JP2007188677A - 有機el素子 - Google Patents

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Abstract

【課題】 発光効率を向上させるとともに、発光効率及び輝度の減衰を抑制することができる有機EL素子を提供する。
【解決手段】 本発明による有機EL素子は、基板1上に、陽極層2、正孔注入層3、正孔輸送層4、発光部5、電子輸送層6、電子注入層7、陰極層8が積層されている。発光部5は、3層の第1発光層10と、3層の正孔輸送層11と、第2発光層12とを有する。そして、3層の第1発光層10と、3層の正孔輸送層11は交互に周期的に積層されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、発光部を有する有機EL素子に関する。
有機EL(エレクトロルミネセンス)素子は、基板、陽極層、正孔輸送層、光を発光するための発光層(発光部)、電子輸送層等を有する。従来、この発光層は、有機物と金属の結合体であるAlq(トリスアルミニウム)等の発光材料からなる単層の発光層で構成されている。
この単層からなる発光層には、陽極層からは、正孔輸送層等を介して正孔が注入されるとともに、陰極層からは、電子輸送層等を介して電子が注入される。そして、発光層に注入されて、閉じ込められた正孔と電子とが再結合して、可視光領域の光を発光するように構成されている。
しかしながら、陰極層から注入された電子のうち多くの電子は、陰極層側の発光層の界面で発光層内の正孔と再結合し、一方、陽極層から注入された正孔のうち多くの正孔は、陽極層側の発光層の界面で発光層内の電子と再結合してしまう。
従って、発光層において、発光層の界面のみで多くの正孔と電子の再結合が行われているため、発光層の界面の発光種のみが失活してしまう。この結果、発光層の内部の発光種が失活していないにも関わらず、この発光層の界面の発光種の失活によって、発光効率及び輝度の減衰が大きくなるといった問題があった。
そこで、発光層の内部での電荷の移動度を高めることにより、発光層の界面のみならず、発光層の内部でも正孔と電子の再結合を行うことによって、発光種の失活を均一化して、有機EL素子の発光効率及び輝度の減衰を抑制する技術が提案されている。
具体的には、発光層内部に、例えば、酸化しにくく、正孔の移動度が大きく正孔輸送層に使われるNPB(ナフテル・フェニル・ベンジン)を発光層にドーピングすることによって、正孔が発光層の内部まで容易に移動することができる。これにより、発光層の界面のみならず内部での正孔と電子の再結合を促進して、発光種が失活する領域をある程度分散させることができるので、有機EL素子の発光効率及び輝度の減衰を抑制することができる。
Vi−En Choong etc、「Organic light−emitting diodes with a bipolar transport layer」、APPLIED PHYSICS LETTERS、(米国)、American Institute of Physics、1999年7月12日、VOLUME 75、NUMBER 2、p.172
しかしながら、上述したようにNPBにより正孔の移動度を高めても、発光層の内部に移動できる正孔の量は一部だけであり、発光層の界面で多くの再結合が行われる。従って、発光層の界面での発光種の失活もある程度しか抑制することができず、充分に有機EL素子の発光効率及び輝度の減衰を抑制できているとは言い難いのが現状である。
本発明は、上述した課題を解決するために創案されたものであり、発光効率を向上させるとともに、発光効率及び輝度の減衰を抑制することができる有機EL素子を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、発光部を有する有機EL素子において、前記発光部は、発光材料からなる複数の発光層と正負いずれかの電荷が円滑に移動可能な電荷輸送材料からなる複数の電荷輸送層とが交互に周期的に積層されていることを特徴とする有機EL素子である。
また、請求項2記載の発明は、前記発光層を構成する発光材料は、トリスアルミニウム(Alq)を主成分とすることを特徴とする請求項1に記載の有機EL素子である。
また、請求項3記載の発明は、前記電荷輸送層は、正孔を円滑に移動可能な正孔輸送材料からなることを特徴とする請求項1又は2に記載の有機EL素子である。
また、請求項4記載の発明は、前記電荷輸送層を構成する正孔輸送材料は、ナフテル・フェニル・ベンジン(NPB)を主成分とすることを特徴とする請求項3に記載の有機EL素子である。
本発明によれば、発光部が、複数の発光層と複数の電荷輸送層とが交互に周期的に積層された積層構造に構成することによって、各発光層の界面で正孔と電子とを再結合させることができるので、発光層を単層で構成した場合に比べて、正孔と電子とが再結合可能な領域を増加させることができる。これによって、発光効率を向上させることができる。
また、界面を増加させて、正孔と電子とが再結合する領域を分散させることにより、発光種が失活する領域を分散させることができる。従って、発光種の失活が集中する単層の発光層を有する有機EL素子に比べて、発光効率及び輝度の減衰を抑制することができる。
以下、図面を参照して本発明の一実施形態を説明する。図1は、本発明による有機EL素子の断面構造を示す図である。
図1に示すように、有機EL素子は、基板1上に、陽極層2、正孔注入層3、正孔輸送層4、発光部5、電子輸送層6、電子注入層7、陰極層8が積層されている。
発光部5は、3層の第1発光層10と、3層の正孔輸送層11と、第2発光層12とを有する。そして、3層の第1発光層10と、3層の正孔輸送層11は交互に周期的に積層されている。
この有機EL素子では、基板1側から光が発光するように構成されているので、基板1は、ガラス基板等の光を透過する透明基板が用いられる。同様に、陽極層2も、光を透過可能な厚さ約150nm〜約160nmのITOの透明電極からなる。
正孔注入層3は、陽極層2からの正孔の注入率を向上させるものであり、厚さ約70nmの銅フタロシアニン(CuPc)からなる。正孔輸送層4は、正孔注入層3を介して陽極層2から注入された正孔を円滑に発光部5に輸送するためのものであり、厚さ約60nmのNPBからなる。
発光部5の第1発光層10は、注入された正孔及び電子が再結合して発光するためのものであり、発光種であるC545Tが約1%ドーピングされた厚さ約2nmのAlqからなる。また、発光部5の正孔輸送層11は、第1発光層10に注入された正孔を隣接する別の第1発光層10へと円滑に移動させるためのものであり、厚さ約2nmのNPBからなる。発光部5の第2発光層12は、C545Tが約1%ドーピングされた厚さ約28nmのAlqからなる。
電子輸送層6は、電子注入層7を介して陰極層8から注入された電子を円滑に発光部5に輸送するためのものであり、厚み約35nmのAlqからなる。電子注入層7は、陰極層8からの電子の注入率を向上させるものであり、厚さ約0.5nmのLiFからなる。陰極層8は、厚さ約150nmのAlからなる。
この有機EL素子は、基板1上に、真空上蒸着法等の既知の製造方法により、陽極層2、正孔注入層3、正孔輸送層4、第1発光層10と正孔輸送層11と第2発光層12とを含む発光部5、電子輸送層6、電子注入層7、陰極層8を順に成膜することによって製造される。
有機EL素子では、陽極層2及び陰極層8の間に一定の電圧が印加されると、陽極層2から正孔注入層3及び正孔輸送層4を介して発光部5に正孔が注入されるとともに、陰極層8から電子注入層7及び電子輸送層6を介して発光部5に電子が注入される。そして、発光部5に注入された正孔と電子とが再結合することによって、光を発光するように構成されている。
ここで、本発明による有機EL素子では、発光部5が、3層の第1発光層10と3層の正孔輸送層11とが交互に周期的に積層された積層構造を有するので、発光部5に注入された正孔と電子とが、3層の各第1発光層10の界面で再結合することができる。これにより、正孔と電子とが再結合できる領域を増加することができるので、発光効率を向上させることができる。
また、第1発光層10の界面を増加させることにより、正孔と電子とが再結合する領域を分散させることができるので、発光部5のいずれかの第1発光層10に再結合が集中することを抑制することができる。このため、いずれかの第1発光層10の界面の発光種だけが急速に失活することを防ぐことができるので、本発明による有機EL素子では、発光効率及び輝度の減衰を抑制することができる。
次に、上述した本発明の有機EL素子の効果を証明することを目的として、上記本発明による有機EL素子と比較するために作成した4つの第1〜第4比較用有機EL素子について説明する。図2は、比較用有機EL素子の断面構造を示す図である。
図2に示すように、比較用有機EL素子は、基板21上に、陽極層22、正孔注入層23、正孔輸送層24、発光層25、電子輸送層26、電子注入層27、陰極層28が積層されている。尚、比較用有機EL素子の基板21、陽極層22、正孔注入層23、正孔輸送層24、電子輸送層26、電子注入層27、陰極層28は、それぞれ、本発明の有機EL素子の基板1、陽極層2、正孔注入層3、正孔輸送層4、電子輸送層6、電子注入層7、陰極層8と同じである。
比較用有機EL素子の発光層25は、C545Tが約1%ドーピングされた厚さ約40nmのAlqからなる。そして、4つの第1〜第4比較用有機EL素子のうち、第1比較用有機EL素子には、発光層25にNPBをドーピングせず、第2〜第4比較用有機EL素子には、それぞれ、発光層25に1%、5%、10%のNPBをドーピングした。
まず、表1を参照して、本発明による有機EL素子と第1〜第4比較用有機EL素子の発光効率について説明する。尚、表1は、各有機EL素子の開始時における発光効率を示したものである。
Figure 2007188677
表1に示すように、本発明による有機EL素子の発光効率は、11.1cd/Aと高い数値を示したのに対し、第1〜第4比較用有機EL素子は、それぞれ、9.4cd/A、7.6cd/A、6.8cd/A、6.2cd/Aと、全ての比較用有機EL素子において本発明の有機EL素子よりも低い数値を示した。
これは、本発明による有機EL素子が、3層の第1発光層10と3層の正孔輸送層11とが周期的に積層された積層構造にすることによって、いずれかの第1発光層10で再結合することなく通過した正孔又は電子が、他の第1発光層10の界面で再結合することができるからと考えられる。即ち、正孔と電子とが再結合する領域が増えたので、発光効率が第1〜第4比較用有機EL素子よりも向上したものと考えられる。
また、これらの結果より、第2〜第4比較用有機EL素子において、NPBのドーパント量が増加するにつれて、発光効率が低くなることがわかる。これは、NPBのドーパント量が増加するにつれて、正孔の移動度が大きくなるので、発光層25の中に注入された正孔のうち、発光層25で電子と再結合することなく、発光層25を通過してしまう正孔の割合が増加するからだと考えられる。
次に、本発明による有機EL素子と第1比較用有機EL素子の発光効率の減衰率について図3を参照して説明する。図3は、縦軸が発光効率(cd/A)を示し、横軸が時間(hr)を示している。
図3に示すように、本発明による有機EL素子の発光効率は、1000時間後には、9.32cd/Aとなっている。一方、第1比較用有機EL素子の発光効率は、1000時間後には、6.75cd/Aとなっている。これらより、開始時(0時間)に対する1000時間後の減衰率は、本発明による有機EL素子が、16%の減衰率だったのに対し、第1比較用有機EL素子は、28%の減衰率であることがわかる。この結果、本発明による有機EL素子は、第1比較用有機EL素子に比べて、減衰率が小さくなったことがわかる。
また、図示しないが、200時間後の本発明による有機EL素子の発光効率の減衰率及びNPBが1%ドーピングされた第2比較用有機EL素子の発光効率の減衰率を比べると、前者は9.0%だったのに対し、後者は12%だった。これにより、本発明による有機EL素子は、NPBが1%ドーピングされた第2比較用有機EL素子よりも発光効率の減衰率が低いことがわかる。
これらは、第1及び第2比較用有機EL素子が、発光層25を単層で構成しているため、電子と正孔との再結合が、その単層の発光層25の界面に集中することによって、発光層25の発光種の失活が、発光層25の界面に集中するために発光効率の減衰率が大きくなったと考えられる。
一方、本発明による有機EL素子は、3層の第1発光層10及び3層の正孔輸送層11を積層することによって、第1発光層10の界面が増えたので、電子と正孔との再結合を各第1発光層10の界面に分散させることができた。これにより、第1発光層10の発光種の失活する領域を分散させることができたので、本発明の有機EL素子の発光効率の減衰率を抑制することができたと考えられる。
次に、本発明による有機EL素子と第1比較用有機EL素子の輝度の減衰について図4を参照して説明する。図4は、縦軸が輝度(cd/m)を示し、横軸が時間(hr)を示している。
図4に示すように、本発明による有機EL素子は、開始時(0時間)の輝度が約1025cd/mだったのに対し、約1000時間後の輝度は約870cd/mだった。一方、第1比較用有機EL素子は、開始時の輝度が約1000cd/mだったのに対し、約1000時間後の輝度は約720cd/mだった。
これにより、本発明による有機EL素子の約1000時間後の減衰率は約15%だったのに対し、第1比較用有機EL素子の減衰率は28%となったことがわかる。この結果、本発明の有機EL素子は、第1比較用有機EL素子に比べて、減衰率が小さくなっていることがわかる。
同様に、本発明による有機EL素子と、第2比較用有機EL素子とを比較した場合、図4に示すように、第2比較用有機EL素子の方が、本発明による有機EL素子に比べて、輝度の減衰率が明らかに大きいことがわかる。
また、図4に示すように、本発明による有機EL素子と、第3及び第4比較用有機EL素子とを比較した場合、約650時間までは本発明による有機EL素子の方が、第3及び第4の比較用有機EL素子に比べて輝度の減衰率が少し大きくなった。しかしながら、約650時間以降は、本発明の有機EL素子の輝度の減衰が略横ばいになっているのに対し、第3及び第4比較用有機EL素子の輝度は更に減衰していく傾向になった。
これにより、約1000時間以降では、本発明の有機EL素子の輝度の減衰率に比べて、第3及び第4の有機EL素子の減衰率の方が大きくなった。この結果、有機EL素子の発光時間が長くなれば長くなるほど、本発明の有機EL素子の減衰率が、第3及び第4の有機EL素子の減衰率に比べて、小さくなることがわかった。
これらは、本発明の有機EL素子が発光効率の減衰率を抑制させることができた理由と同じように、本発明の有機EL素子は、3層の第1発光層10と3層の正孔輸送層11とを積層構造にすることによって、第1〜第4比較用有機EL素子に比べて、発光種が失活する領域を分散させることができたためと考えられる。
以上説明したように、上述した本発明による有機EL素子の効果である、発光効率の向上と、発光効率及び輝度の減衰の抑制を証明することができた。
以上、上記実施形態を用いて本発明を詳細に説明したが、当業者にとっては、本発明が本明細書中に説明した実施形態に限定されるものではないということは明らかである。本発明は、特許請求の範囲の記載により定まる本発明の趣旨及び範囲を逸脱することなく修正及び変更形態として実施することができる。従って、本明細書の記載は、例示説明を目的とするものであり、本発明に対して何ら制限的な意味を有するものではない。以下、上記実施形態を一部変更した変更形態について説明する。
例えば、各層の厚みや構成する材料を変更することは可能である。
また、上記実施形態の発光部5では、第1発光層10と正孔輸送層11とをそれぞれ3層積層した周期構造について説明したが、積層する数は適宜変更することができる。
また、上記実施形態の発光部5では、第1発光層10と正孔輸送層11とを積層したが、複数の第1発光層と電子の移動度の高い材料からなる複数の電子輸送層とを周期的に積層した積層構造に構成してもよい。
本発明による有機EL素子の断面構造を示す図である。 比較用有機EL素子の断面構造を示す図である。 発光効率と時間との関係を示すグラフである。 輝度と時間との関係を示すグラフである。
符号の説明
1 基板
2 陽極層
3 正孔注入層
4 正孔輸送層
5 発光部
6 電子輸送層
7 電子注入層
8 陰極層
10 第1発光層
11 正孔輸送層
12 第2発光層
21 基板
22 陽極層
23 正孔注入層
24 正孔輸送層
25 発光層
26 電子輸送層
27 電子注入層
28 陰極層


Claims (4)

  1. 発光部を有する有機EL素子において、前記発光部は、発光材料からなる複数の発光層と正負いずれかの電荷が円滑に移動可能な電荷輸送材料からなる複数の電荷輸送層とが交互に周期的に積層されていることを特徴とする有機EL素子。
  2. 前記発光層を構成する発光材料は、トリスアルミニウム(Alq)を主成分とすることを特徴とする請求項1に記載の有機EL素子。
  3. 前記電荷輸送層は、正孔を円滑に移動可能な正孔輸送材料からなることを特徴とする請求項1又は2に記載の有機EL素子。
  4. 前記電荷輸送層を構成する正孔輸送材料は、ナフテル・フェニル・ベンジン(NPB)を主成分とすることを特徴とする請求項3に記載の有機EL素子。
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