JP2007216024A5 - - Google Patents

Claims (14)

1. 一定の直径を有し、コアおよびカバーを有して成るゴルフボールにおいて、上記コアは上記ボールのセンタに位置する流体と上記流体を包囲するソリッドの非糸巻性の第１の層とを有し、上記第１の層は、エチレンおよびα，β−不飽和カルボン酸のコポリマーまたはターポリマーからなり、上記酸は有機酸の塩、カチオン源または有機酸の適切な塩基により少なくとも８０％中和されており、かつ上記カバーはポリウレタン、ポリ尿素、またはポリ尿素／ポリウレタンハイブリッドを有することを特徴とするゴルフボール。
2. 上記第１の層は、１または複数の酸ポリマーを有機酸または有機酸の金属塩と上記ポリマー組成物中の全酸官能性の少なくとも９０％を中和するのに足る量の親水性がより小さなカチオン源とに接触させることを含む処理により製造される請求項１記載のゴルフボール。
3. 上記ポリマー組成物中の全酸官能性の約１００％が中和される請求項２記載のゴルフボール。
4. 上記酸ポリマーは、上記親水性がより小さなカチオン源に接触させる前に部分的に中和されている請求項２記載のゴルフボール。
5. 上記親水性がより小さなカチオン源は、カリウム、セシウム、カルシウム、バリウム、マンガン、銅、亜鉛、および錫の金属イオンおよび化合物；シリコーン、シラン、珪酸誘導体、および錯体配位子；希土類元素の金属イオンおよび化合物；および希土類元素の金属イオンおよび化合物から選択される請求項２記載のゴルフボール。
6. 上記第１の層の厚さは約０．１０から１．４２ｃｍ（約０．０４から０．５６インチ）である請求項１記載のゴルフボール。
7. 上記ゴルフボールはさらに上記第１の層を包囲する第２の層を有する請求項１記載のゴルフボール。
8. 上記第１の層はさらにポリブタジエンを有する請求項１記載のゴルフボール。
9. 上記流体が気体、液体、ゲル、ペーストまたはこれらの組み合わせである請求項１記載のゴルフボール。
10. 上記流体の比重は１．３から１．５５である請求項１記載のゴルフボール。
11. 上記流体の粘度は０．１から１５Ｐａ．ｓｅｃ（１００から１５００ｃｐｓ）である請求項１記載のゴルフボール。
12. 上記カバーは内側カバー層と薄い外側カバー層とを有し、上記外側カバー層は、注型可能な反応性液体から製造される熱硬化性材料を有し、上記内側カバー層は、曲げ弾性率が大きな材料を有する請求項１記載のゴルフボール。
13. 上記ゴルフボールのスピン減衰率が全ボール飛行に渡って当初のスピンレートの少なくとも１０％である請求項１記載のゴルフボール。
14. 上記ゴルフボールのＣＯＲが少なくとも０．８である請求項１記載のゴルフボール。