JP2007206526A5 - - Google Patents

Claims (8)

1. 光を出射する光源と、
   前記光源から出射した光が入射する第１の液晶セルであって、（ｉ）所定形状の第１の電極を備えた第１の基板と、（ｉｉ）前記第１の基板と略平行に配置された、所定形状の第２の電極を備えた第２の基板であって、前記第１の電極と前記第２の電極とが対向する位置に、第１及び第２の表示単位が画定された第２の基板と、（ｉｉｉ）前記第１の基板と前記第２の基板との間に配置され、前記第１の電極と前記第２の電極との間に電圧を印加することで、配向状態を切り替えることのできる第１の液晶層とを備える第１の液晶セルと、
   前記第１の液晶セルを透過した光が入射する第１の偏光板と、
   前記第１の偏光板を透過した光が入射する第２の液晶セルであって、（ｉ）所定形状の第３の電極を備えた第３の基板と、（ｉｉ）前記第３の基板と略平行に、前記第１の偏光板とは反対側に配置された、所定形状の第４の電極を備えた第４の基板であって、前記第３の電極と前記第４の電極とが対向する位置に、前記第１の表示単位を透過した光が入射する第１のエリア、及び前記第２の表示単位を透過した光が入射する第２のエリアが画定された第４の基板と、（ｉｉｉ）前記第３の基板と前記第４の基板との間に配置され、前記第３の電極と前記第４の電極との間に電圧を印加することで、配向状態を切り替えることができ、前記第１の偏光板を透過した光が第２の液晶セルを往復して、再び前記第１の偏光板に入射した場合に、配向状態に従って、前記第１のエリア、前記第２のエリアのうちの一方を出射した光が前記第１の偏光板を透過し、他方を出射した光が前記第１の偏光板を透過しないようにすることのできる第２の液晶層と、（ｉＶ）前記第４の基板の前記第２の液晶層側、または前記第２の液晶層とは反対側に配置され、前記第２の液晶層を透過した光を反射して前記第２の液晶セルから出射し、少なくともその一部を、前記第１の偏光板、及び前記第１の液晶セルを透過させて、前記光源側から出射させる反射板とを備える第２の液晶セルと
   を有する液晶表示素子。
2. 更に、１つの画像を表示する期間を１フレームとするとき、１フレームを複数のサブフレームに時分割し、各サブフレーム内で前記光源を発光させ、前記光源の発光に同期させて、前記第２の液晶セルの配向状態を切り替えることのできる制御回路を有する請求項１に記載の液晶表示素子。
3. 前記制御回路が、前記第１及び第２の表示単位はそれぞれ、１フレームでは高々１つのサブフレームにおいて、前記光源から出射された光で表示が行われるように、前記光源の発光を制御する請求項１に記載の液晶表示素子。
4. 前記制御回路が、前記光源が、１フレーム中のすべてのサブフレームにおいて、相互に異なる色の光を発光するように制御する請求項２または３に記載の液晶表示素子。
5. 更に、前記第２の液晶セルが、前記第３の基板の前記第１の偏光板側に、前記第１の偏光板と合わせて円偏光板を形成する１／４波長板を含む請求項１〜４のいずれか１項に記載の液晶表示素子。
6. 更に、前記１／４波長板と組み合わせて用いられる１／２波長板を含む請求項５に記載の液晶表示素子。
7. 前記第２の液晶セルが、ツイストネマチック型の液晶セルであり、ツイスト角が６０°〜９０°である請求項１〜６のいずれか１項に記載の液晶表示素子。
8. 光を出射する光源と、前記光源から出射した光が入射する第１の液晶セルであって、（ｉ）所定形状の第１の電極を備えた第１の基板と、（ｉｉ）前記第１の基板と略平行に配置された、所定形状の第２の電極を備えた第２の基板であって、前記第１の電極と前記第２の電極とが対向する位置に、第１及び第２の表示単位が画定された第２の基板と、（ｉｉｉ）前記第１の基板と前記第２の基板との間に配置され、前記第１の電極と前記第２の電極との間に電圧を印加することで、配向状態を切り替えることのできる第１の液晶層とを備える第１の液晶セルと、前記第１の液晶セルを透過した光が入射する第１の偏光板と、前記第１の偏光板を透過した光が入射する第２の液晶セルであって、（ｉ）所定形状の第３の電極を備えた第３の基板と、（ｉｉ）前記第３の基板と略平行に、前記第１の偏光板とは反対側に配置された、所定形状の第４の電極を備えた第４の基板であって、前記第３の電極と前記第４の電極とが対向する位置に、前記第１の表示単位を透過した光が入射する第１のエリア、及び前記第２の表示単位を透過した光が入射する第２のエリアが画定された第４の基板と、（ｉｉｉ）前記第３の基板と前記第４の基板との間に配置され、前記第３の電極と前記第４の電極との間に電圧を印加することで、配向状態を切り替えることができ、前記第１の偏光板を透過した光が第２の液晶セルを往復して、再び前記第１の偏光板に入射した場合に、配向状態に従って、前記第１のエリア、前記第２のエリアのうちの一方を出射した光が前記第１の偏光板を透過し、他方を出射した光が前記第１の偏光板を透過しないようにすることのできる第２の液晶層と、（ｉＶ）前記第４の基板の前記第２の液晶層側、または前記第２の液晶層とは反対側に配置され、前記第２の液晶層を透過した光を反射して前記第２の液晶セルから出射し、少なくともその一部を、前記第１の偏光板、及び前記第１の液晶セルを透過させて、前記光源側から出射させる反射板とを備える第２の液晶セルとを有する液晶表示素子の駆動方法であって、
   あるサブフレームにおいて、前記第１のエリアから出射された光で表示を行う工程と、
   他のサブフレームにおいて、前記第２のエリアから出射された光で表示を行う工程と
   を含み、前記第１及び第２の表示単位はそれぞれ、１フレームでは高々１つのサブフレームにおいて表示が行われる液晶表示素子の駆動方法。