JP2007193577A - ドライブレコーダ活用装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】安全性を高めることが可能なドライブレコーダ活用装置を提供すること。
【解決手段】GPSにて特定される所定の地点を雨降りの夜間に時速60キロメートルで走行中に急ハンドルが発生した場合を想定する。この場合、制御装置20は、急ハンドルが発生した所定の地点を示すデータ、自車周辺が降雨状況にある旨を示すデータ、夜間である旨を示すデータ、自車の走行速度が時速60キロメートルである旨を示すデータをメモリ21に記録する。そして、これよりも後の別の時期において、過去に急ハンドルが発生した前記所定の地点に差し掛かることが予測されるとき、表示装置41及び音響装置42による報知が行われる。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両に特異な事が発生したときの走行状況を示すデータを記録するドライブレコーダで記録したデータを活用するドライブレコーダ活用装置に関する。
近年、事故時や事故につながりそうな急加速や急減速が生じた際に、その前後の映像や走行データを記録する装置(ドライブレコーダ)をタクシーや運送車両といった商用車に搭載する機運が高まっている。その一つ目の理由として、ドライブレコーダを使えば、事故の状況を当事者の記憶に頼るのではなく、記録した映像を利用して客観的に判断できるようになり、その結果、事故処理を迅速化できることが挙げられる。また、二つ目の理由として、ドライブレコーダで記録したデータを解析し、運転者への安全運転に対する教育を実施することで、急加速や急減速の頻度が減り、その結果、事故そのものの件数が減少するほか、車両の燃費が向上し、燃料代の削減につなげられることが挙げられる。
そして、特許文献1には、この種のドライブレコーダを車両に搭載するにあたり、車両内外の情景を撮影するための超広角レンズをルームミラーに一体的に装備し、それによって車両内外の情景を確実に撮影するための技術が開示されている。
特開2001−122163号公報
上記したようにドライブレコーダで記録したデータを活用することによるメリットは多岐にわたっているが、今後は従来に増してこのデータを事故や俗に言うヒヤリハットといった事を未然に防いだり、或いは事が起きても事の程度を軽減したりする予防安全に活用することが望まれている。
本発明は、このような問題点に着目してなされたものであって、その目的は、安全性を高めることが可能なドライブレコーダ活用装置を提供することにある。
上記の目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、車両に特異な事が発生したときの走行状況を示すデータを記録するドライブレコーダで記録したデータを活用するドライブレコーダ活用装置であって、ドライブレコーダで記録したデータから把握される走行状況が再現されたとき、或いはそのような走行状況が再現されることが予測されるとき、ドライバーに注意を喚起する喚起手段を備えていることをその要旨としている。
同構成によると、車両に特異な事が発生したとき、そのときの走行状況を示すデータがドライブレコーダで記録される。そして、そのデータから把握される走行状況が再現されたとき、或いはそのような走行状況が再現されることが予測されるとき、ドライバーに注意が喚起される。このため、過去に発生した特異な事が繰り返されることを未然に防いだり、或いは事が起きても事の程度を軽減したりすることが可能となる。従って、安全性を高めることができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のドライブレコーダ活用装置において、喚起手段は、過去に特異な事が発生した地点に差し掛かったとき、ドライバーに注意を喚起することをその要旨としている。
同構成によると、過去に特異な事が発生した地点に差し掛かったとき、ドライバーに注意が喚起される。このため、過去に発生した特異な事が同じ地点で繰り返されることを未然に防いだり、或いは事が起きても事の程度を軽減したりすることが可能となる。従って、安全性を高めることができる。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載のドライブレコーダ活用装置において、喚起手段は、過去に特異な事が発生したときの走行速度と同じ走行速度で走行されたとき、ドライバーに注意を喚起することをその要旨としている。
同構成によると、過去に特異な事が発生したときの走行速度と同じ走行速度で走行されたとき、ドライバーに注意が喚起される。そして、これにより、ドライバーは、過去に特異な事が発生したときの走行速度よりも低速での走行を心掛けるようになる。従って、安全性を高めることができる。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載のドライブレコーダ活用装置において、喚起手段は、過去に特異な事が発生した地点に差し掛かることが予測されるとき、ドライバーに注意を喚起することをその要旨としている。
同構成によると、過去に特異な事が発生した地点に差し掛かることが予測されるとき、ドライバーに注意が喚起される。このため、過去に発生した特異な事が同じ地点で繰り返されることを未然に防いだり、或いは事が起きても事の程度を軽減したりすることが可能となる。従って、安全性を高めることができる。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載のドライブレコーダ活用装置において、喚起手段は、過去に特異な事が発生したときの走行速度と同じ走行速度で走行されることが予測されるとき、ドライバーに注意を喚起することをその要旨としている。
同構成によると、過去に特異な事が発生したときの走行速度と同じ走行速度で走行されることが予測されるとき、ドライバーに注意が喚起される。そして、これにより、ドライバーは、過去に特異な事が発生したときの走行速度よりも低速での走行を心掛けるようになる。従って、安全性を高めることができる。
請求項6に記載の発明は、請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載のドライブレコーダ活用装置において、喚起手段は、ドライブレコーダで記録したデータから把握される走行状況が再現されたとき、シートベルトを巻き取ってドライバーを拘束すること又はシートベルトの巻き取りを複数回繰り返すことでドライバーに注意を喚起することをその要旨としている。
同構成によると、ドライブレコーダで記録したデータから把握される走行状況が再現されたとき、シートベルトが巻き取られてドライバーが拘束されるか又はシートベルトの巻き取りが複数回繰り返される。そして、これにより、ドライバーは、自らが意識しなくても保護されるとともに、シートベルトにより拘束されたこと又はシートベルトの巻き取りが複数回繰り返されたことにより警告されたことをトリガとして安全運転を心掛けるようになる。従って、安全性を高めることができる。
請求項7に記載の発明は、請求項1〜請求項6のいずれか1項に記載のドライブレコーダ活用装置において、喚起手段は、ドライブレコーダで記録したデータから把握される走行状況が再現されることが予測されるとき、過去に特異な事が発生したときの走行状況が再現されようとしている旨を報知することでドライバーに注意を喚起することをその要旨としている。
同構成によると、ドライブレコーダで記録したデータから把握される走行状況が再現されることが予測されるとき、過去に特異な事が発生したときの走行状況が再現されようとしている旨が報知される。そして、これにより、ドライバーは、過去に発生した特異な事を繰り返さないような運転を心掛けるようになる。従って、安全性を高めることができる。
請求項8に記載の発明は、請求項1〜請求項7のいずれか1項に記載のドライブレコーダ活用装置において、喚起手段は、ドライブレコーダで記録したデータから把握される走行状況の1つが再現されたとき、或いはそのような走行状況が再現されることが予測されるとき、ドライバーに注意を喚起することをその要旨としている。
同構成によると、より早い段階でドライバーに注意が喚起される。
請求項9に記載の発明は、請求項1〜請求項7のいずれか1項に記載のドライブレコーダ活用装置において、喚起手段は、ドライブレコーダで記録したデータから把握される走行状況の複数が再現されたとき、或いはそのような走行状況が再現されることが予測されるとき、ドライバーに注意を喚起することをその要旨としている。
同構成によると、過去に特異な事が発生したときの走行状況により近い走行状況でドライバーに注意が喚起される。
請求項10に記載の発明は、請求項1〜請求項9のいずれか1項に記載のドライブレコーダ活用装置において、喚起手段は、自車のドライブレコーダで記録したデータから把握される走行状況が自車で再現されたとき、或いはそのような走行状況が自車で再現されることが予測されるとき、自車のドライバーに注意を喚起することをその要旨としている。
同構成によると、自車のドライブレコーダで記録したデータを自車で有効に活用することができる。
請求項11に記載の発明は、請求項1〜請求項10のいずれか1項に記載のドライブレコーダ活用装置において、喚起手段は、他車のドライブレコーダで記録したデータから把握される走行状況が自車で再現されたとき、或いはそのような走行状況が自車で再現されることが予測されるとき、自車のドライバーに注意を喚起することをその要旨としている。
同構成によると、他車のドライブレコーダで記録したデータを自車で有効に活用することができる。
本発明は、以上のように構成されているため、次のような効果を奏する。
本発明によれば、安全性を高めることができる。
以下、本発明のドライブレコーダ活用装置を具体化した一実施形態を説明する。
図1に示すように、本実施形態の自動車には、自車周辺の照度を検出する照度センサ11、自車周辺の雨滴を検出する雨滴センサ12、自車の走行速度を検出する車速センサ13、自車の現在位置を検出するGPS受信器14が搭載されるとともに、それらが制御装置20に電気的に接続されている。
制御装置20は、照度センサ11から自車周辺の照度を示す検出信号が入力されたとき、自車周辺の照度を認識する。そして、制御装置20は、自車周辺の照度が基準照度以上であるとき、昼間である旨を認識するとともに、それとは反対に自車周辺の照度が基準照度未満であるとき、夜間である旨を認識する。
制御装置20は、雨滴センサ12により雨滴が検出されたとき、自車周辺が降雨状況にある旨を認識するとともに、雨滴センサ12により雨滴が検出されていないとき、自車周辺が降雨状況にない旨を認識する。制御装置20は、車速センサ13から自車の走行速度を示す検出信号が入力されたとき、自車の走行速度を認識する。制御装置20は、GPS受信器14から自車の現在位置を示す受信信号が入力されたとき、自車の現在位置を認識する。
制御装置20には、ハンドルの回転操作角度(ハンドル角)を検出するハンドル角センサ31、自車に加わる加速度を検出する加速度センサ32が電気的に接続されている。
制御装置20は、ハンドル角センサ31からハンドル角を示す検出信号が入力されたとき、ハンドル角を認識する。そして、制御装置20は、単位時間当たりのハンドル角の変化量が基準値を超えたとき、いわゆる急ハンドルが発生した旨を認識する。
尚、通常の走行状況にあれば急ハンドルといった事は起こり得ない。つまり、急ハンドルが発生したということは自車が通常の走行状況にないと言える。例えば、自車の走行中に何らかの障害物を避けようとしたとき、急ハンドルが発生することがある。ここで、このような障害物が存在する経路を初めて走行したような場合であって、かかる障害物が今後も不変の位置に存在する固定物である場合を想定する。そして、このような場合であって、前記経路を初めて走行してから十分に長い期間を経た後に同じドライバーが同経路を再び走行するようなとき、そのドライバーは、過去に急ハンドルを経験した地点に差し掛かろうとしていることを忘れてしまっているものと推測される。このため、このような2回目の走行時にあっても、急ハンドルの原因となった障害物が存在する経路を初めて走行したときと同じように急ハンドルが発生する可能性が高い。
視点を変えると、過去に特異な事が発生したときの走行状況を示すデータを活用すれば、特異な事が繰り返されなくて済む。上記の例で言えば、1回目の走行時に急ハンドルが発生しても仕方がないにしても、そのときの走行状況を示すデータを活用すれば、2回目以降に同じ経路を走行する際において急ハンドルの発生を回避することができるものと考えられる。
そこで、本実施形態の自動車にあっては、照度センサ11、雨滴センサ12、車速センサ13、GPS受信器14から入力される信号を用いて制御装置20が自車の走行状況を常に監視するとともに、急ハンドルが発生したときの自車の走行状況を示すデータを不揮発性のメモリ21に記録するようになっている。つまり、制御装置20は、急ハンドルが発生したことをトリガとして、そのときの自車の走行状況を示すデータをメモリ21に記録する。尚、本実施形態においてメモリ21は、車両に特異な事(この場合、急ハンドル)が発生したときの走行状況を示すデータを記録するドライブレコーダに相当する。
制御装置20は、加速度センサ32から自車に加わる加速度を示す検出信号が入力されたとき、自車に加わる加速度を認識する。そして、自車に加わる加速度が基準値を超えたとき、いわゆる急ブレーキが発生した旨を認識する。
尚、通常の走行状況にあれば急ブレーキといった事は起こり得ない。つまり、急ブレーキが発生したということは自車が通常の走行状況にないと言える。例えば、見通しの悪いカーブを経た先で信号待ちにより停車している他車に対する追突を避けようとしたとき、急ブレーキが発生することがある。ここで、このような経路を初めて走行したような場合であって、前記経路を初めて走行してから十分に長い期間を経た後に同じドライバーが同経路を再び走行するようなとき、そのドライバーは、過去に急ブレーキを経験した地点に差し掛かろうとしていることを忘れてしまっているものと推測される。このため、このような2回目の走行時にあっても、この経路を初めて走行したときと同じように急ブレーキが発生する可能性が高い。
そして、このような例についても、先程の例と同様に、1回目の走行時に急ブレーキが発生しても仕方がないにしても、そのときの走行状況を示すデータを活用すれば、2回目以降に同じ経路を走行する際において急ブレーキの発生を回避することができるものと考えられる。
そこで、本実施形態の自動車にあっては、急ハンドルが発生した場合と同様に、急ブレーキが発生したときの自車の走行状況を示すデータを不揮発性のメモリ21に記録するようになっている。つまり、制御装置20は、急ブレーキが発生したことをトリガとして、そのときの自車の走行状況を示すデータをメモリ21に記録する。尚、本実施形態においてメモリ21は、車両に特異な事(この場合、急ブレーキ)が発生したときの走行状況を示すデータを記録するドライブレコーダに相当する。
制御装置20には、制御装置20から指令を受けて所定のメッセージを表示する表示装置41、制御装置20から指令を受けて所定の音声メッセージを発する音響装置42、制御装置20から指令を受けてシートベルトを巻き取るシートベルト装置43が電気的に接続されている。
次に、メモリ21(ドライブレコーダ)で記録したデータを活用する場合の動作について説明する。
(活用例1)
ここでは、GPSにて特定される所定の地点を雨降りの夜間に時速60キロメートルで走行中に急ハンドルが発生した場合を想定する。この場合、制御装置20は、急ハンドルが発生した所定の地点を示すデータ、自車周辺が降雨状況にある旨を示すデータ、夜間である旨を示すデータ、自車の走行速度が時速60キロメートルである旨を示すデータをメモリ21に記録する。
そして、これよりも後の別の時期において、過去に急ハンドルが発生した前記所定の地点に差し掛かることが予測されるとき、制御装置20は、その所定の地点に差し掛かる前の段階で表示装置41に対して所定のメッセージを表示するように指令を出すとともに、併せて音響装置42に対して所定の音声メッセージを発するように指令を出す。本実施形態では、これらのメッセージとして「以前、急ハンドルが発生した地点に間もなく差し掛かります。」が採用されている。その結果、このようなメッセージによる報知が表示装置41及び音響装置42により行われることになる。
そして、やがて、過去に急ハンドルが発生した前記所定の地点に差し掛かったとき、制御装置20は、シートベルト装置43に対してシートベルトを巻き取るように指令を出す。その結果、シートベルト装置43によりシートベルトが巻き取られてドライバーが拘束されることになる。
(活用例2)
ここでも、GPSにて特定される所定の地点を雨降りの夜間に時速60キロメートルで走行中に急ハンドルが発生した場合を想定する。従って、この場合にも、制御装置20は、急ハンドルが発生した所定の地点を示すデータ、自車周辺が降雨状況にある旨を示すデータ、夜間である旨を示すデータ、自車の走行速度が時速60キロメートルである旨を示すデータをメモリ21に記録する。
そして、これよりも後の別の時期において、雨降りの夜間に自車が時速55キロメートルで走行されたとき、制御装置20は、表示装置41に対して所定のメッセージを表示するように指令を出すとともに、併せて音響装置42に対して所定の音声メッセージを発するように指令を出す。本実施形態では、これらのメッセージとして「以前、雨降りの夜間に時速60キロメートルで走行中に急ハンドルが発生したことがあります。」が採用されている。その結果、このようなメッセージによる報知が表示装置41及び音響装置42により行われることになる。
そして、雨降りの夜間に自車が時速60キロメートルで走行されたとき、制御装置20は、シートベルト装置43に対してシートベルトを巻き取るように指令を出す。その結果、シートベルト装置43によりシートベルトが巻き取られてドライバーが拘束されることになる。
尚、本実施形態では、制御装置20と表示装置41と音響装置42とシートベルト装置43とにより、メモリ21(ドライブレコーダ)で記録したデータから把握される走行状況が再現されたとき、或いはそのような走行状況が再現されることが予測されるとき、ドライバーに注意を喚起する喚起手段が構成されている。
以上、詳述したように本実施形態によれば、次のような作用、効果を得ることができる。
(1)車両に特異な事(急ハンドル等)が発生したとき、そのときの走行状況を示すデータがメモリ21(ドライブレコーダ)で記録される。そして、そのデータから把握される走行状況が再現されたとき、ドライバーに注意が喚起される。このため、過去に発生した特異な事(急ハンドル等)が繰り返されることを未然に防いだり、或いは事が起きても事の程度を軽減したりすることが可能となる。従って、安全性を高めることができる。
(2)上記(1)に加えて、ドライブレコーダで記録したデータから把握される走行状況が再現されることが予測されるとき、ドライバーに注意が喚起される。このため、過去に発生した特異な事(急ハンドル等)が繰り返されることを未然に防いだり、或いは事が起きても事の程度を軽減したりすることが可能となる。従って、安全性を高めることができる。
(3)過去に特異な事(急ハンドル等)が発生した地点に差し掛かったとき、ドライバーに注意が喚起される。このため、過去に発生した特異な事(急ハンドル等)が同じ地点で繰り返されることを未然に防いだり、或いは事が起きても事の程度を軽減したりすることが可能となる。従って、安全性を高めることができる。
(4)過去に特異な事(急ハンドル等)が発生したときの走行速度と同じ走行速度で走行されたとき、ドライバーに注意が喚起される。そして、これにより、ドライバーは、過去に特異な事(急ハンドル等)が発生したときの走行速度よりも低速での走行を心掛けるようになる。従って、安全性を高めることができる。
(5)過去に特異な事(急ハンドル等)が発生した地点に差し掛かることが予測されるとき、ドライバーに注意が喚起される。このため、過去に発生した特異な事(急ハンドル等)が同じ地点で繰り返されることを未然に防いだり、或いは事が起きても事の程度を軽減したりすることが可能となる。従って、安全性を高めることができる。
(6)過去に特異な事(急ハンドル等)が発生したときの走行速度と同じ走行速度で走行されることが予測されるとき、ドライバーに注意が喚起される。そして、これにより、ドライバーは、過去に特異な事(急ハンドル等)が発生したときの走行速度よりも低速での走行を心掛けるようになる。従って、安全性を高めることができる。
(7)メモリ21(ドライブレコーダ)で記録したデータから把握される走行状況が再現されたとき、シートベルトが巻き取られてドライバーが拘束される。そして、これにより、ドライバーは、自らが意識しなくても保護されるとともに、シートベルトにより拘束されたことをトリガとして安全運転を心掛けるようになる。従って、安全性を高めることができる。
(8)メモリ21(ドライブレコーダ)で記録したデータから把握される走行状況が再現されることが予測されるとき、過去に特異な事(急ハンドル等)が発生したときの走行状況が再現されようとしている旨が報知される。そして、これにより、ドライバーは、過去に発生した特異な事(急ハンドル等)を繰り返さないような運転を心掛けるようになる。従って、安全性を高めることができる。
(9)自車のメモリ21(ドライブレコーダ)で記録したデータから把握される走行状況が自車で再現されたとき、或いはそのような走行状況が自車で再現されることが予測されるとき、自車のドライバーに注意が喚起される。従って、自車のメモリ21(ドライブレコーダ)で記録したデータを自車で有効に活用することができる。
尚、前記実施形態は、次のように変更して具体化することも可能である。
・(活用例1)に関連して、夜間に走行中であって、過去に急ハンドルが発生した地点に差し掛かることが予測されるとき、ドライバーに注意が喚起される構成を採用してもよい。また、夜間に走行中であって、過去に急ハンドルが発生した地点に差し掛かったとき、ドライバーに注意が喚起される構成を採用してもよい。つまり、「過去に急ハンドルが発生した地点」という事柄と、「夜間」という事柄との両者が一致したとき、ドライバーに注意が喚起される構成を採用してもよい。
或いは、雨降りの夜間に走行中であって、過去に急ハンドルが発生した地点に差し掛かることが予測されるとき、ドライバーに注意が喚起される構成を採用してもよい。また、雨降りの夜間に走行中であって、過去に急ハンドルが発生した地点に差し掛かったとき、ドライバーに注意が喚起される構成を採用してもよい。つまり、「過去に急ハンドルが発生した地点」という事柄と、「夜間」という事柄と、「雨降り」という事柄との三者が一致したとき、ドライバーに注意が喚起される構成を採用してもよい。
或いは、雨降りの夜間に時速60キロメートルで走行中であって、過去に急ハンドルが発生した地点に差し掛かることが予測されるとき、ドライバーに注意が喚起される構成を採用してもよい。また、雨降りの夜間に時速60キロメートルで走行中であって、過去に急ハンドルが発生した地点に差し掛かったとき、ドライバーに注意が喚起される構成を採用してもよい。つまり、「過去に急ハンドルが発生した地点」という事柄と、「夜間」という事柄と、「雨降り」という事柄と、「時速60キロメートルでの走行」という事柄との四者が一致したとき、ドライバーに注意が喚起される構成を採用してもよい。
これらのようにドライバーに注意が喚起されるために必要な事柄の数を増やしたとき、過去に特異な事が発生したときの走行状況により近い走行状況でドライバーに注意が喚起される。尚、反対に、ドライバーに注意が喚起されるために必要な事柄の数を減らしたとき、例えば1つの事柄が一致しただけでドライバーに注意が喚起されるようにした場合、より早い段階でドライバーに注意が喚起される。
・シートベルト装置43によるシートベルトの巻き取り動作は複数回に分かれていてもよい。この場合、ドライブレコーダで記録したデータから把握される走行状況が再現されることが予測されるとき、最終的な巻き取り量でシートベルトを巻き取るのではなく、ドライバーに対する報知目的(警告目的)で少しだけシートベルトを巻き取る。そうすると、ドライバーは、このようにシートベルトが少しだけ巻き取られる際に刺激を受けることとなり、これが警告となってこれにより安全運転を心掛けるようになる。そして、ドライブレコーダで記録したデータから把握される走行状況が再現されたとき、最終的な巻き取り量でシートベルトを巻き取ってドライバーを拘束する。
或いは、シートベルトの巻き取り動作を3回以上に分ける構成を採用してもよい。この場合、例えば、ドライブレコーダで記録したデータから把握される走行状況が再現されることが予測されるとき、上記の構成と同様にして、ドライバーに対する報知目的(警告目的)で少しだけシートベルトを巻き取る。そして、過去に特異な事が発生したときの走行状況により近い走行状況となったとき、シートベルトをもう一段階巻き取る。そして、ドライブレコーダで記録したデータから把握される走行状況が再現されたとき、最終的な巻き取り量でシートベルトを巻き取ってドライバーを拘束する。
尚、ドライバーに対する報知目的(警告目的)でシートベルトを巻き取るのに際して、シートベルトを複数回に亘って連続して巻き取るようにしてもよい。このように構成すれば、一度の巻き取りにより受ける刺激ではドライバーが気付かなくても、それよりも多くの回数に亘る巻き取りによりドライバーに対する報知を確実なものとすることができる。
・車両に特異な事が発生したときの走行状況を示すデータとして、車載カメラ(車内撮影用或いは車外撮影用を問わない)で撮影した映像(画像データ)を記録するドライブレコーダで記録したデータを活用するドライブレコーダ活用装置に具体化してもよい。
・車両に特異な事が発生したときの走行状況を示すデータとして、車載マイク(車内集音用或いは車外集音用を問わない)で集めた音(音声データ)を記録するドライブレコーダ(ボイスレコーダ)で記録したデータを活用するドライブレコーダ活用装置に具体化してもよい。
・エアバッグが展開されたことをトリガとして、そのときの自車の走行状況を示すデータをドライブレコーダに記録するようにしてもよい。
・レバーコンビネーションスイッチに含まれるスイッチ群(ターンシグナルスイッチやワイパスイッチ等)の少なくとも1つが操作されたことをトリガとして、そのときの自車の走行状況を示すデータをドライブレコーダに記録するようにしてもよい。
・ハザードスイッチが操作されたことをトリガとして、そのときの自車の走行状況を示すデータをドライブレコーダに記録するようにしてもよい。
・車載通信手段を介して他車との間でデータをやりとりできる構成を採用してもよい。この場合、他車のドライブレコーダで記録したデータから把握される走行状況が自車で再現されたとき、或いはそのような走行状況が自車で再現されることが予測されるとき、自車のドライバーに注意を喚起することが可能となる。従って、他車のドライブレコーダで記録したデータを自車で有効に活用することができる。勿論、自車のドライブレコーダで記録したデータを他車で有効に活用することもできる。
ドライブレコーダ活用装置が具体化された本実施形態の自動車の構成を示すブロック図。
符号の説明
20…制御装置(喚起手段)、21…メモリ(ドライブレコーダ)、41…表示装置(喚起手段)、42…音響装置(喚起手段)、43…シートベルト装置(喚起手段)。

Claims (11)

  1. 車両に特異な事が発生したときの走行状況を示すデータを記録するドライブレコーダで記録したデータを活用するドライブレコーダ活用装置であって、
    ドライブレコーダで記録したデータから把握される走行状況が再現されたとき、或いはそのような走行状況が再現されることが予測されるとき、ドライバーに注意を喚起する喚起手段を備えていることを特徴とするドライブレコーダ活用装置。
  2. 請求項1に記載のドライブレコーダ活用装置において、
    喚起手段は、過去に特異な事が発生した地点に差し掛かったとき、ドライバーに注意を喚起することを特徴とするドライブレコーダ活用装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載のドライブレコーダ活用装置において、
    喚起手段は、過去に特異な事が発生したときの走行速度と同じ走行速度で走行されたとき、ドライバーに注意を喚起することを特徴とするドライブレコーダ活用装置。
  4. 請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載のドライブレコーダ活用装置において、
    喚起手段は、過去に特異な事が発生した地点に差し掛かることが予測されるとき、ドライバーに注意を喚起することを特徴とするドライブレコーダ活用装置。
  5. 請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載のドライブレコーダ活用装置において、
    喚起手段は、過去に特異な事が発生したときの走行速度と同じ走行速度で走行されることが予測されるとき、ドライバーに注意を喚起することを特徴とするドライブレコーダ活用装置。
  6. 請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載のドライブレコーダ活用装置において、
    喚起手段は、ドライブレコーダで記録したデータから把握される走行状況が再現されたとき、シートベルトを巻き取ってドライバーを拘束すること又はシートベルトの巻き取りを複数回繰り返すことでドライバーに注意を喚起することを特徴とするドライブレコーダ活用装置。
  7. 請求項1〜請求項6のいずれか1項に記載のドライブレコーダ活用装置において、
    喚起手段は、ドライブレコーダで記録したデータから把握される走行状況が再現されることが予測されるとき、過去に特異な事が発生したときの走行状況が再現されようとしている旨を報知することでドライバーに注意を喚起することを特徴とするドライブレコーダ活用装置。
  8. 請求項1〜請求項7のいずれか1項に記載のドライブレコーダ活用装置において、
    喚起手段は、ドライブレコーダで記録したデータから把握される走行状況の1つが再現されたとき、或いはそのような走行状況が再現されることが予測されるとき、ドライバーに注意を喚起することを特徴とするドライブレコーダ活用装置。
  9. 請求項1〜請求項7のいずれか1項に記載のドライブレコーダ活用装置において、
    喚起手段は、ドライブレコーダで記録したデータから把握される走行状況の複数が再現されたとき、或いはそのような走行状況が再現されることが予測されるとき、ドライバーに注意を喚起することを特徴とするドライブレコーダ活用装置。
  10. 請求項1〜請求項9のいずれか1項に記載のドライブレコーダ活用装置において、
    喚起手段は、自車のドライブレコーダで記録したデータから把握される走行状況が自車で再現されたとき、或いはそのような走行状況が自車で再現されることが予測されるとき、自車のドライバーに注意を喚起することを特徴とするドライブレコーダ活用装置。
  11. 請求項1〜請求項10のいずれか1項に記載のドライブレコーダ活用装置において、
    喚起手段は、他車のドライブレコーダで記録したデータから把握される走行状況が自車で再現されたとき、或いはそのような走行状況が自車で再現されることが予測されるとき、自車のドライバーに注意を喚起することを特徴とするドライブレコーダ活用装置。
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