JP2007194032A - 電池ホルダの接点端子構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】接点端子の製造性悪化を招くことなく電池接点端子の小型化を図ることができ、しかも電池ホルダにチップマウンタ吸着面を設けても電池ホルダの大型化を抑制することができる電池ホルダの接点端子構造を提供する。
【解決手段】電池ホルダ1には、ボタン電池2との電気接点箇所となる電池ターミナル6が設けられている。電池ターミナル6は−側接点端子7及び+側接点端子8から成り、このうち、+側接点端子8はコイル式のバネ部材13が用いられている。このコイル式のバネ部材13の上面には、チップマウンタ吸着面14が設けられている。
【選択図】図1
【解決手段】電池ホルダ1には、ボタン電池2との電気接点箇所となる電池ターミナル6が設けられている。電池ターミナル6は−側接点端子7及び+側接点端子8から成り、このうち、+側接点端子8はコイル式のバネ部材13が用いられている。このコイル式のバネ部材13の上面には、チップマウンタ吸着面14が設けられている。
【選択図】図1
Description
本発明は、電池が電池ホルダに収容された際に、その電池と電気的に接触する接点端子を備えた電池ホルダの接点端子構造に関する。
従来、電池を電源として作動する機器においては、電池の取付先として電池ホルダが設けられ、この種の電池ホルダの例が例えば特許文献1,2に開示されている。このような電池ホルダには、電池との間の電気接点箇所として電池ターミナルが設けられている。この電池ターミナルは、+側接点端子及び−側接点端子の一対の電気端子から成るとともに、両持ち梁や片持ち梁の構造で基板に取付固定されている。
特開2005−158582号公報
特開2005−216719号公報
ここで、電池ターミナルが両持ち梁や片持ち梁の構造の場合、電池ターミナルは電池を保持する関係上、ある程度のたわみを持たせる必要があり、基板上に電池ターミナルを配置する場合、基板上にはそのたわみ量の分だけの配置スペースを要していた。そこで、電池ホルダ(電池ターミナル)の小型化を図るために、電池ターミナルを例えばたわみ量の少ない(即ち、接圧の高い)ものにして電池ターミナルを省スペース化し、それにより電池ターミナルの小型化を図る試みも考えられる。
しかし、電池ターミナルをたわみ量の少ないものにしようとすると、電池ターミナルで電池を保持する関係上、電池ターミナルに硬い材料を使用する必要が出てくる。よって、この種の硬い材料のものを、ある形状に仕上げる加工作業は困難性が高いことから、電池ターミナルをたわみ量の少ないものとした場合には、電池ターミナルの製造性に悪化を来すことになる。
また、基板に各種素子を実装するために、基板上にチップマウンタの吸着面を設けたい場合がある。しかし、基板にチップマウンタ吸着面を設けると、その分だけ基板サイズが大きくなり、ひいては電池ターミナルの大型化を招く問題が生じる。よって、接点端子の製造性悪化を招くことなく、電池ターミナル(電池ホルダ)の小型化を図りたい要望があった。
本発明の目的は、接点端子の製造性悪化を招くことなく電池接点端子の小型化を図ることができ、しかも電池ホルダにチップマウンタ吸着面を設けても電池ホルダの大型化を抑制することができる電池ホルダの接点端子構造を提供することにある。
前記問題点を解決するために、本発明によれば、電池が電池ホルダに収容された際に、当該電池と電気的に接触する接点端子を備えた電池ホルダの接点端子構造において、前記電池が接触する接触部位として伸縮可能な伸縮式バネ部材と、当該伸縮式バネ部材を支持する端子本体と、前記伸縮式バネ部材の上面位置に位置し、表面にチップマウンタの吸着面を有する吸着部とを備えたことを要旨とする。
この構成によれば、接点端子に伸縮式バネ部材を用いたので、この種の伸縮式バネ部材には、サイズが小さくなっても充分な付勢力を持つ特性があるため、小サイズの接点端子を用いても、接点端子に伸縮式バネ部材を用いれば、接点端子による充分な電池保持力は確保される。また、この種の伸縮式バネ部材は、接点端子の小型化を狙って小サイズとしても、接点端子の製造性が困難製造に関する困難性は大きく高まることはなく、接点端子の製造性についても確保される。更に、伸縮式バネ部材の上面位置にチップマウンタの吸着部を設けたので、基板上に存在する配置スペースを伸縮式バネ部材とチップマウンタ吸着面とで共用することになる。従って、電池ホルダにチップマウンタ吸着面を設けたとしても、電池ホルダが大型化せずに済む。
本発明によれば、前記伸縮式バネ部材は、蛇腹形状を成していることを要旨とする。
この構成によれば、電気接点端子を例えばプレス工程等で一体成型することが可能となり、電気接点端子の製造コスト抑制に効果が高い。
この構成によれば、電気接点端子を例えばプレス工程等で一体成型することが可能となり、電気接点端子の製造コスト抑制に効果が高い。
本発明によれば、前記端子本体に設けられた自身を支える支持部は、前記吸着部が延出する方向と同方向をとり、当該吸着部との間で前記伸縮式バネ部材を囲んだ取付状態をとることを要旨とする。
この構成によれば、チップマウンタの吸着部と、端子本体を支える支持部とが同じ方向に延びた状態となることから、支持部が伸縮式バネ部材の下面位置において伸縮式バネ部材と重なった取付状態をとることになり、接点端子ひいては電池ホルダの更なる小型化に寄与する。
本発明によれば、接点端子の製造性悪化を招くことなく電池接点端子の小型化を図ることができ、しかも電池ホルダにチップマウンタ吸着面を設けても電池ホルダの大型化を抑制することができる。
以下、本発明を具体化した電池ホルダの接点端子構造の一実施形態を図1〜図3に従って説明する。
図1に示すように、本例の電池ホルダ1は、ボタン電池2を収容するホルダであって、同ホルダの本体部として円環状の枠体3が設けられている。この枠体3は、例えば樹脂から成るとともに、ボタン電池2よりも大径に形成されている。枠体3の下部には、電池ホルダ1用の各種素子が実装された薄円板状の基板4が取着されている。枠体3と基板4とは、枠体3が基板4の外周部全域を支持する状態で、例えば接着剤などを用いて一体に固定されている。なお、ボタン電池2が電池に相当する。
図1に示すように、本例の電池ホルダ1は、ボタン電池2を収容するホルダであって、同ホルダの本体部として円環状の枠体3が設けられている。この枠体3は、例えば樹脂から成るとともに、ボタン電池2よりも大径に形成されている。枠体3の下部には、電池ホルダ1用の各種素子が実装された薄円板状の基板4が取着されている。枠体3と基板4とは、枠体3が基板4の外周部全域を支持する状態で、例えば接着剤などを用いて一体に固定されている。なお、ボタン電池2が電池に相当する。
枠体3は円環状を成していることから、枠体3の内周部には、枠体3の内周面と基板4の表面に囲まれることによって空間ができた状態となっている。本例においては、この空間が電池ホルダ1に関する各種部品の収容スペース5として使用されている。
この収容スペース5には、ボタン電池2の電気接点端子として電池ターミナル6が設けられている。電池ターミナル6は、ボタン電池2の−端子と接触する−側接点端子7と、ボタン電池2の+端子と接触する+側接点端子8とから成る。−側接点端子7及び+側接点端子8は、チップマウンタにより基板4に半田付け固定されている。なお、+側接点端子8が接点端子に相当する。
本例においてボタン電池2は底面が−端子であることから、ボタン電池2を電池ホルダ1に収容した際には、電池ホルダ1の−端子は基板4と対向した状態となる。よって、本例の−側接点端子7は、基板4上において収容状態のボタン電池2の底面と対向する位置、つまり基板4の中心部寄りの位置に配置されている。−側接点端子7は、ボタン電池2の底面を広域に支持すべく略十字形状を成すとともに、例えば鉄や銅などの材質からなっている。また、本例においてボタン電池2は外周面(側面)が+端子である。このため、+側接点端子8は、ボタン電池2の側面と対向する位置、つまり基板4上において径方向外側寄りの位置に配置されている。
+側接点端子8には、1枚の金属板を略コ字形状に折り曲げることによって形成された固定片9が設けられている。この固定片9は、基板4に対して略90度で立設した側壁10と、この側壁10の下端から基板4の内径方向(図1の矢印A方向)に延出する底壁11と、側壁10の上端から基板4の内径方向に延出する上壁12とが形成されている。+側接点端子8は、固定片9の底壁11の裏面を基板4に半田付けすることによって基板4に取付固定されている。なお、側壁10が端子本体を構成し、底壁11が端子本体及び支持部を構成する。また、上壁12が吸着部に相当する。
固定片9の側壁10には、基板4の径方向に沿って伸縮可能な金属製コイル式のバネ部材13が取り付けられている。このバネ部材13は、電池ホルダ1に収容されたボタン電池2と電気的に接触する接触部位であって、一端(図1の右端)が例えば半田などによって側壁10の内面に固着され、他端(図1の左端)がボタン電池2の側面の+端子に接触する。+側接点端子8は、バネ部材13の付勢力により、電池ホルダ1に収容されたボタン電池2をその側面から保持する。
固定片9の底壁11及び上壁12は、底壁11がバネ部材13の下面に位置するとともに、上壁12がバネ部材13の上面に位置した取付状態となっている。このため、バネ部材13は、固定片9の底壁11、側壁10及び上壁12で囲まれた取付状態をとる。なお、バネ部材13が伸縮式バネ部材を構成する。
上壁12の上面には、この上面をチップマウンタの吸着スペースとすることにより、チップマウンタの吸着面(以下、チップマウンタ吸着面と記す)14が設けられている。チップマウンタ吸着面14は、バネ部材13の上面に配置された、つまり基板4の垂直方向(図1に示す矢印B方向)においてバネ部材13と重なった位置状態をとっている。なお、チップマウンタ吸着面14が吸着面に相当する。
収容スペース5には、平断面略三日月形状の電池支持枠15が収容されている。この電池支持枠15は、例えば樹脂から成るとともに、電池ホルダ1に収容状態のボタン電池2を支持する部品であって、複数のネジ16で基板4に組付可能である。電池支持枠15は、基板4側の面(図1の下面)が開口した状態をとり、その内部に+側接点端子8が収容された取付状態をとる。電池支持枠15の側壁には、+側接点端子8のバネ部材13を、電池支持枠15内から電池ホルダ1側に露出させる切欠部17が形成されている。
図2に示すように、収容スペース5には、電池支持枠15の刳り抜かれた平面略円形部分が電池収容部18として形成されている。電池収容部18は、その中心点Oaが基板の中心点Obからずれた位置となるように形成され、電池支持枠15の刳り抜き部位の内周面と枠体3の内周面とでボタン電池2を支持する。
さて、本例においては、+側接点端子8としてコイル式のバネ部材13を用いている。ところで、この種のバネ部材13は、サイズが小さくても充分な付勢力、つまり収容状態のボタン電池2を保持し得る保持力を持つものが多い。よって、+側接点端子8の小型化(省スペース化)を図るべく小サイズのバネ部材13を用いても、ボタン電池2を保持する観点からは大きな問題は生じない。
また、この種の小サイズのバネ部材13は、例えば両持ち梁や片持ち梁のバネを硬い材質で製造するよりも製造に関する困難性は低い。よって、+側接点端子8に小サイズのバネ部材13を用いたとしても、+側接点端子8の製造性が大きく悪化するような状況は発生し難い。よって、+側接点端子8にコイル式のバネ部材13を用いれば、+側接点端子8の製造性悪化を招くことなく、+側接点端子8(電池ターミナル6や電池ホルダ1)の小型化を図ることが可能となる。
更に、本例においては、バネ部材13の上面に上壁12を設け、その上面をチップマウンタ吸着面14とすることにより、バネ部材13の上面に存在するスペースを、チップマウンタの吸着スペースとして用いている。よって、基板4上にチップマウンタ用の新たな吸着スペースを用意する必要がなくなり、電池ターミナル6ひいては電池ホルダ1の更なる小型化が可能となる。
また、本例においては、チップマウンタ吸着面14がバネ部材13の基端に位置した状態となるため、チップマウンタ吸着面14の重みにより、+側接点端子8の重心が半田付け面側に位置した状態となる。このため、+側接点端子8をバネ部材13により構成したとしても、+側接点端子8の自立性が高まり、バネ部材13の先端から+側接点端子8が倒れるような状況になり難い。よって、+側接点端子8が基板4から剥がれる状況も生じ難くなる。
また、バネ部材13はバネを多めに巻いたりすることで巻き方に特徴を持たせれば、バネ部材13の自立性が高まり、バネ部材13の先端が自重で下方に傾くなどの問題は生じ難くなる。よって、バネ部材13に自立用の別の部品を設ける必要がなくなり、+側接点端子8の形状が複雑化することがなく、このことも+側接点端子8を基板4から剥がれ難くすることに効果が高い。
また、+側接点端子8は、コイル式のバネ部材13を用いたものに限らず、図3に示す蛇腹式のバネ部材19を用いた形状でもよい。この蛇腹式のバネ部材19は、板材を複数回折り返した形状を成すものであって、本例においては左右方向(基板4の表面に沿う屈曲方向:図3の矢印C方向)に複数回折り返された形状を成している。+側接点端子8は、鉄や銅などを材質とした1枚の金属板をプレス成型することで、バネ部材19と固定片9とが一体成型されている。なお、バネ部材19が伸縮式バネ部材を構成する。
このように、+側接点端子8に蛇腹式のバネ部材19を用いれば、+側接点端子がプレス成型で一体成型可能となるため、+側接点端子8を簡単或いは安価に製造することが可能となる。また、蛇腹式のバネ部材19は、その先端が平面形状をとることから、ボタン電池2との間の接触面積を広くとることが可能となり、電気的な接触不良等の問題も生じ難い。
更には、+側接点端子8に蛇腹式のバネ部材19を用いれば、バネ部材19の板幅Wがバネ部材19の自立を補助し、バネ部材19の先端が下方に倒れ難くなる。よって、このことも、+側接点端子8の剥がれ防止に寄与することになり、更には+側接点端子8自立用の別の部品を設ける必要もなくなって、+側接点端子8の形状が複雑化することもない。
本実施形態の構成によれば、以下に記載の効果を得ることができる。
(1)コイル式のバネ部材13や蛇腹式のバネ部材19をボタン電池2の電気接点端子として用いたので、+側接点端子8の製造性悪化を招くことなく、+側接点端子8(電池ターミナル6や電池ホルダ1)の小型化を図ることができる。また、チップマウンタ吸着面14をバネ部材13(19)の上面に設けたので、基板4上にチップマウンタ吸着面14の配置スペースを新たに用意する必要がなくなり、電池ターミナル6ひいては電池ホルダ1の更なる小型化に寄与する。
(1)コイル式のバネ部材13や蛇腹式のバネ部材19をボタン電池2の電気接点端子として用いたので、+側接点端子8の製造性悪化を招くことなく、+側接点端子8(電池ターミナル6や電池ホルダ1)の小型化を図ることができる。また、チップマウンタ吸着面14をバネ部材13(19)の上面に設けたので、基板4上にチップマウンタ吸着面14の配置スペースを新たに用意する必要がなくなり、電池ターミナル6ひいては電池ホルダ1の更なる小型化に寄与する。
(2)簡単な構造で安価に製造可能であるコイル式のバネ部材13を+側接点端子8として用いているので、簡単或いは安価な構造で+側接点端子8を製造することができる。
(3)バネ部材13の基端位置にチップマウンタ吸着面14が位置するので、+側接点端子8の重心が+側接点端子8の半田付け面に側に位置した状態となる。よって、+側接点端子8が基板4から倒れ難くなり、+側接点端子8を基板4から剥がれ難くすることができる。
(3)バネ部材13の基端位置にチップマウンタ吸着面14が位置するので、+側接点端子8の重心が+側接点端子8の半田付け面に側に位置した状態となる。よって、+側接点端子8が基板4から倒れ難くなり、+側接点端子8を基板4から剥がれ難くすることができる。
(4)+側接点端子8に蛇腹式のバネ部材19を用いた場合、+側接点端子8はプレスで一体成型することが可能となり、より一層安価に+側接点端子8を製造することができる。また、+側接点端子8に蛇腹式のバネ部材19を用いた場合には、ボタン電池2との間の接触面積が広くとれ、電気的接触不良を生じ難くすることができる。
(5)+側接点端子8の固定片9の底壁11及び上壁12は、共に内径方向に延びる形状を成している。従って、底壁11及び上壁12の少なくとも一方が外径方向に延びる場合に比べて、基板4の径方向における+側接点端子8のサイズを小さくすることができ、電池ターミナル6ひいては電池ホルダ1の小型化に効果が高い。
なお、本実施形態は上記構成に限定されず、以下の態様に変更してもよい。
・ 固定片9の形状は、略コ字形状に限定されず、例えば図4に示すように、一側面が開口したボックス形状でもよい。この場合、上壁12の両側に位置する第1側壁31及び第2側壁32が上壁12を両側から支持した状態をとる。このため、上壁12は外力が加わっても傾き難くなり、これによって、上壁12の上面にあるチップマウンタ吸着面14も傾き難くなることから、チップマウンタに素子を実装する際の製造精度向上に効果が高い。
・ 固定片9の形状は、略コ字形状に限定されず、例えば図4に示すように、一側面が開口したボックス形状でもよい。この場合、上壁12の両側に位置する第1側壁31及び第2側壁32が上壁12を両側から支持した状態をとる。このため、上壁12は外力が加わっても傾き難くなり、これによって、上壁12の上面にあるチップマウンタ吸着面14も傾き難くなることから、チップマウンタに素子を実装する際の製造精度向上に効果が高い。
・ +側接点端子8にコイル式のバネ部材13を用いた場合、図5に示すようにバネ部材13の先端に、バネ部材13の自立を補助する補助ピン33を設けてもよい。この場合、バネ部材13の先端が下方に倒れ難くなり、+側接点端子8とボタン電池2との間の接点不良防止に寄与する。
・ 電池ホルダ1(枠体3)の形状は、円形に限らず、例えば四角形状などの他の形状を採用してもよい。
・ +側接点端子8として蛇腹式のバネ部材19を用いた場合、その折り返し方向は左右方向(図3の矢印C方向)に限定されない。例えば、バネ部材19の折り返し方向は、上下方向(基板4の表面と垂直に交わる直交方向)でもよい。
・ +側接点端子8として蛇腹式のバネ部材19を用いた場合、その折り返し方向は左右方向(図3の矢印C方向)に限定されない。例えば、バネ部材19の折り返し方向は、上下方向(基板4の表面と垂直に交わる直交方向)でもよい。
・ 枠体3と電池支持枠15とは、必ずしも別体であることに限らず、これらを一体部品としてもよい。この場合、電池ホルダ1を組み立てる際に、その組立行程を減らすことができ、組立作業の簡素化を図ることができる。
・ 電池収容部18に、ボタン電池2を仮止めする仮止め機構を設けてもよい。この仮止め機構の例としては、例えばボタン電池2を収容した際においてボタン電池2が接触する枠体3や電池支持枠15の内周面に1つ以上の突部を設け、この突部にボタン電池2を仮止めする例が挙げられる。この場合、電池収容部18に収容したボタン電池2が、電池収容部18から再度落ちてしまう状況になり難い。
・ 本例で用いる電池は、必ずしもボタン電池2である必要はなく、例えばマンガン乾電池、アルカリ乾電池、ニッケル系一次電池、リチウム電池等の電池を用いてもよい。
・ 本例のバネ部材13(19)を用いた接点端子は、必ずしも+側接点端子8のみに用いられることに限らず、例えば乾電池を用いた場合に、−側接点端子及び+側接点端子の両方に本例の構造を採用してもよい。
・ 本例のバネ部材13(19)を用いた接点端子は、必ずしも+側接点端子8のみに用いられることに限らず、例えば乾電池を用いた場合に、−側接点端子及び+側接点端子の両方に本例の構造を採用してもよい。
次に、上記実施形態及び別例から把握できる技術的思想について、それらの効果とともに以下に追記する。
(1)請求項1〜3において、前記吸着部の両側に設けられ、当該吸着部を前記伸縮式バネ部材の伸縮方向の両側から支持する支持壁を備えた。この場合、吸着部に外力が加わり吸着部が傾く状態となっても、支持壁が吸着部を支えることになるため、位置決め状態で取り付けられた吸着部の傾き防止に効果が高い。
(1)請求項1〜3において、前記吸着部の両側に設けられ、当該吸着部を前記伸縮式バネ部材の伸縮方向の両側から支持する支持壁を備えた。この場合、吸着部に外力が加わり吸着部が傾く状態となっても、支持壁が吸着部を支えることになるため、位置決め状態で取り付けられた吸着部の傾き防止に効果が高い。
(2)請求項1〜3において、前記伸縮式バネ部材に設けられ、当該伸縮式バネ部材の自立を補助する倒れ防止機構を備えた。この場合、伸縮式バネ部材の姿勢が倒れ防止機構によって好適な状態に保たれることになり、電池を電池接点端子に取り付けた際に、例えば電池との間で接触不良が生じるなどの問題が生じ難くなる。
1…電池ホルダ、2…電池としてのボタン電池、8…接点端子としての+側接点端子、10…端子本体を構成する側壁、11…端子本体及び支持部を構成する底壁、12…吸着部としての上壁、13…伸縮式バネ部材を構成するバネ部材、14…吸着面としてのチップマウンタ吸着面、19…伸縮式バネ部材を構成するバネ部材。
Claims (3)
- 電池が電池ホルダに収容された際に、当該電池と電気的に接触する接点端子を備えた電池ホルダの接点端子構造において、
前記電池が接触する接触部位として伸縮可能な伸縮式バネ部材と、
当該伸縮式バネ部材を支持する端子本体と、
前記伸縮式バネ部材の上面位置に位置し、表面にチップマウンタの吸着面を有する吸着部と
を備えたことを特徴とする電池ホルダの接点端子構造。 - 前記伸縮式バネ部材は、蛇腹形状を成していることを特徴とする請求項1に記載の電池ホルダの接点端子構造。
- 前記端子本体に設けられた自身を支える支持部は、前記吸着部が延出する方向と同方向をとり、当該吸着部との間で前記伸縮式バネ部材を囲んだ取付状態をとることを特徴とする請求項1又は2に記載の電池ホルダの接点端子構造。
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