JP2005173869A - 情報読み取りミス検知システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 商品や商品等の搬送物を搬送するためのパレットに添付されたデータを読み取る際に、データの読み取り漏れや物品の紛失などが生じた場合でも簡単にこれをチェックし管理することができる情報読み取りミス検知システムを提供することを主たる課題とする。
【解決手段】 ICタグに記憶されている視覚物理量データと、実際に測定した視覚物理量計測データとを比較して一致しているか否かを判別することによって、情報の読み取りミスの有無を判別する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、商品や商品等の搬送物を搬送するためのパレット等に添付されたデータを読み取ることで各種のデータ処理を行うシステムにおいて、データの読み取りミスや物品の紛失をチェックし確実な処理をすることができる情報読み取りミス検知システムに関する。
従来、例えば宅配便等で物品等を配送する場合に、配送物としては、様々な重量や大きさの配送物があるため、特に大量の配送物を連続して処理を行う場合には、処理のミスや、配送処理における配送物の紛失などの事故が発生する危険性がある。
通常、配送物のデータ処理は、配送伝票に表示された情報を機械読み取りすることで各種のデータ処理を行っているが、大量の配送物の処理を連続的に行った場合には、機械読取装置の読取部分と配送物に貼付された配送伝票との間の不具合などの原因で、正確に配送伝票に表示されたデータの読み取りができないことが生じることがあり、仮に読み取りができなかった場合でも簡単にこれをチェックし配送処理の担当者が知ることができないという問題がある。
また、大量配送物を配送処理する際に、配送物が紛失したりするなどの事故が発生することも考えられ、もし紛失した場合でも配送物の依頼人や受取人などから問い合わせがあるまで紛失した配送物があることを知ることができないという問題がある。
そこで、このような問題を解決するために、現在は、商品や配送物等の物品に添付された非接触型ICタグのデータを読み取る際に、データの読み取りミスや物品の紛失などが生じた場合でも簡単にこれをチェックし管理することができる非接触型ICタグを使用した重量管理システムが提案されている。(例えば特許文献1)。
この重量管理システムは、機械的に読み取った複数の配送物や搬送物を搬送するパレット等の重量と実際に測定したこれらの重量とを比較することによって、読み取りミスの有無を検出している。
特開2001−289705号公報
しかしながら、例えば前記重量管理システムを用いてパレットや配送物である箱に添付された非接触型ICタグのデータの読み取りミスを検出する場合には、問題が生じる場合がある。例えば、パレットなどでは、長年使用することによって、水分等を含み、重量に変化が生じるうえ、汚れによって、又はパレットの消耗等によっても重量は変化してしまう。よって、このような場合には、もう一度重量を測りなおして、ICタグに記憶する情報を書き換えなければならないので不便である。
また、配送物が箱等である場合、箱に中身が含まれているか否かによっても、重量が変化してしまうが、箱が多数重なって並んでいた場合には、中身の確認を行うことが困難であり、あらかじめICタグに空の箱の重量を記憶させた場合には、中身が入っていた場合とは重量が異なってしまう。よって、視覚による判別が不可能な重量による比較を用いて読み取りミスの有無を検出することは、必ずしも便利で確実な方法とはいえないという問題があった。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであり、その課題は、商品や商品等の搬送物を搬送するためのパレット等に添付されたデータを読み取る際に、データの読み取りミスや物品の紛失などが生じた場合でも簡単にこれをチェックし管理し、確実な処理をすることができる情報読み取りミス検知システムを提供することを主たる課題とする。
上記課題を解決するための、本発明の第1の情報読み取りミス検知システムは、対象物に添付され、該対象物の視覚物理量データを記憶した記憶手段を有する視覚物理量記憶手段と、前記視覚物理量記憶手段の記憶手段に記憶した視覚物理量データを非接触方式で読み取る視覚物理量読取手段と、前記対象物の視覚物理量を計測する視覚物理量計測手段と、前記視覚物理量読取手段で読み取った視覚物理量データを算出し、算出された視覚物理量データと前記視覚物理量計測手段で計測した視覚物理量データとを比較して一致しているか否かを判別する視覚物理量比較判別手段と、を備えることを特徴とする。
上記第1の発明においては、前記視覚物理量記憶手段に視覚物理量データに加えて識別情報を記憶してもよい。
上記課題を解決するための、本発明の第2の情報読み取りミス検知システムは、視覚物理量管理の対象物に添付され、該対象物の識別情報を記憶した記憶手段を有する非接触型識別手段と、前記視覚物理量記憶手段の記憶手段に記憶した識別情報を非接触方式で読み取る識別情報読取手段と、前記非接触型識別手段の記憶手段に記憶した識別情報に対応した視覚物理量データを蓄積する蓄積手段と、前記対象物の視覚物理量を測定する視覚物理量計測手段と、前記識別情報読取手段で読み取った識別情報に対応する視覚物理量データを前記蓄積手段から取得して該視覚物理量データを算出し、算出された視覚物理量データと前記視覚物理量計測手段で計測した視覚物理量データとを比較して一致しているか否かを判別する視覚物理量比較判別手段と、を備えることを特徴とする。
上記第1の発明及び第2の発明においては、算出された前記視覚物理量データと前記計測した視覚物理量データとが一致していないと判別された場合には、情報読み取りミスを検知する検知手段を備えてもよい。
上記第1の発明及び第2の発明においては、対象物がパレット又は箱であってもよい。
第1の発明によれば、視覚物理量の高さを用いることによって、視覚認識が可能であり、高さである視覚物理量は箱の中身の有無等により変化を生じず、一定であるため、確実に読み取りミスの有無を検出することができるため、従来より行われていた重量を用いて読み取りミスの有無を検出することの問題点である、パレットなどの消耗等や、箱の中身の有無により、実際の重量とICタグに記憶させた重量とに差が生じる可能性があり、また、視覚による判別が不可能であるため、必ずしも便利で確実な方法とはいえない従来のシステムの問題点を解消し、読み取りミスの有無の検出の精度をさらにあげることができる。
よって、商品や商品等の搬送物を搬送するためのパレット等に添付されたデータを読み取る際に、データの読み取りミスや物品の紛失などが生じた場合でも簡単にこれをチェックし管理することができる。そして、読み取りミスが生じたことが検知されることによって、搬送処理の担当者が適宜読み取りのミスが生じたことを知ることができ、その場合には搬送物を1個づつ再度点検し、間違いなく処理が行われるように再処理することで正確な搬送物の管理ができ、処理のミスや、搬送処理における搬送物の紛失などの事故の発生を防ぐことができる。
さらに、視覚物理量データに加え、識別情報を有していることにより、データの読み取りミスや物品の紛失などが生じた場合に簡単にチェックし管理できるとともに、どの物品の読み取り漏れや紛失が起こったかを識別することができるため、搬送物に合わせた適切な処理が可能である。
第2の発明によれば、視覚物理量データを蓄積手段に蓄積することにより、個々のICタグには識別情報のみを記憶させればよいので、識別情報以外の必要な情報をICタグに記憶させる必要がなく便利であり、ICタグの保存量以上の多大な情報を蓄積手段で一括管理できることによって、識別情報に対応した情報を完全に把握することができる。
さらに、情報読み取りミスを検知する検知手段を備えることにより、読み取りミスが生じた場合に、的確に検知されることによって、搬送処理の担当者が適宜読み取りのミスが生じたことを知ることができ、その場合には搬送物を1個づつ再度点検し、間違いなく処理が行われるように再処理することで正確な搬送物の管理ができ、処理のミスや、搬送処理における搬送物の紛失などの事故の発生を防ぐことができる。
以下に、本発明の第1の実施の形態について、図1乃至図5を用いて説明する。
なお、本発明の利用場所や利用形態は限定されることはないが、以下は、ある倉庫内のパレットの在庫を管理するために用いられるIC情報の読み取りミス検知システムとして説明する。
具体的には、パレットの出庫を管理する場合について説明する。
よって、利用場所を倉庫、視覚物理量管理の対象物をパレットとし、この場合の視覚物理量は高さであるとして、以下説明する。
図1は、本発明の情報読み取りミス検知システムの一例を示した概略説明図、図2は、本発明に用いる非接触型ICタグの平面図、図3は、本発明に用いる非接触型ICタグの概略構成を示すブロック図、図4は、本発明の非接触型ICタグを使用した情報読み取りミス検知システムの概略構成を示すブロック図、図5は、本発明の動作フローチャートである。
図1には、実施形態に係る本発明の情報読み取りミス検知システムに関して、パレットを用いて搬送物を出庫する場合の処理を概略説明図を示している。
まず、情報読み取りミス検知システムSにおいて、パレットの出庫を管理する倉庫には、パレットの高さデータが記憶されている視覚物理量記憶手段の一例としての非接触型ICタグT(以下、非接触型ICタグを単に、「ICタグ」とする場合がある。)が添付されたパレット1と、ICタグTから高さデータを読み取る視覚物理量読取手段の一例としてのリーダ3と、パレット1の高さを赤外線や超音波センサなどを使用して計測する視覚物理量計測手段(以下、視覚物理量計測手段を単に、「高さ計測手段」とする場合がある。)としての高さ計測装置4と、リーダ3から読み取った高さデータの総和と高さ計測装置4で計測した実際の高さデータを比較する視覚物理量比較判別手段(以下、視覚物理量比較判別手段を単に、「高さ比較判別手段」とする場合がある。)としての中央処理装置Cによって構成されている。
この情報読み取りミス検知システムSにおいては、倉庫にあるパレット1の出庫を管理するために、まず、パレット1にパレットの高さデータを記憶させたICタグT(T1、T2、T3・・・TN)が添付されている。次に、そのICタグTの高さデータ(T1、T2、T3・・・TNの高さをそれぞれh1、h2、h3・・・hnとする)をリーダ3により読み取り、中央処理装置C(例えばCPUを備えたパーソナルコンピュータ)にそのデータが送られる。ここで、リーダ3は、中央処理装置Cと有線又は無線によって接続されている。
それと同時に、パレット1の実際の高さH(T1、T2、T3・・・TNが添付されているパレットの個々の高さをそれぞれH1、H2、H3・・・HNとするとH=H1+H2+H3+・・・HNとなる)を高さ計測装置4により測定し、中央処理装置Cにそのデータが送られる。
そこで、中央処理装置Cにより、リーダ3がICタグTから読み取った高さデータの総和h(例えば、h=h1+h2+h3+h4+h5)と高さ計測装置4で計測した高さHを比較し、H=hであれば、リーダ3がICタグTから読み取った高さデータの総和hと高さ計測装置4で計測した高さHが一致していることにより、読み取りミスがなかったことが判断される。
ここで、実際に計測した高さHとICタグTから読み取った高さデータhの一致とは、完全に同値であることを必要とせず、多少の誤差を考慮したものである。
次に、ICタグTにより読み取った高さデータの総和h(例えば、h=h1+h2+h3+h5であった場合)と高さ計測装置4にて計測した高さHとを比較し、H>hである場合には、高さ計測装置4で計測した実際の高さHよりもリーダ3が読み取った高さデータの総和hが、h4が読み漏らしされた分だけ小さい値として表れるので、読み漏らしが生じたことが判明する。
また、ICタグTにより読み取った高さデータの総和h(例えば、h=h1+h2+h2+h3+h4+h5であった場合)と高さ計測装置4にて計測した高さHとを比較し、H<hである場合には、高さ計測装置4で計測した実際の高さHよりもリーダ3が読み取った高さデータの総和hが、h2が2度読み取られた分だけ大きい値として表れるので、重複してデータが読み取られたことが判明する。
よって、高さ計測装置4にて計測した高さHとリーダ3により読み取った高さデータの総和hの値が一致しないと判断されれば、それによってデータの読み漏らしか重複してデータが読み取られた等の何らかの情報読み取りミスが生じたことが判断される。
ここで、情報読み取りミスが生じたことが判断された場合には、ミスを検知するために、ブザー等が備えられていてもよい。
また、ICタグにあらかじめ記憶させている情報は、視覚物理量として高さのみでなく、他の視覚物理量である例えば、体積などでもよい。
具体的に説明すると、上記の高さ計測装置4にて実際の高さHを計測した場合と同様に、パレットが複数の段積みとなった状態で、その外形寸法をセンシングできる、例えば画像処理等によって、体積を計測する。次に、ICタグに記憶されている体積データを読み取り、それら複数の箱の体積データを総和する。さらに、実際に計測した体積とICタグから読み取った体積データを比較し、それらの値が一致しているか否かを判別する。
その他の動作は上記の高さについて説明した場合と同様である。
次に、本発明の情報読み取りミス検知システムを構成するそれぞれについて、具体的に説明する。
パレット1に添付されているICタグTは、図2、図3に示すようにリーダ3に備えられた電波送受信アンテナ13からの質問電波を受信して駆動用電力に変換し、また質問電波を受信し応答電波を送信する際の搬送波として利用するための電源用受信及びデータ送受信用アンテナ5と、制御手段10と、情報書込読取手段11及び高さデータが記憶された記憶手段12とを有するIC6とが内蔵されて備えられている。
ここで、ICタグの高さデータは搬送物を搬送する際に逐次書き込むようにしてもよいし、何度も繰り返し使われるパレット等にはあらかじめ高さデータを認識させておいてもよい。
次に、リーダ3により、ICタグTの記憶手段12に記憶された高さデータを読み取る仕組みについて説明する。
リーダ3は、図4に示すように、電波送受信アンテナ13により構成され、電波による非接触方式で情報を受信することができるようにしてある。そして、リーダ3の電波送受信アンテナ13が備えられている位置は、赤外線や超音波センサなどによって計測される高さ計測装置4に複数個のパレット1を載せてこれらの高さを計測する際に、電波送受信アンテナ13からの電波が各パレット1のICタグTに対して届く位置に設置されている。
そして、電波送受信アンテナ13からは、起動信号電波が送信されるように設定されているので、ICタグTの電源用受信及びデータ送受信用アンテナ5がこの電波を受信することで、ICタグTに駆動電力を発生させ、制御手段10、情報書込読取手段11及び記憶手段12に電力を供給する。
次に、電波送受信アンテナ13から質問電波を発信すると、ICタグTの電源用受信及びデータ送受信用アンテナ5がこれを受信し、記憶手段12に記憶された高さデータのデータが電源用受信及びデータ送受信用アンテナ5から送信される。ICタグTの電源用受信及びデータ送受信用アンテナ5から送信された高さのデータは、電波送受信アンテナ13がこれを受信することで情報を非接触で読み取ることができる仕組みになっている。
次に、中央処理装置Cについて、説明する。
中央処理装置Cは、前記に説明したリーダ3より、ICタグTから読み取った高さデータを受信し、リーダ3によりICタグTの記憶手段12から読み取った高さデータの総和と高さ計測装置4で計測した高さデータを高さ比較判別手段14により比較する。
そして、高さデータの比較の結果、高さデータが一致したか否かが判別され、後述するフローチャートに従って処理が行われる。
上記に説明した手段を用いて、パレット1は、所定の場所に集められ搬送車に積み込む前に、実際に収集されたパレット1が間違いなく受付の手続きを済ませたパレット1であるか否かのチェックを行う。
具体的に、本発明のICタグを使用した情報読み取りミス検知システムの動作について、図5の動作フローチャートに基づいて説明する。
まず、各パレット1を集めて、同時に複数個のパレット1を高さ計測装置4に載せてこれらの実際の高さHを計測し、中央処理装置Cがこれらのデータを取得する(S1)。それと同時に、リーダ3により各パレットに添付されたICタグTの記憶手段12に記憶された高さデータhを読み取り、中央処理装置Cがデータを取得する(S2)。
次に、高さ比較判別手段14としての中央処理装置Cにより高さ計測装置4で計測した高さデータのHと、リーダ3によりICタグTの記憶手段12から読み取った高さデータの総和hとを比較する。そして、高さ計測装置4で計測した高さデータHとICタグTの記憶手段12から読み取った高さデータの総和hの比較の結果、高さデータの総和が一致したか否かが判断される処理が行われる(S3)。
その後、そのICタグTの記憶手段12から読み取った高さデータの総和hと高さ計測装置4で計測した高さデータHを高さ比較判別手段14の比較情報を比較して、高さデータが一致している場合には、読み取りミスなくリーダにより全てのICタグTが検知されていることが分かる。しかし、高さ比較判別手段14の比較の結果、高さデータが不一致の場合には、読み取りミスが生じたことが判明され、パレットを1個づつ再度点検することで間違いなく処理が行われるように再処理することで正確なデータ処理を行う。
ここで、ICタグに記憶されている情報は、視覚物理量としての高さデータのみではなく、例えば識別情報を有していてもよい。これにより、データの読み取りミスや物品の紛失などが生じた場合に簡単にチェックし管理できるとともに、どの物品の読み取りミスや紛失が起こったかを識別することができるため、搬送物に合わせた適切な処理が可能である。
さらに、ICタグは、通常UID(ユニークID)という個別の識別情報を持っているため、ICタグのUIDを対象物の識別情報としてもよい。また、ICタグのUIDはICタグをアクセスするための利用のみとし、システムの使用者が、別途ICタグに対象物の個別の識別情報を記憶させて使用してもよい。
よって、ICタグには、視覚物理量と識別情報を両方記憶させておいてもよい。
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。
上記の説明に比べ、識別情報を記憶した記憶手段を有する非接触型識別手段としてのICタグと、非接触型識別手段の記憶手段に記憶した識別情報を非接触方法で読み取る識別情報読取手段としてのリーダと、非接触型識別手段の記憶手段に記憶した識別情報に対応した視覚物理量データを蓄積する蓄積手段と、から構成されていてもよい。
その場合、ICタグに内臓されている情報は、個々のパレットの識別情報のみであってもよい。
つまり、ICタグにより識別情報をリーダで読み取り、その後、識別情報をその識別情報に合わせて高さデータ等が記憶されている蓄積手段(図示していないが例えば中央処理装置Cに設置されているとする)としての中央処理装置Cに送信し、ネットワークにより、その識別情報に対応した高さデータなどを得ることによって、識別情報と高さデータを関連付けるようにしてもよい。
よって、高さデータを蓄積手段に蓄積することにより、個々のICタグには識別情報のみを記憶させればよいので、識別情報以外の必要な情報をICタグに記憶させる必要がなく便利であり、ICタグの保存量以上の多大な情報を蓄積手段で一括管理できることによって、識別情報に対応した情報を完全に把握することができる。
その他の動作は本発明の第1の実施の形態で示したものと同様である。
以上説明したように、第1の発明によれば、視覚物理量の高さを用いることによって、視覚認識が可能であり、高さである視覚物理量は箱の中身の有無等により変化を生じず、一定であるため、確実に読み取りミスの有無を検出することができるため、従来より行われていた重量を用いて読み取りミスの有無を検出することの問題点である、パレットなどの消耗等や、箱の中身の有無により、実際の重量とICタグに記憶させた重量とに差が生じる可能性があり、また、視覚による判別が不可能であるため、必ずしも便利で確実な方法とはいえない従来のシステムの問題点を解消し、読み取りミスの有無の検出の精度をさらにあげることができる。
よって、商品や商品等の搬送物を搬送するためのパレット等に添付されたデータを読み取る際に、データの読み取りミスや物品の紛失などが生じた場合でも簡単にこれをチェックし管理することができる。そして、読み取りミスが生じたことが検知されることによって、搬送処理の担当者が適宜読み取りのミスが生じたことを知ることができ、その場合には搬送物を1個づつ再度点検し、間違いなく処理が行われるように再処理することで正確な搬送物の管理ができ、処理のミスや、搬送処理における搬送物の紛失などの事故の発生を防ぐことができる。
さらに、視覚物理量データに加え、識別情報を有していることにより、データの読み取りミスや物品の紛失などが生じた場合に簡単にチェックし管理できるとともに、どの物品の読み取り漏れや紛失が起こったかを識別することができるため、搬送物に合わせた適切な処理が可能である。
第2の発明によれば、視覚物理量データを蓄積手段に蓄積することにより、個々のICタグには識別情報のみを記憶させればよいので、識別情報以外の必要な情報をICタグに記憶させる必要がなく便利であり、ICタグの保存量以上の多大な情報を蓄積手段で一括管理できることによって、識別情報に対応した情報を完全に把握することができる。
さらに、情報読み取りミスを検知する検知手段を備えることにより、読み取りミスが生じた場合に、的確に検知されることによって、搬送処理の担当者が適宜読み取りのミスが生じたことを知ることができ、その場合には搬送物を1個づつ再度点検し、間違いなく処理が行われるように再処理することで正確な搬送物の管理ができ、処理のミスや、搬送処理における搬送物の紛失などの事故の発生を防ぐことができる。
なお、本発明の情報読み取りミス検知システムは、上記実施の形態に限定されるものではない。上記実施の形態は、倉庫内のパレットの在庫を管理するために用いられるIC情報の読み取りミス検知システムを例示したが、情報はICタグ以外のものによって記憶されていてもよい。
また、搬送物の出庫時だけではなく、入庫時や、倉庫内のパレットの移動時や、空のパレットを貸し出す場合等にも用いられる。さらに、上記の搬送物の処理に限らず、商品が漏れなく揃っているかのチェックの他に、あらかじめ定められた人間が間違いなく揃っているかのチェックをするなど、様々な用途に用いることができるシステムである。
よって、特許請求の範囲に記載された技術的思想と実質的に同一な構成を有し、同様な作用効果を奏するものは、いかなるものであっても本発明の情報読み取りミス検知システムの技術的範囲に包含される。
本発明の情報読み取りミス検知システムの一例を示した概略説明図である。 本発明に用いる非接触型ICタグの平面図である。 本発明に用いる非接触型ICタグの概略構成を示すブロック図である。 本発明の非接触型ICタグを使用した情報読み取りミス検知システムの概略構成を示すブロック図である。 本発明の動作フローチャートである。
符号の説明
1・・・パレット
T・・・ICタグ
3・・・リーダ
4・・・高さ計測装置
5・・・電源用受信及びデータ送受信用アンテナ
6・・・IC
10・・・制御手段
11・・・情報書込読取手段
12・・・記憶手段
13・・・電波送受信アンテナ
14・・・高さ比較判別手段
S・・・情報読み取りミス検知システム
C・・・中央処理装置

Claims (5)

  1. 対象物に添付され、該対象物の視覚物理量データを記憶した記憶手段を有する視覚物理量記憶手段と、
    前記視覚物理量記憶手段の記憶手段に記憶した視覚物理量データを非接触方式で読み取る視覚物理量読取手段と、
    前記対象物の視覚物理量を計測する視覚物理量計測手段と、
    前記視覚物理量読取手段で読み取った視覚物理量データを算出し、算出された視覚物理量データと前記視覚物理量計測手段で計測した視覚物理量データとを比較して一致しているか否かを判別する視覚物理量比較判別手段と、
    を備えることを特徴とする情報読み取りミス検知システム。
  2. 請求項1に記載の情報読み取りミス検知システムにおいて、前記視覚物理量記憶手段に視覚物理量データに加えて識別情報を記憶したことを特徴とする情報読み取りミス検知システム。
  3. 視覚物理量管理の対象物に添付され、該対象物の識別情報を記憶した記憶手段を有する非接触型識別手段と、
    前記視覚物理量記憶手段の記憶手段に記憶した識別情報を非接触方式で読み取る識別情報読取手段と、
    前記非接触型識別手段の記憶手段に記憶した識別情報に対応した視覚物理量データを蓄積する蓄積手段と、
    前記対象物の視覚物理量を測定する視覚物理量計測手段と、
    前記識別情報読取手段で読み取った識別情報に対応する視覚物理量データを前記蓄積手段から取得して該視覚物理量データを算出し、算出された視覚物理量データと前記視覚物理量計測手段で計測した視覚物理量データとを比較して一致しているか否かを判別する視覚物理量比較判別手段と、
    を備えることを特徴とする情報読み取りミス検知システム。
  4. 請求項1乃至3のいずれか一の請求項に記載の情報読み取りミス検知システムにおいて、算出された前記視覚物理量データと前記計測した視覚物理量データとが一致していないと判別された場合には、情報読み取りミスを検知する検知手段を備えることを特徴とする情報読み取りミス検知システム。
  5. 対象物がパレット又は箱であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一の請求項に記載の情報読み取りミス検知システム。
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