JP2007209061A - 電源装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 交流電源の整流後の電圧を平滑せずに直接スッチング電源回路に入力して直流電圧を生成する場合に、入力電圧が0V近辺となる位相でも出力電圧を大きく低下させずに電圧出力を行うことの出来る電源装置を提供する。
【解決手段】 脈流電圧E1を第1インダクタN1の一端側に入力し、他端側から直流電圧E2を出力する電源装置10である。そして、第1インダクタN1と磁気的に結合された第2インダクタN2と、該第2インダクタN2への通電をオン・オフするスイッチSW2とを備え、脈流電圧E1が低下する位相でスイッチSW2を駆動して第2インダクタN2に電流を流すことで、第1インダクタN1に誘導起電力を生じさせて出力側に電力供給がなされるように構成する。
【選択図】 図1

Description

この発明は、交流又は脈流の電圧を入力して直流電圧を出力する電源装置に関し、その力率改善技術に関する。
AC100VやAC200Vなどの交流電圧を入力して3.3Vや9Vなどの直流電圧を生成する従来の電源装置としては、例えば、交流電圧を整流する整流回路、整流された脈流電圧を平滑する平滑回路、平滑した電圧をスイッチング素子をオン・オフさせて間歇的に入力することで所定の直流電圧を生成するスイッチング電源回路などを備えるものが一般である。
また、力率改善のために整流回路とスイッチング電源回路との間に交流電源の高調波成分を除去するフィルタ回路を設けることも行われている。その他、力率改善の手段を設けた様々な電源装置が提案されている(例えば、特許文献1〜3)。
特開2005−168146号公報 特開2005−210789号公報 特開2001−95236号公報
本願の発明者らは、スイッチング電源回路に脈流電圧を平滑することなく入力させ、所定位相の電圧を適宜使用することで、微小電力から大電力まで出力電力の制御の幅を広げたり、低負荷時にも電力効率が落ちることのない電源装置を開発している。
しかしながら、このように交流電圧や脈流電圧を平滑することなくスイッチング電源回路に入力する場合、これら入力電圧が0V近傍となる位相では、スイッチング電源回路の入力電圧が出力電圧より低くなって、電源回路がうまく動作しないという課題があった。
また、脈流電圧が低くなる位相で電源回路の動作を停止させて入力側と出力側との接続を断った場合、この位相部分で入力電流が遮断されるため力率の低下を招くという課題も生じる。
このような課題を解決するため、例えば、図7(a)に示すように、スイッチング電源回路として降圧型と昇圧型の2つのタイプの回路を併設し、入力電圧が高いときには降圧型回路のスイッチング素子SW81をオン・オフ駆動させ、入力電圧が出力電圧以下となるときには昇圧型回路のスイッチング素子SW82をオン・オフ駆動させる方式を適用することを検討した。しかしながら、この方式では降圧型と昇圧型との切換え制御が難しく、また、入力電圧が0Vとなる近辺では昇圧もさほど出来ないという問題があった。
また、例えば、図7(b)に示すように、スイッチング電源回路として反転型の回路を適用することも検討した。しかしながら、反転型の回路はコイルN83に蓄積されるエネルギーが昇圧型や降圧型に比べて大きくなるため、磁束の漏れによる欠損などコイルN83での欠損が大きくなり、電力効率(電力変換効率)が悪くなるという問題があった。
この発明の目的は、交流電圧や脈流電圧を直接入力して直流電圧を生成する場合に、入力電圧が0V近辺となる位相でも出力電圧を大きく低下させずに、入力側から出力側に電力供給を行うことの出来る電源装置を提供することにある。
本発明は、上記目的を達成するため、脈流の第1電圧(E1)を第1インダクタ(N1)の一端側に入力して、該第1インダクタの他端側から直流の第2電圧(E2)を出力する電源装置(10)において、少なくとも第1電圧(E1)が第2電圧(E2)より低くなる位相で前記第1インダクタに外部から誘導起電力を生じさせて当該第1インダクタから出力側に電力が供給されるようにしたものである。
具体的には、前記第1インダクタ(N1)と磁気的に結合された第2インダクタ(N2)と、該第2インダクタへの通電をオン・オフするスイッチ(SW2)とを備えたものである。そして、入力電圧が出力電圧よりより低くなる位相で前記スイッチが駆動されて前記第2インダクタから前記第1インダクタへ電力が伝達されるように構成する。
このように構成することで、降圧型のスイッチング電源回路を用いて入力電圧が低くなったときでも、第1インダクタに外部から誘導起電力を発生させることで、出力電圧を大きく低下させることなく出力側に電力を供給することが出来る。また、入力電圧が出力電圧より低くなる位相でも入力電流が遮断されることがないので、その分、力率の向上を図ることが出来る。
具体的には、前記第2インダクタ(N2)は、前記第1電圧が印加される接続点間に前記スイッチを介して接続すると良い(図1,図3)。或いは、交流の入力電圧(Vin)を整流して脈流の前記第1電圧を出力する整流回路(D1)を備え、前記第2インダクタ(N2)は前記入力電圧(Vin)により電流が流されるように接続しても良い(図4,図5)。
このような接続により、入力電圧が低くなる位相でも第2インダクタに電流を流して第1インダクタに誘導起電力を生じさせることが出来る。
また具体的には、前記第1インダクタの前段に交流入力電圧(Vin)の高調波成分を除去するフィルタ回路(12)を設けると良い。さらに、前記第1インダクタと前記フィルタ回路との間に逆方向の電流が流れるのを防止する整流素子(D3:図3)を設けると良い。
フィルタ回路により力率改善が図られる一方、入力電圧が低くなる位相でも整流素子により第1インダクタからフィルタ回路の容量素子へ電流が逆流するのを回避することができ、入力電圧が低くなる位相において出力側への電力供給を行いやすくすることが出来る。
なお、この項目において、実施形態との対応関係を表わす符号を括弧書きで記したが、本発明はこれに制限されるものではない。
以上説明したように、本発明に従うと、整流後の脈流電圧を降圧型のスイッチング電源回路に直接入力した場合に、脈流電圧が0V近傍のように出力電圧よりも低い電圧となる位相においても、出力電圧を大きく低下させずに出力側へ電力を供給することが出来る。また、この位相で入力電流が遮断されないので、入力電流が遮断される場合に比べて、力率の向上を図ることができるという効果がある。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
[第1の実施の形態]
図1は、本発明の第1実施形態の電源装置10を示す構成図、図2は、この電源装置10の動作を説明する波形図である。
第1実施形態の電源装置10は、交流の入力電圧Vinから直流の出力電圧E2を生成する回路であり、交流の入力電圧Vinを整流して脈流電圧E1を生成するダイオードブリッジなどの整流回路D1と、入力電圧Vinの高調波成分を除去して力率改善を図るためのフィルタ回路12と、スイッチング電源回路を構成するスイッチング素子SW1、整流ダイオードD2、第1インダクタンス素子としてのトランスT1の第1巻線N1、および平滑コンデンサC3と、第2インダクタンス素子としてのトランスT1の第2巻線N2と、この第2巻線N2の通電をオン・オフするスイッチSW2等を備えている。また、図示は省略しているが、出力電圧E2を検出してステッチング素子SW1のオン・オフ制御を行う制御回路や、入力電圧Vinや出力電圧E2を検出してスイッチSW2のオン・オフ制御を行う制御回路を備えている。
上記のフィルタ回路12は、コンデンサC1,C2とインダクタL1とを組み合わせたLCフィルタからなり、高調波成分を除去するものである。このフィルタ回路12は、整流回路D1から出力される脈流電圧E1を平滑するものではなく、図2に示すように、脈流電圧E1はピーク電圧からほぼ0Vまで脈動した波形となる。
トランスT1は、第1巻線N1と第2巻線N2とで巻線の方向を逆にしたもので、第2巻線N2の順方向の電圧を掛けて電流を流すことで第1巻線N1に逆方向の電圧(誘電起電力)が生じる。
トランスT1の第2巻線N2は、脈流電圧E1が印加される電位点と基準電位点間にスイッチSW2を介して接続され、それにより、脈流電圧E1が出力電圧E2より低くなるときでもスイッチSW2をオンさせることで順方向に電流が流れるようになっている。
スイッチング素子SW1、トランスT1の第1巻線N1、および整流ダイオードD2等からなるスイッチング電源回路は、スイッチング素子SW1がオンのときに入力側より第1巻線N1に電流を流してエネルギーを蓄積し、スイッチング素子SW1がオフのときにこのエネルギーにより整流ダイオードD2を介して出力側に電流を供給する降圧型の電源回路である。
なお、このスイッチング電源回路において、整流ダイオードD2の替わりにスイッチング素子を用いて同期整流方式としても良いし、さらに別のトランスを介して絶縁型の回路としても良い。また、このスイッチング電源回路の出力電圧E2を外部出力するようにしても良いし、この出力電圧E2を電源装置内でさらに電圧変換して外部出力するようにしても良い。
次に、上記構成の電源装置10の動作について説明する。
この電源装置10では、脈流電圧E1が出力電圧E2より大きくなる通常期間において、次のように動作する。すなわち、スイッチング電源回路のスイッチング素子SW1が、例えばPWM制御やPFM制御等によりオン・オフ駆動され、それにより出力電圧E2や出力電流等が制御される。
スイッチSW2は、図2に示すように、この通常期間においてオフのまま停止される。これにより、この期間において第2巻線N2に通電は行われず、スイッチング電源回路は通常の動作となる。
一方、脈流電圧E1が出力電圧E2より小さくなる低電圧位相期間においては、図2に示すように、スイッチSW2はオン・オフ駆動される。これにより、第2巻線N2に順方向の電流が流れて、第1巻線N1に出力側への誘導起電力が生じる。そして、この誘導起電力により、入力側の脈流電圧E1が出力電圧E2より低くなっても、出力電圧E2を大きく低下させることなく出力側に電力供給を行うことができる。
この低電圧位相期間において、スイッチング素子SW1はPWM制御やPFM制御を停止させてオンのままとしたり、或いはオフのままとしたり、通常動作時とは別の制御でオン・オフ駆動させたりすることが出来る。
そして、脈流電圧E1が大きくなってスイッチSW2がオフになったら、再び、通常の電源動作が行われる。
この実施形態の電源装置10によれば、脈流電圧E1を降圧型のスイッチング電源回路に直接入力して出力電圧E2を生成する構成において、脈流電圧E1が出力電圧E2より低くなる位相においても、トランスT1の第1巻線N1に出力側への誘導起電力を生じさせて、出力電圧E2が大きく低下するのを回避できる。また、この位相期間に入力側からの電流が遮断されないので、入力電流が遮断される場合と比較して力率の向上を図ることが出来る。
なお、この実施形態では、スイッチSW2をオン・オフさせる低電圧位相期間を、脈流電圧E1が出力電圧E2よりも低くなる期間としたが、この期間をすこし前後にずらしたり、時間長を長くしたり短くしたりするなど、適宜変更することが可能である。
また、低電圧位相期間にスイッチSW2を一定周期でオン・オフするのでなく、例えば、スイッチング素子SW1と同期させてオン・オフさせたり、スイッチング素子SW1とは別の制御でオン・オフさせて、第1巻線N1に誘導起電力を生じさせるタイミングや時間長を変化させるようにしても良い。
[第2の実施の形態]
図3は、本発明の第2実施形態の電源装置10Aを示す構成図である。
第2実施形態の電源装置10Aは、スイッチング素子SW1やスイッチSW2として、寄生ダイオードD4,D5を内蔵するMOSFETを適用したものである。
スイッチング素子SW1に寄生ダイオードD4があると、脈流電圧E1が出力電圧E2より低くなったり、トランスT1の第1巻線N1に逆向きの起電力が生じたときに、第1巻線N1から寄生ダイオードD4を通ってフィルタ回路12の容量成分へ逆方向の電流Ir1が生じる恐れがある。
また、スイッチング素子SW2に寄生ダイオードD5があると、トランスT1の第1巻線N1に順方向の起電力が発生するタイミングにおいて第2巻線N2にも順方向の起電力が生じる為、第2巻線N2からフィルタ回路12の容量成分へ逆方向の電流Ir2が生じる恐れがある。
そこで、第2実施形態の電源装置10Aでは、フィルタ回路12と第1巻線N1との間、詳細にはフィルタ回路12とスイッチング素子SW1との間に、ダイオードD3を設けて、これらの逆方向の電流Ir1,Ir2を遮断するようにしている。
これらの逆方向の電流Ir1,Ir2が遮断されることで、最低でも第1巻線N1に逆電流が流れるのを防止でき、第2巻線N2により発生させた起電力により第1巻線N1から出力側への電流出力を容易にすることが出来る。
[第3の実施の形態]
図4は、本発明の第3実施形態の電源装置10Bを示す構成図である。
第3実施形態の電源装置10Bは、トランスT1の第2巻線N2に電流を流すために、整流回路D1から出力された脈流電圧E1を用いるのではなく、交流の入力電圧Vinを用いるようにしたものである。
そのため、この電源装置10Bでは、第2巻線N2の一端側を整流手段(整流ダイオードD7,D8)を介して入力電圧Vinの入力端子にそれぞれ接続し、第2巻線N2の他端側を整流回路D1の基準電位点に接続している。
このような構成の電源装置10Bにおいても、第1実施形態と同様に、スイッチSW2がオンされることで第2巻線N2に順方向の電流が流れて、第1巻線N1に出力側への誘導起電力を発生させることが出来る。そして、第1実施形態と同様の動作を得ることが出来る。
[第4の実施の形態]
図5は、本発明の第4実施形態の電源装置10Cを示す構成図、図6は、この電源装置10Cの動作を説明する図である。図6においては、簡略化して整流回路D1の出力が正電圧e1のときの電流の流れを示している。
第4実施形態の電源装置10Cは、スイッチング電源回路のスイッチング素子SW1を、第1〜第3実施形態のように第1巻線N1の入力側に接続するのではなく、整流回路D1の基準電位側の接続点と、スイッチング電源回路の基準電位側の接続点(具体的には整流ダイオードD2のアノード側)との間に接続したものである。
この場合、スイッチング素子SW1には出力側から入力側へ電流が流れるので、スイッチング素子SW1に寄生ダイオードD4が内蔵される場合は、入力側にアノードがくる向きにスイッチング素子SW1を形成する。
このような電源装置10Cにおいては、スイッチング素子SW1がオフされることで、整流回路D1から第1巻線N1への入力電流が遮断される。また、スイッチング素子SW1がオンされることで、整流回路D1から第1巻線N1への電流の入力が可能となる。従って、脈流電圧E1が高い通常期間の動作としては、第1〜第3実施形態と同様のスイッチング制御を行うことで同様の動作が得られる。
一方、第2巻線N2に電流を流す場合には、スイッチSW2をオンさせただけではだめで、スイッチSW2とスイッチング素子SW1との両方をオンさせる必要がある。従って、脈流電圧E1が低くなる位相期間に第1巻線N1に誘導起電力を発生させるには、スイッチSW2とスイッチング素子SW1との両方を同期させてオンさせるか、或いは、同期しなくても両者がオンとなる期間が生じるように制御する。
スイッチング素子SW1とスイッチSW2との両方がオンされることで、図6(a)に示すように、第2巻線N2に順方向に電圧が印加されて電流が流れる。また、このとき第1巻線N1には整流回路D1側から電流が供給される。
一方、図6(b)に示すように、スイッチSW2がオフされると第2巻線N2の電流が停止される。また、スイッチング素子SW1がオフされると、整流回路D1と第1巻線N1との接続も断たれて、整流ダイオードD2側から第1巻線N1に電流が供給される。
従って、この第4実施形態の電源装置10Cにおいても、スイッチング素子SW1とスイッチSW2とがオンされることで、図6(c)に示すように、第2巻線N2に電流を流して第1巻線N1に出力側への誘導起電力を発生させることが出来る。そして、これにより、脈流電圧E1が出力電圧E2より低くなる位相であっても、出力電圧E2を大きく低下させることなく、入力側から出力側への電力供給を行うことが出来る。
以上、本発明の実施の形態について述べたが、本発明は上記実施の形態に限定されることなく、本発明の技術的思想に基づいて各種の変更が可能であり、本発明がこれらに及ぶことは当然である。
本発明は、交流電圧から直流電圧を生成する電源装置に利用することが出来る。また、脈流電圧から直流電圧を生成する回路構成を一部に必要とする種々の電源装置に利用することが出来る。
本発明の第1実施形態の電源装置を示す構成図である。 第1実施形態の電源装置の動作を説明する波形図である。 本発明の第2実施形態の電源装置を示す構成図である。 本発明の第3実施形態の電源装置を示す構成図である。 本発明の第4実施形態の電源装置を示す構成図である。 第4実施形態の電源装置の動作の一例を示す説明図である。 交流電源が0V近傍でも動作可能な電源装置の検討例を示す回路図である。
符号の説明
10,10A〜10C 電源装置
12 フィルタ回路
D1 整流回路
D3 ダイオード
T1 トランス
N1 第1巻線(第1インダクタ)
N2 第2巻線(第2インダクタ)
SW1 スイッチング素子
SW2 スイッチ

Claims (12)

  1. 脈流の第1電圧を第1インダクタの一端側に入力して、該第1インダクタの他端側から直流の第2電圧を出力する電源装置において、
    少なくとも前記第1電圧が前記第2電圧より低くなる位相に、前記第1インダクタに外部から誘導起電力を発生させて出力側に電力が供給されるようにしたことを特徴とする電源装置。
  2. 脈流の第1電圧を第1インダクタの一端側に入力し、該第1インダクタの他端側から直流の第2電圧を出力する電源装置において、
    前記第1インダクタと磁気的に結合された第2インダクタと、
    該第2インダクタへの通電をオン・オフするスイッチと、
    を備えたことを特徴とする電源装置。
  3. 少なくとも前記第1電圧が前記第2電圧より低くなる位相で前記スイッチが駆動されて前記第2インダクタから前記第1インダクタへ電力が伝達されることを特徴とする請求項2記載の電源装置。
  4. 前記第2インダクタは、前記第1電圧が印加される接続点と基準電位点との間に前記スイッチを介して接続されていることを特徴とする請求項2又は3に記載の電源装置。
  5. 交流の入力電圧を整流して前記第1電圧を生成する整流回路を備え、
    前記第2インダクタは前記入力電圧により電流が流されるように接続されていることを特徴とする請求項2又は3に記載の電源装置。
  6. 前記第1インダクタより前段に交流入力電圧の高調波成分を除去するフィルタ回路が設けられていることを特徴とする請求項2〜5の何れかに記載の電源装置。
  7. 前記第1インダクタと前記フィルタ回路との間に逆方向に電流が流れるのを防止する整流素子が設けられていることを特徴とする請求項6記載の電源装置。
  8. 前記第1電圧が印加される接続点と前記第1インダクタとの間にスイッチング素子が設けられ、
    該スイッチング素子のオン・オフ駆動により前記第1電圧が前記第1インダクタに間歇的に入力されて前記第2電圧の大きさが制御されるように構成されていることを特徴とする請求項2〜7の何れかに記載の電源装置。
  9. 前記第1電圧の基準電位点と前記第2電圧の基準電位点との間にスイッチング素子が設けられ、
    該スイッチング素子のオン・オフ駆動により前記第1電圧が前記第1インダクタに間歇的に入力されて前記第2電圧の大きさが制御されるように構成されていることを特徴とする請求項2〜7の何れかに記載の電源装置。
  10. 前記第1電圧の入力端子から前記第1インダクタとの間に、前記第1電圧を平滑する平滑回路が設けられていないことを特徴とする請求項2〜9の何れかに記載の電源装置。
  11. 前記スイッチはMOSFETであることを特徴とする請求項2〜10の何れかに記載の電源装置。
  12. 前記スイッチング素子はMOSFETであることを特徴とする請求項8又は9に記載の電源装置。
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