JP2007208372A - 送信装置及び制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】FSK無線送信機10において、電圧制御発振器136へのFSK変調データのDCオフセットにもかかわらず、各論理値に対応する送信波の周波数を適格化する。
【解決手段】A/D変換器15は、FSK変調データの電圧をA/D変換して、CPU14へ送る。選択チャンネルの送信波の指示周波数をfoとする。また、FSK変調データの各論理値に対応して周波数軸方向上側及び下側に生じる送信波の周波数をそれぞれfu,flとし、fu,flの中心点の周波数を中心点周波数fmと呼ぶことにする。CPU14は、検出したDCオフセット量に基づいて、DDS12の設定データを調整することにより、DDS12の出力周波数を制御する。DDS12の出力周波数は、中心点周波数fmがfoとなるようなものに制御される。
【選択図】図1

Description

本発明は、変調態様としてFSK(Frequency Shift Keying)を採用する送信装置及び制御方法に関する。
一般的な無線送信機は、PLL装置を装備し、PLL装置を使用して、各チャンネルに対応する周波数の搬送波を生成するようになっている。該PLL装置では、分周器が、PLL装置の帰還信号を分周して、位相比較器の一方の入力端子へ戻しているが、分周比が大きくなると、ノイズが増大して、C/Nを劣化させる問題がある。
一方、DDS(Direct Digital Synthesizer:ダイレクトデジタルシンセサイザ)は、その設定データを調整することにより、出力周波数を細かく変更自在になっている。そこで、PLL装置における上述のノイズ問題の対策のために、DDSを、PLL装置の帰還回路における分周器の代わりに設けたり(例:特許文献1)、PLL装置の入力側に設けたりすることにより、PLL装置の位相比較器における2個の対比信号の周波数がチャンネルステップ周波数より大きくなるようにしている。
図4はDDSを装備するとともにFSKを使用する従来のFSK無線送信機70の構成図である。FSK無線送信機70の各素子に関して、本発明の具体例としての後述のFSK無線送信機10(図1)の各素子と同一のものは、FSK無線送信機10の対応素子と同符号で指示するとともに、説明は省略し、FSK無線送信機70の主要点についてのみ説明する。
CPU14は、DDS12の設定データを調整することにより、DDS12の出力周波数を制御する。これにより、DDS12の出力周波数は、FSK変調データの無し期間における電圧制御発振器136の出力信号としてのFSK無線送信機70の送信波(=送信信号)の周波数が現在選択されているチャンネルの周波数に調整される。また、PLL装置13の電圧制御発振器136は、FSK変調データを供給され、FSK変調信号を送信波として生成するようになっている。
特願平6−164388号公報
図5は2個の論理値を1個ずつ交互に繰り返すFSK変調データを示している。図6は図5のFSK変調データに対するFSK無線送信機70の送信波のパワースペクトラムを示している。なお、FSK無線送信機70が採用するFSKでは、論理値”0”,”1”に対して周波数軸方向へそれぞれ上側周波数及び下側周波数を割り当てているものとする。WcはFSK変調データの無し期間の送信信号のものであり、Wcの周波数は、選択中のチャンネルの周波数foとなっている。Wu.Wlは、それぞれFSK変調データの”0”,”1”に対応する送信波のものである。図5のFSK変調データはDCオフセットを含まないので、Wuの周波数fu及びWlの周波数flは、それぞれfo+Δf,fo−Δfになっていて、foに対して周波数軸方向へ正側及び負側へ等量Δfだけ離れた周波数となっている。
図7は一方の論理値を他方の論理値に対して多く含むFSK変調データを示している。図8は図7のFSK変調データに対するFSK無線送信機70の送信波のパワースペクトラムを示している。図7のFSK変調データでは、”0”と”1”が均等に出現せず、”0”の出現頻度が”1”のそれより大きくなっている。結果、電圧制御発振器136へのFSK変調データに係る供給電圧にはDCオフセットが含まれることになる。
図8において、破線で示すWa,Wbは、図6のWu,Wlと同一周波数位置で示したものであり、送信特性上、Wu,Wlの理想とする周波数位置を示している。しかしながら、現実では、Wuの周波数fuとWlの周波数flとの中心点の周波数は、FSK変調データのDCオフセットのために、foに対してFSK変調データのDCオフセット量分だけずれ、結果、現実のWu,Wlは、実線で示すように、Wa,Wbに対して周波数軸方向へだいぶ偏倚してしまう。
図8のようなWu,Wlの偏倚は、隣接チャンネルへの信号漏れ、電力浪費等、送信特性の悪化につながる。このことに関する公知の対策としては、例えば、FSK変調データのデータパターンのフォーマットを工夫して、”0”又は”1”が極端に連続しないようなデータパターンを採用することがある。
しかしながら、例えば、送信機に外部機器を接続して、ユーザが該外部機器から送信機へFSK変調データを供給するような場合には、ユーザが、論理値の一方が長く連続するFSK変調データを設定する可能性がある。
本発明の目的は、論理値の一方が不適切に長く連続するFSK変調データに対しても、的確なFSK変調信号を生成することができる送信装置及び制御方法を提供することである。
FSK変調データの無し期間に生成される送信信号の周波数を送信波基準周波数と呼ぶことにし、また、FSK変調データの各論理値に対応して周波数軸方向上側及び下側に生じる送信信号の周波数をそれぞれ上側送信波周波数及び下側送信波周波数と呼ぶことにし、さらに、上側送信波周波数及び下側送信波周波数の中心点の周波数を中心点周波数と呼ぶことにする。
本発明の送信装置は次のものを有している。
電圧制御発振器を含み該電圧制御発振器へベースバンド信号としてのFSK変調データを供給されて送信信号としてのFSK変調信号を生成するPLL装置、及び
中心点周波数が送信波基準周波数となるように、PLL装置への入力信号の周波数を制御する入力信号制御手段。
本発明が適用される送信装置は、PLL装置を備え、PLL装置が、その電圧制御発振器へベースバンド信号としてのFSK変調データを供給されて送信信号としてのFSK変調信号を生成する。本発明の制御方法によれば、中心点周波数が送信波基準周波数となるように、PLL装置への入力信号の周波数を制御する。
本発明によれば、PLL装置への入力信号の周波数が制御されることにより、FSK変調データの各論理値に対応する上側及び下側送信信号の周波数が、FSK変調データのDCオフセットにもかかわらず、FSK変調データの無し期間に生成される送信信号の周波数に対して両側に等量だけ離れるものになるので、一方の論理値が不適格に連続するFSK変調データに対しても、FSK変調信号に係る送信特性を良好に維持することができる。
図1はFSK無線送信機10の構成図である。基準発振器11は基準周波数の発振信号を出力する。DDS12は、CPU14により周波数設定データを調整され、周波数設定データに基づき出力信号の周波数を細かく変更自在となっている。DDS12は、周波数設定データに対応する周波数の出力信号を基準発振器11の発振信号から生成して、PLL装置13へ送る。
FSK変調データは、PLL装置13の電圧制御発振器(VCO:Voltage Controlled Oscillator)136へ送られるとともに、A/D変換器15によりA/D変換されてからCPU14へ送られる。CPU14は、DDS12の周波数設定データをA/D変換器15からの入力信号に基づき決める。
PLL装置13は、分周器131、位相比較器132、分周器133、チャージポンプ134、ループフィルタ135及び電圧制御発振器136を備えている。分周器131は、例えばカウンタから構成され、DDS12からの信号を分周して、位相比較器132へ送る。分周器133は、電圧制御発振器136の出力信号、すなわち送信波を位相比較器132へ帰還させる帰還回路に介在し、電圧制御発振器136の出力信号を分周して、位相比較器132へ送る。分周器133の分周比は、選択チャンネルの周波数に併せて制御可能になっている。
位相比較器132は、分周器131,133からの信号を受けて、それらの位相差を検出する。チャージポンプ134は、位相比較器132より、位相差に係る電圧を入力され、位相差に関係する電流をループフィルタ135へ供給、又はループフィルタ135から吸引する。ループフィルタ135は、高周波成分を除去した電圧を電圧制御発振器136へ送る。
電圧制御発振器136は、ループフィルタ135の出力電圧とFSK変調データとを供給され、ループフィルタ135の出力電圧に対応する周波数に、FSK変調データの電圧に係る補正周波数を加算し、加算結果の周波数の送信波を出力する。該補正周波数は、正の値に限定されず、負の値もある。また、補正周波数には、FSK変調データの交流分だけでなく、直流分としてのDCオフセット量も含まれている。電圧制御発振器136の出力は、FSK無線送信機10の出力としての送信波になるほか、帰還信号として分周器133を介して位相比較器132へ送られる。
図2はDCオフセット対策を採らないときと採ったときの送信波のパワースペクトラムを対比して示している。図2の左のパワースペクトラム図は従来のFSK無線送信機70におけるもの、すなわちDCオフセット対策を採らないときのものであり、右のパワースペクトラム図はFSK無線送信機10におけるもの、すなわちDCオフセット対策を採ったときのものである。
図2において、Wcは、FSK変調データの無し期間の送信信号のものであり、周波数は、選択したチャンネルの周波数foとなっている。なお、FSK無線送信機10が採用するFSKでは、論理値”0”,”1”に対して周波数軸方向へそれぞれ上側周波数及び下側周波数を割り当てているものとする。Wu.Wlは、それぞれFSK変調データの”0”,”1”に対応する送信波のものである。また、図2の左側の図におけるWa,Wbは、周波数軸の負方向へ偏倚したWu,Wlに対して、それらの理想の周波数位置を示すもので、foに対して正側及び負側に等量だけ離れた周波数となっている。
従来のFSK無線送信機70(図2の左側の図)では、DCオフセット対策を採らないために、Wuの周波数fuとWlの周波数flとの中心点の周波数(以下、適宜、「中心点周波数fm」という。)は、FSK変調データ中のDCオフセット量に従い、foに対して周波数軸方向へ正側又は負側へ偏倚してしまい、隣接チャンネルへの信号漏れ、電力浪費等の送信特性の悪化につながる。
これに対して、FSK無線送信機10(図2の右側の図)では、CPU14が、A/D変換器15を介してFSK変調データ中のDCオフセット量を検出し、検出したDCオフセット量に基づき、DDS12の設定データを調整し、送信波の中心点周波数fmがfoとなるように、DDS12の出力周波数を調整するので、Wu,Wlは、図2の右側の図における周波数位置へ移動させることができる。すなわち、図2の右側の図におけるWu,Wlの周波数fu,fl位置は、図2の左側の図においてWu,Wlの理想位置として示したWa.Wbの周波数位置になっている。結果、FSK変調データのDCオフセットにもかかわらず、中心点周波数fmをfoに合わせ、送信特性を良好に保持できる。
図2において、設定周波数とは、CPU14によるDDS12の設定データの調整の結果として生じるDDS12の出力周波数に対し、もしFSK変調データの無し期間になったならば、生じる送信波の周波数を意味する。従来のFSK無線送信機70(図2の左側の図)では、DC従来のDCオフセット対策が採られない結果、設定周波数は、DCオフセットの存在時にも、foに固定されている。これに対して、FSK無線送信機10(図2の右側の図)では、CPU14が、DDS12の設定データをDCオフセット対策用にDCオフセット量に対応するものへ調整した結果、設定周波数は、foに対して周波数fdだけ変位した周波数となる。
なお、FSK無線送信機10において、図5のような”0”及び”1”を1個ずつ交互に繰り返すFSK変調データが電圧制御発振器136へ供給されたならば、電圧制御発振器136の出力としての送信波は、FSK無線送信機70の場合と同様に、図6のWu.Wlとなる。
図3は図1のFSK無線送信機10の一部構成を変更したFSK無線送信機25の構成図である。FSK無線送信機25の構成に関して、FSK無線送信機10と同一の部分は同符号で指示して、説明は省略し、FSK無線送信機10の構成との相違点について説明する。
FSK無線送信機25では、CPU14は、電圧制御発振器136へ供給されるFSK変調データではなく、A/D変換器15を介して入力された電圧制御発振器136の入力電圧からFSK変調データのDCオフセット量を間接的に測定するようにしている。CPU14は、FSK変調データの無し期間、すなわち送信波の周波数がfoとなる期間の電圧制御発振器136の平均入力電圧Voを記憶しておき、現在の平均入力電圧Vnを測定し、VnがVoとなるように、DDS12の設定データ、すなわちDDS12の出力周波数を調整する。こうして、送信波の中心点周波数fmをFSK変調データのDCオフセット量に関係なくfoに合わせることができる。
また、FSK無線送信機10へ外部機器を接続し、FSK変調データを該外部機器から供給する場合に、FSK変調データがDCS(Digital Code Squelch)である等、FSK変調データパターンが決まっていて、したがって、DCオフセット量も決まっている状況がある。このような状況では、各FSK変調データパターンに対応付けて、DCオフセット量を所定のメモリに記憶しておく。そして、CPU14は、DCオフセット量をFSK変調データから測定する代わりに、FSK変調データパターンを検出して、それに対応するDCオフセット量をメモリから読み出して、DDS12の設定データを調整することもできる。
本発明の送信装置の要素とFSK無線送信機10,25の要素との関係を述べる。送信装置のPLL装置は、PLL装置13に対応する。CPU14は送信装置の入力信号制御手段の一例である。送信装置のPLL装置は、電圧制御発振器(例:電圧制御発振器136)を含み、該電圧制御発振器へベースバンド信号としてのFSK変調データを供給されて、送信信号としてのFSK変調信号を生成する。
FSK変調データの無し期間に生成される送信信号の周波数を送信波基準周波数(例:fo)と呼ぶことにし、また、FSK変調データの各論理値に対応して周波数軸方向上側及び下側に生じる送信信号の周波数をそれぞれ上側送信波周波数(例:Wuの周波数fu)及び下側送信波周波数(例:Wlの周波数fl)と呼ぶことにし、さらに、上側送信波周波数及び下側送信波周波数の中心点の周波数を中心点周波数(例:fm)と呼ぶことにする。入力信号制御手段は、中心点周波数が送信波基準周波数となるように、PLL装置への入力信号の周波数を制御する。
入力信号制御手段は、好ましくは、DCオフセット量検出手段及び周波数変更手段を備える。CPU14は、DCオフセット量検出手段及び周波数変更手段の具体例である。DCオフセット量検出手段は、FSK変調データのDCオフセット量を検出する。
FSK変調データの無し期間に送信波基準周波数(例:fo)の送信波を生成するためのPLL装置の入力信号の周波数を入力側基準周波数と呼ぶことにする。周波数変更手段は、PLL装置の入力信号の周波数を、入力側基準周波数に対して検出DCオフセット量の対応分だけ離れた周波数へ変更する(例:CPU14がDDS12の設定データを調整すること)。
DCオフセット量検出手段は、好ましくは、FSK変調データに係る電圧(例:FSK無線送信機10におけるA/D変換器の入力側電圧としてのFSK変調データの電圧、又はFSK無線送信機25におけるA/D変換器の入力側電圧としてのループフィルタ135の出力電圧)からFSK変調データのDCオフセット量を検出するもの、又はFSK変調データの繰返しパターンを検出し、各繰り返しパターンに対応付けて記憶してあるDCオフセット量情報の中から、検出繰返しパターンに対応するものを検索することによりFSK変調データのDCオフセット量を検出するものである。
DCオフセット量検出手段における検出電圧は、PLL装置の電圧制御発振器へのFSK変調データに係る供給電圧(例:FSK無線送信機10におけるA/D変換器の入力側電圧としてのFSK変調データの電圧)、又はPLL装置の電圧制御発振器の位相比較器側入力電圧(例:FSK無線送信機25におけるA/D変換器の入力側電圧としてのループフィルタ135の出力電圧)であってもよい。
本発明の送信装置の制御方法とFSK無線送信機10,25との対応関係について説明する。
本発明の制御方法が適用される送信装置(例:FSK無線送信機10,25)は、PLL装置(例:電圧制御発振器136)を備え、PLL装置が、その電圧制御発振器へベースバンド信号としてのFSK変調データを供給されて送信信号としてのFSK変調信号を生成する。本発明の制御方法は、中心点周波数(例:fm)が送信波基準周波数となるように、PLL装置への入力信号の周波数を制御する(例:CPU14による、DDS12の設定データの調整を介するDDS12の出力周波数制御)。
本発明を最良の形態について説明したが、本発明は、これに限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で、最良の形態における各構成要素を変形して具体化できる。
FSK無線送信機の構成図である。 DCオフセット対策を採らないときと採ったときの送信波のパワースペクトラムを対比して示す図である。 図1のFSK無線送信機の一部構成を変更した別のFSK無線送信機の構成図である。 DDSを装備するとともにFSKを使用する従来のFSK無線送信機の構成図である。 2個の論理値を1個ずつ交互に繰り返すFSK変調データを示す図である。 図5のFSK変調データに対する図4のFSK無線送信機の送信波のパワースペクトラムを示す図である。 一方の論理値を他方の論理値に対して多く含むFSK変調データを示す図である。 図7のFSK変調データに対する図4のFSK無線送信機の送信波のパワースペクトラムを示す図である。
符号の説明
10:FSK無線送信機、11:基準発振器、12:DDS、13:PLL装置、14:CPU、15:A/D変換器、25:FSK無線送信機、136:電圧制御発振器

Claims (5)

  1. 電圧制御発振器を含み該電圧制御発振器へベースバンド信号としてのFSK変調データを供給されて送信信号としてのFSK変調信号を生成するPLL装置、及び
    FSK変調データの無し期間に生成される送信信号の周波数を送信波基準周波数と呼ぶことにし、また、FSK変調データの各論理値に対応して周波数軸方向上側及び下側に生じる送信信号の周波数をそれぞれ上側送信波周波数及び下側送信波周波数と呼ぶことにし、さらに、上側送信波周波数及び下側送信波周波数の中心点の周波数を中心点周波数と呼ぶことにし、中心点周波数が送信波基準周波数となるように、前記PLL装置への入力信号の周波数を制御する入力信号制御手段、
    を備えることを特徴とする送信装置。
  2. 前記入力信号制御手段は、
    前記FSK変調データのDCオフセット量を検出するDCオフセット量検出手段、及び
    FSK変調データの無し期間に送信波基準周波数の送信波を生成するための前記PLL装置の入力信号の周波数を入力側基準周波数と呼ぶことにし、前記PLL装置の入力信号の周波数を、前記入力側基準周波数に対して検出DCオフセット量の対応分だけ離れた周波数へ変更する周波数変更手段、
    を備えていることを特徴とする請求項1記載の送信装置。
  3. 前記DCオフセット量検出手段は、前記FSK変調データに係る電圧からFSK変調データのDCオフセット量を検出するもの、又は前記FSK変調データの繰返しパターンを検出し、各繰り返しパターンに対応付けて記憶してあるDCオフセット量情報の中から、検出繰返しパターンに対応するものを検索することによりFSK変調データのDCオフセット量を検出するものであることを特徴とする請求項1又は2記載の送信装置。
  4. 前記DCオフセット量検出手段における検出電圧は、前記PLL装置の前記電圧制御発振器への前記FSK変調データに係る供給電圧、又は前記PLL装置の前記電圧制御発振器の位相比較器側入力電圧であることを特徴とする請求項3記載の送信装置。
  5. PLL装置を備え、PLL装置が、その電圧制御発振器へベースバンド信号としてのFSK変調データを供給されて送信信号としてのFSK変調信号を生成する送信装置の制御方法において、
    FSK変調データの無し期間に生成される送信信号の周波数を送信波基準周波数と呼ぶことにし、また、FSK変調データの各論理値に対応して周波数軸方向上側及び下側に生じる送信信号の周波数をそれぞれ上側送信波周波数及び下側送信波周波数と呼ぶことにし、さらに、上側送信波周波数及び下側送信波周波数の中心点の周波数を中心点周波数と呼ぶことにし、中心点周波数が送信波基準周波数となるように、前記PLL装置への入力信号の周波数を制御することを特徴とする送信装置の制御方法。
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JP2013098872A (ja) * 2011-11-02 2013-05-20 Nippon Dempa Kogyo Co Ltd 発振器

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