JP2007215336A - スイッチング電源装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】3次巻線の電圧変動に対するコントローラICの入力電圧変動を小さく抑えることができ、これにより、高耐圧のプロセスを用いる必要がなく、また、スタンバイ時の省電力を効率的に行うことができるスイッチング電源装置を提供する。
【解決手段】整流回路5はトランス8の1次巻線8aへ直流電圧を加える。スイッチ素子48は1次巻線8aを流れる電流をオン/オフする。制御回路51はスイッチ素子48をオン/オフ制御する。ダイオード31、抵抗32、コンデンサ33、34はトランス8の3次巻線8cの電圧を整流/平滑した電圧Vccを制御回路51へ出力する。電圧検出回路44は電圧Vccが第1の電圧(11V)に達した時、スイッチ43をオフとし、抵抗32を流れる電流を低下させて電圧Vccを上昇させ、電圧Vccが第2の電圧(23V)に達した時、スイッチ43をオンとして抵抗を流れる電流を上昇させて電圧Vccを低下させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、トランスの1次巻線に入力される電圧をスイッチングし、2次巻線からパルスとして出力するスイッチング電源装置に関する。
フライバック型一石式スイッチング電源装置のコントローラIC(集積回路)の電源端子は、例えば、動作開始電圧23V、動作停止電圧10V、過電圧検出電圧25Vに設定される。このため、スイッチング電源装置のコントローラICの生成に用いられる半導体プロセスは、絶対最大定格30V程度のプロセスが用いられていた。また、スイッチングトランスにおいて、コントローラICの電源用に用いられる3次巻線はフライバック巻線であり、巻線数に応じた電圧を出力する。しかし、3次巻線の結合が1次巻線、2次巻線に比べて悪いため、2次巻線の負荷が軽くなると、3次巻線の電圧が急激に低下してしまい、動作停止電圧まで達することがあった。また、逆に負荷が重くなると、サージ電圧による充電によって3次巻線の電圧が過電圧検出電圧の近くまで上昇することがあった。その対策として、コントローラICの過電圧検出電圧を30V、絶対最大定格を35V程度にしてコントローラICの動作範囲を広げることもできるが、コントローラIC生成の半導体プロセスに耐圧の高いウエハプロセスを使用する必要があり、コスト上昇という問題があった。そのため、一般的にはコントローラIC生成の半導体プロセスに30V耐圧程度のBi−CMOSプロセスが用いられ、前述したように10〜25Vの動作範囲としていた。
他方、近年、スタンバイ時の消費電力を下げるため、間欠発振動作が用いられている。この間欠発振動作では、さらに3次巻線の電圧が落ちるため、安定動作させるためにトランス構造を工夫する必要がある。また、スイッチング電源装置の出力電圧が高い場合(ブラウン管カラーテレビ用電圧はDC90V〜150V)は、スタンバイ時に電力削減のために出力電圧を下げることが行われる。しかし、その場合、3次巻線の電圧が益々低下してしまう問題がある。
このような場合の対策として、特許文献1に記載される技術が開発されている。しかし、この文献記載の技術は、3次巻線電圧が下がってくると間欠発振機能を停止させ、連続発振動作とするため、結果としてスタンバイ電力が増加してしまうという欠点がある。
特開2003-33018号公報
本発明は上記事情を考慮してなされたもので、その目的は、3次巻線の電圧変動に対するコントローラICの入力電圧変動を小さく抑えることができ、これにより、高耐圧のプロセスを用いる必要がなく、また、間欠発振動作を用いた場合においてもスタンバイ時の省電力を効率的に行うことができるスイッチング電源装置を提供することにある。
この発明は上記の課題を解決するためになされたもので、請求項1に記載の発明は、トランスの1次巻線へ直流電圧を加える直流出力手段と、前記1次巻線を流れる電流をオン/オフするスイッチング手段と、前記スイッチング手段をオン/オフ制御する制御手段と、前記トランスの3次巻線の電圧を整流し、抵抗素子を介して前記制御手段へ出力する補助電源と、前記補助電源の電圧が第1の電圧に達した時、前記抵抗素子を流れる電流を低下させて前記補助電源の出力電圧を上昇させ、前記補助電源の電圧が第2の電圧に達した時、前記抵抗素子を流れる電流を上昇させて前記補助電源の出力電圧を低下させることの少なくとも一方を行う補助電源電圧制御手段とを具備し、前記トランスの2次巻線に得られる電圧を負荷へ供給することを特徴とするスイッチング電源装置である。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のスイッチング電源装置において、前記補助電源電圧制御手段は、前記補助電源の出力端と接地との間に介挿された抵抗素子およびスイッチの直列回路と、前記補助電源の電圧が第1の電圧に達した時、前記スイッチをオフとして前記抵抗素子を流れる電流を低下させ、前記補助電源の電圧が第2の電圧に達した時、スイッチをオンとして前記抵抗素子を流れる電流を上昇させるスイッチ制御手段とからなることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載のスイッチング電源装置において、前記補助電源電圧制御手段は、前記補助電源の電圧が第1の電圧に達した時、前記制御手段の中の一部の回路の動作を停止することにより前記制御手段に流れる電流を低下させ、前記補助電源の電圧が第2の電圧に達した時、前記制御手段の中の一部の回路の動作を開始することにより前記制御手段に流れる電流を上昇させることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、トランスの1次巻線へ直流電圧を加える直流出力手段と、前記1次巻線を流れる電流をオン/オフするスイッチング手段と、前記スイッチング手段を通常時にオン/オフ制御する通常時制御手段と、前記スイッチング手段をスタンバイ時にオン/オフ制御するスタンバイ時制御手段と、前記トランスの3次巻線の電圧を整流し、抵抗を介して前記通常時制御手段またはスタンバイ時制御手段へ出力する補助電源と、前記補助電源の出力電圧が所定電圧以上の時、前記補助電源の出力を前記通常時制御手段へ入力させ、前記補助電源の出力電圧が所定電圧以下の時、前記補助電源の出力を前記スタンバイ時制御手段へ入力させる補助電源電圧制御手段とを具備し、前記トランスの2次巻線に得られる電圧を負荷へ供給することを特徴とするスイッチング電源装置である。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載のスイッチング電源装置において、前記スタンバイ時制御回路は間欠発振制御を行うことを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項4または請求項5に記載のスイッチング電源装置において、前記トランスの2次側に第1のエラーアンプと、前記第1のエラーアンプより検出電圧が低い第2のエラーアンプを設け、通常時に前記第1のエラーアンプの出力を前記通常時制御手段へ供給し、スタンバイ時に前記第2のエラーアンプの出力を前記スタンバイ時制御手段へ供給することを特徴とする。
この発明によれば、3次巻線の電圧変動に対するコントローラICの入力電圧変動を小さく抑えることができ、これにより、高耐圧のプロセスを用いる必要がなく、また、スタンバイ時に間欠発振動作を用いた場合においても安定した動作を行うことができる。高耐圧のプロセスを用いず、耐圧の低いプロセスを用いる場合は、ウエハー単価が安く、また、素子間のPN接合分離領域を狭くできるので、高集積化が可能となってチップサイズを小さくでき、結果として安価にコントローラICを生成することができる。また、この発明によれば、スタンバイ状態において2次側電圧を下げることが容易になり、スタンバイ電力をさらに削減することが可能となる。また、安価なスロット巻トランス等の結合の悪いトランスが使用可能となる利点も得られる。
以下、図面を参照し、この発明の実施の形態について説明する。図1はこの発明の一実施の形態によるスイッチング電源装置の構成を示すブロック図である。この図において、1a、1bは入力電圧(AC85〜276V)が加えられる入力端子、2,3はノイズ除去用のコンデンサ、4はノイズ除去用のチョークコイルである。5はブリッジ型整流回路であり、入力端子1a、1bの交流電圧を直流電圧に変換して出力する。6は抵抗、7は平滑用コンデンサ、8はスイッチングトランスであり、整流回路5の出力電圧が抵抗6を介してトランス8の1次巻線8aの一端に加えられる。また、整流回路5の(−)端子およびコンデンサ7の(一)端子が接地(GND)されている。
トランス8の2次巻線8bの一端はダイオード11のアノードに接続され、ダイオード11のカソードがコンデンサ12の(+)端子および出力端子13aに接続されている。また、2次巻線8bの他端はコンデンサ12の(−)端子および出力端子13bに接続されている。出力端子13aの出力電圧Voutは、通常動作時140V(1A)、スタンバイ時80Vである。また、出力端子13a、13b間にはエラーアンプ14が接続されている。このエラーアンプ14は、出力電圧Voutと内部の基準電圧との差に応じて、外付け抵抗15から出力端子13bに流れる電流Ieを制御する。
抵抗15の他端は抵抗18の一端に接続され、抵抗18の他端がツェナーダイオード19のカソードに接続され、ツェナーダイオード19のアノードがトランジスタ20のコレクタに接続され、トランジスタ20のエミッタが出力端子13bに接続され、ベースが抵抗21を介してエミッタに接続されると共に、抵抗22を介して端子23に接続されている。端子23は外部からスタンバイ信号Sbが供給される端子である。また、上述した抵抗18、21、22、ツェナーダイオード19およびトランジスタ20によって構成される回路は第2のエラーアンプ24を構成している。
トランス8の3次巻線8cの一端はダイオード31のアノードに接続され、ダイオード31のカソードが抵抗32(3.3KΩ)の一端およびコンデンサ33の(+)端子に接続されている。抵抗32の他端はコンデンサ34の(+)端子、コントローラIC40のVcc端子41に接続されると共に、抵抗36を介して整流回路5の交流入力端子に接続されている。また、コンデンサ33、34の(−)端子が3次巻線8cの他端に接続されている。上述したダイオード31、抵抗32、コンデンサ33、34はコントローラIC40を駆動する直流電圧Vccを生成し、端子41へ出力する。
コントローラIC40は、Vcc端子41に一端が接続されたダミー抵抗42と、ダミー抵抗42に直列に接続された半導体スイッチ43と、Vcc端子41の電圧を検出し、検出電圧に応じてスイッチ43を開閉制御する電圧検出回路44と、トランス8の1次巻線8aの他端が接続されたDrain端子46およびGND端子47の間に介挿されたスイッチ素子48と、FB端子50に加えられる信号に応じてスイッチ素子48をPWM(Pulse Width Moduration)制御する制御回路51とから構成されている。
また、トランス8の4次巻線8dの一端はダイオード54のアノードに接続され、ダイオード54のカソードがコンデンサ55の(+)端子およびDC電圧出力端子56aに接続されると共に、フォトカプラ60を構成する発光ダイオード60aのアノードに接続されている。発光ダイオード60aのカソードは抵抗15の他端に接続され、また、発光ダイオード60の両端に抵抗61が接続されている。発光ダイオード60aからの光を受けるフォトトランジスタ60bのコレクタは前述したFB端子50に接続され、エミッタが接地されている。4次巻線8dの他端は、2次巻線の他端に接続され、さらに、コンデンサ55の(−)端子、DC電圧出力端子56bに接続されている。上述した4次巻線8d、ダイオード54、コンデンサ55は異なる電圧を必要とする負荷にDC電圧を供給するためと、フォトカプラ60を駆動するためのDC電源を構成している。
次に、上述したスイッチング電源装置の動作を図2に示すタイミング図を参照して説明する。
なお、コントロールIC40の過電圧保護電圧(最大電圧)を25V、ストップ電圧(最小電圧)を10Vとする。
まず、通常動作時の動作を説明する。通常動作時とは、スタンバイ状態ではない、定格電圧が出力端子13a、13bから出力されている状態をいう。この通常動作時においては、スタンバイ信号Sbが”L(ロー)”レベルにあり、トランジスタ20がカットオフされる。この結果、第2のエラーアンプ24は動作しない。
入力端子1a、1bに交流電圧が加えられると、整流回路5で整流され、コンデンサ7で平滑される。それと同時に抵抗36を介してコンデンサ34と33がが充電され、コンデンサ34の両端の電圧=Vccが上昇する。コンデンサ34の両端の電圧Vccが動作開始電圧23Vに達すると、コントローラIC40の制御回路51が動作を開始する。同時にVcc端子電圧検出回路44がVccを検出して半導体スイッチ43をオンしてダミー抵抗42も接続されるためVccは急激に低下する(図2の時刻t1)。
以後、制御回路51の制御の下にスイッチ素子48がオン/オフを繰り返し、コンデンサ7の直流電圧がトランス8の1次巻線8aに断続的に印加され、2次巻線8b、3次巻線8c、4次巻線8dに誘導電圧が発生する。3次巻線8cに発生した誘導電圧はダイオード31とコンデンサ33、抵抗32、コンデンサ34の整流平滑回路で直流に変換され、Vccを供給するようになるため、コントローラIC40の制御回路51が動作開始した直後急激に低下したVccは徐々に上昇してきて、予め設定された通常動作時の電圧となる(時刻t2〜t3)。
トランス8の2次巻線8b、4次巻線8dに誘導される交流電圧もそれぞれ整流平滑される。2次巻線の交流電圧をダイオード11とコンデンサ12で整流平滑した電圧Voutがエラーアンプ14の所定のしきい値を越えるとしきい値との誤差に応じ4次巻線8dをダイオード54とコンデンサ55で整流平滑した電圧からフォトカプラ60の発光ダイオード60a、抵抗15を介してエラーアンプ14に誤差信号を表す電流Ieが流れる。誤差信号はフォトカプラ60のフォトトランジスタ60bを介してコントローラIC40のフィードバック端子FBに伝達され、誤差信号に応じてスイッチ素子48のオン/オフのデューティ比を制御し、出力電圧Voutを所定の電圧に保つ(時刻t2〜t3)。
ここで、通常時の電圧Vccが14Vの場合、ダイオード31のカソード(A点)の電圧は、コントローラIC40の消費電流が通常1mA、ダミー抵抗42の電流が1mAであることから、
14+0.002×3300=20.6V
となるようにトランス8の3次巻線が設計されている。
次に、時刻t3において、例えば、スタンバイ状態になる等の軽負荷状態となり、電圧Vccが逐次降下し、時刻t4において電圧Vccが11Vに達すると、電圧検出回路44がそれを検知し、スイッチ43をオフとする。これにより、ダミー抵抗42が切り離され、コントローラIC40の消費電流が1mAとなり、電圧Vccが、
11+0.001×3300=14.3V
となる。すなわち、3.3Vだけ動作範囲を広げることができる。
次に、時刻t5において出力端子13a、13bの負荷が重くなり、サージ電圧の影響により電圧Vccが順次上昇し、時刻t6において23Vに達すると、電圧検出回路40がそれを検知し、スイッチ43をオンとする。これにより、ダミー抵抗42が端子41と接地ライン間に接続され、電圧Vccが、
23−0.001×3300=19.7V
となり、3.3V分動作範囲を広げることができる。
以上のように、この実施形態においては、ストップ電圧10Vになる直前の電圧11Vにおいて、ダミー抵抗42が切り離され、これにより電圧Vccが上昇し、ストップ電圧に対する動作マージンが確保される。逆に、過電圧保護電圧25Vに達する前の電圧23Vにおいて、ダミー抵抗42が接続され、これにより電圧Vccが降下し、過電圧保護電圧に対する動作マージンが確保される。すなわち、上記実施形態によれば、負荷変動に基づく3次巻線のレギレーションの悪化をダミー抵抗42のオン/オフによって緩和することができ、電圧Vccの変動範囲を狭めることが可能となる。
次に、スタンバイ時においては、端子23のスタンバイ信号Sbが”H”となり、トランジスタ20がオンとなる。これにより、ツェナーダイオード19のツェナー電圧および抵抗18の値によって決まる電流が発光ダイオード60aに流れ、出力電圧Voutが一定電圧まで低下する。またこの時、3次巻線8cの電圧が低下することから、前述したように、ダミー抵抗42が切り離される。なお、スタンバイ時に制御回路51がスイッチ素子48を間欠発振動作させて消費電力をさらに低減させてもよい。
なお、上述した第1の実施形態において、抵抗32およびコンデンサ33、34による平滑回路を、図3に示すように、コンデンサ33を削除し抵抗32およびコンデンサ34によって構成してもよい。但し、この場合、机上設計が非常に難しくなり、試作段階における定数調整が必要となる。
また、スタンバイ時において、スイッチ43を用いて抵抗42を切り離す代わりに、制御回路51の中のスタンバイ時に使用しない機能の動作を停止させて制御回路51の回路電流を減らしてもよい。
次に、この発明の第2の実施形態について説明する。この第2の実施形態は、コントローラICの構成が図1のものと異なっている。図4は第2の実施形態によるコントローラIC65の構成を示すブロック図であり、この図において、図1のコントローラIC40と同一の部分には同一の符号が付してある。この実施形態においては、スイッチ素子48を制御する回路として、通常時に制御する通常回路66と、スタンバイ時に制御する待機回路67が設けられている。この場合、待機回路67は通常回路66より回路規模が小さくて済み、それに比例して回路電流も少なくて済む。また、通常回路66と端子41との間にスイッチ68が、また、待機回路67と端子41との間にスイッチ69が各々介挿されている。そして、端子41の電圧が一定値以上の時は、電圧検出回路44がスイッチ68をオン、69をオフとする。また、端子41の電圧が上記一定値以下になると、電圧検出回路44がスイッチ68をオフ、69をオンとし、スタンバイ状態とする。このような構成により、スタンバイ時において、通常時より端子41を通る電流が少なくなり、ダミー抵抗を挿入するのと同様の効果が得られる。
なお、上記第1、第2の実施形態においては、1石式他励型のフライバック電源装置を例示したが、この発明は、フォワードや共振タイプの電源装置にも適用することができる。基本的にコントローラICを用いた他励式ICの全てに適用することが可能である。
この発明は、AC−DCやDC−DCのフライバック型スイッチング電源装置等に用いて好適である。
この発明の第1の実施形態によるスイッチング電源装置の構成を示すブロック図である。 同スイッチング電源装置の動作を説明するためのタイミング図である。 図1における抵抗32、コンデンサ33、34による平滑回路の他の構成例を示す回路図である。 この発明の第2の実施形態によるスイッチング電源装置の構成を示すブロック図である。
符号の説明
1a、1b…入力端子、5…整流回路、6…抵抗、7…コンデンサ、8…トランス、8a…1次巻線、8b…2次巻線、8c…3次巻線、8d…4次巻線、11…ダイオード、12…コンデンサ、13a、13b…出力端子、14…エラーアンプ、15、18、21、22…抵抗、19…ツェナーダイオード、20…トランジスタ、31…ダイオード、32…抵抗、33、34…コンデンサ、40…コントローラIC、42…抵抗、43…スイッチ、44…電圧検出回路、48…スイッチ素子、49…ツェナーダイオード、60…フォトカプラ、60a…発光ダイオード、60b…フォトトランジスタ、65…コントロールIC、66…通常回路、67…待機回路、68、69…スイッチ。

Claims (6)

  1. トランスの1次巻線へ直流電圧を加える直流出力手段と、
    前記1次巻線を流れる電流をオン/オフするスイッチング手段と、
    前記スイッチング手段をオン/オフ制御する制御手段と、
    前記トランスの3次巻線の電圧を整流し、抵抗素子を介して前記制御手段へ出力する補助電源と、
    前記補助電源の電圧が第1の電圧に達した時、前記抵抗素子を流れる電流を低下させて前記補助電源の出力電圧を上昇させ、前記補助電源の電圧が第2の電圧に達した時、前記抵抗素子を流れる電流を上昇させて前記補助電源の出力電圧を低下させることの少なくとも一方を行う補助電源電圧制御手段と、
    を具備し、前記トランスの2次巻線に得られる電圧を負荷へ供給することを特徴とするスイッチング電源装置。
  2. 前記補助電源電圧制御手段は、
    前記補助電源の出力端と接地との間に介挿された抵抗素子およびスイッチの直列回路と、
    前記補助電源の電圧が第1の電圧に達した時、前記スイッチをオフとして前記抵抗素子を流れる電流を低下させ、前記補助電源の電圧が第2の電圧に達した時、スイッチをオンとして前記抵抗素子を流れる電流を上昇させるスイッチ制御手段と、
    からなることを特徴とする請求項1に記載のスイッチング電源装置。
  3. 前記補助電源電圧制御手段は、
    前記補助電源の電圧が第1の電圧に達した時、前記制御手段の中の一部の回路の動作を停止することにより前記制御手段に流れる電流を低下させ、前記補助電源の電圧が第2の電圧に達した時、前記制御手段の中の一部の回路の動作を開始することにより前記制御手段に流れる電流を上昇させることを特徴とする請求項1に記載のスイッチング電源装置。
  4. トランスの1次巻線へ直流電圧を加える直流出力手段と、
    前記1次巻線を流れる電流をオン/オフするスイッチング手段と、
    前記スイッチング手段を通常時にオン/オフ制御する通常時制御手段と、
    前記スイッチング手段をスタンバイ時にオン/オフ制御するスタンバイ時制御手段と、
    前記トランスの3次巻線の電圧を整流し、抵抗を介して前記通常時制御手段またはスタンバイ時制御手段へ出力する補助電源と、
    前記補助電源の出力電圧が所定電圧以上の時、前記補助電源の出力を前記通常時制御手段へ入力させ、前記補助電源の出力電圧が所定電圧以下の時、前記補助電源の出力を前記スタンバイ時制御手段へ入力させる補助電源電圧制御手段と、
    を具備し、前記トランスの2次巻線に得られる電圧を負荷へ供給することを特徴とするスイッチング電源装置。
  5. 前記スタンバイ時制御回路は間欠発振制御を行うことを特徴とする請求項4に記載のスイッチング電源装置。
  6. 前記トランスの2次側に第1のエラーアンプと、前記第1のエラーアンプより検出電圧が低い第2のエラーアンプを設け、通常時に前記第1のエラーアンプの出力を前記通常時制御手段へ供給し、スタンバイ時に前記第2のエラーアンプの出力を前記スタンバイ時制御手段へ供給することを特徴とする請求項4または請求項5に記載のスイッチング電源装置。
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