能する。これによって、シート部11は、外縁部が上縁部となり、中央部が下方に窪んだ舟形状をなす。湯水を貯留した状態において、シート部11の中央下面は、浴室1の床Fに接触する。これによって、浴槽10は、湯水を張った状態において、床Fにおいて大部分の荷重を支持させることができる。このため、浴槽10は、壁のみで支持されている場合と比較して、壁W1,W2における補強構造を簡素化できる。
The
図6に示すように、ロープ12は、シート部11の上縁における折り返し部11Aに挿入されている。折り返し部11Aは、シート部11の外縁部を筒状に折り返して形成されている。折り返し部11Aは、シート部11の上縁部の全周に渡って形成されている。折り返し部11Aは、平面視長方形状をなす浴槽10の四隅において分断されている。ロープ12は、シート部11の四隅において外部に露出している。浴槽10は、このようにシート部11から露出したロープ12をフック状の取付部21に引っ掛けることによって、壁W1,W2に対して着脱自在に取り付けられる。すなわち、本実施形態に係る浴槽10は、シート部11の上縁部の4箇所をロープ12を介して吊り下げる形態である。折り返し部11Aは、折り返して2重構造とされていることから、シート部11の上縁部における補強部としても機能する。
As shown in FIG. 6, the
図5に示すように、本実施形態の浴槽10は排水部13を有している。排水部13は、防水性を有するスライド式ファスナーによって開閉自在な開口をシート部11の下部に設けて構成されている。これによって、浴槽10は、溜めた湯水を浴槽10の外部に容易に排出することができる。
As shown in FIG. 5, the
上記構成の浴槽10及び浴室1の作用及び効果について説明する。浴槽10は、浴槽側取付部10Aとしてのロープ12によって4箇所で壁W1,W2に吊り下げられるとともに、シート部11の中央下面において浴室1の床Fに接触する。このため、浴槽10は、荷重を壁W1,W2と床Fに好適に分散して支持させることができる。
The functions and effects of the
本実施形態の場合、浴槽10は、壁W1,W2に対して着脱自在に取り付けられる。このため、浴槽10は、設置及び収納を極めて容易に行うことができる。設置に際して、浴槽10は、四隅に露出したロープ12を浴槽側取付部10Aとして壁W1,W2の取付部21に取り付ける、という簡易な方法で設置することができる。浴槽10は、浴槽側取付部10Aを取付部材20に適切に取り付けることによって、湯水を溜めるための広がった状態に好適に変形する。
In the case of this embodiment, the
浴槽10は、シート部11の上縁に沿ってロープ12を環状に張り巡らせて補強しているため、吊り下げられるのに十分な強度が確保されている。ロープ12は、シート部11上端の折り返し部11Aに挿入しているため、シート部11の上端を良好に補強できる。シート部11は、折り返し部11Aを形成したことによって、上縁部の更なる補強を実現している。
The
浴槽10に湯水を溜めるには、シャワー装置2における水栓3を利用する。図4に示すように、水栓3は、吐水口3Aから薄膜状の湯水を吐出することができる。浴槽10を用いた浴槽浴では、ユーザーは、吐水口3Aから吐出される薄膜状の湯水を浴槽10内の首筋や肩に浴びることができる。ユーザーは、吐水口3Aからの湯水を浴びながら、浴槽10に湯水を溜めることができる。浴槽10は、変形自在であることから、ユーザーの身体に合った形状になることができる。このため、浴槽10は、変形不能な浴槽と比較して、溜める湯水の量が少なくて済む。
To store hot water in the
湯水を張った状態において、浴槽10の各部には、溜めた湯水の水圧による力が作用する。この水圧の作用によって、浴槽10の各部は変形し、シート部11、及びロープ12は張った状態になる。特に、浴槽10の上縁部を構成するロープ12は、手を置いても大きなブレが生じない程度にしっかりと張った状態になる。このため、浴槽10は、変形自在でありながら、湯水を溜めることによって変形が抑制され、ユーザーが浴槽10に出入りする際でも安定した形状を維持できる。
When the
浴槽10は、湯水を溜めた状態において、中央部の下面が床Fに接触する。このように浴槽10の下面が床Fに接触することによって、浴槽10に溜めた湯水の重さやユーザー自身の重さは、床Fで好適に支持される。これによって、取付部21に過剰な負荷がかかるのが抑制される。このため、浴室1は、例えば浴槽を上縁部のみで吊り下げ支持する構造と比較して、吊り下げ支持の構造を強度的に簡素化できる。具体的には、本実施形態の場合、浴室1は、取付部材20や壁W1,W2の構造を強度的に簡素化できる。
The lower surface of the central portion of the
浴槽浴が終了したら、浴槽10に溜めた湯水を排水部13から抜く。具体的には、本実施形態の場合、排水部13におけるファスナーを開放して湯水を抜く。上述のように、浴槽10は、湯水を溜めるために変形する。したがって、浴槽10は、湯水を溜めた状態から抜いた状態にすることで、湯水を溜めるための形状からそれ以外の形状に変形し得る。湯水を抜いた浴槽10は、壁W1,W2から取り外して畳んだ状態にできる。浴槽10は、このように畳んだ状態にすることで、収納が容易である。
After bathing in the bathtub, the hot water stored in the
浴槽10を壁W1,W2から取り外す際、浴槽10は、浴槽側取付部10Aであるロープ12を取付部21から取り外す、といった簡易な動作で取り外すことができる。取り外した浴槽10は、洗浄、乾燥され、畳まれて収納される。浴槽10は、着脱自在であることから、従来の据え置き型の浴槽とは異なり、浴槽10の内外面全体を洗浄することができる。浴槽10は柔軟で変形自在なシート状材料製であることから、さながら洗濯物の感覚で、洗ったり、干したり、折り畳んだりすることができる。浴槽10を取り外した浴室1は、一面平坦な床Fが表れる。このため、浴室1は、床Fの掃除が容易であり、清潔さを維持し易い。浴槽10は、柔軟で変形自在であることから、例えば、床Fとの間に椅子やベンチ、クッション等を配置することによって、所望の姿勢で入浴することもできる。浴槽10は、床Fとの間にマッサージ機器やヒーターを配置してもよい。これらの機器は浴槽10の外側に配置されるため、防水性の必要がない。
When removing the
湯水を抜いた状態の浴槽10は、例えば、一方の壁W1、W2に纏めて掛けておいてもよい。浴室1は、浴槽10を壁W1,W2から取り外した状態、及び浴槽10を一方の壁W1,W2の一方に纏めて掛けた状態のいずれの状態においても、広がった状態の浴槽10が設置されていない状態で床Fの全体が露出した比較的広い空間として利用できる。
The
図2に示すように、浴室1は、浴槽10を取り外した状態においては、例えばシャワー浴を行うのに好適である。浴室1は、浴槽10を取り付けていない状態では、床Fの全体を洗い場として利用してのシャワー浴を行うことができる。浴室1は、シャワー装置2におけるオーバーヘッドシャワー4、及びハンドシャワー5の少なくとも一方を用いてシャワー浴を行うことができる。浴室1は、間口1600mm、奥行き1200mm、という従来の一般的なシャワー室や洗い場と比較して広い空間で、ゆったりと余裕をもってシャワー浴を楽しむことができる。浴槽10を取り外した状態でシャワー浴を行った場合、浴室1は、浴槽10に泡や水が付着することがない。このため、浴室1は、シャワー浴後の清掃が容易である。
As shown in FIG. 2, the
浴槽10は、着脱自在であることから、バリアフリー化にも寄与できる。例えば、取付部材20に取り付ける前の浴槽10を床Fに敷いておく。この状態でユーザーが浴槽10上に乗る。その後、浴槽10の浴槽側取付部10Aを取付部材20に取り付けて湯を張ることで、設置状態の浴槽10の上端縁を跨ぐことなく入浴できる。このような入浴法によれば、浴槽10の上端縁を跨ぐことが困難なユーザーや、車椅子に乗ったユーザーも容易に浴槽浴を行うことができる。
Since the
図7に示すように、浴室1は、仕切部Pを開放することによって、洗面室Bとひと繋がりとなった一つの空間を形成することができる。これによって形成される空間は、浴室1のみで形成される空間よりも大きな空間である。このように形成される空間は、例えばフィットネスルーム、ランドリールーム等、より広いスペースを必要とする用途で多目的に利用することができる。
As shown in FIG. 7, the
浴槽10は、柔軟なシート製であることから、FRP製等の従来の浴槽と比較して安価に製造することが容易である。このため、浴槽10は、ユーザー毎に専用のものを設けることも比較的容易である。この場合、浴槽10は、各ユーザーに応じて大きさ、デザイン等を自由に設定することができる。浴槽10は、FRP製等の従来の据え置き型の浴槽と比較して、輸送コストやリサイクル性等において有利である。このため、浴槽10は、環境負荷の低減を図ることができる。このような浴槽10は、1人のユーザーが複数所有することも比較的容易である。この場合、ユーザーは、洋服を選ぶように、気分や季節等に応じて複数の浴槽10から所望のものを選択して使用することができる。
Since the
以上のように、実施形態1に係る浴槽10は、上縁部の4箇所を吊り下げられるシート製のシート部11を有する。シート部11は、湯水を溜めた状態において、下面が浴室1における床Fに接触する。
As described above, the
浴槽10は、シート部11の下面が床Fに接触するため、シート部11に溜まった湯水の荷重を床Fに支持させることができる。浴槽10に入浴するユーザーは、シート部11の中央下面が床Fに接触していることによって、シート部11を介して床F上に乗ることになる。このように、浴槽10は、荷重をシート部11の上縁部と床Fとに分散して受けさせることができる。したがって、浴槽10は、吊り下げられたシート部11の荷重を好適に支持させることができる。
In the
浴槽10は、補強部としてのロープ12を有している。ロープ12は、シート部11の上縁に沿って設けられ、シート部11の上縁を補強する。このため、浴槽10は、上縁部において荷重を好適に支持できる。
The
浴槽10は、湯水を溜めた状態において、上縁部が張った状態になる。このため、浴槽10は、変形し易いシート製のシート部11を有する構成でありながら、ユーザーの入浴時に安定した形状を維持できる。
When the
実施形態1に係る浴室1は、浴槽10を取り付けるのに好適である。
The
浴室1において、壁W1,W2は取付部材20を有している。取付部材20は、浴槽10を着脱自在に取り付ける。このため、浴室1は、例えばシャワー浴を行う場合には、浴槽10を取り外すことによって広い空間を形成することができる。すなわち、浴室1は、浴槽10が必要な場合にのみ浴槽10を取り付け、浴槽10が不要な場合には浴槽10を取り外すことができる。このため、浴室1は、浴槽10を使用する目的以外の目的で利用する場合において浴槽10を取り外すことによって、浴槽10がない分、空間効率よく利用することができる。浴室1は防水パンを床に使用し防水処理された空間であることが望ましい。その場合、シャワー室のほか、防水空間であることを利用して観葉植物の手入れやホットヨガなど多目的に使用することができる。
In the
浴室1において、取付部材20は、浴槽10の上縁部の少なくとも一部としての浴槽側取付部10Aにおいて浴槽10を吊り下げる。このため、浴室1は、シート製で変形し易いシート部を有する浴槽10であっても、壁W1,W2に安定的に取り付けることができる。
In the
<実施形態2>
実施形態2に係る浴室について、図面を参照しつつ説明する。実施形態2に係る浴室201は、浴槽10を取り付けるための構成において、実施形態1の浴室1と相違する。実施形態2における浴槽10は、上記実施形態1と同様の構成である。以下の説明において、実施形態1と同様の構成には同一符号を付して重複する説明を省略する。
<
A bathroom according to
実施形態2に係る浴室201は、図8に示すように、取付部材としての水栓203と、取付部材220と、を有している。水栓203は、壁W1に取り付けられている。図9に示すように、水栓203は、取付部221を有している点を除き、実施形態1の水栓3と同様の構成である。すなわち、水栓203は、水栓203の軸方向に沿った長尺スリット状の吐水口3Aを形成しており、横長な薄膜状の吐水流を吐出する。取付部221は、水栓203の長手方向の両端部に設けられている。取付部221は、円筒状をなす水栓203の周壁を溝状に縮径した形態である。水栓203における両端部の取付部221は、間に吐水口3Aを挟んだ形態である。
As shown in FIG. 8, the
取付部材220は、壁W2に取り付けられている。図10に示すように、取付部材220は、水栓203を模した形状をなしている。詳細には、取付部材220は、壁W2の壁面に沿って水平方向に延びる長尺円筒状に形成されている。取付部材220における取付部221は、水栓203における取付部221と同様の構成である。すなわち、取付部材220における取付部221は、取付部材220の長手方向の両端部に設けられており、取付部材220の周壁を周方向に溝状に縮径した形態である。取付部材220は浴槽に入る際の手すりとして使用してもよい。
The mounting
上記構成の実施形態2に係る浴室201は、実施形態1と同様に、浴槽10を取り付けるのに好適である。浴室201は、壁W1側の取付部材として水栓203を設けたことによって、取付部材としてのみ機能する部材を低減できる。このため、浴室201は、全体としてすっきりとした意匠を実現できる。浴室201は、壁W2側の取付部材220を、水栓203を模した形状としたことによって、2つの取付部材の意匠が調和し、すっきりとした美観を実現できる。
The
<実施形態3>
実施形態3に係る浴室301は、図11に示すように、浴槽10が壁W1及び天井Cに取り付けられている点において、上記各実施形態と相違する。この実施形態3における浴槽10は、上記各実施形態と同様の構成である。以下の説明において、上記各実施形態と同様の構成には同一符号を付して重複する説明を省略する。
<
The
図11に示すように、浴室301は、壁W1側の取付部材として水栓203が設けられている点は実施形態2と同様である。浴室301は、もう一方の取付部材320が、壁W2でなく、天井Cに設けられている点で実施形態2とは異なる。本実施形態において、浴槽10は、壁W1及び天井Cに着脱自在な形態である。
As shown in FIG. 11, the
取付部材320は、実施形態2の取付部材220と同様に、長尺円筒状に形成されている。取付部321は、取付部材320における長手方向の両端部に溝状に形成されている点も同様である。取付部材320は、天井Cから吊り下げられたロープ322の下端に接続されている。ロープ322の上端部は、天井や天井裏の図示しない補強用構造材や建築躯体等に接続され、浴槽10を吊り下げるのに十分な強度を確保している。
The mounting
上記構成の実施形態3に係る浴室301は、上記実施形態1と同様に、浴槽10を取り付けるのに好適である。浴室301は、水栓203に取付部221を設けたことによってすっきりとした意匠を実現できる。浴室301は、天井Cに備えられた取付部材320に浴槽10が吊り下げられる。このため、浴室301は、浴槽10を設置して浴室として使用する際、吊り下げられた浴槽、という非日常感を演出できる。
The
<実施形態4>
実施形態4に係る浴室401は、図12に示すように、浴槽10が床Fに配置される取付部材420に取り付けられる点において、上記各実施形態と相違する。この実施形態4における浴槽10は、上記各実施形態と同様の構成である。以下の説明において、上記各実施形態と同様の構成には同一符号を付して重複する説明を省略する。
<
A
浴室401は、図12に示すように、取付部材としての水栓203と、取付部材420と、を備えている。図13に示すように、取付部材420は、実施形態2の取付部材220と同様に、長尺円筒状に形成されている。取付部材420は、取付部421を長手方向の両端部に溝状に形成されている点も取付部材220と同様である。取付部材420は、枠体422の上端部に取り付けられている。枠体422は、床F上に移動自在に設置される。
As shown in FIG. 12, the
上記構成の実施形態4に係る浴室401は、上記実施形態1と同様に、浴槽10を取り付けるのに好適である。浴室401は、浴槽10を取り外した際、取付部421が設けられた取付部材420も所望の位置に移動させることができるので、浴槽10が不要な目的で利用する場合において一層空間効率よく利用することができる。
The
<他の実施形態>
本開示は上記記述及び図面によって説明した各実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本開示の技術的範囲に含まれる。本開示において、上述した実施形態や後述する実施形態の様々な特徴は、矛盾しない範囲であればどのように組み合わされてもよい。
<Other embodiments>
The present disclosure is not limited to the embodiments described above and illustrated in the drawings; for example, the following embodiments are also included within the technical scope of the present disclosure. In the present disclosure, various features of the embodiments described above and the embodiments described below may be combined in any manner as long as they do not contradict each other.
本開示に係る浴室の構成、大きさ、空間形状等は上記各実施形態に限定されない。浴室は、例えば、仕切部を壁とドアに変更し、洗面室と繋げて一つの空間として使用しない形態であってもよい。その場合に、洗面室側の壁に取付部材を配置してもよい。浴室は、浴槽浴やシャワー浴を行い得る機能、例えば防水機能、排水機能等を有していることが好ましい。浴室は、取付部材に対応する浴室の裏側(壁裏や天井裏)に補強用構造体を設けることが好ましい。 The configuration, size, spatial shape, etc. of the bathroom according to the present disclosure are not limited to the above embodiments. For example, the bathroom may have a partition with a wall and a door, and may be connected to the washroom so that it is not used as a single space. In that case, a mounting member may be placed on the wall on the washroom side. Preferably, the bathroom has functions that allow bathing or showering, such as waterproofing and drainage functions. In the bathroom, it is preferable to provide a reinforcing structure on the back side of the bathroom (behind the wall or at the ceiling) corresponding to the mounting member.
本開示に係る水栓の構成、外形形状等は上記各実施形態に限定されない。水栓は、例えば、直線状、環状、シャワー状等、薄膜状以外の吐水形態で湯水を吐出するものであってもよい。水栓は、例えば、床に取り付けられるものであってもよいし、床及び壁の両方に取り付けられるものであってもよい。水栓が取付部を有する場合、取付部の構成は、上記各実施形態の構成に限定されない。水栓に設けられる取付部としては、例えば、水栓の外面の少なくとも一部に凹部、溝部等を形成する形態であってもよい。 The configuration, external shape, etc. of the faucet according to the present disclosure are not limited to the above embodiments. The faucet may discharge hot water in a form other than a thin film, such as a straight line, an annular shape, or a shower shape. For example, the faucet may be attached to the floor, or may be attached to both the floor and the wall. When the faucet has an attachment part, the configuration of the attachment part is not limited to the configuration of each of the above embodiments. The attachment portion provided on the faucet may be, for example, a form in which a recess, a groove, or the like is formed in at least a portion of the outer surface of the faucet.
本開示に係る浴槽は、その少なくとも一部が壁に取り付けられているものに限定されない。浴槽は、浴槽側取付部のすべてを天井に取り付けたものであってもよいし、すべてを床に設置した取付部材に取り付けたものであってもよい。浴槽は、湯水を溜めた状態において、中央下面に限らず、下面の少なくとも一部が床に接触していればよい。 The bathtub according to the present disclosure is not limited to one in which at least a portion of the bathtub is attached to a wall. The bathtub may be one in which all of the bathtub-side attachment parts are attached to the ceiling, or all the attachment parts on the bathtub side may be attached to attachment members installed on the floor. When the bathtub is filled with hot water, at least a portion of the bottom surface, not just the central bottom surface, may be in contact with the floor.
本開示に係る浴槽の構成は、上記各実施形態に限定されない。浴槽は、上記各実施形態のように、シート部と、ロープ等の補強部と、を有して構成されていてもよいし、シート部のみを有して構成されていてもよい。浴槽は、例えば、壁や天井に着脱不能に取り付けられてもよい。 The configuration of the bathtub according to the present disclosure is not limited to the above embodiments. The bathtub may be configured to include a seat portion and a reinforcing portion such as a rope, as in each of the above embodiments, or may be configured to include only a seat portion. For example, the bathtub may be non-removably attached to a wall or ceiling.
シート部を構成するシートとしては、例えば、樹脂フィルム等の防水材と、帆布等の強度を確保するための材料とを積層したものや、帆布等の材料に防水性の樹脂、ゴム等を含侵させたもの等が挙げられる。シート部の形状等は上記各実施形態に限定されない。シート部は、上述の柔軟性に優れ、且つ伸縮性に乏しいシート材からなるものに限らず、例えば、柔軟性及び伸縮性の両方に優れたシート材からなるものであってもよい。シート部は、伸縮性に乏しく、湯水を溜めた状態において形状がある程度保持されるものであることが好ましい。シート部は、例えば、伸長することによって湯水を溜め得る形状に変形するものであってもよい。シート部は防水性を有するものが望ましいが、これに限定されない。 Examples of the sheet constituting the seat portion include a lamination of a waterproof material such as a resin film and a material for ensuring strength such as canvas, or a material such as canvas that contains waterproof resin, rubber, etc. Examples include things that have been invaded. The shape etc. of the seat portion are not limited to the above embodiments. The sheet portion is not limited to the above-mentioned sheet material having excellent flexibility and poor elasticity, but may be made of a sheet material having excellent both flexibility and elasticity, for example. It is preferable that the sheet portion has poor elasticity and retains its shape to some extent when filled with hot water. For example, the seat portion may be deformed into a shape capable of storing hot water by stretching. The sheet portion is preferably waterproof, but is not limited thereto.
浴槽が補強部を有する場合、補強部の構成等は上記各実施形態に限定されない。補強部としては、上記各実施形態において例示したロープ等の柔軟性を有するものに限らず、例えば樹脂製や金属製の筒状体、棒状体、線状体、板材等、柔軟性に乏しく剛性に優れたものであってもよい。 When the bathtub has a reinforcing part, the structure of the reinforcing part, etc. are not limited to the above embodiments. The reinforcing portion is not limited to flexible materials such as the ropes exemplified in each of the above embodiments, but also materials with poor flexibility and rigidity, such as cylindrical bodies, rod-shaped bodies, linear bodies, and plate materials made of resin or metal. It may be excellent in quality.
本開示に係る浴槽側取付部の構成は、上記各実施形態に限定されない。浴槽側取付部は、シート部の一部によって構成されていてもよいし、ロープ等のシート部とは別の部材によって構成されていてもよい。浴槽側取付部は、上記各実施形態において例示した環状、筒状の他、フック状、袋状等、種々の形態を採用できる。浴槽側取付部は、例えば、ロープ等の別部材を介して取付部材に取り付けられる形態であってもよい。浴槽側取付部は、複数箇所、すなわち2箇所以上設けられていればよい。浴槽側取付部の数は、平面視長方形状をなす浴槽の四隅の4箇所に設けられていることが望ましいが、上記各実施形態に限定されない。浴槽側取付部は、例えば3箇所以上設けられているとよい。浴槽側取付部は、例えば、平面視長方形状をなす浴槽における各辺のうち、少なくとも対をなす対辺それぞれの全長に渡って設けられていてもよい。これらの場合、浴槽を安定的に取り付けることができる。 The configuration of the bathtub side attachment part according to the present disclosure is not limited to the above embodiments. The bathtub side attachment part may be formed by a part of the seat part, or may be formed by a member other than the seat part, such as a rope. The bathtub side attachment part can adopt various forms such as a hook shape, a bag shape, in addition to the annular shape and the cylindrical shape illustrated in each of the above embodiments. The bathtub side attachment part may be attached to the attachment member via another member such as a rope, for example. The bathtub side attachment portions may be provided at a plurality of locations, that is, two or more locations. The number of bathtub-side attachment parts is preferably provided at four corners of the bathtub, which is rectangular in plan view, but is not limited to the above embodiments. It is preferable that the bathtub side attachment portions are provided at three or more locations, for example. The bathtub-side attachment portion may be provided, for example, over the entire length of at least a pair of opposite sides of each side of the bathtub that is rectangular in plan view. In these cases, the bathtub can be stably attached.
本開示に係る取付部の個数、構成等は、上記各実施形態に限定されない。取付部は、例えば、浴槽側取付部の個数よりも多く設けられていてもよい。この場合、浴槽を取り付ける際に、ユーザーの好み等に応じて複数の取付部の中からいくつかを選択して浴槽側取付部を取り付けることによって、浴槽の配置、形状等を選択的に変更することができる。取付部は、上記各実施形態において例示したフック状、溝状等に限らず、例えば、棒状、環状等、種々の形態を採用することができる。 The number, configuration, etc. of the attachment parts according to the present disclosure are not limited to the above embodiments. For example, the number of attachment portions may be greater than the number of bathtub side attachment portions. In this case, when installing the bathtub, the placement, shape, etc. of the bathtub can be selectively changed by selecting some of the multiple attachment sections and attaching the bathtub-side attachment sections according to the user's preference. be able to. The attachment portion is not limited to the hook shape, groove shape, etc. illustrated in each of the above embodiments, but can adopt various shapes such as a rod shape, an annular shape, etc., for example.
本開示に係る取付部材は、例えば、図14に示すような形態であってもよい。図14において、取付部材520は取付部521を有している。取付部521は、長尺円筒状をなす取付部材520の両端部の間に設けられている。取付部材520は、例えば長手方向の両端部に形成した溝状部分において、対向する一対の壁に設けられた支持部522にそれぞれ支持される。支持部522は、図15に示すように、上方に開口した直方体状の箱状をなすとともに、一面において取付部材520の端部が挿入される切欠き状の部分を形成している。取付部材520は、両端部が支持部522に支持された状態において、一対の壁の間に架け渡される。この状態において、取付部材520は、浴槽510の長手方向に沿って配置される形態である。
The mounting member according to the present disclosure may have a form as shown in FIG. 14, for example. In FIG. 14, a mounting
上記構成の取付部材520に対し、浴槽510は、短手方向の端部、すなわち平面視における長辺において取付部521に取り付けられ得る。浴槽510は、浴槽側取付部510Aを有している。浴槽側取付部510Aは、浴槽510における短手方向の端部を筒状に折り返して形成されている。浴槽側取付部510Aは、一端から取付部材520を軸方向に貫通させることによって取付部521に取り付けられる。このような取付部材520は、浴槽510を補強する補強材としても機能する。
With respect to the
本開示に係る取付部材は、例えば、図16に示すような形態であってもよい。図16において、取付部材620は取付部621を有している。取付部621は、円柱状をなす取付部材620の両端部の間に設けられている。取付部材620は、例えば長手方向の両端部において、レール部材622に支持され得る。レール部材622は、断面略U字状をなす溝形鋼状の部材である。レール部材622は、壁面に沿って上下方向に延びて設けられる。レール部材622は、上下方向に並んだ複数の孔622Aを形成している。孔622Aには取付部材620が選択的に挿入される。ユーザーは、浴槽610が所望の高さになるように、所望の高さの複数の孔622Aを選択して取付部材620を挿入する。
The mounting member according to the present disclosure may have a form as shown in FIG. 16, for example. In FIG. 16, a mounting
取付部材620は、図16及び図17に示すように、両端部620Aにおいて、L字状に屈曲して形成され得る。孔622Aは、取付部材620を挿入可能な大きさで形成される。このような取付部材620及び孔622Aの組み合わせによって、取付部材620の孔622Aからの抜け止め機能を付与することができる。孔622Aは、例えば長孔状に形成され得る。これによって、取付部材620は、抜去の際に孔622Aに対する軸周りの方向性の制約が生じるため、一層確実な抜け止め機能を付与できる。
The mounting
上記構成の取付部材620に対し、浴槽610は、図16及び図17に示す浴槽側取付部610Aにおいて取付部材620に取り付けられる。浴槽側取付部610Aは、浴槽610の四隅において筒状をなすように折り返して形成されている。浴槽610を取り付ける際には、所望の孔622Aに合わせた高さ位置においてレール部材622の溝内に配置し、この状態でレール部材622の側方から、孔622A、浴槽側取付部610A、孔622Aの順に、取付部材620を挿入する。
In contrast to the
レール部材としては、例えば、図18及び図19に示すような形態であることができる。図18及び図19に示すレール部材722は、レール部材622と同様に、上下方向に複数の孔722Aを形成している。複数の孔722Aは、略円形状の内周形状をなしている。複数の孔722Aは、上下方向において、スリット722Bによって連結されている。スリット722Bは、孔722Aの内径よりも小さな幅で形成されている。
The rail member may have a form as shown in FIGS. 18 and 19, for example. Similarly to the
このようなレール部材722に対し、取付部材720は、図19に示すように、円柱状をなし、レール部材722におけるいずれかの孔722Aに挿入される。取付部材720における取付部721は、両端部の間の部分に相当する。取付部材720は、孔722Aの内径と同等の外径を有し、孔722Aに挿入自在である。取付部材720の両端部720Aは、スリット722Bの幅と同等の大きさの2面幅で形成されている。これによって、取付部材720は、レール部材722から取り外すことなく、スリット722Bを介して、レール部材722を上下方向に移動して所望の孔722Aに取り付けることができる。このため、浴槽側取付部610Aは、取付部721に取り付けられた状態のまま、高さ位置を変更することができる。この場合、浴槽を所望の高さ位置に容易に変更できるのみならず、例えば、浴槽内の湯水を排水する際にも有効である。すなわち、上記構成によれば、浴槽側取付部のうち1か所の高さを下げるだけで浴槽に排水部を設けることなく、浴槽内の湯水を容易に排水することができる。
For such a
本開示に係る取付部材は、例えば、図20及び図21に示すような構成で設けられてもよい。図20及び図21に示す取付部821は、取付部材としての第1棒状部材820A及び第2棒状部材820Bによって構成されている。第1棒状部材820A及び第2棒状部材820Bは、それぞれ壁面に平行且つ水平方向に延びる形態で、上下方向に並んで配置されている。第1棒状部材820Aは、壁に対して固定的に取り付けられる。第2棒状部材820Bは、第1棒状部材820Aの上方において第1棒状部材820Aに対して上下方向に平行移動自在に設けられる。図20に示す浴槽810は、浴槽側取付部810Aにおいて取付部821に取り付けられる。詳細には、浴槽側取付部810Aは、S字状に巻き付けられるとともに2つの棒状部材820A,820Bに上下方向から挟み込まれることによって、取付部821に取り付けられる。この場合、2つの棒状部材820A,820Bによって浴槽側取付部810Aが挟み込まれる強さを向上させる方向に浴槽の重さが作用するため、一層強固な取り付けを実現できる。図21に示すように、浴槽側取付部810Aの端部には折り返し部811Aが形成されている。浴槽側取付部810Aにおいて、折り返し部811Aは、取付部821からの抜け止めとして機能する。
The mounting member according to the present disclosure may be provided in a configuration as shown in FIGS. 20 and 21, for example. The
本開示に係る取付部材は、例えば、図22及び図23に示すような形態であってもよい。図22及び図23において、取付部材920は取付部921を有している。取付部921は、取付部材920における環状をなす部分である。浴槽側取付部は、例えば図23に示すような浴槽側取付部910Aとしてもよい。浴槽側取付部910Aは、浴槽910の上端部の一部を外側方向に延伸させるとともに、延伸端において袋状に形成した形態である。浴槽側取付部910Aには、図23に示す球状体910Bが挿入される。球状体910Bは、取付部921の最大内径よりも大きな外径を有し、且つある程度の剛性を有している。浴槽側取付部910Aを取付部921に取り付けるにあたっては、環状をなす取付部921に対して浴槽側取付部910Aを貫通させたのち、先端の袋状の部分に球状体910Bを入れる。これによって、球状体910Bが取付部921に引っ掛かって抜け止めされ、浴槽側取付部910Aが取付部921に取り付けられた状態が維持される。
The mounting member according to the present disclosure may have a form as shown in FIGS. 22 and 23, for example. In FIGS. 22 and 23, the mounting
上述のような環状をなす取付部に対しては、種々の形態の浴槽側取付部を取り付けることができる。例えば、図24及び図25に示す浴槽側取付部1010Aは、先端が袋状に形成されていない点を除き、上記浴槽側取付部910Aと同様の構成である。浴槽側取付部1010Aは、環状をなす取付部921を貫通したのち、先端部をリング1010Bに結び付けられる。リング1010Bは、球状体910Bと同様に、取付部921の最大内径よりも大きな外径を有し、且つある程度の剛性を有しているため、浴槽側取付部1010Aが取付部921に取り付けられた状態を維持することができる。このような浴槽側取付部1010Aは、例えば取付部921のような環状をなす取付部や、フック状をなす取付部等に対して単に結び付けるだけでも取り付け可能である。この場合、結び方を変えるだけで浴槽の形状を調整することが可能である。
Various types of bathtub side attachment parts can be attached to the annular attachment part as described above. For example, the bathtub
取付部材は、例えば、図26に示すような形態であってもよい。図26において、取付部材1120は、磁力によって壁の所望の位置に着脱自在に取り付けることができる構成である。取付部材1120は、略水平方向に延びる軸周りに回転自在に支持部材1122を連結している。支持部材1122は、上端部において取付部材1120に軸支されている。支持部材1122は、取付部材1120から下方に延びる棒状をなすとともに、下端部に設けられた床支持部1122Aにおいて床Fに接触する。支持部材1122は、取付部材1120の高さ位置に応じて取付部材1120に対する角度を変更した場合でも、床支持部1122Aを床Fに対して接触させた状態を維持できる。このような取付部材1120に対し、取付部は、図26に示すような環状をなす形態に限らず、上述した種々の形態で設けることができる。
The attachment member may have a form as shown in FIG. 26, for example. In FIG. 26, a mounting
床支持部1122Aは、例えば、床Fに対する滑り止め構造が設けられているとよい。滑り止め構造としては、例えば、床Fに吸着する吸盤を設けた構造や、ゴムやエラストマー等のシート材を床Fとの接触面に設けた構造等を採用し得る。滑り止め構造としては、例えば、図26に示すように、床F上に板状の滑り止め部材F1を敷き、この滑り止め部材F1の端部に床支持部1122Aを接触させる構成であってもよい。この場合、滑り止め部材F1は、湯水を溜めた際に浴槽の中央下面が接触するようにしておくとよい。これによって、滑り止め部材F1自体の位置ずれを抑制でき、支持部材1122における床支持部1122Aと、これに連結された取付部材1120の位置ずれを効果的に防止できる。
The
取付部材は、例えば図27に示す形態であってもよい。図27において、取付部材1220は、取付部1221を有している。取付部1221は、長尺円筒状をなす取付部材1220の両端部の間に設けられている。取付部材1220は、例えば図27に示すように、長手方向の両端部に形成した溝状部分において、2つの環状のロープ1222によって着脱自在に支持され得る。2つの環状のロープ1222は、例えば、図27に示すように、吊下部材1223から吊り下げられ得る。吊下部材1223は、天井Cから吊り下げられた棒状部の下端に円環を設けた吊り輪状に構成されている。吊下部材1223の上端部は、天井裏の図示しない補強用構造材や建築躯体等に接続される。吊下部材1223は、天井に限らず、例えば壁に取り付けられていてもよい。
The attachment member may have the form shown in FIG. 27, for example. In FIG. 27, a mounting
浴槽側取付部としては、例えば図28及び図29に示すような形態であってもよい。図28及び図29に示す浴槽側取付部1310Aは、シート部1311の一部によって構成された形態である。詳細には、浴槽側取付部1310Aは、浴槽1310におけるシート部1311の外縁部に孔を形成し、この孔の周縁部をハトメ1314によって補強している。シート部1311は、浴槽側取付部1310Aを設けた部分において折り返して重ねたことによって補強されている。このような浴槽側取付部1310Aは、図28及び図29に示すように、上記実施形態1と同様のフック状の取付部材20に取り付けられ得る。
The bathtub side attachment part may have a form as shown in FIGS. 28 and 29, for example. The bathtub
浴槽側取付部としては、例えば図30及び図31に示すような形態であってもよい。図30及び図31に示す浴槽側取付部1410Aは、浴槽1410におけるシート部1411の外縁部に取り付けられる浴槽側取付部材1414に設けられた形態である。浴槽側取付部材1414は、例えば樹脂等による一体成形品として形成され得る。浴槽側取付部材1414は、環状部1414Aと、保持部1414Bと、を有する。環状部1414Aは浴槽側取付部1410Aを構成する。環状部1414Aはリング状をなしており、フック状等の取付部材に取り付けられ得る。保持部1414Bは、環状部1414Aに連結され、シート部1411の外縁部を保持する。保持部1414Bは、複数の突起を形成した板状部材、及びこれらの複数の突起が嵌合する孔を形成した他の板状部材によって、シート部1411の外縁部を挟み込んで保持する。保持部1414Bにおける2つの板状部材は、例えば一端側において連結され、弾性変形することによってヒンジ状に開閉可能である。シート部1411における外縁部は、浴槽側取付部材1414を取り付ける部分において折り返して重ねたことによって補強されている。浴槽側取付部材1414は、例えば、環状部1414Aに代えて、フック状部等の他の形態の浴槽側取付部を構成するものを有していてもよい。
The bathtub side attachment portion may have a form as shown in FIGS. 30 and 31, for example. The bathtub
浴槽側取付部としては、例えば図32及び図33に示すような形態であってもよい。図32及び図33に示す浴槽側取付部1510Aは、浴槽1510におけるシート部1511の外縁部に取り付けられる浴槽側取付部材1514に設けられた形態である。浴槽側取付部材1514は、図32及び図33に示すように、長尺棒状をなし、シート部1511の外縁部が巻き付けられることによってシート部1511に着脱不能に固定されている。浴槽側取付部材1514の両端部は、シート部1511の外縁から突出して露出している。浴槽側取付部1510Aは、浴槽側取付部材1514における両端部のシート部1511から露出した部分に設けられている。浴槽側取付部1510Aは、溝状をなしており、フック状、環状等の取付部材に取り付けられ得る。
The bathtub side attachment part may have a form as shown in FIGS. 32 and 33, for example. The bathtub
本開示に係る浴槽が排水部を有することは必須ではない。浴槽が排水部を有する場合、排水部の構成等は上記各実施形態に限定されない。排水部は、例えば、浮き輪等に用いられる樹脂製の栓、従来の浴槽に用いられるゴム栓、水筒に用いられる栓等の既知の種々の栓を有する排水部を採用することができる。 It is not essential that the bathtub according to the present disclosure has a drainage section. When the bathtub has a drainage section, the configuration of the drainage section, etc. is not limited to the above embodiments. The drain section may be a drain section having various known plugs, such as a resin plug used in a floating ring or the like, a rubber plug used in a conventional bathtub, or a plug used in a water bottle.
排水部としては、例えば、図34に示すような形態であってもよい。図34に示す排水部1613は、浴槽1610に備えられている。浴槽1610は、上記各実施形態とは異なり、シート部1611のみで上縁部が構成されている。すなわち、浴槽1610は、シート部1611の上縁部に沿った環状のロープを備えない形態である。排水部1613は、上記各実施形態と同様の防水性を有するスライド式ファスナーを有して構成されている。排水部1613におけるファスナーは、シート部1611の上部に設けられている。排水部1613は、ファスナーを下方にスライドさせることによって、シート部1611の上縁部を分断して開放することができる。
The drainage section may have a form as shown in FIG. 34, for example. A
図34に示すように、排水部1613におけるファスナーの下端は、浴槽1610における想定水面高さよりも僅かに高い位置に設定されている。すなわち、排水部1613は、浴槽1610に通常の量の湯水を溜めた状態では水没することがない。このため、排水部1613は、ファスナーの防水性の高さに関わらず、湯水の漏出を回避できる。シート部1611は、ファスナーを開放すると、上縁部の外周長が大きくなって弛みが生じる。このため、浴槽1610は、排水部1613によって、ある程度の量の湯水を排出することができる。浴槽1610内に残った湯水は、浴槽1610を取り外して排出する。排水部1613を用いてある程度の量の湯水を排出した浴槽1610は、排出前よりも軽くなっているため、取り外しが容易である。上述のように、浴槽1610は、シート部1611の上縁部に沿った環状のロープを備えていない形態である。浴槽1610は、他の形態として、例えば、シート部1611の長辺のみに補強用、浴槽側取付部用等の目的でロープを配置し、ファスナーをロープの配置されていない短辺側の上部に設けることも可能である。
As shown in FIG. 34, the lower end of the fastener in the
排水部としては、例えば、図35に示すような形態であってもよい。図35に示す排水部1713は、シート部1711に一体に設けられている。排水部1713は、内面が粘着性の材質等で密着し、水が容易に管内から排出されない様閉塞する。浴槽1710内に湯水が溜められた場合には、水圧によって更に加圧され閉塞されることで湯水が排出されることを防止する。排水部1713は、水圧に逆らって開放させることによって、浴槽1710内の湯水を外部に排出することができる。
The drainage portion may have a form as shown in FIG. 35, for example. A
排水部としては、例えば、図36に示すような形態であってもよい。図36に示す排水部1813は、シート部1811に一体に設けられている。排水部1813は、浴槽1810の外側に突出する管状に形成されている。管状をなす排水部1813は屈曲自在である。排水部1813は、その先端が浴槽1810内に湯水が溜められた場合の水面高さよりも上方に配置され得る長さで形成されている。排水部1813は、先端部を水面よりも上方に配置することによって湯水が排出されるのを防止でき、浴槽1810内に湯水が溜められた状態を維持できる。排水部1713は、先端部を水面よりも下方に配置することによって、浴槽1810内の湯水を容易に排出できる。
The drainage portion may have a form as shown in FIG. 36, for example. A
排水部としては、例えば、図37に示すような形態であってもよい。図37に示す排水部1913は、浴槽1910に備えられている。排水部1913は、シート部1911の底部に形成した開口1913Aをフロート弁1913Bによって閉塞する形態である。フロート弁1913Bは、浴槽1910内に湯水が溜められた状態において、水圧によって開口1813Aを閉塞することができる。フロート弁1913Bは、壁面取付の操作レバー1913Cに対して玉鎖を介して連結されている。フロート弁1913Bは、操作レバー1913Cを操作することによって、開口1913Aを開放する。開口1913Aを開放した状態のフロート弁1913Bは、浮力によってその状態を維持する。フロート弁1913Bは、浴槽1910内の湯水が排出されると、再び開口1913Aを閉塞する。
The drainage section may have a form as shown in FIG. 37, for example. A
最後に、本開示の主な実施形態を以下に示す。
[1]
上縁部の複数箇所を吊り下げられるシート製のシート部を有し、
前記シート部は、湯水を溜めた状態において、下面が床に接触する、浴槽。
[2]
前記シート部は、上縁部の少なくとも3ヶ所以上を吊り下げられるとともに、湯水を溜めた状態において、中央下面が床に接触する、上記[1]に記載の浴槽。
[3]
前記シート部の上縁部に沿って設けられ、前記シート部の上縁を補強する補強部を有する、上記[1]及び[2]のいずれかに記載の浴槽。
[4]
湯水を溜めた状態において、前記上縁部が張った状態になる、上記[1]から[3]までのいずれかに記載の浴槽。
[5]
上記[1]から[4]のいずれかに記載の浴槽が取り付けられる、浴室。
Finally, main embodiments of the present disclosure are shown below.
[1]
It has a seat part made of a sheet that can be hung from multiple places on the upper edge,
The seat part is a bathtub in which the lower surface contacts the floor when hot water is stored.
[2]
The bathtub according to [1] above, wherein the seat part is suspended at at least three places on the upper edge thereof, and the central lower surface contacts the floor when hot water is stored.
[3]
The bathtub according to any one of [1] and [2] above, further comprising a reinforcing portion that is provided along the upper edge of the seat and that reinforces the upper edge of the seat.
[4]
The bathtub according to any one of [1] to [3] above, wherein the upper edge is in a stretched state when hot water is stored.
[5]
A bathroom in which the bathtub according to any one of [1] to [4] above is attached.
1,201,301,401…浴室、10,510,610,810,910,1310,1410,1510,1610,1710,1810,1910…浴槽、11,1311,1411,1511,1611,1711,1811,1911…シート部、11A…折り返し部(補強部)、12…ロープ(補強部)、F…床 1,201,301,401...Bathroom, 10,510,610,810,910,1310,1410,1510,1610,1710,1810,1910...Bathtub, 11,1311,1411,1511,1611,1711,1811, 1911... Sheet part, 11A... Folded part (reinforced part), 12... Rope (reinforced part), F... Floor
Claims (5)
前記シート部は、湯水を溜めた状態において、下面が床に接触する、浴槽。 It has a seat made of sheet that can be hung from multiple locations on the upper edge,
The seat part is a bathtub in which the lower surface contacts the floor in a state where hot water is stored.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2022125246A JP2024021993A (en) | 2022-08-05 | 2022-08-05 | bathtub and bathroom |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2022125246A JP2024021993A (en) | 2022-08-05 | 2022-08-05 | bathtub and bathroom |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2024021993A true JP2024021993A (en) | 2024-02-16 |
Family
ID=89855306
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2022125246A Pending JP2024021993A (en) | 2022-08-05 | 2022-08-05 | bathtub and bathroom |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2024021993A (en) |
-
2022
- 2022-08-05 JP JP2022125246A patent/JP2024021993A/en active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US9962041B1 (en) | Flexible folding infant bather | |
CA2709972C (en) | Baby bath sink insert | |
NL1040693B1 (en) | Inflatable bathtub. | |
WO2024029321A1 (en) | Room and bathtub | |
KR101006988B1 (en) | temporal bathtub | |
JP2024021993A (en) | bathtub and bathroom | |
US8250683B2 (en) | Baby bath sink insert | |
JP2024021991A (en) | bathroom and bathtub | |
JP2024021992A (en) | bathroom and bathtub | |
JP2024021994A (en) | Faucets, bathrooms, and bathtubs | |
US20060230522A1 (en) | Bathtub shape arrangement | |
KR101534165B1 (en) | Collapsible portable bathtub | |
US9936839B1 (en) | Bilaterally collapsible bathing receptacle | |
JP2007061257A (en) | Pail for bathing infant | |
JP7212838B2 (en) | bathroom equipment | |
JP6748913B2 (en) | Bathroom chair | |
JP2007283133A (en) | Simple bath and its assembling method | |
JP2024024170A (en) | Hair washing containers and portable hair washing devices | |
JP7171159B2 (en) | bathtub equipment | |
JP2568023Y2 (en) | Sanitary unit | |
US20160338549A1 (en) | Shower seat | |
JPH10155862A (en) | Flexible bathtub | |
CA2917669C (en) | Bilaterally collapsible bathing receptacle | |
JPH0523717Y2 (en) | ||
KR20060040105A (en) | Bed for baby shower |