JP2005103264A - 多層ゴルフボールの製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 本発明は一定の直径を有し、コア及びカバーから成るゴルフボールを含み、ここで、コアはさらにボールのセンターにおける流体、流体を取り巻く第1のマンテル層と、第1のマンテル層を取り巻きかつそれに隣接する第2の、固形の糸巻きでないマンテル層から成り、この場合、第1のマンテル層は熱硬化性ゴム、プラスチック及び熱可塑性エラストマー材料から成る群から選択するポリマー材料を含み、第2のマンテル層は熱硬化性ゴム材料及び熱可塑性エラストマー材料から成る群から選択するポリマー材料を含み、かつカバーはポリウレタン、ポリウレア、又はポリウレア/ポリウレタンハイブリッドを含む。
【選択図】 図1
Description
先行技術は、最適なプレー特性を提供するように設計された種々のゴルフボールから成っている。これらの特性は一般に、ボールの初速及びスピンであり、これらを種々のプレーヤーに対して最適化することができる。例えば、あるプレーヤーはプレーしやすくするために高いスピン速度のボールでプレーすることを好む。他のプレーヤーは飛距離を最大化するために低いスピン速度のボールでプレーすることを好む。しかしながら、これらのボールには固い感覚がありグリーン周りでの制御が困難になる傾向がある。
先行技術は二重カバーのゴルフボールの製造も提供している。これは一般的には、コアの周りに最初に第1のカバー層の射出成形を行い、次いで第2のカバー層を成形することによって達成される。しかしながらこのシステムには複合射出金型、通常はコアを適切な位置に置くために引き込み式のピンを有する金型が必要である。
ある態様では、第1のマンテル層は以下を含む:動的に加硫した熱可塑性エラストマー、官能化したスチレン−ブタジエンエラストマー、熱可塑性ポリウレタン、熱可塑性ポリエーテルエステル又はポリエーテルアミド、熱可塑性アイオノマー樹脂、熱可塑性ポリエステル、メタロセンポリマー又はこれらのブレンド。他の態様では、カバーは内側カバー層と薄い外側カバー層を含み、外側カバー層は注型性の反応性液体から形成された熱硬化性材料を含み、内側カバー層は曲げモジュラスが高い材料を含む。
他の態様では、第1のマンテル層又は第2のマンテル層はさらにハロゲン化チオフェノールを含む。好ましくは、ハロゲン化チオフェノールは亜鉛ペンタクロロチオフェノールである。
さらに他の態様では、カバーはポリエーテルポリエステル熱可塑性ウレタン、熱硬化性ポリウレタン、ポリウレア、又はポリウレタン/ポリウレアハイブリッドを含み、これらはイソシアナートプレポリマーから製造する。好ましくはプレポリマーはパラフェニレンジイソシアナートである。
ある態様では、本ゴルフボールは84.13g-cm2(0.460oz-in2)より大きい慣性モーメントを有する。他の態様では、本ゴルフボールは82.30g-cm2(0.450oz-in2)より小さい慣性モーメントを有する。
ある態様では、第1のマンテル層は以下を含む:動的に加硫した熱可塑性エラストマー、官能化したスチレン−ブタジエンエラストマー、熱可塑性ポリウレタン、熱可塑性ポリエーテルエステル又はポリエーテルアミド、熱可塑性アイオノマー樹脂、熱可塑性ポリエステル、メタロセンポリマー又はこれらのブレンド。他の態様では、カバーは内側カバー層と薄い外側カバー層を含み、外側カバー層は注型性の反応性液体から形成された熱硬化性材料を含み、内側カバー層は曲げモジュラスが高い材料を含む。
他の態様では、第1のマンテル層又は第2のマンテル層はさらにハロゲン化チオフェノールを含む。好ましくは、ハロゲン化チオフェノールは亜鉛ペンタクロロチオフェノールである。
ある態様では、本ゴルフボールは84.13g-cm2(0.460oz-in2)より大きい慣性モーメントを有する。他の態様では、本ゴルフボールは82.30g-cm2(0.450oz-in2)より小さい慣性モーメントを有する。
ある態様では、第1のマンテル層は以下を含む:動的に加硫した熱可塑性エラストマー、官能化したスチレン−ブタジエンエラストマー、熱可塑性ポリウレタン、熱可塑性ポリエーテルエステル又はポリエーテルアミド、熱可塑性アイオノマー樹脂、熱可塑性ポリエステル、メタロセンポリマー又はこれらのブレンド。他の態様では、カバーは内側カバー層と薄い外側カバー層を含み、外側カバー層は注型性の反応性液体から形成された熱硬化性材料を含み、内側カバー層は曲げモジュラスが高い材料を含む。
他の態様では、第1のマンテル層又は第2のマンテル層はさらにハロゲン化チオフェノールを含む。好ましくは、ハロゲン化チオフェノールは亜鉛ペンタクロロチオフェノールである。
ある態様では、本ゴルフボールは84.13g-cm2(0.460oz-in2)より大きい慣性モーメントを有する。他の態様では、本ゴルフボールは82.30g-cm2(0.450oz-in2)より小さい慣性モーメントを有する。
本発明のさらなる特徴及び利点は、添付の図面とともに提供される以下の詳細な説明から明らかとなろう。
ある態様では、コア12はさらに第1のマンテル層22を有し、これは内部球体13を取り囲む。併せて、液状センターのシェル20及び第1のマンテル層22は、ボールのマンテル部分16の一部である。図2のマンテル部分16は追加の第2のマンテル層40を含む。液状センターのシェル20及びマンテル層22及び40は好ましくはエラストマーである。
カバー11はポリマー材料、例えばエチレンと不飽和モノカルボン酸とのイオン性コポリマーから成っていてもよく、該コポリマーは、ウイルミントン、DEのデュポン社(E. I. DuPont De Nemours & Company of Wilmington, DE)の商標名“SURLYN(登録商標)”として、又はヒューストン、TXのエクソン(Exxon of Houston, TX)から商標名“IOTEK(登録商標)”又は“ESCOR(登録商標)”として入手可能なものである。これらはエチレンとメタクリル酸又はアクリル酸とのコポリマーであり、亜鉛、ナトリウム、リチウム、マグネシウム、カリウム、カルシウム、マンガン、ニッケル等で部分的に中和されている。
本発明の好ましい態様に従うと、カバー11を亜鉛、マグネシウム、カルシウム、カリウム、リチウム及び/又はナトリウムイオン性コポリマーの混合物又はブレンドから製造することができる。カバー11に使用するSURLYN(登録商標)樹脂はナトリウム、リチウム又は亜鉛塩であるイオン性コポリマーであり、該コポリマーは2〜8の炭素原子を有するオレフィンと3〜8の炭素原子を有する不飽和モノカルボン酸との反応生成物である。コポリマーのカルボン酸基は完全に又は部分的に中和されていてもよく、アクリル酸、メタクリル酸、クロトン酸、マレイン酸、フマル酸又はイタコン酸を含んでもよい。
(1)ビニル樹脂、例えば塩化ビニルの重合により製造したもの、又は塩化ビニルと酢酸ビニル、アクリル酸エステル又は塩化ビニリデンとの共重合により製造したもの;
(2)ポリオレフィン、例えばポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブチレン及びコポリマー、例えばエチレンメタクリレート、エチレンエチルアクリレート、エチレンビニルアセテート、エチレンメタクリル酸又はエチレンアクリル酸又はプロピレンアクリル酸、及びシングルサイト触媒を使用して製造したコポリマー及びホモポリマー;
(3)ポリウレタン、例えばポリオールとジイソシアナート又はポリイソシアナートから製造したもの、及び米国特許第5,334,673号に開示されているもの;
(4)ポリウレア、例えば米国特許第5,484,870号に開示されているもの;
(5)ポリアミド、例えばポリ(ヘキサメチレンアジパミド)及びジアミンと二塩基酸から製造した他のポリアミド、並びにポリ(カプロラクタム)のようなアミノ酸からのポリアミド及びポリアミドとSURYLN(登録商標)、ポリエチレン、エチレンコポリマー、エチル−プロピレン−非共役ジエンターポリマー等とのブレンド;
(7)熱可塑性物、例えばウレタン、オレフィン系熱可塑性ゴム、例えばポリオレフィンとエチレン−プロピレン−非共役ジエンターポリマーとのブレンド、スチレンとブタジエンとのブロックコポリマー、イソプレン又はエチレン−ブチレンゴム、又はコポリ(エーテル−アミド)、例えばフィラデルフィア、PAのアトフィナ(Atofina)が市販するPEBAX(登録商標);
(8)ポリフェニレンオキシド樹脂、又はピッツフィールド、MAのジェネラル エレクトリック(General Electric)社が商標名“NORYL(登録商標)”で市販するポリフェニレンオキシドと高耐衝撃性ポリスチレンとのブレンド;
(9)熱可塑性ポリエステル、例えばポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリエチレンテレフタレート/グリコール変性物及びウイルミントン、DEのデュポン社(E. I. DuPont De Nemours & Company of Wilmington, DE)が商標名“HYTREL(登録商標)”で市販するエラストマー及びピッツフィールド、MAのジェネラル エレクトリック(General Electric)社が商標名“LOMOD(登録商標)”で市販するエラストマー:
(10)ポリカーボネートとアクリロニトリルブタジエンスチレン、ポリブチレンテレフタレート、ポリエチレンテレフタレート、スチレン無水マレイン酸、ポリエチレン、エラストマー等とを含むブレンド及びアロイ、並びにポリ塩化ビニルとアクリロニトリルブタジエンスチレン又はエチレン酢酸ビニル又は他のエラストマーとのブレンド及びアロイ;及び
(11)熱可塑性ゴムとポリエチレン、プロピレン、ポリアセタール、ナイロン、ポリエステル、セルロースエステル等とのブレンド。
ポリウレア組成物を、少なくとも一つのイソシアナート、少なくとも一つのポリエーテルアミン、及び少なくとも一つの硬化剤から製造することができる。好ましくは、少なくとも一つの硬化剤はジオール又は第2ジアミン硬化剤である。
好ましくは、マンテル部分16は約30〜95のショアC硬度、より好ましくは45〜90のショアC硬度を有する。さらに、マンテル部分16は40バショア(Bashore)より大きい反発性を有する。
最も好ましい態様では、液状センターのシェル20は高い温度抵抗性を有するプラスチック材料、例えば2001年11月13日に出願された米国特許出願第10/008,013号に開示されたものから成る。特に、液状センターのシェル20及び/又は第1のマンテル層22は以下を含む:動的に加硫した熱可塑性エラストマー;官能化したスチレン−ブタジエンエラストマー;熱可塑性ポリウレタン、熱可塑性ポリエーテルエステル又はポリエーテルアミド;熱可塑性アイオノマー樹脂;フルオロポリマー、例えばペルフルオロアルキレン(例えばポリテトラフルオロエチレン、ポリヘキサフルオロプロピレン)、及びスルホネート化した、カルボキシレート化した、エポキシド化した、マレエート化した、アミノ化した又はヒドロキシル化した官能化したフルオロポリマー樹脂、これらは米国特許第5,962,140号に開示されており、それに言及することによってその全てを本明細書に取り込む;熱可塑性ポリエステル;メタロセンポリマー又はそのブレンド及び/又は熱硬化性材料。
例えば、流体センター18の直径を増加させ、かつマンテル部分16の比重を増加させることにより、コア12の質量の配分は外側直径に向けて移動し、ボールのスピン速度は低くなる。これに対して、流体センター18の直径が減少し、かつマンテル層16の比重が減少すると、ボールの質量配分はボールの中心に向かって移動し、ボールのスピン速度が高くなる。
同様に、スピン速度が低いボールについて、流体センター18の比重を減少させ、かつマンテル部分16の比重を増大させることができる。又は、スピン速度が高いボールでは、流体センター18の比重を増大させ、かつマンテル部分16の比重を減少させることができる。
本発明は、全ての大きさのゴルフボールに関する。USGAによる“ゴルフ規則(The Rules of Golf)”は仕様を規定しており、それは競技用ゴルフボールの大きさを42.67mm(1.680インチ)より大きいと決めており、レジャーのゴルフプレーヤーはいかなる大きさのボールも使用することができる。ゴルフボールの好ましい直径は約42.67mm(1.680インチ)〜約48.26mm(1.900インチ)である。より好ましい直径は、約42.67mm(1.680インチ)〜約44.70mm(1.760インチ)である。約42.67mm(1.680インチ)〜約44.20mm(1.740インチ)の直径が最も好ましいが、いずれにしろ、約42.67mm(1.680インチ)〜約49.53mm(1.950インチ)の範囲の直径を使用することができる。好ましくは、コア及びマンテル層又は中間層の全体の直径は、仕上げたボールの全体の直径の約80%〜約98%である。
マンテル層の外側カバー層に対する厚さの比率は好ましくは約10又はそれより小さく、好ましくは約3又はそれより小さい。他の態様では、マンテル層の外側カバー層に対する厚さの比率は約1又はそれより小さい。
他の好ましい接着剤はシアノアクリレートを含む接着剤である。
本明細書に記載し、特許請求の範囲に記載した発明は特定の態様によってその範囲が制限されることはなく、なぜならこれらの態様は本発明のいくつかの観点を説明することを意図するものだからである。いかなる均等の態様も本発明の範囲に含まれることが意図されている。さらに、本明細書に示され、記載された発明に加えて、本発明の種々の変形は、前記の説明から当業者にとって明白となろう。例えば、本発明の組成物を種々のゴルフ用具に使用することができ、例えばゴルフシューズのソールへの使用、さらにゴルフパターのインサートに使用することができる。これらの変形も添付した特許請求の範囲に入ることが意図されている。
本発明に従うゴルフボールコアの種々の例は以下の通りである。
以下の例は本発明を説明する:
例1
液状センター、液状センターを取り巻く液状センターのシェル及び液状センターのシェルを取り巻く第1のマンテル層を有する、本発明に従うコアを製造した。
液体は、40%の塩、30%の水及び30%のコーンシロップから成る塩、水及びコーンシロップ溶液であった。液状センターの外側直径は約24.51mm(0.965インチ)であった。
液状センターのシェルを熱可塑性エラストマーから製造した。液状センターのシェルの外側直径は約28.58mm(1.125インチ)であった。
第1のマンテル層を架橋したポリブタジエンから製造した。第1のマンテル層の外側直径は約38.35mm(1.51インチ)であった。
コアの質量は38.9gであり、PGA圧縮は60より小さかった。
液状センター、液状センターを取り巻く液状センターのシェル及び液状センターのシェルを取り巻く第1のマンテル層を有する、本発明に従うコアを製造した。
液体は、40%の塩、30%の水及び30%のコーンシロップから成る塩、水及びコーンシロップ溶液であった。液体を充填したセンターの外側直径は約23.83mm(0.938インチ)であった。
液状センターのシェルをポリプロピレンから製造した。液状センターのシェルの外側直径は約26.99mm(1.0625インチ)であった。
第1のマンテル層を架橋したポリブタジエンから製造した。第1のマンテル層の外側直径は約38.35mm(1.51インチ)であった。
コアの質量は33.4gであり、PGA圧縮は約60であった。
流体センター、流体センターを取り巻く液状センターのシェル及び液状センターのシェルを取り巻く第1のマンテル層を有する、本発明に従うコアを製造した。
流体は、空気であった。流体センターの外側直径は約23.83mm(0.938インチ)であった。
液状センターのシェルをポリプロピレンから製造した。液状センターのシェルの外側直径は約26.99mm(1.0625インチ)であった。
第1のマンテル層を架橋したポリブタジエンから製造した。第1のマンテル層の外側直径は約38.35mm(1.51インチ)であった。
コアの質量は26gであり、PGA圧縮は約87であった。
Claims (60)
- 一定の直径を有し、コア及びカバーから成るゴルフボールであって、コアはさらにボールのセンターにおける流体から成り、第1のマンテル層が流体を取り巻き、第2の、固形の糸巻きでないマンテル層が第1のマンテル層を取り巻きかつそれに隣接しており、第1のマンテル層が熱硬化性ゴム、プラスチック及び熱可塑性エラストマー材料から成る群から選択するポリマー材料を含み、第2のマンテル層が熱硬化性ゴム材料及び熱可塑性エラストマー材料から成る群から選択するポリマー材料を含み、かつカバーがポリウレタン、ポリウレア、又はポリウレア/ポリウレタンハイブリッドを含む、ゴルフボール。
- 流体が気体、液体、ゲル、ペースト又はこれらの組み合わせである、請求項1に記載のゴルフボール。
- 流体が熱膨張係数が小さいか又は沸点が高い液体である、請求項1に記載のゴルフボール。
- 熱膨張係数が小さいか又は沸点が高い液体を油、ポリオール及びこれらの混合物から成る群から選択する、請求項3に記載のゴルフボール。
- 流体が気体であり、気体を空気、窒素、ヘリウム、アルゴン、ネオン、二酸化炭素、酸化二窒素及びこれらの混合物から成る群から選択する、請求項2に記載のゴルフボール。
- 第1のマンテル層が以下を含む、請求項1に記載のゴルフボール:動的に加硫した熱可塑性エラストマー、官能化したスチレン−ブタジエンエラストマー、熱可塑性ポリウレタン、熱可塑性ポリエーテルエステル又はポリエーテルアミド、熱可塑性アイオノマー樹脂、熱可塑性ポリエステル、メタロセンポリマー又はこれらのブレンド。
- カバーが内側カバー層と薄い外側カバー層を含み、外側カバー層が注型性の反応性液体から形成された熱硬化性材料を含み、内側カバー層が曲げモジュラスが高い材料を含む、請求項1に記載のゴルフボール。
- コア、カバー、第1のマンテル層又は第2のマンテル層が有機酸又はその塩で中和した酸基を含むポリマーを含み、有機酸又はその塩が少なくとも約70%までポリマーを中和するのに十分な量で存在する、請求項1に記載のゴルフボール。
- ポリマーが以下を含む請求項8に記載のゴルフボール:アイオノマーコポリマー及びターポリマー、アイオノマーの前駆体、熱可塑性物、熱可塑性エラストマー、ポリブタジエンゴム、バラタ、グラフト化したメタロセンで触媒したポリマー、グラフト化していないメタロセンで触媒したポリマー、シングルサイトポリマー(single-site polymer)、高結晶性酸ポリマー、カチオン性アイオノマー、及びこれらの混合物。
- 有機酸を以下から成る群から選択する請求項8に記載のゴルフボール:脂肪族有機酸、芳香族有機酸、飽和モノ−官能性有機酸、不飽和モノ−官能性有機酸、及び多−不飽和モノ−官能性有機酸。
- 有機酸の塩が、ステアリン酸、ベヘン酸、エルカ酸、オレイン酸、リノール酸、の以下の塩、二量化誘導体及びこれらの混合物を含む、請求項8に記載のゴルフボール:バリウム、リチウム、ナトリウム、亜鉛、ビスマス、クロム、コバルト、銅、カリウム、ストロンチウム、チタン、タングステン、マグネシウム、セシウム、鉄、ニッケル、銀、アルミニウム、スズ、及びカルシウム。
- ゴルフボールの直径が少なくとも42.67mm(1.68インチ)である、請求項1に記載のゴルフボール。
- 第1のマンテル層の内径が約15.05〜27.94mm(0.75〜1.1インチ)である、請求項12に記載のゴルフボール。
- コアの直径が約40.39mm(1.590インチ)又はそれより大きい、請求項1に記載のゴルフボール。
- カバーの厚さが約0.38〜3.05mm(0.015〜0.12インチ)である、請求項1に記載のゴルフボール。
- 第1のマンテル層又は第2のマンテル層がさらにハロゲン化チオフェノールを含む、請求項1に記載のゴルフボール。
- ハロゲン化チオフェノールが亜鉛ペンタクロロチオフェノールである、請求項1に記載のゴルフボール。
- カバーがイソシアナートプレポリマーから製造するポリエーテル熱可塑性ウレタン、ポリエステル熱可塑性ウレタン、熱硬化性ポリウレタン、ポリウレア、又はポリウレタン/ポリウレアハイブリッドを含む、請求項1に記載のゴルフボール。
- イソシアナートプレポリマーがパラフェニレンジイソシアナートである、請求項18に記載のゴルフボール。
- 84.13g-cm2(0.460oz-in2)より大きい慣性モーメントを有する請求項1に記載のゴルフボール。
- 82.30g-cm2(0.450oz-in2)より小さい慣性モーメントを有する請求項1に記載のゴルフボール。
- 一定の直径を有し、コア及びカバーから成るゴルフボールであって、コアはさらにボールのセンターにおける流体から成り、第1のマンテル層が流体を取り巻き、第2の、固形の糸巻きでないマンテル層が第1のマンテル層を取り巻きかつそれに隣接しており、第1のマンテル層が熱硬化性ゴム、プラスチック及び熱可塑性エラストマー材料から成る群から選択するポリマー材料を含み、かつ第2のマンテル層が熱硬化性ゴム材料及び熱可塑性エラストマー材料から成る群から選択するポリマー材料を含み、かつカバーがポリエーテル熱可塑性ウレタン、ポリエステル熱可塑性ウレタン、熱硬化性ポリウレタン、アイオノマー樹脂、低モジュラスアイオノマー、高モジュラスアイオノマー、及びこれらのブレンドから成る群から選択する材料を含む、ゴルフボール。
- カバーが熱硬化性ポリウレタンを含む、請求項22に記載のゴルフボール。
- 流体が熱膨張係数が小さいか又は沸点が高い液体である、請求項22に記載のゴルフボール。
- 熱膨張係数が小さいか又は沸点が高い液体を油、ポリオール及びこれらの混合物から成る群から選択する、請求項24に記載のゴルフボール。
- 流体が気体であり、気体を空気、窒素、ヘリウム、アルゴン、ネオン、二酸化炭素、酸化二窒素及びこれらの混合物から成る群から選択する、請求項22に記載のゴルフボール。
- 第1のマンテル層が以下を含む、請求項22に記載のゴルフボール:動的に加硫した熱可塑性エラストマー、官能化したスチレン−ブタジエンエラストマー、熱可塑性ポリウレタン、熱可塑性ポリエーテルエステル又はポリエーテルアミド、熱可塑性アイオノマー樹脂、熱可塑性ポリエステル、メタロセンポリマー又はこれらのブレンド。
- カバーが内側カバー層と薄い外側カバー層を含み、外側カバー層が注型性の反応性液体から形成された熱硬化性材料を含み、内側カバー層が曲げモジュラスが高い材料を含む、請求項22に記載のゴルフボール。
- コア、カバー、第1のマンテル層又は第2のマンテル層が有機酸又はその塩で中和した酸基を含むポリマーを含み、有機酸又はその塩が少なくとも約70%までポリマーを中和するのに十分な量で存在する、請求項22に記載のゴルフボール。
- ポリマーが以下を含む、請求項29に記載のゴルフボール:アイオノマーコポリマー及びターポリマー、アイオノマーの前駆体、熱可塑性物、熱可塑性エラストマー、ポリブタジエンゴム、バラタ、グラフト化したメタロセンで触媒したポリマー、グラフト化していないメタロセンで触媒したポリマー、シングルサイトポリマー(single-site polymer)、高結晶性酸ポリマー、カチオン性アイオノマー、及びこれらの混合物。
- 有機酸を以下から成る群から選択する、請求項29に記載のゴルフボール:脂肪族有機酸、芳香族有機酸、飽和モノ−官能性有機酸、不飽和モノ−官能性有機酸、及び多−不飽和モノ−官能性有機酸。
- 有機酸の塩が、ステアリン酸、ベヘン酸、エルカ酸、オレイン酸、リノール酸、の以下の塩、二量化誘導体及びこれらの混合物を含む、請求項29に記載のゴルフボール:バリウム、リチウム、ナトリウム、亜鉛、ビスマス、クロム、コバルト、銅、カリウム、ストロンチウム、チタン、タングステン、マグネシウム、セシウム、鉄、ニッケル、銀、アルミニウム、スズ、及びカルシウム。
- ゴルフボールの直径が少なくとも42.67mm(1.68インチ)である、請求項22に記載のゴルフボール。
- 第1のマンテル層の内径が約15.05〜27.94mm(0.75〜1.1インチ)である、請求項22に記載のゴルフボール。
- コアの直径が約40.39mm(1.590インチ)又はそれより大きい、請求項22に記載のゴルフボール。
- カバーの厚さが約0.38〜3.05mm(0.015〜0.12インチ)である、請求項22に記載のゴルフボール。
- 第1のマンテル層又は第2のマンテル層がさらにハロゲン化チオフェノールを含む、請求項22に記載のゴルフボール。
- ハロゲン化チオフェノールが亜鉛ペンタクロロチオフェノールである、請求項22に記載のゴルフボール。
- 84.13g-cm2(0.460oz-in2)より大きい慣性モーメントを有する、請求項22に記載のゴルフボール。
- 82.30g-cm2(0.450oz-in2)より小さい慣性モーメントを有する、請求項22に記載のゴルフボール。
- 一定の直径を有し、コア及びカバーから成るゴルフボールであって、コアはさらにボールのセンターにおける流体から成り、第1のマンテル層が流体を取り巻き、第2の、固形の糸巻きでないマンテル層が第1のマンテル層を取り巻きかつそれに隣接しており、第1のマンテル層が熱硬化性ゴム、プラスチック及び熱可塑性エラストマー材料から成る群から選択するポリマー材料を含み、第2のマンテル層が熱硬化性ゴム材料及び熱可塑性エラストマー材料から成る群から選択するポリマー材料を含む材料からそれぞれ製造する2又はそれより多い層を含む、ゴルフボール。
- 熱硬化性ゴム材料をポリイソプレン、スチレンブタジエン、ポリブタジエン及びこれらの混合物から成る群から選択する、請求項41に記載のゴルフボール。
- 熱可塑性エラストマー材料を以下から成る群から選択する、請求項41に記載のゴルフボール:メチルメタクリレートとブタジエン及びスチレンとのコポリマー、メチルアクリレートとブタジエン及びスチレンとのコポリマー、アクリロニトリルスチレンコポリマー、ポリエーテル−エステル、ポリエーテル−アミド、ポリウレタン、プロピレン/エチレン−プロピレン−ジエンゴム、スチレン−ブタジエンエラストマー、メタロセンポリマー、ポリエーテルエステル、ポリエーテルアミド、アイオノマー樹脂、ポリエステル、及びこれらのブレンド。
- 流体が熱膨張係数が小さいか又は沸点が高い液体である、請求項41に記載のゴルフボール。
- 熱膨張係数が小さいか又は沸点が高い液体を油、ポリオール及びこれらの混合物から成る群から選択する、請求項44に記載のゴルフボール。
- 流体が気体であり、気体を空気、窒素、ヘリウム、アルゴン、ネオン、二酸化炭素、酸化二窒素及びこれらの混合物から成る群から選択する、請求項41に記載のゴルフボール。
- 第1のマンテル層が以下を含む、請求項41に記載のゴルフボール:動的に加硫した熱可塑性エラストマー、官能化したスチレン−ブタジエンエラストマー、熱可塑性ポリウレタン、熱可塑性ポリエーテルエステル又はポリエーテルアミド、熱可塑性アイオノマー樹脂、熱可塑性ポリエステル、メタロセンポリマー又はこれらのブレンド。
- カバーが内側カバー層と薄い外側カバー層を含み、外側カバー層が注型性の反応性液体から形成された熱硬化性材料を含み、内側カバー層が曲げモジュラスが高い材料を含む、請求項41に記載のゴルフボール。
- コア、カバー、第1のマンテル層又は第2のマンテル層が有機酸又はその塩で中和した酸基を含むポリマーを含み、有機酸又はその塩が少なくとも約70%までポリマーを中和するのに十分な量で存在する、請求項41に記載のゴルフボール。
- ポリマーが以下を含む、請求項49に記載のゴルフボール:アイオノマーコポリマー及びターポリマー、アイオノマーの前駆体、熱可塑性物、熱可塑性エラストマー、ポリブタジエンゴム、バラタ、グラフト化したメタロセンで触媒したポリマー、グラフト化していないメタロセンで触媒したポリマー、シングルサイトポリマー(single-site polymer)、高結晶性酸ポリマー、カチオン性アイオノマー、及びこれらの混合物。
- 有機酸を以下から成る群から選択する、請求項49に記載のゴルフボール:脂肪族有機酸、芳香族有機酸、飽和モノ−官能性有機酸、不飽和モノ−官能性有機酸、及び多−不飽和モノ−官能性有機酸。
- 有機酸の塩が、ステアリン酸、ベヘン酸、エルカ酸、オレイン酸、リノール酸、の以下の塩、二量化誘導体及びこれらの混合物を含む、請求項49に記載のゴルフボール:バリウム、リチウム、ナトリウム、亜鉛、ビスマス、クロム、コバルト、銅、カリウム、ストロンチウム、チタン、タングステン、マグネシウム、セシウム、鉄、ニッケル、銀、アルミニウム、スズ、及びカルシウム。
- ゴルフボールの直径が少なくとも42.67mm(1.68インチ)である、請求項41に記載のゴルフボール。
- 第1のマンテル層の内径が約15.05〜27.94mm(0.75〜1.1インチ)である、請求項53に記載のゴルフボール。
- コアの直径が約40.39mm(1.590インチ)又はそれより大きい、請求項41に記載のゴルフボール。
- カバーの厚さが約0.38〜3.05mm(0.015〜0.12インチ)である、請求項41に記載のゴルフボール。
- 第1のマンテル層又は第2のマンテル層がさらにハロゲン化チオフェノールを含む、請求項41に記載のゴルフボール。
- ハロゲン化チオフェノールが亜鉛ペンタクロロチオフェノールである、請求項41に記載のゴルフボール。
- 84.13g-cm2(0.460oz-in2)より大きい慣性モーメントを有する、請求項41に記載のゴルフボール。
- 82.30g-cm2(0.450oz-in2)より小さい慣性モーメントを有する、請求項41に記載のゴルフボール。
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