JP2007202256A - 電圧発生回路 - Google Patents

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隆 宮山
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洋一 飛田
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Abstract

【課題】本発明に係る電圧発生回路は、信号生成回路の停止期間に充電用スイッチ回路もしくは出力用スイッチ回路を確実に非導通状態にして無効電流が流れることを防止する。
【解決手段】本発明は、信号生成回路4と、コンデンサ3と、充電用スイッチ回路1と、出力用スイッチ回路2と、制御手段とを備える電圧発生回路である。信号生成回路4は、基準信号DCLKに基づき制御信号CLK1〜3を生成する。コンデンサ3は、一方の端子に制御信号CLK2が供給される。充電用スイッチ回路1は、制御信号CLK1に基づき、コンデンサ3の他方の端子を所定電位に設定する。出力用スイッチ回路2は、所定電位に設定されたコンデンサ3の他方の端子の電位を、制御信号CLK3に基づいて出力ノードに出力する。制御手段は、信号生成回路4の停止期間に、充電用スイッチ回路1及び出力用スイッチ回路2のうち少なくとも1つの回路が非導通状態となるように制御する。
【選択図】図2

Description

本発明は、電圧発生回路に係る発明であって、特に、DC−DCコンバータに使用される電圧発生回路に関するものである。
チャージポンプ型のDC−DCコンバータに使用される電圧発生回路には、特許文献1に記載されている構成がある。特許文献1に係る電圧発生回路は、充電用スイッチ回路、出力用スイッチ回路及び電位設定用コンデンサのそれぞれに対して信号生成回路より制御信号が供給される。信号生成回路は、システム側より供給される基準信号に基づいて、制御信号を生成している。
また、電圧発生回路の動作時には、まず信号生成回路で生成された所定周期により信号レベルが切り替わる制御信号が、充電用スイッチ回路の制御ノードに入力される。制御信号が入力され充電用スイッチ回路が導通状態となることで、電位設定用コンデンサの一端の電位を外部電源電圧に設定する。
電位設定用コンデンサの一端の電位を設定後、充電用スイッチ回路を非導通状態にして、電位設定用コンデンサの一端を電気的に切断する。切断後に、制御信号を電位設定用コンデンサに入力し、所定の期間に出力用スイッチ回路を導通状態にすることで昇圧された電位設定用コンデンサの電圧が出力される。
特開2004−229434号公報
特許文献1に示した構成の場合、例えば電圧発生回路の立ち上げ時や立ち下げ時には基準信号が止められており、信号生成回路によって制御信号は生成されず、出力側に電力は供給されない。
しかし、電圧発生回路の停止時(信号生成回路の停止期間)に、出力が任意の負荷回路に接続され電力が消費される場合、電圧発生回路の出力ノードの電圧が下がることになる。特許文献1の場合、出力ノードの電位が外部電源より下がると、充電用スイッチ回路と出力用スイッチ回路とが導通状態となり、外部電源から電圧発生回路の出力ノード等へ無効電流が流れ続けることになる。
そこで、本発明は、信号生成回路の停止期間に、充電用スイッチ回路もしくは出力用スイッチ回路を確実に非導通状態にして無効電流が流れることを防止する電圧発生回路を提供することを目的とする。
本発明に係る解決手段は、基準信号に基づき第1制御信号、第2制御信号及び第3制御信号を生成する信号生成回路と、一方の端子に第2制御信号が供給されるコンデンサと、第1制御信号に基づき、コンデンサの他方の端子を所定電位に設定する充電用スイッチ回路と、所定電位に設定されたコンデンサの他方の端子の電位を、第3制御信号に基づいて出力ノードに出力する出力用スイッチ回路とを備え、信号生成回路の停止期間に、充電用スイッチ回路及び出力用スイッチ回路のうち少なくとも1つの回路が非導通状態となるように制御する制御手段をさらに備える。
本発明に記載の電圧発生回路は、充電用スイッチ回路及び出力用スイッチ回路のうち少なくとも1つの回路が非導通状態となるように制御する制御手段をさらに備えるので、充電用スイッチ回路もしくは出力用スイッチ回路を確実に非導通状態にして無効電流が流れることを防止することができる。
本発明に係る実施の形態を説明する前に、前提となる電圧発生回路の構成について、図1を用いて説明する。なお、本発明に係る電圧発生回路は、主にチャージポンプ型のDC−DCコンバータに適用される。
図1に、前提となる電圧発生回路の回路図を示す。図1に示す電圧発生回路の構成では、充電用スイッチ回路1及び出力用スイッチ回路2、電位設定用コンデンサ3、信号生成回路4を備えている。ここで、信号生成回路4は、システム側より供給される基準信号DCLKから、電圧発生回路の制御信号CLK1,CLK2,CLK3を生成する。電圧発生回路は、信号生成回路4で生成された駆動信号CLK1,CLK2,CLK3を、各ノードに印加させることで所定の電圧を発生している。
なお、充電用スイッチ回路1には、例えばNチャネルMOSトランジスタが用いられ、出力用スイッチ回路2には、例えばPチャネルMOSトランジスタが用いられる。
次に、図1に示す電圧発生回路の動作を説明する。動作の始め、図1に示す電圧発生回路は、所定周期により信号レベルが切り替わる制御信号CLK1が、充電用スイッチ回路1の制御ノードであるノードAに入力され、充電用スイッチ回路1を導通状態にする。充電用スイッチ回路1が導通状態になると、電位設定用コンデンサ3の一端(ノードB)の電位が外部電源5の電圧に設定される。
ノードBの電位設定完了後、制御信号CLK1の信号レベルが切り替わり、充電用スイッチ回路1が非導通状態となりノードBを電気的に切断する。ノードBを電気的に切断した後、制御信号CLK2が電位設定用コンデンサ3に入力されることによりノードBの電位が昇圧される。ノードBの電位が昇圧された後で、且つ充電用スイッチ回路1が非導通状態の期間に、出力用スイッチ回路2が制御信号CLK3に基づき導通状態になる。出力用スイッチ回路2が導通することで、電位設定用コンデンサ3により昇圧されたノードBの電圧が出力ノードDから出力される。
図1に示した電圧発生回路の場合、例えば電圧発生回路の立ち上げ時や立ち下げ時には基準信号DCLKが止まっており、信号生成回路4は電圧発生回路の制御信号CLK1,CLK2,CLK3を生成しない。制御信号CLK1,CLK2,CLK3が供給されない電圧発生回路は、出力ノードDから電力は出力されない。
次に、図1に示す電圧発生回路では、出力ノードDに任意の負荷回路6が接続されており、電圧発生回路の停止時(信号生成回路4の停止期間)においても、負荷回路6によって電力が消費される場合がある。負荷回路6によって電力が消費されると、出力ノードDの電圧が低下することになる。
また、図1に示す電圧発生回路は、信号生成回路4の停止時に、充電用スイッチ回路1のノードAや出力用スイッチ回路2のノードCの電位を固定できない回路構成である。そのため、負荷回路6によって出力ノードDの電位が外部電源5の電位より下がると、ノードAの電位によっては充電用スイッチ回路1が、ノードCの電位によっては出力用スイッチ回路2がそれぞれ導通状態となる。充電用スイッチ回路1及び出力用スイッチ回路2が導通状態となると、外部電源5から出力ノードDまたは負荷回路6を経由して電源(グランド)Eヘと無効電流が流れ続けることになる。
そこで、以下の実施の形態に係る電圧発生回路では、当該無効電流が流れることを防止できる電圧発生回路について説明する。
(実施の形態1)
図2に、本実施の形態に係る電圧発生回路の回路図を示す。図2に示す電圧発生回路は、図1で示した回路構成に、初期化用スイッチ回路7をさらに備えた構成である。図2に示す初期化用スイッチ回路7は、ノードAとグランドGとの間に設けられ、外部より供給される制御信号RST1により制御される。なお、制御信号RST1は、例えば液晶表示装置の場合、液晶表示パネルに形成された電圧発生回路にFPC(Flexible Printed Circuit)を介して接続された制御基板から供給されることになる。なお、初期化用スイッチ回路7及び制御信号RST1が、信号生成回路の停止期間に、充電用スイッチ回路1を非導通状態に制御する制御手段である。
また、図2でも、信号生成回路4が、基準信号DCLKから制御信号CLK1,CLK2,CLK3を生成している。なお、信号生成回路4は、制御信号CLK1を出力する配線がスイッチング回路を介して電源Fと接続されている。
図2に示す充電用スイッチ回路1は、信号生成回路4からノードAに供給された制御信号CLK1に基づき、導通/非導通を制御している。なお、充電用スイッチ回路1には、例えばNチャネルMOSトランジスタが用いられる。充電用スイッチ回路1を導通状態にすることで、図2に示す電位設定用コンデンサ3は、一方の端子であるノードBに外部電源5の電位が充電される。電位設定用コンデンサ3の他方の端子には、制御信号CLK2が供給される。なお、制御信号CLK2は、電位設定用コンデンサ3の端子電圧を所定の電圧に制御する信号である。
図2に示す出力用スイッチ回路2は、電位設定用コンデンサ3の端子電圧を出力するスイッチ回路であり、制御信号CLK3がノードCに供給される。つまり、制御信号CLK3に基づき出力用スイッチ回路2が導通状態となり、電位設定用コンデンサ3の端子電圧が出力ノードDより出力される。なお、出力用スイッチ回路2には、例えばPチャネルMOSトランジスタが用いられる。
図2に示す電圧発生回路では、出力用スイッチ回路2と出力ノードDとの間に、電圧発生回路の出力を電源とする負荷回路6が接続されている。また、本実施の形態に係る電圧発生回路では、信号生成回路4の停止期間に充電用スイッチ回路1が確実に非導通状態になるように、ノードAの電位を制御できる初期化用スイッチ回路7を備えている。
次に、本実施の形態に係る電圧発生回路の動作について、図3に示す本実施の形態に係る電圧発生回路のタイミングチャートを用いて説明する。図3に示すタイミングチャートでは、電圧発生回路の立ち下げ時を示している。まず、図3に示すタイミングチャートでは、HighレベルとLowレベルとが繰り返される基準信号DCLKが信号生成回路4に入力される期間がある。この期間は、制御信号CLK1,CLK2,CLK3が適切に生成され、ノードAの電圧が制御されている。なお、図3に示すタイミングチャートでは、制御信号CLK1,CLK2,CLK3及びノードAの当該期間の詳細な波形は省略している。
そして、本実施の形態に係る電圧発生回路では、電圧発生回路の立ち下げ時に基準信号DCLKが止められるので、制御信号CLK1,CLK2,CLK3は生成されない。図3に示すタイミングチャートでは、基準信号DCLKが停止されるとHighレベルに固定され、制御信号CLK1,CLK2,CLK3がLowレベルになっている様子が示されている。
また、制御信号CLK1,CLK2,CLK3が生成されない期間(信号生成回路4の停止期間)は、充電用スイッチ回路1のノードAの電位が固定されず不安定となる。図3に示すタイミングチャートでも、基準信号DCLKの停止後、ノードAの電位が不安定になっている様子が示されている。図3に示す基準信号DCLKの停止後から外部電源OFF時までの期間に、ノードA及びノードBの電位が不安定となり、ノードCがLowレベルとなると、外部電源5から充電用スイッチ回路1及び出力用スイッチ回路2を経由して出力ノードDまたは負荷回路6の電源(グランド)Eへと無効電流が流れることになる。なお、ノードBの状態は、ノードAの状態により異なるので図3に示すタイミングチャートでは図示を省略した。
そこで、本実施の形態に係る電圧発生回路では、信号生成回路4の停止期間中、外部より制御信号RST1を供給して初期化用スイッチ回路7を制御することで、ノードAの電位をグランドレベルに固定する。図3に示すタイミングチャートでは、基準信号DCLKの停止期間中(信号生成回路4の停止期間中)にHighレベルの制御信号RST1が入力され、ノードAの電位がグランドレベルに固定される様子が示されている。なお、図3に示すタイミングチャートでは、本実施の形態の動作を説明するために、基準信号DCLKの停止後から制御信号RST1の入力まで期間を長く記載しているが、理想的には当該期間がゼロとなるように制御するのが好ましい。
信号生成回路4の停止期間中に、ノードAの電位をグランドレベルに固定することで、充電用スイッチ回路1を確実に非導通状態にすることができる。これによって、本実施の形態に係る電圧発生回路では、外部電源5から充電用スイッチ回路1及び出力用スイッチ回路2を経由して出力ノードDまたは負荷回路6の電源(グランド)Eへと流れる無効電流を防止することが可能となる。
一方、信号生成回路4の動作時には初期化用スイッチ回路7を介してグランドGヘ無効電流が流れ込むのを防ぐため、制御信号RST1により初期化用スイッチ回路7を確実に非導通状態にするように制御する必要がある。なお、図2に示す電圧発生回路では、初期化用スイッチ回路7がノードAとグランドGとの間に設けられているが、本発明はこれに限られず、信号生成回路4の停止期間に充電用スイッチ回路1を非導通状態にできる電位であれば良い。
以上のように、本実施の形態に係る電圧発生回路では、充電用スイッチ回路1の制御ノード(ノードA)に供給される電位を制御可能な初期化用スイッチ回路7を備え、信号生成回路4の停止期間に、初期化用スイッチ回路7を導通させて、充電用スイッチ回路1が非導通状態となる制御ノード(ノードA)の電位に制御する。そのため、本実施の形態に係る電圧発生回路では、充電用スイッチ回路1を確実に非導通状態にして無効電流が流れるのを防止でき、消費電力を低減することができる。
(実施の形態2)
図4に、本実施の形態に係る電圧発生回路の回路図を示す。図4に示す電圧発生回路は、図2に示した初期化用スイッチ回路7の接続を変えた構成である。つまり、図4に示す初期化用スイッチ回路7をNチャネルMOSトランジスタで構成した場合、初期化用スイッチ回路7のゲート電極を外部電源5に接続する。これにより、本実施の形態では、初期化用スイッチ回路7のゲート電位を制御信号RST1で制御するのではなく、ゲート電位を外部電源5の電位に固定する。さらに、図4では、初期化用スイッチ回路7のノードAに接続していない他の端子を、出力ノードDに接続している。
なお、本実施の形態に係る電圧発生回路は、初期化用スイッチ回路7の接続以外について図2と全て同じであるため、初期化用スイッチ回路7以外の構成については詳細な説明は省略する。また、初期化用スイッチ回路7が、信号生成回路の停止期間に、充電用スイッチ回路1を非導通状態に制御する制御手段である。
図4に示す電圧発生回路では、信号生成回路4の停止期間において、出力ノードDの電位が外部電源5の電位より初期化用スイッチ回路7の閾値Vth分だけ下がった時点で初期化用スイッチ回路7が導通状態となる。初期化用スイッチ回路7が導通状態となると自動的にノードAの電位が下がり始める。出力ノードDの電位がグランドレベルまで下がると、充電用スイッチ回路1は完全に非導通状態となり、無効電流が流れることを防止することが可能となる。
以上のように、本実施の形態に係る電圧発生回路では、一方の端子が充電用スイッチ回路1の制御ノード(ノードA)に、他方の端子が出力ノードDに、制御端子(ゲート電極)が外部電源5にそれぞれ接続された初期化用スイッチ回路7を備え、信号生成回路4の停止期間に、初期化用スイッチ回路7を導通させて、充電用スイッチ回路1が非導通状態となる制御ノード(ノードA)の電位に制御する。そのため、本実施の形態に係る電圧発生回路では、充電用スイッチ回路1を確実に非導通状態にして無効電流が流れることを防止できる。さらに、本実施の形態に係る電圧発生回路では、初期化用スイッチ回路7への制御信号RST1の供給が不要となり外部回路の構成が簡単となる。
(実施の形態3)
図5に、本実施の形態に係る電圧発生回路の回路図を示す。図5に示す電圧発生回路は、図4に示した初期化用スイッチ回路7を初期化用抵抗8に替えた構成である。つまり、図5に示す電圧発生回路では、初期化用抵抗8の一方の端をノードAに接続し、他方の端を出力ノードDに接続する構成としている。なお、本実施の形態に係る電圧発生回路は、初期化用抵抗8以外について図4と全て同じであるため、初期化用抵抗8以外の構成についての詳細な説明は省略する。また、初期化用抵抗8が、信号生成回路の停止期間に、充電用スイッチ回路1を非導通状態に制御する制御手段である。
本実施の形態に係る電圧発生回路は、図5に示す初期化用抵抗8を設けることにより、信号生成回路4を停止させた場合、出力ノードDの電位が下がるにつれて、自動的にノードAの電位を下げることができる。そして、本実施の形態に係る電圧発生回路では、ノードAの電位を下げることにより、充電用スイッチ回路1が非導通状態となるため、無効電流が流れることを防止することが可能となる。
以上のように、本実施の形態に係る電圧発生回路では、充電用スイッチ回路1の制御ノード(ノードA)と出力ノードDとの間に初期化用抵抗8を備え、信号生成回路4の停止期間に、初期化用抵抗8が、充電用スイッチ回路1が非導通状態となる制御ノード(ノードA)の電位に設定する。そのため、本実施の形態に係る電圧発生回路では、充電用スイッチ回路1を確実に非導通状態にして無効電流が流れることを防止できる。さらに、本実施の形態に係る電圧発生回路では、信号生成回路4の停止時にノードAの電位を設定するための制御信号も不要であり外部回路の構成を簡単にできる。
なお、本実施の形態に係る電圧発生回路では、信号生成回路4の動作時に、ノードAの電位によっては、出力ノードDから初期化用抵抗8を介して、信号生成回路4に接続された電源Fへと電流が流れる経路が存在する。
(実施の形態4)
図6に、本実施の形態に係る電圧発生回路の回路図を示す。図6に示す電圧発生回路は、図2に示す電圧発生回路の構成に、出力ノードDを初期化する初期化回路9をさらに備えた構成である。信号生成回路4の電源Fとして利用する場合、初期化回路9は、電圧発生回路の立ち上げ時に、出力ノードDの電圧に電圧発生の種となる電圧を与える回路である。また、初期化回路9は、電圧発生回路の立ち下げ時に、出力ノードDをグランドレベルに固定する回路である。つまり、電圧発生回路の初期化とは、電源投入時(電圧発生回路の立ち上げ時)または遮断時(電圧発生回路の立ち下げ時)に電圧発生回路の出力ノードDの電圧を所定の電圧に規制することをいう。
図6に示す初期化回路9は、電源HとグランドGとの間に、プルダウン用NチャネルMOSトランジスタ10とプルアップ用PチャネルMOSトランジスタ11とが直列に接続され、プルダウン用NチャネルMOSトランジスタ10とプルアップ用PチャネルMOSトランジスタ11との間のノードIが出力ノードDに接続されている。また、図6に示す初期化回路9では、プルダウン用NチャネルMOSトランジスタ10の制御ノードにバッファ回路等12を介して初期化用制御信号RST2が入力され、プルアップ用PチャネルMOSトランジスタ11の制御ノードにバッファ回路等13を介して初期化用制御信号RST3が入力される。
なお、初期化用制御信号RST2は、ノードAとグランドGとの間に設けられた初期化用スイッチ回路7の制御ノードにも入力される。つまり、本実施の形態に係る電圧発生回路では、実施の形態1で説明した制御信号RST1の替わりに初期化用制御信号RST2を用いて初期化用スイッチ回路7を制御している。従って、初期化用スイッチ回路7及び初期化用制御信号RST2が、信号生成回路の停止期間に、充電用スイッチ回路1を非導通状態に制御する制御手段となる。
次に、本実施の形態に係る電圧発生回路の立ち下げ時の動作を説明する。まず、本実施の形態に係る初期化回路9は、プルダウン用NチャネルMOSトランジスタ10を用いて、出力ノードDをグランドレベルに設定する。つまり、プルダウン用NチャネルMOSトランジスタ10は、初期化用制御信号RST2に基づき、電圧発生回路の立ち下げ時に導通状態、電圧発生回路の動作時に非導通状態となるように制御される。
一方、電圧発生回路の立ち下げ時に、充電用スイッチ回路1のノードAの電位は、初期化用制御信号RST2に基づき初期化用スイッチ回路7が導通状態となりグランドレベルに設定される。ノードAがグランドレベルに設定されると、充電用スイッチ回路1が確実に非導通状態となり、外部電源5から流れる無効電流を防止することが可能となる。
また、図6に示す電圧発生回路において、初期化用スイッチ回路7をNチャネルMOSトランジスタで構成した場合、初期化用スイッチ回路7の制御ノードに、プルダウン用NチャネルMOSトランジスタ10の制御ノードに入力される初期化用制御信号RST2を同相で供給することが可能となる。つまり、初期化用制御信号RST2のみで、初期化用スイッチ回路7及びプルダウン用NチャネルMOSトランジスタ10を制御することが可能となる。そのため、本実施の形態に係る電圧発生回路は、制御信号RST1が不要となり、外部回路の構成が簡単になる。
初期化用制御信号RST2は、上述したようにプルダウン用NチャネルMOSトランジスタ10を制御して、電源の遮断時(電圧発生回路の立ち下げ時)、出力ノードDの電圧をグランドレベルに設定している。一方、初期化用制御信号RST3は、プルアップ用PチャネルMOSトランジスタ11を制御して、電源投入時(電圧発生回路の立ち上げ時)、電圧発生回路の電圧レベルを電源Hの電圧レベルまで引き上げている。
以上のように、本実施の形態に係る電圧発生回路は、出力ノードDの電位を初期化する初期化回路9と、充電用スイッチ回路1の制御ノード(ノードA)に供給される電位を制御可能な初期化用スイッチ回路7とを備え、初期化回路9に供給される制御信号(初期化用制御信号RST2)と同相の信号が、初期化用スイッチ回路7の制御信号として供給され、出力ノードDの初期化時に、初期化用スイッチ回路7を導通させて、充電用スイッチ回路1が非導通状態となる制御ノード(ノードA)の電位に制御する。そのため、本実施の形態に係る電圧発生回路では、充電用スイッチ回路1を確実に非導通状態にして無効電流が流れることを防止できる。さらに、本実施の形態に係る電圧発生回路では、初期化回路9に供給される初期化用制御信号RST2を初期化用スイッチ回路7の制御に利用できるので、外部回路の構成を簡単にすることができる。
なお、上述した実施の形態1乃至実施の形態4に係る電圧発生回路では、充電用スイッチ回路1を非導通状態に制御する構成について説明したが、本発明に係る電圧発生回路はこれに限られず、出力用スイッチ回路2を非導通状態に制御する構成であっても良い。具体的な例として、出力用スイッチ回路2を非導通状態に制御する電圧発生回路の回路図を図7に示す。図7に示す回路図では、ノードCと外部電源5との間に初期化用スイッチ回路7が設けられ、当該初期化用スイッチ回路7を外部より供給される制御信号RST1で制御する。これにより、図7に示す電圧発生回路では、信号生成回路4の停止期間に出力用スイッチ回路2を非導通状態にすることが可能となり、無効電流が流れることを防止できる。
また、上述した実施の形態1乃至実施の形態4に係る電圧発生回路では、正電圧発生回路の構成について説明したが、本発明に係る電圧発生回路はこれに限られず、負電圧発生回路の構成であっても良い。具体的には、上述した正電圧発生回路の構成の電圧極性を反対にし、回路を構成するトランジスタの導電型を反対にすることで適用可能である。
本発明の前提となる電圧発生回路の回路図である。 本発明の実施の形態1に係る電圧発生回路の回路図である。 本発明の実施の形態1に係る電圧発生回路のタイミングチャートである。 本発明の実施の形態2に係る電圧発生回路の回路図である。 本発明の実施の形態3に係る電圧発生回路の回路図である。 本発明の実施の形態4に係る電圧発生回路の回路図である。 出力用スイッチ回路を非導通状態に制御する本発明に係る電圧発生回路の回路図である。
符号の説明
1 充電用スイッチ回路、2 出力用スイッチ回路、3 電位設定用コンデンサ、4 信号生成回路、5 外部電源、6 負荷回路、7 初期化用スイッチ回路、8 初期化用抵抗、9 初期化回路、10 プルダウン用NチャネルMOSトランジスタ、11 プルアップ用PチャネルMOSトランジスタ、12,13 バッファ回路等。

Claims (6)

  1. 基準信号に基づき第1制御信号、第2制御信号及び第3制御信号を生成する信号生成回路と、
    一方の端子に前記第2制御信号が供給されるコンデンサと、
    前記第1制御信号に基づき、前記コンデンサの他方の端子を所定電位に設定する充電用スイッチ回路と、
    所定電位に設定された前記コンデンサの前記他方の端子の電位を、前記第3制御信号に基づいて出力ノードに出力する出力用スイッチ回路とを備え、
    前記信号生成回路の停止期間に、前記充電用スイッチ回路及び前記出力用スイッチ回路のうち少なくとも1つの回路が非導通状態となるように制御する制御手段をさらに備えることを特徴とする電圧発生回路。
  2. 請求項1に記載の電圧発生回路であって、
    前記制御手段は、前記充電用スイッチ回路の制御ノードに供給される電位を制御可能な初期化用スイッチ回路を備え、
    前記信号生成回路の停止期間に、前記初期化用スイッチ回路を導通させて、前記充電用スイッチ回路が非導通状態となる前記制御ノードの電位に制御することを特徴とする電圧発生回路。
  3. 請求項1に記載の電圧発生回路であって、
    前記制御手段は、前記出力用スイッチ回路の制御ノードに供給される電位を制御可能な初期化用スイッチ回路を備え、
    前記信号生成回路の停止期間に、前記初期化用スイッチ回路を導通させて、前記出力用スイッチ回路が非導通状態となる前記制御ノードの電位に制御することを特徴とする電圧発生回路。
  4. 請求項1に記載の電圧発生回路であって、
    前記制御手段は、一方の端子が前記充電用スイッチ回路の制御ノードに、他方の端子が前記出力ノードに、制御端子が外部電源にそれぞれ接続された初期化用スイッチ回路を備え、
    信号生成回路の停止期間に、前記初期化用スイッチ回路を導通させて、前記充電用スイッチ回路が非導通状態となる前記制御ノードの電位に制御することを特徴とする電圧発生回路。
  5. 請求項1に記載の電圧発生回路であって、
    前記制御手段は、前記充電用スイッチ回路の制御ノードと前記出力ノードとの間に初期化用抵抗を備え、
    信号生成回路の停止期間に、前記初期化用抵抗は、前記充電用スイッチ回路が非導通状態となる前記制御ノードの電位に設定することを特徴とする電圧発生回路。
  6. 請求項1に記載の電圧発生回路であって、
    前記出力ノードの電位を初期化する初期化回路をさらに備え、
    前記制御手段は、前記充電用スイッチ回路の制御ノードに供給される電位を制御可能な初期化用スイッチ回路を備え、
    前記初期化回路に供給される制御信号が、前記初期化用スイッチ回路の制御信号として供給され、前記出力ノードの初期化時に、前記初期化用スイッチ回路を導通させて、前記充電用スイッチ回路が非導通状態となる前記制御ノードの電位に制御することを特徴とする電圧発生回路。
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