JP2007202578A - マッサージ機能付き浴槽 - Google Patents
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Abstract
【課題】入浴時に肩や背中などのマッサージを行うことができるマッサージ機能付き浴槽を提供する。
【解決手段】浴槽における長手方向一側の第1端壁1に、入浴者の背中に当接する背当部7を斜め上方に向けて傾斜した状態に形成すると共に、第2端壁2側の位置に、足裏を押し当てるための左右一対の足当部14,14を形成し、上記背当部7には背中押圧用の複数の突子8と肩押圧用の左右一対の肩当片9,9とを形成して、上記足当部14,14に足裏を強く押し当てたときの反作用力で背中及び肩を上記突子8と肩当片9,9とに圧接可能とする。
【選択図】図2
【解決手段】浴槽における長手方向一側の第1端壁1に、入浴者の背中に当接する背当部7を斜め上方に向けて傾斜した状態に形成すると共に、第2端壁2側の位置に、足裏を押し当てるための左右一対の足当部14,14を形成し、上記背当部7には背中押圧用の複数の突子8と肩押圧用の左右一対の肩当片9,9とを形成して、上記足当部14,14に足裏を強く押し当てたときの反作用力で背中及び肩を上記突子8と肩当片9,9とに圧接可能とする。
【選択図】図2
Description
本発明はマッサージ機能付き浴槽に関するものである。
入浴時にマッサージ効果が得られるようにするため、例えば特許文献1には、表面に複数の突起を備えたマットを浴槽の槽壁に取り付け、入浴中に背中や足裏などを上記突起に押し当てることによってツボを刺激するようにしたものが開示されている。
ところが、このように別構成されたマットを槽壁内面に取り付ける方法は、該マットを着脱する際に槽壁を傷付け易く、特に、槽壁の低い位置にマットを着脱するような場合に無理な姿勢で作業を行うため、擦れて槽壁を傷付け易い。また、使用時に身体による大きな力が作用することによってマットがずれ動いたり外れたりし易いため、使用性が悪いという欠点もある。さらに、突起で単に背中や足裏等を刺激するだけで、肩をマッサージすることができないため、十分なマッサージ効果を得ることも難しい。
登録実用新案第3040137号公報
そこで本発明の目的は、上述した従来の欠点に鑑み、突起付きのマットを無理に取り付けなくても身体のマッサージを行うことができると共に、肩のマッサージをも可能にして十分なマッサージ効果が得られるようにした、マッサージ機能付き浴槽を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の浴槽は、長手方向一側の第1端壁と、反対側の第2端壁と、左右の側壁と、底壁とを有し、上記第1端壁には、入浴者の背中に当接する背当部が斜め上方に向けて傾斜した状態に形成され、また、上記第2端壁側の位置には、足裏を押し当てるための足当部が左右に形成されていて、上記背当部には、背中押圧用の複数の突子が一体に形成されると共に、該背当部の上端側の位置に、肩を押圧するための左右一対の肩当片が上記突子よりも高く立ち上がった状態に形成され、上記足当部には、その前面に、入浴者が膝を折り曲げた姿勢で足裏を無理なく押し当てることができる程度に斜め上向きに傾斜する踏面を有し、この踏面には足裏を押圧するための複数の突子が一体に形成され、この踏面に足裏を強く押し当てたときの反作用力で背中及び肩を上記背中押圧用の突子と肩当片とに圧接可能とされていることを特徴とするものである。
本発明において、上記肩当片は、上記背当部から立ち上がった基部と、該基部の先端から背当部に沿う方向に突出して肩に当接する先端当接部とで形成することができる。
また、上記足当部は、上記第2端壁よりも槽中央寄りの位置に左右の側壁に沿って形成されていても、上記第2端壁に形成されていても良い。
本発明によれば、背当部を斜め上方に向けて傾斜させた状態に形成し、ここに背中押圧用の突子を一体に形成すると共に、肩押圧用の肩当片を設けたので、ゆったりとリラックスした入浴姿勢のまま上記突子と肩当片とで背中と肩とを押圧することができ、従って、従来のように突起付きのマットを槽壁に無理に取り付けなくても、背中及び肩のマッサージを効果的に行うことができる。
また、足裏を押し当てるための左右の足当部を槽内に形成し、これらの足当部に足裏を強く押し当てたときの反作用力で背中及び肩を上記突子と肩当片とに圧接可能なるように構成したので、これらの突子と肩当片とによるマッサージ力を自分で最適な大きさに簡単に調整することができ、しかも、滑り易い浴槽の側壁や底壁等に足裏を直接押し当てる場合に比べて非常に安全である。
また、足裏を押し当てるための左右の足当部を槽内に形成し、これらの足当部に足裏を強く押し当てたときの反作用力で背中及び肩を上記突子と肩当片とに圧接可能なるように構成したので、これらの突子と肩当片とによるマッサージ力を自分で最適な大きさに簡単に調整することができ、しかも、滑り易い浴槽の側壁や底壁等に足裏を直接押し当てる場合に比べて非常に安全である。
図1及び図2は、本発明に係るマッサージ機能付き浴槽の第1実施形態を示すものである。この浴槽Aは、一方向に細長く形成されていて、その長手方向一側の第1端壁1と、反対側の第2端壁2と、左右の側壁3,3と、底壁4とを有している。図中5は、上記各壁の上端部に形成されて浴槽の回りを取り囲むフランジ状の縁部である。
上記第1端壁1には、入浴者の背中に当接する背当部7が斜め上方に向けて傾斜した状態に形成され、この背当部7の槽内側の側面に、背中を押圧するための複数の突子8が一体に形成されると共に、該背当部7の上端部側の位置に、肩を押圧するための左右一対の肩当片9,9が、相互間にほぼ肩幅に応じた間隔を保って一体に形成されている。なお、上記背中押圧用の突子8群のうち背当部7の上端部寄りの位置にある一部の突子は、首を押圧することもできるものである。
上記背中押圧用の突子8は、身体に過度の刺激が加わらないような滑らかな表面形状及び高さに形成されており、例えば、球の一部や楕円体の一部のような滑らかな部分球面状の表面形状を有するように形成されている。この突子8の配列パターンは任意であるが、入浴者の首から腰の近くに至る範囲に分布させることが望ましい。
また、上記肩押圧用の肩当片9は、図3に示すように、背中押圧用の突子8よりも高さを高く形成されていて、上記背当部7から立ち上がった基部9aと、該基部9aの先端からほぼ背当部7に沿う方向に突出して肩に当接する先端当接部9bとからなっている。この先端当接部9bは、肩に過度に食い込んで必要以上の強い刺激が加わることがないように、表面が滑らかな曲面に形成されている。
なお、上記背当部7の上端部か上記縁部5上の位置には、入浴者の後頭部を支持する支持部10を一体に形成しても良い。
なお、上記背当部7の上端部か上記縁部5上の位置には、入浴者の後頭部を支持する支持部10を一体に形成しても良い。
図中12は入浴者の臀部を支持する座部であって、上記背当部7の下端から底壁4に沿って延出するように形成され、該底壁4よりも若干高くなっている。また、13は入浴者が腕を載せるための肘掛け部であって、左右の側壁3,3の内面の上記背当部7と座部12とに対応する位置に形成されている。
浴槽内の上記第2端壁2よりも槽中央寄りの位置には、足裏を押し当てるための左右一対の足当部14,14が、左右の側壁3,3の内面に沿うように形成されている。この足当部14,14は、左右両側壁3,3の下端部に、底壁4に沿って浴槽の内側に張り出すように形成されていて、その前面に斜め上向きに傾斜する踏面14aを有しており、この傾斜する踏面14aに、図2に鎖線で示すように、入浴者が膝を折り曲げた入浴姿勢で足裏のほぼ全体を無理なく押し当てることができると共に、該足裏を強く押し当てることができるようになっている。この足当部14,14は、足裏に対するマッサージ効果を得る目的のほか、それらの踏面14aに足裏を強く押し当てたときの反作用力で背中及び肩を上記各突子8及び肩当片9,9に圧接させる目的のために形成されたものであり、このためこの踏面14aは、少なくとも凹凸のある粗面とすることによって滑りにくくする必要があるが、好ましくは、上記背中押圧用の突子8と同様の部分球面状の表面形状を有する突子か、横向き(水平方向)に延びる畝状の突子を形成しておくことが望ましい。図示した例では畝状の突子15が形成されている。
また、浴槽の上記第2端壁2には、その下端部寄りの位置に、足裏押圧用の複数の突子18a,18bを一体に備えた第2の足当部17が形成されている。この第2の足当部17は、入浴者が図2に鎖線で示すように上記第1の足当部14,14に足裏を当接させる場合よりは、膝を大きく延ばしたゆったりとした姿勢で足裏を当接させられるようにするためのものである。図示の例では、上記第2端壁2の幅全体わたりこの第2の足当部17が形成されていて、その中央部に、部分球面状の表面形状を有する複数の突子18aが形成され、その両側の部分に、横向き(水平方向)に延びる畝状の突子18bが形成されているが、全部の突子が部分球面状の表面形状を有するものであっても、あるいは畝状であっても構わない。あるいは、このように第2の足当部17を第2端壁2の幅全体わたって形成することなく、中央部だけに部分的に形成しても良い。
上記構成を有する浴槽Aは、背当部7を斜め上方に向けて傾斜させた状態に形成し、ここに背中押圧用の複数の突子8を一体に形成すると共に、肩押圧用の一対の肩当片9,9をも設けているため、入浴者がゆったりとリラックスした入浴姿勢のまま上記突子8と肩当片9,9とで背中と肩とを押圧することができるものである。従って、従来のように突起付きのマットを槽壁に無理に取り付けることなく、背中及び肩のマッサージを簡単且つ効果的に行うことができる。
しかも、足裏を押し当てるための左右一対の足当部14,14を槽内に形成し、これらの足当部14,14に足裏を強く押し当てたときの反作用力によって背中及び肩を上記突子8と肩当片9,9とに圧接可能なるように構成されているため、これらの突子8と肩当片9,9とによるマッサージ力を自分で最適な大きさに簡単に調整することができ、しかも、滑り易い浴槽の側壁や底壁等に足裏を直接押し当てる場合に比べ、非常に安全性が高いという利点もある。
図4は本発明の第2実施形態を示すもので、この第2実施形態の浴槽Bは、上記第1実施形態の浴槽Aより長手方向の寸法が小さい小形の浴槽であり、このため、背中及び肩を突子8と肩当片9,9とに圧接させるべく踏圧を発生させるための足当部14,14が、第2端壁2に形成されている。即ち、該浴槽Bにおける第2端壁2の下端の左右両端部寄りの位置に、突子15を備えた一対の上記足当部14,14が形成されている。図示した例では、これらの足当部14,14の間の部分にも、突子21を有する足当部20が形成されてれいるが、この足当部20はなくても良い。
この第2実施形態の浴槽Bにおける上記以外の構成は実質的に第1実施形態と同じであるから、第1実施形態と同一の主要な構成部分にこの第1実施形態の場合と同じ符号を付してその説明は省略する。
この第2実施形態の浴槽Bにおける上記以外の構成は実質的に第1実施形態と同じであるから、第1実施形態と同一の主要な構成部分にこの第1実施形態の場合と同じ符号を付してその説明は省略する。
なお、上記各実施形態では、上記肩押圧用の一対の肩当片9,9が背当部7と一体に形成されているが、この突子は、槽壁とは別の部材に形成し、この部材を槽壁に対して嵌め付けやフックによる係止あるいは吸着等の方法で着脱自在としても良い。この場合、該突子は槽壁のほぼ上端部近くに位置しているため、それを別部材に形成しても槽壁に対する着脱は比較的容易である。
A,B 浴槽
1 第1端壁
2 第2端壁
3 側壁
4 底壁
7 背当部
8 突子
9 肩当片
9a 基部
9b 先端当接部
14 足当部
15 突子
1 第1端壁
2 第2端壁
3 側壁
4 底壁
7 背当部
8 突子
9 肩当片
9a 基部
9b 先端当接部
14 足当部
15 突子
Claims (4)
- 長手方向一側の第1端壁と、反対側の第2端壁と、左右の側壁と、底壁とを有し、上記第1端壁には、入浴者の背中に当接する背当部が斜め上方に向けて傾斜した状態に形成され、また、上記第2端壁側の位置には、足裏を押し当てるための足当部が左右に形成されていて、
上記背当部には、背中押圧用の複数の突子が一体に形成されると共に、該背当部の上端側の位置に、肩を押圧するための左右一対の肩当片が上記突子よりも高く立ち上がった状態に形成され、
上記足当部には、その前面に、入浴者が膝を折り曲げた姿勢で足裏を無理なく押し当てることができる程度に斜め上向きに傾斜する踏面を有し、この踏面には足裏を押圧するための複数の突子が一体に形成され、この踏面に足裏を強く押し当てたときの反作用力で背中及び肩を上記背中押圧用の突子と肩当片とに圧接可能とされている、
ことを特徴とするマッサージ機能付き浴槽。 - 上記肩当片が、上記背当部から立ち上がった基部と、この基部の先端から背当部に沿う方向に突出して肩に当接する先端当接部とからなることを特徴とする請求項1に記載の浴槽。
- 上記足当部が、上記第2端壁よりも槽中央寄りの位置に左右の側壁に沿って形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の浴槽。
- 上記足当部が、上記第2端壁に形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の浴槽。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011206163A (ja) * | 2010-03-29 | 2011-10-20 | Noritz Corp | 浴槽 |
CN107773412A (zh) * | 2016-08-26 | 2018-03-09 | 三位体株式会社 | 沐浴装置 |
CN108042350A (zh) * | 2017-12-21 | 2018-05-18 | 重庆摩奥科技有限公司 | 按摩器 |
CN110301844A (zh) * | 2018-03-27 | 2019-10-08 | Toto株式会社 | 浴缸 |
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- 2006-01-30 JP JP2006021225A patent/JP2007202578A/ja active Pending
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