JP2007188367A - Plcの機能検証方式 - Google Patents
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Abstract
【課題】大掛かりで手間のかかる機能検証装置を不要にして、実データを使った新設PLCの機能を検証する。
【解決手段】プラントに既設のPLC1に代えて組み込む新設PLC7の機能を検証する。既設PLCと新設PLCとデバッガ10を共通伝送路9で接続し、既設PLCはリモートIO3,4の入力データと該リモートIOに出力する演算結果を一斉同報で共有伝送路に送信する。この一斉同報データを受信した新設PLCはその中のリモートIOからの入力データを使って演算し、演算結果を一斉同報で共通伝送路に送信する。デバッガは、既設PLCと新設PLCが送信する一斉同報伝送データを受信し、それらデータの比較によって新設PLCの機能の正常/異常を判断する。デバッガは、機能検証結果に関連するデータを記録、表示、および検証結果により警報する機能を含む。
【選択図】図1
【解決手段】プラントに既設のPLC1に代えて組み込む新設PLC7の機能を検証する。既設PLCと新設PLCとデバッガ10を共通伝送路9で接続し、既設PLCはリモートIO3,4の入力データと該リモートIOに出力する演算結果を一斉同報で共有伝送路に送信する。この一斉同報データを受信した新設PLCはその中のリモートIOからの入力データを使って演算し、演算結果を一斉同報で共通伝送路に送信する。デバッガは、既設PLCと新設PLCが送信する一斉同報伝送データを受信し、それらデータの比較によって新設PLCの機能の正常/異常を判断する。デバッガは、機能検証結果に関連するデータを記録、表示、および検証結果により警報する機能を含む。
【選択図】図1
Description
本発明は、プラントの制御システムに係り、特に主幹制御装置としてPLC(プログラマブル・ロジック・コントローラ)を使ったシステムにおけるPLCの機能検証方式に関する。
図3は、PLCを主幹制御装置とするプラントの制御システムの構成例を示す。PLC1にはリモートIO伝送路2を介してリモートIO3、4がそれぞれ接続され、リモートIO3,4にはそれぞれ現場機器5,6が接続される。
この構成において、PLC1は、プラントの運転計画に従って現場機器5,6の各機器群の運転・制御指令を発生し、この指令はリモートIO3,4に伝送され、リモートIO3,4は運転・制御指令によって指定される機器に対する運転/停止、制御量調節などの制御信号を発生し、当該機器を運転・制御する。また、現場機器5,6の運転・制御状態はリモートIO3,4で収集し、これら運転・制御状態信号がリモートIO伝送路2を通してPLC1に伝送され、これら信号は、機器運転状態情報としてPLC1側のディスプレイ等に表示および履歴情報として保存され、さらには異常の有無等の監視に供される。
このようなシステムにおいて、既設のPLC1に代えて、新設のPLCに更新する場合、以下の問題がある。
(1)プラント停止
PLCを入れ替えるためには、プラントをある程度の期間、停止しなければならない。また、停止期間が制限されている場合、入れ替え作業は非常にシビアになり、徹夜作業を行うことも多い。こういう状況では作業ミスなども発生しやすい。
PLCを入れ替えるためには、プラントをある程度の期間、停止しなければならない。また、停止期間が制限されている場合、入れ替え作業は非常にシビアになり、徹夜作業を行うことも多い。こういう状況では作業ミスなども発生しやすい。
(2)シミュレーション設備
システムが稼動している間、新設PLCのアプリケーションの検証を実システムを使って試験できないため、実システムをシミュレーションする設備を別途用意しなければならない。プラントが大規模であれば、それだけでも大変なコストになる。しかも、完全に実プラントと同じ動作をさせるシミュレーション設備を用意することは困難である。
システムが稼動している間、新設PLCのアプリケーションの検証を実システムを使って試験できないため、実システムをシミュレーションする設備を別途用意しなければならない。プラントが大規模であれば、それだけでも大変なコストになる。しかも、完全に実プラントと同じ動作をさせるシミュレーション設備を用意することは困難である。
(3)試験の正当性確認
新設PLCのアプリケーションの正当性を確認するのが困難である。シミュレーション設備で正常に動作したアプリケーションでも、実システムで正常に動作するかは、実際に実システムで動かさないとわからない。
新設PLCのアプリケーションの正当性を確認するのが困難である。シミュレーション設備で正常に動作したアプリケーションでも、実システムで正常に動作するかは、実際に実システムで動かさないとわからない。
この実システムによる試験には、プラントの定期修理などの短時間の運転停止を利用し、新設PLCによる試運転を行う方式があるが、連続運転されるプラントの場合は試運転を行うための時間を確保するのが難しい。
これらの課題を解決しようとする新設PLCの機能検証装置として、図4に示すように、既設PLC1の入出力モジュールと新設PLC7の入出力モジュールとの間の通信を可能にした入出力比較装置8を設けることが提案されている(例えば、特許文献1参照)。入出力比較装置8は、リモートIO3,4からの入力信号(機器運転状態情報)を既設PLC1と新設PLC7に振り分け、この入力信号に対する既設PLC1と新設PLC7からの両出力信号を比較し、両者が一致するか否かで新設PLC7の動作の正当性を確認する。
特開2005−267297号公報
前記の特許文献1によるPLC更新方式では、実システムのデータを使って新設PLCの正当性を確認できるが、実システムでの入出力信号を個々に識別して既設PLC1と新設PLC7に振り分ける機能、および比較機能を必要とする入出力比較装置8は、PLC1,7と同程度のコンピュータ構成になり、その設計、製作には長い準備期間と高いコストがかかる。
また、入出力比較装置8を実システムに組み込むため、入出力比較装置8に不備があると、実システムをシステムダウンさせるおそれがあり、入出力比較装置8自体の正当性を検証する必要がある。
本発明の目的は、大掛かりで手間のかかる機能検証装置を不要にして、実データを使った新設PLCの機能検証ができるPLCの機能検証方式を提供することにある。
前記の課題を解決できる本発明は、以下の方式を特徴とする。
(1)プラントの主幹制御装置をPLCとし、このPLCからリモートIOを介して現場機器を運転・制御する制御システムにおいて、前記PLC(既設PLC)に代えてシステムに組み込む新設PLCの機能を、プラントの実データを使って検証する機能検証方式であって、
既設PLCと新設PLCを共通伝送路で接続し、この共通伝送路にデバッガを接続し、
既設PLCは、前記リモートIOの入力データと該リモートIOに出力する演算結果を一斉同報で前記共有伝送路に送信する手段を備え、
新設PLCは、既設PLCからの一斉同報データを受信し、その中のリモートIOからの入力データを使って演算して、演算結果を一斉同報で前記共通伝送路に送信する手段を備え、
前記デバッガは、既設PLCと新設PLCが送信する一斉同報伝送データを受信し、それらデータの比較によって新設PLCの機能の正常/異常を判断する手段を備えたことを特徴とする。
既設PLCと新設PLCを共通伝送路で接続し、この共通伝送路にデバッガを接続し、
既設PLCは、前記リモートIOの入力データと該リモートIOに出力する演算結果を一斉同報で前記共有伝送路に送信する手段を備え、
新設PLCは、既設PLCからの一斉同報データを受信し、その中のリモートIOからの入力データを使って演算して、演算結果を一斉同報で前記共通伝送路に送信する手段を備え、
前記デバッガは、既設PLCと新設PLCが送信する一斉同報伝送データを受信し、それらデータの比較によって新設PLCの機能の正常/異常を判断する手段を備えたことを特徴とする。
(2)前記デバッガは、
新設PLCの異常と判断したときに、表示装置に警報を表示するとともに、内部記憶装置に不一致があったことを履歴情報として記録する手段、
一斉同報伝送データを受信して得た既設PLCの演算結果と新設PLCの演算結果をサンプリングして内部記憶装置に記憶する手段、
前記サンプリングしたデータをトリガ条件として設定する手段、
前記サンプリングしたデータのトリガ比率を設定する手段、
前記サンプリングしたデータを時系列でグラフ表示し、該グラフにはトリガ点を表示する手段、
のうち、少なくとも1つの手段を備えたことを特徴とする。
新設PLCの異常と判断したときに、表示装置に警報を表示するとともに、内部記憶装置に不一致があったことを履歴情報として記録する手段、
一斉同報伝送データを受信して得た既設PLCの演算結果と新設PLCの演算結果をサンプリングして内部記憶装置に記憶する手段、
前記サンプリングしたデータをトリガ条件として設定する手段、
前記サンプリングしたデータのトリガ比率を設定する手段、
前記サンプリングしたデータを時系列でグラフ表示し、該グラフにはトリガ点を表示する手段、
のうち、少なくとも1つの手段を備えたことを特徴とする。
以上のとおり、本発明によれば、大掛かりで手間のかかる機能検証装置を不要にして、実データを使った新設PLCの機能検証ができる。具体的には以下の効果がある。
(1)システム停止時間短縮
システムを停止するのは、既設PLCに共通伝送路接続用インタフェースを実装する時間と、既設PLCのI/Oデータを共通伝送路にも出力可能にするアプリケーションプログラム追加の2回であり、いずれも短時間で終わる。
システムを停止するのは、既設PLCに共通伝送路接続用インタフェースを実装する時間と、既設PLCのI/Oデータを共通伝送路にも出力可能にするアプリケーションプログラム追加の2回であり、いずれも短時間で終わる。
(2)既設PLCに与える影響が少ない
既設PLCのアプリケーションを変更するのは、共通伝送路にデータを送信する処理を追加するのみであり、変更箇所が少ない。
既設PLCのアプリケーションを変更するのは、共通伝送路にデータを送信する処理を追加するのみであり、変更箇所が少ない。
(3)実データを使った検証が可能
新設PLCは既設PLCから受信したリモートIO入力データを使って演算できるので、実データでの検証ができる。大掛かりなシミュレーション設備が不要となる。
新設PLCは既設PLCから受信したリモートIO入力データを使って演算できるので、実データでの検証ができる。大掛かりなシミュレーション設備が不要となる。
(4)新設PLCの検証が十分できる
実システムを使った新設PLCの検証には十分な時間をかけて行うことができ、時間に追われる検証をしなくても済む。
実システムを使った新設PLCの検証には十分な時間をかけて行うことができ、時間に追われる検証をしなくても済む。
(5)既設PLCの演算結果との比較ができる
既設PLCの演算結果と新設PLCの演算結果をデバッガで比較して、オンライン表示や履歴に記録できるので、実際の正しい動作との比較をしながら、新設PLCの検証ができる。
既設PLCの演算結果と新設PLCの演算結果をデバッガで比較して、オンライン表示や履歴に記録できるので、実際の正しい動作との比較をしながら、新設PLCの検証ができる。
(6)トリガ指定ができる
新設PLCの検証で既設PLCの演算結果と不一致が発生する場合、不一致が発生する原因を調べるためにトリガを使用できる。不一致発生時点の色々なデータをサンプリングすることで、どのような理由で不一致になったかを詳細に調査することができる。
新設PLCの検証で既設PLCの演算結果と不一致が発生する場合、不一致が発生する原因を調べるためにトリガを使用できる。不一致発生時点の色々なデータをサンプリングすることで、どのような理由で不一致になったかを詳細に調査することができる。
図1は、本発明の実施形態を示すPLC更新のためのシステム構成図であり、図3と同等のものは同一符号で示す。
(1)システム構成とデータ伝送
既設PLC1と新設PLC7は共通伝送路(例えば、Ethernet:登録商標)9で接続する。更に、その伝送路9にデバッガ10を接続する。これらの接続に際して、既設PLCにはシステムを停止中に共通伝送路接続用インタフェースを実装する。既設PLC1は、システムの運転状態でのリモートIO3,4からの入力データと、リモートIO3,4への出力データを共通伝送路9に一斉同報で送信する。
既設PLC1と新設PLC7は共通伝送路(例えば、Ethernet:登録商標)9で接続する。更に、その伝送路9にデバッガ10を接続する。これらの接続に際して、既設PLCにはシステムを停止中に共通伝送路接続用インタフェースを実装する。既設PLC1は、システムの運転状態でのリモートIO3,4からの入力データと、リモートIO3,4への出力データを共通伝送路9に一斉同報で送信する。
新設PLC7は、既設PLC1が送信した一斉同報データを受信して、その中のリモートIO3,4からの入力データを使って演算し、演算結果を一斉同報で共通伝送路9に送信する。このことで、新設PLC7は実システムの入力データを取り込み、この実データを使用した演算処理を実行する。
(2)デバッガの処理
共通伝送路9に接続されたデバッガ10は、既設PLC1と新設PLC7が一斉同報で送信するデータを受信して、それらの比較によって新設PLCの機能の正常/異常を判断する。この比較結果が一定時間一致しないと新設PLC7のアプリケーションが正しくないと判断し、デバッガ10に設けられる表示装置(図示省略)に警報を表示するとともに、内部記憶装置に不一致があったことを履歴情報として記録する。
共通伝送路9に接続されたデバッガ10は、既設PLC1と新設PLC7が一斉同報で送信するデータを受信して、それらの比較によって新設PLCの機能の正常/異常を判断する。この比較結果が一定時間一致しないと新設PLC7のアプリケーションが正しくないと判断し、デバッガ10に設けられる表示装置(図示省略)に警報を表示するとともに、内部記憶装置に不一致があったことを履歴情報として記録する。
(3)デバッガの設定項目
デバッガでは以下の設定ができるようにする。
デバッガでは以下の設定ができるようにする。
(a)一斉同報データの項目設定
下記の表に示すように、既設PLC1と新設PLC7が送信する各データに名前を付けて、一覧表で管理できるようにする。
下記の表に示すように、既設PLC1と新設PLC7が送信する各データに名前を付けて、一覧表で管理できるようにする。
(b)受信データの定義
下記の表に示すように、上記の(a)で定義したデータの中で、デバッガが記憶するデータを定義する。複数のデータを記憶できるようにする。更に、記憶するタイミング(サンプリングタイミング)とサンプリング数も定義する。
下記の表に示すように、上記の(a)で定義したデータの中で、デバッガが記憶するデータを定義する。複数のデータを記憶できるようにする。更に、記憶するタイミング(サンプリングタイミング)とサンプリング数も定義する。
(c)比較データの定義
下記の表に示すように、既設PLC1の出力データと新設PLC7の出力データで比較対照となるものの対を定義する。対は複数定義できるようにする。また、不一致と見なす時間(検出時間)も設定できるようにする。また、比較するのが数値データの場合、不一致と判断する差(誤差、不感帯)も設定できるようにする。
下記の表に示すように、既設PLC1の出力データと新設PLC7の出力データで比較対照となるものの対を定義する。対は複数定義できるようにする。また、不一致と見なす時間(検出時間)も設定できるようにする。また、比較するのが数値データの場合、不一致と判断する差(誤差、不感帯)も設定できるようにする。
(d)トリガ設定
上記の(b)で設定したサンプリングを停止するトリガ条件を設定できるようにする。トリガ条件としては、(a)で定義した受信データのビット変化、数値データの変化を指定できるようにする。
上記の(b)で設定したサンプリングを停止するトリガ条件を設定できるようにする。トリガ条件としては、(a)で定義した受信データのビット変化、数値データの変化を指定できるようにする。
(e)トリガ比率設定
トリガ条件が発生してから、全体の何%分サンプリングしたら、サンプリングを停止するかを設定できるようにする。
トリガ条件が発生してから、全体の何%分サンプリングしたら、サンプリングを停止するかを設定できるようにする。
(4)デバッガのデータサンプリング機能
上記の設定項目で指定されたデータを、設定時間間隔でサンプリングして、内部記憶装置に溜め込む。トリガ条件が設定されていない場合は、指定されたサンプル数まで達するまでサンプリングを行う。トリガ条件とトリガ比率が設定された場合は、トリガ条件が発生してから、トリガ比率で設定されたサンプリング数だけサンプリングする。以下に、サンプル数100000、トリガ比率が30%の場合のサンプリング例を示す。
上記の設定項目で指定されたデータを、設定時間間隔でサンプリングして、内部記憶装置に溜め込む。トリガ条件が設定されていない場合は、指定されたサンプル数まで達するまでサンプリングを行う。トリガ条件とトリガ比率が設定された場合は、トリガ条件が発生してから、トリガ比率で設定されたサンプリング数だけサンプリングする。以下に、サンプル数100000、トリガ比率が30%の場合のサンプリング例を示す。
(5)不一致データの表示
下記の表に示すように、上記の(c)で設定したデータの対を比較して、不一致が発生した時間、データの名前、データ値を表示する機能を持つ。この表示はオンラインでの表示も可能であるが、上記の(4)の機能によるサンプリング済みのデータを使って比較データを変更し、この後にオフラインで表示できるようにする。
下記の表に示すように、上記の(c)で設定したデータの対を比較して、不一致が発生した時間、データの名前、データ値を表示する機能を持つ。この表示はオンラインでの表示も可能であるが、上記の(4)の機能によるサンプリング済みのデータを使って比較データを変更し、この後にオフラインで表示できるようにする。
(6)サンプリングデータの表示
図2に示すように、内部記憶装置に記憶されたサンプリングデータを選択して時系列表示できるようにする。更に、トリガが発生した時刻を明示する。
図2に示すように、内部記憶装置に記憶されたサンプリングデータを選択して時系列表示できるようにする。更に、トリガが発生した時刻を明示する。
1 既設PLC
2 リモートIO伝送路
3、4 リモートIO
5、6 現場機器
7 新設PLC
8 入出力比較装置
9 共通伝送路
10 デバッガ
2 リモートIO伝送路
3、4 リモートIO
5、6 現場機器
7 新設PLC
8 入出力比較装置
9 共通伝送路
10 デバッガ
Claims (2)
- プラントの主幹制御装置をPLCとし、このPLCからリモートIOを介して現場機器を運転・制御する制御システムにおいて、前記PLC(既設PLC)に代えてシステムに組み込む新設PLCの機能を、プラントの実データを使って検証する機能検証方式であって、
既設PLCと新設PLCを共通伝送路で接続し、この共通伝送路にデバッガを接続し、
既設PLCは、前記リモートIOの入力データと該リモートIOに出力する演算結果を一斉同報で前記共有伝送路に送信する手段を備え、
新設PLCは、既設PLCからの一斉同報データを受信し、その中のリモートIOからの入力データを使って演算して、演算結果を一斉同報で前記共通伝送路に送信する手段を備え、
前記デバッガは、既設PLCと新設PLCが送信する一斉同報伝送データを受信し、それらデータの比較によって新設PLCの機能の正常/異常を判断する手段を備えたことを特徴とするPLCの機能検証方式。 - 前記デバッガは、
新設PLCの異常と判断したときに、表示装置に警報を表示するとともに、内部記憶装置に不一致があったことを履歴情報として記録する手段、
一斉同報伝送データを受信して得た既設PLCの演算結果と新設PLCの演算結果をサンプリングして内部記憶装置に記憶する手段、
前記サンプリングしたデータをトリガ条件として設定する手段、
前記サンプリングしたデータのトリガ比率を設定する手段、
前記サンプリングしたデータを時系列でグラフ表示し、該グラフにはトリガ点を表示する手段、
のうち、少なくとも1つの手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載のPLCの機能検証方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006006886A JP2007188367A (ja) | 2006-01-16 | 2006-01-16 | Plcの機能検証方式 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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Family
ID=38343486
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2006006886A Pending JP2007188367A (ja) | 2006-01-16 | 2006-01-16 | Plcの機能検証方式 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP2007188367A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011065436A (ja) * | 2009-09-17 | 2011-03-31 | Toshiba Mitsubishi-Electric Industrial System Corp | プログラム作成支援装置及び方法 |
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JP7554715B2 (ja) | 2021-06-24 | 2024-09-20 | 株式会社日立製作所 | 制御装置及び制御方法。 |
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-
2006
- 2006-01-16 JP JP2006006886A patent/JP2007188367A/ja active Pending
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