JP2007212929A - 広告表示体 - Google Patents

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JP2007212929A
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Toshiki Shioda
俊樹 塩田
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Abstract

【課題】個人事業主や零細企業などの資金力の乏しい広告主であっても近隣在住あるいは通りがかりの客に対して有効に広告する広告表示体を提供する。
【解決手段】広告媒体2と、広告媒体2の同一面上に互いに規則性をもって配置され表示された複数の広告表示領域31と、広告主毎に各広告表示領域31内に表示された広告主の名称及び商標のうち一種以上と、広告主毎に各広告表示領域31内の同じ位置に表示され広告主のホームページアドレス、メールアドレス及び電話番号のうち一種以上を記録した二次元コード33とを備えることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

この発明は、複数の広告主が同時に一つの広告媒体に広告する広告表示体に関する。
新聞広告、チラシ広告などの紙を媒体とする広告は、テレビ、ラジオあるいはインターネットのポータルサイトなどを通じて行う全国的規模の広告に比べて投資額が少なくてすむことや、パソコンが扱えない消費者にも確実に届けられることなどから、依然として汎用されている。
一方、インターネットの普及に伴い、ホームページを開設することにより少ない投資で全世界に広告することも可能になっている。
更に、ホームページアドレス(URL)を記録したQRコードを、マッチ、ライターなどのノベルティや雑誌の広告欄に印刷したり(特許文献1、2)、建築物の壁面に取り付けられたディスプレイ装置で表示される広告に含めたりする(特許文献3)ことも提案されている。いずれも、撮像可能な携帯電話などの情報端末で消費者がQRコードを撮像することにより、消費者がURLを入力しなくても容易にホームページにアクセスできるようにするというものである。
実用新案登録第3112242号公報 特開2002−197364号公報 実用新案登録第3107777号公報
しかし、紙を媒体とする広告は、紙の大きさの不統一や量の多さなどの理由で各家庭内で散乱しがちであり、利用頻度の低い店の広告は電話番号やURLを控えないうちに捨てられてしまう。
一方、ホームページによる広告は、予め広告主のURLを知っているか又はGoogleなどの検索エンジンで広告主のサイトをたまたまヒットさせた消費者にしか表示されない。従って、知名度の低い広告主にはあまり有効でない。また、特許文献1−2で提案された広告方法は、広告範囲が過去に取引実績があってノベルティを受け取った人物や雑誌購入者に限られる。特許文献3で提案された広告方法は、単一の広告主が実施するには投資額が大きすぎる。
それ故、この発明の課題は、個人事業主や零細企業などの資金力の乏しい広告主であっても近隣在住あるいは通りがかりの客に対して有効に広告する広告表示体を提供することにある。
その課題を解決するために、この発明の広告表示体は、
広告媒体と、
広告媒体の同一面上に互いに規則性をもって配置され表示された複数の広告表示領域と、
広告主毎に各広告表示領域内に表示された広告主の名称及び商標のうち一種以上と、
広告主毎に各広告表示領域内の同じ位置に表示され広告主のホームページアドレス、メールアドレス及び電話番号のうち一種以上を記録した二次元コードと
を備えることを特徴とする。
前記規則性とは、たとえば一定の方向性、形状の同一性及び大きさの同一性である。
前記広告媒体とは、たとえば紙又はプラスチックシートであって、この場合は前記広告表示領域、前記広告主の名称及び二次元コードが印刷によって表示されている。また、紙又はプラスチックシートは、単独であってもよいし、うちわのように骨組みにはり付けられていても良い。
前記広告媒体は、ディスプレイ装置であってもよく、この場合は前記広告表示領域、前記広告主の名称及び二次元コードが電子的に表示される。
この発明の広告表示体によれば、複数の広告主が一つの広告媒体を共同で利用するので、一つの広告主当たりの投資は少なくてすむ。従って、広告主にとっては知名度が低くても少ない投資で近隣の住人や通行人に有効に広告することができる。消費者にとっては広告を散逸させることなく所望の店や業者を探すことができる。
−実施形態1−
以下、この発明を実施形態に基づいて具体的に説明する。図1は、第一の実施形態にかかる広告表示体であるチラシ広告を示す平面図である。
広告表示体1は、たとえばA5サイズの普通紙からなる媒体2と、媒体2の表面に印刷された多数の広告3、3・・・3とからなる。各広告3は、互いに異なる広告主の依頼に基づいて掲載されているが、横方向の位置を同じくして縦方向に並べて配置され、同じ幅の長方形の表示領域31の中に広告主の名称又は商標32とQRコード33が印刷されたものである。表示領域31は、周囲の余白と表示領域31内とを仕切る枠であってもよいし、塗りつぶしであってもよい。各QRコード33は、各表示領域31内の同じ位置に印刷されており、そこには、広告主のURL、メールアドレス及び電話番号のうち一種以上が記録されている。
この広告表示体1を駅の構内、バスターミナル、百貨店の入り口などの人通りの多い場所に多数枚置くと、複数の広告表示領域が規則性をもって配置され、且つその中の同じ位置にQRコードが表示されているので、整然として見栄えが良く、人の注意を喚起する。そして、「自由にお取り下さい。」などのように無料配布であることを明記することで、表示された広告主の名称や商標に対する興味の有無にかかわらず、多くの通行人が受け取る。
受け取った者にとっては、1枚のチラシであるから散逸することはなく、むしろ複数の広告主の情報が掲載されていることから、とりあえず保管しておく。その後、必要なときに取り出して撮像可能な情報端末でQRコードを撮像し、興味のある広告主名称又は商標の主体にアクセスする。すなわち、コードに記録されている情報がURLであれば広告主のホームページにジャンプし、メールアドレスや電話番号であればそれらを自動的に入力する。従って、面倒な入力は不要である。
−実施形態2−
図2は、第二の実施形態にかかる広告表示体であるチラシ広告を示す平面図である。本例では、各広告3が2列縦隊でA4サイズの媒体2に印刷されている。その他は、実施形態1と同様である。
第一の実施形態にかかる広告表示体であるチラシ広告を示す平面図である。 第二の実施形態にかかる広告表示体であるチラシ広告を示す平面図である。
符号の説明
1 広告表示体
2 広告媒体
3 広告
31 広告表示領域
32 広告主名又は商標
33 QRコード

Claims (4)

  1. 広告媒体と、
    広告媒体の同一面上に互いに規則性をもって配置され表示された複数の広告表示領域と、
    広告主毎に各広告表示領域内に表示された広告主の名称及び商標のうち一種以上と、
    広告主毎に各広告表示領域内の同じ位置に表示され広告主のホームページアドレス、メールアドレス及び電話番号のうち一種以上を記録した二次元コードと
    を備えることを特徴とする広告表示体。
  2. 前記規則性が、一定の方向性、形状の同一性及び大きさの同一性である請求項1に記載の広告表示体。
  3. 前記広告媒体が紙又はプラスチックシートであって、前記広告表示領域、前記広告主の名称及び二次元コードが印刷によって表示されている請求項1に記載の広告表示体。
  4. 前記広告媒体がディスプレイ装置であって、前記広告表示領域、前記広告主の名称及び二次元コードが電子的に表示されている請求項1に記載の広告表示体。
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