JP2007194533A - 半導体基板の平坦化方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 半導体基板平坦化加工時の保護粘着テ−プの使用量を半減化し、反りのない極薄半導体基板の単位時間当りの生産量を向上させる基板の平坦化方法の提供。
【解決手段】 一対の半導体基板2の電子回路面を温水溶解性粘着剤3を用いて前記半導体基板の直径より大きい直径を有する1枚の剛体製支持プレ−ト4表裏面に接着して半導体基板/温水溶解性粘着剤/支持プレ−ト/温水溶解性粘着剤/半導体基板の積層体1を形成し、この積層体1の表裏面を研削、洗浄、研磨、洗浄後、この平坦化加工された積層体1を60〜90℃の温水中に浸漬し、温水溶解性粘着剤3を溶解させて2枚の20〜50μm厚みの極薄半導体基板2と1枚の剛体製支持プレ−ト4に分離させる。
【選択図】 図1
【解決手段】 一対の半導体基板2の電子回路面を温水溶解性粘着剤3を用いて前記半導体基板の直径より大きい直径を有する1枚の剛体製支持プレ−ト4表裏面に接着して半導体基板/温水溶解性粘着剤/支持プレ−ト/温水溶解性粘着剤/半導体基板の積層体1を形成し、この積層体1の表裏面を研削、洗浄、研磨、洗浄後、この平坦化加工された積層体1を60〜90℃の温水中に浸漬し、温水溶解性粘着剤3を溶解させて2枚の20〜50μm厚みの極薄半導体基板2と1枚の剛体製支持プレ−ト4に分離させる。
【選択図】 図1
Description
本発明は、シリコン基板表面に電子回路が設けられた半導体基板のシリコン基板面を研削して薄肉化された半導体基板の研削面を研磨する方法に関し、シリコン基板面に研削傷のない鏡面を呈する厚み20〜50μmの半導体基板を得ることを目的とする。
次々世代の半導体基板としては、厚みが20〜50μm、直径300〜450mmの半導体基板が要望されている。従来の厚み150〜750μm、直径200〜300mmの半導体基板と次世代の厚み80〜120μmの半導体基板を比較すると、次世代の半導体基板は極薄で、大口径であるためにシリコン基板表面に電子回路が設けられた半導体基板が撓む性質があり、半導体基板の裏面研削加工および研削面の研磨加工時、半導体基板の電子回路面を光硬化型剥離性粘着剤テ−プ(光硬化型発泡性剥離性粘着剤テ−プまたは紫外線照射硬化型剥離性粘着剤テ−プ)で保護し、これを光不透過性のアルミニウム板やセラミック板、あるいは透光性のある透明のガラス板やポリカ−ボネ−ト樹脂板などの支持プレ−トに電子回路面を接着し、反対面のシリコン基板面を裏面研削し、ついで、研削面を研磨加工またはエッチング加工して研削面を鏡面化し、その後、照射強度が40mW/cm2となるよう照度を調節して2分間剥離性粘着剤テ−プ側より照射して剥離性粘着剤テ−プを半導体基板面より剥がし、厚み80〜120μmの半導体基板に加工している(例えば、特許文献1参照。)。
また、基板の大きさは小さいが、光硬化性接着剤で2枚の水晶ウエハを直接、又はダミー板を挟んでシリコン系もしくはオレフィン系接着剤で貼り合わせ、光照射して接着剤を硬化させて積層ウエハを形成し、従来のキャリア及び研磨加工装置を用いて積層ウエハの両面を所望の板厚に研磨加工した後、研磨加工後の積層ウエハを剥離液中に浸漬して光硬化性接着剤を溶解させ、個々の厚み10〜25μmの水晶ウエハに分離する両面研磨加工方法も提案されている(例えば、特許文献2参照。)。
次々世代の厚みが20〜50μm、直径300〜450mmの半導体基板の研磨加工となると、次世代の厚み80〜120μmの半導体基板より撓みはより大きくなる。特許文献2に記載の積層水晶ウエハを両面研磨加工する方法は、特許文献1に記載の研削方法・研磨方法と比較すると剥離性粘着剤テ−プの使用量が半減できる利点がある。しかし、シリコン基板表面に電子回路が設けられた半導体基板を積層して研削加工または研磨加工するにおいて、シリコン基板は不透明または半透明であるため、光硬化性樹脂接着剤(紫外線照射硬化性樹脂粘着剤を含む)を剥離させるための紫外線照射硬化を行うと硬化時間が遅く、実用的でない。
本発明者らは、光(紫外線)照射型の粘着剤(接着剤)に代えてガラス中空瓶の感圧ラベル粘着剤として利用されている60〜90℃の温水で溶解する温水溶解性粘着剤を用いれば半導体基板の電子回路面のカッティングストリ−ト溝に温水が浸透し、温水溶解性粘着剤の溶解が進むことに着想し、本発明の極薄半導体基板の平坦化方法に至った。
請求項1の発明は、一対の半導体基板の電子回路面を60〜90℃の温水で溶解する温水溶解性粘着剤を用いて前記半導体基板の直径より大きい直径を有する1枚の剛体製支持プレ−ト表裏面に接着して半導体基板/温水溶解性粘着剤/支持プレ−ト/温水溶解性粘着剤/半導体基板の積層体を形成し、この積層体の表裏面のシリコン基板面を研削し、洗浄後、次いで、研削面を研磨加工して研削面を鏡面化し、研磨面を洗浄後、研削・研磨加工された積層体を60〜90℃の温水中に浸漬し、温水溶解性粘着剤を溶解させて2枚の厚み20〜50μmの半導体基板と1枚の剛体製支持プレ−トに分離させることを特徴とする、半導体基板の平坦化方法を提供するものである。
請求項2の発明は、請求項1に記載の半導体基板の平坦化方法において、前記研削・研磨加工された積層体を60〜90℃の温水中に浸漬して温水溶解性粘着剤を溶解させる工程が積層体に超音波を照射しながら行うことを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1に記載の請求項1に記載の半導体基板の平坦化方法において、積層体のシリコン基板面の研磨加工が、積層体を回転軸に軸承されたチャックに吸着させ、半導体基板直径の1.15〜1.3倍の直径を有する研磨パッドを用い、積層体のシリコン基板面全面を覆うよう、かつ、研磨パッドを半導体基板中心に向けて50〜75mm前後揺動させながら研磨を行うことを特徴とする。
直径が300〜450mm、厚み100〜770μmの半導体基板の電子回路面を温水溶解性粘着剤を用いて半導体基板の直径より2〜5mm程度大きい直径を有する1枚の厚み100〜1,000μmの剛体製支持プレ−ト表裏面に接着して半導体基板/温水溶解性粘着剤/支持プレ−ト/温水溶解性粘着剤/半導体基板の積層体を形成し、しかる後にこの積層体表裏面を研削・研磨加工して基板の厚みを減少化できるので、半導体基板保護粘着剤テ−プの使用量が半減する。また、温水溶解性粘着剤を用いるので、従来の支持プレ−トから薄肉化された半導体基板を別の剥離用粘着剤テ−プを用いて引き剥がす方法と比較して薄肉化された半導体基板に引き剥がし時の応力がかかることがないので、極薄半導体基板の破損の機会がない。また、温水によるアニ−リング効果により加工時の熱ストレスが極薄半導体基板から開放され、反りの小さい極薄半導体基板を得ることができる。
極薄半導体基板/温水溶解性粘着剤/支持プレ−ト/温水溶解性粘着剤/極薄半導体基板の積層体を温水中に浸漬して温水溶解性粘着剤を温水に溶解させる際、超音波進藤を積層体に与えることにより、半導体基板の回路の切断ストリ−トへの温水の浸透性を向上でき、ストリ−トに存在する温水溶解性粘着剤の溶解速度を高める。
半導体基板直径の1.15〜1.3倍の直径を有する研磨パッドを用い、積層体のシリコン基板面全面を覆うよう、かつ、研磨パッドを半導体基板中心に向けて50〜75mm前後揺動させながら研磨を行うことにより反りのない極薄半導体基板が得られる。
以下、図を用いて本発明をさらに詳細に説明する。
図1は半導体基板/温水溶解性粘着剤/支持プレ−ト/温水溶解性粘着剤/半導体基板の積層体の断面図、図2は半導体基板の薄肉化加工装置の平面図、図3は積層体の研磨装置の正面図、および図4は積層体の温水剥離装置の断面図である。
図1は半導体基板/温水溶解性粘着剤/支持プレ−ト/温水溶解性粘着剤/半導体基板の積層体の断面図、図2は半導体基板の薄肉化加工装置の平面図、図3は積層体の研磨装置の正面図、および図4は積層体の温水剥離装置の断面図である。
図1において、1は薄肉化される前の積層体で、この積層体は半導体基板2/温水溶解性粘着剤3/支持プレ−ト4/温水溶解性粘着剤3/半導体基板2の構造を採る。この積層体1は、半導体基板2の電子回路面2aに60〜90℃の温水で溶解する温水溶解性粘着剤を塗布し、切断用のストリ−ト2bをも温水溶解性粘着剤3で満たし、この半導体基板一対の温水溶解性粘着剤面を半導体基板の直径より大きい直径を有する厚み100〜1,000μmの剛体製支持プレ−ト4の表裏面に接着して半導体基板/温水溶解性粘着剤/支持プレ−ト/温水溶解性粘着剤/半導体基板の構造の積層体1と為す。
前記剛体製支持プレ−ト4としては、ガラス板、水晶板、ポリカ−ボネ−ト板、ポリメチルメタクリレ−ト・α−メチルスチレン共重合体板等の光透過性材料よりなる円板、アルミニウム板、ステンレス板、ガラス繊維補強エポキシ樹脂板、ガラス繊維補強アラミド樹脂板、ガラス繊維補強ポリイミド樹脂板等の光不透過性材料よりなる厚み100〜1,000μmの円板が利用できる。これらの中でも20〜50μmと極薄化された半導体基板2が半光透過性を示すことから光透過性材料よりなる円板の方が反対側の半導体基板2の電子回路面のストリ−ト位置を光センサにより確認できるので好ましい。
温水溶解性粘着剤(接着剤)3は、例えば、特開2002−140008号公報に開示される温水剥離ラベルに使用されている60〜80℃の温水で30〜120秒で溶解する粘着剤で、デイスパージョン型アクリル系樹脂粘着剤に、少なくとも、温水溶解性あるいは膨潤性を有する平均粒径20μm以下、好ましくは15μm以下、より好ましくは10μm以下の粒子状デンプンまたはリン酸塩水溶液で処理した平均粒径2μm以下、好ましくは1μm以下の膠質あるいは軽質炭酸カルシウムを、オリゴマ−粘着剤固形分に対して1〜20質量%、好ましくは2〜15質量%、より好ましくは3〜10質量%配合した粘着剤組成物であり、この粘着剤組成物を剥離性フィルム基材の表面に塗布し、持ち運び使用できるようにするのが好ましい。
前記粒子状デンプンの粒径が20μmを超えたり、炭酸カルシウムの粒径が2μmを超えると温水との接触面積が小さくなり、温水応答性が低くなるので好ましくない。粒子状デンプンや炭酸カルシウムの配合量が20質量%を超えると粘着力が失われる恐れがあり、1質量%未満では充分な温水剥離性が得られない懼れがありいずれも好ましくない。
炭酸カルシウムのみの使用であるとリン酸塩の使用量が多くなり、粘着層の吸湿性が大きくなるため、冷水に対する耐水性が悪化する懼れがある。そのような場合は、上記粒子状デンプンと炭酸カルシウムを併用することにより樹脂粘着剤層の温水剥離性を維持できる。上記粒子状デンプンと炭酸カルシウムを併用する際は、粘着剤固形分に対して両者の合計で1〜30質量%、好ましくは2〜25質量%、より好ましくは3〜20質量%配合した粘着剤組成物を用いる。粒子状デンプンと炭酸カルシウムの合計配合量が30質量%を超えると粘着力が失われる懼れがあり、1質量%未満では充分な温水剥離性が得られない懼れがありいずれも好ましくない。
前記アクリル系樹脂粘着剤は、例えば、アクリル酸アルキルエステル、メタクリル酸アルキルエステル、ヒドロキシルエチルアクリレ−ト、ヒドロキシルエチルメタクリレ−ト、ヒドロキシルブチルメタクリレ−ト、ヒドロキシルイソプロピルアクリレ−ト、ヒドロキシルイソプロピルメタクリレ−ト、ヒドロキシルブチルメタクリレ−ト等の(メタ)アクリル系モノマ−、アクリロニトリル、アクリルアミド、メタクリルアミド等のアミド系モノマ−、該アミド系モノマ−のN−アルコキシ置換体、同N−メチロ−ル置換体、スチレン、ビニルトルエン、α−メチルスチレン、ジビニルベンゼン等のスチレン系モノマ−、アリルグリジジルエ−テル、トリアリルイソシアヌレ−ト等のアリル系モノマ−、酢酸ビニル、N−ビニルピロリドン、α−メチル・N−ビニルピロリドン等の重合性二重結合を有するモノマ−等の一種ないしそれ以上と、カルボキシル基を有するアクリル酸、メタクリル酸、マレイン酸、無水マレイン酸、フマ−ル酸、イタコン酸、その他等の不飽和カルボン酸の一種ないしそれ以上との共重合体を挙げることができる。
デイスパージョン型アクリル系樹脂粘着剤は、上記アクリル系樹脂粘着剤の水性エマルジョン形態のものである。
温水溶解性あるいは膨潤性を有する平均粒径20μm以下の粒子状デンプンは、60〜80℃の温水により糊化が起こり、水溶解性あるいは水膨潤性を有する充填剤となる。
粒子状デンプンは、主にアミロースとアミロペクチンで構成され、アミロースは温水溶解性、網目構造を有するアミロペクチンは温水膨潤性を示す。粒子状デンプンには未化工のものや、化工デンプンであるエーテル化デンプン、エステル化デンプン、グラフト共重合デンプンといった誘導体やアルファー化デンプン、ばい焼デキストリンなどがあるが、化工デンプンには冷水溶解性のあるものも含まれるので、溶解温度が約60℃以上であるように適切に変性されたものを使用することが必要である。
また、アルファーデンプンの内、米由来のライスデンプンは平均粒径が約3〜6μmと小さい多角形構造をしているため、表面積が大きく、温水との接触面積が大きくなり、温水に対する応答性が高くなるので好ましく使用できる。また、ライスデンプンは、未加工では糊化温度が80℃近と高過ぎるため、必要に応じて部分的にエーテル化、エステル化して、糊化温度を低下させたものが好ましい。
粒子状デンプンの配合量は、充填効果により配合量が増えるとそれに従って粘着力が低下するため、要求される粘着力を充分確保できる必要最小限に抑えることが必要である。具体的には、例えば、粒子状デンプンの配合量が粘着剤固形分に対して10質量%から急速に粘着力が低下しはじめ、12質量%で粘着力やタックが半分以下となり、20質量%を超えるとほとんど粘着力が失われる。
リン酸塩水溶液で処理した炭酸カルシウムは、温水によりカルシウムイオンを遊離させ、粘着剤成分中のカルボン酸などの酸性基と金属塩架橋を起こして、粘着剤皮膜を硬くし、剥離強さを低下させる。この炭酸カルシウムもまた温水反応性をよくするために、粒子径のより小さい、表面積の大きいものが好ましく使用できる。
炭酸カルシウムには脂肪酸や樹脂酸、ロジン酸で表面処理したものや、カルボキシル化ポリブタジエン、カルボキシル化ポリイソプレンなどのカルボン酸系カップリング剤で処理されたものがあるが、疎水性表面になると温水に対する応答性が小さくなるため、溶解性効果が期待できない。
ヘキサメタリン酸ナトリウムなどのリン酸塩は、カルシウムイオンを不活性化する効果があり、例えば硬水の軟化剤としても使用される。デイスパージョン型アクリル系樹脂粘着剤にこの炭酸カルシウムの分散液を直接添加すると、遊離したカルシウムイオンが粘着剤の酸性基と反応して凝集物が発生する場合がある。したがって、炭酸カルシウムを分散させる水には予めヘキサメタリン酸ナトリウムなどのリン酸塩を溶かしておき、次いで添加した炭酸カルシウムからカルシウムイオンが溶け出しても、ヘキサメタリン酸ナトリウムなどのリン酸塩により完全に封止された状態にしておく必要がある。このカルシウムイオンを封止した状態の炭酸カルシウムの分散液をデイスパージョン型アクリル系粘着剤に添加すれば凝集物が発生しない。
炭酸カルシウムの水への溶解度は25℃で100gの水に1.4〜1.5mgであり、75℃では1.8mgであるので、室温時に炭酸カルシウムの溶解度以上でカルシムイオン封止に必要なだけのヘキサメタリン酸ナトリウムなどのリン酸塩を加えておけば、温水浸漬時には溶解度の差によって、ヘキサメタリン酸ナトリウムなどのリン酸塩で封止しきれないカルシウムイオンが遊離し始める。温水浸漬により封止しきれないカルシウムイオンが遊離すれば、アクリル系樹脂粘着剤成分中のカルボン酸などの酸性基と金属塩架橋を起こして、粘着剤皮膜を硬くし、剥離強さを低下させることができる。
ヘキサメタリン酸ナトリウム以外のリン酸塩としては、トリポリリン酸ナトリウムやテトラポリリン酸ナトリウム、ピロリン酸ナトリウムなどを挙げることができる。
上記粒子状デンプンや炭酸カルシウムの機能をよく発揮させるためには上記のアクリル系樹脂粘着剤の内でも、2−エチルヘキシルアクリレート/ブチルアクリレート/酢酸ビニル/アクリル酸の3〜4成分を共重合させたアクリル系樹脂粘着剤が好ましい。また、2−エチルヘキシルアクリレート、ブチルアクリレート/アクリル酸のオールアクリル系樹脂粘着剤デイスパージョンに酢酸ビニル系樹脂粘着剤デイスパージョンを配合したものも好ましい。
アクリル系樹脂粘着剤組成物3には、必要に応じて更に、防かび剤、防腐剤、分散剤、pH調整剤、安定剤、可塑剤、消泡剤、その他の所望の添加剤を添加することができる。
温水溶解性アクリル系樹脂粘着剤組成物3を予め半導体基板2の電子回路2a面に塗布し、ストリ−ト面2bにも温水溶解性アクリル系樹脂粘着剤組成物3を充分に充填させた後、温水溶解性アクリル系樹脂粘着剤組成物3を二軸延伸ポリエチレンテレフタレ−トフィルム基材や二軸延伸ポリプロピレンポリエチレンテレフタレ−トフィルム基材に塗布した粘着剤テ−プで半導体基板2の電子回路2a面を保護し、次いで、フィルム基材を引き剥がし、半導体基板2のシリコン基板2c面を外側にして支持体プレ−ト3の表裏面に貼付して積層体1を形成させてもよい。温水溶解性粘着剤としては、住友スリ−エム株式会社から60℃温水溶解性接着剤がS414のグレ−ド名で、日化精工株式会社よりスカイボンドの商品名で、化研テック株式会社から90℃温水溶解性のエコロバラCT−1888A/Bの商品名で販売されている。なお、平坦化加工される半導体基板が半透明であるときは、阪本薬品工業株式会社の80℃温水溶解性の光硬化性アクリル系樹脂接着剤を用いることができる。
温水溶解性アクリル系樹脂粘着剤組成物層3の厚みは、5〜25μmで、ストリ−ト溝2bの深さと回路面の高さの合計値より1〜5μm高い厚みが好ましい。粘着剤の力は、25℃で20〜100g/25mm幅が好ましい。
図2に、積層体1のシリコン基板面を研削・研磨する半導体基板の平坦化装置10と温水剥離装置100のレイアイトを示す。図中、11はフレ−ムベ−ス、11aは第1研削室、11bは第2研削室、11cは第1研磨室、11dは第2研磨室、11eは仕切壁である。12は積層体1を10枚または15枚収納する収納カセットである。第1研削室11aには、第1搬送ロボット13、第1インデックステ−ブル14が在る。14aは回転軸で、第1インデックステ−ブルを軸承し、図示されていないエンコ−ダの指示により時計廻り方向に90度づつ回転するか、時計廻り方向に90度、90度、−270度、90度回転する。15a,15b,15c,15dは第1インデックステ−ブル14の回転軸14aを中心に同心円状に4箇所に配置されたバキュ−ムチャックテ−ブルで、それぞれ図示されていない回転軸により軸承されている。15aは積層体1のロ−ディングゾ−ンを、15bは積層体1の粗研削ゾ−ンを、15cは積層体1の仕上研削ゾ−ンを、15dは積層体1の洗浄/アンロ−ディングゾ−ンを示す。
前記ロ−ディングゾ−ン15a上には、第1搬送ロボット13が吸着ア−ムで収納カセット12に収納されている積層体1のシリコン基板面を吸着し、積層体1が搬送される。粗研削ゾ−ン15b頭上にはカップホイ−ル型ダイヤモンド砥石の歯先が積層体1の中心を回転して通過するよう砥石ヘッド16が回転、上下移動可能に設けられている。仕上研削ゾ−ン15c頭上にはカップホイ−ル型ダイヤモンド砥石の歯先が積層体1の中心を回転して通過するよう砥石ヘッド17が回転、上下移動可能に設けられている。また、バキュ−ムチャックテ−ブル15d頭上には、特開2005−44874号公報に構造が開示される基板洗浄機器18aとバキュ−ムチャックテ−ブルクリ−ナ18bが一対となっている洗浄装置18が上下移動可能に設けられている。
研削に使用されるカップホイ−ル型ダイヤモンド砥石は、既知の粗研削カップホイ−ル型ダイヤモンド砥石として砥番が360メッシュのカップホイ−ル型砥石を、仕上研削カップホイ−ル型ダイヤモンド砥石として砥番が1,500メッシュのカップホイ−ル型砥石の組み合わせでもよいが、粗研削砥石として砥番が325メッシュのカップホイ−ル型ダイヤモンド砥石を、仕上研削砥石として砥番が2,000メッシュのカップホイ−ル型ダイヤモンド砥石の組み合わせ、あるいは、粗研削砥石として砥番(JIS一般砥粒粒度)が320番〜360番、結合度がJまたはLの軟、集中度が60〜80、気孔率0%、レジンボンドのカップホイ−ル型ダイヤモンド砥石を用い、仕上研削砥石として砥番が2,000番〜2,500番、集中度が120〜160、気孔率8〜12%、レジンボンドのカップホイ−ル型ダイヤモンド砥石を用いるのが好ましい。ダイヤモンド砥粒としては、天然ダイヤモンド(D)、合成ダイヤモンド(SD)、または金属被覆合成ダイヤモンド(SDC)が用いられる。
第2研削室11bは、第1研削室11aで研削された積層体1の研削面とは反対の積層体のシリコン基板面を研削する部室である。第2研削室11bにも第1研削室11aと同様に、第2搬送ロボット23、第2インデックステ−ブル24、第2インデックステ−ブルを軸承し、図示されていないエンコ−ダの指示により時計廻り方向に90度づつ回転するか、時計廻り方向に90度、90度、−270度、90度回転する回転軸24a、この第2インデックステ−ブル24の回転軸24aを中心に同心円状に4箇所に配置されたバキュ−ムチャックテ−ブル25a,25b,25c,25dを備え、25aは積層体1のロ−ディングゾ−ンを、25bは積層体1の粗研削ゾ−ンを、25cは積層体1の仕上研削ゾ−ンを、25dは積層体1の洗浄/アンロ−ディングゾ−ンを形成する。前記ロ−ディングゾ−ン25a上にも、第2搬送ロボット23が吸着ア−ムで第1研削室の洗浄/アンロ−ディングゾ−ンに在るバキュ−ムチャック15d上の積層体1のシリコン基板研削面を吸着し、積層体1が第2研削室のロ−ディングゾ−ン25aへと搬送される。粗研削ゾ−ン25b頭上にもダイヤモンドカップ砥石の歯先が積層体1の中心を回転して通過するよう砥石ヘッド26が回転、上下移動可能に設けられている。仕上研削ゾ−ン25c頭上にもダイヤモンドカップ砥石の歯先が積層体1の中心を回転して通過するよう砥石ヘッド27が回転、上下移動可能に設けられている。また、バキュ−ムチャックテ−ブル25d頭上にも、特開2005−44874号公報に構造が開示される基板洗浄機器28aとバキュ−ムチャックテ−ブルクリ−ナ28bが一対となっている洗浄装置28が上下移動可能に設けられている。第2研削室11dには、更に、第3搬送ロボット29が設置されており、洗浄/アンロ−ディングゾ−ン位置にあるバキュ−ムチャックテ−ブル25d上の積層体1のシリコン基板研削面を吸着し、第1研磨室11c内にある第3インデックステ−ブル34上のロ−ディングゾ−ンを形成するバキュ−ムチャックテ−ブル35a上へと搬送する。
第1研磨室11cは、積層体1のシリコン基板研削面を研磨する部室である。第1研磨室11cには、第4搬送ロボット33、第3インデックステ−ブル34、第3インデックステ−ブルを軸承し、図示されていないエンコ−ダの指示により時計廻り方向に90度づつ回転するか、時計廻り方向に90度、90度、−270度、90度回転する回転軸34a、この第3インデックステ−ブル34の回転軸34aを中心に同心円状に4箇所に配置されたバキュ−ムチャックテ−ブル35a,35b,35c,35dを備え、35aは積層体1のロ−ディングゾ−ンを、35bは積層体1の粗研磨ゾ−ンを、35cは積層体1の仕上研磨ゾ−ンを、35dは積層体1の洗浄/アンロ−ディングゾ−ンを形成する。既述したように第2研削室11bに在る第3搬送ロボット29が吸着ア−ムで第2研削室の洗浄/アンロ−ディングゾ−ンに在るバキュ−ムチャック25d上の積層体1のシリコン基板研削面を吸着し、第1研磨室11cのロ−ディングゾ−ン35aへと搬送する。
粗研磨ゾ−ンを形成するバキュ−ムチャックテ−ブル35b頭上には、半導体基板直径の1.15〜1.3倍の直径を有する研磨パッドを回転軸に軸承させた研磨ヘッド36が積層体のシリコン基板面全面を覆うよう、かつ、研磨パッドを半導体基板中心に向けて50〜75mm前後揺動可能並びに上下移動可能に設けられている。仕上研磨ゾ−ンを形成するバキュ−ムチャックテ−ブル35c頭上にも、半導体基板直径の1.15〜1.3倍の直径を有する研磨パッドを回転軸に軸承させた研磨ヘッド37が積層体のシリコン基板面全面を覆うよう、かつ、研磨パッドを半導体基板中心に向けて50〜75mm前後揺動可能並びに上下移動可能に設けられている。さらに、バキュ−ムチャックテ−ブル35d頭上にも、前記構造の基板洗浄機器38aとバキュ−ムチャックテ−ブルクリ−ナ38bが一対となっている洗浄装置38が上下移動可能に設けられている。第1研磨室11cの前記第4搬送ロボット33は、洗浄/アンロ−ディングゾ−ン位置にあるバキュ−ムチャックテ−ブル35d上の積層体1のシリコン基板研磨面を吸着し、第2研磨室11d内にある第4インデックステ−ブル44上のロ−ディングゾ−ンを形成するバキュ−ムチャックテ−ブル45a上へと搬送する。
第2研磨室11dも、積層体1のシリコン基板研削面を研磨する部室である。第2研磨室11dには、第5搬送ロボット43、第4インデックステ−ブル44、第4インデックステ−ブルを軸承し、図示されていないエンコ−ダの指示により時計廻り方向に90度づつ回転するか、時計廻り方向に90度、90度、−270度、90度回転する回転軸44a、この第4インデックステ−ブル44の回転軸44aを中心に同心円状に4箇所に配置されたバキュ−ムチャックテ−ブル45a,45b,45c,45dを備え、45aは積層体1のロ−ディングゾ−ンを、45bは積層体1の粗研磨ゾ−ンを、45cは積層体1の仕上研磨ゾ−ンを、45dは積層体1の洗浄/アンロ−ディングゾ−ンを形成する。前記第4搬送ロボット43は、洗浄/アンロ−ディングゾ−ンに在るバキュ−ムチャック45d上の積層体1のシリコン基板研磨面を吸着し、第2研磨室外にある積層体収納カセット52へと搬送する。
粗研磨ゾ−ンを形成するバキュ−ムチャックテ−ブル45b頭上には、半導体基板直径の1.15〜1.3倍の直径を有する研磨パッドを回転軸に軸承させた研磨ヘッド46が積層体のシリコン基板面全面を覆うよう、かつ、研磨パッドを半導体基板中心に向けて50〜75mm前後揺動可能並びに上下移動可能に設けられている。仕上研磨ゾ−ンを形成するバキュ−ムチャックテ−ブル45c頭上にも、半導体基板直径の1.15〜1.3倍の直径を有する研磨パッドを回転軸に軸承させた研磨ヘッド47が積層体のシリコン基板面全面を覆うよう、かつ、研磨パッドを半導体基板中心に向けて50〜75mm前後揺動可能並びに上下移動可能に設けられている。さらに、バキュ−ムチャックテ−ブル45d頭上にも、前記構造の基板洗浄機器48aとバキュ−ムチャックテ−ブルクリ−ナ48bが一対となっている洗浄装置48が上下移動可能に設けられている。
積層体収納カセット52は、温水剥離装置100内に貯槽された温水中に搬送、浸漬され、そこで、積層体収納カセット52に超音波振動が付加され、温水溶解性粘着剤の溶解が行われ、半導体基板が支持プレ−トから分離する。
図3は、第1研磨室11cに在る研磨ヘッド36と第3インデックステ−ブル34との位置関係を示す研磨装置の正面部分断面図である。
図3に示す研磨ヘッド37において、円盤状支持体61の表面に研磨布62を貼付した円板状研磨パッド(上定盤)60は、その研磨面62aを第3インデックステ−ブル35上に存在する仕上研磨ゾ−ンに在るバキュ−ムチャックテ−ブル35c上の積層体1の全面を覆うように備えられている。この研磨ヘッド37は中空スピンドル(回転軸)63に軸承されている。研磨剤は、ポンプPにより配管64、ロ−タリ−ジョイント65を経て中空スピンドル63内に設けられた管66へと供給されて前記研磨パッドの研磨布62を湿潤する。研磨ヘッド36の中空スピンドル63は、取り付けフレ−ム70に支持され、この取り付けフレ−ムは更にボ−ルネジ75の途中に設けられた螺合スライダ−71に支持され、螺合スライダ−71はボ−ルネジ75がサ−ボモ−タM2の回転駆動を受けてガイドレ−ル72上を前後方向に移動可能となっており、研磨ヘッド37を積層体1の中心方向に揺動できる。また、エア−シリンダ−79は、研磨ヘッド37を上下方向へ移動させる。
中空スピンドル63は、原動機M1、プ−リ−77、ギア−76,78などを備えた回転駆動装置により、所定の回転数、例えば10〜180min−1で回転可能である。
中空スピンドル63の内室と研磨剤供給管66の間の空間68にはロ−タリ−ジョイント65に接続された管66を経由して図示されていないコンプレッサ−より加圧空気が供給される。また、図示されていない真空ポンプにより空間68内の気体は排気される。
研磨布62の直径は、研磨加工される半導体基板直径の1.15〜1.3倍の直径を有し、研磨パッド60を半導体基板中心に向けて50〜75mm前後揺動させながら研磨を行っている際、研磨パッド面は積層体のシリコン基板面全面を覆って研磨を行うことが可能である。研磨パッドの前後揺動回数は、1〜20回/分で充分である。また、揺動速度は80〜200cm/分でよい。
研磨布62の素材としては、ポリウレタンフォ−ムシ−トや、ポリアミド繊維を不織布状に加工し、これをウレタンプレポリマ−で固めたシ−ト状物などが用いられる。
研磨剤は、被研磨物の基板の種類により異なるが、シリコン基板にはコロイダルシリカ系スラリ−、ガラス基板にはセリア系研磨剤スラリ−、サファイア基板には、アルミナ系スラリ−とダイヤモンド系スラリ−が好ましい。
図3に示す第3インデックステ−ブル34において、積層体1を載置するバキュ−ムチャックテ−ブル35c,35dは、ポ−ラスセラミック板80または穿孔80aされた吸着板80を中空スピンドル81で軸承し、この中空スピンドルに気体供給管82をロ−タリ−ジョイント83を介して内蔵、および、液体供給管84をロ−タリ−ジョイント85を介して内蔵させている。気体供給管82の先は三方コック86を介し、真空ポンプとコンプレッサに接続されている。液体供給管84の先は開閉コック87を介して液体ポンプに連結されている。
前記中空スピンドル81はサ−ボモ−タM4により回転駆動される。バキュ−ムチャックテ−ブル35a,35b一対は、第3インデックステ−ブル34の回転軸34a(85)に対して対称に支持されている。回転軸34aはサ−ボモ−タM3により90度、または−270度回転駆動される。
第3インデックステ−ブル34を軸承するスピンドル軸34a(85)をサ−ボモ−タM3により90度時計回り方向に回転させるとロ−ディングゾ−ンに在るバキュ−ムチャックテ−ブル35aは、第1研磨ゾ−ンに在るバキュ−ムチャックテ−ブル35b位置へと移動し、粗研磨ゾ−ンに在るバキュ−ムチャックテ−ブル35bは、仕上研磨ゾ−ンに在るバキュ−ムチャックテ−ブル35c位置へと移動し、仕上研磨ゾ−ンに在るバキュ−ムチャックテ−ブル35cは、洗浄/アンロ−ディングゾ−ンに在るバキュ−ムチャックテ−ブル35d位置へと移動しする。また、第3インデックステ−ブル34を軸承するスピンドル軸34aをサ−ボモ−タM3により90度時計逆回り方向に回転させると第2研磨ゾ−ンに在るバキュ−ムチャックテ−ブル35cは、洗浄/アンロ−ディングゾ−ンに在るバキュ−ムチャックテ−ブル35d位置へと移動する。洗浄装置38は、基板洗浄ブラシ器38a、セラミック棹製チャッククリ−ナ38b、シャフト(中空スピンドル)昇降機構38c、ユニット昇降機構38d、洗浄液が通過する中空スピンドル38e、シャフト回転モ−タ38fを備える。
図4に示す温水剥離装置100において、温水槽101はその外側壁を発泡樹脂よりなる断熱材外殻で被覆されている。温水槽101の底壁には積層体1を15枚収納する収納カセット52を収納する支持台102および超音波発信器103,104が設けられている。温水槽101の内側には60〜90℃の恒温の温水が温水供給管105を経由してポンプPにより供給され、また、温水槽101の側壁の下方部には温水溶解粘着剤が溶解した温水を排水する排水管106が設けられている。温水を60〜90℃の恒温に保つため、モ−タM5により回転駆動される攪拌翼109、加熱ヒ−タ107および温度計108が温水中に埋没される。必要により温水槽101の上方開放部には断熱蓋が被覆される。
図3に示される半導体基板の薄肉化加工装置10および温水剥離装置100を用い、半導体基板2aを極薄化させる工程は、次ぎのように行われる。
温水溶解性粘着剤3を用いて半導体基板2の直径より1〜5mm大きい直径を有する1枚の厚み100μmのガラス製支持プレ−ト4の表裏面に接着して半導体基板/支持プレ−ト/半導体基板の積層体と成した積層体1を15枚収納する収納カセット12から積層体一枚を第1研削室11aに在る第1搬送ロボット13の吸着ア−ムで吸着し、第1研削室内の第1インデックステ−ブル14のロ−ディングゾ−ンに在るバキュ−ムチャックテ−ブル15a上へと搬入し、バキュ−ムを作用させて積層体1をバキュ−ムチャックテ−ブル15aに固定する。
第1インデックステ−ブル14を90度時計廻り方向に回動させ、積層体1を粗研削ゾ−ン15b位置へと移動させる。
その位置で、バキュ−ムチャックテ−ブル15bを回転させつつ、粗研削ヘッド16の回転しているカップホイ−ル型ダイヤモンド砥石を下降させて積層体1に接触させ、摺擦させつつ、ダウンフィ−ドを行い、目標とする研削取り代の85〜98%を研削する。研削中、積層体表面には、研削液が供給される。
粗研削が終了した後、粗研削ヘッドを上昇させ、カップホイ−ル型ダイヤモンド砥石の回転を止めるとともに、研削液の供給、バキュ−ムチャックテ−ブル15bの回転を止める。
第1インデックステ−ブル14を90度時計廻り方向に回動させ、積層体1を仕上研削ゾ−ン15c位置へと移動させる。
その位置で、バキュ−ムチャックテ−ブル15cを回転させつつ、仕上研削ヘッド16の回転しているカップホイ−ル型ダイヤモンド砥石を下降させて積層体1に接触させ、摺擦させつつ、ダウンフィ−ドを行い、目標とする研削取り代の残り分を研削する。研削中、積層体表面には、研削液が供給される。
仕上研削が終了した後、仕上研削ヘッドを上昇させ、カップホイ−ル型ダイヤモンド砥石の回転を止めるとともに、研削液の供給、バキュ−ムチャックテ−ブル15cの回転を止める。
第1インデックステ−ブル14を90度または−270度時計廻り方向に回動させ、積層体1を洗浄/アンロ−ディングゾ−ン15d位置へと移動させる。
洗浄/アンロ−ディングゾ−ン位置に在るバキュ−ムチャックテ−ブル15dを回転させつつ、積層体1の研削面に洗浄液(純水)を供給しながら基板洗浄機器18aを下降させ、積層体1の研削面をブラシ洗浄し、然る後、基板洗浄機器18aを上昇させ、バキュ−ムチャックテ−ブル15dの回転によるスピン乾燥を行う。積層体の研削面の乾燥後、バキュ−ムチャックテ−ブル15dの回転を止め、バキュ−ムを止め、積層体の背面側に圧空を吹き付けバキュ−ムチャックテ−ブル15dからの積層体の剥離を容易とする。
第2研削室11bに在る第2搬送ロボット23の吸着ア−ムで洗浄/アンロ−ディングゾ−ン15d位置に在る積層体の研削面を吸着し、途中で吸着ア−ムを反転させた後、第2研削室11b内の第2インデックステ−ブル24のロ−ディングゾ−ンに在るバキュ−ムチャックテ−ブル25a上へと搬送し、積層体1の未研削面が上方となるよう載置させる。
積層体1が搬送された後、洗浄/アンロ−ディングゾ−ン位置に在るバキュ−ムチャックテ−ブル15dを回転させ、セラミック製チャッククリ−ナ18bを回転させつつ下降させてバキュ−ムチャックテ−ブル15d面を摺擦しつつ、洗浄液も供給する。バキュ−ムチャックテ−ブル15d面の洗浄が終了したら、セラミック製チャッククリ−ナ18bを上昇させ、しかる後、バキュ−ムチャックテ−ブル15dの回転を止める。
ついで、第1インデックステ−ブル14を90度時計廻り方向に回動させ、バキュ−ムチャックテ−ブルをロ−ディングゾ−ン15a位置へと戻す。
前述の第1インデックステ−ブル14が90度または−270度時計廻り方向に回動させられた後、第1インデックステ−ブル14上の各チャックテ−ブル15a,15b,15c,15d上では前述の新しい積層体1の搬入、研削加工、洗浄、第2研削室への研削積層体の搬送が成され、平坦化装置1台における単位時間当りの積層体の平坦化加工枚数を増加させる。
片面が研削された積層体が搬入された第2研削室11bにおいても、第1研削室11a
と同様に積層体の半導体基板2a面を極薄化させる工程が次ぎのように行われる。
と同様に積層体の半導体基板2a面を極薄化させる工程が次ぎのように行われる。
第2研削室11bに在る第2搬送ロボット23の吸着ア−ムで吸着し、第2インデックステ−ブル24のロ−ディングゾ−ンに在るバキュ−ムチャックテ−ブル25a上へと搬入され、バキュ−ムを作用させて積層体1をバキュ−ムチャックテ−ブル25aに固定する。
第2インデックステ−ブル24を90度時計廻り方向に回動させ、積層体1を粗研削ゾ−ン25b位置へと移動させる。
その位置で、バキュ−ムチャックテ−ブル25bを回転させつつ、粗研削ヘッド26の回転しているカップホイ−ル型ダイヤモンド砥石を下降させて積層体1に接触させ、摺擦させつつ、ダウンフィ−ドを行い、目標とする研削取り代の85〜98%を研削する。研削中、積層体表面には、研削液が供給される。
粗研削が終了した後、粗研削ヘッドを上昇させ、カップホイ−ル型ダイヤモンド砥石の回転を止めるとともに、研削液の供給、バキュ−ムチャックテ−ブル25bの回転を止める。
第2インデックステ−ブル24を90度時計廻り方向に回動させ、積層体1を仕上研削ゾ−ン25c位置へと移動させる。
その位置で、バキュ−ムチャックテ−ブル25cを回転させつつ、仕上研削ヘッド26の回転しているカップホイ−ル型ダイヤモンド砥石を下降させて積層体1に接触させ、摺擦させつつ、ダウンフィ−ドを行い、目標とする研削取り代の残り分を研削する。研削中、積層体表面には、研削液が供給される。
仕上研削が終了した後、仕上研削ヘッドを上昇させ、カップホイ−ル型ダイヤモンド砥石の回転を止めるとともに、研削液の供給、バキュ−ムチャックテ−ブル25cの回転を止める。
第2インデックステ−ブル24を90度または−270度時計廻り方向に回動させ、積層体1を洗浄/アンロ−ディングゾ−ン25d位置へと移動させる。
洗浄/アンロ−ディングゾ−ン位置に在るバキュ−ムチャックテ−ブル25dを回転させつつ、積層体1の研削面に洗浄液(純水)を供給しながら基板洗浄機器28aを下降させ、積層体1の研削面をブラシ洗浄し、然る後、基板洗浄機器28aを上昇させ、バキュ−ムチャックテ−ブル25dの回転によるスピン乾燥を行う。積層体の研削面の乾燥後、バキュ−ムチャックテ−ブル25dの回転を止め、バキュ−ムを止め、積層体の背面側に圧空を吹き付けバキュ−ムチャックテ−ブル25dからの積層体1の剥離を容易とする。
第2研削室11bに在る第3搬送ロボット29の吸着ア−ムで洗浄/アンロ−ディングゾ−ン25d位置に在る両面が研削された積層体を吸着し、第1研磨室11c内の第3インデックステ−ブル34のロ−ディングゾ−ンに在るバキュ−ムチャックテ−ブル35a上へと搬送し、載置させる。
積層体1が搬送された後、洗浄/アンロ−ディングゾ−ン位置に在るバキュ−ムチャックテ−ブル25dを回転させ、セラミック製チャッククリ−ナ28bを回転させつつ下降させてバキュ−ムチャックテ−ブル25d面を摺擦しつつ、洗浄液も供給する。バキュ−ムチャックテ−ブル25d面の洗浄が終了したら、セラミック製チャッククリ−ナ28bを上昇させ、しかる後、バキュ−ムチャックテ−ブル25dの回転を止める。
ついで、第2インデックステ−ブル24を90度時計廻り方向に回動させ、バキュ−ムチャックテ−ブルをロ−ディングゾ−ン25a位置へと戻す。
前述の第2インデックステ−ブル24が90度または−270度時計廻り方向に回動させられた後、第2インデックステ−ブル24上の各チャックテ−ブル25a,25b,25c,25d上では前述の新しい片面が研削された積層体1の搬入、研削加工、洗浄、第1研磨室への両面研削積層体1の搬送が成され、平坦化装置1台における単位時間当りの積層体の平坦化加工枚数を増加させる。
両面研削積層体1が搬入された第1研磨室11cにおいては、研削傷や条痕跡を研磨により取り去り、研削面を鏡面化する平坦化が行われる。研磨取り代は、研削に用いられたダイヤモンド砥石の種類にも依るが、2〜10μmで充分である。積層体1の半導体基板研削面2aを鏡面化させる平坦化工程は、次ぎのように行われる。
第2研削室11bに在る第3搬送ロボット29により第1研磨室の第3インデックステ−ブル34のロ−ディングゾ−ンに在るバキュ−ムチャックテ−ブル35a上へと搬入された積層体1は、バキュ−ムを作用させることにより積層体1をバキュ−ムチャックテ−ブル35aに固定される。
第3インデックステ−ブル34を90度時計廻り方向に回動させ、積層体1を粗研磨ゾ−ン35b位置へと移動させる。
その位置で、バキュ−ムチャックテ−ブル35bを回転させつつ、粗研磨ヘッド36の回転している研磨パッド60を下降させて積層体1に接触、摺擦、揺動させ目標とする研磨取り代の85〜99%を研磨する。シリコン基板面を研磨中、シリコン基板面には、研磨液が研磨布面を経由して供給される。
粗研磨が終了した後、研磨ヘッド36を上昇させ、ついで、研磨ヘッドの回転を止めるとともに、研磨液の供給、バキュ−ムチャックテ−ブル35bの回転を止める。
第3インデックステ−ブル34を90度時計廻り方向に回動させ、積層体1を仕上研磨ゾ−ン35c位置へと移動させる。
その位置で、バキュ−ムチャックテ−ブル35cを回転させつつ、仕上研磨ヘッド37の回転している研磨パッドを下降させて積層体1に接触、摺擦、揺動させ、目標とする研磨取り代の残り分を研磨する。研磨中、積層体のシリコン基板面には、研磨液が研磨布面を経由して供給される。
仕上研磨が終了した後、仕上研磨ヘッドを上昇させ、ついで、研磨ヘッドの回転を止めるとともに、研磨液の供給、バキュ−ムチャックテ−ブル35cの回転を止める。
第3インデックステ−ブル34を90度または−270度時計廻り方向に回動させ、積層体1を洗浄/アンロ−ディングゾ−ン35d位置へと移動させる。
洗浄/アンロ−ディングゾ−ン位置に在るバキュ−ムチャックテ−ブル35dを回転させつつ、積層体1の研削面に洗浄液(純水)を供給しながら基板洗浄機器38aを下降させ、積層体1の研磨面をブラシ洗浄し、然る後、基板洗浄機器38aを上昇させ、バキュ−ムチャックテ−ブル35dの回転によるスピン乾燥を行う。積層体の研磨面の乾燥後、バキュ−ムチャックテ−ブル35dの回転を止め、バキュ−ムを止め、積層体の背面側に圧空を吹き付けバキュ−ムチャックテ−ブル35dからの積層体1の剥離を容易とする。
第1研磨室11cに在る第4搬送ロボット33の吸着ア−ムで洗浄/アンロ−ディングゾ−ン35d位置に在る片面が研磨された積層体を吸着し、途中で積層体1を反転させた後、第2研磨室11d内の第4インデックステ−ブル44のロ−ディングゾ−ンに在るバキュ−ムチャックテ−ブル45a上へと搬送し、載置させる。
積層体1が搬送された後、洗浄/アンロ−ディングゾ−ン位置に在るバキュ−ムチャックテ−ブル35dを回転させ、セラミック製チャッククリ−ナ38bを回転させつつ下降させてバキュ−ムチャックテ−ブル35d面を摺擦しつつ、洗浄液も供給する。バキュ−ムチャックテ−ブル35d面の洗浄が終了したら、セラミック製チャッククリ−ナ38bを上昇させ、しかる後、バキュ−ムチャックテ−ブル35dの回転を止める。
ついで、第3インデックステ−ブル34を90度時計廻り方向に回動させ、バキュ−ムチャックテ−ブルをロ−ディングゾ−ン35a位置へと戻す。
前述の第3インデックステ−ブル34が90度または−270度時計廻り方向に回動させられた後、第3インデックステ−ブル34上の各チャックテ−ブル35a,35b,35c,35d上では前述の新しい両面が研削された積層体1の搬入、研磨加工、洗浄、第2研磨室への片面研磨積層体1の搬送が成され、平坦化装置1台における単位時間当りの積層体の平坦化加工枚数を増加させる。
第2研磨室11dは、第1研磨室11cで研磨された積層体1の研磨面とは反対の積層体のシリコン基板面を研磨する部室である。第2研磨室11dにも第1研磨室11cと同様に、第5搬送ロボット43、第4インデックステ−ブル44、第4インデックステ−ブルを軸承し、図示されていないエンコ−ダの指示により時計廻り方向に90度づつ回転するか、時計廻り方向に90度、90度、−270度、90度回転する回転軸44a、この第4インデックステ−ブル44の回転軸44aを中心に同心円状に4箇所に配置されたバキュ−ムチャックテ−ブル45a,45b,45c,45dを備え、45aは積層体1のロ−ディングゾ−ンを、45bは積層体1の粗研磨ゾ−ンを、45cは積層体1の仕上研磨ゾ−ンを、45dは積層体1の洗浄/アンロ−ディングゾ−ンを形成する。前記ロ−ディングゾ−ン45a上には、第1研磨室11cに在る第4搬送ロボット33が吸着ア−ムで第1研磨室の洗浄/アンロ−ディングゾ−ンに在るバキュ−ムチャック35d上の積層体1のシリコン基板研磨面を吸着し、積層体1が第4研磨室のロ−ディングゾ−ン45aへと搬送される。
粗研磨ゾ−ン45b頭上にも粗研磨ヘッド46が回転、上下移動、前後移動可能に設けられている。仕上研磨ゾ−ン45c頭上にも仕上研磨ヘッド47が回転、上下移動、前後移動可能に設けられている。また、バキュ−ムチャックテ−ブル45d頭上にも、特開2005−44874号公報に構造が開示される基板洗浄機器48aとバキュ−ムチャックテ−ブルクリ−ナ48bが一対となっている洗浄装置48が上下移動可能に設けられている。
粗研磨ゾ−ンを形成するバキュ−ムチャックテ−ブル45b頭上には、半導体基板直径の1.15〜1.3倍の直径を有する研磨パッドを回転軸に軸承させた研磨ヘッド46が積層体のシリコン基板面全面を覆うよう、かつ、研磨パッドを半導体基板中心に向けて50〜75mm前後揺動可能並びに上下移動可能に設けられている。仕上研磨ゾ−ンを形成するバキュ−ムチャックテ−ブル45c頭上にも、半導体基板直径の1.15〜1.3倍の直径を有する研磨パッドを回転軸に軸承させた研磨ヘッド47が積層体のシリコン基板面全面を覆うよう、かつ、研磨パッドを半導体基板中心に向けて50〜75mm前後揺動可能並びに上下移動可能に設けられている。さらに、バキュ−ムチャックテ−ブル45d頭上にも、前記構造の基板洗浄機器38aとバキュ−ムチャックテ−ブルクリ−ナ38bが一対となっている洗浄装置48が上下移動可能に設けられている。第2研磨室11dのには、前記第5搬送ロボット43が設置されており、洗浄/アンロ−ディングゾ−ン位置にあるバキュ−ムチャックテ−ブル45d上の積層体1のシリコン基板研磨面を吸着し、室外にある積層体収納カセット52へと搬送する。
積層体収納カセット52は、温水剥離装置100内に貯槽された60〜90℃の恒温温水中に搬送、浸漬され、そこで、積層体収納カセット52に20〜150KHzの超音波振動が付加され、温水溶解性粘着剤3の溶解が2〜5分程度で行われ、半導体基板2,2が支持プレ−ト4から分離する。超音波発信装置103,104は、20〜50KHzの低周波数音波と80〜150KHzの高周波数音波を交互に発信させてもよいし、一方の超音波発信装置103を20〜50KHzの低周波数音波に設定し、他方の超音波発信装置104を80〜150KHzの高周波数音波に設定し、同時に低周波数音波と高周波数音波を照射させてもよい。
本発明の半導体基板の平坦化方法を実施するにおいて、予め半導体基板の切断ストリ−ト面に先にダイサ−刃またはレ−ザ−光で切り溝を施しておき、しかる後に積層、研削、研磨を行ってもよい。
本発明の半導体基板の平坦化方法は、半導体基板の電子回路面を温水溶解性粘着剤を用いて剛体製支持プレ−ト表裏面に接着して半導体基板/温水溶解性粘着剤/支持プレ−ト/温水溶解性粘着剤/半導体基板の積層体を形成し、然る後に積層体表裏面を研削・研磨加工して基板の厚みを減少化できるので、半導体基板保護粘着剤テ−プの使用量が半減する。また、温水溶解性粘着剤を用いるので、従来の支持プレ−トから薄肉化された半導体基板を別の剥離用粘着剤テ−プを用いて引き剥がす方法と比較して薄肉化された半導体基板に引き剥がし時の応力がかかることがないので、極薄半導体基板の破損の機会がない。また、温水によるアニ−リング効果により加工時の熱ストレスが極薄半導体基板から開放され、反りの小さい極薄半導体基板を得ることができる。
1 積層体
2 半導体基板
3 温水溶解性粘着剤
4 支持プレ−ト
10 薄肉化加工装置
100 温水剥離装置
2 半導体基板
3 温水溶解性粘着剤
4 支持プレ−ト
10 薄肉化加工装置
100 温水剥離装置
Claims (3)
- 一対の半導体基板の電子回路面を60〜90℃の温水で溶解する温水溶解性粘着剤を用いて前記半導体基板の直径より大きい直径を有する1枚の剛体製支持プレ−ト表裏面に接着して半導体基板/温水溶解性粘着剤/支持プレ−ト/温水溶解性粘着剤/半導体基板の積層体を形成し、この積層体の表裏面のシリコン基板面を研削し、洗浄後、次いで、研削面を研磨加工して研削面を鏡面化し、研磨面を洗浄後、研削・研磨加工された積層体を60〜90℃の温水中に浸漬し、温水溶解性粘着剤を溶解させて2枚の厚み20〜50μmの半導体基板と1枚の剛体製支持プレ−トに分離させることを特徴とする、半導体基板の平坦化方法。
- 請求項1に記載の半導体基板の平坦化方法において、前記研削・研磨加工された積層体を60〜90℃の温水中に浸漬して温水溶解性粘着剤を溶解させる工程が積層体に超音波を照射しながら行うことを特徴とする平坦化方法。
- 請求項1に記載の半導体基板の平坦化方法において、積層体のシリコン基板面の研磨加工が、積層体を回転軸に軸承されたチャックに吸着させ、半導体基板直径の1.15〜1.3倍の直径を有する研磨パッドを用い、積層体のシリコン基板面全面を覆うよう、かつ、研磨パッドを半導体基板中心に向けて50〜75mm前後揺動させながら研磨を行うことを特徴とする平坦化方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006013458A JP2007194533A (ja) | 2006-01-23 | 2006-01-23 | 半導体基板の平坦化方法 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010030807A (ja) * | 2008-07-25 | 2010-02-12 | Furukawa Electric Co Ltd:The | ガラス基板の製造方法 |
JP2012169363A (ja) * | 2011-02-10 | 2012-09-06 | Saitama Univ | 基板加工方法 |
-
2006
- 2006-01-23 JP JP2006013458A patent/JP2007194533A/ja active Pending
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