JP2007198953A - フィルムの目視検査装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】一台の装置で反射及び透過検査を順次行うことができ、しかも検査姿勢の変更及び光源切換えを自動的に行うと共に、さらに反射検査の下敷き部に黒色スクリーンを自動的に張り出して、検査環境を最適にできるフィルム目視検査装置を提供する。
【解決手段】検査種別に応じて姿勢変更可能の検査台たるボックスを有し、前記ボックスの一側部に設けられ、前記ボックスの前記半透明板に沿って張り出し又は退却可能の黒色スクリーンと、この黒色スクリーンを前記半透明板に沿って自動的に張り出し又は退却させるスクリーン駆動装置と、を設けたことを特徴とするフィルム目視検査装置。
【選択図】 図1
【解決手段】検査種別に応じて姿勢変更可能の検査台たるボックスを有し、前記ボックスの一側部に設けられ、前記ボックスの前記半透明板に沿って張り出し又は退却可能の黒色スクリーンと、この黒色スクリーンを前記半透明板に沿って自動的に張り出し又は退却させるスクリーン駆動装置と、を設けたことを特徴とするフィルム目視検査装置。
【選択図】 図1
Description
本発明は、透過光による検査と反射光による検査を1台の装置で行うことができ、順次の検査を効率的に行うことができ、かつ両目視検査の検査環境を適切にすることにより両目視検査を確実に行えるようにし、全体の効率を格別向上したものである。
被検査フィルムを検査台上に載せて行う目視検査方法としては、透過光による検査と反射光による検査の2通りがある。不良箇所が表側か裏側か、また、不良の種類によって透過光による検査が有効な場合と、反射光による検査が有効な場合とがある。特に被処理フィルムが偏光板のように積層フィルムの場合は、透過光による検査と反射光による検査の両方の検査が必須となる。
特開2000−137001号公報には透過光によるフィルム検査装置が、また、特開2001−108630号公報には反射光による光学フィルム検査方法が夫々掲載されている。このように従来は、反射光による光学フィルム検査装置と透過光によるフィルム検査装置が個別に存在している。
ここで、従来のフィルムの検査では、まず透過検査台により透過検査をし、次いで別の反射検査台に移り反射検査をしていた。各検査台は、夫々に所要の照明及び付属設備が付いており、検査員は、50cm〜1m四方の寸法にも及ぶフィルムを持ち回り、順次台を変えて検査していた。
従って、従来のフィルムの検査では、各台へのフィルムの持ち回りが問題となっていた。即ち、持ち回りの手間が大変で、さらに、持ち回りの途中で、ゴミ等が付着したり、折り曲がり事故を生じ微妙な傷を付けてしまう恐れがあり、これを見逃してしまう恐れがある。
そこで、検査台たる矩形のボックスを傾斜可能に構成して1台の検査装置で透過光による検査と反射光による検査を行うことができるフィルムの検査装置が考えられるが、矩形のボックスを傾斜させ、光源を切換えるだけでは、各検査項目(透過、反射)の際にボックス上面の光学性能を適切にするのが難しく、例えば反射検査のときに黒色板を介在させねばならず、その切換え操作が煩わしい。この場合を想定すると、まずボックスを水平にして、その上で反射検査をしているとする。この場合、ボックス上面は黒色に保つのが好ましい。ボックス内部には透過検査用光源が内臓されており、この上面に始めから黒色板を配置することはできないので、このために黒色板を別に介在させねばならない。そして、透過検査に移行する場合には、今度はその黒色板を取外さねばならないのである。これら操作は極めて煩わしく、作業性悪く、不良箇所を見逃してしまう原因となる。
特開2000―137001号公報、第1頁、図1
特開2001―108630号公報、第1頁、図1
本発明は、ボックス上面の光学的性質を透過光による検査、又は反射光による検査に応じて適切に変化させつつ、透過光による検査と反射光による検査を、一位置で行うことができ、フィルム持ち回りが不要で検査ミスの生ずる恐れを極力する少なくすることができ、効率的、かつ確実にフィルムの検査を行うことができ、不良箇所を見逃すことがないフィルムの目視検査装置を提供することにある。
上記課題を解決するための本発明のフィルム目視検査装置は、透過検査用光源を内臓すると共に、その上表面に半透明板を張った略矩形のボックスと、該ボックスを一定高さの水平一軸上で軸支すると共に該ボックスの後端部を昇降駆動可能に支持するボックス支持軸と、前記ボックスの後端部を上下に昇降駆動することにより前記ボックスを水平姿勢から後端上りの傾斜姿勢に、又はその逆に駆動するボックス昇降駆動装置と、前記ボックスの上方に設けられた反射検査用光源と、前記ボックスの一側部に設けられ、前記ボックスの前記半透明板に沿って張り出し又は退却可能のスクリーンロールと、前記ボックス昇降駆動装置の作動に応じて前記スクリーンロールを正逆方向に回転駆動することにより、前記黒色スクリーンを前記半透明板に沿って張り出し又は退却させるスクリーン駆動装置と、を設けたことを特徴とする。
ボックス内部には透過検査用の光源が内蔵され、その上表面には半透明板が張ってあるので、その上で透過検査を行うことができる。
ボックスを水平姿勢から後方上りの傾斜姿勢、又はその逆の姿勢に変更できる昇降駆動装置を設けるので、例えば手押しボタン等で上昇又は下降指令を与えることにより、ボックスの姿勢を変更でき、水平姿勢又は傾斜姿勢で反射又は透過の検査を行うことができる。
前記ボックスの前記半透明板に沿っては、黒色スクリーンを張り出し又は退却可能のスクリーンと、これを駆動するスクリーン駆動装置を設け、前記ボックスの昇降駆動装置の作動に応じて前記スクリーンを張り出し又は退却させるので、反射検査を黒色スクリーンの上面で行うことができる。
黒色スクリーンは、黒色で汚れや傷が無いことと、つや消し加工していることのみが条件で、反射検査のときにボックスの半透明板に沿って張り出される。
従って検査員は、ボックスの姿勢を変更する指令スイッチを操作するだけで、姿勢の変更と、黒色スクリーンの張り出しを自動的に受けることができる。黒色スクリーンが前記半透明板の上面に張り出される場合には、被検査フィルムを両手で持ち上げておけば良い。
以上により、検査員は、透過検査のときは半透明板の上に被検査フィルムを置いて透過検査を行えばよく、反射検査のときは、反射検査のための指令スイッチを操作し、被検査フィルムを両手で持ち上げておいてボックスの姿勢変更と黒色スクリーンの張り出しを受け、黒色スクリーンの上で反射検査を行えばよい。姿勢変更指令は手動でなくともフットペダル等としても良い。
各光源は、前記ボックスの姿勢変更に応じて自動的に切換えることができる。検査員はボックスの姿勢変更指令を行って被検査フィルムを持ち上げ、自動的に準備された検査面上に被検査フィルムを置いて検査を行うことの繰り返しで良い。混乱を生じることもない。1枚の被検査フィルムを検査終了して次の被検査フィルムの検査をする場合、既に終了した検査を基準にして、次のフィルムの検査をすることができる。
スクリーンの張り出し方としては、ロール状に巻いた黒色スクリーンを巻き出す形(ロール形)の他、蛇腹状に折り重ねた黒色板を引き出す形(蛇腹形)等の例がある。
本発明のフィルム目視検査装置によれば、特許請求の範囲に記載の構成を有するので、上昇又は下降の指令をすることにより、ボックスの後方を上昇から下降へ、又は下降から上昇へ駆動して適切姿勢で透過検査及び反射検査をすることができる。
また、透過検査から反射検査のときには、ボックス上表面に設けた半透明板に沿って黒色スクリーンが自動的に張り出されるので、その上に被検査用フィルムを置くことにより、反射検査を適切に行うことができる。
さらに、反射検査から透過検査にかけては、ボックス姿勢変更に伴って前記黒色スクリーンを自動的に退去させることができるので、操作容易にして透過検査を適切に行うことができる。
以下、添付図面を参照して本発明を実施するための最適の形態を説明する。図1〜図7はロール形の例を、図8〜図10は蛇腹形の例で示す。図1は、本発明の一実施形態に係るフィルム目視検査装置の側面図、図2は図1の左側面図に相当する背面図である。
本発明の一実施形態に係るフィルム目視検査装置1は、キャスター2付のフレーム組3を備えている。フレーム組3は、検査員4の目前に配置される机部3aと、その上に股げられ、かつ天井部分を形成するカーテン等支持部3bとを備えている。このカーテン等支持部3bには、作業環境を暗室状態に保つためのカーテンCTが吊り下げられる。机部3aの下方には上下伸縮自在に設けられた前後一対の足部5を有し、足部5を短くした状態では前記キャスターCRが床面6に付き、足部5を下に伸ばした状態では、キャスター2を宙に浮かせてフレーム組3全体を持ち上げて所定の作業位置に安定支持できる。
前記フレーム組3の机部3aは、アングル材を四角四面に組み合わせて構成され、その上面には作業者4の目前で左右水平方向にボックス支持軸7が設けられ、このボックス支持軸7に対してその後端(図1において左方)が上下に昇降して回転駆動できる矩形のボックス8が取付けられている。
前記ボックス8の後端を昇降駆動するためには、前記机部3aの内部にモータ9で伸縮動作するシリンダ装置10が設けられ、その作動ロッド11の先端が前記ボックス8の下面にヒンジピン12を介して結合されている。従って、モータ9の駆動により、前記ボックス8を図に実線で示す状態から図1の一点鎖線で示す後端上りの状態へ上昇させ、又はその逆に一点鎖線の状態から実線の状態へ下降させることができる。
前記ボックス8の後端下面の停止高さを規制するためには、前記机部の後方で上端部にストッパ13(図2参照、図1には示さず)が設けられ、このストッパ13の高さを微調整するために、ストッパ高さ調節具14が設けられている。従って、ボックス8の上昇位置と下降位置を検出しつつ上昇指令又は下降指令を与えることにより、ボックス8の後端を所定の位置まで上昇させ、ボックス8の後端下面をストッパ13の高さ位置で定まる位置まで下降させることができる。
前記ボックス8の上昇又は下降を指令するためには、前記机部3aの側面で検査員4から見て右方には操作盤15が設けられ、その盤面に設けた上昇指令スイッチ16U、及び下降指令スイッチ16Dの操作により、上昇又は下降の指令をすることができる。この操作方式については全くの一例であり、フットペタルスイッチ等で構成し得ること当然である。
前記ボックス8の内部には透過検査用の光源17Pが設けられている。この光源17Pはボックス8の後端が上昇されたとき点灯するようになっている。即ち、ボックス8の後端が上昇されると自動的に点灯し、例えば図6に示すように、半透明板SCを介してフィルムFMの透過検査をすることができる。
前記ボックス8の側面には、前後一対のスプロケット18が設けられ、両スプロケット18にはチェーン19が巻回されている。スプロケット18は、ボックス8の後端部に固定的に設けられたモータ20で正逆両方向に回転駆動されるようになっている。さらに、後端側のスプロケット18の上部で前記半透明板SCの上面には黒色スクリーン21を巻回したローラ22が設けられ、このローラ22には巻戻し用のコイルバネ(図示せず)が組み込まれており、黒色スクリーン21は、常時はローラ22に巻き込まれた形となっている。また、黒色スクリーン21の外側端部は前記チェーン19と連結されており、スプロケット18の回転に伴ってチェーン19と連動し、前記半透明板SCの上面で全体を覆う如く繰り出され又は巻き取られるようになっている。具体的には、前記下降の指令スイッチ16U、16Dの操作に伴って、黒色スクリーン21を繰り出すようになっている。または、上昇の指令スイッチの操作に伴って、黒色スクリーン21をローラ22に巻き取り、半透明板SCを露出するようになっている。要するに、上昇又は下降指令に伴って、黒色スクリーン21を自動的に繰り出し又は巻き込むようになっている。前記スプロケット18に代えてプーリを設け、前記チェーン19に代えて丸ベルトを用いること等もできる。又は、これらチェーン類に代えて黒色スクリーン21を掴んで前後移動する移動体とすることもできる。
黒色スクリーン21としては、通常の織物をできるだけ完全な黒色とし、これに艶消し加工を施したものであり、織目の大きさは限定しない。また織物でなくとも柔軟なシート材でも構成できる。ただし、シート材の場合、静電気を帯び、汚れる可能性が有るので、織物の方が好ましい。
前記カーテン支持部3bの天井面には、反射検査用の光源17Rが設けられている。取付位置は、検査員4から見て反射の方向性を均一にするために、ボックス8の上面、即ち半透明板SCの上面で、検査員4から見てボックス8の中央よりやや後方であり、長尺の蛍光ランプによる場合は、その長手方向をボックスの前端縁又は後端縁に沿った方向に配置している。
図3に示すように、以上の構成のフィルム目視検査装置1において、装置1の前面に検査員4が立ち、ステップ301、302で操作盤15上のスイッチ16U、16Dを押圧操作することにより、ステップ303で光源を自動的に切換えると共に、ステップ304でボックス8を水平姿勢(DOWN)から後端上りの傾斜姿勢(UP)へ、又はその逆に変更することができる。さらに、ボックス8の傾斜姿勢(UP)から水平姿勢(DOWN)への変更のとき、半透明板SCの上に自動的に黒色スクリーン21を繰り出すことができ、水平姿勢(DOWN)から傾斜姿勢(UP)への変更に応じては黒色スクリーン21をロール22上へ巻き取ることができる。
1枚づつのフィルムFMの検査では、いずれの検査から始めても良く、先に透過検査をして次に反射検査をしても良く、またその逆でも良い。従って、一般には、先のフィルムFMについて終了した検査に次いで同一種の検査から始めることができる。その分ボックス8の傾斜角度を変更しなくても良いので効率的である。
図4〜図7を用いて具体的な検査手順を説明する。図4に示すように、ボックス8を水平姿勢(DOWN)とすることにより、例えば反射検査をすることができる。このとき、透過検査用の光源17Pは消灯され、黒色スクリーン21が半透明板の上に繰り出され、反射検査用の光源17Rは点灯している。従って、図4の右方に位置する検査員4(図1参照)は、フィルムFMをボックス8上の黒色スクリーン21上に置き、反射検査をすることができる。黒色スクリーン21上で検査できるので、反射検査を効率よく確実に行うことができる。傷や汚れ、或いは気泡等微小な欠点を見出した場合、その点に赤ペンで印を付けるのが一般的名やり方である。これにより、反射検査により発見した欠点部分にくまなく赤ペン印を付けることができる。
反射検査が終了すると、左手でフィルムF8の左端を持った姿勢で右手を使って操作盤15上の上昇指令スイッチ16Uを押圧する。すると、図5に示すように、ボックス後端が上昇し傾斜姿勢に変更される。また、同時に黒色スクリーン21がロール22に巻き取られ、反射検査用の光源17Rが消灯されて、透過検査用の光源17Pが点灯する。検査員は上昇指令スイッチ16Uの操作後に右手をフィルムFMの右端に当ることができるので、フィルムFMが黒色スクリーン21と摩擦するようなことはない。また、そのタイミングを適切にしているので、検査員は慌てる必要なく、円滑に変更できる。
図6に示すように、ボックス8が傾斜姿勢(UP)に変更されると、ボックス8の上面は半透明板SCが露出された形となっているので、その上にフィルムFMを置き、透過検査をすることができる。検査方式は反射検査同様に欠点部分を見出してそこに赤色ペンで印を付けるというようなものである。透過検査用光源17Pを点灯して、半透明板SCを介して透過検査するので、フィルムFM裏面側の傷など欠点をくまなく検査することができる。以上により反射検査と透過検査を終了することができる。
図6の状態において、1枚のフィルムFMの検査が終了したとすると、それを除き次の被検査用フィルムFMを当て、そのフィルムFMについては透過検査から始めることができる。透過検査が終了すると、操作盤15上の下降指令スイッチ16Dを操作し、図7に示すようにボックス8の後端を下降させ、黒色スクリーン21を繰り出し、光源17P、17Rを切替え、図4に示す水平姿勢(DOWN)に戻すことができる。これにより反射検査を行うことができる。
このようにして、検査員4は、操作盤のスイッチ16U、16Dを操作するので、ボックス8の姿勢(DOWN)、(UP)を切り換えると共に光源17R、17Pを切換え、さらに水平姿勢(DOWN)では黒色スクリーン21を繰り出し又は巻き取りするという自動的な動作が繰り返される。
従って、検査員4は指令スイッチ16U、16Dの操作のみで自動切換えを得ることができ、しかも各状態(DOWN)(UP)での検査環境を最適に整えているので、検査に集中でき、効率的な検査を行うことができ、従来見逃していたような欠点部分を略完全に発見することができる。
以上示した実施形態では、黒色スクリーン21を半透明板SCの外側で繰り出し又は巻取りしたが、ボックス8の内部で行うこともできる。また、黒色スクリーン21は、検査員4から見て後方から手前方向へ繰り出すようにしたが、右方から左方、又は左方から右方等であっても同様である。さらに、黒色スクリーン21の移動をスプロケット18及びそれに巻回したチェーン19で行ったが、スクリーン21の両端を紐で引き寄せ又は押し込むようにすること等もできる。要するに黒色スクリーン21を半透明板SCに沿って繰り出し又は巻き取るように構成されれば良い。
次に、図8〜図10を用いて蛇腹形の例を示す。図8は、図1の側面図に相当する側面図で、ボックス8を中心とした要部のみを拡大して示している。図9は図8の平面図で、図8では蛇腹部分を張り出した状態を実線で示しているのに対し、蛇腹部分を折り畳んだ状態で示している。図10は図8の左側面断面図である。図において、図1〜図8に示したものと同一機能を果す部材には、同一参照符号を付けて示してある。
本発明のフィルム目視検査装置23は、図1のものに対し、黒色スクリーン24を蛇腹形とした点が大きく異なる。黒色スクリーン24は、2つ折りとし、夫々の裏面に補強板25を備え、後端を回転支持ピン26で支持すると共に、他端(前端)はボックス8の左右の側面に沿って移動する支持部27に取付けて支持し、この支持部27をチェーン19の一点に固定して、その前後移動によって張り出し又は退却できるようになっている。スプロケット18、18間にはチェーン19の張り具合を調節するための案内ローラ28を設けている。
ボックス8の手前側の側面には、透過検査用の光源17Pの発熱による熱量放出のための排気ファン29が設けられている。また、透過用光源17Pと半透明板SCとの間には、光散乱用の散乱膜30が設けられている。前記黒色スクリーン24は、2つ折りとした中間に無給油ブッシュ31が介在されている。
以上の構成において、モータ20によりチェーン19を駆動することにより、前端側の支持部27を前後移動させることができ、黒色スクリーン24を半透明板SC上に張り出し又は退却させることができる。図3で示した検査手順、並びに図4〜図7で示した行程はそのまま援用できる。
本実施形態では、黒色スクリーン24を蛇腹状としたものでスクリーン部分が常時平板上にあり折れ曲り又は屈曲しないので、しわや傷が付かず常時均一な黒色を保つことができ、検査精度を向上させることができる。蛇腹形の例として2枚折りの例で示したが、4枚、6枚折りとすることも可能である。
本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、適宜変形して各種態様で実施することができる。
1、23 フィルム目視検査装置
2 キャスター
3 フレーム組
3a 机部
3b カーテン等支持部
4 検査員
5 足部
6 床面
7 ボックス支持軸
8 ボックス
9、20 モータ
10 シリンダ装置
11 作動ロッド
12 ヒンジピン
13 ストッパ
14 高さ調節具
15 操作盤
16U 上昇指令スイッチ
16D 下降指令スイッチ
17P 透過検査用光源
17R 反射検査用光源
18 スプロケット
19 チェーン
21、24 黒色スクリーン
22 ローラ
25 補強板
26 回転支持ピン
27 支持部
28 案内ローラ
29 排気ファン
30 光散乱膜
SC 半透明板
UP 透過検査姿勢
DOWN 反射検査姿勢
FM フィルム
CT カーテン
CR キャスター
2 キャスター
3 フレーム組
3a 机部
3b カーテン等支持部
4 検査員
5 足部
6 床面
7 ボックス支持軸
8 ボックス
9、20 モータ
10 シリンダ装置
11 作動ロッド
12 ヒンジピン
13 ストッパ
14 高さ調節具
15 操作盤
16U 上昇指令スイッチ
16D 下降指令スイッチ
17P 透過検査用光源
17R 反射検査用光源
18 スプロケット
19 チェーン
21、24 黒色スクリーン
22 ローラ
25 補強板
26 回転支持ピン
27 支持部
28 案内ローラ
29 排気ファン
30 光散乱膜
SC 半透明板
UP 透過検査姿勢
DOWN 反射検査姿勢
FM フィルム
CT カーテン
CR キャスター
Claims (1)
- 透過検査用光源を内蔵すると共に、その上表面に半透明板を張った略矩形のボックスと、該ボックスを一定高さの水平一軸上で軸支すると共に該ボックスの後端部を昇降駆動可能に支持するボックス支持軸と、
前記ボックスの後端部を上下に昇降駆動することにより前記ボックスを水平姿勢から後端上りの傾斜姿勢に、又はその逆に駆動するボックス昇降駆動装置と、
前記ボックスの前方ないし上方に設けられた反射検査用光源と、
前記ボックスの一側部に設けられ、前記ボックスの前記半透明板に沿って張り出し又は退却可能の黒色スクリーンと、
前記ボックス昇降駆動装置の作動に応じて、前記黒色スクリーンを前記半透明板に沿って張り出し又は退却させるスクリーン駆動装置と、を設けたことを特徴とするフィルム目視検査装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006018962A JP2007198953A (ja) | 2006-01-27 | 2006-01-27 | フィルムの目視検査装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006018962A JP2007198953A (ja) | 2006-01-27 | 2006-01-27 | フィルムの目視検査装置 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
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ID=38453697
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006018962A Pending JP2007198953A (ja) | 2006-01-27 | 2006-01-27 | フィルムの目視検査装置 |
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JP (1) | JP2007198953A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012047729A (ja) * | 2010-07-26 | 2012-03-08 | Toshiba Mobile Display Co Ltd | 検査装置及び検査方法 |
JP2013164371A (ja) * | 2012-02-13 | 2013-08-22 | Nippon Electric Glass Co Ltd | 蛍光体含有ガラス部材の検査装置及び検査方法 |
CN109540905A (zh) * | 2018-12-14 | 2019-03-29 | 中天光伏材料有限公司 | 一种可调节薄膜缺陷检查装置 |
-
2006
- 2006-01-27 JP JP2006018962A patent/JP2007198953A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN109540905B (zh) * | 2018-12-14 | 2023-12-22 | 中天光伏材料有限公司 | 一种可调节薄膜缺陷检查装置 |
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