JP2007208554A - 通信装置及びシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】無線IP電話機の低消費電力化を図る。
【解決手段】メインCPU130は、原則として、SIPサーバにキープアライブ信号を送信する送信処理の場合にのみ高消費電力状態に遷移し、それ以外の場合には低消費電力状態のままとする。コントローラ140は、原則として、アクセスポイントからのビーコン信号に応答する場合にのみ高消費電力状態に遷移し、それ以外の場合には低消費電力状態のままとする。
【選択図】 図2

Description

本発明は、通信装置及びシステムに関し、特に、無線ネットワーク及びIPネットワークに接続可能な通信装置及びシステムに関する。
従来、無線LAN(Local Area Network)を通じて、VoIP(Voice over Internet Protocol)による音声通話を行うことが可能な無線IP(Internet Protocol)電話機が存在している。無線IP電話機は、アクセスポイントの設置個所近傍では、無線LANを介して通話を行うことが可能である一方、アクセスポイントが設置されていない場所ではそれが不可能である。このため、現状では、無線IP電話機は、公衆回線網経由での通話も行えるようなデュアル端末とされている(例えば、非特許文献1)。
NTT DoCoMo ビジネスオンライン−N900iL FOMA特性・仕様、[online]、[平成17年3月22日検索]、インターネット<URL:http://www.docomo.biz/html/product/cordless/n900il/foma.html>
ところで、無線IP電話機は、通話を行う場合には、無線LANに接続されたアクセスポイントとの間の接続と、IPネットワークに接続されているSIPサーバなどとの間の接続との双方が必要となる。このような接続は、TDMA方式の携帯電話機やPHS(Personal Handyphone System)等と比較して、消費電力量が多い。
しかし、無線IP電話機は、電話の待ち受け時間等を十分に確保するために、低消費電力化を図る必要がある。
そこで、本発明は、無線IP電話機の低消費電力化を図ることを課題とする。
上記課題を解決するために、本発明の通信装置及びシステムは、
無線ネットワークに接続されている中継機器から当該無線ネットワークを介して送信された信号に応答する応答手段と、
IPネットワークに接続されている呼接続制御用管理サーバに対して当該IPネットワークを介してキープアライブ信号を送信する送信手段と、
前記キープアライブ信号の送信処理時を除き前記送信手段への電力供給を停止する電力制御手段と、を備える。
なお、前記受信信号の送信元を判定する判定手段を備え、
前記応答手段は、前記判定手段によって受信信号の送信元が中継機器であると判定された場合に当該中継機器に対する応答用信号を返信するとよい。
この場合、自装置あてに信号が送信されていない場合には、当該信号の応答処理が不要となるので、その分、省電力化が可能となる。
前記送信手段は、前記呼接続制御用管理サーバとの接続が維持できるタイミングで送信されるキープアライブ信号を生成する生成手段を含む。
この場合、前記キープアライブ信号により、通信装置と呼接続制御用管理サーバとの間の接続が維持されることになる。
前記タイミングは、前記中継機器から送信される特定の信号を受信したことに基づくようにするとよい。具体的には、特定の信号の受信から所定時間を経過したとき、又は、特定の信号を受信してから所定回数の信号を受信したときなどに、前記キープアライブ信号を生成するようにするとよい。
また、本発明の通信システムは、
上記通信装置と、
前記通信装置と無線ネットワークを介して接続される中継機器と、
前記中継機器とIPネットワークを介して接続されている呼接続制御用管理サーバとを備える。
本発明によると、送信手段に対して、その機能停止時に電力供給を行わないため、その分、通信装置の省電力化を図ることができる。
発明の実施の形態
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施形態の通信システムの模式図である。図1には、例えばIP電話端末とPHS端末又は携帯電話端末などとの双方を実現するデュアル端末100と、デュアル端末100が接続される無線LAN(WLAN:Wireless Local Area Network)500と、無線LAN500に接続されるアクセスポイント200と、アクセスポイント200が接続されるIPネットワーク300と、IPネットワーク300に接続されるSIPサーバ400とを示している。
デュアル端末100は、無線LAN500に接続するための無線LANインターフェイスを内蔵している。また、デュアル端末100は、公衆回線網に接続するための公衆回線網接続用インターフェイスを内蔵していてもよいし、デュアル端末100本体にカードスロットを設けておき、公衆回線網接続用インターフェイスを外部インターフェイスとして、当該カードスロットを通じて接続してもよい。この種のインターフェイスには、PDC(Personal Digital Cellular)カード、IMT−2000に準拠した高速パケット通信用カード、PHSカードなどがある。
なお、後者の場合、カードスロットに差し込む外部インターフェイスを、他の機能が搭載された外部インターフェイスに交換することで、デュアル端末100で実現できる内容をカスタマイズできることになる。交換対象の外部インターフェイスには、RFID(Radio Frequency Identification)リーダカードなどがある。
図2(a)は、図1に示すデュアル端末100の模式的なハードウェア構成を示すブロック図である。図2(a)に示すように、デュアル端末100は、必要なプログラム等が格納されているメモリ120と、デュアル端末100本体の動作制御を司るメインCPU(Central Processor Unit)130と、メインCPU130の負担を軽減するためにデュアル端末100本体の一部動作の制御を司るコントローラ140とに大別される。
図2(b)は、図2(a)に示すデュアル端末100の機能ブロック図である。図2(a)に示す、メインCPU130がメモリ120或いは外部メモリ(図示せず)などに記憶されているドライバを用い、かつ、コントローラ140がメモリ120などに記憶されているファームウエアを実行し、後述する処理を行なうことによって実現することができる。
メインCPU130とメモリ120などとによって、以下説明する、SIPスタック132と、割込手段134と、キープアライブ信号生成手段136とを実現する。また、コントローラ140とメモリ120などとによって、以下説明する、判定手段142と、応答手段144とを実現する。
SIPスタック132は、SIPサーバ400に割り当てられているアドレス及びSIPサーバ400との間で定義等した情報が登録されているものである。
割込手段134は、SIPスタック132に登録されているアドレスあてに送信する、キープアライブ信号を生成するトリガとなる割込処理を行うものである。割込処理は、本実施形態の場合、一例としては、約30秒に1回のタイミングで行うようにしている。なお、割込処理を実行する間隔は、SIPサーバ400に対してデュアル端末100がキープ状態にあることを報知するのに十分なものでよい。また、この割込手段134に代えて、例えば、コントローラ140又はメインCPU130に、アクセスポイント200からの信号の受信回数をカウントするカウンタを備え、カウンタのカウント値が例えば30回となったときに、割込処理を行うようにしてもよい。
キープアライブ信号生成手段136は、割込手段134による割込処理に応じて、キープアライブ信号を生成するものである。キープアライブ信号は、コントローラ140を通じて、SIPサーバ400へ送信される。なお、コントローラ140のほかにSIPサーバ400へのキープアライブ信号送信用のコントローラを別途設けて、当該コントローラを介してSIPサーバ400へキープアライブ信号を送信するようにしてもよい。
判定手段142は、無線LAN500を通じて送信されてきた信号のあて先を判定するものである。具体的には、当該信号が自端末あてになされたか否かを判定するものである。
応答手段144は、判定手段142によって信号のあて先が自端末であると判定された場合に、アクセスポイント200に対して応答信号を返信するものである。
ここで、一般的には、組込み用OS(Operation System)は、以下説明するような省電力化がなされていない。本実施形態では、省電力化技術をデバイスドライバ(ソフトウエア)として組込み用OSに実装している。この組込み用OSには、Windows CE(登録商標)、Embedded Linux(登録商標)、T-Kernel(登録商標)などを用いることができる。
なお、メインCPU130とコントローラ140とは、同一のハードウェア構成(1チップ)としてもよい。ただし、これらを図2に示すように別々のハードウェア構成とすると、アクセスポイント200から送信される信号を受信するたびに、メインCPU130部分が必要以上に起動することがないので、節電効果が高まるという利点がある。ちなみに、別々のハードウェア構成とした場合に、各ハードウェアで実現する機能は、図2に示すような態様に割り当てることが必要ではない点に留意されたい。
アクセスポイント200は、プライベートIPアドレスとグローバルIPアドレスとを相互に変換する変換手段を備えている場合がある。具体的には、デュアル端末100からSIPサーバ400へ信号を送信する際には、当該信号にはプライベートIPアドレスが付加されている。アクセスポイント200は、この信号を受信すると当該ヘッダー部分に関しては、プライベートIPアドレスに対応するグローバルIPアドレスに変換してから、SIPサーバ400に送信する。ただし、SIP信号部分に関しては、プライベートIPアドレスのままである。このため、SIPサーバ400では、このSIP信号部分のプライベートIPアドレスを、グローバルIPアドレスに書き換える。一方、SIPサーバ400からデュアル端末100へ信号を送信する際には、アクセスポイント200は、このSIP信号部分のグローバルIPアドレスが付加されている信号をSIPサーバ400から受信し、当該グローバルIPアドレスに対応するプライベートIPアドレスに変換してから、デュアル端末100に送信する。
SIPサーバ400は、上記のようなアクセスポイント200の変換手段を有効活用するために、デュアル端末100へ信号を送信する場合には、グローバルIPアドレスが付加されている信号を送信するだけで済むようにしてある。係る手法を用いない場合には、SIPサーバ400とIPネットワーク300との間に、セション・ボーダ・コントローラ(Session Border Control:SBC)を設けておかなければならない。
図2に示すデュアル端末100の電力消費量を軽減するための動作の概要は、以下のとおりである。
デュアル端末100は、主電源投入後に無線LAN圏内に位置していることを条件に、無線LAN500及びIPネットワーク300を通じて、アクセスポイント200及びSIPサーバ400との間のネゴシエーションを行う。これにより、アクセスポイント200及びSIPサーバ400内の各エントリーテーブルに、デュアル端末100に関する情報が登録される。こうして、デュアル端末100は、アクセスポイント200及びSIPサーバ400との間で接続が確立される。
その後、アクセスポイント200は、デュアル端末100に対して、例えば1秒間隔で信号(例えば、ビーコン信号)を送信する。デュアル端末100では、コントローラ140が、当該信号を受信した場合、アクセスポイント200に対して信号を返信するなどの応答処理を行う。なお、応答処理には、アクセスポイント200からの信号を受信したときに、コントローラ140等によって実現される応答手段に受動的に電力供給を行う場合と、アクセスポイント200の信号送信タイミングに同期したタイミングで応答手段に能動的に電力供給を行う場合との双方を含む。本実施形態では、応答処理以外では、応答手段に対して電力供給を行わないように、換言すると、上記応答処理以外では、コントローラ140に対して最小限の電力供給しか行わないようにしている。
応答処理を行うことで、アクセスポイント200内のエントリーテーブルから、デュアル端末100に関する情報が破棄されない。このため、アクセスポイント200とデュアル端末100との間の接続は維持される。
また、デュアル端末100では、メインCPU130等によって実現される送信手段のキープアライブ生成手段132が、SIPサーバ400に対して送信するキープアライブ信号を、所定時間(例えば30秒)ごとに生成し、コントローラ140へ出力するといった送信処理を行う。本実施形態では、送信処理以外では、送信手段に対して電力供給を行わないように、換言すると、上記応送信処理以外では、メインCPU130に対して最小限の電力供給しか行わないようにしている。このことは、メインCPU130は、原則として、キープアライブ信号を送信するときのみ、当該処理のために高消費電力状態の遷移するものの、その他のときには低消費電力状態のままにしている点に留意されたい。
送信処理を行うことで、SIPサーバ400は、デュアル端末100がキープ状態であるということを判定できる。このため、SIPサーバ400とデュアル端末100との間で確立された接続が維持される。
上記動作により、デュアル端末100とアクセスポイント200との接続、デュアル端末100とSIPサーバ400との接続がそれぞれ維持されるので、デュアル端末100は、無線LAN500及びIPネットワーク300を介して、他の通信端末、固定電話機などとの間で、リアルタイムでの発呼、着呼、通話などが可能となる。
図3は、図2に示すメインCPU130の動作を示すフローチャートである。図3には、デュアル端末100の主電源がオンされ、その後、無線LAN500及びIPネットワーク300を通じて、デュアル端末100とSIPサーバ400との間のネゴシエーションが完了した後の動作を示している。図3に示す各処理は、デュアル端末100の主電源がオフされるまでの間、所定のタイミングで繰り返し実行される。
メインCPU130は、まず、外部から指示が入力されたか否かを判定する(ステップS1)。
ここで云う外部からの指示には、ユーザからの指示が含まれる。この指示は、デュアル端末100に設けられている種々のボタンの何れかが押下されたか否かに基づき判定する。一例としては、ユーザが発呼をしようとして、ダイヤルボタンなどを押下すれば、ユーザからの指示が入力されたと判定される。また、外部からの指示には、デュアル端末100のアプリケーションソフトウェアで使用されているWEP(Wired Equivalent Privacy)キーの変更指示が含まれる。また、外部からの指示には、デュアル端末100に対する電話の着信指示が含まれる。
判定の結果、外部から指示が入力されていない場合には、ステップS3へ移行する。一方、外部から指示が入力された場合には、指示に応じた処理が実行される(ステップS2)。
ここで、ステップS1,S3に示す処理は、負荷が小さいため、低消費電力状態で実行することができる。一方、ステップS2に示す処理は、負荷が大きいため、高消費電力状態に遷移する。換言すると、ステップS2に示す処理をスキップして、ステップS3へ移行すれば、低消費電力状態のままである。
なお、WEPキーの変更処理時間は一定である。このような場合には、処理時間経過後すぐに、高消費電力状態から低消費電力状態に遷移するように設定できれば、デュアル端末100の更なる省電力化を実現できる。このため、本実施形態では、判別処理時間計時用タイマと、指示内容とこれに対応する処理時間とが格納されているメモリと、外部からの指示内容を判別する判別手段と、判別手段によって外部からの指示が一定時間で完了するものである場合にメモリに格納されている当該指示に対応する処理時間を読み出して判別処理時間計時用タイマを設定する設定手段と、判別処理時間計時用タイマがタイムアウトしたときに高消費電力状態から低消費電力状態に遷移する遷移手段とを備えている。
また、メインCPU130では、割込手段134が、キープアライブ信号送信用に設定された時間のタイムアウトの有無を判定している(ステップS3)。
ステップS3に示す処理自体は、メインCPU130においては、割込手段134以外の部分では原則的に電力消費されないため、低消費電力状態のままである。なお、原則的という表現は、メインCPU130において、アプリケーションソフトウェアなどを実行している場合があることを考慮したものである。
ステップS3に示す判定処理の結果、タイムアウトしていないと判定された場合には、ステップS1に移行する。一方、タイムアウトしたと判定された場合には、割込手段134は、キープアライブ信号生成手段136に対して、キープアライブ信号の生成を指示する指示信号を出力する(ステップS4)。
キープアライブ信号生成手段136は、指示信号を入力すると、SIPスタック132に登録されているアドレス(IPアドレス)を取得するともに(ステップS5)、そのアドレスを付加したキープアライブ信号を生成し(ステップS6)、コントローラ140へ出力する(ステップS7)。
この結果、後述する処理(ステップS15)により、デュアル端末100からSIPサーバ400へ、キープアライブ信号が送信される。
その後、メインCPU130は、他の必要処理を実行して、ステップS1へ移行する(ステップS8)。
ここでいう必要処理とは、例えば、メインCPU130で起動しているアプリケーションソフトウェアのランを継続する処理などを指す。
図3に示す各ステップを基準に消費電力状態をまとめると、メインCPU130は、ステップS2の処理を実行する場合には高消費電力状態となり、その他のステップの処理を実行する場合には低消費電力状態となる。
このことは、典型的には、メインCPU130は、外部からの指示入力のあった時点の指示に応じた処理の実行時しか、高消費電力状態とならないことを意味する。したがって、常時、高消費電力状態としておく場合に比して、消費電力量を効果的に抑制できる。
図4は、図2に示すコントローラ140の動作を示すフローチャートである。図4には、デュアル端末100の主電源がオンされ、無線LAN500を通じて、デュアル端末100とSIPサーバ400との間のネゴシエーションが完了した後の動作を示している。図4に示す各処理は、デュアル端末100の主電源がオフされるまでの間、所定のタイミングで繰り返し実行される。
なお、コントローラ140は、デュアル端末100の電源投入直後、及び、デュアル端末100が無線LAN圏外に位置する場合などには、例えば、定期的に信号(例えばプローブ要求信号)を送信することでアクセスポイントとの接続を試みたり、アクセスポイントからの信号(ビーコン信号)を検索したりといった処理を行う。
まず、コントローラ140は、上記処理を実行することで、アクセスポイント200からの信号を受信可能な状態であるか否かを判定する(ステップS11)。
判定の結果、アクセスポイント200からの信号を受信可能な状態でない場合には、コントローラ140は、ステップS11へ移行する。一方、アクセスポイント200からの信号を受信可能な状態である場合には、コントローラ140の判定手段142は、無線LAN500を通じて送信されてきた信号内のDTIM(Delivery Traffic Indication Message)などを参照することによって、当該信号が自端末あてに送信されたものであるか否かを判定する(ステップS12)。
判定の結果、アクセスポイント200からの信号が自端末あてに送信されてない場合には、ステップS11へ移行する。一方、アクセスポイント200からの信号が自端末あてに送信された場合には、当該信号に対して信号を返信するなどの応答処理を実行する(ステップS13)。
つづいて、コントローラ140は、メインCPU130によって生成され、かつ、未送信状態のキープアライブ信号があるか否かを判定する(ステップS14)。
判定の結果、未送信状態のキープアライブ信号がない場合には、ステップS11へ移行する。一方、未送信状態のキープアライブ信号がある場合には、キープアライブ信号送信処理を実行する(ステップS15)。
これにより、コントローラ140から無線LAN500を通じてアクセスポイント200へキープアライブ信号が送信される。この結果、キープアライブ信号は、IPネットワーク300を経由して、SIPサーバ400へ送信される。
図3,図4に示す各ステップを実行すれば、デュアル端末100とSIPサーバ400及びアクセスポイント200との接続を維持しつつ、メインCPU130の電力消費量を軽減できることになる。
なお、本発明の各実施形態では、本発明の内容を例示したに過ぎず、本発明の思想から逸脱しない限り、本願特許請求の範囲に含まれる。
つまり、一例でとして説明した、デュアル端末100が、アクセスポイント200のエントリーテーブルから自端末の情報が破棄されるよりも前のタイミングでアクセスポイント200との間で信号のやり取りを行い、かつ、SIPサーバ400に対して所要のタイミングでキープアライブ信号を送信するという思想に相当するものは、本願特許請求の範囲に含まれる。
したがって、例えば、通信モードが、PSNP(Power Save Non Polling)モードであろうが、PSP(Power Save Polling)モードであろうが、その他のモードであろうがかまわない。また、現行の種々存在している無線LAN規格にいずれを採用しても、上記範囲内であれば、本発明を適用することができるし、更には、今後登場する無線LAN規格に対しても適用することができる。
また、各実施形態では、携帯機器であるデュアル端末100を例に説明したが、本発明による節電効果は、携帯性の有無にかかわらず通信装置一般に適用することができる。したがって、PDA(Personal Digital Assistant)、ノート型パーソナルコンピュータ(以下、「PC」と称する。)、デスクトップ型PCなどにも適用することができる。
本発明は、通信分野全般に広く利用することができる。
本発明の実施形態の通信システムの模式図である。 図1に示すデュアル端末100の機能ブロック図である。 図2に示すメインCPU130の動作を示すフローチャートである。 図2に示すコントローラ140の動作を示すフローチャートである。の使用例を示す図である。
符号の説明
100 デュアル端末
120 メモリ
130 メインCPU
132 SIPスタック
134 割込手段
136 キープアライブ信号生成手段
140 コントローラ
142 判定手段
144 応答手段
200 アクセスポイント
300 IPネットワーク
400 SIPサーバ
500 無線LAN

Claims (5)

  1. 無線ネットワークに接続されている中継機器から当該無線ネットワークを介して送信された信号に応答する応答手段と、
    IPネットワークに接続されている呼接続制御用管理サーバに対して当該IPネットワークを介してキープアライブ信号を送信する送信手段と、
    前記キープアライブ信号の送信処理時を除き前記送信手段への電力供給を停止する電力制御手段と、を備える通信装置。
  2. 前記受信信号の送信元を判定する判定手段を備え、
    前記応答手段は、前記判定手段によって受信信号の送信元が中継機器であると判定された場合に当該中継機器に対する応答用信号を返信する、請求項1記載の通信装置。
  3. 前記送信手段は、前記呼接続制御用管理サーバとの接続が維持できるタイミングで送信されるキープアライブ信号を生成する生成手段を含む請求項1又は2記載の通信装置。
  4. 前記タイミングは、前記中継機器から送信される特定の信号を受信したことに基づく、請求項3記載の通信装置。
  5. 請求項1から4のいずれか記載の通信装置と、
    前記通信装置と無線ネットワークを介して接続される中継機器と、
    前記中継機器とIPネットワークを介して接続されている呼接続制御用管理サーバとを備える、通信システム。
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