JP2007188377A - 電子装置とそのバックアップシステム及びバックアップサービス提供方法 - Google Patents

電子装置とそのバックアップシステム及びバックアップサービス提供方法 Download PDF

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雅継 篠崎
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賢一 斎藤
Tetsuhiko Okada
哲彦 岡田
Koji Kamogawa
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Abstract

【課題】
HDDレコーダのファイルバックアップでは、データ転送する操作に手間がかかりデータを転送する間はHDDレコーダをユーザが使用することができなかった。また、大容量データ転送のため通信回線に過大なる負荷をかけるとともに、バックアップシステムへの記憶容量が増大する。
【解決手段】
HDDレコーダに受信するデータの格納を指示する内部格納指示手段と、記憶装置に受信するデータと同一のデータの保存・記録を指示する外部格納指示手段と、外部指示手段で指示されたデータを保存・記録する外部記憶装置と、電子装置の記憶装置に格納したデータが破損した場合または消去した場合に前記外部記憶装置に記録・保存したデータの転送を要求する転送要求手段とを有し、転送されたデータにより前記電子装置の記憶装置での破損したファイルまたは消去したファイルを再生させることで課題を解決できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、外部からの放送波またはインターネット等より受信した画像データまたは音声データなどのコンテンツ情報をHDDに記録・保存する電子装置(HDDレコーダ、HDD付き液晶モニタ、パーソナルコンピュータ等)に関し、または、その電子装置のファイルのバックアップシステム及びバックアップサービス提供方法に関するものである。
従来、放送波などで受信したテレビ番組や映画番組、ラジオ番組をアナログ情報として録画または録音するものとしてビデオテープレコーダ(以下VTRと略す)やテープレコーダが一般的であった。
最近の技術革新により大容量のハードディスク(以下HDDと略す)を内蔵したハードディスクレコーダ(以下HDDレコーダと略す)が登場し、放送波などで受信したテレビ番組や映画番組、ラジオ番組のアナログ情報をデジタル情報に変換し、変換後のデジタル情報を記録・再生できるとともに、記録できる容量も日進月歩で大きくなってきている。 前記VTRの場合には、アナログ信号を磁気テープに磁気方向を可変し画像及び音声を録画・再生し、繰り返し映画番組等を視聴するものである。
ところが、同一テープに繰り返し録画すること、または録画した同一番組を繰り返し視聴することでテープ自体が磨耗し録画した画質が視聴毎に劣化して、録画しようとする画像または音声が同一品質でなくなるいう欠点がある。さらに、長時間用録画テープでは録画した番組を検索したりする時間が大きいという欠点もあった。
一方、HDDレコーダは、放送波などで受信したテレビ番組や映画番組、ラジオ番組をデジタル情報に変換してHDDに録画するため、繰り返し視聴しても画像及び音声の劣化が発生せず、さらに録画番組を検索することも簡単にできるようになっている。
ところが、HDDレコーダにおいてのHDDは電気部品だけでなく精巧な機構備品を有するため、ビデオテープと比較して振動に対する耐久性が小さくHDD内のヘッド部による内部磁気媒体(通称:記録円盤)を傷つけ、記録したファイル情報、すなわち画像情報や音声情報を破損する可能性がある。
そのようなファイル情報に破損または破壊が発生すると、録画した画像情報または音声情報を正常に再生できないばかりか、再生そのものが不可能となることもある。
そこで、ファイル破損または破壊する場合に備えファイルのバックアップを作成する方法や記録するHDDを多重化し同一情報を複数のHDDに記憶するミラーリング方法があるが、HDDが2台以上必要になり製品価格が高くなる欠点または安価な製品では記録できる容量が小さくなるという欠点があった。
前記欠点を解消するために特許文献1に記載のバックアップシステムが考案されている。前記バックアップシステムは、HDDに格納した画像ファイルをバックアップ用画像ファイルとして通信回線を通じてサーバに送信し、サーバ側でも同一のデータをバックアップするもので、さらに前記HDDレコーダ内HDDの画像ファイルが破損したときにサーバから受信したバックアップ用画像ファイルをHDDレコーダ内HDDに再格納するものである。
特開2004−21634号公報
前記背景技術に記載したHDDレコーダとそのファイルバックアップシステムは、一旦前記HDDレコーダに記録・格納したデータを、格納後に前記ファイルファイルバックシステムに転送するため、
(1) 転送する操作に手間が掛かる。
(2) データを転送する間はHDDレコーダをユーザが使用することができない。
(3) 複数のユーザが、大容量のデータを転送することにより公衆回線を使用したインターネット上での最大通信能力を超えることにより転送に多大な時間が必要である。
(4) 複数のユーザが同時にデータをバックアップすることに対し考慮されていない。
という問題があった。さらに、
(5) 複数のユーザが同一データのバックアップ要求に対し、バックアップシステムへの記憶容量が増大することに対し考慮されていなかった。
(6) バックアップサービスに関する料金設定が考慮されていなかった。
という点にも問題があった。
本発明の目的は、データのバックアップ及びバックアップデータからの再生を好適に行うシステム及びサービス方法を提供するものである。
本発明は、前記目的を達成するために、HDD等の記憶装置を内蔵し外部から受信したデータを前記記憶装置にファイルとして記憶する電子装置において、前記記憶装置に受信するデータの格納を指示する内部格納指示手段と、前記記憶装置に受信するデータと同一のデータの保存・記録を指示する外部格納指示手段とを有することを特徴とする電子装置を提供するものである。
また、HDD等の記憶装置を内蔵し外部から受信したデータを前記記憶装置にファイルとして記憶する電子装置において、前記記憶装置に受信するデータの格納を指示する内部格納指示手段と、前記記憶装置に受信するデータと同一のデータの保存・記録を指示する外部格納指示手段と、前記外部指示手段で指示されたデータを保存・記録する外部記憶装置とを有することを特徴とするバックアップシステムを提供するものである。
さらに、HDD等の記憶装置を内蔵し外部から受信したデータを前記記憶装置にファイルとして記憶する電子装置において、前記記憶装置に受信するデータの格納を指示する内部格納指示手段と、前記記憶装置に受信するデータと同一のデータの保存・記録を指示する外部格納指示手段と、前記外部指示手段で指示されたデータを保存・記録する外部記憶装置とを有し、前記電子装置の記憶装置に格納したデータが破損した場合または消去した場合に前記外部記憶装置に記録・保存したデータの転送を要求する転送要求手段を有し、前記転送されたデータにより前記電子装置の記憶装置での破損したファイルまたは消去したファイルを再生させることを特徴とするバックアップシステムを提供するものである。
さらに、HDD等の記憶装置を内蔵し外部から受信したデータを前記記憶装置にファイルとして記憶する電子装置において、前記記憶装置に受信するデータの格納を指示する内部格納指示手段と、前記記憶装置に受信するデータと同一のデータの保存・記録を指示する外部格納指示手段と、前記外部指示手段で指示されたデータを保存・記録する外部記憶装置とを有し、前記電子装置の記憶装置に格納したデータが破損した場合または消去した場合に前記外部記憶装置に記録・保存したデータの転送を要求する転送要求手段を有し、前記転送されたデータにより前記電子装置の記憶装置での破損したファイルまたは消去したファイルを再生させるバックアップシステムで、格納するデータの内容により異なる料金(バックアップ要求1回当りのバックアップ初期費用またはバックアップするデータ容量と保持する期間とから換算される保持期間費用、バックアップしたデータを転送する転送要求1回当りの再生初期費用、バックアップしたデータを転送する転送要求1回に転送するデータ容量に比例する再生データ転送費用等)を設定することを特徴とするバックアップサービス提供方法を提供するものである。
さらに、HDD等の記憶装置を内蔵し外部から受信したデータを前記記憶装置にファイルとして記憶する電子装置において、前記記憶装置に受信するデータの格納を指示する内部格納指示手段と、前記記憶装置に受信するデータと同一のデータの保存・記録を指示する外部格納指示手段と、前記外部指示手段で指示されたデータを保存・記録する外部記憶装置とを有し、前記外部記憶装置に対し異なるユーザから同一のデータの格納要求が発生した場合には同一のデータを前記外部記憶装置の異なる複数のデータ領域に記憶・保存しないで共通の単一のデータ領域に格納し記憶するデータ容量を低減することを特徴とするバックアップシステムを提供するものである。
さらに、HDD等の記憶装置を内蔵し外部から受信したデータを前記記憶装置にファイルとして記憶する電子装置において、前記記憶装置に受信するデータの格納を指示する内部格納指示手段と、前記記憶装置に受信するデータと同一のデータの保存・記録を指示する外部格納指示手段と、前記外部指示手段で指示されたデータを保存・記録する外部記憶装置とを有し、前記外部記憶装置に対し異なるユーザから同等のデータの格納要求が発生した場合には同等データの内、総ての情報を包含するデータのみを前記外部記憶装置に格納・記憶して記録するデータ容量を削減することを特徴とするバックアップシステムを提供するものである。
さらに、HDD等の記憶装置を内蔵し外部から受信したデータを前記記憶装置にファイルとして記憶する電子装置において、前記記憶装置に受信するデータの格納を指示する内部格納指示手段と、前記記憶装置に受信するデータと同一のデータの保存・記録を指示する外部格納指示手段と、前記外部指示手段で指示されたデータを保存・記録する外部記憶装置とを有し、前記外部記憶装置に対し異なるユーザから同等のデータの格納要求が発生した場合には同等データの内、総ての情報を包含するデータのみを前記外部記憶装置に格納・記憶し、ユーザからデータ転送要求が発生した場合に、前記ユーザの転送要求内容に合わせて前記格納・記憶した記録データの内容を間引いて、間引き後のデータを転送することを特徴とするバックアップシステムを提供するものである。
さらに、HDD等の記憶装置を複数個内蔵し外部から受信したデータを前記記憶装置の1つにファイルとして記憶する電子装置において、前記複数の記憶装置で第1の記憶装置に受信するデータの格納を指示する第1の内部格納指示手段と、前記別の1つ以上の第2の記憶装置に受信するデータの格納を指示する第2の内部格納指示手段と、前記記憶装置に受信するデータと同一のデータの保存・記録を指示する外部格納指示手段とを有することを特徴とする電子装置を提供するものである。
さらに、HDD等の記憶装置を複数個内蔵し外部から受信したデータを前記記憶装置の1つにファイルとして記憶する電子装置において、前記複数の記憶装置で第1の記憶装置に受信するデータの格納を指示する第1の内部格納指示手段と、前記別の1つ以上の第2の記憶装置に受信するデータの格納を指示する第2の内部格納指示手段と、前記記憶装置に受信するデータと同一のデータの保存・記録を指示する外部格納指示手段とを有し、前記第1及び第2の内部格納指示手段で指示されたデータを消去する場合、第1の内部格納指示手段に対応する第1の記憶装置に格納したデータのみを消去し、第2の記憶装置に格納したデータは消去しないことを特徴とする電子装置を提供するものである。
さらに、HDD等の記憶装置を複数個内蔵し外部から受信したデータを前記記憶装置の1つにファイルとして記憶する電子装置において、前記複数の記憶装置で第1の記憶装置に受信するデータの格納を指示する第1の内部格納指示手段と、前記別の1つ以上の第2の記憶装置に受信するデータの格納を指示する第2の内部格納指示手段と、前記記憶装置に受信するデータと同一のデータの保存・記録を指示する外部格納指示手段とを有し、前記第1及び第2の内部格納指示手段で指示されたデータを消去する場合、第1の内部格納指示手段に対応する第1の記憶装置に格納したデータは自動的に消去し、さらに第2の記憶装置に格納したデータを消去する場合には確認情報入力を求め、その後消去することを特徴とする電子装置を提供するものである。
さらに、HDD等の記憶装置を複数個内蔵し外部から受信したデータを前記記憶装置の1つにファイルとして記憶する電子装置において、前記複数の記憶装置で第1の記憶装置に受信するデータの格納を指示する第1の内部格納指示手段と、前記別の1つ以上の第2の記憶装置に受信するデータの格納を指示する第2の内部格納指示手段と、前記記憶装置に受信するデータと同一のデータの保存・記録を指示する外部格納指示手段とを有し前記外部指示手段で指示されたデータを保存・記録する外部記憶装置とを有することを特徴とするバックアップシステムを提供するものである。
さらに、HDD等の記憶装置を複数個内蔵し外部から受信したデータを前記記憶装置の1つにファイルとして記憶する電子装置において、前記複数の記憶装置で第1の記憶装置に受信するデータの格納を指示する第1の内部格納指示手段と、前記別の1つ以上の第2の記憶装置に受信するデータの格納を指示する第2の内部格納指示手段と、前記記憶装置に受信するデータと同一のデータの保存・記録を指示する外部格納指示手段とを有し前記外部指示手段で指示されたデータを保存・記録する外部記憶装置とを有し、前記電子装置の第1及び第2の記憶装置に格納したデータが破損した場合または消去した場合に前記外部記憶装置に記録・保存したデータの転送を要求する転送要求手段を有し、前記転送されたデータにより前記電子装置の記憶装置での破損したファイルまたは消去したファイルを再生させることを特徴とするバックアップシステムを提供するものである。
本発明によれば、放送番組視聴と同時に外部バックアップ記憶装置に視聴番組をファイルとして格納できるため、
(1)ファイルを転送する操作が省け、使い勝手が向上する。
(2)バックアップのためのデータ転送が不必要なため、HDDレコーダなどの電子機器を常時使用可能とすることができる。
(3)複数のユーザが大容量のデータを転送することにより公衆回線を使用したインターネットに過大なる負荷を掛けることがなくなり使用効率が向上し、他のデータの転送や読み込み時間を短縮できる。
(4)複数のユーザが同一のデータをバックアップする要求に対し、バックアップシステムへの記憶容量が増大することを防止できる。
(5)ユーザが満足するバックアップサービスに関する料金設定が提供できる。
という効果がある。
以下に本発明の実施の形態を説明する。
本発明の一実施例である電子装置とそのバックアップシステム及びバックアップサービス提供方法におけるインターネットを介しデータのバックアップ及び再生動作及び構成を図1、図3、図4、図6、図9、図10、図11で説明する。
図1は、インターネットを介しデータのバックアップ及び再生を示す全体機能概要図である。図3は、電子装置とバックアップシステムと情報提供者との間でのデータ及び制御情報のやり取りを示す遷移図である。図4は、電子装置及びバックアップシステムへの同時データ格納と電子装置側でのデータの誤消去時の再生動作を示す動作概念図である。図6は、電子装置としてのHDDレコーダの内部機能を説明する機能図である。図9は、全体の機能を制御するためのプログラム構成を説明する機能図である。図10は、バックアップシステムでのファイル格納を管理する格納情報構成を説明する構成図である。図11は、バックアップシステムでのユーザバックアップ情報の構成を説明する構成図である。
図1で102、103、104は本発明の電子装置の製品例示としてのHDDレコーダで、105及び106は液晶テレビジョン(以下、液晶TVと略す)である。
102a、103a、104a、105a、106aは前記HDDレコーダ及び液晶TVにおける内蔵HDDである。102b、103b、104b、105b、106bは、コンテンツプロバイダ100から供給されたコンテンツ情報100aを内蔵HDDに記録・格納した結果の格納データである。本発明では、前記格納データ102b、103b、104b、105b、106bと同一のデータとしてバックアップシステム107における内蔵HDD107a、108a等に同時に記録・格納するものである。
ちなみに、前記コンテンツ情報100aは公衆回線等利用したインターネット101を介し前記HDDレコーダ102、103、104及び液晶TV105、106とバックアップシステム107に提供・供給される。
前記HDDレコーダ102、103、104ないし前記液晶TV105、106から前記バックアップシステム107へのコンテンツ情報100aのバックアップは、まずバックアップ要求108としてHDDレコーダ102から図11記載の情報とともに予め送信される。その情報内容は曜日情報1101、開始時間情報1102、終了時間情報1103、番組チャンネル情報1104、番組名1105、画像品質1106、音声品質1107で構成される。すなわちユーザが所望する番組(ここでは、番組という音声付き動画像を1つの例として説明しているが、静止画像または音声番組等でもかまわない)を所望する画像品質ならびに音声品質でバックアップすることを依頼するものである。前記バックアップシステム107は前記HDDレコーダ102からのバックアップ要求108の情報によりコンテンツプロバイダ100から所定のコンテンツ情報100aである番組が配信された場合、それを受けて内蔵HDD107a等にそのコンテンツ情報を記録・格納する。同時にHDDレコーダ102の内蔵HDD102aにも記録・格納されるのは言うまでもない。図1では、例えば、HDDレコーダ102からコンテンツプロバイダ100より配信される予定のコンテンツ情報“A1”102bをバックアップするようバックアップシステム107に要求し、そのコンテンツ情報“A1”102bをユーザが視聴すると、またはHDDレコーダ102に予約録画すると同時に内蔵HDD102aにコンテンツ情報“A1”102bが記録・格納されると同時にバックアップシステム107の内蔵HDD107aにコンテンツ情報“A1”102bが記録・格納される。
なお、異なるユーザが同一のコンテンツ情報“A1”102bをバックアップシステム107に要求し記録・格納することもできるし、異なるユーザが異なるコンテンツ情報“A1”102b、“A2”103b、“Ax”104b、“B1”105b、“B2”106bをバックアップシステム107に要求し記録・格納することもできる。
次に、バックアップしたコンテンツ情報の復帰・再生動作について説明する。いま、HDDレコーダ102の内蔵HDD102aに記録・格納してコンテンツ情報“A1”102bをユーザが誤って消去してしまった場合を考える。(内蔵HDD102aドライブそのものの機械的または電気的故障によるファイル破損やファイル読出し不可能な状況も想定することができる)
この場合、ユーザはHDDレコーダ102から再生データ転送要求109を出力する。
本再生データ転送要求109は、ユーザが過去にバックアップを要求したコンテンツ情報の中から曜日情報1101、開始時間情報1102、終了時間情報1103、番組チャンネル情報1104、番組名1105、画像品質1106、音声品質1107を指定する情報を含む。
その再生データ転送要求109は、インターネット101を介しバックアップシステム107に送信される。バックアップシステム107はその再生データ転送要求109を受けてバックアップしている複数のコンテンツ情報からユーザ指定コンテンツ情報を検索・抽出する。検索・抽出したコンテンツ情報、すなわち再生データ110を出力しインターネット101を介しHDDレコーダ102に送信する。HDDレコーダ102は送信された再生データ110を持って誤って消去したコンテンツ情報を再生・復帰させる。
ユーザ側(HDDレコーダ102)とバックアップシステム107間の要求・データ転送等を含めた詳細な動作について図3を用いて説明する。まず、HDDレコーダ102からバックアップ要求300をバックアップシステム107に送信する。バックアップシステム107は受信したバックアップ要求300を受けてHDDレコーダ102に対しユーザID・パスワード要求301を送信する。HDDレコーダ102を使用しているユーザは、そのユーザID・パスワード要求301に対し正規のユーザID・パスワード入力302をバックアップシステム107に送信する。バックアップシステム107は受信したユーザID・パスワード情報に対して正規ユーザからのものかどうかの確認作業である正規ユーザ確認303を実施する。正規ユーザと判断した場合には、確認認証通知304をHDDレコーダ102に送信する。ユーザは、バックアップシステム107が正規ユーザとして認証したことを受けて、バックアップしたいコンテンツの特定情報、すなわち日時・チャンネル・番組名・バックアップ時間(開始時間及び終了時間または開始時間と記録時間)を送信する。バックアップシステム107はその特定情報から所定の番組の記録・格納を準備する。その後、コンテンツプロバイダ100から所定のコンテンツ情報が配信されるとユーザは、そのコンテンツ情報を視聴するとともに使用しているHDDレコーダ102の内蔵HDD102aに記録・格納する。または視聴せず記録・格納し、後から視聴しても良い。同時にバックアップシステム107の内蔵HDD107a等に同一コンテンツ情報を記録・格納する動作であるバックアップ317を実行する。
この後、ユーザがHDDレコーダ102の内蔵HDD102aに記録・格納した前記コンテンツ情報を誤って消去308をしてしまったとする。その場合、バックアップシステム107に対し再送データ転送要求309を送信する。その後、復帰・回復したいコンテンツの特定情報、すなわち日時・チャンネル・番組名・バックアップ時間(開始時間及び終了時間または開始時間と記録時間)を再生データ情報310として送信する。バックアップシステム107は受信した特定情報で記録・格納しているコンテンツ情報群を検索し該当するものを抽出する作業であるバックアップ有無確認311を実行する。該当するコンテンツ情報を抽出できたらバックアップデータ送信312を実施しHDDレコーダ102に対し所望のデータを送信するバックアップデータ送信312を実行する。
HDDレコーダ102は、バックアップシステム107から送信されたバックアップデータを内蔵HDD102aに記録・格納を実行する。すなわち、図中の復帰313である。 その後、バックアップシステム107に対し再生したコンテンツ情報の消去依頼314を送信し、消去315を実施し消去完了通知316を受けバックアップしているコンテンツ情報の総記憶容量を削減しても良い。本動作は、後述するバックアップ維持費用等の料金体系に係わり費用削減にも役立つ。なお、重要なコンテンツ情報では本消去動作を実施せずバックアップシステム107で記録・格納し続けても良い。
その動作について図4を使用し説明する。インターンネット101からのコンテンツ情報“A1”102b、“B1”102c、“C1”102d、“Z1”102e、…を逐次HDDレコーダ102に記録・格納する場合、記録・格納する前にバックアップシステム107にバックアップ要求108でバックアップを要求する。すなわちコンテンツ情報“A1”102b、“B1”102c、“C1”102d、“Z1”102eがHDDレコーダ102の内蔵HDD102aに記録・格納されると同時にバックアップシステム107のHDD107aに記録・格納される。いま、HDDレコーダ102のHDD102aに記録・格納したコンテンツ情報“B1”102cをユーザが誤って消去してしまうと、ユーザはバックアップシステム107に再生データ転送要求109を送信し、バックアップしているコンテンツ情報“B1”102cを再生データ110として送信するよう要求する。バックアップシステム107はバックアップしているコンテンツ情報“B1”102cをインターネット101経由でHDDレコーダ102に送信し、HDDレコーダ102はそのコンテンツ情報“B1”102cを内蔵HDD102aに記録・格納してデータの復帰を終了する。
本実施例の説明で使用しているHDDレコーダ102等は図6の構成が一例として考えられる。制御部600はシステム全体を制御するもので、中央処理装置(以下CPUと略す)等から構成される。A/D601は、アナログ・デジタル変換器において受信部で受信した放送波などのアナログ信号を制御部600で使用できるようにデジタル信号に変換するものである。603はリモコンで録画番組の指定等の他、上述したバックアップ要求や再生データ要求などをしているもので、その情報はリモコン受信部604を通して制御部600に伝達され所定の動作・機能が実現されるよう制御される。605、606、607はHDDで、本図では2つ以上としているが1つでもかまわない。608はTV(以下TV)に表示するためのアナログ信号を制御部600出力デジタル信号から変換するデジタル・アナログ変換器である。通信部1 611はインターネット101と制御部600との通信制御を司るもので、同様に通信部2 612はデジタルカメラ、パーソナルコンピュータ(以下PC)、プリンタなどの外部機器613との通信を司るものである。このようなハード構成で前述のバックアップ動作及び復帰・復活動作を達成できる。
なお、バックアップシステム107の詳細な構成(サーバ、ファイル装置、通信部など)は省略しているが、前記HDDレコーダ102等と同等の構成を含むことは言うまでもない。
次にソフトウェア構成について図9を用いて説明する。HDDレコーダ102側は、ユーザ情報入力プログラム900、バックアップ情報入力プログラム901、バックアップ情報送信プログラム902、バックアップデータ送信転送要求プログラム903、転送バックアップデータ格納プログラム904、バックアップデータ消去要求プログラム905等で構成する。一方、バックアップシステム107側は、ユーザ情報管理プログラム910、ユーザ認証プログラム911、ユーザバックアップデータ格納プログラム912、ユーザバックアップデータ管理プログラム913、バックアップデータ消去プログラム914、料金算出プログラム915等で構成する。
ユーザがバックアップサービスの提供を受けたい場合にはバックアップシステム107に対しその旨要求を出す。バックアップシステム107はユーザ要求に対しユーザ情報管理プログラム910で、登録ユーザが否かを判断し未登録ユーザであれば所定のユーザ情報を要求し、登録ユーザであればユーザID及びパスワードを要求する。ユーザ側ではユーザ情報入力プログラム900で氏名・住所・電話番号等の情報を入力しバックアップシステム107に送信する。本入力動作は最初の1回目で住所変更等がなければ、2回目以降はバックアップシステム107から提供されたユーザID及びパスワードを入力する。入力されたユーザID及びパスワードはバックアップシステム107のユーザ認証プログラム911で正規ユーザ否かを判断・認証する。正規ユーザと認証されたら、HDDレコーダ102はバックアップ情報入力プログラム901で「バックアップ」を所望するコンテンツ情報の内容を入力し、バックアップ情報送信プログラム902で前記内容を送信し「バックアップ」を要求・予約する。バックアップシステム107は前記内容に合致するコンテンツ情報がコンテンツプロバイダ100または地上波デジタル放送局200などから供給された場合は、ユーザバックアップ格納プログラム912で内蔵HDD107a、108a等に記録・格納する。ユーザは1つ以上のコンテンツのバックアップを要求するし複数ユーザが存在するため、データ管理が混乱しないようユーザバックアップデータ管理プログラム913で管理を行う。HDDユーザ内のコンテンツ情報を誤って消去した場合にはバックアップデータ転送要求プログラム903でバックアップシステム107に対してバックアップしたデータの転送要求と復帰したいコンテンツ情報の内容とを合わせ要求する。バックアップシステム107はユーザバックアップ管理プログラム913でバックアップの有無確認とバックアップデータの転送を行う。HDDレコーダ102は転送されたデータを転送バックアップデータ格納プログラム904で、内蔵HDD102a等に記録・格納して誤って消去したコンテンツ情報を再生・復活させる。この後、バックアップシステム107にバックアップしたデータを消去したい場合には、バックアップデータ消去要求プログラム905を実行して消去を要求する。バックアップシステム107は消去要求を受けてバックアップデータ消去プログラム914を実行し指定コンテンツ情報を消去する。本消去は、バックアップデータ転送直後だけでなく随時実行できることは言うまでもない。また、料金算出プログラム915はバックアップ要求回数、バックアップ総容量、バックアップ期間、バックアップデータ転送要求回数等により提供したサービスの質及び量よりユーザに請求する料金を算出するものである。その詳細については後述する。
次に、バックアップするコンテンツ情報とその付加情報(ユーザ情報等)の構成について図10を用いて説明する。その構成は、ユーザ情報群1000、ユーザバックアップ情報群1010、バックアップデータ領域1 1022、バックアップデータ領域2 1024、バックアップデータ領域3 1026で構成する。さらにユーザ情報群1000はユーザ名1001、住所1002、パスワード1003、登録日1004等で構成される。ちなみにユーザ名、パスワードは前述の図9のユーザ認識プログラム911での認証にも使用される。ユーザバックアップ情報群1010は、バックアップした1つ以上のコンテンツ情報についての内容であるバックアップ情報(図11参照)1011、1013,1015とバックアップデータ領域を指定するアドレス情報から構成される。例えば、内容1 10111は図11のバックアップ情報1のように注文No.1100、曜日1101、開始時間102、終了時間1103、チャンネルNo.1104、番組名1105、画像有無&品質指定1106、画像有無&品質指定1107、バックアップ容量1108、リカバリ(再生データ転送要求有無)1109で構成する。
以上説明したように図1の全体機能、図3のデータ・制御情報遷移、図4のバックアップ動作概念、図6のHDDレコーダ内部構成機能、図9のプログラム構成、図10及び図11のデータ構成の組み合わせで前述の課題を解決でき効果を達成できる。
また、バックアップしたいコンテンツ情報をEPG(電子番組予約)を用いて特定・指示しても良い。なお、本実施例ではインターネットとという国際広域通信網を使用した場合について説明したが、LANなどのローカルネットワークである地域内通信網または構内通信網や企業等におけるイントラネットなどの特定内部構内通信網などでも実施可能で同等・同一の効果を得られる。国際公線公接続の自由化により今後、次世代ブロードバンド通信に有力と考えられるインターネット電話が爆発的に普及すると思われるが、本発明はインターネット電話にも適用可能であり同等・同一の効果を得られる。さらに、ユーザ側機器としてHDDレコーダを例としているが、HDDレコーダの代わりに携帯電話でも本発明を実施することが可能で同等・同一の効果を得られる。また、さらに、プロバイダー側にあるバックアップシステムは1つとしているが複数のプロバイダーでも本発明を実施可能で、プロバイダー同士でのバックアップを行う場合でも本発明を実施することが可能で同等・同一の効果を得られる。
本発明の別の一実施例である電子装置とそのバックアップシステム及びバックアップサービス提供方法における情報提供者が地上波デジタル放送局である場合のデータのバックアップ及び再生動作及び構成を図2で説明する。
図2は、情報提供者が地上波デジタル放送局である場合のデータのバックアップ及び再生を示す全体機能概要図である。
図1がコンテンツプロバイダ100からインターンネット101を介してのコンテンツ情報100aの配信であったが、本実施例では、地上波デジタル放送局200からの放送波によるコンテンツ情報200aの配信である。本実施例でも、予めバックアップしたい番組等のコンテンツ情報をバックアップシステム107に通知してバックアップするものである。この場合の動作、機能、プログラム、データ構成、データ・制御情報遷移等は第一の実施形態で説明したと同様で同等の効果が有線だけでなく無線でも達成できる。
本発明の別の一実施例である電子装置としての液晶TVでの場合を図7で説明する。
図7は、液晶TVの内部機能を説明する機能図である。図7は電子装置として液晶TVを例示したもので図6のHDDレコーダで、図1のコンテンツプロバイダ100からインターンネット101を介してのコンテンツ情報100aの配信形態、図2の地上波デジタル放送局200からの放送波によるコンテンツ情報200aの配信形態でも適用可能である。
その構成は、液晶TV105等は図7の構成が一例として考えられる。制御部700はシステム全体を制御するもので、CPU等から構成される。アンテナ701は、放送波を受信するもの受信波は受信部702のアナログ・デジタル変換器でアナログ信号を制御部700で使用できるようにデジタル信号に変換し、変換後のデジタル信号を制御部に出力する。703はリモコンで録画番組の指定等の他、上述したバックアップ要求や再生データ要求などをしているもので、その情報はリモコン受信部704を通して制御部700に伝達され所定の動作・機能が実現されるよう制御される。705、706はHDDで、本図では2つとしているが1つでもかまわないし、3つ以上でもかまわない。707は所定の動画画像を表示する表示部である。この表示部707は通常のブラウン管を用いても良いし液晶やプラズマなどのデバイスを用いても良い。音声出力部708は前記動画画像に対する音声を出力するものでステレオ出力でもモノでもかまわない。通信部1 709はインターネット101と制御部700との通信制御を司るもので、同様に通信部2 710はデジタルカメラ、PC、プリンタなどの外部機器711との通信を司るものである。
このようなハード構成でも前述のバックアップ動作及び復帰・復活動作を達成できる。
本実施例でも、予めバックアップしたい番組等のコンテンツ情報をバックアップシステム107に通知してバックアップするものである。
この場合の動作、機能、プログラム、データ構成、データ・制御情報遷移等は第一から第三までの実施形態で説明したと同様で同等の効果が達成できる。
本発明の別の一実施例である電子装置とそのバックアップシステム及びバックアップサービス提供方法におけるバックアップシステムへの特定データの格納と電子装置側でのデータの誤消去時の再生動作を示す動作で電子装置に2つ以上HDDを内蔵した場合について説明する。
図8は、バックアップシステムへの特定データの格納と電子装置側でのデータの誤消去時の再生動作を示す動作概念図である。図13は、バックアップシステムでユーザデータを共通化して格納する場合の格納方法と再生時の転送データ作成方法を示す動作フローチャート図である。図14は、電子装置内部の複数の記憶装置への同一データの格納と格納データの消去方法を示す動作フローチャート図である。図15は、コンテンツ内容から記憶容量を算出して格納するコンテンツを判断する判断方法を示す動作フローチャート図である。
まず概念的な動作を図8で説明する。HDDレコーダ102に2つのHDD102a、102fがあるとする。ユーザはバックアップしたいコンテンツ情報のうち比較的バックアップ容量の小さいもの、図8では容量1GBであるコンテンツ情報102b“A1”及びコンテンツ情報102d“C1”をバックアップ用HDD102fにバックアップする。また、10GBと大容量であるコンテンツ情報102d“B1”及びコンテンツ情報102e“Z1”についてはそれと同時に予めバックアップシステム107へのバックアップ要求をしておく。
コンテンツ情報102b“A1”ないしコンテンツ情報102d“C1”が配信された場合には、HDD102aに配信情報を記録・格納すると同時にHDD102fへも記録・格納する。しかしながら、本コンテンツ情報はバックアップシステム107ではバックアップしない。一方、コンテンツ情報102c“B1”ないしコンテンツ情報102e“Z1”が配信された場合には、HDD102aに配信情報を記録・格納すると同時にバックアップシステム107でも記録・格納する。しかしながら、本コンテンツ情報はHDD102fでは記録・格納しない。
HDD102aに記録・格納したコンテンツ情報102b“A1”を誤って消去した場合にはバックアップ用HDD102fでバックアップした同一のコンテンツ情報102b“A1”を読出し転送111して復帰・再生する。ここで、HDD102aに記録・格納したコンテンツ情報102b“A1”の消去とした場合に説明したが、HDD102fにバックアップしたコンテンツ情報102b“A1”の消去防止及び消去方法については図14を用いて後述する。
なお、コンテンツ情報102c“B1”ないしコンテンツ情報102e“Z1”を誤って消去した場合には前述で説明した方法で復帰・再生すれば良い。
次に、通常使用HDD102aとバックアップ用HDD102fへの記録・格納動作について図14を用いて説明する。まず、ユーザが記録保持の要求であるユーザ記録保持要求を入力する(ステップ1400)。これに対してHDDレコーダ102に複数HDDが存在するか判定する(ステップ1401)。複数HDDが存在しない場合にはHDD1(すなわちHDD102a)のみ記録・格納するためステップ1404を実行する。
もし、複数HDDが存在する場合には、まずパスワードPW1(本パスワードは予め設定されたシステム全体で単一の、または記録・格納するコンテンツ情報毎に設定しても良い)の入力を要求する(ステップ1402)。その後HDD2(バックアップ用HDD102f)に記録・格納(ステップ1403)し同時にHDD1(すなわちHDD102a)のみ記録・格納するためステップ1404に移行する。このように複数のHDDにコンテンツ情報を記録・格納するか否かを決定する。
もしユーザが特定のコンテンツ情報を消去しようとする(ステップ1405)と、まず複数HDDに記録・格納しているコンテンツ情報か否かを判断する(ステップ1406)。複数HDDへの記録・格納であればHDD2情報を消去するか否かを判断する(ステップ1407)。HDD1のみへの記録・格納であればそのHDD1のコンテンツ情報の消去を実行する(ステップ1410)。HDD2情報の消去も必要であれば、まず先に設定したパスワードPW1の入力を要求する(ステップ1408)。その後設定したパスワードを入力されたパスワードとを比較・照合する(ステップ1411)。一致している場合にはHDD2情報の消去を実行する(ステップ1409)。不一致であればHDD1情報のみを消去する。このようにバックアップデータであるHDD2情報まで誤って消去しないようにできる。
また、前述では複数の内蔵HDDのうち1つをバックアップ専用として説明したが、1つのHDDの一部データ領域のみをバックアップ領域として使用することも可能であることは言うまでもない。
次に自動的にバックアップするコンテンツ情報の選択方法について図15で説明する。
ユーザがバックアップしたいコンテンツ情報の内容(曜日、開始時間、終了時間、番組名、チャンネルNo. 、画像有無、音声有無、画質、音質、バックアップシステムへのバックアップ要求など)を入力する(ステップ1500)。
次に、入力された内容の内、記録時間(終了時間―開始時間)、画像有無、音声有無、画質、音質により記録・格納する容量を算出する(ステップ1501)。算出した容量が例えば、5GB以下であれば内蔵HDDへの格納を準備する(ステップ1503)。5GB以上であればバックアップシステム107へのバックアップ要否を判断する(ステップ1504)。バックアップが必要であればバックアップシステムへのバックアップを要求する(ステップ1505)。
このように、記録・格納に必要な容量を算出することにより内蔵HDDへの記録・格納すべきコンテンツ情報を自動的に選択できる。本図では算出した記録容量の大きさで記録・格納有無を判断したがバックアップ用HDDの残容量で判断しても良いし、格納容量と残容量で判断しても良い。
本発明の別の一実施例であるである電子装置とそのバックアップシステム及びバックアップサービス提供方法におけるバックアップシステムでユーザデータを共通化して格納する場合について図12で説明する。図12は、バックアップシステムでユーザデータを共通化して格納する場合のユーザバックアップ情報の構成を説明する構成図である。図13は、バックアップシステムでユーザデータを共通化して格納する場合の格納方法と再生時の転送データ作成方法を示す動作フローチャート図である。
例えば、複数のユーザが同一コンテンツ情報(同一日時の同一番組)を異なった画質(画像解像度等相違による品質で高品質または中品質)または異なった音質(多重か単一、高品質または普通)でバックアップシステム107に記録・格納する場合の記録・格納容量の低減について図12、図13で説明する。
ユーザNo.1201“USER001”が、注文No.1100を“0001”として、曜日1101“2004年5月14日(金)”で開始時間1102“21:00”、終了時間1103“23:00”、チャンネルNo.1104“33”、番組名1105“サンサン”であるコンテンツ情報を画像1106“有り:高品質”、音声1107を“多重・高品質“でバックアップしたい希望がある一方、ユーザNo.1202“USER002”が、注文No.1202を“0001”として、同一の曜日1101“2004年5月14日(金)”で開始時間1102“21:00”、終了時間1103“23:00”、チャンネルNo.1104“33”、番組名1105“サンサン”であるコンテンツ情報を画像1204“有り:中品質”、音声1205を“単一・普通“でバックアップしたい希望があるとする。同一のコンテンツ情報を同一の条件で2つ以上記録・格納すると記録容量の無駄使いとなる。
そこで図13のようにデータを共通して格納し、さらにユーザに応じて元データを間引きしてバックアップデータとして転送することにより実現できる。
すなわち、ユーザNo.1201“USER001”によるバックアップ要求1(ステップ1300)でのバックアップ情報1を取得する(ステップ1301)。本情報1では画像1106を“有り:高品質”、音声1107を“多重・高品質“であるので最大格納容量となる。そのデータ1を格納する(ステップ1302)。
次にユーザNo.1202“USER002”によるバックアップ要求2(ステップ1303)でのバックアップ情報2を取得する(ステップ1304)。本情報2は画像1106“有り:中品質”、音声1107を“単一・普通“であるので既に格納・記録しようとする前記コンテンツ情報に比べ容量は小さいし、その前記コンテンツ情報に包含される。
そこで、ステップ1305で判断して包含されるのでバックアップ情報2のデータ格納(ステップ1306)は実施しないようにする。このようにすれば格納・記録するデータはバックアップ情報1に関するデータのみで済むので格納容量を低減・削減できる。
次に再生・復帰処理を説明する。ユーザNo.1202“USER002”によるバックアップ要求2でのバックアップ情報2(画像1106を“有り:中品質”、音声1107を“単一・普通“)に対応する電子装置内のデータを誤って消去した場合、リカバリ要求2(ステップ1307)に実行する。実行されたリカバリ要求2に対しバックアップシステム側はバックアップデータ1を読出して、間引処理を実行する。すなわち、高品質画像を中品質画像に、多重・高品質である音声を単一・中品質に間引いて、バックアップ要求2に合致したデータ状態に変換する(ステップ1308)。間引処理後のデータをユーザNo.1202“USER002”の電子装置に転送する。
このようにすれば、バックアップデータ容量の削減・低減ができるし同等のサービスを提供できる。
また、本実施形態ではバックアップデータの共通化でのバックアップ容量を低減する場合について説明したが、圧縮機能・伸張機能を用いてバックアップ容量をさらに低減することもできる。
本発明の別の一実施例である電子装置とそのバックアップシステム及びバックアップサービス提供方法におけるバックアップ情報に対する維持及び再生料金等の料金体系を図5で説明する。図5は、電子装置とそのバックアップシステム及びバックアップサービス提供方法におけるバックアップ情報に対する維持及び再生料金との関係を示す図である。
本実施例の趣旨は、ユーザがバックアップを希望する複数のコンテンツ情報に対し細やかなサービス料金を提供するものである。
まず、コンテンツ情報として米国または日本映画などの動画像560、写真集などの静止画像570、音楽580、ラジオ放送590などがある。また、それらコンテンツ情報毎においても、画像500と音声510が必要なもの(動画像560)、画像500のみ必要なもの(静止画像570)、音声510のみ必要なもの(音楽580ないしラジオ放送590)など種々ある。さらに画像500の品質にしても高品質501、中品質502、低品質503などがあり、音声510においても多重511(日本語+英語など)、単一512(日本語のみ)、高品質513、普通514などがあり、その組み合わせは膨大である。
それに対し均一的な料金にてサービスを提供されることはユーザにとって不利益である。 また、バックアップシステムでも格納するデータ容量は前記組み合わせにより異なる。例えば、米国映画の動画像を画像高品質501、音声多重511、音声高品質513という条件で格納すると最大となる。また、日本映画のように音声単一512で格納すれば前記米国映画に比べデータサイズは小さくなるが静止画像570に比べては大きい。一方、ラジオ放送590などの画像500が不必要で音声510も普通514であればデータサイズは最小となる。
そこで、本発明ではバックアップ要求毎の費用530、及びバックアップデータ容量及びデータ時間に比例する維持費用540、再生データ転送での費用550により勘案される料金体系を提供する。例えば、前記画像高品質501、音声多重511、音声高品質513という条件で「米国映画」を10日間バックアップし再生データを要求する場合、初期バックアップ費用520が¥3/回*1回=¥3、維持費用540が¥10/日*10日=¥100、リカバリ費用が¥5/回*1回=¥5の計¥108となる。
また、前記「日本映画」では初期バックアップ費用520が¥3/回*1回=¥3、維持費用540が¥7/日*10日=¥70、リカバリ費用が¥4/回*1回=¥4の計¥77となる。さらに前記「ラジオ放送」では、初期バックアップ費用520が¥3/回*1回=¥3、維持費用540が¥1/日*10日=¥10、リカバリ費用が¥1/回*1回=¥1の計¥14となる。このようにコンテンツ情報の種類により適正な料金体系でのサービスをユーザに提供できる。
本発明の一実施例でのインターネットを介しデータのバックアップ及び再生を示す全体機能概要図である。 本発明の一実施例での情報提供者が地上波デジタル放送局である場合のデータのバックアップ及び再生を示す全体機能概要図である。 本発明の一実施例での電子装置とバックアップシステムと情報提供者との間でのデータ及び制御情報のやり取りを示す遷移図である。 本発明の一実施例での電子装置及びバックアップシステムへの同時データ格納と電子装置側でのデータの誤消去時の再生動作を示す動作概念図である。 本発明の一実施例でのバックアップ情報に対する維持及び再生料金との関係を示す図である。 本発明の一実施例での電子装置としてのHDDレコーダの内部機能を説明する機能図である。 本発明の一実施例での電子装置としての液晶TVの内部機能を説明する機能図である。 本発明の一実施例でのバックアップシステムへの特定データの格納と電子装置側でのデータの誤消去時の再生動作を示す動作概念図である。 本発明の一実施例での全体の機能を制御するためのプログラム構成を説明する機能図である。 本発明の一実施例でのバックアップシステムでのファイル格納を管理する格納情報構成を説明する構成図である。 本発明の一実施例でのバックアップシステムでのユーザバックアップ情報の構成を説明する構成図である。 本発明の一実施例でのバックアップシステムでユーザデータを共通化して格納する場合のユーザバックアップ情報の構成を説明する構成図である。 本発明の一実施例でのバックアップシステムでユーザデータを共通化して格納する場合の格納方法と再生時の転送データ作成方法を示す動作フローチャート図である。 本発明の一実施例での電子装置内部の複数の記憶装置への同一データの格納と格納データの消去方法を示す動作フローチャート図である。 本発明の一実施例でのコンテンツ内容から記憶容量を算出して格納するコンテンツを判断する判断方法を示す動作フローチャート図である。
符号の説明
100…コンテンツプロバイダ、100a…コンテンツ情報、
101…インターネット、102,1、03,104…HDDレコーダ、
105,106…液晶TV、
102a、103a、104a、105a、106a、107a、108a…HDD、
102f…HDD、
102b、102c、102d、102e、103b、104b、105b、106b…格納データ、
102c、102d、102e…格納データ、107…バックアップシステム、
108…バックアップ要求、109…再生データ、転送要求、110…再生データ、
200…地上デジタル放送局、200a…コンテンツ情報、
300…バックアップ要求、301…ユーザID・パスワード要求、
302…ユーザID・パスワード入力、303…正規ユーザ確認、
304…認証確認通知、305…バックアップ情報送信、306…コンテンツ配信、
307…記録・視聴、317…バックアップ、308…誤消去、
309…再生データ転送要求、310…再生データ情報送信、
311…バックアップ有無確認、312…バックアップデータ送信、
313…復帰動作、314…消去依頼、315…消去動作、316…消去完了通知、
500…画像品質選択、510…音声品質選択、520…バックアップ容量、
530…初期バックアップ費用、540…バックアップ維持費用、
550…再生データ転送費用、600…制御部、601…A/Dコンバータ、
602…エンコーダ、603…リモコン、604…リモコン受信部、
608…デコーダ、609…D/Aコンバータ、605、606、607…HDD、
610…表示部、611…通信部1、612…通信部2、613…外部機器、
700…制御部、701…アンテナ、702…受信部、703…リモコン、
704…リモコン受信部、705、706…HDD、707…画像表示部、
708…音声出力部、709…通信部1、710…通信部2、711…外部機器、
900…ユーザ情報入力プログラム、901…バックアップ情報入力プログラム、
902…バックアップ情報送信プログラム、
903…バックアップデータ転送要求プログラム、
904…転送バックアップデータ格納プログラム、
905…バックアップデータ消去要求プログラム、
910…ユーザ情報管理プログラム、911…ユーザ認証プログラム、
912…ユーザバックアップデータ格納プログラム、
913…ユーザバックアップデータ管理プログラム、
914…バックアップデータ消去プログラム、915…料金算出プログラム、
1000…ユーザ情報群、1001…ユーザ名、1002…住所、
1003…パスワード、1004…登録日、1010…ユーザバックアップ情報群、
1011…バックアップ内容1、1012…データ領域1アドレス、
1013…バックアップ内容2、1014…データ領域2アドレス、
1015…バックアップ内容3、1016…データ領域3アドレス、
1022…バックアップデータ領域1、1024…バックアップデータ領域2、
1026…バックアップデータ領域3、1100…バックアップ要求注文番号、
1101…曜日情報、1102…開始時間情報、1103…終了時間情報、
1104…番組チャンネル情報、1105…番組名、1106…画像品質、
1107…音声品質、1108…バックアップ容量、1109…再生要求有無、
1201…注文者番号(ユーザID)、1202…バックアップ要求注文番号、
1203…注文者番号(ユーザID)、1204…画像品質、1205…音声品質、
1300…バックアップ要求1、1301…バックアップ情報1取得、
1302…バックアップデータ1格納、1303…バックアップ要求2、
1304…バックアップ情報2取得、1305…情報比較、
1306…バックアップデータ2格納、1307…再生データ要求2、
1308…バックアップデータ1間引き処理、
1309…間引き処理後データ転送処理、1400…ユーザ記録要求、
1401…複数HDD有無判断、1402…パスワード要求、
1403…HDD2データ格納、1404…HDD1データ格納、
1405…ユーザ消去要求、1406…複数HDDへのデータ格納有無判断、
1407…HDD2データ消去要求有無判断、1408…パスワード入力要求、
1409…パスワード照合、1410…HDD2データ消去、
1411…HDD1データ消去

Claims (25)

  1. HDD等の記憶装置を内蔵し外部から受信したデータを前記記憶装置にファイルとして記憶する電子装置において、
    前記記憶装置に受信するデータの格納を指示する内部格納指示手段と、
    前記記憶装置に受信するデータと同一のデータの保存・記録を指示する外部格納指示手段とを有することを特徴とする電子装置。
  2. 請求項1記載の外部から受信するデータは、画像データまたは音声データであることを特徴とする電子装置。
  3. 請求項1記載の電子装置は、HDDレコーダまたは、液晶TVまたは、プラズマTVまたは、パーソナルコンピュータであることを特徴とする電子装置。
  4. 請求項1記載の受信するデータの受信方法は、地上波デジタル放送からのもの、または、公衆回線を用いたインターネットからのものであることを特徴とする電子装置。
  5. HDD等の記憶装置を内蔵し外部から受信したデータを前記記憶装置にファイルとして記憶する電子装置において、
    前記記憶装置に受信するデータの格納を指示する内部格納指示手段と、
    前記記憶装置に受信するデータと同一のデータの保存・記録を指示する外部格納指示手段と、
    前記外部指示手段で指示されたデータを保存・記録する外部記憶装置とを有することを特徴とするバックアップシステム。
  6. 請求項5記載の外部から受信するデータは、画像データまたは音声データであることを特徴とする電子装置。
  7. 請求項5記載の電子装置は、HDDレコーダまたは、液晶TVまたは、プラズマTVまたは、パーソナルコンピュータであることを特徴とする電子装置。
  8. 請求項5記載の受信するデータの受信方法は、地上波デジタル放送からのもの、または、公衆回線を用いたインターネットからのものであることを特徴とする電子装置。
  9. HDD等の記憶装置を内蔵し外部から受信したデータを前記記憶装置にファイルとして記憶する電子装置において、
    前記記憶装置に受信するデータの格納を指示する内部格納指示手段と、
    前記記憶装置に受信するデータと同一のデータの保存・記録を指示する外部格納指示手段と、
    前記外部指示手段で指示されたデータを保存・記録する外部記憶装置とを有し、
    前記電子装置の記憶装置に格納したデータが破損した場合または消去した場合に前記外部記憶装置に記録・保存したデータの転送を要求する転送要求手段を有し、
    前記転送されたデータにより前記電子装置の記憶装置での破損したファイルまたは消去したファイルを再生させることを特徴とするバックアップシステム。
  10. 請求項9記載の外部から受信するデータは、画像データまたは音声データであることを特徴とする電子装置。
  11. 請求項9記載の電子装置は、HDDレコーダまたは、液晶TVまたは、プラズマTVまたは、パーソナルコンピュータであることを特徴とする電子装置。
  12. 請求項9記載の受信するデータの受信方法は、地上波デジタル放送からのもの、または、公衆回線を用いたインターネットからのものであることを特徴とする電子装置。
  13. HDD等の記憶装置を内蔵し外部から受信したデータを前記記憶装置にファイルとして記憶する電子装置において、
    前記記憶装置に受信するデータの格納を指示する内部格納指示手段と、
    前記記憶装置に受信するデータと同一のデータの保存・記録を指示する外部格納指示手段と、
    前記外部指示手段で指示されたデータを保存・記録する外部記憶装置とを有し、
    前記電子装置の記憶装置に格納したデータが破損した場合または消去した場合に前記外部記憶装置に記録・保存したデータの転送を要求する転送要求手段を有し、
    前記転送されたデータにより前記電子装置の記憶装置での破損したファイルまたは消去したファイルを再生させるバックアップシステムで、格納するデータの内容により異なる料金を設定することを特徴とするバックアップサービス提供方法。
  14. 請求項13記載の料金は、バックアップ要求1回当りのバックアップ初期費用を含むことを特徴とするバックアップサービス提供方法。
  15. 請求項13記載の料金は、バックアップするデータ容量と保持する期間とから換算される保持期間費用を含むことを特徴とするバックアップサービス提供方法。
  16. 請求項13記載の料金は、バックアップしたデータを転送する転送要求1回当りの再生初期費用を含むことを特徴とするバックアップサービス提供方法。
  17. 請求項13記載の料金は、バックアップしたデータを転送する転送要求1回に転送するデータ容量に比例する再生データ転送費用を含むことを特徴とするバックアップサービス提供方法。
  18. HDD等の記憶装置を内蔵し外部から受信したデータを前記記憶装置にファイルとして記憶する電子装置において、
    前記記憶装置に受信するデータの格納を指示する内部格納指示手段と、
    前記記憶装置に受信するデータと同一のデータの保存・記録を指示する外部格納指示手段と、
    前記外部指示手段で指示されたデータを保存・記録する外部記憶装置とを有し、
    前記外部記憶装置に対し異なるユーザから同一のデータの格納要求が発生した場合には同一のデータを前記外部記憶装置の異なる複数のデータ領域に記憶・保存しないで、共通の単一のデータ領域に格納し、記憶するデータ容量を低減することを特徴とするバックアップシステム。
  19. HDD等の記憶装置を内蔵し外部から受信したデータを前記記憶装置にファイルとして記憶する電子装置において、
    前記記憶装置に受信するデータの格納を指示する内部格納指示手段と、
    前記記憶装置に受信するデータと同一のデータの保存・記録を指示する外部格納指示手段と、
    前記外部指示手段で指示されたデータを保存・記録する外部記憶装置とを有し、
    前記外部記憶装置に対し異なるユーザから同等のデータの格納要求が発生した場合には同等データの内、総ての情報を包含するデータのみを前記外部記憶装置に格納・記憶して記録するデータ容量を削減することを特徴とするバックアップシステム。
  20. HDD等の記憶装置を内蔵し外部から受信したデータを前記記憶装置にファイルとして記憶する電子装置において、
    前記記憶装置に受信するデータの格納を指示する内部格納指示手段と、
    前記記憶装置に受信するデータと同一のデータの保存・記録を指示する外部格納指示手段と、
    前記外部指示手段で指示されたデータを保存・記録する外部記憶装置とを有し、
    前記外部記憶装置に対し異なるユーザから同等のデータの格納要求が発生した場合には同等データの内、総ての情報を包含するデータのみを前記外部記憶装置に格納・記憶し、ユーザからデータ転送要求が発生した場合に、前記ユーザの転送要求内容に合わせて前記格納・記憶した記録データの内容を間引いて、間引き後のデータを転送することを特徴とするバックアップシステム。
  21. HDD等の記憶装置を複数個内蔵し外部から受信したデータを前記記憶装置の1つにファイルとして記憶する電子装置において、
    前記複数の記憶装置で第1の記憶装置に受信するデータの格納を指示する第1の内部格納指示手段と、
    前記別の1つ以上の第2の記憶装置に受信するデータの格納を指示する第2の内部格納指示手段と、
    前記記憶装置に受信するデータと同一のデータの保存・記録を指示する外部格納指示手段とを有することを特徴とする電子装置。
  22. HDD等の記憶装置を複数個内蔵し外部から受信したデータを前記記憶装置の1つにファイルとして記憶する電子装置において、
    前記複数の記憶装置で第1の記憶装置に受信するデータの格納を指示する第1の内部格納指示手段と、
    前記別の1つ以上の第2の記憶装置に受信するデータの格納を指示する第2の内部格納指示手段と、
    前記記憶装置に受信するデータと同一のデータの保存・記録を指示する外部格納指示手段とを有し、
    前記第1及び第2の内部格納指示手段で指示されたデータを消去する場合、第1の内部格納指示手段に対応する第1の記憶装置に格納したデータのみを消去し、第2の記憶装置に格納したデータは消去しないことを特徴とする電子装置。
  23. HDD等の記憶装置を複数個内蔵し外部から受信したデータを前記記憶装置の1つにファイルとして記憶する電子装置において、
    前記複数の記憶装置で第1の記憶装置に受信するデータの格納を指示する第1の内部格納指示手段と、
    前記別の1つ以上の第2の記憶装置に受信するデータの格納を指示する第2の内部格納指示手段と、
    前記記憶装置に受信するデータと同一のデータの保存・記録を指示する外部格納指示手段とを有し、
    前記第1及び第2の内部格納指示手段で指示されたデータを消去する場合、第1の内部格納指示手段に対応する第1の記憶装置に格納したデータは自動的に消去し、さらに第2の記憶装置に格納したデータを消去する場合には確認情報入力を求め、その後消去することを特徴とする電子装置。
  24. HDD等の記憶装置を複数個内蔵し外部から受信したデータを前記記憶装置の1つにファイルとして記憶する電子装置において、
    前記複数の記憶装置で第1の記憶装置に受信するデータの格納を指示する第1の内部格納指示手段と、
    前記別の1つ以上の第2の記憶装置に受信するデータの格納を指示する第2の内部格納指示手段と、
    前記記憶装置に受信するデータと同一のデータの保存・記録を指示する外部格納指示手段とを有し
    前記外部指示手段で指示されたデータを保存・記録する外部記憶装置とを有することを特徴とするバックアップシステム。
  25. HDD等の記憶装置を複数個内蔵し外部から受信したデータを前記記憶装置の1つにファイルとして記憶する電子装置において、
    前記複数の記憶装置で第1の記憶装置に受信するデータの格納を指示する第1の内部格納指示手段と、
    前記別の1つ以上の第2の記憶装置に受信するデータの格納を指示する第2の内部格納指示手段と、
    前記記憶装置に受信するデータと同一のデータの保存・記録を指示する外部格納指示手段とを有し
    前記外部指示手段で指示されたデータを保存・記録する外部記憶装置とを有し、
    前記電子装置の第1及び第2の記憶装置に格納したデータが破損した場合または消去した場合に前記外部記憶装置に記録・保存したデータの転送を要求する転送要求手段を有し、
    前記転送されたデータにより前記電子装置の記憶装置での破損したファイルまたは消去したファイルを再生させることを特徴とするバックアップシステム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010072771A (ja) * 2008-09-17 2010-04-02 Nec Corp 携帯端末、サーバおよび保存データ管理方法ならびに通信システム
JP2011159142A (ja) * 2010-02-02 2011-08-18 Nec Corp ストレージシステム
US8819205B2 (en) 2007-10-19 2014-08-26 Hitachi, Ltd. Content transfer system, content transfer method and home server

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