JP2007187638A - バッテリの劣化度乃至は放電能力推定方法、劣化度乃至は放電能力推定装置、及び電源システム - Google Patents

バッテリの劣化度乃至は放電能力推定方法、劣化度乃至は放電能力推定装置、及び電源システム Download PDF

Info

Publication number
JP2007187638A
JP2007187638A JP2006007980A JP2006007980A JP2007187638A JP 2007187638 A JP2007187638 A JP 2007187638A JP 2006007980 A JP2006007980 A JP 2006007980A JP 2006007980 A JP2006007980 A JP 2006007980A JP 2007187638 A JP2007187638 A JP 2007187638A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
battery
impedance
current
discharge capacity
value
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2006007980A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4477582B2 (ja
Inventor
Noriyasu Iwane
典靖 岩根
Koji Fujimura
幸司 藤村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Furukawa Electric Co Ltd
Original Assignee
Furukawa Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority to JP2006007980A priority Critical patent/JP4477582B2/ja
Application filed by Furukawa Electric Co Ltd filed Critical Furukawa Electric Co Ltd
Priority to EP06810102.1A priority patent/EP1933158B1/en
Priority to PCT/JP2006/318145 priority patent/WO2007032382A1/ja
Priority to CN2006800298391A priority patent/CN101243325B/zh
Priority to CN2010105755090A priority patent/CN102129039B/zh
Publication of JP2007187638A publication Critical patent/JP2007187638A/ja
Priority to US12/049,907 priority patent/US7626394B2/en
Priority to US12/605,930 priority patent/US8129996B2/en
Application granted granted Critical
Publication of JP4477582B2 publication Critical patent/JP4477582B2/ja
Priority to US13/360,362 priority patent/US9091739B2/en
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

Landscapes

  • Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)
  • Secondary Cells (AREA)
  • Measurement Of Resistance Or Impedance (AREA)
  • Tests Of Electric Status Of Batteries (AREA)

Abstract

【課題】通常動作による充放電電流がインピーダンスに与える影響を除外し、基準の直流電流値におけるインピーダンスを推定するバッテリの劣化度乃至は放電能力推定方法等を提供する。
【解決手段】ステップS104において、ステップS102で算出したインピーダンスZaとステップS103で算出した直流電流成分IDCaとから、基準の直流電流値IDCbにおけるインピーダンスZbを算出する。ステップS105では、ステップS104で算出された基準の直流電流値IDCbに対応するインピーダンスZbを、所定のインピーダンス許容値と比較してバッテリ12の劣化度乃至は放電能力を判定する。
【選択図】図1

Description

本発明は、負荷に電力を供給するバッテリの劣化度乃至は放電能力を推定するバッテリの劣化度乃至は放電能力推定方法等の技術分野に関し、特に、バッテリのインピーダンスを推定することで劣化度乃至は放電能力を推定するバッテリの劣化度乃至は放電能力推定方法等の技術分野に関するものである。
自動車等に搭載されるバッテリの劣化度乃至は放電能力を推定する技術は従来から知られており、例えば、特許文献1に記載されている例がある。
一般に、バッテリのインピーダンスは、バッテリの劣化度乃至は放電能力と強い相関があることから、バッテリのインピーダンスを知ることができれば、それからバッテリの劣化度乃至は放電能力を推定することが可能となる。これにより、ユーザに対して劣化が進んだ乃至は放電能力が低下したバッテリの交換を促すことができる。
バッテリを有する電源システムにおいて、該バッテリの劣化度乃至は放電能力を推定可能とするために、該バッテリに対し所定の充電電流又は放電電流を流し、そのときの電流及び電圧を測定し、測定された電流及び電圧から所定の演算によりインピーダンスを算出する方法が従来から知られている。
バッテリのインピーダンスは、測定条件が同じであれば正確にバッテリの劣化度や放電能力を表す指標となるが、実際のシステムへの適用、代表的な例として自動車への適用を考えた場合、自動車用バッテリには常にオルタネータからの充電電流や、各電装機器に供給する放電電流等の通常動作による充放電電流が流れている。
そのため、インピーダンス測定は前記の所定の充電電流又は放電電流に加えて、これらの通常動作による充放電電流が重畳された状態で行われており、この重畳された充放電電流による測定条件の違いを無視してインピーダンス測定を行っている。
特開2001−228226号
しかしながら、上記従来のバッテリの劣化度乃至は放電能力推定方法では、次のような問題があった。すなわち、一般にバッテリのインピーダンスは、上記の通常動作による充放電電流の大きさに依存することが知られており、このような環境下では正確な劣化度や放電能力を推定することは困難であった。
そこで、本発明はこのような問題を解決するためになされたものであり、通常動作による充放電電流がインピーダンスに与える影響を除外し、基準の直流電流値におけるインピーダンスを推定するバッテリの劣化度乃至は放電能力推定方法等を提供することを目的としている。
この発明の第1の態様は、バッテリのインピーダンスを所定の許容値と比較することにより該バッテリの劣化度乃至は放電能力を判定するバッテリの劣化度乃至は放電能力推定方法であって、前記バッテリの電流及び電圧を測定し、前記電流測定値及び電圧測定値から前記バッテリのインピーダンスを算出するとともに、前記電流測定値から直流電流成分を算出し、前記インピーダンス算出値と前記直流電流成分算出値とから所定の直流電流対インピーダンスの関係式に基づいて基準の直流電流値におけるインピーダンスを推定して前記バッテリの劣化度乃至は放電能力を判定することを特徴とするバッテリの劣化度乃至は放電能力推定方法である。
第2の態様は、前記直流電流対インピーダンスの関係式が、前記バッテリのインピーダンスを少なくとも1項の直流電流の指数項を持つ関数で表されることを特徴とするバッテリの劣化度乃至は放電能力推定方法である。
第3の態様は、前記直流電流対インピーダンスの関係式が、前記バッテリのインピーダンスをZ、直流電流をIDCとしたとき、

Z=a1×exp(−IDC/b1)+a2×exp(−IDC/b2)+・・・・+c

で表されることを特徴とするバッテリの劣化度乃至は放電能力推定方法である。
第4の態様は、前記直流電流対インピーダンスの関係式の係数a1,a2・・・,b1,b2・・・が、それぞれ1つの調整パラメータcの関数f1(c),f2(c)・・・,g1(c),g2(c)・・・で与えられることを特徴とするバッテリの劣化度乃至は放電能力推定方法である。
第5の態様は、前記調整パラメータcの値が、前記直流電流対インピーダンスの関係式が前記インピーダンス算出値と前記直流電流成分算出値を満たすよう決定されることを特徴とするバッテリの劣化度乃至は放電能力推定方法である。
第6の態様は、前記調整パラメータcの関数f1(c),f2(c)・・・,g1(c),g2(c)・・・が、それぞれがcの一次関数であることを特徴とするバッテリの劣化度乃至は放電能力推定方法である。
第7の態様は、前記直流電流成分算出値が、前記電流測定値に対して移動平均演算、フーリエ演算、カルマン・フィルタ演算の何れかにより算出されることを特徴とするバッテリの劣化度乃至は放電能力推定方法である。
第8の態様は、バッテリのインピーダンスに基づいて該バッテリの劣化度乃至は放電能力を判定するバッテリの劣化度乃至は放電能力推定装置であって、前記バッテリの電流を測定する電流センサと、前記バッテリの電圧を測定する電圧センサと、前記電流センサ及び電圧センサからそれぞれ電流測定値及び電圧測定値を入力し、前記電流測定値及び電圧測定値から前記バッテリのインピーダンスを算出するとともに、前記電流測定値から直流電流成分を算出し、前記インピーダンス算出値と前記直流電流成分算出値とから所定の直流電流対インピーダンスの関係式に基づいて基準の直流電流値におけるインピーダンスを推定して前記バッテリの劣化度乃至は放電能力を判定する制御手段とを備えることを特徴とするバッテリの劣化度乃至は放電能力推定装置である。
第9の態様は、第8の態様に記載のバッテリの劣化度乃至は放電能力推定装置を備えた電源システムである。
本発明によれば、通常動作による充放電電流がインピーダンスに与える影響を除外し、基準の直流電流値におけるインピーダンスを推定するバッテリの劣化度乃至は放電能力推定方法、劣化度乃至は放電能力推定装置、及び電源システムを提供することが可能となる。
すなわち、測定時のインピーダンス及び直流電流から基準の直流電流値におけるインピーダンスを求め、該インピーダンスを所定のインピーダンス許容値と比較するようにしたことにより、直流電流値を一定にした同じ条件でバッテリの劣化度乃至は放電能力を判定できるようにしている。その結果、前記バッテリの劣化度乃至は放電能力を精度よく判定することが可能となっている。
また、測定時のインピーダンス及び直流電流から基準の直流電流値におけるインピーダンスを求めるための直流電流対インピーダンスの関係式を、直流電流の指数項を少なくとも1項持つようにしたことにより、より高精度にバッテリの劣化度乃至は放電能力を判定することが可能となっている。
図面を参照して本発明の好ましい実施の形態におけるバッテリの劣化度乃至は放電能力推定方法、劣化度乃至は放電能力推定装置、及び電源システムの構成について詳細に説明する。なお、同一機能を有する各構成部については、図示及び説明簡略化のため、同一符号を付して示す。以下では、自動車等の車両に搭載されるバッテリに対して本発明を適用する場合を説明する。
本発明のバッテリの劣化度乃至は放電能力推定方法は、バッテリの電流測定値及び電圧測定値から該バッテリのインピーダンスを算出するとともに、前記電流測定値から直流電流成分を算出し、上記のインピーダンス算出値と直流電流成分とから所定の直流電流対インピーダンスの関係式に基づいて基準の直流電流値におけるインピーダンスを推定し、これから前記バッテリの劣化度乃至は放電能力を判定するものである。
上記の直流電流対インピーダンスの関係式は、直流電流の指数項を少なくとも1項持つ関数で前記バッテリのインピーダンスを表すのが好ましく、とくに下記の形式の関係式とするのがよい。

Z=a1×exp(−IDC/b1)+a2×exp(−IDC/b2)+・・・+c (式1)

ここで、Zは前記バッテリのインピーダンスを、またIDCは直流電流成分を表している。
図2は、本発明の1実施形態に係る電源システムの概略の構成を示すブロック図である。図2において、電源システム11は、電源としてバッテリ12とオルタネータ13を備えており、バッテリ劣化度乃至は放電能力推定装置16にはバッテリ12の電流及び電圧を測定するための電流センサ14及び電圧センサ15が設けられている。
バッテリ劣化度乃至は放電能力推定装置16に備えられた制御手段20は、前記の電流センサ14及び電圧センサ15からそれぞれ電流測定値及び電圧測定値を入力し、本発明のバッテリ劣化度乃至は放電能力推定方法を適用してバッテリ12の劣化度乃至は放電能力を推定する。
図2に示す本実施形態の電源システム11は、バッテリ12の劣化度乃至は放電能力の推定のために、バッテリ12がパルス電流を放電または充電できる構成としている。すなわち、バッテリ12からパルス電流を放電させるための放電回路17が設けられており、バッテリ12にパルス電流を充電させる場合には、オルタネータ13から線路18を経由して充電できるように構成されている。
制御手段20により実行されるバッテリ12の劣化度乃至は放電能力の推定方法について、図1を用いて以下に詳細に説明する。図1は、本発明のバッテリの劣化度乃至は放電能力推定方法の1実施形態を説明するためのフローチャートである。
図1に示す実施形態では、まずステップ101でバッテリ12の電流及び電圧をそれぞれ電流センサ14及び電圧センサ15で測定し、それぞれのセンサから電流測定値及び電圧測定値を入力する。
ステップS102では、ステップS101で入力した前記電流測定値及び電圧測定値をもとに、バッテリ12のインピーダンス(以下ではZaとする)を算出する。インピーダンスZaは、例えば前記電流測定値及び電圧測定値をフーリエ展開し、所定の周波数における各係数の比から算出することができる。
ステップS103では、ステップS101で入力した前記電流測定値から直流電流成分(以下ではIDCaとする)を算出する。直流電流成分IDCaは、例えばステップS101の測定時から過去一定期間における電流測定値を移動平均して算出することができる。あるいは、前記電流測定値をカルマン・フィルタ演算またはフーリエ演算して算出することも可能である。
前記電流測定値をフーリエ演算する場合には、フーリエ展開したときの定数項が直流電流成分IDCaとして得られる。すなわち、前記電流測定値を次式の通りフーリエ展開したとき、

Figure 2007187638
上式のI0から直流電流成分IDCaは、
IDCa=I0
として算出することができる。
ステップS104では、ステップS102で算出したインピーダンスZaとステップS103で算出した直流電流成分IDCaとから、基準の直流電流値におけるインピーダンス(以下では、それぞれをIDCb、Zbとする)を算出する。一般にバッテリのインピーダンスは、該バッテリの直流電流の大きさに依存することから、本実施形態では測定時のインピーダンス及び直流電流から、基準の直流電流値におけるインピーダンスを求めるようにしている。
バッテリ12のインピーダンスが直流電流成分に依存して変化する一実施例を図3,4に示す。図3,4は、前記電流測定値及び電圧測定値をフーリエ展開し、それぞれの周波数2Hzに相当する係数の比から求めたインピーダンスを示している。図3は、前記のようにして求めたインピーダンスの実数成分を示しており、図4は虚数成分を示している。
図3,4より、バッテリ12のインピーダンスが直流電流成分によって大きく変化することがわかる。とくに、直流電流成分が低い領域ではインピーダンスの実数成分、虚数成分とも大きく変化することがわかる。前記の直流電流対インピーダンスの関係式は、図3,4に示す直流電流成分に対するインピーダンスの変化に一致するよう決定することができる。
上記の通り、測定時のインピーダンス及び直流電流から基準の直流電流値におけるインピーダンスを求めるためには、直流電流対インピーダンスの関係式が必要となる。この関係式は、直流電流の指数項を少なくとも1項持つように形成するのが好ましく、例えば(式1)のような関係式とするのがよい。
本実施形態では、ステップS104で用いる直流電流対インピーダンスの関係式として(式1)の関係式を用いている。(式1)において、直流電流IDCにステップS103で算出した直流電流成分IDCaを代入したとき、左辺のインピーダンスZがステップS102で算出したインピーダンスZaに一致するよう、係数a1,a2・・・,b1,b2・・・の値を決定する。
上記のようにして前記係数が決定されると、次にこの係数を用いた(式1)に前記の基準の直流電流値IDCbを代入することで、前記基準の直流電流値に対応するインピーダンスZbを算出することができる。
ステップS105では、ステップS104で算出された基準の直流電流値IDCbに対応するインピーダンスZbを、所定のインピーダンス許容値(以下ではZthとする)と比較してバッテリ12の劣化度乃至は放電能力を判定する。すなわち、インピーダンスZbが前記インピーダンス許容値Zth以下と判定した場合には、バッテリ12の劣化度は低い乃至は放電能力は十分高いと判定する(ステップS106)。
これに対し、ステップS105において、インピーダンスZbが前記インピーダンス許容値Zthより大きいと判定した場合には、バッテリ12の劣化度が高い乃至は放電能力が不足していると判定する(ステップS107)。この場合には、アラームとしてバッテリ12の交換等を提示するようにすることができる。
上記の通り本実施形態によれば、測定時のインピーダンス及び直流電流から基準の直流電流値におけるインピーダンスを求め、該インピーダンスを前記所定のインピーダンス許容値と比較するようにしたことにより、直流電流値を一定にした同じ条件でバッテリ12の劣化度乃至は放電能力を判定できるようになっている。その結果、バッテリ12の劣化度乃至は放電能力を精度よく判定することが可能となっている。
また、測定時のインピーダンス及び直流電流から基準の直流電流値におけるインピーダンスを求めるために必要となる直流電流対インピーダンスの関係式を、例えば(式1)のように、直流電流の指数項を少なくとも1項持つようにしたことにより、高精度にバッテリ12の劣化度乃至は放電能力を判定することが可能となった。
上記実施例では、直流電流対インピーダンスの関係式として(式1)を用いており、測定時点の直流電流成分IDCaとインピーダンスZaが(式1)を満たすよう、係数a1,a2・・・,b1,b2・・・の値を決定していた。前記係数の値を直流電流成分IDCaとインピーダンスZa1から一意的に決定できるよう、各係数の値を調整パラメータcの関数f1(c),f2(c)・・・,g1(c),g2(c)・・・で与えるようにすることができる。
(式1)の直流電流対インピーダンスの関係式の係数a1,a2・・・,b1,b2・・・の値を、上記の通り前記調整パラメータcの関数f1(c),f2(c)・・・,g1(c),g2(c)・・・で与えるようにした場合、前記調整パラメータcの値は、(式1)が直流電流成分IDCaとインピーダンスZa1とを満たすよう決定される。
さらに、前記調整パラメータcの関数f1(c),f2(c)・・・,g1(c),g2(c)・・・をそれぞれ、cの一次関数とすることができ、この場合には、前記調整パラメータcの値を直流電流成分IDCaとインピーダンスZa1とから解析的に算出するようにすることができる。
なお、本実施の形態における記述は、本発明に係るバッテリの劣化度乃至は放電能力推定方法等の一例を示すものであり、これに限定されるものではない。本実施の形態におけるバッテリの劣化度乃至は放電能力推定方法等の細部構成及び詳細な動作等に関しては、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
本発明のバッテリの劣化度乃至は放電能力推定方法の1実施形態を説明するためのフローチャートである。 本発明の1実施形態に係る電源システムの概略の構成を示すブロック図である。 インピーダンスの実数成分が直流電流成分に依存して変化する一実施例を示す図である。 インピーダンスの虚数成分が直流電流成分に依存して変化する一実施例を示す図である。
符号の説明
11・・・電源システム
12・・・バッテリ
13・・・オルタネータ
14・・・電流センサ
15・・・電圧センサ
16・・・劣化度乃至は放電能力推定装置
17・・・放電回路
18・・・線路
19・・・負荷
20・・・制御手段

Claims (9)

  1. バッテリのインピーダンスを所定の許容値と比較することにより該バッテリの劣化度乃至は放電能力を判定するバッテリの劣化度乃至は放電能力推定方法であって、
    前記バッテリの電流及び電圧を測定し、
    前記電流測定値及び電圧測定値から前記バッテリのインピーダンスを算出するとともに、前記電流測定値から直流電流成分を算出し、
    前記インピーダンス算出値と前記直流電流成分算出値とから所定の直流電流対インピーダンスの関係式に基づいて基準の直流電流値におけるインピーダンスを推定して前記バッテリの劣化度乃至は放電能力を判定する
    ことを特徴とするバッテリの劣化度乃至は放電能力推定方法。
  2. 前記直流電流対インピーダンスの関係式は、前記バッテリのインピーダンスを少なくとも1項の直流電流の指数項を持つ関数で表される
    ことを特徴とする請求項1に記載のバッテリの劣化度乃至は放電能力推定方法。
  3. 前記直流電流対インピーダンスの関係式は、前記バッテリのインピーダンスをZ、直流電流をIDCとしたとき、
    Z=a1×exp(−IDC/b1)+a2×exp(−IDC/b2)+・・・・+c
    で表される
    ことを特徴とする請求項2に記載のバッテリの劣化度乃至は放電能力推定方法。
  4. 前記直流電流対インピーダンスの関係式の係数a1,a2・・・,b1,b2・・・が、それぞれ1つの調整パラメータcの関数f1(c),f2(c)・・・,g1(c),g2(c)・・・で与えられる
    ことを特徴とする請求項3に記載のバッテリの劣化度乃至は放電能力推定方法。
  5. 前記調整パラメータcの値は、前記直流電流対インピーダンスの関係式が前記インピーダンス算出値と前記直流電流成分算出値を満たすよう決定される
    ことを特徴とする請求項4に記載のバッテリの劣化度乃至は放電能力推定方法。
  6. 前記調整パラメータcの関数f1(c),f2(c)・・・,g1(c),g2(c)・・・は、それぞれがcの一次関数である
    ことを特徴とする請求項4又は請求項5に記載のバッテリの劣化度乃至は放電能力推定方法。
  7. 前記直流電流成分算出値は、前記電流測定値に対して移動平均演算、フーリエ演算、カルマン・フィルタ演算の何れかにより算出される
    ことを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載のバッテリの劣化度乃至は放電能力推定方法。
  8. バッテリのインピーダンスに基づいて該バッテリの劣化度乃至は放電能力を判定するバッテリの劣化度乃至は放電能力推定装置であって、
    前記バッテリの電流を測定する電流センサと、
    前記バッテリの電圧を測定する電圧センサと、
    前記電流センサ及び電圧センサからそれぞれ電流測定値及び電圧測定値を入力し、前記電流測定値及び電圧測定値から前記バッテリのインピーダンスを算出するとともに、前記電流測定値から直流電流成分を算出し、前記インピーダンス算出値と前記直流電流成分算出値とから所定の直流電流対インピーダンスの関係式に基づいて基準の直流電流値におけるインピーダンスを推定して前記バッテリの劣化度乃至は放電能力を判定する制御手段と
    を備えることを特徴とするバッテリの劣化度乃至は放電能力推定装置。
  9. 請求項8に記載のバッテリの劣化度乃至は放電能力推定装置を備えた電源システム。
JP2006007980A 2005-09-16 2006-01-16 バッテリの劣化度乃至は放電能力推定方法、劣化度乃至は放電能力推定装置、及び電源システム Active JP4477582B2 (ja)

Priority Applications (8)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006007980A JP4477582B2 (ja) 2006-01-16 2006-01-16 バッテリの劣化度乃至は放電能力推定方法、劣化度乃至は放電能力推定装置、及び電源システム
PCT/JP2006/318145 WO2007032382A1 (ja) 2005-09-16 2006-09-13 二次電池劣化判定方法、二次電池劣化判定装置、及び電源システム
CN2006800298391A CN101243325B (zh) 2005-09-16 2006-09-13 蓄电池的劣化状态及充电状态的检测方法及检测装置
CN2010105755090A CN102129039B (zh) 2005-09-16 2006-09-13 二次电池劣化判定方法、二次电池劣化判定装置、及电源系统
EP06810102.1A EP1933158B1 (en) 2005-09-16 2006-09-13 Secondary cell degradation judgment method, secondary cell degradation judgment device, and power supply system
US12/049,907 US7626394B2 (en) 2005-09-16 2008-03-17 Method and apparatus for determining deterioration of secondary battery, and power supply system therewith
US12/605,930 US8129996B2 (en) 2005-09-16 2009-10-26 Method and apparatus for determining deterioration of secondary battery, and power supply system therewith
US13/360,362 US9091739B2 (en) 2005-09-16 2012-01-27 Method and apparatus for determining deterioration of secondary battery, and power supply system therewith

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006007980A JP4477582B2 (ja) 2006-01-16 2006-01-16 バッテリの劣化度乃至は放電能力推定方法、劣化度乃至は放電能力推定装置、及び電源システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007187638A true JP2007187638A (ja) 2007-07-26
JP4477582B2 JP4477582B2 (ja) 2010-06-09

Family

ID=38342893

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006007980A Active JP4477582B2 (ja) 2005-09-16 2006-01-16 バッテリの劣化度乃至は放電能力推定方法、劣化度乃至は放電能力推定装置、及び電源システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4477582B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013142561A (ja) * 2012-01-06 2013-07-22 Stanley Electric Co Ltd 車両用蓄電池の劣化推定装置及び劣化推定方法
CN104569606A (zh) * 2014-12-29 2015-04-29 东华大学 一种铅酸蓄电池内阻检测系统
US10466304B2 (en) 2016-10-19 2019-11-05 Hyundai Motor Company Method for estimating a battery state of health

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013142561A (ja) * 2012-01-06 2013-07-22 Stanley Electric Co Ltd 車両用蓄電池の劣化推定装置及び劣化推定方法
CN104569606A (zh) * 2014-12-29 2015-04-29 东华大学 一种铅酸蓄电池内阻检测系统
US10466304B2 (en) 2016-10-19 2019-11-05 Hyundai Motor Company Method for estimating a battery state of health

Also Published As

Publication number Publication date
JP4477582B2 (ja) 2010-06-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8918300B2 (en) Apparatus and method for battery state of charge estimation
JP5318128B2 (ja) バッテリの充電率推定装置
EP3593155B1 (en) A battery cell state of charge estimation method and a battery state monitoring system
WO2015033504A1 (ja) バッテリの健全度推定装置および健全度推定方法
EP1873542B1 (en) Apparatus and method for estimating charge of a battery
US10162014B2 (en) Battery state determining device
EP2250512B1 (en) Secondary battery remaining capacity estimating apparatus
US20120283970A1 (en) Method and device for error-compensated current measurement of an electrical accumulator
US10393814B2 (en) Secondary battery state detection device and secondary battery state detection method
WO2014136547A1 (ja) 二次電池の状態検知方法及び状態検知装置
JP2007187534A (ja) バッテリ放電能力判定方法、バッテリ放電能力判定装置、及び電源システム
KR20150019190A (ko) 배터리 충전 상태 추정 방법 및 이를 위한 장치
JPH11346444A (ja) 電池充電状態の推定方法
US20190067714A1 (en) Temperature estimating apparatus
JP2007108063A (ja) 二次電池劣化判定方法、二次電池劣化判定装置、及び電源システム
JP5029416B2 (ja) 二次電池の充電率推定装置および充電率推定方法
JP2007322171A (ja) バッテリ状態推定装置
JP5262179B2 (ja) 二次電池の充電率推定装置および充電率推定方法
JP4477582B2 (ja) バッテリの劣化度乃至は放電能力推定方法、劣化度乃至は放電能力推定装置、及び電源システム
JP2008157757A (ja) バッテリ状態判定方法、バッテリ状態判定装置及びバッテリ電源システム
US20170350943A1 (en) Battery state-of-charge estimation apparatus and state-of-charge estimation method
WO2012046285A1 (ja) バッテリの状態推定方法及び電源システム
JP5307908B2 (ja) 電池の状態推定装置
JP6605938B2 (ja) 二次電池の制御装置、制御方法及び制御プログラム
JP2009214604A (ja) バッテリ状態推定装置及びバッテリ状態推定方法

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100301

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100311

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 4477582

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130319

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130319

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140319

Year of fee payment: 4

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350