JP2006285494A - マルチメディア対応フロア権管理システム、方法、プログラム及び記録媒体、メディアサーバ及び端末 - Google Patents

マルチメディア対応フロア権管理システム、方法、プログラム及び記録媒体、メディアサーバ及び端末 Download PDF

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Abstract

【課題】1乃至複数のメディアサーバを用いるマルチメディアサービスにおいて、各メディア間でフロア権を同期させるマルチメディア対応フロア権管理システムを提供する。
【解決手段】各メディアサービスを提供するメディアサーバ群20とは別個に、マルチメディア用のフロア権割り当てポリシーを管理するフロア権管理サーバ30を配備し、メディアサーバ群20に割り当てるマルチメディア用のフロア権の割り当てポリシーをフロア権割り当てポリシー部33に蓄積し、フロア権割り当て判断部32により、各メディアのフロア権を同期させるように制御する。フロア権割り当てポリシー部33には、メディアサーバ群20の各メディアサーバに設定済みのポリシーを統合して設定したり、あるいは、端末群10の任意の端末から、または、プレゼンスサーバ40などのサーバから、マルチメディア用のポリシーとして入力されることにより設定される。
【選択図】図1

Description

本発明は、マルチメディア対応フロア権管理システム、管理方法、管理プログラム及びプログラム記録媒体、メディアサーバ及び端末に関し、特に、1乃至複数のメディアサーバが提供する各メディアのフロア権を管理して同期制御することを可能とするマルチメディア対応フロア権管理システム、管理方法、管理プログラム及びプログラム記録媒体、メディアサーバ及び端末に関する。
ここで、メディアサーバとは、何らかのメディアに関するサービスを提供するサーバもしくは該メディアを管理制御するサーバであり、例としては、テレビ電話サービスを提供するTV電話サーバ、携帯電話上の音声チャットサービスを提供するPoC(Push to Talk over Cellular)サーバ、描画画面の表示サービスを提供するWhite Boardサーバ、インスタントメッセージサービスを提供するIM(Instant Message)サーバなどが挙げられる。
また、フロア権とは、通信メディアを通して音声で発言する権利もしくはデータ送信する権利もしくはアプリケーションを操作する権利など、メディアを送信する権利を指す。フロア権の他の表現としては、発言権、送信権、操作権、フロアなどとも称する。
現在、携帯電話上の音声チャットサービスを提供するPoC(Push to talk over Cellular)通信サービスが普及しつつあるが、PoC通信は、トランシーバ型の半二重通信サービスであり、発言者が専用ボタンを操作することにより、連絡したい相手又はグループに対して音声を届けることができる。ここで、PoC通信では、同時に通信可能な端末数が限られており、フロア権を管理して割り当てることにより発言者を決定する。セッションに同時に参加可能な端末数が多くなればなるほど、このような同時に通信可能な端末数を制限することにメリットがある。
また、PoC以外の半二重通信メディア、もしくは単独では全二重通信であって、フロア権管理をしていないメディアであっても、PoCと組み合わせてマルチメディアでサービスを提供するときには、各メディアに共通なフロア権を管理/制御することが望まれる場合がある。この種のシステムは、例えば、特許文献1に開示されている。
特開2001−75922(第4、5頁、図1)
更に、マルチメディア用として各メディアで設定されるフロア権割り当てポリシーは、各メディアに共通な場合に限るだけではなく、全く新たなポリシーが望まれる場合や、既存の各メディアのフロア権割り当てポリシーを統合したり、あるいは、任意に編集したりして、ポリシー付けすることが望まれる場合もある。
しかしながら、従来の技術では、次の課題がある。
1乃至複数のメディアサーバを用いるマルチメディア通信セッションにおいては、フロア権を各メディア間で同期させるものが存在していなかった。言い換えると、各メディアサーバに設定されている各メディアのフロア権割り当てポリシーをマルチメディア用として統合して、メディアごとのフロア権を同期させるように、フロア権の割り当てポリシーを書き換えるもしくは構築する手段を有していなかった。即ち、従来の技術では、次のような課題が存在していた。
第1の課題は、複数のメディアを合わせてフロア権を同期させたマルチメディアサービスを提供することができなかったという点にある。各メディアが、フロア権を管理するメディアであるか、フロア権を管理しないメディアであるかに関わらず、各メディアを統合したマルチメディアサービスでは、各メディアのフロア権を管理し、各メディアに対して同期化したフロア権を提供することが有効である。
第2の課題は、各メディアにはフロア権を割り当てるためのポリシーが存在するが、マルチメディア用として各メディアのフロア権ポリシーが異なるときにそれらのポリシーを統合して共通化する機能がなかったという点にある。各メディアを統合するマルチメディアサービスでは、マルチメディア用としての各メディアのフロア権ポリシーが異なっている場合にはそれらのポリシーを統合する際に共通化することが必要である。
第3の課題は、各メディアにはフロア権を割り当てるためのポリシーが存在するが、マルチメディア用として各メディアを統合するときにそれらのポリシーに関係なく新たなポリシーを設定したり、あるいは、それらのポリシーを適宜組み合わせたり編集したりして、マルチメディア用のポリシーを作成する機能がなかったという点にある。各メディアを統合するマルチメディアサービスでは、マルチメディア用としてのフロア権の割り当てポリシーを新たに入力可能としたり、既設のポリシーを組み合わせたり編集したりして変更可能としたりすることも必要である。
本発明の目的は、以上のような課題を解決することにあり、特に、既に配備済みのメディアサーバであっても、1乃至複数のメディアサーバから各メディアごとのフロア権を同期化したマルチメディアサービスを提供可能とすること、そして、その実現のために、同期化したフロア権を割り当てるフロア権割り当てポリシーを設定可能とすることにある。
前述の課題を解決するため、本発明によるマルチメディア対応フロア権管理システム、方法、プログラム及び記録媒体、メディアサーバ及び端末は、次のような特徴的な構成を採用している。
(1)1乃至複数のメディアサーバと端末との間で、あるいは、1乃至複数の前記メディアサーバを介して異なるメディア端末間で、メディアを送信するための権利としてメディアごとに割り当てられるメディアのフロア権に基づいて、マルチメディア通信用の複数のメディアを送受信する際に、該マルチメディア通信を構成するすべてのメディアに関し、1乃至複数の前記メディアサーバ側または前記メディア端末側のいずれかに、各メディアのフロア権を一括して割り当てる同期化制御が行われ、該同期化制御により、マルチメディア通信用の各メディアのフロア権を一括して割り当てられた前記メディアサーバ側または前記メディア端末側から、該マルチメディアを構成するすべてのメディアの送信が可能となるマルチメディア対応フロア権管理システム。
(2)1乃至複数のメディアサーバとは異なるフロア権管理サーバを親サーバとして配備して、該フロア権管理サーバが、子サーバに相当する1乃至複数のメディアサーバが提供するメディアごとのフロア権を管理し、同期化する制御を行う上記(1)のマルチメディア対応フロア権管理システム。
(3)1乃至複数のメディアサーバのうちいずれかのメディアサーバが親サーバとなり、子サーバに位置付けた各メディアサーバがそれぞれ提供するメディアごとのフロア権を管理し、同期化する制御を行う上記(1)のマルチメディア対応フロア権管理システム。
(4)前記子サーバが、前記親サーバのフロア権制御に追従して、メディアサービスを実行する上記(2)または(3)のマルチメディア対応フロア権管理システム。
(5)前記メディア端末が、前記親サーバのフロア権制御に基づいて、前記子サーバに対して、所望のメディアの送信を開始する上記(2)乃至(4)のいずれかのマルチメディア対応フロア権管理システム。
(6)前記親サーバが、前記子サーバに設定されているフロア権割り当てポリシーを統合することにより、マルチメディア用のフロア権割り当てポリシーを設定して、メディアごとのフロア権を管理し、同期化する制御を行う上記(2)乃至(5)のいずれかのマルチメディア対応フロア権管理システム。
(7)前記親サーバが、前記子サーバに設定されているフロア権割り当てポリシーを、マルチメディア用のフロア権割り当てポリシーとして統合する場合、各メディアに共通なフロア権割り当てポリシーを設定する上記(6)のマルチメディア対応フロア権管理システム。
(8)前記親サーバが、前記子サーバに設定されているフロア権割り当てポリシーを、マルチメディア用のフロア権割り当てポリシーとして適宜編集して設定して、前記子サーバが提供するメディアごとのフロア権を管理し、同期化する制御を行う上記(2)乃至(5)のいずれかのマルチメディア対応フロア権管理システム。
(9)前記親サーバが、前記子サーバに設定されているフロア権割り当てポリシーの如何に依存することなく、マルチメディア用のフロア権割り当てポリシーを新規に設定して、前記子サーバが提供するメディアごとのフロア権を管理し、同期化する制御を行う上記(2)乃至(5)のいずれかのマルチメディア対応フロア権管理システム。
(10)マルチメディア用のフロア権割り当てポリシーを前記親サーバに設定するための入力元として、前記メディア端末から、前記親サーバに対して、該マルチメディア用のフロア権割り当てポリシーを入力する上記(6)乃至(9)のいずれかのマルチメディア対応フロア権管理システム。
(11)マルチメディア用のフロア権割り当てポリシーを前記親サーバに設定するための入力元として、メディアサービスを管理するオペレータが操作するオペレータ端末から、前記親サーバに対して、該マルチメディア用のフロア権割り当てポリシーを入力する上記(6)乃至(9)のいずれかのマルチメディア対応フロア権管理システム。
(12)マルチメディア用のフロア権割り当てポリシーを前記親サーバに設定するための入力元として、前記子サーバから、あるいは、前記子サーバとは異なる任意のサーバから、前記親サーバに対して、該マルチメディア用のフロア権割り当てポリシーを入力する上記(6)乃至(9)のいずれかのマルチメディア対応フロア権管理システム。
(13)前記メディア端末と、前記子サーバおよび/または前記親サーバと、の間に、メディア用のポータルサイトを構成するメディアポータルを配備して、前記メディア端末からの前記子サーバおよび/または前記親サーバへのアクセスが、該メディアポータルを経由して実現される上記(2)乃至(12)のいずれかのマルチメディア対応フロア権管理システム。
(14)前記メディア端末のプレゼンス情報を少なくとも保有するプレゼンスサーバを配備して、該プレゼンスサーバからの情報を参照して、前記親サーバが、マルチメディア用のフロア権割り当てポリシーを設定する上記(2)乃至(13)のいずれかのマルチメディア対応フロア権管理システム。
(15)当該メディアサーバまたは当該メディアサーバを含む複数のメディアサーバとメディア端末との間で、あるいは、当該メディアサーバまたは当該メディアサーバを含む複数のメディアサーバを介して異なるメディア端末間で、メディアを送信するための権利としてメディアごとに割り当てられるメディアのフロア権に基づいて、マルチメディア通信用の複数のメディアを送受信する際に、当該メディアサーバが対応するメディアを含め、該マルチメディア通信を構成するすべてのメディアに関し、当該メディアサーバ側または当該メディアサーバを含む複数のメディアサーバ側、あるいは、前記メディア端末側のいずれかに、各メディアのフロア権を一括して割り当てる同期化制御が行われ、該同期化制御により、当該メディアサーバ側または当該メディアサーバを含む複数のメディアサーバ側にマルチメディア通信用の各メディアのフロア権が一括して割り当てられた場合、該マルチメディアを構成するすべてのメディアまたは当該メディアサーバが対応するメディアの送信が可能となり、一方、前記メディア端末側にマルチメディア通信用の各メディアのフロア権が一括して割り当てられた場合、該マルチメディアを構成するすべてのメディアまたは当該メディアサーバが対応するメディアの受信が可能となるメディアサーバ。
(16)メディアごとのフロア権の制御を司るフロア権管理サーバが親サーバとして配備されて、該フロア権管理サーバにより、メディアごとのフロア権が管理され同期化する制御を受けて子サーバとして動作する上記(15)のメディアサーバ。
(17)メディアごとのフロア権の制御を司る手段を親サーバとして備えて、子サーバに位置付けた各メディアサーバがそれぞれ提供するメディアごとのフロア権を管理し、同期化する制御を行う上記(15)のメディアサーバ。
(18)前記親サーバのフロア権制御により、メディアごとのフロア権が管理され同期化する制御を受けて子サーバとして動作する上記(17)のメディアサーバ。
(19)前記親サーバが、前記子サーバに設定されているフロア権割り当てポリシーを統合することにより、マルチメディア用のフロア権割り当てポリシーを設定して、メディアごとのフロア権を管理し、同期化する制御を行う上記(16)乃至(18)のいずれかのメディアサーバ。
(20)前記親サーバが、前記子サーバに設定されているフロア権割り当てポリシーを、マルチメディア用のフロア権割り当てポリシーとして統合する場合、各メディアに共通なフロア権割り当てポリシーを設定する上記(19)のメディアサーバ。
(21)前記親サーバが、前記子サーバに設定されているフロア権割り当てポリシーを、マルチメディア用のフロア権割り当てポリシーとして適宜編集して設定して、前記子サーバが提供するメディアごとのフロア権を管理し、同期化する制御を行う上記(16)乃至(18)のいずれかのメディアサーバ。
(22)前記親サーバが、前記子サーバに設定されているフロア権割り当てポリシーの如何に依存することなく、マルチメディア用のフロア権割り当てポリシーを新規に設定して、前記子サーバが提供するメディアごとのフロア権を管理し、同期化する制御を行う上記(16)乃至(18)のいずれかのメディアサーバ。
(23)マルチメディア用のフロア権割り当てポリシーを前記親サーバに設定するための入力元として、前記メディア端末から、前記親サーバに対して、該マルチメディア用のフロア権割り当てポリシーを入力する上記(19)乃至(22)のいずれかのメディアサーバ。
(24)マルチメディア用のフロア権割り当てポリシーを前記親サーバに設定するための入力元として、メディアサービスを管理するオペレータが操作するオペレータ端末から、前記親サーバに対して、該マルチメディア用のフロア権割り当てポリシーを入力する上記(19)乃至(22)のいずれかのメディアサーバ。
(25)マルチメディア用のフロア権割り当てポリシーを前記親サーバに設定するための入力元として、前記子サーバから、あるいは、前記子サーバとは異なる任意のサーバから、前記親サーバに対して、該マルチメディア用のフロア権割り当てポリシーを入力する上記(19)乃至(22)のいずれかのメディアサーバ。
(26)前記メディア端末と、前記子サーバおよび/または前記親サーバと、の間に、メディア用のポータルサイトを構成するメディアポータルを配備して、前記メディア端末からの前記子サーバおよび/または前記親サーバへのアクセスが、該メディアポータルを経由して実現される上記(16)乃至(25)のいずれかのメディアサーバ。
(27)前記メディア端末のプレゼンス情報を少なくとも保有するプレゼンスサーバを配備して、該プレゼンスサーバからの情報を参照して、前記親サーバが、マルチメディア用のフロア権割り当てポリシーを設定する上記(16)乃至(26)のいずれかのメディアサーバ。
(28)1乃至複数のメディアサーバと当該メディア端末との間で、あるいは、前記メディアサーバを介して当該メディア端末と異なるメディア端末との間で、メディアを送信するための権利としてメディアごとに割り当てられるメディアのフロア権に基づいて、マルチメディア通信用の複数のメディアを送受信する際に、該マルチメディア通信を構成するすべてのメディアに関し、1乃至複数の前記メディアサーバ側または当該メディア端末側のいずれかに、各メディアのフロア権を一括して割り当てる同期化制御が行われ、該同期化制御により、当該メディア端末側にマルチメディア通信用の各メディアのフロア権が一括して割り当てられた場合、該マルチメディアを構成するすべてのメディアの送信が可能となり、一方、前記メディアサーバ側にマルチメディア通信用の各メディアのフロア権が一括して割り当てられた場合、該マルチメディアを構成するすべてのメディアの受信が可能となるメディア端末。
(29)1乃至複数のメディアサーバが提供するメディアごとのフロア権を管理し、同期化する制御を行う親サーバからのフロア権制御に基づいて、子サーバに相当する1乃至複数のメディアサーバに対して所望のメディアの送信を開始する上記(28)のメディア端末。
(30)前記親サーバに対して、マルチメディア用のフロア権割り当てポリシーとして、前記子サーバに設定されているフロア権割り当てポリシーをマルチメディア用のフロア権割り当てポリシーとして統合する指示を入力可能とする上記(29)のメディア端末。
(31)前記親サーバに対して、マルチメディア用のフロア権割り当てポリシーとして、各メディアに共通なフロア権割り当てポリシーを入力可能とする上記(29)のメディア端末。
(32)前記親サーバに対して、前記子サーバに設定されているメディアのフロア権割り当てポリシーを、マルチメディア用のフロア権割り当てポリシーとして適宜編集して、入力可能とする上記(29)のメディア端末。
(33)前記親サーバに対して、前記子サーバに設定されているフロア権割り当てポリシーの如何に依存することなく、マルチメディア用のフロア権割り当てポリシーを新規に入力可能とする上記(29)のメディア端末。
(34)前記子サーバおよび/または前記親サーバとの間に配備されたメディア用のポータルサイトとなるメディアポータルを経由して、前記子サーバおよび/または前記親サーバへアクセスする上記(28)乃至(33)のいずれかのメディア端末。
(35)1乃至複数のメディアサーバと端末との間、あるいは、1乃至複数の前記メディアサーバを介して異なるメディア端末間で、メディアを送信するための権利としてメディアごとに割り当てられるメディアのフロア権に基づいて、マルチメディア通信用の複数のメディアを送受信する際に、該マルチメディア通信を構成するすべてのメディアに関し、1乃至複数の前記メディアサーバ側または前記メディア端末側のいずれかに、各メディアのフロア権を一括して割り当てる同期化制御が行われ、該同期化制御により、マルチメディア通信用の各メディアのフロア権を一括して割り当てられた前記メディアサーバ側または前記メディア端末側から、該マルチメディアを構成するすべてのメディアの送信が可能となるマルチメディア対応フロア権管理方法。
(36)1乃至複数のメディアサーバとは異なるフロア権管理サーバを親サーバとして配備して、該フロア権管理サーバが、子サーバに相当する1乃至複数のメディアサーバが提供するメディアごとのフロア権を管理し、同期化する制御を行う上記(35)のマルチメディア対応フロア権管理方法。
(37)1乃至複数のメディアサーバのうちいずれかのメディアサーバが親サーバとなり、子サーバに位置付けた各メディアサーバがそれぞれ提供するメディアごとのフロア権を管理し、同期化する制御を行う上記(35)のマルチメディア対応フロア権管理方法。
(38)前記子サーバが、前記親サーバのフロア権制御に追従して、メディアサービスを実行する上記(36)または(37)のマルチメディア対応フロア権管理方法。
(39)前記メディア端末が、前記親サーバのフロア権制御に基づいて、前記子サーバに対して、所望のメディアの送信を開始する上記(36)乃至(38)のいずれかのマルチメディア対応フロア権管理方法。
(40)前記親サーバが、前記子サーバに設定されているフロア権割り当てポリシーを統合することにより、マルチメディア用のフロア権割り当てポリシーを設定して、メディアごとのフロア権を管理し、同期化する制御を行う上記(36)乃至(39)のいずれかのマルチメディア対応フロア権管理方法。
(41)前記親サーバが、前記子サーバに設定されているフロア権割り当てポリシーを、マルチメディア用のフロア権割り当てポリシーとして統合する場合、各メディアに共通なフロア権割り当てポリシーを設定する上記(40)のマルチメディア対応フロア権管理方法。
(42)前記親サーバが、前記子サーバに設定されているフロア権割り当てポリシーを、マルチメディア用のフロア権割り当てポリシーとして適宜編集して設定して、前記子サーバが提供するメディアごとのフロア権を管理し、同期化する制御を行う上記(36)乃至(39)のいずれかのマルチメディア対応フロア権管理方法。
(43)前記親サーバが、前記子サーバに設定されているフロア権割り当てポリシーの如何に依存することなく、マルチメディア用のフロア権割り当てポリシーを新規に設定して、前記子サーバが提供するメディアごとのフロア権を管理し、同期化する制御を行う上記(36)乃至(39)のいずれかのマルチメディア対応フロア権管理方法。
(44)マルチメディア用のフロア権割り当てポリシーを前記親サーバに設定するための入力元として、前記メディア端末から、前記親サーバに対して、該マルチメディア用のフロア権割り当てポリシーを入力する上記(40)乃至(43)のいずれかのマルチメディア対応フロア権管理方法。
(45)マルチメディア用のフロア権割り当てポリシーを前記親サーバに設定するための入力元として、メディアサービスを管理するオペレータが操作するオペレータ端末から、前記親サーバに対して、該マルチメディア用のフロア権割り当てポリシーを入力する上記(40)乃至(43)のいずれかのマルチメディア対応フロア権管理方法。
(46)マルチメディア用のフロア権割り当てポリシーを前記親サーバに設定するための入力元として、前記子サーバから、あるいは、前記子サーバとは異なる任意のサーバから、前記親サーバに対して、該マルチメディア用のフロア権割り当てポリシーを入力する上記(40)乃至(43)のいずれかのマルチメディア対応フロア権管理方法。
(47)前記メディア端末と、前記子サーバおよび/または前記親サーバと、の間に、メディア用のポータルサイトを構成するメディアポータルを配備して、前記メディア端末からの前記子サーバおよび/または前記親サーバへのアクセスが、該メディアポータルを経由して実現される上記(36)乃至(46)のいずれかのマルチメディア対応フロア権管理方法。
(48)前記メディア端末のプレゼンス情報を少なくとも保有するプレゼンスサーバを配備して、該プレゼンスサーバからの情報を参照して、前記親サーバが、マルチメディア用のフロア権割り当てポリシーを設定する上記(36)乃至(47)のいずれかのマルチメディア対応フロア権管理方法。
(49)上記(35)乃至(48)のいずれかのマルチメディア対応フロア権管理方法を、コンピュータにより実行可能なプログラムとして実現するマルチメディア対応フロア権管理プログラム。
(50)上記(49)のマルチメディア対応フロア権管理プログラムを、コンピュータにより読み取り可能な記録媒体に記録するプログラム記録媒体。
本発明によれば、以下のような効果を得ることができる。
第1の効果は、1乃至複数のメディアサーバが提供する各メディアのフロア権を親サーバとして一括管理するフロア権管理サーバを配備したり、あるいは、いずれかのメディアサーバがすべてのメディアサーバの各メディアのフロア権を親サーバとして一括管理することにより、複数のメディア毎に異なっていたフロア権管理を統合し、同期したフロア権割り当てを効果的に提供することを可能とし、もって、マルチメディアサービス時において、各メディアサーバが提供するメディア間で同期したフロア権を付与することが可能になることにある。
第2の効果は、各メディアサーバに既に設定されている各メディアに関するフロア権割り当てポリシーを統合したり、あるいは、各メディアのフロア権割り当てポリシーを共通化するように各メディア間のポリシーを統合するポリシーを、マルチメディア用ポリシーとして入力し、その入力されたポリシーに合わせて各メディアに対して同期化したフロア権を割り当てることができることにある。
第3の効果は、各メディアサーバに既に設定されている各メディアに関するフロア権割り当てポリシーを統合してマルチメディア通信用のフロア権割り当てポリシーとして設定可能とするのみならず、各メディアサーバに既に設定されている各メディアに関するフロア権割り当てポリシーとは別個に、メディア端末あるいはオペレータ端末あるいはメディアサーバやプレゼンスサーバなどの他のサーバから、新規にあるいは既設定のポリシーを編集し直して、マルチメディア用のフロア権割り当てポリシーとして入力し、その入力されたポリシーに合わせて各メディアに対して同期化したフロア権を割り当てることができることにある。
以下、本発明によるマルチメディア対応フロア権管理システム、管理方法、管理プログラム及びプログラム記録媒体、メディアサーバ及び端末の好適実施例について添付図を参照して説明する。なお、以下の説明においては、本発明によるマルチメディア対応フロア権管理システムの一実施形態について説明することとする。該マルチメディア対応フロア権管理システムに関する説明から、マルチメディア対応フロア権管理システムを構成するメディアサーバや端末に関する本発明の実施の形態や、マルチメディア対応フロア権管理システムを実現するマルチメディア対応フロア権管理方法に関する本発明の実施の形態についても、容易に想到することが可能であり、さらには、該マルチメディア対応フロア権管理方法をコンピュータにより実行可能なプログラムとして実現するマルチメディア対応フロア権管理プログラム、該マルチメディア対応フロア権管理プログラムをコンピュータにより読み取り可能なプログラム記録媒体に記録することも容易に理解できるので、これらに関するさらなる説明は省略することとする。
(システム構成)
図1は、本発明による本発明によるマルチメディア対応フロア権管理システムの一実施形態を示すシステム構成図である。図1に示すマルチメディア対応フロア権管理システムは、複数の端末からなる端末群1と複数のサーバ群からなるサーバ群2とが、図示していないネットワークを介して相互に接続されて構成される。
ここで、サーバ群2は、各メディアサービスを提供するメディアサーバa21、メディアサーバb22、メディアサーバc23、…からなるメディアサーバ群20と、メディアサーバ群20の各メディアサーバが提供するメディアのフロア権を親サーバとして管理するフロア権管理サーバ30と、各メディアサーバや各端末などのプレゼンス情報(現在の状態)を管理するプレゼンスサーバ40と、を少なくとも含んで構成されている。
なお、メディアサーバa、b、c、…21、22、23、…は、それぞれ、少なくとも一つ以上のメディアを送受信し、管理するサーバであり、フロア権を管理するメディアの場合には、そのメディアにおけるフロア権も管理している。親サーバとしてメディアごとのフロア権を管理するフロア権管理サーバ30は、子サーバとなる1乃至複数のメディアサーバa、b、c、…21、22、23、…を用いて、マルチメディアサービスを提供する際に、各メディアサーバのメディアに関し、マルチメディアセッションのフロア権を管理する機能を備えている。また、プレゼンスサーバ40は、オフライン/オンライン、受信拒否、位置情報などの各メディア端末のプレゼンス情報も保有している。
また、端末機1は、メディアサーバ群20のいずれか1乃至複数のメディアサーバa、b、c、…21、22、23、…、を用いたメディアサービスをユーザに対して提供するメディア端末a11、メディア端末b12、メディア端末c13、…からなるメディア端末群(すなわちサービス提供端末群)10と、オペレータがフロア権管理サーバ30との間でフロア権に関する情報を交換するためのオペレータ端末15と、を少なくとも含んで構成されている。
なお、メディア端末a、b、c、…11、12、13、…は、それぞれ、メディアサーバ群20の中から選択した1乃至複数のメディアサーバから1乃至複数のメディアサービスの提供を受け付けて、ユーザに対してそのメディアサービスを提示可能としており、ユーザに対してマルチメディアアサービスを提供することができる。また、メディア端末a、b、c、…11、12、13、…は、メディアサーバ群20の各メディアサーバに対して、さらには、フロア権管理サーバ30に対して、フロア権に関する割り当てポリシーを入力することもできる。
また、オペレータ端末15は、マルチメディアサービスの管理者であるオペレータが使用する端末であり、フロア権管理サーバ30に対してフロア権割り当てポリシーを入力することができる。ここで、オペレータ端末15は、フロア権管理サーバ30のみならず、他のサーバ(メディアサーバa、b、c、…21、22、23、…やプレゼンスサーバ40)との間で情報交換するための端末として利用することも可能である。
また、図1には、フロア権管理サーバ30の詳細な内部構成が示されている。
セッションID識別部31は、メディアサーバ群20のメディアサーバa、b、c、…21、22、23、…のいずれかからメディアのフロア権の取得要求などの問い合わせを受けたときに、その問い合わせがどのセッションであるかを識別して、そのセッションIDを出力するものである。
フロア権割り当て判断部32は、セッションID識別部31から入力されたセッションIDに対するフロア権の割り当てを設定することが可能か否かの判断を行うものである。
また、フロア権割り当てポリシー部33は、各メディアサーバa、b、c、…21、22、23、…が提供する各メディアのフロア権を一括管理しているものであり、割り当て判断部32からセッションIDを受け取って、問い合わせのあったセッションに関するフロア権割り当てポリシーをフロア権割り当て判断部32に引き渡すものである。
フロア権情報管理部34は、要求された情報の待ち行列情報、過去のフロア権割り当て履歴、現状のフロア権の割り当て内容などを記憶するものである。
ここで、フロア権割り当てポリシー部33で一括管理している各メディアのフロア権割り当てポリシーは、各メディアサーバa、b、c、…21、22、23、…に既に設定されている各メディアのフロア権割り当てポリシーをマルチメディア用として統合して設定するものであってもよいし、統合する際に、各メディアに共通なポリシー(例えば、メディアAとメディアBとのマルチメディアサービスの場合に、メディアAのポリシーをメディアBよりも優先して適用するなど)を設定するものであってもよい。
また、既に設定されている各メディアのフロア権割り当てポリシーを適宜編集して設定するものであってもよいし、既に設定されているフロア割り当てポリシーの如何によらず、全く新規に設定するものであってもよい。さらには、メディア端末a、b、c、…11、12、13、…のプレゼンス情報を少なくとも管理しているプレゼンスサーバ40からの情報を参照して、マルチメディア用のポリシーを設定するようにしてもよい。
また、このフロア権割り当てポリシー部33で一括管理するフロア権割り当てポリシーは、マルチメディアサービスの管理者であるオペレータが操作するオペレータ端末15から入力して設定することも可能であるし、あるいは、メディアサービスをユーザに提供するメディア端末a、b、c、…11、12、13、…から入力して設定することも可能であるし、あるいは、各メディア端末のプレゼンス情報を管理するプレゼンスサーバ40や、子サーバとなるメディアサーバa、b、c、…21、22、23、…などを含む他の任意のサーバから入力して設定することも可能である。
なお、図1に示すマルチメディア対応フロア権管理システムにおいては、1乃至複数のメディアサーバがそれぞれ提供するメディアのフロア権を一括管理して、各メディアのフロア権の同期制御をする親サーバとして、フロア権管理サーバ30を、各メディアサーバa、b、c、…21、22、23、…のメディアサーバ群20とは別個に設置し、子サーバとして位置付けた各メディアサーバa、b、c、…21、22、23、…が提供する各メディアに割り当てるフロア権を管理し、フロア権の同期化を図る場合を示している。
しかし、フロア権管理サーバ30が備えているフロア権割り当てに関する機能を、メディアサーバ群20を構成するメディアサーバa、b、c、…21、22、23、…、のいずれかのメディアサーバに付与し、該フロア権割り当て機能が付与されたメディアサーバが、フロア権割り当てに関する親サーバとなって、子サーバとして位置付けた各メディアサーバが提供する各メディアのフロア権を一括管理して、各メディアの同期制御をするように構成してもよい。ここで、親サーバとなったメディアサーバ自体もメディアの提供機能を有しており、自メディアサーバのメディアの提供機能を子サーバとして位置付けて、自メディアサーバのメディアに関するフロア権を親サーバ側の機能によって管理可能としている。
さらには、フロア権を特定のサーバで一括管理する代わりに、マルチメディアサービスの開始時に、関連するメディアを提供するメディアサーバ間で、フロア権割り当てポリシーに関する情報を交換し合うことにより、フロア権の同期化を図るように構成してもよい。
いずれのサーバ構成であっても、子サーバとして位置付けられたメディアサーバは、親サーバからのフロア権制御に追従して、各メディア間で同期化された状態でフロア権の割り当てが制御されて、マルチメディアサービスを実現している。また、前述のいずれのサーバ構成であっても、メディア端末a、b、c、…11、12、13、…は、親サーバからのフロア権制御に基づいて、フロア権が割り当てられた以降において、子サーバとして位置付けられたメディアサーバのいずれか指定したメディアサーバを用いて、所望のメディアに関する送信動作を開始するように制御されている。
また、端末機1(例えばメディア端末群10やオペレータ端末15など)とサーバ群2(例えばメディアサーバ群20やフロア権管理サーバ30やプレゼンスサーバ40)との間、あるいは、サーバ群20の各サーバ間(例えば、メディアサーバ群20とフロア権管理サーバ30との間、メディアサーバ群20とプレゼンスサーバ40との間、フロア権管理サーバ30とプレゼンスサーバ40との間など)には、図示していないネットワークが介在して、相互に接続するように構成している。さらには、端末群1とサーバ群2との間や、サーバ群2の各サーバ間に、メディア用のポータルサイト(すなわち、各メディアに関する検索手段を具備するサーバ)となるメディアポータルをネットワークを介して配備して、例えばメディア端末群10のいずれかからメディアサーバ群20のいずれかのメディアサーバへアクセスする際に、該メディアポータルを経由してアクセスするようにしてもよい。
(動作概要)
次に、図1に示すマルチメディア対応フロア権管理システムの動作を詳細に説明する。図2は、本発明によるマルチメディア対応フロア権管理システムにおける動作のうち、前半部の動作の一実施形態を説明するためのフローチャートであり、図3は、本発明によるマルチメディア対応フロア権管理システムにおける動作のうち、図2に続く後半部の動作の一実施形態を説明するためのフローチャートである。
なお、以下の説明においては、メディアサーバ群20のうち、例えば、メディアサーバa21を携帯電話上の音声チャットサービスを提供するPoC(Push to Talk over Cellular)サーバ、メディアサーバb22を描画画面の表示サービスを提供するWB(White
Board)サーバ(ホワイトボードサーバ)、メディアサーバc23をインスタントメッセージサービスを提供するIM(Instant Message)サーバであるとする。
PoCサーバ21とWBサーバ22とは、それぞれ、単独でそれぞれのメディアのフロア権を有するメディアサーバであり、それぞれのメディアサーバ21、22内でフロア権を管理している。また、PoCサーバ21でのPoCメディアに関するフロア権割り当てポリシーは、メディア端末群10のメディア端末a、b、c、…11、12、13、…のいずれかからフロア権獲得要求が入力されてきたときに、フロア権がまだどのメディア端末a、b、c、…11、12、13、…にも与えられていなければ、フロア権獲得要求元のメディア端末に対してフロア権を割り当てるように設定されているものとする。
一方、WBサーバ22でのWBメディアに関するフロア権割り当てポリシーは、セッションを開始要求した任意のメディア端末例えばメディア端末a11が、まず、フロア権を獲得し、その後、セッションを開始要求したメディア端末a11がWBサーバ22に対してその時々で指定したメディア端末に対してフロア権を割り当てるように設定されているものとする。なお、IMサーバ23は、単独ではIMメディアのフロア権を有していないメディアサーバであるものとする。
また、フロア権管理サーバ30内のフロア権割り当てポリシー部33では、フロア権割り当てポリシーをPoCメディア、WBメディアの優先順にフロア権ポリシーを割り当てるようにあらかじめ設定しているものとする。しかし、PoCとWBとのマルチメディアサービスの提供を要求する任意のメディア端末例えばメディア端末a11あるいはオペレータ端末15が、フロア権割り当てポリシー部33に対してWBメディア、PoCメディアの順に優先順位を書き換える指示を行うことが可能であり、また、前述したように、あらかじめ設定されているフロア権の割り当てポリシーを削除したり、新規に設定することも可能である。
図2のフローチャートにおいて、まず、PoC、WB、IMの3つのサービスを用いたマルチメディアサービスを享受するセッションを開始しようとするメディア端末a11は、セッションの開始に先立って、フロア権管理サーバ30のフロア権割り当てポリシー部33に対して、例えばWBメディア、PoCメディアの順に割り当ての優先順位を書き換えるように指示する(ステップS11A)。該書き換え指示を受け付けたフロア権管理サーバ30のフロア権割り当てポリシー部33は、書き換え指示に関する合理性チェックを行い、書き換え指示の実行が可能であると判断した場合、該書き換えを実施し、書き換え後の割り当てポリシーを保存する(ステップS21)。ここで、フロア権管理サーバ30における合理性チェックとしては、書き換え指示内容に矛盾がないことのみならず、プレゼンスサーバ40からメディア端末a11のプレゼンス情報などを取得して書き換え指示の送信を認められている状態にあるか否かなどを含むようにしてもよい。
ステップS21による割り当てポリシーの書き換え結果、セッション開始要求をするメディア端末a11がフロア権を割り当てるメディア端末を指定した場合には、指定したメディア端末がフロア権を保有し、メディア端末a11が指定していない場合にはPoCサーバ21に設定されたPoCメディアに関するポリシーに基づいてフロア権が割り当てられることになる。
フロア権に関するこのような設定を行った後、メディア端末a11が、通信相手として指定したメディア端末b12、c13との間で、PoCサービス、WBサービス、IMサービスサービスの3つのサービスからなる統合マルチメディアサービスのセッション開始要求をするとともに、その旨をフロア権管理サーバ30に通知する(ステップS12A)。このセッションを「セッションA」と呼ぶことにする。フロア権管理サーバ30は、当該「セッションA」に関するすべてのメディアのフロア権を同期化させて、まず、セッション開始要求元のメディア端末a11にフロア権を設定する(ステップS22)。
「セッションA」に関する統合マルチメディアサービスのセッション開始要求を受け付けたPoCサーバ21、WBサーバ22、IMサーバ23は、通信相手として指定されたメディア端末b、c12、13それぞれに対して該統合マルチメディアサービスのセッション開始要求を送信する(ステップS31)。セッション開始要求を受信したメディア端末b12、c13それぞれは、セッション開始が可能であれば、応答信号としてセッション開始が可能な旨を示す「OK」信号を返送する(ステップS11B、S11C)。
PoCサーバ21、WBサーバ22、IMサーバ23は、メディア端末b12、c13それぞれから「OK」信号を受信すると、統合マルチメディアサービス用の「セッションA」を開設して、親サーバのフロア権管理サーバ30からの制御に基づいて、フロア権を、まず、開始要求元のメディア端末a11に設定する(ステップS32)。その後、セッション設定済みを示す「OK」信号を、フロア権管理サーバ30とともに、開始要求元のメディア端末a11に返送する。なお、フロア権管理サーバ30においてセッション開始要求元のメディア端末a11にまずフロア権を設定するステップS22の処理を、PoCサーバ21、WBサーバ22、IMサーバ23から「OK」信号を受け取ったこの時点で正式に実行するようにしてもよい。
セッション開始要求元のメディア端末a11は、メディアサーバ(PoCサーバ21、WBサーバ22、IMサーバ23)からの「OK」信号を受信することにより(ステップS13A)、メディア端末a、b、c…11、12、13…の3メディア端末間で、PoCサービス、WBサービス、IMサービスサービスのマルチメディアサービスを行う「セッションA」のセッション接続がエンド・ツー・エンドで設定される。
「セッションA」が設定されると、セッション開始要求をしたメディア端末a11が、まず、フロア権を保有し、PoCメディアで通話し、WBメディアで描画し、IMメディアでテキストを作成し、などを行い、いずれか1乃至複数の所望のメディア送信を行う(ステップS14A)。対応するメディアサーバ(PoCサーバ21、WBサーバ22、IMサーバ23)は、メディア端末a11から受信したメディア(音声、画像、テキストなど)を、通信相手のメディア端末b12、c13に転送する(ステップS33)。対応するメディアサーバ(PoCサーバ21、WBサーバ22、IMサーバ23)から転送されてきたメディア(音声、画像、テキストなど)を受信した通信相手のメディア端末b12、c13それぞれは、受信メディアの保存や表示や印刷や加工などの処理を行う(ステップS12B、12C)。
次に、送信を終了したメディア端末a11がフロア権を開放する(ステップS15A)。すると、フロア権管理サーバ30のセッションID識別部31が「セッションA」におけるフロア権の開放であることを識別し、フロア権割り当て判断部32に対してその旨を伝達する。フロア権割り当て判断部32は、「セッションA」におけるフロア権を開放した状態に設定するとともに、フロア権を有するすべてのメディアサーバすなわちPoCサーバ21、WBサーバ22に対してフロア権を開放するように伝達し、フロア権情報管理部34にその旨を記録する(ステップS23)。メディア端末a11の「セッションA」におけるフロア権の開放を通知されたPoCサーバ21、WBサーバ22は、「セッションA」におけるメディア端末a11のフロア権を開放する(ステップS34)。
なお、ステップS23やステップS34において、フロア権の開放をフロア権管理サーバ30やPoCサーバ21、WBサーバ22が行った際に、正常にフロア権の開放が完了したことを示す「OK」信号を、要求元に対して返送するようにしてもよい。
次に、メディア端末a11が、フロア権管理サーバ30に対してメディア端末b12にフロア権を保有するように指定する(ステップS16A)。すると、セッションID識別部31が、「セッションA」に対する指定であることを識別し、フロア権割り当て判断部32に「セッションA」におけるフロア権をメディア端末b12に割り当てる要求がメディア端末a11からなされた旨を伝達する。
前述のように、このようなフロア権割り当てが、フロア権割り当てポリシー部33に設定された最優先のポリシーであることから、フロア権割り当て判断部32は、「セッションA」におけるすべてのメディアに関するフロア権をメディア端末b12が保有することを決定し、フロア権を有するすべてのメディアサーバすなわちPoCサーバ21、WBサーバ22に対して伝達し、また、フロア権情報管理部34にその旨を記録する(ステップS24)。フロア権管理サーバ30から通知を受け取ったPoCサーバ21、WBサーバ22それぞれは、メディア端末a11からフロア権の設定を指定されたメディア端末b12に「セッションA」におけるフロア権を設定する(ステップS35)。
而して、メディア端末b12が、新しく「セッションA」におけるフロア権を保有し、PoC、WB、IMの3つのメディアの送信が可能となる。メディア端末b12が、PoC、WB、IMのいずれか1乃至複数のメディアの送信を行うと(ステップS14A)、対応するメディアサーバ(PoCサーバ21、WBサーバ22、IMサーバ23)は、メディア端末b12から受信したメディア(音声、画像、テキストなど)を、通信相手のメディア端末a11、c13に転送する(ステップS36)。対応するメディアサーバ(PoCサーバ21、WBサーバ22、IMサーバ23)から転送されてきたメディア(音声、画像、テキストなど)を受信した通信相手のメディア端末a11、c13それぞれは、図3には図示していないが、受信メディアの保存や表示や印刷や加工などの処理を行う。
メディア端末b12のメディア送信が終了すると、メディア端末b12がフロア権を開放する(ステップS15B)。すると、フロア権管理サーバ30のセッションID識別部31が「セッションA」におけるフロア権の開放であることを識別し、フロア権割り当て判断部32に対してその旨を伝達する。フロア権割り当て判断部32は、フロア権を有するすべてのメディアサーバすなわちPoCサーバ21、WBサーバ22に対してフロア権を開放するように伝達し、フロア権情報管理部34にその旨を記録する(ステップS25)。メディア端末b12の「セッションA」におけるフロア権の開放を通知されたPoCサーバ21、WBサーバ22は、「セッションA」におけるメディア端末b12のフロア権を開放する(ステップS37)。
なお、ステップS24やステップS35において、フロア権の設定をフロア権管理サーバ30やPoCサーバ21、WBサーバ22が行った際に、正常にフロア権の設定が完了したことを示す「OK」信号を、要求元に対して返送するようにしてもよいし、さらには、ステップS25やステップS37において、フロア権の開放をフロア権管理サーバ30やPoCサーバ21、WBサーバ22が行った際に、正常にフロア権の開放が完了したことを示す「OK」信号を、要求元に対して返送するようにしてもよい。
次に、メディア端末a11が、フロア権管理サーバ30に対してどのメディア端末にもフロア権を保有するように指定しない場合について説明する。メディア端末a11がどのメディア端末にもフロア権を割り当てるような指定をしていないときに、例えばメディア端末c13が「セッションA」におけるフロア権の取得をフロア権管理サーバ30に対して要求する(ステップ13C)。すると、セッションID識別部31が、「セッションA」に対する指定であることを識別し、フロア権割り当て判断部32にメディア端末c13から「セッションA」におけるフロア権の取得要求がなされた旨を伝達する。
フロア権割り当て判断部32は、フロア権割り当てポリシー部33に設定された最優先のポリシーであるメディア端末a11からの指定がないことを確認した後、取得要求元のメディア端末c13が「セッションA」におけるすべてのメディアに関するフロア権を保有することを決定し、フロア権を有するすべてのメディアサーバすなわちPoCサーバ21、WBサーバ22に対して伝達し、また、フロア権情報管理部34にその旨を記録する(ステップS26)。フロア権管理サーバ30から通知を受け取ったPoCサーバ21、WBサーバ22それぞれは、メディア端末a11からフロア権の設定を指定されたメディア端末c13に「セッションA」におけるフロア権を設定する(ステップS38)。
以降、メディア端末c13が、「セッションA」におけるフロア権を保有し、PoC、WB、IMの3つのメディアの送信が可能となる。メディア端末c13が、PoC、WB、IMのいずれか1乃至複数のメディアの送信を行うと(ステップS14B)、対応するメディアサーバ(PoCサーバ21、WBサーバ22、IMサーバ23)は、メディア端末c13から受信したメディア(音声、画像、テキストなど)を、通信相手のメディア端末a11、b12に転送する(ステップS39)。対応するメディアサーバ(PoCサーバ21、WBサーバ22、IMサーバ23)から転送されてきたメディア(音声、画像、テキストなど)を受信した通信相手のメディア端末a11、b12それぞれは、図3には図示していないが、受信メディアの保存や表示や印刷や加工などの処理を行う。
メディア端末c13のメディア送信が終了すると、メディア端末c13がフロア権を開放する(ステップS15C)。すると、フロア権管理サーバ30のセッションID識別部31が「セッションA」におけるフロア権の開放であることを識別し、フロア権割り当て判断部32に対してその旨を伝達する。フロア権割り当て判断部32は、フロア権を有するすべてのメディアサーバすなわちPoCサーバ21、WBサーバ22に対してフロア権を開放するように伝達し、フロア権情報管理部34にその旨を記録する(ステップS27)。メディア端末c13の「セッションA」におけるフロア権の開放を通知されたPoCサーバ21、WBサーバ22は、「セッションA」におけるメディア端末c13のフロア権を開放する(ステップS40)。
なお、ステップS26やステップS38において、フロア権の設定をフロア権管理サーバ30やPoCサーバ21、WBサーバ22が行った際に、正常にフロア権の設定が完了したことを示す「OK」信号を、要求元に対して返送するようにしてもよいし、さらには、ステップS27やステップS40において、フロア権の開放をフロア権管理サーバ30やPoCサーバ21、WBサーバ22が行った際に、正常にフロア権の開放が完了したことを示す「OK」信号を、要求元に対して返送するようにしてもよい。
以上のようなフロア権管理サーバ30における親サーバとしてのフロア権の制御により、メディア端末a、b、c…11、12、13…間のマルチメディア通信サービスを、各メディア間のフロア権の同期を取りながら実行するが、マルチメディア通信サービスが終了した場合には、「セッションA」のセッション開始要求元のメディア端末a11から、セッション終了要求をするとともに、その旨をフロア権管理サーバ30に通知する(ステップS17A)。
セッション終了要求を受け付けたPoCサーバ21、WBサーバ22、IMサーバ23は、通信相手に指定されたメディア端末b12、c13それぞれに「セッションA」に関するセッション終了要求を送信する(ステップS34)。セッション終了要求を受信したメディア端末b12、c13それぞれは、セッション終了が可能であれば、応答信号としてセッション終了が可能な旨を示す「OK」信号を返送する(ステップS17B、S17C)。
PoCサーバ21、WBサーバ22、IMサーバ23は、メディア端末b12、c13それぞれから「OK」信号を受信すると、マルチメディアサービス用の「セッションA」を終了する(ステップS42)。その後、セッション終了済みを示す「OK」信号を、フロア権管理サーバ30とともに、終了要求元のメディア端末a11に返送する。フロア権管理サーバ30は、当該「セッションA」に関するセッションを終了状態にし、「セッションA」に関するフロア権管理状態を開放し(ステップS28)、メディア端末a11は、セッション終了処理を行う(ステップS18A)。これにより、メディア端末a、b、c、…11、12、13…間の統合マルチメディア通信サービス用の「セッションA」は完全に終了する。なお、フロア権管理サーバ30においてセッション終了状態に設定するステップS28の処理を、メディア端末a11からセッション終了要求を受け取った時点で実行するようにしてもよい。
以上、詳細に説明したように、図1に示すフロア権管理サーバ30は、マルチメディア用のセッションごとにフロア権を同期させたいメディアサーバa、b、c、…21、22、23、…の各メディアのフロア権を一括して管理して、マルチメディア用として使用されるメディア間で同期させてフロア権を割り当てることを可能としている。ここで、フロア権管理サーバ30のフロア権割り当てポリシー部33においては、前述したように、各メディアサーバa、b、c、…21、22、23、…の割り当てポリシーとメディア端末a、b、c、…11、12、13、…あるいはオペレータ端末15あるいは任意のサーバなどから入力された割り当てポリシーとのいずれかを用いて、マルチメディア用のフロア権割り当てポリシーとして作成し、その結果を保存する。而して、フロア権割り当てポリシー部33におけるセッション毎の現在のポリシー付けに基づいて、フロア権割り当て判断部32が1乃至複数のメディアサーバを使用するマルチメディア通信セッションにおける各メディアのフロア権を割り当て、その結果の割り当て状況をフロア権情報管理部34に記録する。
フロア権管理サーバ30内のフロア権割り当てポリシー部33に設定されたフロア権割り当てポリシーに基づいて、マルチメディア通信サービス用のセッションとして、統合される各メディアのフロア権を同期させるように、1乃至複数のメディアサーバa、b、c、…21、22、23、…に対して対応するメディアのフロア権の割り当てを行う。このフロア権割り当てポリシーとしては、前述のように、各メディアサーバa、b、c、…21、22、23、…に既に設定されている割り当てポリシーや、各メディア端末a、b、c、…11、12、13、…あるいはオペレータ端末15や任意のサーバなどから入力されたポリシーを総合して設定することができ、前述の実施例のように、例えばPoC、WB、IMの3つのメディアで、同期したフロア権を割り当てることができる。
このようにして、本発明における例えばフロア権管理サーバ30によれば、マルチメディア用として用いる複数のメディアのフロア権を一括管理して同期制御する有効な手段を提供し、フロア権の同期化を図りたいマルチメディア用セッションのフロア権の割り当てを、各メディアサーバに既設定のポリシーやメディア端末あるいはオペレータ端末あるいは他の任意のサーバから入力されたポリシーに基づいて、総合して実施することができる。
なお、本発明は、前述のようなPoC、WB、IMのような3つのメディアを統合したマルチメディアサービスのみならず、如何なるメディアを用いる場合であっても適用可能であるし、個々のメディアを提供するメディアサーバにフロア権を保有しているか否かにも関係なく適用することができ、各メディア間でフロア権を同期化させたマルチメディアサービスを提供することができる。
また、例えば、PoCサーバ21とWBサーバ22との2つのメディアサービスを用いたセッションの場合、あるいは、PoCサーバ21とIMサーバ23との2つのメディアサービスを用いたセッションの場合であってもよいし、テレビ電話サービスを提供するTV電話サーバを用いるなど、前述の実施形態に例示していないメディアサービスを含む、如何なるメディアサービスを提供する場合であっても、本発明を適用することができる。
また、PoCサーバ21、WBサーバ22、IMサーバ23、TV電話サーバなどのメディアサーバが、個別にフロア権を保有していても、あるいは、保有していなくてもよい。さらには、メディアサービスを提供するメディアサーバが既に設置済みであっても、新設される場合であっても、フロア権管理サーバ30との間でフロア権に関する情報の交換が可能であれば、本発明を容易に適用することができる。
以上、本発明の好適実施例の構成を説明した。しかし、斯かる実施例は、本発明の単なる例示に過ぎず、何ら本発明を限定するものではないことに留意されたい。本発明の要旨を逸脱することなく、特定用途に応じて種々の変形変更が可能であることが、当業者には容易に理解できよう。
本発明によるマルチメディア対応フロア権管理システムの一実施形態を示すシステム構成図である。 本発明によるマルチメディア対応フロア権管理システムにおける動作のうち、前半部の動作の一実施形態を説明するためのフローチャートである。 本発明によるマルチメディア対応フロア権管理システムにおける動作のうち、図2に続く後半部の動作の一実施形態を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
1 端末機
10 メディア端末群
11 メディア端末a
12 メディア端末b
13 メディア端末c
15 オペレータ端末
2 サーバ群
20 メディアサーバ群
21 メディアサーバa(PoCサーバ)
22 メディアサーバb(WBサーバ)
23 メディアサーバc(IMサーバ)
30 フロア権管理サーバ
31 セッションID識別部
32 フロア権割り当て判断部
33 フロア権割り当てポリシー部
34 フロア権情報管理部
40 プレゼンスサーバ

Claims (50)

  1. 1乃至複数のメディアサーバとメディア端末との間で、あるいは、1乃至複数の前記メディアサーバを介して異なるメディア端末間で、メディアを送信するための権利としてメディアごとに割り当てられるメディアのフロア権に基づいて、マルチメディア通信用の複数のメディアを送受信する際に、該マルチメディア通信を構成するすべてのメディアに関し、1乃至複数の前記メディアサーバ側または前記メディア端末側のいずれかに、各メディアのフロア権を一括して割り当てる同期化制御が行われ、該同期化制御により、マルチメディア通信用の各メディアのフロア権を一括して割り当てられた前記メディアサーバ側または前記メディア端末側から、該マルチメディアを構成するすべてのメディアの送信が可能となることを特徴とするマルチメディア対応フロア権管理システム。
  2. 1乃至複数のメディアサーバとは異なるフロア権管理サーバを親サーバとして配備して、該フロア権管理サーバが、子サーバに相当する1乃至複数のメディアサーバが提供するメディアごとのフロア権を管理し、同期化する制御を行うことを特徴とする請求項1に記載のマルチメディア対応フロア権管理システム。
  3. 1乃至複数のメディアサーバのうちいずれかのメディアサーバが親サーバとなり、子サーバに位置付けた各メディアサーバがそれぞれ提供するメディアごとのフロア権を管理し、同期化する制御を行うことを特徴とする請求項1に記載のマルチメディア対応フロア権管理システム。
  4. 前記子サーバが、前記親サーバのフロア権制御に追従して、メディアサービスを実行することを特徴とする請求項2または3に記載のマルチメディア対応フロア権管理システム。
  5. 前記メディア端末が、前記親サーバのフロア権制御に基づいて、前記子サーバに対して、所望のメディアの送信を開始することを特徴とする請求項2乃至4のいずれかに記載のマルチメディア対応フロア権管理システム。
  6. 前記親サーバが、前記子サーバに設定されているフロア権割り当てポリシーを統合することにより、マルチメディア用のフロア権割り当てポリシーを設定して、メディアごとのフロア権を管理し、同期化する制御を行うことを特徴とする請求項2乃至5のいずれかに記載のマルチメディア対応フロア権管理システム。
  7. 前記親サーバが、前記子サーバに設定されているフロア権割り当てポリシーを、マルチメディア用のフロア権割り当てポリシーとして統合する場合、各メディアに共通なフロア権割り当てポリシーを設定することを特徴とする請求項6に記載のマルチメディア対応フロア権管理システム。
  8. 前記親サーバが、前記子サーバに設定されているフロア権割り当てポリシーを、マルチメディア用のフロア権割り当てポリシーとして適宜編集して設定して、前記子サーバが提供するメディアごとのフロア権を管理し、同期化する制御を行うことを特徴とする請求項2乃至5のいずれかに記載のマルチメディア対応フロア権管理システム。
  9. 前記親サーバが、前記子サーバに設定されているフロア権割り当てポリシーの有無や如何に依存することなく、マルチメディア用のフロア権割り当てポリシーを新規に設定して、前記子サーバが提供するメディアごとのフロア権を管理し、同期化する制御を行うことを特徴とする請求項2乃至5のいずれかに記載のマルチメディア対応フロア権管理システム。
  10. マルチメディア用のフロア権割り当てポリシーを前記親サーバに設定するための入力元として、前記メディア端末から、前記親サーバに対して、該マルチメディア用のフロア権割り当てポリシーを入力することを特徴とする請求項6乃至9のいずれかに記載のマルチメディア対応フロア権管理システム。
  11. マルチメディア用のフロア権割り当てポリシーを前記親サーバに設定するための入力元として、メディアサービスを管理するオペレータが操作するオペレータ端末から、前記親サーバに対して、該マルチメディア用のフロア権割り当てポリシーを入力することを特徴とする請求項6乃至9のいずれかに記載のマルチメディア対応フロア権管理システム。
  12. マルチメディア用のフロア権割り当てポリシーを前記親サーバに設定するための入力元として、前記子サーバから、あるいは、前記子サーバとは異なる任意のサーバから、前記親サーバに対して、該マルチメディア用のフロア権割り当てポリシーを入力することを特徴とする請求項6乃至9のいずれかに記載のマルチメディア対応フロア権管理システム。
  13. 前記メディア端末と、前記子サーバおよび/または前記親サーバと、の間に、メディア用のポータルサイトを構成するメディアポータルを配備して、前記メディア端末からの前記子サーバおよび/または前記親サーバへのアクセスが、該メディアポータルを経由して実現されることを特徴とする請求項2乃至12のいずれかに記載のマルチメディア対応フロア権管理システム。
  14. 前記メディア端末のプレゼンス情報を少なくとも保有するプレゼンスサーバを配備して、該プレゼンスサーバからの情報を参照して、前記親サーバが、マルチメディア用のフロア権割り当てポリシーを設定することを特徴とする請求項2乃至13のいずれかに記載のマルチメディア対応フロア権管理システム。
  15. 当該メディアサーバまたは当該メディアサーバを含む複数のメディアサーバとメディア端末との間で、あるいは、当該メディアサーバまたは当該メディアサーバを含む複数のメディアサーバを介して異なるメディア端末間で、メディアを送信するための権利としてメディアごとに割り当てられるメディアのフロア権に基づいて、マルチメディア通信用の複数のメディアを送受信する際に、当該メディアサーバが対応するメディアを含め、該マルチメディア通信を構成するすべてのメディアに関し、当該メディアサーバ側または当該メディアサーバを含む複数のメディアサーバ側、あるいは、前記メディア端末側のいずれかに、各メディアのフロア権を一括して割り当てる同期化制御が行われ、該同期化制御により、当該メディアサーバ側または当該メディアサーバを含む複数のメディアサーバ側にマルチメディア通信用の各メディアのフロア権が一括して割り当てられた場合、該マルチメディアを構成するすべてのメディアまたは当該メディアサーバが対応するメディアの送信が可能となり、一方、前記メディア端末側にマルチメディア通信用の各メディアのフロア権が一括して割り当てられた場合、該マルチメディアを構成するすべてのメディアまたは当該メディアサーバが対応するメディアの受信が可能となることを特徴とするメディアサーバ。
  16. メディアごとのフロア権の制御を司るフロア権管理サーバが親サーバとして配備されて、該フロア権管理サーバにより、メディアごとのフロア権が管理され同期化する制御を受けて子サーバとして動作することを特徴とする請求項15に記載のメディアサーバ。
  17. メディアごとのフロア権の制御を司る手段を親サーバとして備えて、子サーバに位置付けた各メディアサーバがそれぞれ提供するメディアごとのフロア権を管理し、同期化する制御を行うことを特徴とする請求項15に記載のメディアサーバ。
  18. 前記親サーバのフロア権制御により、メディアごとのフロア権が管理され同期化する制御を受けて子サーバとして動作することを特徴とする請求項17に記載のメディアサーバ。
  19. 前記親サーバが、前記子サーバに設定されているフロア権割り当てポリシーを統合することにより、マルチメディア用のフロア権割り当てポリシーを設定して、メディアごとのフロア権を管理し、同期化する制御を行うことを特徴とする請求項16乃至18のいずれかに記載のメディアサーバ。
  20. 前記親サーバが、前記子サーバに設定されているフロア権割り当てポリシーを、マルチメディア用のフロア権割り当てポリシーとして統合する場合、各メディアに共通なフロア権割り当てポリシーを設定することを特徴とする請求項19に記載のメディアサーバ。
  21. 前記親サーバが、前記子サーバに設定されているフロア権割り当てポリシーを、マルチメディア用のフロア権割り当てポリシーとして適宜編集して設定して、前記子サーバが提供するメディアごとのフロア権を管理し、同期化する制御を行うことを特徴とする請求項16乃至18のいずれかに記載のメディアサーバ。
  22. 前記親サーバが、前記子サーバに設定されているフロア権割り当てポリシーの如何に依存することなく、マルチメディア用のフロア権割り当てポリシーを新規に設定して、前記子サーバが提供するメディアごとのフロア権を管理し、同期化する制御を行うことを特徴とする請求項16乃至18のいずれかに記載のメディアサーバ。
  23. マルチメディア用のフロア権割り当てポリシーを前記親サーバに設定するための入力元として、前記メディア端末から、前記親サーバに対して、該マルチメディア用のフロア権割り当てポリシーを入力することを特徴とする請求項19乃至22のいずれかに記載のメディアサーバ。
  24. マルチメディア用のフロア権割り当てポリシーを前記親サーバに設定するための入力元として、メディアサービスを管理するオペレータが操作するオペレータ端末から、前記親サーバに対して、該マルチメディア用のフロア権割り当てポリシーを入力することを特徴とする請求項19乃至22のいずれかに記載のメディアサーバ。
  25. マルチメディア用のフロア権割り当てポリシーを前記親サーバに設定するための入力元として、前記子サーバから、あるいは、前記子サーバとは異なる任意のサーバから、前記親サーバに対して、該マルチメディア用のフロア権割り当てポリシーを入力することを特徴とする請求項19乃至22のいずれかに記載のメディアサーバ。
  26. 前記メディア端末と、前記子サーバおよび/または前記親サーバと、の間に、メディア用のポータルサイトを構成するメディアポータルを配備して、前記メディア端末からの前記子サーバおよび/または前記親サーバへのアクセスが、該メディアポータルを経由して実現されることを特徴とする請求項16乃至25のいずれかに記載のメディアサーバ。
  27. 前記メディア端末のプレゼンス情報を少なくとも保有するプレゼンスサーバを配備して、該プレゼンスサーバからの情報を参照して、前記親サーバが、マルチメディア用のフロア権割り当てポリシーを設定することを特徴とする請求項16乃至26のいずれかに記載のメディアサーバ。
  28. 1乃至複数のメディアサーバと当該メディア端末との間で、あるいは、前記メディアサーバを介して当該メディア端末と異なるメディア端末との間で、メディアを送信するための権利としてメディアごとに割り当てられるメディアのフロア権に基づいて、マルチメディア通信用の複数のメディアを送受信する際に、該マルチメディア通信を構成するすべてのメディアに関し、1乃至複数の前記メディアサーバ側または当該メディア端末側のいずれかに、各メディアのフロア権を一括して割り当てる同期化制御が行われ、該同期化制御により、当該メディア端末側にマルチメディア通信用の各メディアのフロア権が一括して割り当てられた場合、該マルチメディアを構成するすべてのメディアの送信が可能となり、一方、前記メディアサーバ側にマルチメディア通信用の各メディアのフロア権が一括して割り当てられた場合、該マルチメディアを構成するすべてのメディアの受信が可能となることを特徴とするメディア端末。
  29. 1乃至複数のメディアサーバが提供するメディアごとのフロア権を管理し、同期化する制御を行う親サーバからのフロア権制御に基づいて、子サーバに相当する1乃至複数のメディアサーバに対して所望のメディアの送信を開始することを特徴とする請求項28に記載のメディア端末。
  30. 前記親サーバに対して、マルチメディア用のフロア権割り当てポリシーとして、前記子サーバに設定されているフロア権割り当てポリシーをマルチメディア用のフロア権割り当てポリシーとして統合する指示を入力可能とすることを特徴とする請求項29に記載のメディア端末。
  31. 前記親サーバに対して、マルチメディア用のフロア権割り当てポリシーとして、各メディアに共通なフロア権割り当てポリシーを入力可能とすることを特徴とする請求項29に記載のメディア端末。
  32. 前記親サーバに対して、前記子サーバに設定されているメディアのフロア権割り当てポリシーを、マルチメディア用のフロア権割り当てポリシーとして適宜編集して、入力可能とすることを特徴とする請求項29に記載のメディア端末。
  33. 前記親サーバに対して、前記子サーバに設定されているフロア権割り当てポリシーの如何に依存することなく、マルチメディア用のフロア権割り当てポリシーを新規に入力可能とすることを特徴とする請求項29に記載のメディア端末。
  34. 前記子サーバおよび/または前記親サーバとの間に配備されたメディア用のポータルサイトとなるメディアポータルを経由して、前記子サーバおよび/または前記親サーバへアクセスすることを特徴とする請求項28乃至33のいずれかに記載のメディア端末。
  35. 1乃至複数のメディアサーバとメディア端末との間、あるいは、1乃至複数の前記メディアサーバを介して異なるメディア端末間で、メディアを送信するための権利としてメディアごとに割り当てられるメディアのフロア権に基づいて、マルチメディア通信用の複数のメディアを送受信する際に、該マルチメディア通信を構成するすべてのメディアに関し、1乃至複数の前記メディアサーバ側または前記メディア端末側のいずれかに、各メディアのフロア権を一括して割り当てる同期化制御が行われ、該同期化制御により、マルチメディア通信用の各メディアのフロア権を一括して割り当てられた前記メディアサーバ側または前記メディア端末側から、該マルチメディアを構成するすべてのメディアの送信が可能となることを特徴とするマルチメディア対応フロア権管理方法。
  36. 1乃至複数のメディアサーバとは異なるフロア権管理サーバを親サーバとして配備して、該フロア権管理サーバが、子サーバに相当する1乃至複数のメディアサーバが提供するメディアごとのフロア権を管理し、同期化する制御を行うことを特徴とする請求項35に記載のマルチメディア対応フロア権管理方法。
  37. 1乃至複数のメディアサーバのうちいずれかのメディアサーバが親サーバとなり、子サーバに位置付けた各メディアサーバがそれぞれ提供するメディアごとのフロア権を管理し、同期化する制御を行うことを特徴とする請求項35に記載のマルチメディア対応フロア権管理方法。
  38. 前記子サーバが、前記親サーバのフロア権制御に追従して、メディアサービスを実行することを特徴とする請求項36または37に記載のマルチメディア対応フロア権管理方法。
  39. 前記メディア端末が、前記親サーバのフロア権制御に基づいて、前記子サーバに対して、所望のメディアの送信を開始することを特徴とする請求項36乃至38のいずれかに記載のマルチメディア対応フロア権管理方法。
  40. 前記親サーバが、前記子サーバに設定されているフロア権割り当てポリシーを統合することにより、マルチメディア用のフロア権割り当てポリシーを設定して、メディアごとのフロア権を管理し、同期化する制御を行うことを特徴とする請求項36乃至39のいずれかに記載のマルチメディア対応フロア権管理方法。
  41. 前記親サーバが、前記子サーバに設定されているフロア権割り当てポリシーを、マルチメディア用のフロア権割り当てポリシーとして統合する場合、各メディアに共通なフロア権割り当てポリシーを設定することを特徴とする請求項40に記載のマルチメディア対応フロア権管理方法。
  42. 前記親サーバが、前記子サーバに設定されているフロア権割り当てポリシーを、マルチメディア用のフロア権割り当てポリシーとして適宜編集して設定して、前記子サーバが提供するメディアごとのフロア権を管理し、同期化する制御を行うことを特徴とする請求項36乃至39のいずれかに記載のマルチメディア対応フロア権管理方法。
  43. 前記親サーバが、前記子サーバに設定されているフロア権割り当てポリシーの如何に依存することなく、マルチメディア用のフロア権割り当てポリシーを新規に設定して、前記子サーバが提供するメディアごとのフロア権を管理し、同期化する制御を行うことを特徴とする請求項36乃至39のいずれかに記載のマルチメディア対応フロア権管理方法。
  44. マルチメディア用のフロア権割り当てポリシーを前記親サーバに設定するための入力元として、前記メディア端末から、前記親サーバに対して、該マルチメディア用のフロア権割り当てポリシーを入力することを特徴とする請求項40乃至43のいずれかに記載のマルチメディア対応フロア権管理方法。
  45. マルチメディア用のフロア権割り当てポリシーを前記親サーバに設定するための入力元として、メディアサービスを管理するオペレータが操作するオペレータ端末から、前記親サーバに対して、該マルチメディア用のフロア権割り当てポリシーを入力することを特徴とする請求項40乃至43のいずれかに記載のマルチメディア対応フロア権管理方法。
  46. マルチメディア用のフロア権割り当てポリシーを前記親サーバに設定するための入力元として、前記子サーバから、あるいは、前記子サーバとは異なる任意のサーバから、前記親サーバに対して、該マルチメディア用のフロア権割り当てポリシーを入力することを特徴とする請求項40乃至43のいずれかに記載のマルチメディア対応フロア権管理方法。
  47. 前記メディア端末と、前記子サーバおよび/または前記親サーバと、の間に、メディア用のポータルサイトを構成するメディアポータルを配備して、前記メディア端末からの前記子サーバおよび/または前記親サーバへのアクセスが、該メディアポータルを経由して実現されることを特徴とする請求項36乃至46のいずれかに記載のマルチメディア対応フロア権管理方法。
  48. 前記メディア端末のプレゼンス情報を少なくとも保有するプレゼンスサーバを配備して、該プレゼンスサーバからの情報を参照して、前記親サーバが、マルチメディア用のフロア権割り当てポリシーを設定することを特徴とする請求項36乃至47のいずれかに記載のマルチメディア対応フロア権管理方法。
  49. 請求項35乃至48のいずれかに記載のマルチメディア対応フロア権管理方法を、コンピュータにより実行可能なプログラムとして実現することを特徴とするマルチメディア対応フロア権管理プログラム。
  50. 請求項49に記載のマルチメディア対応フロア権管理プログラムを、コンピュータにより読み取り可能な記録媒体に記録することを特徴とするプログラム記録媒体。
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