JP2007206152A - 現像装置のバイアス電圧調整方法 - Google Patents

現像装置のバイアス電圧調整方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2007206152A
JP2007206152A JP2006022210A JP2006022210A JP2007206152A JP 2007206152 A JP2007206152 A JP 2007206152A JP 2006022210 A JP2006022210 A JP 2006022210A JP 2006022210 A JP2006022210 A JP 2006022210A JP 2007206152 A JP2007206152 A JP 2007206152A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
toner
bias voltage
roll
developing
bias
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2006022210A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaru Watanabe
優 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Document Solutions Inc
Original Assignee
Kyocera Mita Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyocera Mita Corp filed Critical Kyocera Mita Corp
Priority to JP2006022210A priority Critical patent/JP2007206152A/ja
Publication of JP2007206152A publication Critical patent/JP2007206152A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Magnetic Brush Developing In Electrophotography (AREA)
  • Developing For Electrophotography (AREA)
  • Dry Development In Electrophotography (AREA)

Abstract

【課題】安定的に画像品位を維持しながらも、現像ロールへの供給トナー量を適正に調整できる現像装置のバイアス電圧調整方法を提供する。
【解決手段】現像槽142に充填されたキャリアとトナーからなる二成分現像剤146をブラシ状に保持する磁気ロール143と、前記磁気ロール143から搬送されたトナーを保持して像担持体110に形成された静電潜像を現像する現像ロール144を備え、前記磁気ロール143と前記現像ロール144の夫々に印加するバイアス電圧により前記磁気ロール143から前記現像ロール144にトナーを搬送する現像装置のバイアス調整方法であって、前記現像ロール144に所定の低圧バイアス電圧を印加した状態で前記像担持体110に形成されるベタパターンまたは転写体への転写後のベタパターンの濃度が所定濃度となるように前記磁気ロール143へ印加するバイアス電圧を調整する。
【選択図】図1

Description

本発明は、複写機やプリンタやファクシミリ装置等の電子写真方式を採用する画像形成装置に組み込まれる現像装置のバイアス電圧調整方法に関し、詳述すると、現像槽に充填されたキャリアとトナーからなる二成分現像剤をブラシ状に保持する磁気ロールと、前記磁気ロールから搬送されたトナーを保持して像担持体に形成された静電潜像を現像する現像ロールを備え、前記磁気ロールと前記現像ロールの夫々に印加するバイアス電圧により前記磁気ロールから前記現像ロールにトナーを搬送する現像装置のバイアス調整方法に関する。
電子写真方式の画像形成装置に組み込まれる現像装置として、特許文献1には、現像装置を複雑にすることなく、長期にわたって現像ローラ上のトナー層厚を常に安定させ、濃度変化のない安定した画像を維持することを目的として、像担持体上に、現像ロールに現像バイアスを印加し始めてから2周目に形成されたトナー層を用いたベタパターンと、次の1回転の間に形成されたトナー層を用いたハーフトーンパターンとを配したトナー層厚検知用パターンを顕像化させ、像担持体上のトナー層厚検知用パターン、または転写体に転写されたトナー層厚検知用パターンのトナー濃度を濃度センサにより検出し、検出したトナー濃度に基づいて磁気ロールと現像ロール間のバイアス電圧の差電圧、つまり、搬送バイアス電圧を制御する現像方法が提案されていた。
特開2005−55841号公報
しかし、上述した従来技術によれば、現像ロールに印加するバイアス電圧を固定値に設定した後に、ハーフトーンパターンの濃度を検知し、その検知結果に基づいて搬送バイアス電圧を設定しているため、現像ロール上のトナー量の適正化が不十分となるという問題があった。例えば、現像ロール上のトナーが十分あるにもかかわらず、ハーフトーンパターンの濃度が低いために必要以上に搬送バイアス電圧が高く調整される虞があった。
その結果、現像ロールに過剰なトナーが供給され、現像ロール表面に付着して画像に欠陥を与えたり、現像ロールと磁気ロールの間隔が狭くなりトナーの搬送障害が起こり、トナー飛散や剤漏れが発生する虞があった。
また、安定的にハーフトーンパターンを生成するために、事前にベタパターンを形成する必要があったが、このベタパターンを生成するためにトナーが無駄に消費されるという問題もあった。
本発明は、上述の従来欠点に鑑み、安定的に画像品位を維持しながらも、現像ロールへの供給トナー量を適正に調整できる現像装置のバイアス電圧調整方法を提供する点にある。
上述の目的を達成するため、本発明による現像装置のバイアス電圧調整方法の第一の特徴構成は、特許請求の範囲の書類の請求項1に記載した通り、現像槽に充填されたキャリアとトナーからなる二成分現像剤をブラシ状に保持する磁気ロールと、前記磁気ロールから搬送されたトナーを保持して像担持体に形成された静電潜像を現像する現像ロールを備え、前記磁気ロールと前記現像ロールの夫々に印加するバイアス電圧により前記磁気ロールから前記現像ロールにトナーを搬送する現像装置のバイアス電圧調整方法であって、前記現像ロールに所定の低圧バイアス電圧を印加した状態で前記像担持体に形成されるベタパターンまたは転写体への転写後のベタパターンの濃度が所定濃度となるように前記磁気ロールへ印加するバイアス電圧を調整する点にある。
上述の構成によれば、現像ロールに所定の低圧バイアス電圧を印加した状態、つまり、現像効率が低い状態で、ベタパターンが所定濃度となるように、磁気ロールへ印加するバイアス電圧を調整、つまり、現像ロールと磁気ロールの双方に印加されるバイアス電圧の差電圧である搬送バイアス電圧を調整するために、過剰なトナーが現像ロールに搬送されるような条件を排除して現像ロールに形成されるトナーの層厚を適正に調整することができるようになる。
同第二の特徴構成は、同請求項2に記載した通り、上述の第一特徴構成に加えて、前記磁気ロールへ印加するバイアス電圧を調整した後に、前記像担持体に形成される所定のハーフトーンパターンまたは転写体への転写後の所定のハーフトーンパターンの濃度が所定濃度となるように前記磁気ロールと前記現像ロールの夫々に印加するバイアス電圧の差電圧を一定に維持しながら両バイアス電圧を調整する点にある。
上述の構成によれば、第一の特徴構成により調整された磁気ロールと現像ロールの夫々に印加するバイアス電圧の差電圧、つまり搬送バイアス電圧を一定に維持しながら、さらに両バイアス電圧を調整することにより適正なハーフトーンパターンが得られるので、現像ロールに過剰なトナーが供給されるような不都合を回避して適切に現像特性を調整することができるようになる。
同第三の特徴構成は、同請求項3に記載した通り、上述の第一または第二特徴構成に加えて、現像剤の混合比を前記両バイアス電圧の差電圧に対応するキャリアとトナーの目標混合比に調整する点にあり、これにより変動するトナー帯電量が調整され、常に安定した画像が得られるようになる。
同第四の特徴構成は、同請求項4に記載した通り、上述の第一または第二の何れかの特徴構成に加えて、現像剤の混合比を前記調整後の前記両バイアス電圧の差電圧に対応するキャリアとトナーの目標混合比に調整する点にあり、これにより変動するトナー帯電量が適正に調整され、常に安定した画像が得られるようになる。
以上説明した通り、本発明によれば、安定的に画像品位を維持しながらも、現像ロールへの供給トナー量を適正に調整できる現像装置のバイアス電圧調整方法を提供することができるようになった。
以下に本発明による現像装置のバイアス電圧調整方法を説明する。本発明による現像装置を備えた電子写真方式の画像形成装置の一例であるプリンタは、図2に示すように、外部機器から入力されたプリントジョブに基づいてMCYKの各色成分のトナー像を形成する画像形成部1と、記録媒体としての用紙を供給・搬送・排紙する用紙トレイや搬送ローラなどからなる給紙部2と、三本のローラ30に支持された無端状の転写体31と、前記転写体31に接触配置された複数の転写ローラ32、33等を備えて構成された転写部3と、トナー像が転写された記録媒体を定着処理する定着部4と、前記外部機器とのデータ送受信を行うインターフェース部5、該プリンタを統括制御するマイクロコンピュータを備えたシステム制御部6を備えて構成される。
前記画像形成部1は、図2に示すように、前記転写体31の周方向に沿って配置されたM(マゼンダ)、C(シアン)、Y(イエロー)、K(ブラック)の各色に対応した4つの感光体ユニット100と、形成するトナー像の濃度が所定の濃度に維持されるように前記転写体31に担持された各色のトナーパターンからの反射光量に基づいて各色の濃度を検出するトナー濃度センサ11と、該画像形成部1を制御する制御部12で構成され、各感光体ユニット100は、図1に示すように、像担持体110と、前記像担持体110の周方向に沿って帯電チャージャー120、露光ヘッド130、現像装置140、クリーナ150、除電ランプ160等が配置されて構成されている。
前記像担持体110は、アルミニウム製シリンダの表面に正帯電性光導電体であるアモルファスシリコン層が蒸着された感光体を有する感光体ドラムからなり、前記帯電チャージャー120により正帯電され、前記露光ヘッド130からの露光により露光部分の電荷はシリンダを経てアースされる構成となっている。
前記トナー濃度センサ11は、前記転写体31の周方向に沿って配置された前記感光体ユニット100の下流側に配置されている。前記トナー濃度センサ11について詳述すると、前記トナー濃度センサ100は、図3に示すように、前記転写体31の法線方向に対して所定の傾斜角度で単一の偏光光を投光する投光部13と、前記法線方向に対して前記投光部13と反対側に配置され、前記転写体31からの反射光を前記投光光と同一の第1の偏光光と前記投光光と異なる第2の偏光光とに分離する偏光分離部14と、前記第1及び前記第2の偏光光を受光する第1及び第2の受光部15とを備えて構成され、前記第1及び前記第2の偏光光の光量差からトナー濃度を検出する。
M(マゼンダ)、C(シアン)、Y(イエロー)、K(ブラック)の各色の前記感光体ユニット100に夫々備えられた前記現像装置140は、図1に示すように、夫々に対応した色のトナーを充填したトナーカートリッジ141と、前記トナーカートリッジ141から供給されるトナーとキャリアを撹拌する現像槽142と、前記現像槽142に充填されたキャリアとトナーからなる二成分現像剤146がブラシ状になった磁気ブラシ143lを保持する磁気ロール143と、前記磁気ロール143から搬送されたトナーをトナー薄層144lとして保持して前記像担持体110に形成された静電潜像を現像する現像ロール144を備えて構成されている。
前記現像ロール144は、均一な帯電性のアルミニウムで構成され、その回転軸にACバイアス電圧Vac4、DCバイアス電圧Vdc4を印加する高圧回路144vが接続されている。
前記磁気ロール143は、N極とS極を交互に着磁した固定マグネットローラを内包する回転スリーブで構成され、その回転軸にDCバイアス電圧Vdc3を印加する高圧回路143vが接続されている。
前記制御部12は、前記現像ロール144と前記磁気ロール143の双方に印加されるDCバイアス電圧の差電圧である搬送バイアス電圧ΔVcを調整することにより、前記磁気ロール143から前記現像ロール144に搬送されるトナー量、及び現像特性を調整する。
前記制御部12は、予め設定された所定の周期、つまり、前記現像装置140の累積稼動時間が所定の時間に、または累積プリント枚数が所定のプリント枚数に達した時点で、キャリブレーション制御を実行するように構成されている。
即ち、前記現像ロール144に所定の低圧バイアス電圧を印加した状態で前記像担持体110に形成されるベタパターンまたは前記転写体31への転写後のベタパターンの濃度が所定濃度となるように前記磁気ロール143へ印加するバイアス電圧を調整する。
さらに、前記像担持体110に形成される所定のハーフトーンパターンまたは転写体31への転写後の所定のハーフトーンパターンの濃度が所定濃度となるように前記磁気ロール143と前記現像ロール144の夫々に印加するバイアス電圧の差電圧である前記搬送バイアスΔVcを一定に維持しながら両バイアス電圧を調整するのである。
以下に詳述する。前記制御部12は、前記現像装置140の累積稼動時間が所定の時間に、または累積プリント枚数が所定のプリント枚数に達した時点で、各色の感光体ユニット100毎に、前記現像ロール144に印加する前記ACバイアス電圧Vac4を変更することなく、前記DCバイアス電圧Vdc4を最小出力電圧に近い所定のバイアス電圧Vdc4(R)に固定して、前記磁気ロール143にDCバイアス電圧Vdc3を数パターン印加し、夫々のパターンにおいてベタパターンとなるトナー像を前記像担持体110に形成して前記転写体31に担持させる。
前記磁気ロール143から前記現像ロール114に搬送されるトナー量をモニターすべく、前記トナー濃度センサ11により夫々の前記トナー像のトナー濃度値を検知し、前記検知したトナー濃度値が前記制御部12の図示しない記憶部に記憶されたベタパターン形成時の所定のトナー濃度値となる前記DCバイアスVdc4を求めることで最適な搬送バイアスΔVc(O)を求め、前記磁気ロール143から前記現像ロール144に搬送されるトナー量、及び現像特性を調整する。
前記最適な搬送バイアスΔVc(O)を一定に維持しながら、前記DCバイアス電圧Vdc3、Vdc4を再調整し、所定のハーフトーンで数パターンのトナー像を前記像担持体110に形成して前記転写体31に担持させ、前記トナー濃度センサ11により夫々の前記トナー像のトナー濃度値を検知し、前記検知したトナー濃度値が前記制御部12の図示しない記憶部に記憶されたハーフトーンパターン形成時の所定のトナー濃度値となる最適なDCバイアス電圧Vdc3(O)、Vdc4(O)を求め、前記制御部12は、次回のキャリブレーション実施まで、前記磁気ロール143と前記現像ロール144に印加するバイアス電圧として前記最適なDCバイアス電圧Vdc3(O)、Vdc4(O)を用いる。
本実施例では、まず、前記DCバイアス電圧Vdc4を最小出力電圧に近い所定のバイアス電圧Vdc4(R)に固定し、前記磁気ロール143に4パターンのDCバイアス電圧Vdc3を印加することで、前記像担持体110に4パターンのベタパターンのトナー像を形成し、図4に示すように、前記転写体31に担持させ、前記トナー濃度センサ11により前記4パターン夫々の前記トナー像のトナー濃度値を検知する。
前記搬送バイアスΔVcと前記検知したトナー濃度値より得られる特性曲線から、図5に示すように、前記制御部12の図示しない記憶部に記憶されたベタパターン形成時の所定のトナー濃度値となる最適な搬送バイアスΔVc(O)を求め、前記最適な搬送バイアスΔVc(O)を用いることで、前記磁気ロール143から前記現像ロール144に搬送されるトナー量、及び現像特性を調整する。
前記制御部12は、前記最適な搬送バイアスΔVc(O)を一定に保ちつつ前記DCバイアス電圧Vdc3とVdc4を再調整して、4パターンの所定の濃度のハーフトーンパターンからなるトナー像を、上述と同様に前記転写体31に転写し、前記トナー濃度センサ11により4パターン夫々の前記トナー像のトナー濃度値を検知する。
前記磁気ローラ143に印加するDCバイアス電圧Vdc3と前記検知した前記トナー濃度値より導く特性曲線から、図6に示すように、前記制御部12の図示しない記憶部に記憶されたハーフトーンパターン形成時の所定のトナー濃度値となる前記最適なDCバイアス電圧Vdc3(O)を求め、前記最適な搬送バイアスΔVc(O)と前記最適なDCバイアス電圧Vdc3(O)の差分を取ることで前記最適なDCバイアス電圧Vdc4(O)を求める。前記制御部12は、次回のキャリブレーション実施まで、前記磁気ロール143と前記現像ロール144に印加するバイアス電圧として前記最適なDCバイアス電圧Vdc3(O)、Vdc4(O)を用いる。
なお、上述において、本実施例ではベタ及びハーフトーンの夫々において4パターンのトナー像を形成したが、これに限定するものではなく、機器特性や使用条件、コストなどの諸条件に合わせ最適なパターンのトナー像を形成する構成であっても良く、夫々のパターンのトナー像のトナー濃度を検知し、前記磁気ロール143及び前記現像ロール144に印加するDCバイアス電圧の調整を行えば良い。
前記最適なDCバイアス電圧Vdc3(O)、Vdc4(O)の調整後さらに、前記現像槽142に設けられたインダクタンス検知型のトナー濃度センサ145が出力する前記現像槽142内のトナー濃度に基づき、現像剤の混合比を前記調整後の前記両バイアス電圧の差電圧である前記最適な搬送バイアスΔVc(O)に対応するキャリアとトナーの目標混合比に調整する。
つまり、様々なプリントデータに基づいて画像形成動作が行われることにより前記現像槽142内のトナーとキャリアの混合比(以下、「T/C」と記す。)が一定であってもトナー帯電量が変動し、前記トナー帯電量の変動は前記磁気ロール143から前記現像ロール144に搬送されるトナー量に影響を及ぼして前記最適なバイアス電圧ΔVcを設定するときの変動幅が大きくなる虞があるため、初期設定されたトナーとキャリアのT/Cから、前記両バイアス電圧の差電圧である前記最適な搬送バイアスΔVc(O)に対応するトナー帯電量となる目標T/Cに変更調整することで前記変動幅を小さくするのである。
詳述すると、種々の実験を通して、初期設定されたT/Cにおいて前記現像槽142内のトナー帯電量毎に前記搬送バイアスΔVcを印加した際に前記現像ロール144に搬送されるトナー量を求めると、図7に示すように、前記搬送バイアスΔVcが一定でも前記トナー帯電量により搬送されるトナー量は異なる。前記トナー帯電量を一定とした状態で前記搬送されるトナー量を所定量に維持するには前記搬送バイアスΔVcにより調整することとなり、キャリブレーション実行時に前記最適なバイアス電圧ΔVc(O)を設定する際の変動幅が大きくなる。
前記初期設定されたT/Cにおいて、所定のトナー帯電量を備えたときに設定される前記最適な搬送バイアスΔVc(O)iと、前記最適な搬送バイアスΔVc(O)とが異なるときには前記トナー帯電量が適正ではないため、前記制御部12は前記目標T/Cを設定し、前記トナーカートリッジ141からのトナー供給量を制御して前記トナー濃度センサ145で検出される前記T/Cが前記目標T/Cとなるように調整する。
ここで、前記目標T/Cは、前記搬送バイアスΔVcが前記最適な搬送バイアスΔVc(O)であるときにおいて、初期設定されたT/Cで前記搬送バイアスΔVcが前記最適な搬送バイアスΔVc(O)iとなるときの前記トナー帯電量と同じトナー帯電量を備える時の前記T/Cである。本発明者らは種々の実験を通してこれを取得し、前記制御部12の図示しない記憶部に記憶させ、前記制御部12は前記テーブルデータより状況に応じた前記目標T/Cを求める。
前記目標T/Cへの調整は、図8に示すように、次回のキャリブレーション実施において、前記トナー濃度センサ145により検出される前記T/Cが前記目標T/Cとなるように、前記制御部12が漸次前記トナーカートリッジ141からのトナー供給量を変更制御することで行われる。
以下、別実施形態を説明する。上述の構成では、前記像担持体110として、アルミニウム製シリンダの表面に正帯電性光導電体であるアモルファスシリコン層が蒸着された感光体を有する感光体ドラムを採用したが、前記感光体が有機光導電体であるOPCドラムや、前記感光体がセレンなどであるその他の種類の光導電性半導体ドラムを採用する構成であっても良く、この場合、前記感光体の帯電特性に応じて、採用する二成分現像剤は適宜変更すれば良い。
上述の構成では、現像剤の混合比を前記調整後の前記両バイアス電圧の差電圧に対応するキャリアとトナーの目標混合比に調整する構成としたが、前記現像剤の混合比を前記両バイアス電圧の差電圧に対応するキャリアとトナーの目標混合比に調整するように制御するものであってもよい。
現像装置の説明図 本実施例におけるプリンタの説明図 本実施例における転写体上のトナー濃度を検出するトナー濃度センサの説明図 転写体上に形成されるトナー像の説明図 搬送バイアスΔVcと現像ロールに搬送されるトナー量(転写体上のベタパターンのトナー像のトナー濃度値)の関係を示すグラフ DCバイアス電圧Vdc3と現像ロールに搬送されるトナー量(転写体上のハーフトーンパターンのトナー像のトナー濃度値)の関係を示すグラフ トナーとキャリアの混合比が一定であるときにおける搬送バイアスΔVcと現像ロールに搬送されるトナー量(転写体上のハーフトーンパターンのトナー像のトナー濃度値)の関係を示すグラフ トナーとキャリアの混合比を目標混合比に調整する際の説明に用いるグラフ
符号の説明
12:制御部
100: 感光体ユニット
140: 現像装置
141: トナーカートリッジ
142: 現像槽
143:磁気ロール
143l:磁気ブラシ
143v:高圧回路(磁気ロール用)
144:現像ロール
144l:トナー薄層
144v:高圧回路(現像ロール用)
145:トナー濃度センサ
146:二成分現像剤(トナーとキャリア)

Claims (4)

  1. 現像槽に充填されたキャリアとトナーからなる二成分現像剤をブラシ状に保持する磁気ロールと、前記磁気ロールから搬送されたトナーを保持して像担持体に形成された静電潜像を現像する現像ロールを備え、前記磁気ロールと前記現像ロールの夫々に印加するバイアス電圧により前記磁気ロールから前記現像ロールにトナーを搬送する現像装置のバイアス電圧調整方法であって、前記現像ロールに所定の低圧バイアス電圧を印加した状態で前記像担持体に形成されるベタパターンまたは転写体への転写後のベタパターンの濃度が所定濃度となるように前記磁気ロールへ印加するバイアス電圧を調整する現像装置のバイアス電圧調整方法。
  2. 前記磁気ロールへ印加するバイアス電圧を調整した後に、前記像担持体に形成される所定のハーフトーンパターンまたは転写体への転写後の所定のハーフトーンパターンの濃度が所定濃度となるように前記磁気ロールと前記現像ロールの夫々に印加するバイアス電圧の差電圧を一定に維持しながら両バイアス電圧を調整する請求項1記載の現像装置のバイアス電圧調整方法。
  3. 現像剤の混合比を前記両バイアス電圧の差電圧に対応するキャリアとトナーの目標混合比に調整する請求項1または2記載の現像装置のバイアス電圧調整方法。
  4. 現像剤の混合比を前記調整後の前記両バイアス電圧の差電圧に対応するキャリアとトナーの目標混合比に調整する請求項1または2記載の現像装置のバイアス電圧調整方法。
JP2006022210A 2006-01-31 2006-01-31 現像装置のバイアス電圧調整方法 Pending JP2007206152A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006022210A JP2007206152A (ja) 2006-01-31 2006-01-31 現像装置のバイアス電圧調整方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006022210A JP2007206152A (ja) 2006-01-31 2006-01-31 現像装置のバイアス電圧調整方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2007206152A true JP2007206152A (ja) 2007-08-16

Family

ID=38485702

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006022210A Pending JP2007206152A (ja) 2006-01-31 2006-01-31 現像装置のバイアス電圧調整方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2007206152A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016218240A (ja) * 2015-05-20 2016-12-22 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0915952A (ja) * 1995-07-03 1997-01-17 Xerox Corp 電子写真式印刷装置の現像装置
JP2005308821A (ja) * 2004-04-16 2005-11-04 Kyocera Mita Corp 現像装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0915952A (ja) * 1995-07-03 1997-01-17 Xerox Corp 電子写真式印刷装置の現像装置
JP2005308821A (ja) * 2004-04-16 2005-11-04 Kyocera Mita Corp 現像装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016218240A (ja) * 2015-05-20 2016-12-22 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8200109B2 (en) Image forming apparatus
US9436135B2 (en) Toner pattern density correction in an image forming apparatus
JP2014228630A (ja) 画像形成装置及び画像濃度制御方法
US8948633B2 (en) Wet-type image forming apparatus
JP5030090B2 (ja) 画像形成装置における現像方法及び装置
JP4858583B2 (ja) カラー画像形成装置
JP4887949B2 (ja) 画像形成装置およびトナー濃度制御方法
JP2007155811A (ja) 電子写真画像形成装置
JP2008089740A (ja) 画像形成方法及び画像形成装置
JP4845546B2 (ja) 現像装置の調整方法
US11048192B1 (en) Image forming apparatus capable of suppressing occurrence of image defects in response to difference in carrier resistance and obtaining high image quality
JP4051533B2 (ja) 画像形成装置
JP2007148176A (ja) トナー濃度制御装置
JP2004198544A (ja) 画像形成装置
JP4502971B2 (ja) 現像装置の調整方法
JP2007206152A (ja) 現像装置のバイアス電圧調整方法
JP2005189494A (ja) 画像形成装置
JP4909022B2 (ja) 画像形成装置
JP4631325B2 (ja) 画像濃度調整装置、及びこれを用いた画像形成装置
JP2003005490A (ja) 画像形成装置
JP2007249109A (ja) 現像装置の調整方法
JP2007316136A (ja) 画像形成装置、及び、トナー濃度調整方法
JP4687212B2 (ja) 画像形成装置
JP2005017627A (ja) 画像形成装置
JP2019152796A (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20091118

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091124

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100120

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100330

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100526

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100727

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20101124