JP2007190293A - 体脂肪測定用電極組合せ体 - Google Patents

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Abstract

【課題】生体インピーダンス法により体脂肪を測定する際に、腹部外周上の適切な位置に簡便かつ正確に複数の電極を配置できると共に、簡便に腹部外周長を測定できる体脂肪測定用電極組合せ体を提供する。
【解決手段】被測定体に取り付け可能な二つの電流印加用電極1a、1bと、被測定体に取り付け可能な二つの電圧測定用電極1c、1cと、長さを測定するための目盛り11をつけた巻尺10とからなる体脂肪測定用電極組合せ体30であって、二つの電流印加用電極1a、1bの一方の電極1aは、巻尺10の目盛り11の基点13近傍の位置に着脱可能に取り付けられ、二つの電圧測定用電極1c、1cは、巻尺10の長手方向に沿って移動可能なように該巻尺に保持される。二つの電流印加用電極1a、1bの他方の電極1bは、巻尺10の長手方向に沿って移動可能なように該巻尺に保持される。
【選択図】図4

Description

本発明は、人体の腹部に蓄積された体脂肪量、特に腹腔内部に蓄積された内臓脂肪量を生体インピーダンス法に基づき測定する際に用いる体脂肪測定用電極組合せ体に関する。
人体の腹部に蓄積された体脂肪量、特に腹腔内部に蓄積された内臓脂肪量が生活習慣病の主要な成因基盤であることが明らかになり、その管理の重要性が認識されている。このため、内臓脂肪量を簡便かつ高精度に測定できる装置の開発がのぞまれ、非侵襲で簡単に体脂肪量を測定できる生体インピーダンス法に注目が集まっている。生体インピーダンス法とは人体中の脂肪とその他の組織との電気伝導度の違いを利用して、体脂肪量を電気的に測定する方法である。
生体インピーダンス法を腹部に応用した体脂肪測定装置が種々の特許文献に開示されている(例えば、特許文献1、特許文献2参照)。本発明者も、腹部外周上の特定箇所に電極を配置して腹部の特定のインピーダンスを測定し、測定したインピーダンス値と腹部外周長などから内臓脂肪量を算出する体脂肪測定装置を考案し、開示している(例えば、特許文献3参照)。また、同特許文献3において、電極を導電性ゲルのような粘着性物質により構成し、腹部表面に貼りつけ可能にした体脂肪測定装置を考案した。導電性ゲルからなる電極(以下、ゲル電極とよぶ)は肌に密着し、電極と肌の間に十分な電気的接触を確保できるため、安定なインピーダンス測定ができる。
特開平11−113870号公報 特開平11−123182号公報 特開2002−369806号公報
上記のような体脂肪測定装置においては、測定の際に前もって複数の電極を被験者の腹部上の適切な位置に配置する必要がある。たとえばゲル電極を使用する場合は、測定者は被験者の腹部に複数枚のゲル電極を貼りつける作業を行う。ところが、被験者によって腹部の形状や外周長(ウエスト周囲径)はまちまちであり、電極を適切な位置に配置するには、被験者ごとに腹部の寸法を巻尺などで計測して電極位置をわりだす必要があった。この位置決め作業には少なからずの時間を要し、多人数の被験者を測定する集団検診のときに障害となった。
また、内臓脂肪量を精度よく算出するためには、算出式の中で腹部のインピーダンス値の他に腹部外周長をも使用する必要がある。このため、インピーダンス測定とは別に腹部外周長の測定を実施する必要があり、さらに測定時間を長くする要因となっていた。
本発明はこのような背景のもとに行われたものであって、生体インピーダンス法によって体脂肪を測定する際に、腹部外周上の適切な位置に簡便かつ正確に複数の電極を配置でき、しかも配置作業の中で簡便に腹部外周長を測定できる体脂肪測定用電極組合せ体を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、本発明の体脂肪測定用電極組合せ体は、被測定体に取り付け可能な少なくとも二つの電流印加用電極と、被測定体に取り付け可能な少なくとも二つの電圧測定用電極と、長さを測定するための目盛りをつけた巻尺とを有し、少なくとも二つの電流印加用電極の一つの電極は、巻尺の目盛りの基点近傍の位置に着脱可能に取り付けられ、少なくとも二つの電圧測定用電極は、巻尺の長手方向に沿って移動可能なように該巻尺に保持される構成とする。
また、少なくとも二つの電流印加用電極の他の電極も巻尺の長手方向に沿って移動可能なように該巻尺に保持されるようにすることが好ましい。電流印加用電極の素材にはたとえば導電性ゲルを用いることが好ましい。体脂肪測定用電極組合せ体をこのような構成とすることによって、被測定体に取り付け可能な電流印加用電極で巻尺を腹部外周に保持できるため、電圧測定用電極を巻尺の長手方向に沿って移動させながら巻尺の目盛りから電極の配置位置を簡便にわりだせるとともに、腹部外周に保持した巻尺によって腹部外周長を簡便に計測できる。
さらに、少なくとも二つの電圧測定用電極は電極間の距離を一定に固定する部材を備えるとともに、巻尺の目盛りに位置合わせをするための印を有する構成とすることが好ましい。また電極の位置決めに便利なように、上記印を少なくとも二つの電圧測定用電極の隣接する該電極間の中間位置に設ける構成とすることが好ましい。
さらにまた、目盛りには基点を同一にする2種類の数値がふられており、一方の数値は基点から目盛りまでの距離の2倍の距離を表し、他方の数値は基点から目盛りまでの距離の4倍の距離を表す構成とすることが好ましい。このような構成とすることによって、巻尺でへそから背骨までの腹部半周長を測定すれば2倍の距離を表す数値から直ちに腹部全周長を知ることができる。また4倍の距離を表す数値によって、腹部全周長の1/4の位置を直ちに知ることができ、電圧測定用電極の配置位置を容易にわりだすことができる。
本発明の体脂肪測定用電極組合せ体によれば、生体インピーダンス法によって体脂肪を測定する際に、腹部外周上の適切な位置に簡便かつ正確に複数の電極を配置でき、しかも配置作業の中で簡便に腹部外周長を測定できる。
以下、本発明の体脂肪測定用電極組合せ体30を、その好ましい一実施形態について図面を参照しながら説明する。図1(a)〜(d)は本発明の体脂肪測定用電極組合せ体30(図3参照)の各構成部材の一実施例である。
図1(a)に示す電極は、巻尺10(図1(d)参照)の目盛りの基点近傍の位置に着脱可能な電流印加用電極1aであり、導電性ゲルを含む1枚のシート状電極2aと電極2aの肌への貼り付けを補強する粘着シート3aとシート状電極2aと粘着シート3aの間の距離を一定に固定する固定部材4aと巻尺10への着脱を可能にする係合部材5aとを備える。シート状電極2aと粘着シート3aの表面6aは被験者の肌に接着する面で、粘着性を有する。固定部材4aは表面6aには表出しないように背面7aでシート状電極2aと粘着シート3aとを固定している。また固定部材4aには、電流印加用電極1aを腹部上に配置する際の位置あわせの目安となる十字状の印8aがつけられている。シート状電極2aには体脂肪測定装置20(図5参照)の電流印加用回路22と接続するための端子9aが設けられている。
図1(b)に示す電極は、巻尺10の長手方向に沿って移動可能な電流印加用電極1bであり、導電性ゲルを含む1枚のシート状電極2bと電極2bの肌への貼り付けを補強する粘着シート3bとシート状電極2bと粘着シート3bの間の距離を一定に固定する固定部材4bと巻尺の長手方向に沿った移動を可能にする可動保持部材5bとを備える。シート状電極2bと粘着シート3bの表面6bは被験者の肌に接着する面で、粘着性を有する。固定部材4bは表面6bには表出しないように背面7bでシート状電極2bと粘着シート3bとを固定している。また固定部材4bには、電流印加用電極1bを腹部上に配置する際の位置あわせの目安となる十字上の印8bがつけられている。可動保持部材5bは粘着シート3bの背面7b側に設けられている。シート状電極2bには体脂肪測定装置20の電流印加用回路22と接続するための端子9bが設けられている。
図1(c)に示す電極は、導電性ゲルを含む2枚のシート状電極2c,3cによる二つ電圧測定用電極1c,1cからなる電極対1c’であり、これらの二つ電圧測定用電極1c,1cは、シート状電極2cとシート状電極3cとの間の距離を一定に固定する固定部材4cを介して連結していると共に、巻尺10の長手方向に沿った移動を可能にする可動保持部材5cを備える。シート状電極2c,3cの表面6cは被験者の肌に接着する面で、粘着性を有する。固定部材4cは表面6cには表出しないように背面7cでシート状電極2c,3cを固定している。また固定部材4cには、シート状電極2cとシート状電極3cとの中間位置を示す線状の印8cがつけられている。可動保持部材5cはシート状電極2c,3cの背面7c側に設けられている。シート状電極2c,3cにはそれぞれ、体脂肪測定装置20の電圧測定用回路24と接続するための端子9cが設けられている。
図1(d)に示す巻尺10は、その長手方向に長さを測定するための目盛り11と電流印加用電極1aを着脱するための被係合部材12とを備える。目盛り11には基点13を同一にする2種類の数値14a,14bがふられており、どちらの数値にも基点には0(ゼロ)がふられている。目盛り11は0.25cm間隔でつけられており、基点13からの距離がNcm(ただしNは自然数)の位置には長い目盛りがつけられている。数値14a,14bは長い目盛りにふられている。数値14aは基点13から各目盛りまでの距離の2倍の距離を表す。すなわち基点13からの距離がNcmの位置にある目盛りには2Nの数値がふられている。同様に、数値14bは基点13から各目盛りまでの距離の4倍の距離を表し、基点13からの距離がNcmの位置にある目盛りには4Nの数値がふられている。被係合部材12は基点13の近傍に設けられている。
本実施形態の体脂肪測定用電極組合せ体30は、以上の少なくとも二つ(本実施形態では二つ)の電流印加用電極1a及び電流印加用電極1bと、少なくとも二つ(本実施形態では二つ)の電圧測定用電極1c,1cと、巻尺10とから構成される。電流印加用電極1aの係合部材5aは巻尺10の被係合部材12にはめ込むことができ、これによって電流印加用電極1aと巻尺10が嵌合係止されて、電流印加用電極1aが巻尺10に着脱可能に取り付けられる。嵌合されたとき、図2に示すように、巻尺10の基点13は電流印加用電極1aの印8aに一致するようになっている。
本実施形態の体脂肪測定用電極組合せ体30は図5に示すような制御部21とともに、体脂肪測定装置20を構成する。制御部21は電流印加用電極1a,1bに定電流を供給する電流印加用回路22と、電圧測定用電極1c間に発生した電圧を測定する電圧測定用回路24と、測定開始の合図や被験者の腹部外周長、性別、年齢などの被験者情報を入力する入力装置26と、電圧測定用回路24で計測した電圧(インピーダンス)と入力された腹部外周長および必要に応じて性別、年齢を用いて体脂肪量を算出する演算装置27と、算出した体脂肪量や入力された被験者情報を表示する表示装置28とから構成される。体脂肪測定用電極組合せ体30と制御部21とは配線コード23、25によって接続される。
次に、本実施形態の体脂肪測定用電極組合せ体30の使用方法を説明する。巻尺10の先端15を順に、電流印加用電極1bの可動保持部材5bと電圧測定用電極1c,1cの可動保持部材5c,5cに通し、最後に係合部材5aを被係合部材12にはめ込み電流印加用電極1aを巻尺10に取り付ける。こうして組みあがった体脂肪測定用電極組合せ体30の状態を図3に示す。
この体脂肪測定用電極組合せ体30を立位状態で待つ被験者の腹部に以下のようにして配置する(図4参照)。印8aの十字の中心を被験者のへそ位置17に合わせ、シート状電極2aと粘着シート3aが胴回りの方向(水平方向)に並ぶようにして電流印加用電極1aをへそ周りに貼りつける。印8bの十字の中心を被験者のへそ高さにある背骨の中心18に合わせ、シート状電極2bと粘着シート3bが胴回りの方向(水平方向)に並ぶようにして電流印加用電極1bを背骨周りに貼りつける。このとき巻尺10が被験者のへそから背骨までの半周を巻いていることを利用して、腹部の半周長を測定する。巻尺10の基点13は印8aに一致し、印8aはへそ位置17に合わせてあるので、へそ高さにある背骨の中心位置18を目盛り11で読むことによってへそから背骨までの腹部半周長を計測できる。さらに、目盛り11につけた数値14aにはへそから背骨までの距離の2倍の距離の数値が表示されているので、この数値からただちに腹部外周長(全周長)を知ることができる。次に、へそと背骨の中間点に配置する電圧測定用電極1c,1cの貼りつけ位置を決定する。巻尺10の数値14bは基点13からの距離の4倍の距離を表しているので、へそ高位に沿って腹部に回した巻尺10の数値14bがさきほど測定した腹部外周長となる目盛り位置がへそと背骨の中間点を表す。この位置に印8cを合わせて、シート状電極2cとシート状電極3cが胴回りの方向(水平方向)に並ぶようにして電圧測定用電極1c,1cを被験者の右側腹部に貼りつける。最後に被係合部材12を係合部材5aからはずし、可動保持部材5bと可動保持部材5cを通して巻尺10を引き抜く。
本実施形態の体脂肪測定用電極組合せ体30の使用方法は上述の方法に限定されるものではなく、いくつかの方法が可能である。たとえば各電極1a,1bを貼りつける順序は上記説明の逆でもよく、電流印加用電極1bを先にして後から電流印加用電極1aを貼りつけてもよい。また、電流印加用電極1aを背骨周りに、電流印加用電極1bをへそ周りに配置してもよい。このとき電圧測定用電極1c,1cは被験者の左側腹部に配置されることになる。
また、上記説明では、電流印加用電極1a、1bと電圧測定用電極1c,1cと巻尺10を組み上げた後に電極1a,1b,1c,1cを被験者の腹部に貼りつけたが、電流印加用電極1aと電流印加用電極1bを被験者の腹部に貼りつけた後に各電極1a,1b,1c,1cと巻尺10とを組み上げてもよい。すなわち、巻尺10の先端15を、腹部に貼り付けた電流印加用電極1bの可動保持部材5bと(貼り付けていない)電圧測定用電極1c,1cの可動保持部材5c,5cに順に通し、最後に巻尺10の被係合部材12を腹部に貼りつけた電流印加用電極1aの係合部材5aにはめ込み、電極と巻尺10とを組み上げる。
電流印加用電極1a,1bと電圧測定用電極1c,1cは使い捨てにしてもよく、同じ形状の電極1a,1b,1cを複数用意しておき、被験者が変わるごとに新しいものに交換することができる。
これに引き続き、以下のようにして体脂肪量の測定を行う。図5に示すように、電流印加用電極1a,1bの端子9a,9bと制御部21にある電流印加用回路22とを配線コード23で接続する。同様に、2つの電圧測定用電極1c,1cの端子9c,9cと電圧測定用回路24とを配線コード25で接続する。入力装置26から、測定した腹部外周長および必要に応じて被験者の性別、年齢を入力した後、電流印加用回路22から電流印加用電極1a,1bに定電流を印加し、2つの電圧測定用電極1c,1c間に発生した電圧を電圧測定用回路24で計測する。演算装置27は、電圧測定用回路24で計測した電圧(インピーダンス)と入力装置26に入力された腹部外周長および必要に応じて性別、年齢を用いて体脂肪量を算出する。算出のための計算式は演算装置27内にある記憶装置にあらかじめ保管しておく。算出した体脂肪量は表示装置28に表示される。
算出する体脂肪量は典型的には腹腔内部に蓄積した内臓脂肪量(重量、体積、断面積など)であり、特に電極を配置した腹部断面における内臓脂肪断面積である。また、内臓脂肪量の多い人は概して総脂肪量(内臓脂肪量と皮下脂肪量の和)も多いという相関があるため、腹部の総脂肪量や体全体の体脂肪量を近似的に算出することもできる。
以下に、本実施形態の体脂肪測定用電極組合せ体30を構成する各部材の詳細な説明を行う。電流印加用電極1aに用いるシート状電極2aは粘着性物質からなる部分を有し、腹部表面に貼りつけ可能な構造となっている。たとえば、肌と接触する電極表面に粘着性の導電性ゲルを塗布した構造や、電極表面に粘着性の導電性ゲルシートを貼りつけた構造が例としてあげられる。表面6aには剥離可能な薄膜状の保護シールを貼っておき、使用する直前に保護シールをはがしてシート状電極2aを腹部に貼るのが便利である。保護シールは非粘着性であることが好ましい。
シート状電極2aの形状としてはたとえば円盤状や矩形状のものを用いることができる。また、電極2aの大きさとしては、電極形状が円盤状の場合、たとえば直径0.6cm〜3.5cmの電極を用いることができ、特に直径1.5cm〜2.5cmの電極を用いることが好ましい。電極形状が矩形状の場合、たとえば、横幅0.6〜3cm、縦幅1.5〜7cmの電極を用いることができる。また、巻尺10を腹部外周にまわしたとき、電流印加用電極1aの近傍ではシート状電極2aの厚みのせいで巻尺10が腹部表面から離れるため、腹部外周長の正確な測定のために電極の厚みは薄い方が好ましい。たとえば厚み0.5mm〜2mmの電極を用いることができる。
電流印加用電極1aに用いる粘着シート3aはその表面6aが粘着性を有するゲルなどで構成され、腹部表面に貼りつけ可能になっている。表面6aにはシート状電極2aの場合と同様に剥離可能な保護シールを貼っておくのが便利である。粘着シート3aの形状と大きさは、操作性に支障を与えない限り特に制約は無いが、シート状電極2aと略同一の形状、略同一の大きさが使いやすい。
固定部材4aはシート状電極2aと粘着シート3aの間の距離を一定に固定する。固定部材4aは腹部表面にそって湾曲しうる薄いプラスチック板で構成するのが好ましい。プラスチック板には伸縮性がほとんど無いためシート状電極2aと粘着シート3a間の距離が一定に保たれ、かつプラスチック板の可湾曲性により電極1aが腹部表面上に安定に貼りつけられる。さらに、プラスチック板を透明な材質とすればプラスチック板を通して腹部表面を視認できるので、電極1aの貼りつけの際に、へそ位置または背骨位置と印8aとの位置合わせが容易になる。シート状電極2aの中心と印8aとの距離は1cm〜5cmとするのが好ましく、2cm〜3cmとするのがさらに好ましい。十字状の印8aの縦線の長さは巻尺10の幅よりも広めに設けてあり、測定者が印8aと巻尺10の目盛りを同時に視認できるようになっている。また、巻尺10を腹部外周にまわしたとき、電流印加用電極1aの近傍では固定部材4aの厚みのせいで巻尺10が腹部表面から離れるため、腹部外周長の正確な測定のために固定部材4aの厚みは薄い方が好ましい。たとえば厚み30μm〜500μmの固定部材4aを用いることができる。
係合部材5aは巻尺10の被係合部材12と着脱自在に嵌合できるようになっている。係合部材5a及び被係合部材12の構造としては、一方をオス、他方をメスとしたはめ込み式のボタンやはめ込み式の溝が例示される。あるいはマジックテープ(登録商標)で構成してもよい。係合を強固にするために、係合部材5aと被係合部材12をそれぞれ複数個設けてもよい。係合部材5aと被係合部材12を係合したとき、巻尺10の基点13は印8aの直上に来るようにその寸法が調整されている。なお、上記段落〔0016〕等でいう近傍とは、上記の“係合部材5aと被係合部材12を係合したとき、巻尺10の基点13は印8aの直上に来るようにその寸法が調整されている。”を満たす範囲をいう。
端子9aは金属などの導電性の物質から構成されており、シート状電極2aと電気的に導通している。端子9aは配線コード23と着脱可能な構造になっており、配線コード23によって電流印加用回路22と接続される。着脱する方法としては、クリップ形状に加工した配線コード23の先端で端子9aを機械的に挟み込む方法や、棒状に加工した配線コード23の先端を端子9aに形成した孔に差し込む方法が例示される。あるいはマグネット(磁気的な接着)を利用してもよい。
電流印加用電極1bは電流印加用電極1aとほぼ同様な構成をしている。シート状電極2b、粘着シート3bはそれらの左右の配置が異なる点を除いて、シート状電極2a、粘着シート3aに対する説明がそのまま成り立つ。固定部材4bについては固定部材4aに対する説明がそのまま成り立つ。端子9bについては、シート状電極2aをシート状電極2bに置き換えるだけで端子9aの説明がそのまま成り立つ。
電流印加用電極1bの可動保持部材5bは固定部材4bとの間に空隙をあけて、その両端が固定部材4bに接着している。この空隙に巻尺10を通すことによって、電流印加用電極1bは巻尺10に吊り下げられ、巻尺10の長手方向に沿って移動可能となる。スムーズな移動が可能なように空隙の幅は巻尺10の幅よりもわずかに広くなっている。
電圧測定用電極1c,1cのシート状電極2c,3c、可動保持部材5c,5cはそれぞれシート状電極2a、可動保持部材5bに対する説明がほぼそのまま成り立つ。
固定部材4cは2枚のシート状電極2c,3c間の距離を一定に固定する。固定部材4cは腹部表面にそって湾曲しうる薄いプラスチック板で構成するのが好ましい。プラスチック板には伸縮性がほとんど無いためシート状電極2c,3c間の距離が一定に保たれ、かつプラスチック板の可湾曲性により電極1c,1cが腹部表面上に安定に貼りつけられる。シート状電極2c,3c間の距離は最適な範囲に設定されている。電極間距離が小さすぎると、電極間に十分な電位差が発生せず、測定感度上好ましくない。この観点から、電極2c,3c間の距離(中心間距離)は通常3cm以上であることが好ましい。一方、電極間距離が大きすぎると測定電圧に皮下脂肪の分布や量の影響が現れるため、電極2c,3c間の距離は腹部外周長の1/6以下であることが好ましい。たとえばウエスト長60cm〜110cmの測定者を測定対象とする場合、電極2c,3c間の距離を3cm〜10cmにすることが好ましい。また、電圧測定用電極1c,1cの腹部への位置決めをしやすいように、線状の印8cは巻尺10の幅よりも広めに設けてあり、測定者が印8cと巻尺10の目盛りを同時に視認できるようになっている。また、巻尺10を腹部外周にまわしたとき、電圧測定用電極1cの近傍では固定部材4cの厚みのせいで巻尺10が腹部表面から離れるため、腹部外周長の正確な測定のために固定部材4cの厚みは薄い方が好ましい。たとえば厚み30μm〜500μmの固定部材4cを用いることができる。
端子9cは金属などの導電性の物質から構成されており、シート状電極2cまたはシート状電極3cと電気的に導通している。端子9cは配線コード25と着脱可能な構造になっており、配線コード25によって電圧測定用回路24と接続される。着脱する方法としては、クリップ形状に加工した配線コード25の先端で端子9cを機械的に挟み込む方法や、棒状に加工した配線コード25の先端を端子9cに形成した孔に差し込む方法が例示される。あるいはマグネット(磁気的な接着)を利用してもよい。
巻尺10は柔軟で湾曲可能だが、伸縮性の少ないビニールや布などの素材で形成されている。巻尺10の幅は0.5cm〜4cmが好ましく、1cm〜3cmがさらに好ましい。巻尺10が細すぎるとねじれて使いにくく、広すぎると可動保持部材5b,5cを大きくしなければならず利便性が低下する。巻尺10の長さは、対象となる被験者の腹部の半周長以上とする。典型的には70cm〜1mであればよいが、これよりも長くてもよい。巻尺10に設けられた目盛り11、被係合部材12、2種類の数値14a,14bの特徴は前述したとおりである。
制御部21の電流印加用回路22から電流印加用電極1a、1bに供給する電流は扱いやすさの観点から交流であることが好ましく、交流の周波数は、通常10kHz〜500kHzを用いることができ、特に50kHz〜200kHzを用いるのが好ましい。また、この時の電流値(実効値)は通常0.3mA〜3mAを用いることができる。
演算装置27で体脂肪量の算出に用いる計算式としては次のようなものが例示される。
m=a0+a1・V・Un+a2・(V・Un2+a3・y
ここで、mは内臓脂肪断面積などの体脂肪量、Vは電圧測定用回路24で計測した電圧(インピーダンス)、Uは腹部外周長、yは年齢、a0〜a3およびnは定数である。定数a0〜a3およびnは、あらかじめ多数の被験者を集めて予備試験を行い決定しておく。すなわち、多数の被験者に対して、計測したV、U、yのデータとX線CTで撮影した内臓脂肪断面積との相関を多変量解析によって解析し、最も相関が高くなるように定数a0〜a3およびnの値を決定する。典型的にはnは2〜3の値をとる。算出式を簡便にするために、a2および/またはa3をゼロとした近似式(a2および/またはa3を含む項を省略した近似式)を用いてもよいし、逆に算出精度を向上させるためにa4・Vやa5・Uなどの項を追加してもよい。また、算出の精度を向上させるため、被験者の性別によって計算式を使い分けることもできる。すなわち、男性用の計算式と女性用の計算式をそれぞれ作成し、入力装置26に入力された被験者の性別の情報をもとに、使用する計算式を選択する。
本発明の体脂肪測定用電極組合せ体は、前述した実施形態に制限されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない限り適宜変更が可能である。
図1(c)に示す電圧測定用電極1c,1cでは、可動保持部材5c,5cは各々に1個づつ合計2個設けられているが、1個でもよいし3個以上設けてもよい。また、可動保持部材5c,5cを図6に示すようなクリップ状の部材で構成してもよい。クリップ状部材で巻尺10を挟むことによって、巻尺10に電圧測定用電極1c,1cを仮止めすることができる。この構成の電圧測定用電極1c,1cを使用する際は、被験者の腹部外周長を測定した後、電圧測定用電極1c,1cを配置すべき位置すなわち基点13からの距離が被験者の腹部外周長の1/4となる位置に印8cを合わせて、電圧測定用電極1c,1cを巻尺10に仮止めしておくと便利である。保護シールをシート状電極2c,3cから剥がすなどの準備作業の間に電圧測定用電極1c,1cが巻尺10上を移動しないので、位置ずれなく電圧測定用電極1c,1cを側腹部に貼ることができる。
図1(b)に示す電流印加用電極1bでは、可動保持部材5bは粘着シート3bの背面に1個設けられているが、シート状電極2bの背面に設けてもよいし複数個設けてもよい。また可動保持部材5bを図6と同様なクリップ状の部材で構成してもよい。さらに可動保持部材5bを省略することもできる。
電圧測定用電極1c,1cの可動保持部材5c,5cを図6に示すようなクリップ状の部材で構成し、電流印加用電極1bの可動保持部材5bを省略した体脂肪測定用電極組合せ体は、たとえば以下のようにして使用することができる。まず、係合部材5aを被係合部材12にはめ込み電流印加用電極1aを巻尺10に取り付け、クリップ状の可動保持部材5c,5cで電圧測定用電極1c,1cを巻尺10上の適応な位置に仮止めする。印8aの十字の中心を被験者のへそ位置に合わせ、シート状電極2aと粘着シート3aが胴回りの方向(水平方向)に並ぶようにして電流印加用電極1aをへそ周りに貼りつける。巻尺10を被験者のへそから背骨まで巻き、へそ高さにある背骨の中心位置を目盛り11につけた数値14aで読むことによって腹部外周長を測定する。数値14bが腹部外周長となる目盛り位置に印8cを合わせて、可動保持部材5c,5cで電圧測定用電極1c,1cを巻尺10に仮止めしなおす。巻尺10を側腹部に巻きながら、シート状電極2cと3cが胴回りの方向(水平方向)に並ぶようにして電圧測定用電極1c,1cを被験者の右側腹部に貼りつける。最後に印8bの十字の中心を被験者のへそ高さにある背骨の中心に合わせ、シート状電極2bと粘着シート3bが胴回りの方向(水平方向)に並ぶようにして電流印加用電極1bを背骨周りに貼りつける。被係合部材12を係合部材5aからはずし、可動保持部材5c,5cのクリップを開いて巻尺10をはずす。なお、上記方法では電流印加用電極1aと電圧測定用電極1c,1cを貼り付けた後に電流印加用電極1bを貼り付けたが、電流印加用電極1bは巻尺10とは接続していないので、この順番は適宜変更することができる。
図1(a)に示す電流印加用電極1aにおいて、粘着シート3aの代わりにシート状電極2aと同様な構造をもつシート状電極を用いてもよい。同様に、図1(b)に示す電流印加用電極1bにおいて、粘着シート3bの代わりにシート状電極2bと同様な構造をもつシート状電極を用いてもよい。このシート状電極を電流印加用電極または電圧測定用電極として用い、前述のインピーダンスとは別の腹部インピーダンスを測定してもよい。また、図1(c)に示す電圧測定用電極1c,1cにおいて、シート状電極2c,3cと同様な構造をもつシート状電極を追加して、たとえば印8cを中心にして左右に2枚ずつ、計4枚のシート状電極を有する構造としてもよい。これらのシート状電極間に発生する複数の電圧を電圧測定用回路24で順次測定し、測定した複数の電圧の平均値から体脂肪量を算出することができる。
図1(a)に示す電流印加用電極1aと図1(b)に示す電流印加用電極1bにおいて、シート状電極2a,2bと粘着シート3a,3bの左右の位置を逆にすることもできる。
図1(c)に示す電圧測定用電極1c,1cでは、取り扱いが簡便になるように、固定部材4cによって2枚のシート状電極2c,3cを固定したが、固定部材4cを省略することもできる。このときは2枚の別々の電圧測定用電極1c,1c(シート状電極2c,3c)を、巻尺10の目盛り11をもとに腹部上の適切な位置に適切な間隔をおいて貼り付ける。
電流印加用電極1a、電流印加用電極1b、電圧測定用電極1c,1cの3つを測定者が混乱しないように、各電極の背面7にそれぞれ「へそ用」、「背骨用」、「側腹部用」などの表示をしてもよい。
体脂肪測定用電極組合せ体30で用いる電流印加用電極または電圧測定用電極を被測定体(腹部表面)に取り付け可能とする機構としては、本実施形態のように電極表面を導電性ゲルなどの粘着性物質で構成する以外に、別途設けた粘着テープ、吸盤、グリッパー等によって電極を被測定体(腹部表面)に取り付け、保持する機構としてもよい。さらに、該電極が吸盤状、グリッパー状等に適宜加工されたものであってもよい。
巻尺10の目盛り11につける数値14a,14bは、基点13につける0(ゼロ)を除いて、通常取りうる腹部外周長(ウエスト周囲径)の範囲に限定してもよい。その範囲としては50cm〜150cmなどが例示される。また、数値14aと数値14bを、識別可能な異なる二色で表示すると便利である。たとえば一方を黒字、他方を赤字とする方法が例示される。
巻尺10にはそれを収納可能な容器を具備させてもよい。さらに、バネなどにより自動的に巻尺を容器内に巻き取る機構を設けておくと便利である。非使用時には巻尺10を容器に巻き取って収納しておき、測定時に巻尺10を容器から引き出して使用するようにすれば、装置がコンパクトになって使いやすい。
演算装置27において、計測した電圧(インピーダンス)V、腹部外周長U、性別、年齢yから内臓脂肪断面積などの体脂肪量mを算出するのに対照表(ルックアップテーブル)を利用してもよい。すなわち、(V、U)あるいは(V、U、y)とmとの関係を結びつける対照表を男女別に作成して、演算装置27内にある記憶装置に保管しておき、演算装置27に送られてきた(V、U)あるいは(V、U、y)と性別の情報から対照表を参照して体脂肪量mを出力する。
体脂肪量の算出精度を向上させるために、被験者の腹部外周長Uだけでなく腹部断面積Aを測定し、体脂肪量の算出に使用してもよい。腹部断面積Aとしては、腹部外周長Uと同じくへそ高位での値が好ましい。このとき体脂肪量mの算出式としてはたとえば
m=a0+a1・V・A・U+a2・(V・A・U)2+a3・y
を用いることができる。a0〜a3は定数である。腹部断面積Aの測定には、光計測を利用した既存の三次元形状計測装置を用いることができる。三次元形状計測装置を用いて腹部(表面)の三次元形状を測定し、その形状データからへそ高位での断面積Aを算出すればよい。このとき同時に腹部外周長Uを算出してもよい。
(a)、(b)は、本発明の好ましい一実施形態に係る体脂肪測定用電極組合せ体を構成する電流印加用電極を説明する略示斜視図、(c)は、本発明の好ましい一実施形態に係る体脂肪測定用電極組合せ体を構成する電圧測定用電極を説明する略示斜視図、(d)は、本発明の好ましい一実施形態に係る体脂肪測定用電極組合せ体を構成する巻尺を説明する略示斜視図である。 電流印加用電極を巻尺に着脱可能に取り付けた状態を説明する略示斜視図である。 本発明の好ましい一実施形態に係る体脂肪測定用電極組合せ体を説明する略示斜視図である。 本発明の好ましい一実施形態に係る体脂肪測定用電極組合せ体を人体腹部に装着した状態を説明する略示斜視図である。 体脂肪測定用電極組合せ体と制御部とからなる体脂肪測定装置の構成を説明するブロック図である。 電圧測定用電極の他の形態を例示する略示斜視図である。
符号の説明
1a,1b 電流印加用電極
1c 電圧測定用電極
1c’ 電圧測定用電極の電極対
2a,2b,2c,3c シート状電極
3a,3b 粘着シート
4a,4b,4c 固定部材
5a 係合部材
5b,5c 可動保持部材
6a,6b,6c 表面
7a,7b,7c 背面
8a,8b,8c 印
9a,9b,9c 端子
10 巻尺
11 目盛り
12 被係合部材
13 基点
14a,14b 数値
15 巻尺先端
16 人体腹部
17 へそ位置
18 背骨の中心
20 体脂肪測定装置
21 制御部
22 電流印加用回路
23,25 配線コード
24 電圧測定用回路
26 入力装置
27 演算装置
28 表示装置
30 体脂肪測定用電極組合せ体

Claims (6)

  1. 被測定体に取り付け可能な少なくとも二つの電流印加用電極と、被測定体に取り付け可能な少なくとも二つの電圧測定用電極と、長さを測定するための目盛りをつけた巻尺とを有し、
    前記少なくとも二つの電流印加用電極の一つの電極は、前記巻尺の前記目盛りの基点近傍の位置に着脱可能に取り付けられ、
    前記少なくとも二つの電圧測定用電極は、前記巻尺の長手方向に沿って移動可能なように該巻尺に保持される体脂肪測定用電極組合せ体。
  2. 前記少なくとも二つの電流印加用電極の他の電極は、前記巻尺の長手方向に沿って移動可能なように該巻尺に保持される請求項1記載の体脂肪測定用電極組合せ体。
  3. 前記少なくとも二つの電圧測定用電極は、該電極間の距離を一定に固定する部材を備えるとともに、前記巻尺の目盛りに位置合わせをするための印を有する請求項1または請求項2記載の体脂肪測定用電極組合せ体。
  4. 前記印は前記少なくとも二つの電圧測定用電極の隣接する該電極間の中間位置に設けられた請求項3記載の体脂肪測定用電極組合せ体。
  5. 前記目盛りには基点を同一にする2種類の数値がふられており、一方の数値は該基点から目盛りまでの距離の2倍の距離を表し、他方の数値は該基点から目盛りまでの距離の4倍の距離を表す請求項1乃至請求項4のいずれか1項記載の体脂肪測定用電極組合せ体。
  6. 前記電流印加用電極と前記電圧測定用電極が導電性ゲルを含む請求項1乃至請求項5のいずれか1項記載の体脂肪測定用電極組合せ体。
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