JP2007218451A - 空気調和機 - Google Patents
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Abstract
【課題】1つの電流検知部で、並列接続されたリアクタのどちらか一方でも断線した場合に、断線検出する。
【解決手段】交流電源の一端に接続されたリアクタ2と、リアクタ2に流れる電流を検知するリアクタ電流検知部9と、前記リアクタ2及びリアクタ電流検出部9 に対して並列接続された第2のリアクタ3と、交流電源を整流するブリッジ整流回路4と、ブリッジ整流回路4の出力端に接続され直流電圧に平滑する平滑コンデンサ5と、インバータ部6と、インバータ部6の制御を行なう制御部8と、圧縮機7から構成され、リアクタ電流検知部9の出力から、リアクタ2又はリアクタ3の断線を検知することで、片方のリアクタが断線状態で、残りのリアクタでの過熱運転を防止することができる。
【選択図】図1
【解決手段】交流電源の一端に接続されたリアクタ2と、リアクタ2に流れる電流を検知するリアクタ電流検知部9と、前記リアクタ2及びリアクタ電流検出部9 に対して並列接続された第2のリアクタ3と、交流電源を整流するブリッジ整流回路4と、ブリッジ整流回路4の出力端に接続され直流電圧に平滑する平滑コンデンサ5と、インバータ部6と、インバータ部6の制御を行なう制御部8と、圧縮機7から構成され、リアクタ電流検知部9の出力から、リアクタ2又はリアクタ3の断線を検知することで、片方のリアクタが断線状態で、残りのリアクタでの過熱運転を防止することができる。
【選択図】図1
Description
本発明は、空気調和機の室外機における電源回路のリアクタの故障時の保護に関するものである。
図1は、従来の空気調和機の室外機の電気回路を示すものである。図1に示すように、交流電源1と、この交流電源のどちらか一方のラインに接続されたリアクタ2と、このリアクタに流れる電流を検出するリアクタ電流検知部9と、前記リアクタ及びリアクタ電流検知部に対して並列接続された第2のリアクタ3と、これらのリアクタの後ろに設けられ前記交流電源を整流するブリッジ整流回路4と、このブリッジ整流回路の直流出力端に接続された平滑コンデンサ5と、この平滑コンデンサで平滑された直流電圧を圧縮機駆動電源に変換するインバータ部6と、このインバータ部の出力によって駆動される圧縮機7と、前記インバータ部の制御を行う制御部8から構成されている。
前記制御部8は前記リアクタ電流検知部9の出力から前記リアクタ2の断線もしくは前記並列接続された第2のリアクタ3への過電流を検出し、前記インバータ部6を制御して前記リアクタ2および前記並列接続された第2のリアクタ3に過電流が流れるのを防止している(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−348476号公報
しかしながら、前記従来の検知制御では、リアクタ及びリアクタ電流検知部に対して並列接続された第2のリアクタが断線している場合でも、圧縮機が軽〜中負荷時に運転電流値がリアクタ2個の正常動作時の過電流検知レベル以下では低くなり、残りのリアクタだけに1個のリアクタの上限を超える電流が流れても、リアクタ電流検知部が過電流として検知しないため、過大発熱しながら通常動作してしまうという課題があった。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、交流電源オン時の平滑コンデンサへの充電電流を検出することにより、並列接続されたリアクタのどちらか片方のみ断線している場合にも断線検知可能となり、片方のリアクタが断線状態で、残りのリアクタでの過熱運転を防止できる空気調和機を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の空気調和機は、リアクタ電流検知部で交流電源オン時の平滑コンデンサへの充電電流を検出するものである。
これによって、充電電流がゼロの場合にはリアクタ電流検知部側のリアクタの断線と判断し、充電電流が通常より小さい場合にはリアクタ電流検知部と並列接続されたリアクタの断線と判断できるため、片方のリアクタが断線状態で、残りのリアクタでの過熱運転を防止することが出来る。
本発明の空気調和機は、1つのリアクタ電流検知部のみで、並列接続されたリアクタのどちらか一方が断線している場合でも、断線状態を検知できるため、片方のリアクタが断線状態で、残りのリアクタでの過熱運転を防止することが出来る。
第1の発明は並列接続されたリアクタのどちらか一方に流れる電流を検知するリアクタ電流検知部を設けることにより、リアクタ電流検知部の電流からどちらか一方でも断線していればリアクタの断線を検出し、断線状態での運転を防止することができる。
以下に、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における空気調和機の室外機の電気回路図を示すものである。従来の技術と同様の構成であるため同じ番号を付与し、詳細な説明を割愛する。
図1は、本発明の実施の形態1における空気調和機の室外機の電気回路図を示すものである。従来の技術と同様の構成であるため同じ番号を付与し、詳細な説明を割愛する。
まず、交流電源1のオンしたとき平滑コンデンサ5に充電電流が流れるが、充電中の所定のタイミングでの電流値を基準電流として制御部8で記憶しておく。
次に、図2のフローチャートを用い、本発明のリアクタ断線検出方法について説明する。まず、ステップ2aのSTARTで処理を開始し、ステップ2bの充電電流検出でリアクタ電流検知部9から充電電流値を測定する。
ステップ2bで得られた充電電流と基準電流をステップ2cで比較し、充電電流=基準電流であれば、リアクタ断線なしと判断できステップ2dに移行し運転開始、充電電流≠基準電圧であれば、ステップ2eに移行する。
ステップ2bで得られた充電電流と基準電流をステップ2eで比較し、充電電流=0であれば、リアクタ2が断線していると判断しステップ2fへ移行し異常出力を行い、充電電流≠0であれば、ステップ2gに移行する。
ステップ2bで得られた充電電流と基準電流をステップ2gで比較し、充電電流<基準電流であれば、第2のリアクタ3が断線していると判断しステップ2hへ移行し異常出力を行い、充電電流>基準電流であれば、リアクタ2が短絡していると判断しステップ2iへ移行し異常出力を行なう。
以上のように、リアクタ2および並列接続された第2のリアクタ3が接続されていれば、基準電流値となるが、リアクタ2が断線している場合には、リアクタ電流検知部9に電流は流れず出力はゼロになり、一方第2のリアクタ3が断線している場合には、リアクタのインダクタンスが大きくなるため正常な状態の電流値よりも小さい値となるため、並列接続されたリアクタのどちらが断線していたとしても検出することが可能であり、片方のリアクタが断線状態で、残りのリアクタでの過熱運転を防止することができる。
以上のように、本発明にかかる空気調和機は、リアクタの並列接続で使用している場合の並列接続されたリアクタのどちらか一方のみの断線も検出可能となるので、同一回路構成のモータ駆動装置等の用途にも適用できる。
1 交流電源
2 リアクタ
3 第2のリアクタ
4 ブリッジ整流回路
5 平滑コンデンサ
6 インバータ部
7 圧縮機
8 制御部
9 リアクタ電流検知部
2 リアクタ
3 第2のリアクタ
4 ブリッジ整流回路
5 平滑コンデンサ
6 インバータ部
7 圧縮機
8 制御部
9 リアクタ電流検知部
Claims (1)
- 交流電源と、この交流電源のどちらか一方のラインに接続されたリアクタと、このリアクタに流れる電流を検出するリアクタ電流検知部と、前記リアクタ及びリアクタ電流検知部に対して並列接続された第2のリアクタと、これらのリアクタの後ろに設けられ前記交流電源を整流するブリッジ整流回路と、このブリッジ整流回路の直流出力端に接続された平滑コンデンサと、この平滑コンデンサで平滑された直流電圧を圧縮機駆動電源に変換するインバータ部と、このインバータ部の出力によって駆動される圧縮機と、前記インバータ部の制御を行う制御部を備え、前記制御部は前記交流電源オン時の前記平滑コンデンサへの充電電流を検知した前記リアクタ電流検知部の出力から、前記リアクタもしくは前記並列接続された第2のリアクタへの断線を検出し、前記圧縮機の運転を行なわないことを特徴とした空気調和機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006036305A JP2007218451A (ja) | 2006-02-14 | 2006-02-14 | 空気調和機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006036305A JP2007218451A (ja) | 2006-02-14 | 2006-02-14 | 空気調和機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007218451A true JP2007218451A (ja) | 2007-08-30 |
Family
ID=38495956
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006036305A Pending JP2007218451A (ja) | 2006-02-14 | 2006-02-14 | 空気調和機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007218451A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106438317A (zh) * | 2016-11-10 | 2017-02-22 | 广东美的制冷设备有限公司 | 一种空调压缩机控制电路、空调压缩机控制方法及空调器 |
-
2006
- 2006-02-14 JP JP2006036305A patent/JP2007218451A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN106438317A (zh) * | 2016-11-10 | 2017-02-22 | 广东美的制冷设备有限公司 | 一种空调压缩机控制电路、空调压缩机控制方法及空调器 |
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