JP2007193428A - 無線id読み取り装置および無線id読み取り方法 - Google Patents

無線id読み取り装置および無線id読み取り方法 Download PDF

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Abstract

【課題】個々の重量または厚さが同じである複数の物品にそれぞれ付された無線タグのIDを一括して読み取る際の読み漏れを容易に検出することができる無線ID読み取り装置および無線ID読み取り方法を提供する。
【解決手段】無線ID読み取り装置10では、個々の重量が同じである複数の物品Kの総重量を重量測定器18で測定し、複数の物品Kにそれぞれ付された無線タグ50の無線IDを送受信アンテナ12で一括して読み取る。また、物品Kの1個の重量をキーボード16aからコンピュータ16に入力する。重量測定器18により測定された複数の物品Kの総重量を物品Kの1個の重量で除して得られる値と、読み取った無線タグ50の数とを比較して、無線タグ50の読み漏れを検出する。
【選択図】図1

Description

本発明は、無線ID読み取り装置および無線ID読み取り方法に関し、特に、複数の無線タグのIDを一括して読み取る際の読み漏れを容易に検出することができる無線ID読み取り装置および無線ID読み取り方法に関する。
近年、固有の無線IDが設定されるとともに、情報の書き換え可能なメモリエリアを有し、無線を利用して非接触で無線IDの読み出しや任意の情報の書き込み及び読み出しができる無線データキャリア、いわゆる、無線タグが利用されている。
無線タグが付された多数の物品の、これら多数の無線タグのIDを一度に読み取ることができれば、識別作業の効率が高まる。しかし、多数の無線タグのIDを一度に読み取ろうとすると、読み取り漏れが発生するおそれがある。
このような読み取り漏れを防止する方法として、多数の物品のそれぞれに無線タグを取り付けて各無線タグにその物品の管理データと重量を記憶し、このような無線タグが取り付けられた多数の物品の集合体に無線IDを読み取るための送受信(RW)アンテナを接近させて、個々の無線タグに記憶された管理データと重量を一括して読み取り、読み取った重量の合計を計算し、これと並行してこれら多数の物品の集合体の総重量を測定し、こうして得られた無線IDに基づく計算重量と実測の総重量とを比較することにより、全ての無線タグが読み取られているか否かを判定する方法が知られている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、この無線ID読み取り方法では、軽量物と重量物とが混在している集合体の場合や複数の軽量物からなる集合体の場合には、例えば、無線IDが読み取られていない1個の軽量物の重量が、測定重量の許容誤差範囲内に納まってしまい、その物品の管理データが把握されないままとなってしまう問題がある。
特開平10−170329号公報
本発明はかかる事情に鑑みてなされたものであり、個々の重量または厚さが同じである複数の物品や個々の厚さが既知の複数の物品にそれぞれ付された無線タグのIDを一括して読み取る際の読み漏れを容易に検出することができる無線ID読み取り装置および無線ID読み取り方法を提供することを目的とするものである。
本発明の請求項1によれば、個々の重量が同じである複数の物品にそれぞれ付された無線タグのIDを一括して読み取るための無線ID読み取り装置であって、複数の物品の総重量を測定するための重量測定部と、前記複数の物品にそれぞれ付された無線タグのIDを一括して読み取るための送受信アンテナと、前記物品の1個の重量を入力するための重量入力部と、前記複数の物品の総重量を前記物品の1個の重量で除した値と前記IDリーダで読み取った無線タグの数とを比較する演算部と、を具備することを特徴とする無線ID読み取り装置が提供される。
本発明の請求項2によれば、個々の厚さが同じである複数の物品にそれぞれ付された無線タグのIDを一括して読み取るための無線ID読み取り装置であって、複数の物品の総厚さを測定するための厚さ測定部と、前記複数の物品にそれぞれ付された無線タグのIDを一括して読み取るための送受信アンテナと、前記物品の1個の厚さを入力するための厚さ入力部と、前記複数の物品の総厚さを前記物品の1個の厚さで除した値と前記IDリーダで読み取った無線タグの数とを比較する演算部と、を具備することを特徴とする無線ID読み取り装置が提供される。
本発明の請求項3によれば、個々にその厚さを記憶した無線タグが付された複数の物品の、それら複数の無線タグのIDと記憶した厚さを一括して読み取るための無線ID読み取り装置であって、複数の物品の総厚さを、当該複数の物品の厚さ方向を合わせて、測定する厚さ測定部と、これら複数の物品にそれぞれ付された無線タグのIDと記憶した厚さを一括して読み取るための送受信アンテナと、前記送受信アンテナにより読み取られた複数の無線タグにそれぞれに記憶されていた各物品の厚さを合算し、その総和と前記厚さ測定部において測定された前記複数の物品の総厚さとを比較する演算部と、を具備することを特徴とする無線ID読み取り装置が提供される。
本発明の請求項4によれば、上記請求項3の無線ID読み取り装置において、前記物品のそれぞれの厚さは、前記物品を一定の力でその厚さ方向に押圧した状態において測定されていることを特徴とする無線ID読み取り装置が提供される。
本発明の請求項5によれば、上記請求項4の無線ID読み取り装置において、前記厚さ測定部は、前記複数の物品の総厚さを、前記物品のそれぞれの厚さを測定したときと同じ力で押圧した状態において、測定することを特徴とする無線ID読み取り装置が提供される。
本発明の請求項6によれば、個々の重量が同じである複数の物品にそれぞれ付された無線タグのIDを一括して読み取るための無線ID読み取り方法であって、複数の物品の総重量を測定し、前記複数の物品にそれぞれ付された無線タグのIDを一括して読み取り、この総重量を1個の物品の重量で除した値と、読み取った無線タグの数とを比較することにより、無線タグの読み漏れを検出することを特徴とする無線ID読み取り方法が提供される。
本発明の請求項7によれば、個々の厚さが同じである複数の物品にそれぞれ付された無線タグのIDを一括して読み取るための無線ID読み取り方法であって、複数の物品の総厚さを測定し、前記複数の物品にそれぞれ付された無線タグのIDを一括して読み取り、この総厚さを1個の物品の厚さで除した値と、読み取った無線タグの数とを比較することにより、無線タグの読み漏れを検出することを特徴とする無線ID読み取り方法が提供される。
本発明の請求項8によれば、個々にその厚さを記憶した無線タグが付された複数の物品の、それら複数の無線タグのIDと記憶した厚さを一括して読み取るための無線ID読み取り方法であって、複数の物品の総厚さを当該複数の物品の厚さ方向を合わせて実測し、前記複数の物品にそれぞれ付された無線タグのIDと記憶した厚さを一括して読み取って、該複数の物品の厚さを合算し、前記複数の物品の実測された総厚さと、無線IDに基づく合算された総厚さとを比較することにより、無線タグの読み漏れを検出することを特徴とする無線ID読み取り方法が提供される。
本発明の請求項9によれば、上記請求項8の無線ID読み取り方法において、前記物品のそれぞれの厚さを、前記物品を一定の力でその厚さ方向に押圧した状態において測定し、その測定値が当該物品に付される無線タグに記憶されていることを特徴とする無線ID読み取り方法が提供される。
本発明の請求項10によれば、上記請求項9の無線ID読み取り方法において、前記複数の物品の総厚さを、前記物品のそれぞれの厚さを測定したときと同じ力で押圧した状態において、測定することを特徴とする無線ID読み取り方法が提供される。
本発明は、個々の重量または厚さが同じである複数の物品や個々の厚さが既知の複数の物品にそれぞれ付された無線タグのIDを一括して読み取る際の読み漏れを容易に検出することができるという効果を奏し、これにより、読み漏れを防止した物品管理が可能となる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。図1に本発明の第1の実施形態に係る無線ID読み取り装置の概略構成を示す。この無線ID読み取り装置10は、無線タグ50が付された複数の物品Kの総重量を測定するための重量測定器18と、無線タグ50のメモリデータを非接触で読み取るための送受信アンテナ(RWアンテナ)12と、この送受信アンテナ12を制御するためのリーダ/ライタ14と、リーダ/ライタ14を制御するためのパーソナルコンピュータ(PC)16等の上位制御装置とを備えている。
無線タグ50の構造は詳細には図示しないが、無線タグ50は無線データキャリアの一種であり、送受信可能なタグアンテナとICチップとを基板に一体成形した独立の部品である。ICチップには、タグアンテナで受信した変調電波の整流と安定化を行うことによりICチップの各部に電源を供給する電源生成部、変調電波を復調して制御部へ送出する復調部、制御部から送出されたデータを変調してタグアンテナに送出する変調部、復調部で復調されたデータのメモリへの書き込みやメモリから送信データを読み出して変調部へ送出する制御部及びメモリが設けられている。
メモリは、無線タグ50の製造段階で製造業者により割当て設定された固有の無線IDを記憶する無線IDエリアと、ユーザが任意のデータを書き込むことができるユーザエリアとから成る。ユーザエリアには無線タグ50が貼り付けられた物品K毎に固有の追跡管理用コードが記録されている。
物品Kは、例えば、工業製品等であって重量が一定であり、しかも、1個の物品Kの重量は既知である。重量測定器18は、例えば、電子天秤であり、複数の物品Kは箱52に収納された状態で重量測定器18に載置され、これにより、物品Kの総重量が測定される。なお、箱52に収納される物品Kの数は一定とは限らない。
重量測定器18のゼロ点は箱52および送受信アンテナ12の重量を予め差し引いた値に設定されており、複数の物品Kを収納した箱52を送受信アンテナ12上に載置すると、箱52に収容された複数の物品Kの総重量が測定される。こうして測定された総重量は、コンピュータ16へ送信されるようになっている。
なお、重量測定器18のゼロ点設定は、重量測定器18に何も載置されていない状態で行われており、物品Kを収納した箱52が載置されるとその全重量が測定されてその測定値がコンピュータ16へ送信され、他方、キーボード16aから箱52および送受信アンテナ12の重量をコンピュータ16に入力することができ、コンピュータ16は所定のソフトウェアを用いて、これらの値から物品Kの総重量を算出する構成としてもよい。
複数の物品Kは箱52に規則正しく収納されていてもよいし、ランダムに収納されていてもよい。物品Kにおける無線タグ50の取り付け位置は、通常、同じであるから、複数の物品Kを箱32に規則正しく収納する場合には、物品Kにそれぞれ取り付けられた無線タグ50の最大利得方向と送受信アンテナ12からの電波送出方向とが平行となるようにすることが好ましい。
送受信アンテナ12は、図示しないアンテナ部(金属アンテナ)が筐体に収容された構造を有している。このアンテナ部は、平面パッチアンテナであってもよいし、ダイポールアンテナであってもよい。送受信アンテナ12は、箱52に収納された複数の物品Kにそれぞれ付された無線タグ50の無線IDを一括して読み取るために、その主面に垂直に電波を送出する。なお、送受信アンテナ12は、図1に示す配置に限定されるものではなく、例えば、箱52の上側または側面から無線IDを読み取るように配置してもよい。
リーダ/ライタ14は、無線タグ50との通信等を制御するためのCPUや動作プログラムを記憶したROM、データを一時的に記憶するRAM等で構成される制御部と、制御部から与えられるデータを無線通信に適した変調信号に変調する変調部と、変調信号を増幅して送受信アンテナ12から電波として放射させる送信アンプと、送受信アンテナ12で受信した電波信号を増幅する受信アンプと、増幅された電波信号からデータを復調して制御部に与える復調部と、を備えている。
箱52に収納された物品Kに付された無線タグ50との交信を行う際には、まず、キャリア信号を送信部で変調して電力用電波信号として送信アンテナから送信し、その後、送信すべきデータを電力用電波信号に重畳するように送信部で変調して送信アンテナから送信する。
コンピュータ16へは、そのキーボード16aからは、物品Kの1個の重量を入力することができるようになっている。コンピュータ16は、所定のソフトウェアを用いて、重量測定器18で測定された箱52内の物品Kの総重量をキーボード16aから入力された物品Kの1個の重量で除する。その値は原則として整数となるはずなので、重量測定の精度を考慮して、この整数(つまり、物品数)を決定する。そして、この物品数をリーダ/ライタ14で読み取った無線タグ50の数と比較し、これらの値が一致すれば全ての物品Kに付された無線タグ50の無線IDが読み取られたと判断する。
これに対して、これらの値が一致しない場合であって、物品Kの総重量から求めた物品数が読み取られた無線タグ50の数よりも多い場合には、無線IDの読み漏れがあったと判断することができる。この場合において、無線IDが読み取られた無線タグの番号に基づいて読み取られていない無線タグの番号が確認できる場合には、その番号を特定し、個別に読み取りを行うことで、無線タグの故障や取り付け漏れ、認識不良等をリカバリすることができる。
あるいは、無線ID読み取り装置10は、コンピュータ16が、このようなエラーが生じた場合に、自動で再測定を行う構成であってもよい。さらに、予め設定された回数だけ再測定を行っても、読み取り漏れが解消されない場合には、コンピュータ16が音声警報またはディスプレイへの表示警報を発して、無線ID読み取り装置10のオペレータに注意を喚起する構成としてもよい。
これに対して、物品Kの総重量から求めた物品数が読み取られた無線タグ50の数よりも少ない場合には、重量測定器18のゼロ点の設定等に問題があると考えられるので、コンピュータ16が重量測定器18の更正を行うようにオペレータに指示する構成とすることができる。
このように、無線ID読み取り装置10によれば、重量が同じである複数の物品Kにそれぞれ付された無線タグ50を一括して読み取り、その際の読み漏れを容易に検出することができる。
次に、本発明の第2の実施形態に係る無線ID読み取り装置の概略構成を示す。この無線ID読み取り装置20は、無線タグ50が付された複数の物品Lの総厚さを測定するための厚さ測定器22と、送受信アンテナ(RWアンテナ)12と、リーダ/ライタ14と、コンピュータ16とを備えている。これら送受信アンテナ(RWアンテナ)12と、リーダ/ライタ14と、コンピュータ16は、先に説明した無線ID読み取り装置10を構成するものと実質的に同じである。
物品Lは、例えば、書籍やダイレクトメール(郵便物)、容器(例えば、工業製品等がその内部に収納されている)等であって、厚さが一定であり、しかも、1個の物品Lの厚さは既知である。この1個の物品Lの厚さは、キーボード16aからコンピュータ16へ入力される。
厚さ測定器22は、複数の物品Lをその厚さ方向を揃えて載置し、これら複数の物品Lを一定の力で挟み込んでその間隔を測定するものであり、載置台22aと、固定板22bと、可動板22cと、可動板22cをスライドさせて一定の力で固定板22c側に押圧するためのスライド機構22dと、固定板22bと可動板22cとの間の距離を測定するための測長器22eとを有している。
スライド機構22dには、例えば、油圧スライダ、空気圧スライダ、ボールねじ等を用いることができる。物品Lが変形しない物の場合には、スライド機構22dとして、手動にて可動板22cをセットできる構造のものを用いることもできる。測長器22eとしては、リニアスケール、レーザー測長器等を用いることができる。厚さ測定器22で測定された複数の物品Lの総厚さは、コンピュータ16へ送信される。載置台22aに並べられる物品Lの数は一定とは限らない。
なお、物品Lが書籍やダイレクトメールのように、空気層があるためにその厚さ方向に加える力によって厚さの測定値がばらつく物については、1個の物品Lの厚さは、一定の押圧力が加えられた状態で測定されているものとし、厚さ測定器22においては、この押圧力と同じ力が加えられた状態で、複数の物品Lの総厚さを測定するものとする。
コンピュータ16は、所定のソフトウェアを用いて、厚さ測定器22で測定された複数の物品Lの総厚さを、物品Lの1個の厚さで除する。その値は原則として整数となるはずなので、総厚さの測定精度を考慮して、この整数(つまり、物品数)を決定する。そして、この物品数をリーダ/ライタ14で読み取った無線タグ50の数と比較し、これらの値が一致すれば全ての物品Lに付された無線タグ50の無線IDが読み取られたと判断する。
これに対して、これらの値が一致しない場合であって、複数の物品Lの総厚さから求めた物品数が読み取られた無線タグ50の数よりも多い場合には、無線IDの読み漏れがあったと判断される。一方、複数の物品Kの総厚さから求めた物品数が読み取られた無線タグ50の数よりも少ない場合には、厚さ測定器22のゼロ点設定や押圧力の設定等に問題があると考えられる。このような事態が生じた場合の対処法は、先に説明した無線ID読み取り装置10と同様である。
続いて、この無線ID読み取り装置20を用いて、異なる厚さを有する複数の物品(但し、一部の物品の厚さは同じであってもよい)にそれぞれ付された無線タグのIDを一括して読み取る方法について説明する。
図3はn個の物品M,M,…Mを厚さ測定器22にセットした状態を示している。なお、‘n’は整数であるが、‘n’の値は無線ID読み取り装置20による無線IDの読み取り前においては不明であるとする。例えば、個々に無線タグ50が貼り付けられた封書等の郵便物が収容されたコンテナから、その数をカウントすることなく複数の郵便物を取り出して、厚さ測定器22にセットした場合等が挙げられる。
これらn個の物品M,M,…Mにそれぞれ付されている無線タグ50には、各物品の厚さが記憶されている。これらn個の物品M,M,…Mのそれぞれの厚さは、各物品の厚さ方向に一定の押圧力が加えられた状態において測定されたものである。このようなn個の物品M,M,…Mをその厚さ方向を合わせて、厚さ測定器22にセットする。その際、物品M,M,…Mは、個々の厚さを測定したときと同じ押圧力で固定板22bと可動板22cに挟まれる。
こうして、これらの物品M,M,…Mにそれぞれ取り付けられた無線タグ50の無線IDを一括読み取りする。コンピュータ16は、読み取った無線タグ50の数を把握し、さらに所定のソフトウェアを用いて、それぞれの無線タグに記憶された物品M,M,…Mの厚さの総和を算出し、この総和を厚さ測定器22によって測定された物品M,M,…Mの総厚さと比較する。
これらの値が所定の誤差範囲内で一致すれば、無線タグ50の読み漏れは無かったものとすることができ、物品M,M,…Mの数nが確定する。これに対して、無線タグ50を読み取って算出された総厚さと厚さ測定器22によって測定された総厚さとの間に差がある場合には、先の同一厚さの物品Lを取り扱った場合と同様のリカバリを行うことができる。
本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよく、また、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
例えば、重量一定かつ厚さ一定の物品については、複数の総重量および総厚さを測定して、重量ベースの物品数と、厚さベースの物品数と、読み取った無線タグの数とを対比させることにより、より正確な無線IDの読み取りを行うことができる。
本発明の第1の実施形態に係る無線ID読み取り装置の概略図。 本発明の第2の実施形態に係る無線ID読み取り装置の概略図。 図2の無線ID読み取り装置に厚さの異なる複数の物品をセットした状態を示す斜視図。
符号の説明
10,20…無線ID読み取り装置、12…送受信アンテナ、14…リーダ/ライタ、16…パーソナルコンピュータ、16a…キーボード、18…重量測定器、22…厚さ測定器、22a…載置台、22b…固定板、22c…可動板、22d…スライド機構、22e…測長器、50…無線タグ、52…箱、K,L,M…物品。

Claims (10)

  1. 個々の重量が同じである複数の物品にそれぞれ付された無線タグのIDを一括して読み取るための無線ID読み取り装置であって、
    複数の物品の総重量を測定するための重量測定部と、
    前記複数の物品にそれぞれ付された無線タグのIDを一括して読み取るための送受信アンテナと、
    前記物品の1個の重量を入力するための重量入力部と、
    前記複数の物品の総重量を前記物品の1個の重量で除した値と前記IDリーダで読み取った無線タグの数とを比較する演算部と、
    を具備することを特徴とする無線ID読み取り装置。
  2. 個々の厚さが同じである複数の物品にそれぞれ付された無線タグのIDを一括して読み取るための無線ID読み取り装置であって、
    複数の物品の総厚さを測定するための厚さ測定部と、
    前記複数の物品にそれぞれ付された無線タグのIDを一括して読み取るための送受信アンテナと、
    前記物品の1個の厚さを入力するための厚さ入力部と、
    前記複数の物品の総厚さを前記物品の1個の厚さで除した値と前記IDリーダで読み取った無線タグの数とを比較する演算部と、
    を具備することを特徴とする無線ID読み取り装置。
  3. 個々にその厚さを記憶した無線タグが付された複数の物品の、それら複数の無線タグのIDと記憶した厚さを一括して読み取るための無線ID読み取り装置であって、
    複数の物品の総厚さを、当該複数の物品の厚さ方向を合わせて、測定する厚さ測定部と、
    これら複数の物品にそれぞれ付された無線タグのIDと記憶した厚さを一括して読み取るための送受信アンテナと、
    前記送受信アンテナにより読み取られた複数の無線タグにそれぞれに記憶されていた各物品の厚さを合算し、その総和と前記厚さ測定部において測定された前記複数の物品の総厚さとを比較する演算部と、
    を具備することを特徴とする無線ID読み取り装置。
  4. 前記物品のそれぞれの厚さは、前記物品を一定の力でその厚さ方向に押圧した状態において測定されていることを特徴とする請求項3に記載の無線ID読み取り装置。
  5. 前記厚さ測定部は、前記複数の物品の総厚さを、前記物品のそれぞれの厚さを測定したときと同じ力で押圧した状態において、測定することを特徴とする請求項4に記載の無線ID読み取り装置。
  6. 個々の重量が同じである複数の物品にそれぞれ付された無線タグのIDを一括して読み取るための無線ID読み取り方法であって、
    複数の物品の総重量を測定し、
    前記複数の物品にそれぞれ付された無線タグのIDを一括して読み取り、
    この総重量を1個の物品の重量で除した値と、読み取った無線タグの数とを比較することにより、無線タグの読み漏れを検出することを特徴とする無線ID読み取り方法。
  7. 個々の厚さが同じである複数の物品にそれぞれ付された無線タグのIDを一括して読み取るための無線ID読み取り方法であって、
    複数の物品の総厚さを測定し、
    前記複数の物品にそれぞれ付された無線タグのIDを一括して読み取り、
    この総厚さを1個の物品の厚さで除した値と、読み取った無線タグの数とを比較することにより、無線タグの読み漏れを検出することを特徴とする無線ID読み取り方法。
  8. 個々にその厚さを記憶した無線タグが付された複数の物品の、それら複数の無線タグのIDと記憶した厚さを一括して読み取るための無線ID読み取り方法であって、
    複数の物品の総厚さを当該複数の物品の厚さ方向を合わせて実測し、
    前記複数の物品にそれぞれ付された無線タグのIDと記憶した厚さを一括して読み取って、該複数の物品の厚さを合算し、
    前記複数の物品の実測された総厚さと、無線IDに基づく合算された総厚さとを比較することにより、無線タグの読み漏れを検出することを特徴とする無線ID読み取り方法。
  9. 前記物品のそれぞれの厚さを、前記物品を一定の力でその厚さ方向に押圧した状態において測定し、その測定値が当該物品に付される無線タグに記憶されていることを特徴とする請求項8に記載の無線ID読み取り方法。
  10. 前記複数の物品の総厚さを、前記物品のそれぞれの厚さを測定したときと同じ力で押圧した状態において、測定することを特徴とする請求項9に記載の無線ID読み取り方法。
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