JP2007207870A - 携帯端末装置 - Google Patents

携帯端末装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2007207870A
JP2007207870A JP2006022777A JP2006022777A JP2007207870A JP 2007207870 A JP2007207870 A JP 2007207870A JP 2006022777 A JP2006022777 A JP 2006022777A JP 2006022777 A JP2006022777 A JP 2006022777A JP 2007207870 A JP2007207870 A JP 2007207870A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat
charging
external connection
connection terminal
component
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2006022777A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Yamamoto
晃 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Platforms Ltd
Original Assignee
NEC AccessTechnica Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC AccessTechnica Ltd filed Critical NEC AccessTechnica Ltd
Priority to JP2006022777A priority Critical patent/JP2007207870A/ja
Publication of JP2007207870A publication Critical patent/JP2007207870A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Cooling Or The Like Of Electrical Apparatus (AREA)
  • Transceivers (AREA)
  • Telephone Set Structure (AREA)

Abstract

【課題】電池充電中における携帯端末の温度上昇を軽減する。
【解決手段】携帯端末装置は、充電可能な電池5が内蔵される筐体1を有する携帯端末10と、その筐体1外から電池5に充電用電力を供給する充電装置26とを備える。携帯端末10は、筐体1内に、電池5の充電を制御し、その充電中に発熱の原因となる充電制御回路(熱源部品)6と、電池5と充電装置26とを電気的に接続する外部接続端子7とを有する。外部接続端子7には、モールド11が設けられる。そのモールド11の所定位置には、凹部(囲い込み部)11aが形成されている。充電制御回路6は、凹部11aを介してモールド11に囲い込まれるように配置されている。これにより、電池5の充電中に充電制御回路6で発生する熱が、外部接続端子7を経由して筐体1外へ拡散し、携帯端末10の発熱が抑制される。
【選択図】図1

Description

本発明は、携帯電話、PHS、PDA、デジタルカメラ、携帯型音楽再生機などの内蔵電池の充電動作を行う携帯端末装置に係り、特に電池充電中における温度上昇を軽減した携帯端末装置に関する。
昨今の携帯端末においては、携帯端末の高機能化に伴い携帯端末の消費電力が増加しており、電池の大容量化及び電池の大容量化に対応するための充電速度の向上が求められている。
このような携帯端末の消費電力の増加及び充電速度の向上は、携帯端末の充電動作時の携帯端末の発熱を増大させる。携帯端末の発熱は、ユーザーに対してやけど等の障害を与える可能性を有する。また、携帯端末内部の電気部品の性能劣化や動作不良、故障の原因などとなる可能性も有する。
しかし、従来の携帯端末では、充電中の発熱抑制に対する有効な対策が実施できていない。
ここで、従来の携帯端末10について、図8を参照して説明する。
図8において、携帯端末10は筐体1の内部にプリント配線基板2を有する。プリント配線基板2には、携帯端末10の動作全般を司るCPU (Central Processing Unit)3と、電気電子部品4と、電池5に充電される電力の電流及び電圧を制御するための充電制御回路6と、充電コネクタ9を接続することが可能な外部接続端子7と、電池接続端子8などが搭載されている。
プリント配線基板2上の各部品は、必要に応じてプリント配線基板2の金属配線によって接続されており、回路を構成している。
携帯端末10は内部に電池5を有しており、その電池5は、電池接続端子8を経由してCPU3および電気電子部品4に電力を供給する。充電コネクタ9が外部接続端子7に接続され、外部から携帯端末10への電力の供給が行われた場合、携帯端末10はCPU3及び充電制御回路6が動作することによって、電池5に電力を供給することができる。
これにより携帯端末10は、電池5を充電することができるようになされている。
しかしながら、従来の携帯端末10では、充電制御回路6の発熱がプリント配線基板2及び筐体1の内部の気中に伝わっていたため、携帯端末10の筐体1が発熱しやすいという問題があった。
さらに充電中に発熱する充電制御回路6と他の電気電子部品4とが近くに実装される可能性があったため、CPU3などの他の部品の動作に悪影響を与えるという問題があった。
このような携帯端末の充電中の発熱抑制の対策として、例えば後述の特許文献1に記載されたものがある。
特許文献1に記載された電子機器の放熱装置は、電子機器からケーブルを介して外部装置に取り付けられた放熱フインにより、電子機器の内部に配設された素子によって発生した熱を、放熱するというものである。
特開昭59−175194号公報
特許文献1に記載された電子機器の放熱装置においては、電子機器の内部で発生した熱が収容ケース内に拡散されているため、収容ケース自体に熱が伝導するという問題がある。
さらに上記放熱装置では、電子機器の内部で発生した熱を、ケーブルを介して外部装置に取り付けられた放熱フインまで導く構成であるため、放熱フインのある外部装置を設けなければならないという問題がある。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、充電動作中においても発熱を軽減し、安全かつ安定した動作を実現した携帯端末を提供することを目的とする。
本発明に係る携帯端末装置は、充電動作が可能な内蔵電池が配置される筐体と、前記筐体外に配置され、前記内蔵電池の充電時に前記筐体外から充電用電力を供給する充電装置とを備えた携帯端末装置において、前記筐体内に設けられ、前記内蔵電池の充電中に発熱する電気電子部品からなる熱源部品と、前記筐体内に設けられ、前記内蔵電池と前記充電装置とを電気的に接続可能な外部接続端子とを備え、前記外部接続端子は、前記熱源部品を囲い込み可能な囲い込み部を有し、前記熱源部品は、前記囲い込み部を介して前記外部接続端子に囲い込まれるように配置され、前記内蔵電池の充電中の発熱を前記外部接続端子経由で前記筐体外の前記充電装置側に逃す。
さらに本発明に係る携帯端末装置の前記囲い込み部は、前記外部接続端子の前記筐体内側に位置する外側表面に形成された凹部で構成され、前記熱源部品は、前記凹部を介して前記外部接続端子に囲い込まれるようにしても良い。
そして、さらに本発明に係る携帯端末装置の前記外部接続端子は、金属端子と、この金属端子を覆うモールドとを有し、前記凹部は、前記モールドの前記筐体内側に位置する外側表面に形成され、前記熱源部品は、前記凹部を介して前記モールドに囲い込まれるようにしても良い。
また、さらに本発明に係る携帯端末装置は、前記熱源部品と前記モールドとの間に熱伝導用の熱伝導物質を有するようにしても良い。
或いは、本発明に係る携帯端末装置の前記囲い込み部は、前記外部接続端子内部の所定位置に形成され、前記熱源部品は、前記囲い込み部を介して前記外部接続端子に内蔵されるようにしても良い。
これに加えて、本発明に係る携帯端末装置の前記外部接続端子は、金属端子と、この金属端子を覆うモールドとを有し、前記囲い込み部は、前記モールド内部の所定位置に形成され、前記熱源部品は、前記囲い込み部を介して前記モールドに内蔵されるようにしても良い。
或いは、本発明に係る携帯端末装置の前記充電装置は、前記外部接続端子に接続可能な充電コネクタを有し、前記充電コネクタは、前記熱源部品から前記外部接続端子経由で伝わる熱を冷却する冷却機構を有するようにしても良い。
これに加えて本発明に係る携帯端末装置の前記冷却機構は、放熱板を有し、前記放熱板は、前記充電コネクタの外側表面に配置されるようにしても良い。
また、本発明に係る携帯端末装置の前記充電装置は、充電台を有し、前記外部接続端子は、前記充電台に接続可能な充電端子を有するようにしても良い。
また、本発明に係る携帯端末装置の前記熱源部品は、前記内蔵電池と前記外部接続端子との間に接続される充電制御回路を有するようにしても良い。
本発明によれば、携帯端末装置は、充電中に発熱する熱源部品が囲い込み部を介して外部接続端子に囲い込まれているので、充電中に発生する熱源部品からの熱を吸収することができる。吸収された熱は、外部接続端子を経由して携帯端末の外部に逃がされる構造となっているので、携帯端末の発熱を抑えることができる。
また本発明によれば、発熱対策が携帯端末のみで可能であるため、外部装置を別途設ける必要がなく、コスト増加及び大幅な設計変更を抑えることができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて詳細に説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明による第1の実施の形態として、携帯端末10と、充電装置26とから携帯端末装置を構成している概略図である。図1に示す携帯端末10は、図7に示した部分と同様の部分には、同一符号を付している。
また、充電装置26は、充電コネクタ9と、送電ケーブル12と、充電器13と、電気コード24と、電気プラグ25とを備える。
図1において、携帯端末10の外部接続端子7には、充電器13の充電コネクタ9が接続されている。充電器13は、電気コード24を介して電気プラグ25から交流電源が供給された電力を直流電流に変換し、携帯端末10に電力として供給する。携帯端末10の電池5が充電可能である場合、携帯端末10のCPU3は、内部の充電制御回路6(本発明の電気電子部品からなる熱源部品を構成する。)に充電開始の指示を出す。指示を受けた充電制御回路6は、充電器13から供給された電力を電池5の充電に適した電圧及び電流に調整して電池5に供給する。充電制御回路6では、充電動作中に電圧及び電流の調整により電力損失が発生する。電力損失は、熱に変換され充電制御回路6を発熱させる。
本実施の形態において充電制御回路6は、外部接続端子7の直下に配置され、外部接続端子7のモールド(例えば、プラスチック材で製造されている。)11の下部にある凹部11a(本発明の囲い込み部に相当する。)によって囲みこまれているので、充電制御回路6で発生した熱は、凹部11aに閉じ込められる。この閉じ込められた熱は、外部接続端子7及び充電器13の充電コネクタ9へと伝わる。発熱した充電コネクタ9は、外気との接触及び送電ケーブル12との接続により冷却される。
このようにして、本実施の形態では、携帯端末10の充電中に発生した熱を、携帯端末10の外部に拡散することができる。また、モールド11の熱伝導率は、プリント基板2よりも高い方が好ましい。
図2では、図1に示す携帯端末10の内部構成が、斜視図により示されている。
図2において携帯端末10は、筐体1の内部にプリント配線基板2を有する。プリント配線基板2には、携帯端末10の動作全般を司るCPU3と、各種機能を実現させるための電気電子部品4と、充電制御回路6と、充電コネクタ9を接続することが可能な外部接続端子7と、電池5と、電池接続端子8などが実装されている。
プリント配線基板2上の各部品は、必要に応じてプリント配線基板2の金属配線によって接続され電気回路を形成している。CPU3は、電池5の電池残量及び電池5の温度などをモニターし、充電が必要かどうかの判別が可能である。充電コネクタ9が外部接続端子7に接続されている時、CPU3は、電池5の充電が必要であると判断した場合に充電制御回路6に対して電池5への充電開始を指示できる。充電制御回路6は、外部接続端子7のモールド11の下部にある凹部11aによって囲まれる形で配置されている。充電制御回路6は、電池5に充電する電力の電流及び電圧を調整する。
携帯端末10は、内部に電池5を有しており、電池接続端子8を経由してCPU3および電気電子部品4に電力を供給する。充電制御回路6は、充電動作中に電力損失により発熱する。充電制御回路6で発生した熱は、外部接続端子7のモールド11に吸収される。外部接続端子7のモールド11の熱は、充電コネクタ9に伝達される。充電コネクタ9は、外気との接触及び充電器13の送電ケーブル12との接続により冷却される。
このようにして、本実施の形態では、携帯端末10の充電中における発熱の原因となる充電制御回路6が、外部接続端子7のモールド11の下部にある凹部11aによって囲まれる形で配置されているので、携帯端末10の充電中における発熱を携帯端末10の外部に逃がすことができる。
図3では、図2に示す携帯端末10の外部接続端子7の周辺の詳細な構成が示されている。
図3において、携帯端末10のプリント配線基板2には、外部接続端子7及び充電制御回路6がハンダ14により接続されている。外部接続端子7は、その外部接続端子7の下部に位置する充電制御回路6を囲みこむような凹部(凹み)11aを備えたモールド11を有する。外部接続端子7は、外部との接続を行うための金属端子16と、プリント配線基板2との接続を行うための金属端子17とを有し、これらは金属配線18によって接続されている。プリント配線基板2上の部品は、必要に応じてプリント配線15により接続され回路を形成している。充電コネクタ9は、給電を行うための金属端子19及び携帯端末10との接続を固定するためのフレーム20を有している。金属端子19は充電コネクタ9内部の導線21によって給電ケーブル22に接続されている。
以上、詳細に第1の実施の形態の構成を述べたが、図3の外部接続端子7の端子形状及び端子配列は、当業者にとってよく知られており、また本発明とは直接関係しないので、その詳細な構成は省略する。
また、充電制御回路6とモールド11の間に熱伝導率が高い熱伝導物質(例えば、液体シリコンなど。)を追加し接触を密にすることで、発明の効果を上げることが可能である。なお、上記実施の形態では、給電用の部品として外部接続端子7を使用しているが、外部接続端子7の代わりに同様のモールド構造を有する充電端子を使用した場合も同様の効果を得られる。その場合は、充電コネクタ9の代わりに充電台が放熱の役割を果たすことができる。
次に、図2の携帯端末10の充電の動作を、図4に示すブロック図を使用して説明する。
図4において、携帯端末10は、プリント配線基板2を内蔵している。プリント配線基板2には、CPU3と、外部接続端子7と、電池接続端子8と、充電制御回路6とが搭載されている。
充電制御回路6は、外部接続端子7のモールド11の下部にある凹部11aに囲まれて配置されている。携帯端末10は電池5を内蔵しており、電池5は電池接続端子8と接続されている。携帯端末10は、携帯端末10の外部接続端子7に充電器13の充電コネクタ9が接続された場合、充電制御回路6に電力が供給される。充電制御回路6はCPU3からの指示がない場合、電池5への電力の供給を行わない。携帯端末10のCPU3は、外部接続端子7に電力の供給が開始されたことを検知する。携帯端末10のCPU3は、電池5の状態を確認し、電池5への充電が必要であり、また、充電が可能な状態であるならば、充電制御回路6に電池5への電力供給を開始するように指示する。充電制御回路6は、CPU3からの指示により、電池5への電力供給を開始し、電池5は充電を開始する。充電中に充電制御回路6で発生した熱は、外部接続端子7に吸収される。外部接続端子7の熱は、充電コネクタ9に伝わる。充電コネクタ9の熱は、外気及び充電器13の給電ケーブル22に伝わる。
このようにして、本実施の形態では、携帯端末10の充電中における発熱の原因となる充電制御回路6が、外部接続端子7のモールド11の下部にある凹部11aに囲まれる形で配置されているので、携帯端末10の充電中における発熱を、充電コネクタ9経由で携帯端末10の外部に逃がすことができる。
以上説明したように、本実施の形態によれば、充電中における発熱を、外部接続端子7を経由して携帯端末10の外部に熱を逃がす構造をしているので、携帯端末10の発熱を抑えることができる。
また、本実施の形態によれば、携帯端末10の従来の回路構成を踏襲しつつ携帯端末10の温度上昇の軽減を実現しているため、コスト増加及び大幅な設計変更の必要がなく、発熱を抑えることができる。
さらに本実施の形態によれば、携帯端末10の発熱対策が本体のみで可能であるため、現在使用されている一般的な充電器13をそのまま使用した場合でも、同様の効果を得ることができる。
(第2の実施の形態)
本発明の他の実施の形態として、その基本的構成は上記の通りであるが、充電器13の充電コネクタ9の構造についてさらに工夫している。その構成を図5に示す。
図5において、充電コネクタ9は、放熱板23を有する。この放熱板23の形状は、図6の斜視図にて示すように、表面に凹凸を有している。
これにより放熱板23は、発熱時には表面の凹凸により放熱する。また、この放熱板23は、充電コネクタ9に備えられているので、放熱以外の目的でも本体に接続されるようになっている。
このように、本実施の形態では充電コネクタ9は放熱板23を有するため、放熱板23を持たない場合よりも、温度上昇軽減の大きな効果を得ることができる。
(第3の実施の形態)
さらに他の実施の形態として、その基本的構成は上記の通りであるが、携帯端末10の外部接続端子7の構造についてさらに工夫している。その構成を図7に示す。
図7において、外部接続端子7は、モールド11の内部に充電制御回路6を内蔵している。充電制御回路6は、モールド11内部の金属配線18によって接続されている。充電制御回路6は、外部接続端子7のモールド11が製造されるときに組み込まれ、一体成型される。
すなわち、第1の実施の形態では、本発明の囲い込み部は、充電制御回路6を凹部11aによって囲い込むようになされていたが、本実施の形態では、本発明の囲い込み部は、充電制御回路6をモールド11に内蔵することによって囲い込むようになされている。
このように、本実施の形態では充電制御回路6がモールド11に内蔵されるため、充電制御回路6から発生する熱がプリント配線基板2に伝わりにくく、外部接続端子7に吸収されやすいため、充電制御回路6がプリント配線基板2に実装されている場合よりも温度上昇軽減の大きな効果を得ることができる。
また、外部接続端子7のモールド11に穴を空けて、その穴に充電制御回路6を埋め込むことにより、充電制御回路6を囲い込むようにしてもよい。この場合、モールド11に穴を空けるだけであるので、製造が容易であり、また大きな設計変更を要しないので実装が容易である。
また、本発明の実施の形態では、凹部11aを備えたモールド11は、プラスチック材で製造されたものであったが、本発明はこれに限らず、電気を絶縁する材料であれば良い。
また、本発明の実施の形態では、熱伝導物質として液体シリコンを例示したが、本発明はこれに限らず、電気を絶縁する材料であって熱伝導率がプリント基板2よりも高ければ良く、スポンジ質や繊維質であっても良い。
以上のように上述の実施の形態では、充電動作時の携帯端末装置において、熱源部品としての充電制御回路6と、外部接続端子としての外部接続端子6と、囲い込み部としての凹部11aとを備え、充電中の発熱を外部接続端子6を経由して充電装置26側へ熱を逃がすようにしたが、本発明はこれに限らず、通常動作時における発熱についても以下のように適用することができる。
(変形例1)
変形例1として携帯型音楽再生機があり、この携帯型音楽再生機では、通常動作時に発熱する発熱部品として、半導体素子の動作電圧を制御するレギュレータ(本発明のコンバータに相当する。)と、コネクタを有するイヤホン(本発明のコネクタとケーブルに相当し、放熱部材である。)と、外部接続端子(本発明の介在部品に相当する。)とを備えている。
この変形例1の場合、ユーザは、携帯型音楽再生機を携帯して、通常動作にて使用しており、音楽を再生することによって動作電圧を制御するレギュレータが発熱する。このレギュレータで発生した熱は、外部接続端子を介してコネクタへ伝わり、コネクタとイヤホンを接続するケーブルとによって拡散される。
このように、コネクタとケーブルとによって放熱する放熱部材は、音楽再生時にも携帯型音楽再生機本体に接続されており、再生動作をしながら放熱することができる。
なお、本発明のコンバータに相当するレギュレータは、通常動作時における発熱部品となっていたが、本発明はこれに限定されず、パワートランジスタなど、発熱する部品であれば良い。
また、イヤホンに設けられたコネクタは、発熱した熱の拡散を促すために放熱板を備えても良い。
また、外部接続端子は、発熱するレギュレータを囲むように配置しても良い。
さらに外部接続端子は、発熱するレギュレータを囲んだ上、外部接続端子とレギュレータの間に熱伝導物質(例えば、液体シリコンなど。)を挟むようにしても良い。
また、レギュレータが基板に搭載され、その基板に外部接続端子が設けられ、その外部接続端子が同一基板に設けられたレギュレータを覆うように配置しても良い。
また、外部接続端子に穴を空けて、その穴にレギュレータを入れる(埋め込む)ことにより、レギュレータを囲い込むようにしてもよい。この場合、外部接続端子の一部に穴を空けるだけであるので、製造が容易であり、また大きな設計変更を要しないので実装が容易である。
さらに変形例1では、コネクタとそのコネクタに接続されるイヤホンとを経由して、携帯型音楽再生機の外部に熱を逃がすようにしたが、本発明はこれに限らず、ヘッドフォン等を介して熱を逃がすようにしても良い。
(変形例2)
なお、本発明では、携帯型音楽再生機を用いて通常動作時における発熱を放熱する電子機器について説明したが、本発明はこれに限らず、外部接続端子などの介在部品を介して、電子機器の外部に熱を放熱することができる放熱部材を備えた電子機器であれば良い。
例えば、外部接続端子とイヤホンを使用することにより、ラジカセ等などのオーディオ装置、テレビ、有線放送等の視聴装置に適用することができる。
従って、本発明の第1から第3の実施の形態では、発熱する電気電子部品からなら熱源部品として、充電制御回路6を例示したが、本発明はこれに限らず、変形例に示したように、発熱する電気電子部品(発熱部品)であれば、放熱部材と介在部品とを備えることにより適用することができる。
本発明の第1の実施の形態による携帯端末装置の概略図である。 本発明の第1の実施の形態による携帯端末の斜視図である。 本発明の第1の実施の形態による外部接続端子の周辺における構成図である。 本発明の第1の実施の形態による充電動作時のブロック図である。 本発明の第2の実施の形態による放熱板を備えた充電コネクタの概略図である。 本発明の第2の実施の形態による放熱板の斜視図である。 本発明の第3の実施の形態による充電制御回路をモールドに内蔵した外部接続端子の概略図である。 従来の携帯端末の構成図である。
符号の説明
1 筐体
2 プリント配線基板
3 CPU
4 電気電子部品
5 電池
6 充電制御回路
7 外部接続端子
8 電池接続端子
9 充電コネクタ
10 携帯端末
11 モールド
12 送電ケーブル
13 充電器
14 ハンダ
15 プリント配線
16 外部との接続を行うための金属端子
17 プリント配線基板との接続を行うための金属端子
18 金属配線
19 金属端子
20 フレーム
21 導線
22 給電ケーブル
23 放熱板
24 電気コード
25 電気プラグ
26 充電装置

Claims (20)

  1. 充電動作が可能な内蔵電池が配置される筐体と、
    前記筐体外に配置され、前記内蔵電池の充電時に前記筐体外から充電用電力を供給する充電装置とを備えた携帯端末装置において、
    前記筐体内に設けられ、前記内蔵電池の充電中に発熱する電気電子部品からなる熱源部品と、
    前記筐体内に設けられ、前記内蔵電池と前記充電装置とを電気的に接続可能な外部接続端子とを備え、
    前記外部接続端子は、前記熱源部品を囲い込み可能な囲い込み部を有し、
    前記熱源部品は、前記囲い込み部を介して前記外部接続端子に囲い込まれるように配置され、前記内蔵電池の充電中の発熱を前記外部接続端子経由で前記筐体外の前記充電装置側に逃すことを特徴とする携帯端末装置。
  2. 前記囲い込み部は、前記外部接続端子の前記筐体内側に位置する外側表面に形成された凹部で構成され、
    前記熱源部品は、前記凹部を介して前記外部接続端子に囲い込まれることを特徴とする請求項1記載の携帯端末装置。
  3. 前記外部接続端子は、金属端子と、この金属端子を覆うモールドとを有し、
    前記凹部は、前記モールドの前記筐体内側に位置する外側表面に形成され、
    前記熱源部品は、前記凹部を介して前記モールドに囲い込まれることを特徴とする請求項2記載の携帯端末装置。
  4. 前記熱源部品と前記モールドとの間に熱伝導用の熱伝導物質を有することを特徴とする請求項3記載の携帯端末装置。
  5. 前記囲い込み部は、前記外部接続端子内部の所定位置に形成され、
    前記熱源部品は、前記囲い込み部を介して前記外部接続端子に内蔵されていることを特徴とする請求項1記載の携帯端末装置。
  6. 前記外部接続端子は、金属端子と、この金属端子を覆うモールドとを有し、
    前記囲い込み部は、前記モールド内部の所定位置に形成され、
    前記熱源部品は、前記囲い込み部を介して前記モールドに内蔵されていることを特徴とする請求項5記載の携帯端末装置。
  7. 前記充電装置は、前記外部接続端子に接続可能な充電コネクタを有し、
    前記充電コネクタは、前記熱源部品から前記外部接続端子経由で伝わる熱を冷却する冷却機構を有することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の携帯端末装置。
  8. 前記冷却機構は、放熱板を有し、
    前記放熱板は、前記充電コネクタの外側表面に配置されることを特徴とする請求項7記載の携帯端末装置。
  9. 前記充電装置は、充電台を有し、
    前記外部接続端子は、前記充電台に接続可能な充電端子を有することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の携帯端末装置。
  10. 前記熱源部品は、前記内蔵電池と前記外部接続端子との間に接続される充電制御回路を有することを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の携帯端末装置。
  11. 少なくとも、発熱することがある発熱部品が発熱する時に、発熱時に放熱する放熱部材と接触する介在部品が、前記発熱部品と前記放熱部材との間の熱伝導体となるように前記発熱部品と前記介在部品とを配置したことを特徴とする電子機器。
  12. 前記発熱部品は、コンバータであることを特徴とする請求項11記載の電子機器。
  13. 前記放熱部材は、コネクタとケーブルであることを特徴とする請求項11記載の電子機器。
  14. 前記放熱部材は、発熱時に、放熱以外の目的でも装置本体に接続されることを特徴とする請求項11記載の電子機器。
  15. 前記放熱部材は、発熱した熱を放熱する放熱板を備えることを特徴とする請求項11記載の電子機器。
  16. 前記発熱部品を囲むように前記介在部品を配置することを特徴とする請求項11記載の電子機器。
  17. 前記発熱部品を囲んだ上、当該発熱部品と前記介在部品との間に熱伝導物質を挟むことを特徴とする請求項11記載の電子機器。
  18. 前記発熱部品が基板に搭載され、前記介在部品も前記基板に搭載され、当該介在部品が当該基板上の前記発熱部品を覆うことを特徴とする請求項11記載の電子機器。
  19. 前記介在部品の中に前記発熱部品を入れることを特徴とする請求項11記載の電子機器。
  20. 前記放熱部材は、コネクタと、当該コネクタを介して装置から音声信号を取得するケーブルとが放熱することを特徴とする請求項11記載の電子機器。
JP2006022777A 2006-01-31 2006-01-31 携帯端末装置 Withdrawn JP2007207870A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006022777A JP2007207870A (ja) 2006-01-31 2006-01-31 携帯端末装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006022777A JP2007207870A (ja) 2006-01-31 2006-01-31 携帯端末装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2007207870A true JP2007207870A (ja) 2007-08-16

Family

ID=38487083

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006022777A Withdrawn JP2007207870A (ja) 2006-01-31 2006-01-31 携帯端末装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2007207870A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011114955A (ja) * 2009-11-27 2011-06-09 Nec Corp 充電システム
WO2011051180A3 (de) * 2009-10-27 2012-07-26 Siemens Medical Instruments Pte. Ltd. Eine ladevorrichtung zum laden eines elektronischen gerätes mit eingebauter batterie und ein ladesystem
WO2013163072A1 (en) * 2012-04-22 2013-10-31 Bbd Technologies, Llc Case for portable electronic device with integral detachable power converter for battery charging
JP2017503424A (ja) * 2013-09-18 2017-01-26 クアルコム,インコーポレイテッド 熱電冷却器を用いて電話のスキン温度を一定に保ち、モバイルセグメントのダイの許容電力/性能限界を向上させるための方法および装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011051180A3 (de) * 2009-10-27 2012-07-26 Siemens Medical Instruments Pte. Ltd. Eine ladevorrichtung zum laden eines elektronischen gerätes mit eingebauter batterie und ein ladesystem
JP2011114955A (ja) * 2009-11-27 2011-06-09 Nec Corp 充電システム
WO2013163072A1 (en) * 2012-04-22 2013-10-31 Bbd Technologies, Llc Case for portable electronic device with integral detachable power converter for battery charging
JP2017503424A (ja) * 2013-09-18 2017-01-26 クアルコム,インコーポレイテッド 熱電冷却器を用いて電話のスキン温度を一定に保ち、モバイルセグメントのダイの許容電力/性能限界を向上させるための方法および装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5540668B2 (ja) 充電システム
CN202634972U (zh) 电子设备
US9204575B2 (en) Apparatus for and method of cooling molded electronic circuits
CN111342511A (zh) 电子设备及控制方法、充电系统
TWM377062U (en) Electronic device with a heat insulating structure
US11317544B1 (en) Wireless charger, charging assembly, matching assembly and bracket for electric equipment
JP2021097590A (ja) ワイヤレス充電装置
JP2010251386A (ja) 熱拡散部材を備える電子機器、熱拡散部材を備える電子機器の製法及び熱拡散部材
JP2007174526A (ja) 携帯電子機器の放熱構造
US8287301B2 (en) Socket terminal heat-dissipating mechanism
JP5627392B2 (ja) 携帯情報端末
JP2007207870A (ja) 携帯端末装置
EP4107824A1 (en) Thermal mitigation for usb power delivery
US6710691B2 (en) Transformer with an associated heat-dissipating plastic element
KR101922022B1 (ko) 발열 방지 무선 충전 시스템
JP2006324207A (ja) コネクタ付きケーブル
US20220172862A1 (en) Connecting cable, cable connector, charger and charger assembly with improved heat dissipation structure
JP2008192968A (ja) 放熱装置、通信機器および機器の放熱方法
CN210610138U (zh) 一种散热器及保护壳
JP2008103577A (ja) パワーモジュールの放熱構造およびそれを備えたモータ制御装置
JP2013118296A (ja) 電子機器
AU2021103683A4 (en) Wireless charger, charging assembly, matching assembly and bracket for electric equipment
CN115002313B (zh) 一种摄像头模组和电子设备
CN220307683U (zh) 一种图像采集设备
CN216598297U (zh) 一种数据线及电子设备

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20080527

A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20090407