JP2007203617A - 金型および製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】部品を交換することなく偏肉を調整できる押し出し成形用の金型300。
【解決手段】コア部314を有するコアプレート310および間隔をおいてコア部314を包囲するダイプレート320を備え、コア部314およびダイプレート320の間に形成された樹脂流路301の一端から軟化した可撓性樹脂を注入して、樹脂流路301の他端から可撓性樹脂により形成された多列チューブ100を押し出す場合に用いる金型300であって、樹脂流路301の他端に装着され、可撓性樹脂を金型300の外部に排出する押し出し穴334を有して、押し出し方向に直交する面内で金型300に対して変位でき、且つ、所望の位置で金型300に対して固定できるリッププレート330を更に備える。
【選択図】図8

Description

本発明は、金型および製造方法に関する。より詳細には、押し出し成形によりチューブを製造する場合に用いる金型と、それを用いたチューブの製造方法に関する。
互いに独立した複数の流路を樹脂材料により一体に成形した流体搬送チューブがある。下記特許文献1には、様々な仕様のチューブ部分を備えた配管用チューブを、押し出し成形を含む一連の工程により製造することが記載される。これにより、所与の金属チューブを加工および組み立てして製造する場合に比較して製造工数を削減できるとされる。なお、ここで開示される配管用チューブは、吸気背圧等を分配することもできる強度を有するものが含まれる。
下記特許文献2には、互いに平行な複数のインクチューブを同時成形により一体化した構造が記載される。これにより、例えば複数種類の色材を同時に供給できるインクチューブを廉価に供給できる。
下記特許文献3には、押出成形による管材の製造において、成形品の内側にガスを注入しつつ成形することにより成形品に所望の口径の孔を形成することが記載される。これにより、金型の形状だけでは制御し切れない成形品の寸法精度を補正できる。
特公昭58−041180号公報 実開平06−000746号公報 特公平07−002362号公報
ところで、連続した流路を有するチューブを押し出し成形する場合は、流路の内面形状を規定するコアと、コアに対して間隔をおいてその周囲を包囲するダイとを備えた金型を用いる。このような金型に対して、コアおよびダイの間に形成された樹脂流路の一端から溶融状態または軟化状態の材料樹脂を注入して、同樹脂流路の他端に形成された押し出し穴から成形品が押し出される。材料樹脂を連続して供給すれば、長尺の成形品を連続して成形することもできる。
このような押し出し成形において、材料樹脂が均一に供給されることを前提にすれば、成形品の肉厚は、押し出し穴側の樹脂流路におけるコアおよびダイの間隔に依存する。従って、金型を高い精度で製造すれば、十分な製品の寸法精度が得られるものと考えられる。しかしながら、実際に使用される金型は、コアおよびダイの他に、金型自体の強度維持、金型部材相互の位置決めおよび締結、樹脂流路の加熱、保温または冷却等を目的とした多くの部材を組み合わせて形成される。このため、コアおよびダイの間隔が均一にならない場合が不可避に生じ、その場合は成形品の肉厚に分布が生じていた。
いうまでもなく、このような偏肉(肉厚の分布)は好ましいことではないので、定常的な押し出し成形工程に先立って、金型を調整して偏肉の解消する工程が導入されている。しかしながら、偏肉解消のための金型調整は、樹脂流路の押し出し穴を形成するリップと呼ばれる部材を交換する他に手だてがなく、そのために金型の分解および組み立てを繰り返すという煩雑な作業を実施しなければならなかった。
上記課題の解決を目的として、本発明の第1の形態として、コアおよびコアに対して間隔をおいてコアを包囲するダイを備え、コアおよびダイの間に形成された樹脂流路の一端から軟化した可撓性樹脂を注入して、樹脂流路の他端から可撓性樹脂により形成された液体流路を有するチューブを押し出す場合に用いる金型であって、樹脂流路の他端に装着され、可撓性樹脂を金型の外部に排出する開口を有し、押し出し方向に直交する面内で金型に対して変位でき、且つ、所望の位置で金型に対して固定できるリップ部を更に備える金型が提供される。これにより、リップ部を交換することなく、変位させることにより成形品の肉厚を調整することができる。従って、押し出し成形における偏肉の調整を容易且つ短時間で完了し、押し出し成形品の製造コストを軽減できる。
また、ひとつの形態として、上記金型において、ダイが、コアに対する相対位置を固定されてコアの表面に沿って可撓性樹脂を案内するダイ本体と、可撓性樹脂を金型の外部に排出する開口を有して、押し出し方向に直交する面内でダイ本体に対して変位でき、且つ、所望の位置でダイ本体に対して固定できるリップ部とを備える。これにより、偏肉調整のために移動させるリップ部を小型化して、取り扱いを容易にできる。
また、他の形態のひとつとして、上記金型において、リップ部に対して先端が当接して、押し出し方向に直交する方向に螺入または螺脱させることによりリップ部を変位させるネジ部材を更に有する。これにより、僅かな力でリップ部を変位させることができると共に、微小な偏肉調整を正確に実施できる。
また、他の形態のひとつとして、上記金型において、リップ部が、押し出し方向に自身を貫通する貫通穴と、貫通穴に挿通されて先端がダイに螺入されたボルトにより固定され、貫通穴が、ボルトのネジを切られた部分の外径よりも大きな内径を有して、ボルトを緩めた場合に押し出し方向に対して直交する方向にリップ部を変位させる。これにより、リップ部を取り外すことなく偏肉調整ができ、リップ部の脱落が防止される。
また、他の形態のひとつとして、上記金型において、コアが、他端において押し出されるチューブの内部に気体を注入する気体流路を有する。これにより、連続した流路を有する成形品を確実に製造できる。
また、他の形態のひとつとして、上記金型において、押し出し方向について下流側の端部において、コアが複数に分岐した先端部を有して、互いに独立した複数の液体流路を有する多列チューブを製造する。これにより、複数種類の流体を同時に取り扱うことができる多列チューブの製造においても、上記の一連の効果を享受できる。
更に、本発明の第2の形態として、コアおよびコアに対して間隔をおいてコアを包囲するダイを備えた金型を用い、コアおよびダイの間に形成された樹脂流路の一端から軟化した可撓性樹脂を注入して、樹脂流路の他端から可撓性樹脂により形成された液体流路を有するチューブを押し出すチューブの製造方法であって、可撓性樹脂を外部に排出する開口を有し、押し出し方向に直交する面内で金型に対して変位でき、且つ、所望の位置で金型に対して固定できるリップ部を、樹脂流路の他端に装着し、リップ部を変位させることによりチューブの肉厚分布を調整する手順を含む製造方法が提供される。これにより、偏肉のない、高品質な押し出し成形製品を、容易に製造できる。
なお、上記の発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではなく、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた、発明となりうる。
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではなく、また実施形態の中で説明される特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1は、実施形態に係る金型300を用いて押し出し成形により製造できる多列チューブ100の外観を示す図である。同図に示すように、多列チューブ100は、互いに独立した複数の平行な液体流路110を一体に形成する樹脂成形品120により形成される。液体流路110の各々は多列チューブ100の長手方向に連通して、液体、気体等の流体を個別に流通させることができる。このような多列チューブ100は、例えば、固定式のインクカートリッジと被記録物上を往復移動する記録ヘッドとを備えたインクジェット式記録装置において、インクカートリッジおよび記録ヘッドを連通させるために好適に使用できる。この場合、液体流路110には、互いに色の異なるインクが流通する。
なお、このような多列チューブ100は、例えば、ポリプロピレン(PP)、ポリエチレン(PE)、オレフィン系の熱可塑性エラストマー(TPE)、スチレン系のTPE、ポリアミド系のTPEおよびウレタン系のTPE等の樹脂材料を押し出し成形して製造できる。また、流通させる流体の種類によって、複数の材料を組み合わせて多層構造とすることもできる。
図2は、図1に示す多列チューブ100を押し出し成形により製造する押し出し成形装置200の構造を模式的に示す図である。同図に示すように、押し出し成形装置200は、後述する金型300に対して材料となる樹脂を供給するホッパ210を備える。ホッパ210から溶融状態で金型300に供給された樹脂材料は、多列チューブ100として金型300から押し出された後、寸法を調整するサイジングプレート220と、サイジングプレート220の直後に配置された冷却装置230とを経由して、引取機240により引き取られる。また、裁断機250により所望の長さに切断されて製品となる。
ここで、金型300は、押し出される多列チューブ100の内側形状を規定するコア部314を有するコアプレート310と、コアプレート310に積層されてコア部314の周囲を包囲して樹脂流路301を形成するダイプレート320と、金型300の終端に配置されて多列チューブ100の外側形状を規定するリッププレート330とを組み合わせて形成される。
図3は、上記金型300を形成するコアプレート310を単独で示す斜視図である。同図に示すように、コアプレート310は、金型300の外型と同じ大きさの矩形のフランジ部312と、フランジ部312の略中央に起立するコア部314とを備える。
フランジ部312は、コアプレート310を後述するダイプレート320およびリッププレート330と共に締結する場合に締結ボルトを挿通する締結ボルト穴311を有する。また、いったん金型300として組み立てらされた後に分解する場合に工具を挿入できる切欠き部313も形成される。
コア部314は、単一の基部316と、基部316の上端に分岐して形成された先端部318とをそれぞれ備える。また、フランジ部312上で基部316の周囲には、コア部314の表面に向かって溶融樹脂を案内する樹脂案内溝317が形成される。押し出し成形装置200においては、樹脂案内溝317は、注入穴315を介してホッパ210に連通する。
図4は、ダイプレート320の形状を単独で示す斜視図である。同図に示すように、ダイプレート320は、全体としては立方体の躯体322を有して、金型300として組み立てる場合に締結ボルトを挿通する締結ボルト穴321と、分解する場合に工具を挿入する切欠き部323とが形成される。また、後述する調整プレート333を固定するための固定ボルト339と螺合するネジ穴328も備えている。
更に、ダイプレート320の中央には、貫通穴324が形成される。貫通穴324は、この図では上端側の開口が見えるに過ぎないが、ダイプレート320の厚さ全体を貫通して形成される。また、下方にむかって内径が拡大しており、コアプレート310のコア部314よりも一回り大きな内部空間を形成する。
図5は、図4に示したダイプレート320を、図3に示したコアプレート310に組み付けた組立体を示す。同図に示すように、コアプレート310のフランジ部312と、ダイプレート320の躯体322は互いに同じ平面寸法を有して、両者を組み合わせた状態では、全体としてひとつの立方体をなす。また、コア部314の先端部318は、貫通穴324を通じて、ダイプレート320の上面よりも上方まで延在する。
図6は、金型300を形成するリッププレート330の形状を単独で示す斜視図である。同図に示すように、リッププレート330は、その外形を規定するプレート枠332と、プレート枠332の内側に収容された調整プレート333とを組み合わせて形成される。
プレート枠332は、コアプレート310およびダイプレート320と同じ平面寸法を有する。また、ダイプレート320の締結ボルト穴321と協働する締結ボルト穴331を備える。更に、後述する調整プレート333を位置決めする位置決めボルト336を四辺に各々備える。
調整プレート333は、その略中央に、成形品が押し出される押し出し穴334を有する。押し出し穴334の内面形状は、製造する成形品、即ち、本実施形態においては多列チューブ100の外形に相似な形状を有する。また、調整プレート333およびプレート枠332の間には僅かに間隙がある。従って、調整プレート333は、プレート枠332の内側で変位させることができる。
更に、調整プレート333は、調整プレート333自身を金型300に対して固定する場合に用いる固定ボルト339(図6には不図示)を挿通する複数の固定ボルト穴338を有する。ここで、固定ボルト穴338は、それぞれ、調整プレート333を厚さ方向に貫通して形成される。また、固定ボルト穴338は、ここに挿通される固定ボルト339の外径よりも大きな内径を有する。従って、固定ボルト339を締結しない限り、固定ボルト338を挿通した状態でも調整プレート333を変位させることができる。
上記のようなリッププレート330においては、固定ボルト338を緩めた状態で位置決めボルト336を適宜回転させることにより、調整プレート333のプレート枠332に対する位置を変位させることができる。また、換言すれば、調整プレート333は、位置決めボルト336によりプレート枠332に対して位置決めされる。従って、位置決めボルト336を操作しなければ、調整プレート333およびプレート枠332は一体のリッププレート330をなす。
図7は、図6に示したリッププレート330を、図5に示した組立体に更に組み付けた状態を示す斜視図である。同図に示すように、コアプレート310、ダイプレート320およびリッププレート330は順次積層されて、全体として立方体の金型300を形成する。また、コア部314の先端部318は、調整プレート333の押し出し穴334から僅かに突出する。なお、締結ボルトの図示は省略するが、コアプレート310、ダイプレート320およびリッププレート330は、締結ボルト穴311、321、331に挿通された締結ボルトにより一体化される。また、リッププレート330の調整プレート333も、固定ボルト339により金型300に対して固定される。
図8は、図7に示した金型300の内部構造を示す断面図である。なお、図7と同じ構成要素には同じ参照符号を付して重複する説明を省く。
同図に示すように、この金型300の内部では、コア部314の表面と、ダイプレート320の内面との間に樹脂流路301が形成される。樹脂流路301には、コアプレート310に形成された樹脂案内溝317を介してその下端から溶融樹脂が注入され、リッププレート330に形成された押し出し穴334から押し出される。
このとき、押し出される樹脂成形品120の内面形状は、コア部314の先端部318により規定される。従って、コア部314の先端部318を金型300の外部まで延在させることにより、成形品の内側において先端部318の形状が再現性よく形成される。また、成形中に、コア部314を貫通して形成された通気穴319を介して樹脂成形品120の内部に気体を吹き込むことにより、変形の少ない液体流路110を形成できる。
一方、押し出される樹脂成形品120の外面形状は、調整プレート333の押し出し穴334の内面形状により規定される。従って、コア部314の先端部318に対する押し出し穴334の相対位置を変化させることにより、成形品の肉厚を調整することができる。
図9は、調整プレート333の変位により実施される偏肉調整を模式的に示す図である。同図に示すように、調整プレート333を変位させることにより、押し出し穴334およびコア部314の先端部318の間隔は変化する。従って、図中に点線で示すような偏りが生じる場合、調整プレート333を変位させることにより、肉厚が均一になるように調整できる。また、この金型300の調整プレート333は、固定ボルト339を緩めることにより変位させることができるので、偏肉調整のために金型300を分解しなくてもよい。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更または改良を加え得ることが当業者に明らかである。その様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
実施形態に係る金型300で押し出し成形できる多列チューブ100の形状を示す斜視図である。 図1に示す多列チューブ100を製造する押し出し成形装置200の構造を模式的に示す図である。 金型300におけるコアプレート310の形状を単独で示す斜視図である。 金型300におけるダイプレート320の形状を単独で示す斜視図である。 上記コアプレート310およびダイプレート320を組み立てた状態を示す斜視図である。 金型300におけるリッププレート330の形状を単独で示す斜視図である。 リッププレート330を組み付けた金型300の構造を示す断面図である。 リッププレート330を組み付けた金型300全体を示す斜視図である。 調整プレート333の変位により実施される偏肉調整を模式的に示す図である。
符号の説明
100 多列チューブ、110 液体流路、120 樹脂成形品、200 押し出し成形装置、210 ホッパ、220 サイジングプレート、230 冷却装置、240 引取機、250 裁断機、300 金型、301 樹脂流路、310 コアプレート、311、321、331 締結ボルト穴、312 フランジ部、313、323 切欠き部、314 コア部、315 注入穴、316 基部、317 樹脂案内溝、318 先端部、319 通気穴、320 ダイプレート、322 躯体、324 貫通穴、330 リッププレート、332 プレート枠、333 調整プレート、334 押し出し穴、336 位置決めボルト、338 固定ボルト穴、339固定ボルト

Claims (7)

  1. コアおよび前記コアに対して間隔をおいて前記コアを包囲するダイを備え、前記コアおよび前記ダイの間に形成された樹脂流路の一端から軟化した可撓性樹脂を注入して、前記樹脂流路の他端から可撓性樹脂により形成された液体流路を有するチューブを押し出す場合に用いる金型であって、
    前記樹脂流路の前記他端に装着され、可撓性樹脂を前記金型の外部に排出する開口を有し、押し出し方向に直交する面内で前記金型に対して変位でき、且つ、所望の位置で前記金型に対して固定できるリップ部を更に備える金型。
  2. 前記ダイが、
    前記コアに対する相対位置を固定されて前記コアの表面に沿って可撓性樹脂を案内するダイ本体と、
    可撓性樹脂を前記金型の外部に排出する開口を有して、押し出し方向に直交する面内で前記ダイ本体に対して変位でき、且つ、所望の位置で前記ダイ本体に対して固定できる前記リップ部と
    を備える請求項1に記載の金型。
  3. 前記リップ部に対して先端が当接して、前記押し出し方向に直交する方向に螺入または螺脱させることにより前記リップ部を変位させるネジ部材を更に有する請求項1に記載の金型。
  4. 前記リップ部が、前記押し出し方向に自身を貫通する貫通穴と、前記貫通穴に挿通されて先端が前記ダイに螺入されたボルトにより固定され、
    前記貫通穴が、前記ボルトのネジを切られた部分の外径よりも大きな内径を有して、前記ボルトを緩めた場合に前記押し出し方向に対して直交する方向に前記リップ部を変位させる請求項1に記載の金型。
  5. 前記コアが、前記他端において押し出される前記チューブの内部に気体を注入する気体流路を有する請求項1に記載の金型。
  6. 前記押し出し方向について下流側の端部において、前記コアが複数に分岐した先端部を有して、互いに独立した複数の液体流路を有する多列チューブを製造する請求項1に記載の金型。
  7. コアおよび前記コアに対して間隔をおいて前記コアを包囲するダイを備えた金型を用い、前記コアおよび前記ダイの間に形成された樹脂流路の一端から軟化した可撓性樹脂を注入して、前記樹脂流路の他端から可撓性樹脂により形成された液体流路を有するチューブを押し出すチューブの製造方法であって、
    可撓性樹脂を外部に排出する開口を有し、押し出し方向に直交する面内で前記金型に対して変位でき、且つ、所望の位置で前記金型に対して固定できるリップ部を、前記樹脂流路の前記他端に装着し、前記リップ部を変位させることにより前記チューブの肉厚分布を調整する手順を含む製造方法。
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