JP2007215016A - 多地点会議システム及びその制御方法、並びにプログラム - Google Patents

多地点会議システム及びその制御方法、並びにプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】多地点会議を行う際に、プレゼンターが用いるIP音声端末装置との間で、接続構成の問題に起因する音声遅延が発生する可能性のあるIP音声端末装置を最小の数に抑えることを可能とする。
【解決手段】多地点会議サーバ装置(4−4)において、各ユーザに係る情報処理端末装置(4−3A〜4−3E)及びIP音声端末装置(4−2A〜4−2E)に関する装置情報を登録し、各情報処理端末装置から多地点会議における制御情報を受信し、登録した装置情報及び受信した制御情報に基づいて、各IP音声端末装置の接続又は切断を行うための呼制御を行い、当該呼制御における接続構成情報を生成し、生成した接続構成情報を送信するように制御して、情報処理端末装置によるデータセッション及びIP音声端末装置による音声セッションを確立させる。
【選択図】図4

Description

本発明は、複数のユーザの各々に係る情報処理端末装置及びIP音声端末装置と、通信回線を介して情報処理端末装置及びIP音声端末装置と接続される多地点会議サーバ装置とを備えて構成され、各ユーザに係る各IP音声端末装置の間で音声メディアを送受信し、当該音声メディアの相互交換を含む多地点会議を実現する多地点会議システム及びその制御方法、並びに当該制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラムに関する。
従来から、遠隔多地点のユーザ間で音声情報等のメディア情報を相互に送受信することで、多地点会議を行う多地点会議システムが存在する。
例えば、図1に示すように、遠隔地の複数のユーザ間で映像及び音声による多地点会議を行うため、テレビ電話装置(1−1A)〜(1−1C)を用いた多地点テレビ会議システムが存在する。
これは、ISDN網またはLANに繋がっている、各ユーザが使用するテレビ電話装置において、映像及び音声を送受信することにより、接続しているユーザ(1−2A)〜(1−2C)間で映像及び音声による多地点会議を行うことができる。
また、近年ではテレビ電話装置だけでなく、より安価に音声や映像による多地点会議を実現する方法として、例えば、図2に示すような形態がある。図2には、直接LANに接続して音声通信が行えるIP音声端末装置(2−2A)〜(2−2C)や、映像を配信できるネットワークカメラ装置(2−4A)〜(2−4C)を有するシステムが構築されている。音声の通信にはIP音声端末装置を使用し、映像の通信にはネットワークカメラ装置からの映像を情報処理端末装置(2−1A)〜(2−1C)に表示させることで、ユーザ(2−3A)〜(2−3C)間で映像及び音声による多地点会議を行うことも可能である。
一般に、図2に示す構成で多地点会議を行う場合、音声については、多地点会議に参加する全てのユーザのIP音声端末装置を相互に接続するために、MCU(Multipoint Connection Unit)の機能を実装する装置が必要となる。近年では、IP音声端末装置自体がMCU機能を実装している例があり、図2におけるIP音声端末装置もMCU機能を備えるものである。
一般に多地点会議システム中にMCU機能を実装した装置(図2の場合はIP音声端末装置自体)が存在する場合には、各ユーザのIP音声端末装置を相互に接続するために、例えば会議サーバなどでMCU機能を実装する装置の管理及び接続制御が行われる。MCU機能を実装する装置の接続については、下記の特許文献1において、多地点会議システムのカスケード構成における接続・切断方式が提案されており、MCU機能を実装する装置の接続および切断に係る問題を解決している。
特開平7−264567号公報
しかしながら、通信回線を介して接続されたIP音声端末装置及び情報処理端末装置によって多地点会議を行う場合、相互接続すべきIP音声端末装置が増加すると、互いに音声の遅延が大きくなる地点同士が発生する場合がある。
この遅延は、MCU機能を実装したIP音声端末装置には一台あたりの接続可能な台数に制限があり、接続するIP音声端末装置数が増加することでカスケード接続の構成上、多くのMCUを経由して音声が送受信されることによって発生する。特に、多地点会議においては、あるユーザがプレゼンターとなって他の参加者に向けて情報を送信するプレゼンテーション型の会議を行う際に、プレゼンターからの音声について、大きな遅延が発生する地点が多いことは好ましくない。
例えば、図3は、5台のMCU機能を実装したIP音声端末装置を相互に接続する際、1台のMCU機能を実装したIP音声端末装置の接続可能な台数が3台としたときの接続構成の一例を示す図である。このとき、IP音声端末装置A(3−1A)を基準とすると、IP音声端末装置B(3−1B)、IP音声端末装置C(3−1C)、IP音声端末装置D(3−1D)は、IP音声端末装置Aに対して1次の接続である。しかし、IP音声端末装置E(3−1E)は、IP音声端末装置Aに対してはIP音声端末装置Cを経る2次の接続となっており、IP音声端末装置AとIP音声端末装置Eの間は他の接続よりも音声の遅延が大きくなる場合がある。
もし、IP音声端末装置Aがプレゼンターの使用するIP音声端末装置であれば、図3の接続構成が既に確立されIP音声端末装置Aを基準とする場合には、2次接続となっているIP音声端末装置が最小の数となっているので最適である。
しかし、例えばプレゼンターが会議の途中で変更され、IP音声端末装置Cがプレゼンターの用いるIP音声端末装置となった場合には、2次接続となるIP音声端末装置が2台となってしまう。さらに、例えばIP音声端末装置B、IP音声端末装置D又はIP音声端末装置Eを用いるユーザがプレゼンターとなった場合には、3次接続となるIP音声端末装置も出現することになる。これは、プレゼンテーション型の多地点会議を行う上で、プレゼンターが用いるIP音声端末装置が変更された場合に、最適な接続構成が得られないという点で問題である。
本発明は上述の問題点にかんがみてなされたものであり、多地点会議を行う際に、プレゼンターが用いるIP音声端末装置との間で、接続構成の問題に起因する音声遅延が発生する可能性のあるIP音声端末装置を最小の数に抑えることを可能とする多地点会議システム及びその制御方法、並びにプログラムを提供することを目的とする。
さらに、プレゼンターが変更された場合に、多地点会議を終了することなく、また、ユーザによる煩雑な操作を伴うことなく、新しいプレゼンターが用いるIP音声端末装置との間で、接続構成の問題に起因する音声遅延が発生する可能性のあるIP音声端末装置を最小の数に抑えることを可能とすることを目的とする。
前述の目的を達成するために本発明は、複数のユーザの各々に係る情報処理端末装置及びIP音声端末装置と、通信回線を介して前記情報処理端末装置及び前記IP音声端末装置と接続される多地点会議サーバ装置とを備えて構成され、前記各ユーザに係る前記各IP音声端末装置の間で音声メディアを送受信し、当該音声メディアの相互交換を含む多地点会議を実現する多地点会議システムであって、前記多地点会議サーバ装置は、前記各ユーザに係る前記情報処理端末装置及び前記IP音声端末装置に関する装置情報を登録する登録手段と、前記各情報処理端末装置から多地点会議における制御情報を受信する受信手段と、前記登録手段で登録した前記装置情報及び前記受信手段で受信した前記制御情報に基づいて、前記各IP音声端末装置の接続又は切断を行うための呼制御を行い、当該呼制御における接続構成情報を生成する制御手段と、当該多地点会議に関するセッション情報、前記登録手段により登録された前記装置情報及び前記接続構成情報を記録情報手段に保持して、情報の管理を行う情報管理手段とを有し、前記制御手段は、前記接続構成情報を送信するように制御して、前記情報処理端末装置によるデータセッション、及び前記IP音声端末装置による音声セッションを確立させることを特徴とする多地点会議システム等を提供する。
本発明によれば、多地点会議を行う際に、プレゼンターが用いるIP音声端末装置との間で、接続構成の問題に起因する音声遅延が発生する可能性のあるIP音声端末装置を最小の数に抑えることができる。さらに、多地点会議中にプレゼンターが変更された場合であっても、会議を終了することなく、また、ユーザによる煩雑な操作を伴うことなく、新しいプレゼンターが用いるIP音声端末装置との間で、接続構成の問題に起因する音声遅延が発生する可能性のあるIP音声端末装置を最小の数に抑えることができる。
以下、本発明の実施形態に係る多地点会議システムについて、図面を参照しながら説明する。以下の説明では、主として、多地点会議システムでの多地点会議におけるIP音声端末装置の接続方法について説明する。
本実施形態では、5地点間で通信回線を介して接続されたIP音声端末装置及び情報処理端末装置によって音声およびデータによる多地点会議を行う場合を想定する。この際、プレゼンターに指定されたユーザの用いる、MCU機能を実装したIP音声端末装置を基準として、他の会議参加者が用いるIP音声端末装置を、多地点会議サーバ装置の呼制御によって最適経路で接続を行うようにする。これにより、プレゼンターが用いるIP音声端末装置との間で、接続構成の問題に起因する音声遅延が発生する可能性のあるIP音声端末装置を最小の数に抑えるようにする。
また、多地点会議中にプレゼンターが変更した際に、新しくプレゼンターに指定されたユーザの用いるIP音声端末装置を基準とした接続構成を、多地点会議サーバの呼制御によって再構築するようにする。これにより、多地点会議をいったん終了することなく、新しいプレゼンターが用いるIP音声端末装置との間で、接続構成の問題に起因する音声遅延が発生する可能性のあるIP音声端末装置を最小の数に抑えるようにする。
図4は、本発明の実施形態に係る多地点会議システムの概略構成を示す図である。
本発明の実施形態に係る多地点会議システムは、ユーザA(4−1A)〜ユーザE(4−1E)の各々が用いる、IP音声端末装置(4−2A)〜(4−2E)及び情報処理端末装置(4−3A)〜(4−3E)が構成されている。そして、各ユーザが用いるIP音声端末装置及び情報処理端末装置は、LAN(4−5)およびWAN(4−6)によるIPネットワーク網を介して多地点会議サーバ装置(4−4)と接続されている。
IP音声端末装置(4−2A)〜(4−2E)は、一意のIPアドレスを持ち、MCU機能を有している。このMCU機能は、IPネットワーク上で複数のIP音声端末装置の相互接続を行い、複数のIP音声端末装置間における音声通信を実現する。本実施形態におけるMCUの最大接続可能台数は3台とし、IP音声端末装置は呼び出しに対して自動応答を行う機能を実装しており、例えば受話器を取るなどのユーザによる手動応答は必要ない。
各ユーザ(4−1A)〜(4−1E)が用いる情報処理端末装置(4−3A)〜(4−3E)および多地点会議サーバ装置(4−4)は、多地点会議を行うためのプログラムを実装している。この多地点会議サーバ装置は、各ユーザからの登録要求を受け付け、状態の管理を行うほか、IP音声端末装置(4−2A)〜(4−2E)の接続の管理と接続状態の監視を行うものである。多地点会議サーバ装置(4−4)の詳しい動作については、後述する。
図5は、多地点会議サーバ装置のハードウェア構成を示すブロック図である。
多地点会議サーバ装置(4−4)は、CPU(5−1)、RAM(5−2)、ROM(5−3)、HDD(5−4)、ネットワークI/F(5−5)、入力機器I/F(5−6)、ディスプレイI/F(5−7)、外部メディアドライブ装置I/F(5−8)、キーボード(5−9)、マウス(5−10)、ディスプレイ(5−11)、外部メディアドライブ装置(5−12)、バス(5−13)を具備している。
CPU(5−1)は、多地点会議サーバ装置全体の制御に加え、本実施形態におけるIP音声端末装置の接続方法を実現するプログラムデータが指示する処理を行う。
RAM(5−2)は、ランダム・アクセス・メモリであり、CPU(5−1)の動作に必要な作業メモリとして使用される。
ROM(5−3)は、リード・オンリー・メモリであり、CPU(5−1)に必要な命令やデータを格納する。
HDD(5−4)は、ハード・ディスク・ドライブであり、多地点会議システムにおける制御方法を実現するプログラムデータ自体を格納する。さらに、HDD(5−4)は、多地点会議システムにおける制御方法を実現するプログラムデータの動作に必要なユーザデータベース情報や装置情報等のデータも格納するものとする。
ネットワークI/F(5−5)は、ネットワークに接続するための通信制御を処理するが、環境に応じてさまざまな通信インタフェースが適用される。アクセス網に直接接続する場合は各種モデムやターミナルアダプタなどで構成され、外部装置のADSLモデムやケーブルモデムに接続する場合はイーサーネットインタフェースで構成される。
入力機器I/F(5−6)は、多地点会議サーバ装置が具備するキーボード(5−9)、マウス(5−10)、ペン入力装置等からの入力を処理するものである。この入力機器I/F(5−6)は、多地点会議サーバ装置の操作に用いられるものであるが、なくても多地点会議システムの動作に支障はない。
ディスプレイI/F(5−7)及びディスプレイ(5−11)は表示部であり、CRTまたは液晶ディスプレイおよびその制御回路によって構成されている。このディスプレイI/F(5−7)及びディスプレイ(5−11)は、多地点会議サーバ装置の動作状況はこのCRTまたは液晶ディスプレイ上の一部に表示されるものであるが、なくても多地点会議システムの動作に支障はない。
外部メディアドライブ装置I/F(5−8)及び外部メディアドライブ装置(7−12)は、フロッピー(登録商標)ディスクドライブやCD−ROMドライブ、またはDVD−ROMドライブ等の外部記憶メディアを使用するための装置である。
図5に示す(5−1)から(5−8)の各ブロックは、システムバス(5−13)によって相互に接続されている。
なお、本実施形態における情報処理端末装置(4−3A)〜(4−3E)についても、多地点会議サーバ装置(4−4)と同様の構成を有している。そして、HDDにおいて、多地点会議サーバ装置が実装する多地点会議システムのサービスを実行するためのプログラムデータを格納している。
次に、本実施形態における多地点会議サーバ装置(4−4)の機能構成について説明する。
図6は、多地点会議サーバ装置の機能構成を示すブロック図である。
多地点会議サーバ装置には、多地点会議を実現するためのプログラムが実装されており、情報処理端末装置(4−3A)〜(4−3E)の登録要求の受け付けを行い、その状態を管理する。また、IP音声端末装置(4−2A)〜(4−2E)の接続の制御および状態管理を行うことで、データと音声による多地点会議を実現する。
多地点会議サーバ装置(4−4)は、情報記憶手段(601)、情報管理手段(602)、制御手段(603)、受信手段(604)、送信手段(605)から構成されている。
情報記憶手段(601)は、情報管理手段(602)からの要求に従い、IP音声端末装置(4−2A)〜(4−2E)及び情報処理端末装置(4−3A)〜(4−3E)の各IPアドレスを、図7のように装置情報として記憶するものである。ユーザが用いるIP音声端末装置のIPアドレスの多地点会議サーバ装置への登録は、多地点会議サーバ装置及び情報処理端末装置が実装するプログラムによって、ユーザが情報処理端末装置から行うことができるようになっている。そして、多地点会議サーバ装置が実装する多地点会議サービスにログインすると同時に、各装置情報が情報記憶手段に書き込まれる。
情報管理手段(602)は、情報記憶手段(601)を操作・管理するものである。情報管理手段(602)は、制御手段(603)からの要求に従い、装置情報を情報記憶手段(601)に書き込み、または装置情報を削除し、あるいは装置情報を情報記憶手段(601)から読み出すものである。
制御手段(603)は、ネットワークに接続している情報処理端末装置の登録要求を受け付け、情報処理端末装置から登録された装置情報の保存を情報管理手段(602)に指示する。またIP音声端末装置の呼制御を行い、音声セッションを制御する。
送信手段(605)は、制御手段(603)より送られてきた送信命令に従い、指定された端末装置に命令を送信するものである。
以下、図8のフローチャートを用いて多地点会議サーバ装置が行う制御について詳述する。
図8は、多地点会議サーバ装置における制御処理を示すフローチャートである。
多地点会議サーバ装置(4−4)は、多地点会議を実行するためのサービスを実装している。各ユーザ(4−1A)〜(4−1E)は、情報処理端末装置(4−3A)〜(4−3E)から多地点会議サーバ装置(4−4)にアクセスし、IDおよびパスワードを入力することで当該サービスにログインする。これにより、プロセスが開始される(ステップ801)。
続いて、多地点会議サーバ装置は、受信手段(604)によって、ユーザの登録要求を取得すると(ステップ802/Y)、IPアドレスなどの装置情報が制御手段(603)に送られ、登録内容が保持される。そして、各ユーザはサービスにおいて、自分の用いるIP音声端末装置のIPアドレスを登録可能であり、制御手段(603)は、情報管理手段(602)に指示して、各端末のIPアドレスを装置情報として情報記憶手段(601)に登録する(ステップ803)。
上記サービスの実現には、例えばSIP(Session Initiation Protocol)が利用される。SIPでは、REGISTERメソッドによって登録要求が行われ、多地点会議サーバ装置にユーザ端末装置が登録完了すると、図9に示すように現在のサービスにログインしているユーザの状況の一覧が表示される。
また、ユーザの登録要求がなされず(ステップ802/N)、当該サービスにおいて、例えば仮想会議室Aにユーザが入室すると(ステップ804/Y)、入室したユーザ間でデータの送受信が可能なデータセッションが開始される(ステップ805)。これにより、例えばSIPでは、MESSAGEメソッドなどによるテキスト情報の交換が可能になり、多地点会議サーバ装置が実装するプログラムによって、例えばアプリケーション共有など各種サービスを実行可能となる。
続いて、多地点会議サーバ装置は、各ユーザが用いるIP音声端末装置に関する装置情報をもとに、ユーザ間の音声セッションを確立するための処理を開始する(ステップ806)。この音声セッションの確立処理に関しては後で詳述する。
また、会議中にプレゼンターが変更した場合には(ステップ807/Y)、多地点会議サーバ装置は、各ユーザが用いるIP音声端末装置に関する装置情報及び現在の接続構成情報をもとに、ユーザ間の音声セッションの切断及び確立処理を行う。これにより、接続構成の再構築処理が開始される(ステップ808)。プレゼンターが変更した場合の接続構成の再構築処理に関しては後で詳述する。
また、ユーザから終了要求などを受けて、会議が終了した場合には(ステップ809)、データセッションの終了(ステップ810)と、音声セッションの終了処理を行う(ステップ811)。
多地点会議サーバ装置による各ユーザの用いるIP音声端末装置間の音声セッションの確立は、例えばSIPによる呼制御を応用した3PCCによって実現される。
以下、図10を用いて、SIPを用いた3PCC(Third Party Call Control)によるIP音声端末装置の接続方法を説明する。
ここでは、2地点間(ユーザAとユーザBとする)の音声セッションを確立する場合を説明するが、本実施形態のMCU機能を持つIP音声端末装置の場合は、2地点間の接続を接続するべきIP音声端末装置ごとに繰り返し行うことで多地点接続が実現される。
IP音声端末装置(4−2A)及び(4−2B)の間にメディアセッションを確立するとき、多地点会議サーバ装置(4−4)からユーザA(4−1A)のIP音声端末装置へセッション開始要求としてSIPのINVITEメソッドを送信する(F1001)。そして、当該INVITEメソッド(F1001)を受信したIP音声端末装置(4−2A)は呼び出し中となり、暫定応答を返す。
続いて、IP音声端末装置の自動応答機能によって、応答すると、当該IP音声端末装置(4−2A)は、通話要求を理解し受け入れたことを示す成功応答(F1002)を多地点会議サーバ装置(4−4)へ送信する。ここで、成功応答(F1002)は、INVITEメソッド(F1001)に対する応答であり、応答コードは200である。当該成功応答には、IP音声端末装置(4−2A)のIPアドレス、通話で使用するポート番号、使用可能なコーデック等、セッションを確立するために必要な情報であるSDP(Session Description Protocol)を含んでいる。
当該成功応答を受信した多地点会議サーバ装置は、IP音声端末装置(4−2A)への通話要求が受け入れられたことを確認し、通話要求に対する応答を受信したことを示すACKメソッド(F1003)を多地点会議サーバ装置(4−4)へ送信する。さらに、ユーザBのIP音声端末装置(4−2B)へセッション開始要求としてSIPのINVITEメソッドを送信する(F1004)。当該INVITEは、ユーザAのIP音声端末装置がAnswerしたSDPを含んでいる。
当該INVITEメソッド(F1004)を受信したIP音声端末装置は、呼び出し中状態となる。そして、IP音声端末装置の受話器を取るなどして応答をすると、当該IP音声端末装置(4−2A)は、通話要求を理解し受け入れたことを示す成功応答(F1005)を多地点会議サーバ装置(4−4)へ送信する。当該成功応答(F1005)には、IP音声端末装置(4−2B)のIPアドレス、通話で使用するポート番号、使用可能なコーデック等、セッションを確立するために必要な情報であるSDPを含んでいる。
当該成功応答(F1005)を受信した多地点会議サーバ装置は、IP音声端末装置(4−2B)への通話要求が受け入れられたことを確認する。そして、通話要求に対する応答を受信したことを示すACKメソッド(F1006)をIP音声端末装置(4−2B)へ送信する。
続いて、多地点会議サーバ装置はユーザAのIP音声端末装置(4−2A)にACKメソッド(F1007)を送信する。当該ACKには、ユーザBのIP音声端末装置(4−2B)がAnswerしたSDPが含まれている。これにより、両IP音声端末装置間で音声通信を行うためのIPアドレス、通話で使用するポート番号、使用するコーデック等、セッションを確立するために必要な情報が全て一意に決定する。
以上の処理により当該音声セッションが確立し、IP音声端末装置(4−2A)とIP音声端末装置(4−2B)の間でメディアデータ(音声データ)がRTP(Real−Time Protocol)で送受信されることにより音声通話が行われる。なお、発呼の順番はユーザAが先でも、ユーザBが先でもどちらでもよい。
また、音声セッション終了時には、各々のIP音声端末装置にBYEメソッドが送られ(F1008)、当該対する成功応答が各IP音声端末装置から多地点会議サーバ装置に送信され(F1009)、音声セッション終了処理が完了する。
なお、本実施形態では、IP音声端末装置の呼制御は、多地点会議サーバ装置により行われるようにしているが、多地点会議サーバ装置において、ユーザの端末装置に相手側のIP音声端末装置のIPアドレスなどを通知する処理のみを行い、各ユーザの用いる情報処理端末装置で当該呼制御を行うようにしてもよい。
上記の呼制御によって、IP音声端末装置による音声セッションの確立及び終了を行うことができる。
次に、会議開始時及びプレゼンター変更時に多地点会議サーバ装置が行う処理について詳述する。
多地点会議サーバ装置は多地点会議を実現するためのプログラムを実装しており当該プログラムによって、多地点会議サービスがユーザに提供される。ユーザが当該サービスにログインすると、複数のユーザが入室できる仮想会議室が提供され、各ユーザは仮想会議室に入室することで多地点会議を行う。
多地点会議は、図11に示されるようなインタフェースにより、任意のユーザによって事前に開始時刻や時間、参加ユーザ、プレゼンターの設定を行うことが可能である。
以下、事前にプレゼンターについて取り決めがない場合に、仮想会議室に各ユーザが順次入室し、多地点会議を開始する際のIP音声端末装置における接続処理の流れについて図12を用いて説明する。
各ユーザの用いるIP音声端末装置の接続先は基準端末となる。また、基準端末は、特にプレゼンターについて事前の取り決めがない場合には、最初の入室者の用いるIP音声端末装置を基準にする。
多地点会議サーバ装置は、まず、第1入室者が仮想会議室に入室すると(ステップ1201/Y)、当該第1入室者に係るIP音声端末装置のIPアドレスを基準端末に設定する(ステップ1202)。
続いて、順次入室者が入室するたびに当該入室者の用いるIP音声端末装置と基準端末の間において、呼制御による音声セッション確立を行う(ステップ1204)。そして、基準端末である第1入室者に係るIP音声端末装置が最大接続数を満たす状態となった場合には(ステップ1203/Y)、第2入室者が用いるIP音声端末装置を基準端末に変更する(ステップ1205)。そして、呼制御を行う(ステップ1207)。
そして、基準端末である第2入室者に係るIP音声端末装置が最大接続数を満たす状態となった場合には(ステップ1206/Y)、第3入室者が用いるIP音声端末装置を基準端末に変更する(ステップ1208)。
上記処理を繰り返すことで、MCU機能を備えたIP音声端末装置のカスケード接続による多地点接続が実現される。
また、事前にプレゼンターについて取り決めがある場合は、図13に示すフローチャートに基づく接続処理がなされる。
プレゼンターが入室する以前の入室者については、最初の入室者の使用するIP音声端末装置を基準端末として接続処理を行う。そして、図13に示すように、プレゼンターが入室した際(ステップ1301/Y)、その時点の基準端末と接続処理を行う(ステップ1302)。
続いて、セッションが確立した後、基準端末をプレゼンターが使用するIP音声端末装置に変更する処理を行う(ステップS1303)。続いて、接続構成の再構築が必要であると判断された場合には(ステップS1304/Y)、最適な経路が決定され(ステップ1305)、接続構成が再構築される(ステップ1306)。
このとき、多地点会議サーバ装置は、IP音声端末装置の接続構成を図14に示すように把握しているが、当該保持情報をもとに、既存のアルゴリズム等を適用したうえで、少ない回数の呼制御によって最適経路の接続構成を構築する。
なお、プレゼンター以外の入室者については、図12を用いて説明した接続方法に従う(F1306)〜(F1312)。
次に、接続構成の再構築が行われる際の多地点会議サーバ装置、IP音声端末装置及び情報処理端末装置の動作について図15を用いて説明する。
多地点会議サーバ装置によって、接続構成の再構築が行われる条件が満たされると、多地点会議サーバ装置は、ただちに保持している接続情報をもとに最適経路を決定する。接続構成の再構築において、呼制御が必要となるIP音声端末装置に係るユーザの情報処理端末装置には、接続構成の再構築を行うことを通知するメッセージが送信される(F1501)。
これは多地点会議サーバ装置において、接続構成の再構築に関わるIP音声端末装置から当該IP音声端末装置を用いるユーザの情報処理端末装置のIPアドレスを識別し、例えば、SIPのMESSAGEメソッドなどを用いて通知できる。
当該通知はユーザの情報処理端末装置に表示され、ユーザがこれを確認する(F1502)と、多地点会議サーバ装置は、ただちに現在の音声セッションを切断する(F1503)とともに、新しいIP音声端末装置との接続を試みる(F1504)。
新しい音声端末装置との接続が成功し、接続が完了する(F1505)と、多地点会議サーバ装置は、ユーザの情報処理端末装置に接続完了の通知を行う(F1506)。
次に、会議中にプレゼンターが変更した場合について、図16を用いて説明する。
多地点会議サーバ装置が実装するプログラムは、会議中にプレゼンター権限をユーザインタフェースから会議に参加中のいずれかのユーザに譲渡する機能を備えている。そして、プレゼンターであるユーザは、情報処理端末装置を用いて他のユーザにプレゼンター権限を譲渡することで、プレゼンターの変更が行われる。
プレゼンターの変更が行われると(ステップ1601/Y)、多地点会議サーバ装置は、ただちに新しいプレゼンターに係るIP音声端末装置を基準端末に設定する(ステップ1602)。
このとき、接続構成の再構築が必要であると判断された場合には(ステップ1603/Y)、多地点会議サーバ装置は、保持している接続情報をもとに最適経路を決定する(ステップ1604。続いて、多地点会議サーバ装置は、当該最適経路の決定に基づいて呼制御により接続構成の再構築処理を実行する(ステップ1605)。
なお、接続構成が再構築される際の各ユーザの情報処理端末装置、多地点会議サーバ装置、およびIP音声端末装置での各処理の流れについては、図15において図示及び詳述した手順に従う。
図17は、本発明の実施形態に係る多地点会議システムにおいて、会議中にプレゼンターが変更された場合にIP音声端末装置の接続に関する再構築処理の一例を示す図である。
図16の処理によって、例えばユーザAがプレゼンターに設定されていて(図17(a))、その後、会議中にユーザEがプレゼンターとなった場合には、本実施形態では、図17(b)のようにIP音声端末装置の接続構成の再構築がなされる。
以上説明したように、通信回線を介して接続されたIP音声端末装置及び情報処理端末装置によって多地点会議を行う本実施形態の多地点会議システムでは、多地点会議を行う際に、プレゼンターに指定されたユーザの用いる、MCU機能を実装するIP音声端末装置を基準にし、他の参加者のIP音声端末装置を、多地点会議サーバ装置の呼制御によって最適経路で接続するようにしている。これにより、プレゼンターが用いるIP音声端末装置との間で、接続構成の問題に起因する音声遅延が発生する可能性のあるIP音声端末装置を最小の数に抑えた多地点会議システムを実現することができる。
また、多地点会議中にプレゼンターが変更した際は、新しくプレゼンターに指定されたユーザの用いるIP音声端末装置を基準とした接続構成を、多地点会議サーバ装置による呼制御によって再構築するようにしている。これにより、会議を終了することなく、またユーザによる煩雑な操作を伴うことなく、新しいプレゼンターが用いるIP音声端末装置との間で、接続構成の問題に起因する音声遅延が発生する可能性のあるIP音声端末装置を最小の数に抑えた多地点会議システムを実現することができる。
前述した本実施形態に係る多地点会議システムを構成する図4〜図6の各手段、並びに多地点会議システムの制御方法を示した図8、12、13及び16の各ステップは、コンピュータのRAMやROMなどに記憶されたプログラムが動作することによって実現できる。このプログラム及び当該プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体は本発明に含まれる。
具体的に、前記プログラムは、例えばCD−ROMのような記憶媒体に記録し、或いは各種伝送媒体を介し、コンピュータに提供される。前記プログラムを記録する記憶媒体としては、CD−ROM以外に、フレキシブルディスク、ハードディスク、磁気テープ、光磁気ディスク、不揮発性メモリカード等を用いることができる。他方、前記プログラムの伝送媒体としては、プログラム情報を搬送波として伝搬させて供給するためのコンピュータネットワーク(LAN、インターネットの等のWAN、無線通信ネットワーク等)システムにおける通信媒体(光ファイバ等の有線回線や無線回線等)を用いることができる。
また、コンピュータが供給されたプログラムを実行することにより本実施形態に係る多地点会議システムの機能が実現されるだけでなく、そのプログラムがコンピュータにおいて稼働しているOS(オペレーティングシステム)或いは他のアプリケーションソフト等と共同して本実施形態に係る多地点会議システムの機能が実現される場合や、供給されたプログラムの処理の全て、或いは一部がコンピュータの機能拡張ボードや機能拡張ユニットにより行われて本実施形態に係る多地点会議システムの機能が実現される場合も、かかるプログラムは本発明に含まれる。
従来の多地点テレビ会議システムの概略構成を示す図である。 IP音声端末装置及び情報処理端末装置を用いた多地点会議システムの概略構成を示す図である。 複数のIP音声端末装置によるカスケード接続の概略構成を示す図である。 本発明の実施形態に係る多地点会議システムの概略構成を示す図である。 多地点会議サーバ装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 多地点会議サーバ装置の機能構成を示すブロック図である。 多地点会議システムを構成する各装置に関する装置情報を示す図である。 多地点会議サーバ装置における制御処理を示すフローチャートである。 多地点会議サーバ装置のサービスにおけるユーザ・インタフェースの一例を示す図である。 IP音声端末装置の接続に関する接続処理を示す図である。 多地点会議サーバ装置のサービスにおけるユーザ・インタフェースの一例を示す図である。 プレゼンターについて事前に取り決めがない場合に、多地点会議を開始する際のIP音声端末装置の接続処理に関するフローチャートである。 プレゼンターについて事前に取り決めがある場合に、多地点会議を開始する際のIP音声端末装置の接続処理に関するフローチャートである。 多地点会議サーバ装置が保持する接続構成情報の一例を示す図である。 本発明の実施形態に係る多地点会議システムにおいて、IP音声端末装置間の接続の再構築処理を示す図である。 プレゼンターが会議中に変更された場合に、多地点会議サーバ装置が行うIP音声端末装置の接続処理に関するフローチャートである。 本発明の実施形態に係る多地点会議システムにおいて、会議中にプレゼンターが変更された場合にIP音声端末装置の接続に関する再構築処理の一例を示す図である。
符号の説明
1―1A〜1−1C テレビ電話装置
1−2A〜1−2C ユーザ
2−1A〜2−1C 情報処理端末装置
2−2A〜2−2C IP音声端末装置
2−3A〜2−3C ユーザ
3−1A〜3−1E IP音声端末装置A〜E
4−1A〜4−1E ユーザ
4−2A〜4−2E IP音声端末装置
4−3A〜4−3E 情報処理端末装置
4−4 多地点会議サーバ装置
4−5 LAN
4−6 WAN
5−1 CPU
5−2 RAM
5−3 ROM
5−4 HDD
5−5 ネットワークインタフェース
5−6 入力機器インタフェース
5−7 ディスプレイインタフェース
5−8 外部メディアドライブ装置インタフェース
5−9 キーボード
5−10 マウス
5−11 ディスプレイ
5−12 外部メディアドライブ装置
5−13 システムバス
5−14 ネットワーク
601 情報記憶手段
602 情報管理手段
603 制御手段
604 受信手段
605 送信手段

Claims (8)

  1. 複数のユーザの各々に係る情報処理端末装置及びIP音声端末装置と、通信回線を介して前記情報処理端末装置及び前記IP音声端末装置と接続される多地点会議サーバ装置とを備えて構成され、前記各ユーザに係る前記各IP音声端末装置の間で音声メディアを送受信し、当該音声メディアの相互交換を含む多地点会議を実現する多地点会議システムであって、
    前記多地点会議サーバ装置は、
    前記各ユーザに係る前記情報処理端末装置及び前記IP音声端末装置に関する装置情報を登録する登録手段と、
    前記各情報処理端末装置から多地点会議における制御情報を受信する受信手段と、
    前記登録手段で登録した前記装置情報及び前記受信手段で受信した前記制御情報に基づいて、前記各IP音声端末装置の接続又は切断を行うための呼制御を行い、当該呼制御における接続構成情報を生成する制御手段と、
    当該多地点会議に関するセッション情報、前記登録手段により登録された前記装置情報及び前記接続構成情報を記録情報手段に保持して、情報の管理を行う情報管理手段とを有し、
    前記制御手段は、前記接続構成情報を送信するように制御して、前記情報処理端末装置によるデータセッション、及び前記IP音声端末装置による音声セッションを確立させることを特徴とする多地点会議システム。
  2. 前記制御手段は、多地点会議開始時に前記IP音声端末装置による音声セッションの確立において、当該多地点会議における前記各IP音声端末装置のうちの1つを基準IP音声端末装置として設定し、当該基準IP音声端末装置が他のIP音声端末装置と最適経路で接続されるように制御することを特徴とする請求項1に記載の多地点会議システム。
  3. 前記制御手段は、前記基準IP音声端末装置が変更された場合、当該多地点会議における前記各IP音声端末装置の中から当該基準IP音声端末装置に替わる新たな基準IP音声端末装置を設定し、当該新たな基準IP音声端末装置が他のIP音声端末装置と最適経路で接続されるように制御することを特徴とする請求項2に記載の多地点会議システム。
  4. 前記基準IP音声端末装置は、当該多地点会議におけるプレゼンターに係るIP音声端末装置であることを特徴とする請求項2又は3に記載の多地点会議システム。
  5. 前記最適経路は、前記基準IP音声端末装置を基準として、当該多地点会議における全てのIP音声端末装置の各々がカスケード接続において余分な中継を介することなく、相互に接続される経路であることを特徴とする請求項2乃至4のいずれか1項に記載の多地点会議システム。
  6. 前記IP音声端末装置は、MCU機能を備えることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の多地点会議システム。
  7. 複数のユーザの各々に係る情報処理端末装置及びIP音声端末装置と、通信回線を介して前記情報処理端末装置及び前記IP音声端末装置と接続される多地点会議サーバ装置とを備えて構成され、前記各ユーザに係る前記各IP音声端末装置の間で音声メディアを送受信し、当該音声メディアの相互交換を含む多地点会議を実現する多地点会議システムの制御方法であって、
    前記各ユーザに係る前記情報処理端末装置及び前記IP音声端末装置に関する装置情報を登録する登録ステップと、
    前記各情報処理端末装置から多地点会議における制御情報を受信する受信ステップと、
    前記登録ステップで登録した前記装置情報及び前記受信ステップで受信した前記制御情報に基づいて、前記各IP音声端末装置の接続又は切断を行うための呼制御を行い、当該呼制御における接続構成情報を生成する制御ステップと、
    当該多地点会議に関するセッション情報、前記登録手段により登録された前記装置情報及び前記接続構成情報を記録情報手段に保持して、情報の管理を行う情報管理ステップとを有し、
    前記制御ステップでは、前記接続構成情報を送信するように制御して、前記情報処理端末装置によるデータセッション、及び前記IP音声端末装置による音声セッションを確立させることを特徴とする多地点会議システムの制御方法。
  8. 請求項7に記載の多地点会議システムの制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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