JP2007192657A - テストシステム - Google Patents

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Minoru Komiyama
稔 小見山
Isao Hagiwara
萩原  勲
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Abstract

【課題】高周波電力増幅器における出力電力をカットして測定するレンジを下げることにより、高調波成分を正確に、かつ低コストで短時間に測定する。
【解決手段】テストデバイスDUTである高周波電力増幅器の高調波成分(高調波ノイズ)を測定する際、制御部3は、スイッチ8,9の切り替えを行い、カプラ4から出力信号がフィルタ10を介してデジタイザ7に入力されようにする。続いて、信号発生部2がテスト用信号をテストデバイスDUTに出力する。テストデバイスDUTから出力された出力信号は、フィルタ10によってキャリア成分の周波数帯が急峻に減衰され、測定する周波数帯域の信号のみがデジタイザ7に出力される。これにより、ダイナミックレンジの広い高性能な測定機器が不要となり、テストシステム1のコストを大幅に低減することができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、増幅器における測定技術に関し、特に、携帯電話などに用いられる高周波電力増幅器における高調波成分の測定に有効な技術に関する。
近年、移動体通信の1つとして、携帯電話が広く普及しており、その機能に対しても多様性が求められている。たとえば、携帯電話に用いられる高周波電力増幅器では、高機能化、および高性能化が進んでいる。
この種の高周波電力増幅器においては、高周波の電気的特性を測定するテスタによって高調波成分の測定を行い、その高調波成分が任意のノイズ規格内であるか否かを判断している。
ところが、上記のような高周波電力増幅器における高調波成分の測定技術では、次のような問題点があることが本発明者により見い出された。
これまでは、携帯電話それ自体で発生するノイズ規格が低かったために、携帯電話に用いられる高周波電力増幅器の高調波などのノイズ成分があまり問題とはならなかった。しかし、高周波電力増幅器の高機能化、および高性能化に伴い、特に、外部への不要な電力の漏れが大きく注目されている。
高周波電力増幅器の高調波測定においては、大電力である出力電力(キャリア)成分と微少電力である高調波成分とを同時に測定しなければならず、広いダイナミックレンジが必要となるが、現状のテスタでは、該テスタの性能の限界や、外部からのノイズの影響などにより微少電力の高調波成分を正確に測定することが困難である。
また、高調波成分を正確に測定するために、外付けの計測器を用いる場合、その計測器が非常に高価であり、テストコストが大幅に上昇してしまうという問題がある。さらに、測定時間も長くなり、テストのスループットも低下してしまうという問題がある。
本発明の目的は、高周波電力増幅器における出力電力をカットして測定するレンジを下げることにより、高調波成分を正確に、かつ低コストで短時間に測定することのできる技術を提供することにある。
本発明の前記ならびにそのほかの目的と新規な特徴については、本明細書の記述および添付図面から明らかになるであろう。
本願において開示される発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、次のとおりである。
本発明は、増幅器の出力信号を測定するテストシステムであって、前記増幅器から出力された出力信号の一部をピックアップする方向性結合器と、制御信号に基づいて、前記方向性結合器から出力された出力信号のうち、測定に必要な周波数帯域の信号のみを出力する電力切り替え出力部と、前記電力切り替え出力部から出力された信号の測定を行う測定部とを備えたものである。
また、本願のその他の発明の概要を簡単に示す。
本発明は、前記電力切り替え出力部が、制御信号に基づいて、前記方向性結合器から出力された信号の出力先を切り替える第1のスイッチと、前記第1のスイッチを介して方向性結合器から出力された出力信号のうち、測定に必要な周波数帯域の信号のみを出力するフィルタと、制御信号に基づいて、前記フィルタから出力される信号、または前記第1のスイッチから出力される信号のいずれかを切り替えて前記測定部に出力する第2のスイッチとよりなるものである。
また、本発明は、前記フィルタが、前記増幅器の高調波成分を含む周波数帯域の信号のみを出力するものである。
さらに、本発明は、前記フィルタが、ノッチフィルタ、またはバンドパスフィルタのいずれかよりなるものである。
また、本発明は、測定される前記増幅器が、移動通信システムに用いられる高周波電力増幅器よりなるものである。
本願において開示される発明のうち、代表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば以下のとおりである。
(1)低コストで、高精度に、かつ短時間で増幅器における高調波成分の測定を行うことができる。
(2)また、高価な計測などが不要となり、テストシステムの構成を簡略化することが可能となり、該テストシステムのコストを大幅に低減することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、実施の形態を説明するための全図において、同一の部材には原則として同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。
図1は、本発明の一実施の形態によるテストシステムの構成例を示すブロック図、図2は、図1のテストシステムに設けられたカプラから出力される出力波形の説明図、図3は、図1のテストシステムに設けられたデジタイザに高調波成分の測定の際に入力される測定波形の説明図である。
本実施の形態において、テストシステム1は、たとえば、携帯電話などに用いられる高周波電力増幅器のRF(Radio Frequency)成分の電気的特性の測定を行う。
テストシステム1は、図1に示すように、信号発生部2、制御部3、カプラ(方向性結合器)4、アッテネータ5、微少電力測定部(電力切り替え出力部)6、およびデジタイザ(測定部)7から構成されている。信号発生部2は、テストデバイスDUTとなる高周波電力増幅器に接続されており、テスト用信号を生成し、テストデバイスDUTの入力部に該テスト用信号を供給する。
制御部3は、テストシステム1におけるすべての制御を司る。カプラ4は、テストデバイスDUTから出力された信号の一部をピックアップする。アッテネータ5は、終端抵抗などであり、テストデバイスDUTから出力された出力電力を減衰させる。
微少電力測定部6は、入力部がカプラ4に接続されており、出力部がデジタイザ7に接続されている。微少電力測定部6は、高調波測定時において、テストデバイスDUTの出力電力をカットし、測定レンジを低くして高調波成分を出力する。
デジタイザ7は、計測器であり、微少電力測定部6を介して出力されたテストデバイスDUTの出力電力、ならびに高調波成分などの電気的特性の測定を行う。
また、微少電力測定部6は、スイッチ8,9、ならびにフィルタ10から構成されている。スイッチ(第1のスイッチ)8の入力部には、カプラ4が接続されている。また、スイッチ8の一方の出力部にはフィルタ10の入力部が接続されており、該スイッチ8の他方の出力部には、スイッチ(第2のスイッチ)9の他方の入力部が接続されている。
スイッチ9の一方の入力部にはフィルタ10の出力部が接続されており、該スイッチ9の出力部には、デジタイザ7の入力部が接続されている。
スイッチ8は、制御部3の制御に基づいて、該スイッチ8の入力部を、一方の出力部、または他方の出力部のいずれかに切り替えて接続する。スイッチ9は、制御部3の制御に基づいて、該スイッチ8の出力部を、一方の入力部、または他方の入力部のいずれかに切り替えて接続する。
フィルタ10は、任意の周波数に急峻な減衰を与えるフィルタであり、たとえば、ノッチフィルタからなる。このフィルタ10により、測定したい周波数帯域の電力のみを通過させ、それ以外の周波数の信号を減衰させる。
次に、本実施の形態によるテストシステム1の作用について説明する。
まず、テストデバイスDUTである高周波電力増幅器の高調波成分(高調波ノイズ)の測定を行う場合、制御部3は、カプラ4がフィルタ10の入力部に接続されようにスイッチ8の切り替えを行い、該フィルタ10の出力部がデジタイザ7の入力部に接続されようにスイッチ9の切り替えを行う。
続いて、制御部3は、信号発生部2に対してテスト用信号を生成するように制御を行い、そのテスト用信号をテストデバイスDUTに出力する。テストデバイスDUTは、テスト信号が入力されたことによって、図2に示すように、高調波成分を含んだキャリア(出力電力)成分を出力する。
この図2に示す出力信号は、フィルタ10を介してデジタイザ7に出力されることになるが、該フィルタ10によってキャリア成分の周波数帯が急峻に減衰されることになるので、図3に示すように、測定に必要なダイナミックレンジを小さくすることができ、測定したい周波数帯域の高調波成分のみを高精度に測定することが可能となる。これにより、ダイナミックレンジの広い高性能な測定機器が不要となり、テストシステム1のコストを大幅に低減することができる。
また、テストデバイスDUTの出力電力を測定する際には、スイッチ8,9を切り替えることによってフィルタ10を介さずにデジタイザ7にキャリア成分を出力することができる。
それにより、本実施の形態によれば、測定コストを大幅に低減しながら、高精度な高調波成分を測定することのきでるテストシステム1を実現することができる。
また、スイッチ8,9を切り替えるだけで、通常のキャリア成分の電力の測定も行うことができるので、テスト時間を短縮することができる。
さらに、前記実施の形態では、フィルタ10としてノッチフィルタを用いた例について記載したが、フィルタの種類は、たとえば、バンドパスフィルタ(測定したい周波数帯域の電力のみを通過させ、それ以外の周波数の信号を減衰させるフィルタ)などの測定したい周波数帯域のみの電力を測定することのできるものであればよい。
以上、本発明者によってなされた発明を実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
たとえば、前記実施の形態では、テストデバイスとして高周波電力増幅器に適用した例について記載したが、本発明は、一般的なアナログ信号を増幅する増幅器における高調波測定テスト全般に適用することが可能である。
本発明は、携帯電話などに用いられる高周波電力増幅器における高調波成分を測定するテスト技術に適している。
本発明の一実施の形態によるテストシステムの構成例を示すブロック図である。 図1のテストシステムに設けられたカプラから出力される出力波形の説明図である。 図1のテストシステムに設けられたデジタイザに高調波成分の測定の際に入力される測定波形の説明図である。
符号の説明
1 テストシステム
2 信号発生部
3 制御部
4 カプラ(方向性結合器)
5 アッテネータ
6 微少電力測定部(電力切り替え出力部)
7 デジタイザ(測定部)
DUT テストデバイス

Claims (5)

  1. 増幅器の出力信号を測定するテストシステムであって、
    前記増幅器から出力された出力信号の一部をピックアップする方向性結合器と、
    制御信号に基づいて、前記方向性結合器から出力された出力信号のうち、測定に必要な周波数帯域の信号のみを出力する電力切り替え出力部と、
    前記電力切り替え出力部から出力された信号の測定を行う測定部とを備えたことを特徴とするテストシステム。
  2. 請求項1記載のテストシステムにおいて、
    前記電力切り替え出力部は、
    制御信号に基づいて、前記方向性結合器から出力された信号の出力先を切り替える第1のスイッチと、
    前記第1のスイッチを介して前記方向性結合器から出力された出力信号のうち、測定に必要な周波数帯域の信号のみを出力するフィルタと、
    制御信号に基づいて、前記フィルタから出力される信号、または前記第1のスイッチから出力される信号のいずれかを切り替えて前記測定部に出力する第2のスイッチとよりなることを特徴とするテストシステム。
  3. 請求項2記載のテストシステムにおいて、
    前記フィルタは、
    前記増幅器の高調波成分を含む周波数帯域の信号を出力することを特徴とするテストシステム。
  4. 請求項2または3記載のテストシステムにおいて、
    前記フィルタは、
    ノッチフィルタ、またはバンドパスフィルタのいずれかであることを特徴とするテストシステム。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載のテストシステムにおいて、
    測定される前記増幅器は、
    移動通信システムに用いられる高周波電力増幅器であることを特徴とするテストシステム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113917230A (zh) * 2021-10-12 2022-01-11 合肥移瑞通信技术有限公司 一种谐波测试系统
CN115932349A (zh) * 2023-02-10 2023-04-07 南京燧锐科技有限公司 用于射频信号的切换电路、芯片及测试装置

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