JP2007199516A - ダブルクラッドファイバ、結合構造、ファイバアンプ及びファイバレーザ - Google Patents

ダブルクラッドファイバ、結合構造、ファイバアンプ及びファイバレーザ Download PDF

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Abstract

【課題】ポンピング媒体に信号光と励起光を効果的に導入可能なファイバとそれを用いた結合構造、ファイバアンプ及びファイバレーザの提供。
【解決手段】コアと、該コアの外周を囲む内側クラッドとを有し、信号光と励起光を導光するダブルクラッドファイバであって、該ダブルクラッドファイバの2つの端A,Bは、信号光に対するモードフィールド径がA<B、かつ内側クラッド径がA>Bの関係になっていることを特徴とするダブルクラッドファイバ。このダブルクラッドファイバの一方の端に信号光導光ファイバ及び励起光導光ファイバを接続するとともに、他方の端にポンピング媒体を接続し、ポンピング媒体に信号光と励起光を導入する結合構造であって、ダブルクラッドファイバのモードフィールド径の小さい側の端に信号光導光ファイバ及び励起光導光ファイバを接続したことを特徴とする結合構造。
【選択図】図4

Description

本発明は、ファイバアンプやファイバレーザにおいて、希土類添加ダブルクラッドファイバ等のポンピング媒体に高い効率で信号光と励起光を導光することが可能なダブルクラッドファイバ、それを用いた結合構造、ファイバアンプ及びファイバレーザに関する。
近年、高出力のファイバアンプやファイバレーザでは、励起光によるコアの損傷を避けるために、増幅部でクラッドポンピングを用いることが増えてきている。クラッドポンピングにおいては、信号光はコア、励起光はクラッドを伝搬させる。クラッドポンピングによる増幅の効率を決める要素の一つとして、励起光源から増幅部である希土類添加ファイバへの励起光結合効率がある。そのため、結合部の構造は、これらの製品にとって、非常に重要な機構となる。
この結合部の構造として、従来、特許文献1に開示されている傾斜ファイバ束が提案されている。この傾斜ファイバ束は、一定の長さのクラッドポンピングファイバと、ともに束ねられ、減少した断面積領域まで傾斜した複数のマルチモードファイバとが含まれ、前記減少した断面積領域は、前記クラッドポンピングファイバに溶融接続された構造になっている。
特許第3415449号公報
特許文献1に記載された傾斜ファイバ束は、効率よく光結合できる反面、複数本のファイバを束ねる関係上、励起ポート形状を、最も効率良く希土類添加ファイバに結合できる円形状とした場合、励起光源を導入するポートの数が、7個(信号光導光用のシングルモード光ファイバが存在する場合には6個)や19個(信号光導光用のシングルモード光ファイバが存在する場合には18個)等、構造的に決められた配置数しか取れないという欠点があった。構造的に決められた配置数しか取れないということは、励起光源の数が制限される、あるいは使用しない空きポートが出来てしまって励起光密度が低くなってしまうことを意味する。ここで、励起光密度とは、励起光量を光の通過する断面積で除したもので、これも増幅効率に影響を与える。
本発明は、前記事情に鑑みてなされ、ポンピング媒体に高い効率で信号光と励起光を導入可能なファイバとそれを用いた結合構造、ファイバアンプ及びファイバレーザの提供を目的とする。
前記目的を達成するため、本発明は、コアと、該コアの外周を囲む内側クラッドとを有し、信号光と励起光を導光するダブルクラッドファイバであって、該ダブルクラッドファイバの2つの端A,Bは、信号光に対するモードフィールド径がA<B、かつ内側クラッド径がA>Bの関係になっていることを特徴とするダブルクラッドファイバを提供する。
本発明のダブルクラッドファイバにおいて、2つの端A,Bの信号光に対するモードフィールド径の比率B/Aが1.7以上であり、且つ2つの端A,Bの内側クラッド径の比率B/Aが0.67以下であることが好ましい。
本発明のダブルクラッドファイバにおいて、モードフィールド径が小さい側の端は、使用波長におけるモードフィールド径が6μm以下であることが好ましい。
本発明のダブルクラッドファイバにおいて、モードフィールド径が大きい側の端は、使用波長におけるモードフィールド径が12μm以上であることが好ましい。
本発明のダブルクラッドファイバにおいて、長手方向に渡り、コア径の変化率が1mmあたり100%以下であることが好ましい。
本発明のダブルクラッドファイバにおいて、内側クラッド径の小さい側の端は、内側クラッド径が400μm以下であることが好ましい。
本発明のダブルクラッドファイバにおいて、内側クラッド径の小さい側の端は、開口数が0.70以下であることが好ましい。
本発明のダブルクラッドファイバにおいて、内側クラッド径の小さい側の端は、開口数が0.50以下であることが好ましい。
本発明のダブルクラッドファイバにおいて、内側クラッドの外周を囲む外側クラッドが、内側クラッドよりも屈折率の低いガラス、ポリマー、大気又はクラッドに空けられた空孔であることが好ましい。
また本発明は、前記本発明に係るブルクラッドファイバの一方の端に信号光導光ファイバ及び励起光導光ファイバを接続するとともに、該ダブルクラッドファイバの他方の端にポンピング媒体を接続し、ポンピング媒体に信号光と励起光を導入する結合構造であって、ダブルクラッドファイバのモードフィールド径の小さい側の端に信号光導光ファイバ及び励起光導光ファイバを接続したことを特徴とする結合構造を提供する。
本発明の結合構造において、ダブルクラッドファイバのモードフィールド径の小さい側の端と、信号光導光ファイバ及び励起光導光ファイバとを、マルチコアファイバを介して接続したことが好ましい。
本発明の結合構造において、ポンピング媒体が、希土類添加ダブルクラッドファイバであることが好ましい。
また本発明は、前記本発明に係る結合構造を有することを特徴とするファイバアンプを提供する。
また本発明は、前記本発明に係る結合構造を有することを特徴とするファイバレーザを提供する。
本発明のダブルクラッドファイバは、その2つの端A,Bが、信号光に対するモードフィールド径がA<B、かつ内側クラッド径がA>Bの関係となる構成としたので、クラッドポンピングを行うようなファイバアンプやファイバレーザにおいて、信号光導光ファイバ及び励起光導光ファイバと、希土類添加ダブルクラッドファイバ等のポンピング媒体との結合部に該ファイバを用いる場合に、信号光および励起光の高効率結合に適するように、該ファイバの2つの端A,Bのモードフィールド径及び内側クラッド径を設定することができるようになり、その結果、ポンピング媒体に信号光と励起光を高い効率で導入することができる。また励起光源の数に応じて最良の励起光密度が得られるように、該ファイバの入射側の端の径を設定することができるので、励起光源の数の制限を無くすことができる。
本発明の結合構造は、前記本発明に係るダブルクラッドファイバのモードフィールド径の小さい一方の側の端に信号光導光ファイバ及び励起光導光ファイバを接続するとともに、該ダブルクラッドファイバの他方の端にポンピング媒体を接続したものなので、ポンピング媒体に信号光と励起光を高い効率で導入することができる。また励起光源の数に応じて最良の励起光密度が得られるように、該ファイバの入射側の端の径を設定することができるので、励起光源の数の制限を無くすことができる。さらに、通常の光ファイバや市販品のポンピング媒体を用いて装置を構成した場合でも、信号光と励起光を高い効率でポンピング媒体に導入することができる。
本発明のファイバアンプ及びファイバレーザは、前記本発明に係る結合構造を有する構成としたので、ポンピング媒体に信号光と励起光を高い効率で導入することができ、増幅効率を向上することができる。また励起光源の数に応じて最良の励起光密度が得られるように、該ファイバの入射側の端の径を設定することができるので、励起光源の数の制限を無くすことができ、設計の自由度を拡げることができる。さらに、通常の光ファイバや市販品のポンピング媒体を用いて装置を構成した場合でも、信号光と励起光を高い効率でポンピング媒体に導入することができるので、安価な汎用ファイバや市販ファイバ等を用いて低コスト化を図ることができる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。
図1及び図2は、本発明のダブルクラッドファイバの第1実施形態を示す図であり、図1はダブルクラッドファイバの径方向断面図、図2は同じダブルクラッドファイバの長手方向断面図である。
本実施形態のダブルクラッドファイバ10は、GeO等のドーパントを添加して屈折率を高めた石英ガラスからなる中心のコア11と、コア11よりも低屈折率の石英ガラスからなり、コア11の外周を囲む内側クラッド12と、内側クラッドよりも低屈折率の透明材料からなり、内側クラッド12の外周を囲む外側クラッド13と、外側クラッド13の外周に必要に応じて設けられた樹脂製の保護層14とから構成され、このダブルクラッドファイバ10の2つの端A,Bは、信号光に対するモードフィールド径がA<B、かつ内側クラッド径がA>Bの関係になっている。
本実施形態のダブルクラッドファイバ10は、その2つの端A,Bが、信号光に対するモードフィールド径がA<B、かつ内側クラッド径がA>Bの関係となる構成としたので、クラッドポンピングを行うようなファイバアンプやファイバレーザにおいて、信号光導光ファイバ及び励起光導光ファイバと、希土類添加ダブルクラッドファイバなどのポンピング媒体(以下、希土類添加ダブルクラッドファイバと記す。)との結合部にこのダブルクラッドファイバ10を用いる場合に、信号光および励起光の高効率結合に適するように、該ダブルクラッドファイバ10の2つの端A,Bのモードフィールド径及び内側クラッド径を設定することができるようになり、その結果、希土類添加ダブルクラッドファイバに信号光と励起光を高い効率で導入することができる。また励起光源の数に応じて最良の励起光密度が得られるように、該ファイバの入射側の端の径を設定することができるので、励起光源の数の制限を無くすことができる。
本実施形態のダブルクラッドファイバ10において、2つの端A,Bの信号光に対するモードフィールド径の比率B/Aが1.7以上であり、且つ2つの端A,Bの内側クラッド径の比率B/Aが0.67以下であることが好ましい。これにより、現在一般的に使用されている入射側の励起光導光ファイバや信号光導光ファイバおよび出射側の希土類添加ダブルクラッドファイバとさらに効率的に結合できるので、信号光と励起光とをより効率的に希土類添加ダブルクラッドファイバに導入できる。
一般に、入射側の信号光導光ファイバのモードフィールド径と、出射側の希土類添加ダブルクラッドファイバのモードフィールド径とは大きな差があり、ダブルクラッドファイバ10の両端のモードフィールド径の差が1.7倍未満であると、入射端部もしくは出射端部での接続において、大きな接続損失が信号光に発生してしまい、効率的に信号光を希土類添加ダブルクラッドファイバに導入できない。さらに、入射側の励起光導光ファイバと出射側の希土類添加ダブルクラッドファイバとのクラッド外径も大きく異なっており、同様にダブルクラッドファイバ10の両端のクラッド外径の差が小さいと、同じく入射端部もしくは出射端部での接続(通常は出射端部)において、大きな接続損失が励起光に発生してしまい、効率的に励起光を希土類添加ダブルクラッドファイバに導入できない。
本実施形態のダブルクラッドファイバ10において、モードフィールド径が小さい側の端Aは、使用波長におけるモードフィールド径が6μm以下であることが好ましい。これにより、一般に信号光の導光に用いられる信号光導光ファイバと本実施形態のダブルクラッドファイバ10との接続損失を低減できるので、より効率的に信号光を希土類添加ダブルクラッドファイバに導入できる。
一般に信号光の導光に用いられる信号光導光ファイバのモードフィールド径は、4〜6μm程度であるので、このダブルクラッドファイバ10の入射側とする端Aのモードフィールド径が6μmを超えると、モードフィールド差を起因とした信号光の接続損失が大きくなり、効率的に信号光を希土類添加ダブルクラッドファイバに導入できなくなるので好ましくない。
本実施形態のダブルクラッドファイバ10において、モードフィールド径が大きい側の端Bは、使用波長におけるモードフィールド径が12μm以上であることが好ましい。これにより、クラッドポンピングに用いられる一般的なポンピング媒体である希土類添加ダブルクラッドファイバと、ダブルクラッドファイバ10との接続損失を低減できるので、より効率的に信号光を希土類添加ダブルクラッドファイバに導入できる。
一般的な希土類添加ダブルクラッドファイバのモードフィールド径は、14〜20μm程度であるので、ダブルクラッドファイバ10の希土類添加ダブルクラッドファイバと接続する側の端Bのモードフィールド径が12μm未満であると、モードフィールド差を起因とした信号光の接続損失が大きくなり、効率的に信号光を希土類添加ダブルクラッドファイバに導入できなくなるので好ましくない。
本実施形態のダブルクラッドファイバ10において、コア径の変化率が1mmあたり100%以下であることが好ましい。これにより、コア径の変化が緩やかになるので、ダブルクラッドファイバ10内での信号光の漏洩を避けることができ、ダブルクラッドファイバ10内での信号光の損失が抑制され、より効率的に信号光を希土類添加ダブルクラッドファイバに導入できる。このコア径の変化率が1mmあたり100%を超えて変化してしまうと、そこで信号光の漏洩が発生し、導光損失が高くなるので好ましくない。
本実施形態のダブルクラッドファイバ10において、内側クラッド径の小さい側の端Bは、内側クラッド径が400μm以下であることが好ましい。これにより、希土類添加ダブルクラッドファイバへ導入される励起光の光密度が高くなり、希土類添加ダブルクラッドファイバでの励起効率をより高めることが可能になる。一般的な希土類添加ダブルクラッドファイバのクラッド外径は400μmもしくはそれより小さいので、希土類添加ダブルクラッドファイバと接続する、ダブルクラッドファイバ10の出射側の端Bの内側クラッド径が400μmより大きいと、断面積差を起因とした励起光の接続損失が大きくなり、効率的に励起光を希土類添加ダブルクラッドファイバに導入できなくなるので好ましくない。
本実施形態のダブルクラッドファイバ10において、内側クラッド径の小さい側の端Bは、内側クラッド12の開口数が0.70以下であることが好ましい。これにより、一般に想定されるいかなる希土類添加ダブルクラッドファイバの開口数よりも小さいので、開口数差を起因とした励起光の接続損失を抑制することができ、効率的に励起光を希土類添加ダブルクラッドファイバに導入できる。
本実施形態のダブルクラッドファイバ10において、内側クラッド径の小さい側の端Bは、内側クラッド12の開口数が0.50以下であることが好ましい。この開口数は、最も一般的な希土類添加ダブルクラッドファイバの開口数よりも小さいので、開口数差を起因とした励起光の接続損失を抑制することができ、より効率的に励起光を希土類添加ダブルクラッドファイバに導入できる。そのため、市販品として安価に入手できる希土類添加ダブルクラッドファイバを用いてファイバアンプやファイバレーザを構成した場合でも、開口数の差を起因とした励起光の接続損失を抑制できるので、効率的に励起光を希土類添加ダブルクラッドファイバに結合できるファイバアンプやファイバレーザを安価に提供することができる。
本実施形態のダブルクラッドファイバ10は、まず、従来公知の石英ガラス製ダブルクラッドファイバの製造と同様にコアとそれを囲むダブルクラッド構造を持つファイバ母材を作製し、次にこの母材を、太い側の端の径となるように紡糸し、次に、得られたファイバの一部を溶融延伸し、端部の径の異なるダブルクラッドファイバを作製する方法により製造することができる。ファイバの片側を溶融延伸する時、内側クラッド径とコア径を所望の径にするため、延伸時に外径を測定しながら延伸するか、予め定めた延伸条件にて延伸することにより、所望の特性のダブルクラッドファイバを得ることができる。
図6は、本発明のダブルクラッドファイバの第2実施形態を示す図である。本実施形態のダブルクラッドファイバ30は、GeO等のドーパントを添加して屈折率を高めた石英ガラスからなる中心のコア31と、コア31よりも低屈折率の石英ガラスからなり、コア31の外周を囲む内側クラッド32と、内側クラッド32よりも低屈折率のポリマーからなり、内側クラッド32の外周を囲む外側クラッド33とから構成されている。なお、図示していないがこのダブルクラッドファイバ30の2つの端A,Bは、前記第1実施形態と同じく、信号光に対するモードフィールド径がA<B、かつ内側クラッド径がA>Bの関係になっている。
図7は、本発明のダブルクラッドファイバの第3実施形態を示す図である。本実施形態のダブルクラッドファイバ40は、GeO等のドーパントを添加して屈折率を高めた石英ガラスからなる中心のコア41と、コア41よりも低屈折率の石英ガラスからなり、コア41の外周を囲む内側クラッド42とから構成されている。本実施形態のダブルクラッドファイバ40は、内側クラッド42の周りの大気43(エア)がクラッドとして機能し、ダブルクラッド構造として機能するようになっている。なお、図示していないがこのダブルクラッドファイバ40の2つの端A,Bは、前記第1実施形態と同じく、信号光に対するモードフィールド径がA<B、かつ内側クラッド径がA>Bの関係になっている。
図8は、本発明のダブルクラッドファイバの第4実施形態を示す図である。本実施形態のダブルクラッドファイバ50は、GeO等のドーパントを添加して屈折率を高めた石英ガラスからなる中心のコア51と、コア51よりも低屈折率の石英ガラスからなり、コア51の外周を囲む内側クラッド52と、内側クラッド52を囲んで設けられた外側クラッドとして機能する空孔53とを備えた構成になっている。なお、図示していないがこのダブルクラッドファイバ30の2つの端A,Bは、前記第1実施形態と同じく、信号光に対するモードフィールド径がA<B、かつ内側クラッド径がA>Bの関係になっている。
次に、本発明に係る結合構造の実施形態を説明する。
図4は、本発明に係る結合構造の第1実施形態を示す図である。本実施形態の結合構造20は、信号光光源21と、該信号光光源21からの信号光を導光する信号光導光ファイバ22と、多数の励起光光源23と、各励起光光源23からの励起光を導光する励起光導光ファイバ24と、Yb,Er,Tm,Gd,Euなどの希土類元素が添加された石英ガラスからなるコアを2層のクラッドで囲んだ構造を有するポンピング媒体としての希土類添加ダブルクラッドファイバ25と、2つの端のうち内側クラッド径が大きい側の端Aに前記信号光導光ファイバ22と多数の励起光導光ファイバ24とを接続するとともに、内側クラッド径が小さく、モードフィールド径が大きい側の端Bに前記希土類添加ダブルクラッドファイバ25の一端を接続して設けられた本発明のダブルクラッドファイバ10とを備えて構成されている。
信号光導光ファイバ22は、ダブルクラッドファイバ10の端Aのコア11に信号光を導入できるように融着接続され、多数の励起光導光ファイバ24は、ダブルクラッドファイバ10の端Aの内側クラッド12に励起光を導入できるように融着接続されている。また、希土類添加ダブルクラッドファイバ25と、ダブルクラッドファイバ10の端Bとは、それぞれのコアが同軸となり、且つそれぞれの内側クラッドが一致するように融着接続されている。信号光導光ファイバ22と励起光導光ファイバ24の種類等は限定されないが、例えば、信号光導光ファイバ22としてはシングルモード光ファイバ、励起光導光ファイバ24としてはマルチモード光ファイバを用いることができる。また、信号光光源21や励起光光源23についても特に限定されず、レーザダイオード(LD)やファイバアンプを用いることができる。信号光は、パルス光であっても連続光であってもよい。
このように構成された結合構造20は、信号光光源21と励起光光源23とを駆動させることで、信号光導光ファイバ22を導光した信号光がダブルクラッドファイバ10のコア11に導入され、コア11内を導光し、端Bに接続された希土類添加ダブルクラッドファイバ25のコアに導入される。また励起光導光ファイバ24を導光した励起光は、ダブルクラッドファイバ10の内側クラッド12に導入され、内側クラッド12内を導光し、端Bに接続された希土類添加ダブルクラッドファイバ25の内側クラッドに導入される。希土類添加ダブルクラッドファイバ25に内側クラッドに導入された励起光は、コアに添加された希土類イオンを励起し、コアを導光する信号光を増幅し、高パワーの増幅光が希土類添加ダブルクラッドファイバ25の他端から出力される。
本発明の結合構造20は、励起光をポンピング媒体に導入するための、径を傾斜させる結合部分を、ファイバ束ではなく、信号光を導光するコアと、励起光を導光する内側クラッドを有するダブルクラッドファイバ構造とし、そのダブルクラッドファイバ10の径が長手方向に沿って変化する構造とすることで、特許文献1の欠点を解決している。即ち、励起導光のファイバと、径変化を担う部位とを分離することで、構造的に決められた配置数以外の個数の励起光源を自由に接続できるという効果を得ることができる。
さらに本発明の結合構造20に用いているダブルクラッドファイバ10は、信号光を導光するコア11を具備し、そのコア11のモードフィールド径が、ファイバ径が大きい端Aで小さく、逆にファイバ径が小さい端Bで大きくなっているという特徴を有する。これによる効果を説明するために、まずダブルクラッドファイバ10へ信号光を入射する光ファイバと、ダブルクラッドファイバ10によって結合されるクラッドポンピング機能を有する希土類添加ダブルクラッドファイバ25に求められる性能について説明する。
前記ダブルクラッドファイバ10へ信号光を入射する信号光導光ファイバ22は、比較的弱いパワーの信号光を導光する。また、増幅前には、変調器等の光部品を接続することも多い。そのため、比較的コアへの閉じ込めが強く、また曲げに強い、モードフィールド径の小さなファイバが用いられる。そのようなファイバの例として、コーニング社(Corning Incorporated)のHI1060ファイバが挙げられる。このHI1060ファイバのモードフィールド径は約5.4μmである(例示であり発明を限定するものではない)。一方、クラッドポンピング機能を有する希土類添加ダブルクラッドファイバ25は、そこで増幅が行われるため、非常に強いパワーの光を導光する必要がある。そのようなファイバの例として、ニューファン社(Nufern)の20/400LMAファイバがある。この20/400LMAファイバのモードフィールド径は、およそ20μmである(例示であり発明を限定するものではない)。
前記ダブルクラッドファイバ10は、このように、モードフィールド径と、クラッド外径とが異なるファイバを、各端に接続する必要がある。信号光においても、励起光においても、希土類添加ダブルクラッドファイバ25に効率よく導光する必要があるため、これらの端での接続損失は出来得る限り低めることが望ましい。励起光の接続損失に関しては、導光断面積の相対関係(サイズ、重なり等)と開口数、接続角度等が関係する。入射側の径が受け側の径と同じか又は大きく、開口数が入射側で同じか又は小さく、入射側のコア中心と受け手側のコア中心との軸ができるだけ一致していると低損失で接続できる。信号光に関しては、モードフィールド径の相対関係(サイズ、重なり、形状等)や接続角度等が関係する。フィールド分布が近いファイバ同士を、できるだけ軸を一致させて接続すると低損失となる。これらのことは、例えば、“ファイバ・光通信(J. C. Palais原著、佐藤平八訳、森北出版)”等に記載されている。
この結合構造20においては、入射側と出射側のクラッド外径及びモードフィールド径が各々異なるために、これらのファイバと効率よく(即ち、接続損失を小さく)結合するためには、本発明に係るダブルクラッドファイバ10のモードフィールド径をそれぞれの端A,Bで接続対象物のモードフィールド径に近づけることが必要となる。つまり、入射側ではモードフィールド径が小さく、出射側ではモードフィールド径が大きい方が良い。本発明の結合構造にあっては、これらのことを勘案して、信号光と励起光とを効率よく希土類添加ダブルクラッドファイバ25に導入するために効果的な構造として、前記ダブルクラッドファイバ10を用いている。
また、前記例示の通り、具体的に接続対象物を想定すると、本接続構造20に用いるダブルクラッドファイバ10は、その入射側のモードフィールド径と出射側のモードフィールド径の差は1.7倍以上あることが望ましい。
さらに内側クラッド径は、入射側に比べて出射側は2/3以下であることが望ましい。ここで、内側クラッド径を十分小さくすることで、励起光のパワー密度を高めることができ、そのため、ポンピング媒体である希土類添加ダブルクラッドファイバ25での増幅効率を高めることができる。なお、このとき、接続される希土類添加ダブルクラッドファイバ25の内側クラッド径は、該ダブルクラッドファイバ10の端Bの内側クラッド径とほぼ同じか、若干大きいと、より効果的である。また、内側クラッド径は、励起光密度の観点から、あまり大きすぎると好ましくない。ダブルクラッドファイバ10の端Bの内側クラッド径は、400μm以下であることが望ましいし、実際に市販されている希土類添加ダブルクラッドファイバの内側クラッド径は、400μmのものが多く、本サイズを目標とすることで、市販の希土類添加ダブルクラッドファイバを使用することができるので、安価な製品を提供することが可能になる。
通常、クラッド径を小さくしていくと、コアのモードフィールド径は小さくなる。しかしながら、本発明者らは、コアの構造を鋭意検討することで、クラッド径を小さくしていったときに、コアのモードフィールド径が大きくなるよう工夫をし、本発明を実現するに至った。例として、クラッド径の変化と、コアのモードフィールド径の変化との計算結果を図3に示す(例示であり発明を限定するものではない)。
また、ダブルクラッドファイバ10の入射側(端A)のモードフィールド径を6μm以下に限定することは、前述したように、入射側の光ファイバ(信号光導光ファイバ22)との接続損失を低減する上で重要である。
同様に、ダブルクラッドファイバ10の出射側(端B)のモードフィールド径を12μm以上に限定することは、前述したように、出射側の希土類添加ダブルクラッドファイバ25との接続損失を低減する上で重要である。
本発明では、結合構造20に用いるダブルクラッドファイバ10の径の減縮率に関しても注目して検討を行った。信号光を導光するコア11の長手方向のモードフィールド径の変化率が大きいと、導光中にコア11から信号光が漏れ出してしまって伝送損失が大きくなってしまう可能性がある。本発明者らが検討したところによれば、コア11の長手方向のモードフィールド径の変化率が1mmあたり100%以下(つまり1mmあたりモードフィールド径の変化が2倍以下)でないと、信号光の漏れ出しが問題となることがわかった。コアの屈折率分布構造によって変化するので一概には言えないが、本発明者らの検討したコア11の屈折率分布では、減縮率を80%/mmのもので損失が0.1dB程度であったのに対し、減縮率135%/mmでは損失が1.2dB程度に増大し、およそ100%/mm近辺を境にして損失が増大していた(例示であり発明を限定するものではない)。屈折率分布を変更しても、大凡100%/mm近辺で損失が急激に変化する点があることも知見として得られている(ただし損失の絶対値は屈折率分布によって異なる)。故に、本発明のダブルクラッドファイバ10において損失を低減するには、長手方向に渡りコア径の変化率が1mmあたり100%以下とすることが望ましい。
ダブルクラッドファイバ10のクラッドに関して考慮しなければならないことは、励起光のパワー密度と、励起光の結合損失である。パワー密度に関しては、前述のように、より高い方が望ましい。故に内側クラッド径は、400μm以下であることが望ましい。励起光の結合損失に影響する因子としては、開口数(NA)と内側クラッド径である。NAは、NAが小さいファイバから大きいファイバに接続する場合に接続損失が小さい。現在市販もしくは学会等で開示されているクラッドポンピング用の希土類添加ダブルクラッドファイバの内側クラッドのNAは、最も大きいものでも約0.70以下であるので、このような希土類添加ダブルクラッドファイバに接続する、本発明のダブルクラッドファイバ10のNAは0.70以下であることが望ましい。市販されている希土類添加ダブルクラッドファイバに限ると、NAは約0.50以下であり、これに対応させる場合、本発明の接続構造20に用いるダブルクラッドファイバ10の出射側(端B)の内側クラッドのNAは0.50以下であることがさらに望ましい。内側クラッド径は、前述の400μm以下であれば、接続対象となる希土類添加ダブルクラッドファイバ25の内側クラッド径よりも小さいので、接続損失には影響が無く、問題ない。
図5は、本発明に係る結合構造の第2実施形態を示す図である。本実施形態の結合構造26は、前述した図4に示す第1実施形態の結合構造20と同じ構成要素を備え、さらにダブルクラッドファイバ10のモードフィールド径の小さい側の端Aと、信号光導光ファイバ22及び励起光導光ファイバ24とを、マルチコアファイバ27を介して接続した構成になっている。本実施形態の結合構造26は、前述した図4に示す第1実施形態の結合構造20と同様の効果を得ることができる。
ここまで述べてきたように、本発明の結合構造にあっては、ダブルクラッドファイバ10を効果的に用いるために、信号光及び励起光をダブルクラッドファイバ10のモードフィールド径の小さい側から入射するように接続し、使用することが望ましい。
さらに、前述した結合構造20,26を用いてファイバアンプやファイバレーザを構成することは、励起光や信号光の損失が小さいので、入射する励起光や信号光の光量を小さくできるという利点がある。これによって、安全面やコスト面で有利なファイバアンプやファイバレーザを提供することができる。
(実施例1〜10)
図6に示す構造を持つダブルクラッドファイバを作製した。
まず、コアとそれを囲む内側クラッドの作製用の石英ガラス製のファイバ母材を作製した。各実施例のファイバ母材のうち、実施例4,7の母材はコア付近をVAD法により作製し、それ以外の実施例のファイバ母材はコア付近をMCVD法で作製した。その後、外付け法を用いて、必要なコア/内側クラッド比になるまで石英ガラスを堆積させ、焼結炉に入れて透明ガラス化してファイバ母材を作製した。
次に、得られたファイバ母材を紡糸装置にセットし、表1に示す端Aの内側クラッド径なるように紡糸してファイバを作製した。
次に、得られたファイバの一部を溶融延伸し、内側クラッド径の細い側の端を形成した。次に、内側クラッドの外周に低屈折率のポリマー液を塗布し硬化させて外側クラッドを形成し、実施例1〜10のダブルクラッドファイバを製造した。
製造した実施例1〜10のダブルクラッドファイバの諸元、及び入射ファイバと出射ファイバの挿入損失等の評価結果を表1に示す。
実施例1〜10のダブルクラッドファイバ製造時、内側クラッド径とコア径を所望の値にするため、延伸時に外径を測定しながら延伸した。
(比較例1〜3)
表1に示すように、端Aと端Bとの関係が、信号光に対するモードフィールド径がA<Bの関係になっていない比較例1〜3のダブルクラッドファイバを製造した。製造した比較例1〜3のダブルクラッドファイバの諸元、及び入射ファイバと出射ファイバの挿入損失等の評価結果を表1に示す。
Figure 2007199516
表1の結果から、本発明に係るダブルクラッドファイバを用いて、希土類添加ダブルクラッドファイバに信号光と励起光を導入する図4に示す結合構造を構成することによって、信号光と励起光とを低損失で希土類添加ダブルクラッドファイバに導入することができ、高い効率で増幅を実行できることが分かる。
本発明のダブルクラッドファイバの第1実施形態を示す径方向の断面図及び屈折率分布を示す図である。 本発明のダブルクラッドファイバの第1実施形態を示す長手方向の断面図である。 ダブルクラッドファイバの端B/端A内側クラッド径比率と、モードフィールド径(MFD)との関係を例示するグラフである。 本発明の結合構造の第1実施形態を示す長手方向の断面図である。 本発明の結合構造の第2実施形態を示す長手方向の断面図である。 本発明のダブルクラッドファイバの第2実施形態を示す径方向の断面図である。 本発明のダブルクラッドファイバの第3実施形態を示す径方向の断面図である。 本発明のダブルクラッドファイバの第4実施形態を示す径方向の断面図である。
符号の説明
10,30,40,50…ダブルクラッドファイバ、11.31,41,51…コア、12,32,42,52…内側クラッド、13,33…外側クラッド、14…保護層、20,26…結合構造、21…信号光光源、22…信号光導光ファイバ、23…励起光光源、24…励起光導光ファイバ、25…希土類添加ダブルクラッドファイバ、27…マルチコアファイバ、43…大気(外側クラッド)、53…空孔(外側クラッド)。

Claims (14)

  1. コアと、該コアの外周を囲む内側クラッドとを有し、信号光と励起光を導光するダブルクラッドファイバであって、
    該ダブルクラッドファイバの2つの端A,Bは、信号光に対するモードフィールド径がA<B、かつ内側クラッド径がA>Bの関係になっていることを特徴とするダブルクラッドファイバ。
  2. 2つの端A,Bの信号光に対するモードフィールド径の比率B/Aが1.7以上であり、且つ2つの端A,Bの内側クラッド径の比率B/Aが0.67以下であることを特徴とする請求項1に記載のダブルクラッドファイバ。
  3. モードフィールド径が小さい側の端は、使用波長におけるモードフィールド径が6μm以下であることを特徴とする請求項1又は2に記載のダブルクラッドファイバ。
  4. モードフィールド径が大きい側の端は、使用波長におけるモードフィールド径が12μm以上であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のダブルクラッドファイバ。
  5. 長手方向に渡り、コア径の変化率が1mmあたり100%以下であることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のダブルクラッドファイバ。
  6. 内側クラッド径の小さい側の端は、内側クラッド径が400μm以下であることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のダブルクラッドファイバ。
  7. 内側クラッド径の小さい側の端は、開口数が0.70以下であることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載のダブルクラッドファイバ。
  8. 内側クラッド径の小さい側の端は、開口数が0.50以下であることを特徴とする請求項7に記載のダブルクラッドファイバ。
  9. 内側クラッドの外周を囲む外側クラッドが、内側クラッドよりも屈折率の低いガラス、ポリマー、大気又はクラッドに空けられた空孔であることを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載のダブルクラッドファイバ。
  10. 請求項1〜9のいずれかに記載のダブルクラッドファイバの一方の端に信号光導光ファイバ及び励起光導光ファイバを接続するとともに、該ダブルクラッドファイバの他方の端にポンピング媒体を接続し、ポンピング媒体に信号光と励起光を導入する結合構造であって、
    ダブルクラッドファイバのモードフィールド径の小さい側の端に信号光導光ファイバ及び励起光導光ファイバを接続したことを特徴とする結合構造。
  11. ダブルクラッドファイバのモードフィールド径の小さい側の端と、信号光導光ファイバ及び励起光導光ファイバとを、マルチコアファイバを介して接続したことを特徴とする請求項10に記載の結合構造。
  12. ポンピング媒体が、希土類添加ダブルクラッドファイバであることを特徴とする請求項10又は11に記載の結合構造。
  13. 請求項10〜12のいずれかに記載の結合構造を有することを特徴とするファイバアンプ。
  14. 請求項10〜12のいずれかに記載の結合構造を有することを特徴とするファイバレーザ。
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