JP2007221848A - 電動パワーステアリングのモータ駆動方法及び装置 - Google Patents
電動パワーステアリングのモータ駆動方法及び装置 Download PDFInfo
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Abstract
【課題】本発明は、モータのホールセンサからの3相矩形波信号のみを用いて速度フィードバック値からSIN波駆動信号を得ると共に、このSIN波駆動信号によりモータを円滑駆動して電動パワーステアリングを円滑に作動させることを目的とする。
【解決手段】本発明による電動パワーステアリングのモータ駆動方法及び装置は、モータ(2)に設けられたホールセンサからの3相矩形波信号(4)のみに基づいてモータ磁極位置検出手段(7)及びSIN波駆動手段(10)を介して得たSIN波駆動信号(9)によりモータ(2)を駆動する方法と構成である。
【選択図】図1
【解決手段】本発明による電動パワーステアリングのモータ駆動方法及び装置は、モータ(2)に設けられたホールセンサからの3相矩形波信号(4)のみに基づいてモータ磁極位置検出手段(7)及びSIN波駆動手段(10)を介して得たSIN波駆動信号(9)によりモータ(2)を駆動する方法と構成である。
【選択図】図1
Description
本発明は、電動パワーステアリングのモータ駆動方法及び装置に関し、特に、電動パワーステアリングのモータに設けられた複数のホールセンサからの3相矩形波信号のみを用いて、モータのSIN波駆動を行い、低騒音で高効率のモータ駆動による電動パワーステアリングを得ることができるようにするための新規な改良に関する。
従来、用いられていたこの種の電動パワーステアリングのモータ駆動方法としては、特許文献等を示していないが、モータのホールセンサからの3相矩形波信号に基づいて、図4に示されるような3相の矩形波駆動電流を生成し、これをモータに印加することによりパワーステアリングの駆動を行っていた。
従来の電動パワーステアリングのモータ駆動方法は、以上のように構成されていたため、次のような課題が存在していた。
すなわち、電動パワーステアリングのモータを駆動する駆動信号は、図4に示されるように、矩形波駆動信号9Aで形成されていたため、モータの回転にトルクリップル、騒音発生及び駆動効率の低下が伴い、電動パワーステアリングの円滑な駆動を行うことが困難であった。
すなわち、電動パワーステアリングのモータを駆動する駆動信号は、図4に示されるように、矩形波駆動信号9Aで形成されていたため、モータの回転にトルクリップル、騒音発生及び駆動効率の低下が伴い、電動パワーステアリングの円滑な駆動を行うことが困難であった。
本発明による電動パワーステアリングのモータ駆動方法は、電動パワーステアリングのモータに設けられた複数のホールセンサからの3相矩形波信号のみをモータ速度検出手段に入力して得られた速度フィードバック値と、前記速度フィードバック値を入力してモータ磁極位置を検出するためのモータ磁極位置検出手段と、前記モータ磁極位置からSIN波駆動信号を得るためのSIN波駆動手段とを備え、前記SIN波駆動信号により前記モータを駆動するようにした方法であり、また、電動パワーステアリングのモータに設けられた複数のホールセンサからの3相矩形波信号のみをモータ速度検出手段に入力して得られた速度フィードバック値と、前記速度フィードバック値を入力してモータ磁極位置を検出するためのモータ磁極位置検出手段と、前記モータ磁極位置からSIN波駆動信号を得るためのSIN波駆動手段とを備え、前記SIN波駆動信号により前記モータを駆動するようにした構成である。
本発明による電動パワーステアリングのモータ駆動方法及び装置は、以上のように構成されているため、次のような効果を得ることができる。
すなわち、パワーステアリング装置のモータの各ホールセンサからの3相矩形波信号のみを用いて、モータを駆動するSIN波駆動信号を得ているため、モータは駆動時の騒音が低減され、駆動効率が向上し、トルクリップルが低減して極めて円滑なパワーステアリング駆動を得ることができる。
すなわち、パワーステアリング装置のモータの各ホールセンサからの3相矩形波信号のみを用いて、モータを駆動するSIN波駆動信号を得ているため、モータは駆動時の騒音が低減され、駆動効率が向上し、トルクリップルが低減して極めて円滑なパワーステアリング駆動を得ることができる。
本発明は、電動パワーステアリングのモータに設けられた複数のホールセンサからの3相矩形波信号のみを用いて、モータのSIN波駆動を行い、低騒音で高効率のモータ駆動による電動パワーステアリングを得ることができるようにした電動パワーステアリングのモータ駆動方法及び装置を提供することを目的とする。
以下、図面と共に本発明による電動パワーステアリングのモータ駆動方法及び装置の好適な実施の形態について説明する。
図1において符号1で示されるものは、電動パワーステアリング装置のモータ2を駆動するためのモータ駆動回路であり、このモータ2の各ホールセンサ3からのセンサ出力であるU、V、W相からなる3相矩形波信号4(図2に示す)は、モータ速度検出手段5に印加される。
図1において符号1で示されるものは、電動パワーステアリング装置のモータ2を駆動するためのモータ駆動回路であり、このモータ2の各ホールセンサ3からのセンサ出力であるU、V、W相からなる3相矩形波信号4(図2に示す)は、モータ速度検出手段5に印加される。
前記モータ速度検出手段5においては、前記3相矩形波信号4に基づいて、周知の変換回路を介して速度信号である速度フィードバック値6が生成され、この速度フィードバック値6が周知の速度からモータ磁極位置を検出するためのモータ磁極位置検出手段7に入力される。
前記モータ磁極位置検出手段7により速度フィードバック値6に基づいて得られたモータ磁極位置8が、周知の磁極位置からSIN波駆動信号9(図3に示す)を得るためのSIN波駆動手段10に印加される。
前記SIN波駆動手段10で生成された3相構成の前記SIN波駆動信号9は、前記モータ2に印加され、図3の電流波形としてモータ2に印加されることにより、モータ2は、低騒音、高効率、低トルクリップルで駆動され、電動パワーステアリングが駆動される。
尚、前述の図1に示される3相矩形波信号4及びSIN波駆動信号9は、図2及び図3で示される波形で形成されており、前記3相矩形波信号4からSIN波駆動信号9への変換は、一例として、周知のD/A変換器を用いて補正することにより得ることができる。
1 モータ駆動回路
2 モータ
3 ホールセンサ
4 3相矩形波信号
5 モータ速度検出手段
6 速度フィードバック値
7 モータ磁極位置検出手段
8 モータ磁極位置
9 SIN波駆動信号
10 SIN波駆動手段
2 モータ
3 ホールセンサ
4 3相矩形波信号
5 モータ速度検出手段
6 速度フィードバック値
7 モータ磁極位置検出手段
8 モータ磁極位置
9 SIN波駆動信号
10 SIN波駆動手段
Claims (2)
- 電動パワーステアリングのモータ(2)に設けられた複数のホールセンサ(3)からの3相矩形波信号(4)のみをモータ速度検出手段(5)に入力して得られた速度フィードバック値(6)と、前記速度フィードバック値(6)を入力してモータ磁極位置(8)を検出するためのモータ磁極位置検出手段(7)と、前記モータ磁極位置(8)からSIN波駆動信号(9)を得るためのSIN波駆動手段(10)とを備え、
前記SIN波駆動信号(9)により前記モータ(2)を駆動するようにしたことを特徴とする電動パワーステアリングのモータ駆動方法。 - 電動パワーステアリングのモータ(2)に設けられた複数のホールセンサ(3)からの3相矩形波信号(4)のみをモータ速度検出手段(5)に入力して得られた速度フィードバック値(6)と、前記速度フィードバック値(6)を入力してモータ磁極位置(8)を検出するためのモータ磁極位置検出手段(7)と、前記モータ磁極位置(8)からSIN波駆動信号(9)を得るためのSIN波駆動手段(10)とを備え、
前記SIN波駆動信号(9)により前記モータ(2)を駆動するように構成したことを特徴とする電動パワーステアリングのモータ駆動装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006036236A JP2007221848A (ja) | 2006-02-14 | 2006-02-14 | 電動パワーステアリングのモータ駆動方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2006036236A JP2007221848A (ja) | 2006-02-14 | 2006-02-14 | 電動パワーステアリングのモータ駆動方法及び装置 |
Publications (1)
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JP2007221848A true JP2007221848A (ja) | 2007-08-30 |
Family
ID=38498495
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JP2006036236A Pending JP2007221848A (ja) | 2006-02-14 | 2006-02-14 | 電動パワーステアリングのモータ駆動方法及び装置 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP2007221848A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102826116A (zh) * | 2011-06-15 | 2012-12-19 | 现代摩比斯株式会社 | 电动式动力转向装置的控制方法 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001037279A (ja) * | 1999-07-26 | 2001-02-09 | Toshiba Corp | インバータ装置 |
JP2004312834A (ja) * | 2003-04-04 | 2004-11-04 | Nsk Ltd | モータ駆動制御装置および電動パワーステアリング装置 |
-
2006
- 2006-02-14 JP JP2006036236A patent/JP2007221848A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2001037279A (ja) * | 1999-07-26 | 2001-02-09 | Toshiba Corp | インバータ装置 |
JP2004312834A (ja) * | 2003-04-04 | 2004-11-04 | Nsk Ltd | モータ駆動制御装置および電動パワーステアリング装置 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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