JP2007190573A - 半田鏝 - Google Patents
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Abstract
【課題】高感度、即応タイプの半田鏝で、加熱チップを交換可能と、鏝を小型化する。温度検出接点32をより先端に近づけ、使用時のわずかな温度低下も検出して良好なフィードバック特性を発揮する。
【解決手段】鏝本体1は、筒状のセラミックスヒーター20の中空部24に、シース型の温度センサー26を挿入して、温度センサー26の先端27をセラミックスヒーター20の先端21からL21だけ先端側に突出させてある(b)。加熱チップ43は、セラミックヒーター20を挿入する嵌合穴45の先端側46に温度センサー26を挿入できる小径の先端嵌合穴48を形成してある。鏝本体1のセラミックスヒーター20を加熱チップ43の嵌合穴45に差し込み半田鏝を構成する(a)。温度センサー26の先端27が先端嵌合穴48内に差し込まれ、セラミックスヒーター20の発熱部23が嵌合穴45内に位置する。
【選択図】図1
【解決手段】鏝本体1は、筒状のセラミックスヒーター20の中空部24に、シース型の温度センサー26を挿入して、温度センサー26の先端27をセラミックスヒーター20の先端21からL21だけ先端側に突出させてある(b)。加熱チップ43は、セラミックヒーター20を挿入する嵌合穴45の先端側46に温度センサー26を挿入できる小径の先端嵌合穴48を形成してある。鏝本体1のセラミックスヒーター20を加熱チップ43の嵌合穴45に差し込み半田鏝を構成する(a)。温度センサー26の先端27が先端嵌合穴48内に差し込まれ、セラミックスヒーター20の発熱部23が嵌合穴45内に位置する。
【選択図】図1
Description
電子部品等を半田付けする半田鏝であって、とりわけ、温度の立ち上がり特性、熱回復特性を向上させた半田鏝に関する。
半田鏝で、できるだけ先端(半田に触れる部分)に近い部分に、発熱部及び温度センサーを配置した半田鏝は従来一般の半田鏝に比して、温度立ち上がり特性、熱回復特性に優れていた。従って、鏝の先端が微細な形状にもかかわらず、大きなラウンドを伴う、大型な電子部品を半田付けすることも簡単にできており、さらに高性能であった。よって、近年、高感度、即応答型の半田鏝として、広く使われていた。
このような半田鏝66、は例えば、図5に示すように、筒状先端部61内に、ヒーター62及び温度検出部63を収容し、筒状先端部61の先端側に半田に当てる鏝先64を一体に連設してあった。図中65は、ヒーター62に電源を供給するコネクターである。
昨今、鉛が生物に与える毒性が環境に悪いと考えられ、鉛を含まない無鉛半田が、多く使用されている。一般に、鏝先は銅でできていた為、無鉛半田を使用した場合には、含有する錫が銅へ浸食することにより、半田鏝の鏝先の消耗が激しく、頻繁な鏝先の掃除や取り換えが必要であった。
前記の高感度、即応答型の半田鏝66でも、高溶融温度である無鉛半田の使用にも適しているが、高感度、即応答型の半田鏝66では、ヒーターや温度検出部が埋め込まれ鏝先が一体に形成されていたので、交換費用が高価となる欠点があった。
また、一般の半田鏝では、加熱チップの交換タイプのものもあった(特許文献1)。
特開2005−40861
前記一般の加熱チップ交換タイプの半田鏝では、加熱チップの先端側にヒーターや温度センサーを配置することができず、高感度、即応答型の半田鏝66で加熱チップ交換タイプの半田鏝は無かった。
前記のように、従来の高感度、即応タイプの半田鏝は、温度センサー及びヒーターを細い鏝先にできるだけ近づけることで、効果を実現可能としていたので、鏝先の内部に温度センサー及びヒーターを一体に埋め込む構造になっていた。然るにこの発明は、筒状のヒーターの中空貫通孔から先端側に温度センサーを突出させ、加熱チップの先端をヒーターの先端より突出させ、鏝本体を形成して、加熱チップをヒーターに取り付けたので、前記課題を解決し、非埋込型(加熱チップを交換可能)とした高感度、即応タイプの半田鏝を実現した。
即ち、この発明は、基端側を把持部とし先端側を発熱部とする半田用の鏝において、以下のような構成とすることを特徴とする半田鏝である。
(1) 発熱部を有する鏝本体と発熱部に着脱可能な加熱チップとを有する。
(2) 前記発熱部は、筒状のヒーターの中空貫通孔に温度センサーを設置し、該温度センサーの先端部を、前記ヒーターの先端より突出させる。
(2) 前記発熱部を、前記加熱チップの嵌合穴に着脱可能に差し込む。
(1) 発熱部を有する鏝本体と発熱部に着脱可能な加熱チップとを有する。
(2) 前記発熱部は、筒状のヒーターの中空貫通孔に温度センサーを設置し、該温度センサーの先端部を、前記ヒーターの先端より突出させる。
(2) 前記発熱部を、前記加熱チップの嵌合穴に着脱可能に差し込む。
また、前記において、以下のような構成としたことを特徴とする半田鏝である。
(1) 筒状のヒーターをセラミックスヒーターとし、温度センサーを、ステンレス外皮を有するシース型センサーとする。
(2) 加熱チップの嵌合穴を、前記セラミックスヒーターの外径に合わせた大径部と該大径部の先端側に前記温度センサーの外径に対応させた小径部を形成した。
(1) 筒状のヒーターをセラミックスヒーターとし、温度センサーを、ステンレス外皮を有するシース型センサーとする。
(2) 加熱チップの嵌合穴を、前記セラミックスヒーターの外径に合わせた大径部と該大径部の先端側に前記温度センサーの外径に対応させた小径部を形成した。
前記における「温度センサーの先端部は、前記ヒーターの先端より突出させる」とは、熱電対の素線を接続した温度検出接点が、ヒーターの先端より突出していることをいう。
この発明は、温度センサーの先端部をヒーターの先端より突出させたので、温度センサーを加熱チップの先端側に近づけることができ、高感度即応型の半田鏝を提供できる効果がある。また、筒状のヒーターの中空貫通孔に温度センサーを設置したので、ヒーターの径を小さくすることができ、半田鏝の小型化を実現できる。
また、高感度即応型の半田鏝とした場合に、加熱チップを分離可能とするので、半田鏝の交換を加熱チップのみとすることができ、半田鏝のランニングコストを軽減するとともに、加熱チップの交換作業も簡略化できるので、総体として、半田付け作業を効率化できる効果がある。
また、加熱チップの嵌合穴を、セラミックスヒーターの外径に合わせた大径部と該大径部の先端側に温度センサーの外径に対応させた小径部を形成した場合には、温度センサーの感度を高め、ヒーターの加熱を効率良く加熱チップに伝えることができるので、更に半田付け作業を効率化できる効果かある。
(1)鏝本体1は、筒状のセラミックスヒーター20の中空部24に、シース型の温度センサー26を挿入して、温度センサー26の先端27をセラミックスヒーター20の先端21から突出させてある。加熱チップは、セラミックヒーター20を挿入する嵌合穴45の先端側46に温度センサー26を挿入できる小径の先端嵌合穴48を形成してある。
鏝本体1のセラミックスヒーター20を加熱チップの嵌合穴45に差し込み、同時に温度センサー26の先端27が先端嵌合穴48内に差し込まれる。この際、セラミックスヒーター20の発熱部23が嵌合穴45内に位置する(図1(b))。以上のようにして、半田鏝60を構成する(図1(a))。
(2)この発明は、温度検出部をより先端に近づけることができたので(図1(b))、図5に示すように、半田使用時のわずかな温度低下でも検出でき、良好なフィードバック特性を発揮できた。
図5は、この半田鏝60の性能実験結果を示し、(a)が図4に示す従来例の加熱チップとヒーターが一体の半田鏝66のデータであり、(b)が本件発明の加熱チップ42を取り外し可能とした半田鏝60のデータであり、同一材質の加熱チップを取り付けてある。この実験は、プリント基板上に設けた特定のポイントで、一定時間間隔(2秒)で連続して半田付け作業をして、その時の加熱チップの温度変化を、加熱チップの外表面に取り付けた別の温度センサーで計測したものである(図示していない)。図中、各値は、
t1:電源投入時より、設定温度に達するまでの時間
c1:半田鏝を使用したときの加熱チップの低下温度
t2:半田鏝の使用を休止した時の温度の回復時間
を夫々表す。この数値はいずれも小さい方が性能の良い半田鏝として評価される。
t1:電源投入時より、設定温度に達するまでの時間
c1:半田鏝を使用したときの加熱チップの低下温度
t2:半田鏝の使用を休止した時の温度の回復時間
を夫々表す。この数値はいずれも小さい方が性能の良い半田鏝として評価される。
図5(a)(b)が示すように、この発明の半田鏝60は、従来の加熱チップをヒーター及び温度センサーと一体に形成した半田鏝66(図4)に比べても何ら劣らない同等な性能が得られた。
図面に基づきこの発明の実施例を説明する。
[1]半田鏝の構成
(1) この発明の半田鏝60は、鏝本体1に加熱チップ42を着脱可能に取り付けて構成する(図1(a))。
(2) 把持部2は先端3が若干大径にラッパ状に開いた筒状で、内部に先端8側に開口した収容穴10を形成した支持材7を収容し、支持材7の基端部9を、把持部2の基端部4に固定してある。支持材7の外周と把持部2の内周との間には隙間が設けてあり、把持部2に温度が伝わらないようになっている。
支持材7には同軸で先端8側に開いた収容穴10が形成され、収容穴10内に、操作軸部12が摺動自在に取付られ、操作軸部12の基端14と収容穴10の底との間に、中空部(温度センサー26を層通するスペース)を有する弾性材17(弾力性を有する樹脂材料又は各種バネ)が介装されている。操作軸部12は耐熱樹脂で形成されている。
操作軸部12内にはヒーター用のリード線16、16が埋設され、リード線は16弾性体16は、支持材7の基端9部を通過して端子36、36に至っている。端子36、36から温度制御装置(図示していない。把持部2内又は半田鏝60の外部に位置する)を介して、外部電源コード(図示していない)に接続される。
操作軸部12の先端13に、筒状のセラミックスヒーター20を取り付ける。セラミックスヒーター20は、耐熱基部の先端部外周部に細径部が形成され、この細径部に発熱部を巻いてある。セラミックスヒーター20の耐熱基部の外周はD13、内周D12で形成され、セラミックヒーター20の中空部24(径D12)と操作軸部12の中空部18(径D12)は、同軸で連通している。セラミックスヒーター20の外周面は、発熱部23の外周面も含めて面一に形成されている。
(3)温度センサー26は、シース型で、外径D11(ここでは例えば、D11=1mm)のステンレス外皮(シース)29内に、クロメル線(素線)30とアルメル線(素線)31とが絶縁状態で並列して配置され、両素線30、31は先端30a、31aで接合され、温度検出接点32を形成する。両素線30、31に基端30b、31bはステンレス外皮29の開口部(基端側)29aに嵌挿された栓33を貫通して基端28側に取り出されている。ステンレス外皮29内には、酸化マグネシウム(MgO)粉末からなる絶縁粉末34が充填され、ステンレス外皮29の内部を電気的に絶縁して、両素線30、31の安定を保っている。
このような温度センサー26を把持部2の支持材7の収容部10内を貫通させ、さらに弾性材17の中空部18、操作軸部12の収容穴15、セラミックスヒーター20の中空部24を貫通して、温度センサー26の先端27をセラミックスヒーター20の先端21から長さL21(ここでは例えば、L21=2mm)だけ先端側に突出させる。突出部分に温度検出接点32が含まれている。また、温度センサー26の基端28は把持部2の基端4側に位置し、栓33から基端側に延びた両素線30、31の基端30b、31bは、把持部2内の端子37に接続する。以上のようにして、鏝本体1を構成する(図1(b))。
端子37からリード線を取り出して、把持部2内又は半田鏝の外部に設けた温度制御部(図示していない)に取り込まれ、設定温度に基づき、発熱部23のON・OFF又は供給電流量が制御され、また、必要であれば、現状の温度が表示される。
このようなシース型の温度センサー26は直径D11が1mm前後の極細型のものまで製作が可能である。この発明でも、極細型の温度センサー26を使用することによって、操作軸部12やセラミックスヒーター20の収容部15、中空部24を貫いた構造により半田鏝60の先端側に温度センサー26の先端27部(温度検出接点32)を近づけることができ、かつセラミックスヒーターを小径に形成することができる。よって、良好なフィールドバック性能を、維持することができた。
(4)加熱チップ42は、円筒状の基端部43に、尖った先端部44が連設された一体の構造となっている。基端部43には、セラミックスヒーター20を挿入できる径D23(ここでは例えば、D23=3.1mm)の嵌合穴45が形成してある。嵌合穴45は長さ(深さ)L23で、基端47側に開口し、セラミックスヒーター20の発熱部23を包含できる長さで形成する。
また、嵌合穴45の先端46側に嵌合穴45と同軸の先端嵌合穴48を連通連設して、先端嵌合穴48に温度センサー26の先端部27を収容可能とする。先端嵌合穴48は径D21(例えば、D21=1.1mm)で形成する(図1(b))。
ここで、従来の一般的な加熱チップ交換式の半田鏝の場合、嵌合穴45は焼き付け防止の目的で、嵌合穴45の内面にステンレス製の皮膜を施してあったが、この発明の嵌合穴45は、取り分けて、皮膜を形成しない加熱チップ42の材質のままとしてある。この発明では、熱伝導効率が向上したことにより、発熱部23の長さを、従来より短くできるので、嵌合穴45の内径D23をセラミックヒーターの外径D13より3〜10%程度大きくすることにより、焼きつき現象を回避できる。
また、加熱チップ42のみを交換することを容易とする為に、嵌合穴45の直径D23はセラミックスヒーター20の直径D13(=例えば3mm)に対して、3〜10%程度大きめに形成する。即ち、
D23=D13×(1.03〜1.1)
としてある。同様に、先端嵌合穴48の直径D21も温度センサー26の直径D11に対して、3〜10%程度大きめに係止する。即ち、
D21=D11×(1.03〜1.1)
としてある。ここで、3%以下とした場合には、加熱チップ42の加熱・冷却による膨張・収縮により、径が変化する場合があり、抜き差しができなくなるおそれがあり、10%以上とした場合には、発熱部23の熱が有効に加熱チップ42に伝わらないおそれや、加熱チップ42の温度が温度センサー26に正確に伝わらないおそれがあるからである。
D23=D13×(1.03〜1.1)
としてある。同様に、先端嵌合穴48の直径D21も温度センサー26の直径D11に対して、3〜10%程度大きめに係止する。即ち、
D21=D11×(1.03〜1.1)
としてある。ここで、3%以下とした場合には、加熱チップ42の加熱・冷却による膨張・収縮により、径が変化する場合があり、抜き差しができなくなるおそれがあり、10%以上とした場合には、発熱部23の熱が有効に加熱チップ42に伝わらないおそれや、加熱チップ42の温度が温度センサー26に正確に伝わらないおそれがあるからである。
同様にして、セラミックスヒーター20の中空部の内周D12は、例えばD12=1.1mmで形成され、内周D12と、ここに挿通する温度センサー26の外周D11の関係も、
D12=D11×(1.03〜1.1)
としてある。
D12=D11×(1.03〜1.1)
としてある。
また、この加熱チップ42は、例えば、銅中にわずかに鉄製分を混入した銅鉄合金製で形成し、嵌合穴45にステンレス製の皮膜を形成しない場合であっても、450℃で2000時間の使用条件であっても焼きつき現象を起こさないことも確認された。また、嵌合穴45の径D23、先端嵌合穴48の径D21を前記のように、D11、D13に対して大径に形成した場合であっても有効に温度を計測できると共に、熱伝導性を大きく損なうことなく充分な加熱特性が得られた(図5)。
(5)以上のように形成された鏝本体1の先端部(セラミックスヒーター20の先端21側)に、矢示56方向に加熱チップ42を取り付けて(図1(b)、図3)、嵌合穴45にセラミックスヒーター20の発熱部23が位置し、先端嵌合穴48に温度センサー26の先端28が収容される。この際、温度センサー26の先端28は、加熱チップ42の先端部(尖るように徐々に径が細くなっている部分)44側に位置している。
続いて、ステンレス製で筒状の先端部カバー51をセラミックスヒーター20を覆うように着脱可能に取り付け、先端部カバー51は、基端52を把持部2の先端3に着脱可能に取り付け、先端部44は径を絞って細径として、加熱チップ42に係止して、加熱チップ42がセラミックスヒーター20から抜けないようになっている。
以上のようにして、この発明の半田鏝60を構成する(図1(a))。この半田鏝60は使用時には通常の半田鏝と同様に、加熱チップの先端で半田を解かして使用する。弾性材17により、加熱チップ42の先端に適度の押し圧力を加えることができる。
加熱チップ42を交換する場合には、先端部カバー51を取り外して、矢示55方向に加熱チップ42を引き抜けば容易に取り外し、加熱チップ42を容易に交換できる(図3)。
[2]他の実施例
前記実施例において、セラミックスヒーター20の径D13=3mm、温度センサー26の径D11=1mmとしたが、他の大きさで形成することもできる(図示していない)。
前記実施例において、セラミックスヒーター20の径D13=3mm、温度センサー26の径D11=1mmとしたが、他の大きさで形成することもできる(図示していない)。
また、前記実施例において、円筒型のセラミックスヒーターを使用したが、他のヒーター、例えば、円筒型の絶縁材料中にコイルを埋め込んだ巻き線型のヒーターを使用することもできる(図示していない)。
1 鏝本体
2 把持部
3 把持部の先端
4 把持部の基端
7 支持材
8 支持材の先端
9 支持材の基端
10 支持材の収容穴
12 操作軸部
13 操作軸部の先端
14 操作軸部の基端
15 操作軸部の収容穴
16 リード線
17 弾性材
18 弾性材の中空部
20 セラミックスヒーター
21 セラミックスヒーターの先端
22 セラミックスヒーターの基端
23 セラミックスヒーターの発熱部
24 セラミックスヒーターの中空部
26 温度センサー
27 温度センサーの先端
28 温度センサーの基端
29 温度センサーのステンレス外皮
30 温度センサーのクロメル線
31 温度センサーのアルメル線
32 温度センサーの温度検出接点(温度検出部)
33 温度センサーの栓
34 温度センサーの絶縁粉末
36 端子(ヒータ用)
37 端子(温度センサー)
38 端子
40 鏝本体
42 加熱チップ
43 加熱チップの基端部
44 加熱チップの先端部
45 加熱チップの嵌合穴(大径部)
48 加熱チップの先端嵌合穴(小径部)
51 先端部カバー
52 先端部カバーの先端
53 先端部カバーの基端
60 半田鏝
61 筒状先端部(従来例)
62 ヒータ(従来例)
63 温度検出部(従来例)
64 鏝先(従来例)
66 半田鏝(従来例)
2 把持部
3 把持部の先端
4 把持部の基端
7 支持材
8 支持材の先端
9 支持材の基端
10 支持材の収容穴
12 操作軸部
13 操作軸部の先端
14 操作軸部の基端
15 操作軸部の収容穴
16 リード線
17 弾性材
18 弾性材の中空部
20 セラミックスヒーター
21 セラミックスヒーターの先端
22 セラミックスヒーターの基端
23 セラミックスヒーターの発熱部
24 セラミックスヒーターの中空部
26 温度センサー
27 温度センサーの先端
28 温度センサーの基端
29 温度センサーのステンレス外皮
30 温度センサーのクロメル線
31 温度センサーのアルメル線
32 温度センサーの温度検出接点(温度検出部)
33 温度センサーの栓
34 温度センサーの絶縁粉末
36 端子(ヒータ用)
37 端子(温度センサー)
38 端子
40 鏝本体
42 加熱チップ
43 加熱チップの基端部
44 加熱チップの先端部
45 加熱チップの嵌合穴(大径部)
48 加熱チップの先端嵌合穴(小径部)
51 先端部カバー
52 先端部カバーの先端
53 先端部カバーの基端
60 半田鏝
61 筒状先端部(従来例)
62 ヒータ(従来例)
63 温度検出部(従来例)
64 鏝先(従来例)
66 半田鏝(従来例)
Claims (2)
- 基端側を把持部とし先端側を発熱部とする半田用の鏝において、以下のような構成とすることを特徴とする半田鏝。
(1) 発熱部を有する鏝本体と発熱部に着脱可能な加熱チップとを有する。
(2) 前記発熱部は、筒状のヒーターの中空貫通孔に温度センサーを設置し、該温度センサーの先端部を、前記ヒーターの先端より突出させる。
(2) 前記発熱部を、前記加熱チップの嵌合穴に着脱可能に差し込む。 - 以下のような構成としたことを特徴とする請求項1記載の半田鏝。
(1) 筒状のヒーターをセラミックスヒーターとし、温度センサーを、ステンレス外皮を有するシース型センサーとする。
(2) 加熱チップの嵌合穴を、前記セラミックスヒーターの外径に合わせた大径部と該大径部の先端側に前記温度センサーの外径に対応させた小径部を形成した。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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Publication Number | Publication Date |
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Country | Link |
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR200450251Y1 (ko) * | 2009-09-09 | 2010-09-15 | (주)아폴로세이코코리아 | 팁 교환식 납땜 인두장치 |
JP2012121043A (ja) * | 2010-12-07 | 2012-06-28 | Japan Unix Co Ltd | はんだ鏝 |
JP2018012200A (ja) * | 2016-07-19 | 2018-01-25 | 株式会社 工房Pda | ヒータチップ及び接合装置及び接合方法 |
-
2006
- 2006-01-17 JP JP2006009100A patent/JP2007190573A/ja active Pending
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CN102554390A (zh) * | 2010-12-07 | 2012-07-11 | 日本优尼可思股份有限公司 | 钎焊烙铁 |
CN102554390B (zh) * | 2010-12-07 | 2015-03-04 | 日本优尼可思股份有限公司 | 钎焊烙铁 |
JP2018012200A (ja) * | 2016-07-19 | 2018-01-25 | 株式会社 工房Pda | ヒータチップ及び接合装置及び接合方法 |
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