JP2007190153A - 電気ポット用中蓋 - Google Patents

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JP2007190153A JP2006010419A JP2006010419A JP2007190153A JP 2007190153 A JP2007190153 A JP 2007190153A JP 2006010419 A JP2006010419 A JP 2006010419A JP 2006010419 A JP2006010419 A JP 2006010419A JP 2007190153 A JP2007190153 A JP 2007190153A
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Hideo Sunaga
英男 須長
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Abstract

【課題】電気ポット内にお湯が残っている状態で給水や排水のために電気ポットの蓋を開けると、容器内の蒸気が溢れ出て使用者が火傷を負う恐れがある。これを改善する従来技術としての電気ポット内に中蓋を設けたものがあるが、凹型の給水口のみを備えた構造であるために、残り湯を廃棄しようと電気ポットを傾けても完全に残り湯を廃棄することが困難であった。
【解決手段】中蓋の上面壁の周囲の一部を切り欠きとし、そこに当該切り欠き部の一辺を回転軸とし外側に開口する蓋を設けることで、中蓋にお湯を廃棄するための排水口を装備する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ポット型の電気湯沸かし器(以降電気ポットと呼ぶ)の内部構造に関する。
従来の電気ポットには、底部が開口した凹型の中蓋を有するものがある。
特許公開平10−5133
従来技術において内容器に溜まっているお湯を廃棄する場合、容器を傾けても中蓋の開口部が凹型であるために中蓋と内容器の結合部分にお湯が残ってしまう。(特許文献1の図7参考)
このためお湯を完全に廃棄することは困難である。
課題を解決するための手段として、給水のための開口部とは別に排水専用の開口部を中蓋に設ける。
即ち中蓋の上面壁の周囲の一部を切り欠きとし、そこに当該切り欠き部の一辺を回転軸とし外側に開口する蓋を設けることで、お湯を廃棄するための排水口を形成する。
本発明における排水口は中蓋の周囲に密着して設けられている。
このため電気ポット全体を傾ければ、内容器内の熱湯は内容器内の内壁に沿って落下し、排水口より残らず熱湯を廃棄することができる。
図1に、本発明の最良の実施形態の上面図を示す。
図1中、1は中蓋の上面壁であり、2は排水口の蓋であり、3は排水口2の開き過ぎを抑制する突起であり、4は給水口であり、5は給水口4内の張り出しであり、6は水位インジケーターの止めビスであり、7aと7bと7cと7dは取っ手を形成するために上面壁1に作られた窪みであり、8aと8bは中蓋を内容器に固定するために中蓋の側壁に作られた窪みであり、9と10と11は中蓋の切断線である。
図2に、切断線9に沿って中蓋を切断したときの断面図を示す。
図2中、12aと12bは中蓋の側壁の断面であり、13は給水口4の底を塞ぐ為の蓋である。
図2に見るように蓋2と蓋13の接合部は、屈曲し易いように肉厚が薄くなっており、当該接合部を回転軸に蓋2は外側に蓋13は内容器側に屈曲する。
中蓋の材質としては、耐熱性があり適度の硬度と柔軟性を備えたエポキシ樹脂を使用する。
図3に、切断線10に沿って中蓋を切断したときの断面図を示す。
3図中、6aと6bは止めビス6の断面であり、12aと12bは中蓋の側面壁の断面であり、14は水位インジケーターの浮きの断面である。
浮き14は、水より比重の軽い材質でできており、更に浮力を確保するために浮き14の中ほどは膨らんでいる。
図4に、切断線11に沿って中蓋を切断したときの断面図を示す。
図4中、8aと8bは中蓋を内容器に固定するために中蓋の側壁に作られた窪みの断面である。
図5に排水時における本発明の作用について説明する。
図5中、15は電気ポットの側壁であり、16は内容器に溜まった熱湯であり、17は排水口より排水される熱湯である。
図5に見るように熱湯を廃棄する場合は、電気ポット全体を傾けることになるが、蓋2の接合部の柔軟性を確保することにより、蓋2は水圧により外側に開口し、熱湯17が廃棄されることになる。
排水口の蓋2は中蓋の周囲に密着して設けられており、このため内容器内の熱湯16は排水口より残らず廃棄される。
また突起3は、蓋2が90度以上開口することを抑制する。
この働きにより、蓋2の接合部は過度の屈曲より保護されると同時に、蓋2が90度以上開口しないことにより電気ポットが鉛直に立てた状態で蓋2が開きっぱなしになることを防止する。
図6に給水時における本発明の作用について説明する。
図6中、18は注がれた水であり、19は内容器内に流れ込む水であり、20は流れ込む水19の代わりに外部に排出される蒸気である。
注がれた水18は、給水口4内を満たし水圧を増すが、蓋13の接合部の柔軟性により蓋13が内容器側に開口し、流れ込む水19として内容器内に流れ込む。
この際、流れ込む水19の体積と同等の体積の蒸気が内容器外部に排出されるが、その多くは蒸気20のように給水口4より排出される。
給水口4内の張り出し5は、蒸気20が注がれた水18に逆らって内容器内から給水口4より排出される経路長を長くする。
蒸気20が排出される経路長を長くすることで、蒸気20の冷却期間が長くなり、その分外部に排出される蒸気の温度は低下し、火傷の危険は低減する。
図7に本発明の水位インジケーターの作用について説明する。
図7中、21は内容器内に満たされた水の水面であり、22は浮き14に塗装されたペイントである。
内容器内の水位が低い場合は、浮き14は浮き14を格納する中蓋の窪みの底まで降下する。
内容器内の水面21が浮き14の中ほどの膨らみに達すると、浮き14は水面21の上昇に比例して上昇する。
浮き14の上昇にしたがって、浮き14の上部に塗装されたペイント22は中蓋の上面壁1の表面上に現れる。
ペイント22は、水位が上限に達しつつあることを伝えるものであり、赤色などで塗装する。
図8に中蓋を留める構造について説明する。
図8中、23aと23bは内容器内に設けられた段差であり、24aと24bは中蓋を留める突起であり、25aと25bは突起24aと24bを背後より押すN型のバネであり、26aと26bは突起24aと24bとバネ25aと25bを格納する窪みである。
内容器に中蓋を装着する場合、まず中蓋の底に当たる側壁12aおよび12bの底部が突起24aおよび24bに接触する。
すると突起24aおよび24bは、窪み26aと26b内に押し込められる。
中蓋が更に押されて降下すと、段差23aと23bにぶつかり停止する。
このときの中蓋の窪み8aおよび8bの位置と窪み26aと26bの位置を一致させておけば、突起24aおよび24bはバネ25aおよび25bによって押し出され、窪み8aおよび8b内に格納される。
中蓋を内容器から脱着する場合は、中蓋の上面壁1上の窪み7a,7b,7c,7dに指を入れて上面壁1を摘み中蓋全体を引き上げる。
中蓋の窪み8aおよび8bは、窪みの中心から外れるほど深さが浅くなっているため、中蓋を引き上げた時に、突起24aおよび24bは窪み26aおよび26b内に押し込まれる。
更に中蓋が上昇して中蓋の側壁12aおよび12bの底部が突起24aおよび24bから外れると、突起24aおよび24bはバネ25aおよび25bによって押し出される。
バネ25aおよび25bの強度は、中蓋を内容器から脱着する際に空の電気ポットが持ち上がらない程度とする。
本発明の最良の実施形態の上面図である。 切断線9に沿って中蓋を切断したときの断面図である。 切断線10に沿って中蓋を切断したときの断面図である。 切断線11に沿って中蓋を切断したときの断面図である。 排水時における本発明の作用を示した図である。 給水時における本発明の作用を示した図である。 本発明の水位インジケーターの作用を示した図である。 中蓋を留める構造を示した図である。
符号の説明
1 中蓋の上面壁
2 排水口の蓋
3 排水口2の開き過ぎを抑制する突起
4 給水口
5 給水口4内の張り出し
6 水位インジケーターの止めビス
6a,6b 水位インジケーターの止めビスの断面
7a,7b,7c,7d 取っ手を形成するために上面壁1に作られた窪み
8a,8b 中蓋を内容器に固定するために中蓋の側壁に作られた窪み
9 中蓋の切断線
10 中蓋の切断線
11 中蓋の切断線
12a,12b 中蓋の側壁の断面
13 給水口4の底を塞ぐ為の蓋
14 水位インジケーターの浮きの断面
15 電気ポットの側壁
15a,15b 電気ポットの側壁15の断面
16 内容器に溜まった熱湯
17 排水口より排水される熱湯
18 注がれた水
19 内容器内に流れ込む水
20 外部に排出される蒸気
21 内容器内に満たされた水の水面
22 浮き14に塗装されたペイント
23a,23b 内容器に設けられた段差
24a,24b 中蓋を留める突起
25a,25b N型のバネ
26a,26b 突起24aと24bとバネ25aと25bを格納する窪み

Claims (1)

  1. 電気ポット内の内壁に密着する側壁と、当該側壁を縁とし上面全体を覆うが周囲の一部が切り欠きとなっている上面壁と、当該切り欠き部の一辺を回転軸とし外側に開口する蓋より構成されることを特徴とする電気ポット用中蓋。
JP2006010419A 2006-01-18 2006-01-18 電気ポット用中蓋 Pending JP2007190153A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013039297A (ja) * 2011-08-19 2013-02-28 Tiger Vacuum Bottle Co Ltd 電気湯沸し器
JP2014505567A (ja) * 2011-02-18 2014-03-06 オッター コントロールズ リミテッド 製品およびそのための部品

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