JP2007186974A - 折畳み式脚立 - Google Patents

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Abstract

【課題】 複数の踏み板を一定間隔で備えた脚立であって、持ち上げることなく簡単に移動でき、収納時には折畳むことが出来る脚立の提供。
【解決手段】 踏み板2,2・・は連結蝶番9,9・・を介して屈曲可能に連結して成り、この踏み板2,2・・の両側は概略逆U形のフレーム1a,1bに取付けられ、フレーム1a,1bにはブラケット11a,11bを取着すると共に該ブラケット11a,11bに設けた継手12a,11bを介して踏み板片8a,8bを屈曲可能に連結している。又各踏み板2,2・・の中央に取付けた上記連結蝶番9,9・・は連結部材3,3・・にて互いに連結し、一方、フレーム1a,1bの脚下端にはフリーボール13,13・・を取付けて荷重が作用する際には内蔵したコイルスプリング19,19・・の圧縮変形にてフリーボール13,13・・が後退して脚下端が床面に接するようにしている。
【選択図】 図1

Description

本発明は軽くて手軽に移動することが出来ると共に、収納時にはコンパクトに折畳むことが出来る脚立に関するものである。
高所に物を置いたり、又は高所に在る物を取除いたりする場合には、一般に脚立が使用され、人は該脚立に載って作業する。また、手が届かない高い所の清掃作業を行う際にも脚立が一般的に用いられるなど、各家庭には少なくとも1脚は保管されている。勿論、高所へ上がる手段として脚立の他にハシゴを使用する場合も多いが、高所での作業となればハシゴより脚立の方が安定することでその利用価値は高い。
ところで、脚立の形態は色々あるが、基本的には複数段の踏み板を一定間隔で有し、該踏み板に載って高所へ上がることが出来るように成っており、しかも該踏み板に載って上がった際に転倒しないように安定する支持構造と成っている。図9は従来から多用されている一般的な脚立である。2本の脚体(イ)、(イ)は下方に向いて広がり逆V形を成しており、該脚体(イ)、(イ)はその上端に設けた台(ロ)が揺動自在に連結している。
そして、各脚体(イ)、(イ)は2本の縦桟(ハ)、(ハ)に踏み板(ニ)、(ニ)・・を水平に取付けている。従って、これら踏み板(ニ)、(ニ)・・に足を掛けて適当な高さまで上がることができる訳であるが、この形式の脚立に取付けている上記踏み板(ニ)は細い棒材であって、その為に足の支えが少なくて安定性に欠け、足を踏み外したり、時には作業中に落下してしまうことがある。又、起立した状態であっても安定性に欠ける場合が多い。
一方、該脚立は同図から明らかなように、台(ロ)を通過する中立軸を中心として左右対称を成している為に、例えば台(ロ)の位置が脚体(イ)下端の位置から距離Lだけズレてしまうことになる。この位置ズレが使用用途によっては不都合となる場合が発生し、壁面に接した状態で使用することは出来ない。又、台(ロ)は小さくてこの上で作業するには危険が伴うなどの問題もある。
出願人は「折畳み式脚立」に関して以前に特許出願を行っている(特開平9−21285号、特開平10−169344号)。特開平9−21285号に係る「折畳み式脚立」は、平行四辺形リンク体で構成した折り畳み式階段と、その上端に台を備えた脚体を組み合わせたものであり、折畳み式階段の上端台と脚体の上端台を同じ高さとして互いに屈曲出来るように連結し、又脚体には伸縮可能な脚を取付けている。
特開平10−169344号に係る「折畳み式脚立」は、両側の平行四辺形リンク体の間には複数の踏み板を取付けたハシゴと、該ハシゴを支える脚体から成り、脚体の上端支持棒は上桟に揺動可能に設けたアームによって上桟下縁に形成した嵌合溝に嵌合するようにしている。
このように、折畳み式脚立の形態は色々存在し、収納に際して折畳むことが可能である為に便利である。しかし、折畳み機構を備えることで構造は複雑・頑丈になり、その重量は比較的重くなる。従って、子供や老人は持ち運びや移動に困ることが多く、又従来の折畳み式脚立は複数の踏み板(ニ)、(ニ)・・を一定間隔で有し、これら踏み板(ニ)、(ニ)・・に足を掛けて上がることが出来るが、住宅の階段のような手摺りがない為に上段から転倒することもある。特に、身体のバランスを崩し易い老人では従来の脚立に上がることは危険でもある。
特開平9−21285号に係る「折畳み式脚立」 特開平10−169344号に係る「折畳み式脚立」
このように、従来の脚立には上記のごとき問題がある。本発明が解決しようとする課題はこの問題点であり、軽くて移動しやすく、しかも上がる際に転倒することのない安定した折畳み式脚立を提供する。
本発明に係る折畳み式脚立は、その両側に概略逆U形のフレームを有し、両フレームの間に複数枚の踏み板が一定間隔で取付けられている。ここで、各踏み板は両踏み板片にて構成され、中央にて折畳むことが出来るように連結している。フレームにはブラケットを水平に取着すると共に踏み板片は該ブラケットに屈曲可能に連結し、しかも踏み板片の先端は他方のフレームのブラケットと屈曲可能に連結している踏み板片と蝶番を介して連結している。
そして、各踏み板の中央に設けている蝶番は連結部材にて繋がれ、何れか1枚の踏み板を屈曲することで他の踏み板も屈曲させるように成っている。又、フレームの脚下端にはフリーボールが枢支され、該フリーボールにてフレームは支持されてあらゆる方向へ移動することが出来る。しかし踏み板に人が載って荷重が作用するならば、該フリーボールは後退して脚下端が床面に接して安定する。又、上記フリーボールの代わりに樹脂製の足を脚下端に取付けることもある。足には同じくバネ力が付勢されて突出し、踏み板に人が載って荷重が作用するならば該足は後退して脚下端が床面に接する。
本発明の折畳み式脚立には折畳み防止機構を必要に応じて備える。該折畳み式脚立は各踏み板が水平に延びると共に両フレームが拡張した状態で安定して起立することが出来る。上記折畳み防止機構とは、蝶番にて連結した踏み板片が屈曲することなく踏み板が水平に延びるように機能するものであり、具体的な構造は限定しないことにする。
本発明に係る折畳み式脚立は両フレーム間に複数枚の踏み板が一定間隔で掛架され、該踏み板の中央にて折畳むことで脚立が2つ折りされる。すなわち、踏み板は中央にて屈曲して折畳まれることで、両フレームは接近して脚立全端がコンパクト化する。そして、各踏み板は連結部材にて連結されている為に、折畳む際には1枚の踏み板を折畳むことで他の踏み板も折畳まれる。一方、本発明の脚立には折畳み防止機構が備わっているために不用意に折畳まれることはなく、安定した脚立となる。
又、フレームは概略逆U形を成している為に、正面側は手摺りとして機能し、子供や老人はこの手摺りを握って踏み板を上がることが出来る。従って、脚立から転倒して落下する危険を防止できるために、子供や老人であっても安心して使用することが出来る。さらに、フレームの脚下端にはフリーボールが取付けられている為に、移動に際しては軽く押すだけで動くことが出来、しかも踏み板に足を掛けると同時に荷重が作用してフリーボールは後退する。すなわち、脚下端が床面に当って移動することなく安定する。フリーボールの代わりに樹脂製の足を取付けている場合も同じである。
図1は本発明に係る折畳み式脚立を表している実施例であり、(a)は正面図、(b)側面図、(c)一部断面を含む平面図を示している。同図の1a,1bはフレーム、2は踏み板、3は連結部材を夫々表し、該フレーム1a,1bは丸パイプを曲げ成形したもので、その形状は概略逆U形を成し、前脚4と後脚5を有している。フレーム1a,1bは横桟6を有し、横桟6は前脚4と後脚5を連結し、そして概略L形をした中フレーム7が上記横桟6と後脚5に連結して設けられている。従って、概略逆U形フレームの強度・剛性は向上し、3枚の踏み板2,2・・を備えた脚立は4本の脚にて安定して起立することが出来る。
ところで、図1に示しているように両フレーム1a,1b間には踏み板2,2・・が一定間隔で水平に取付けられ、各踏み板2,2・・は2枚の踏み板片8a,8b・・が連結して構成されている。正面図(a)における左側踏み板片8aは左側フレーム1aに取付けられ、右側踏み板片8bは右側フレーム1bに取付けられている。そして、左右の踏み板片8a,8bは中央にて連結蝶番9によって互いに連結されている。
該連結蝶番9は踏み板2の下側中央に取付けられて、左側蝶片10aは左側踏み板片8aに固定され、右側蝶片10bは右側踏み板片8bに固定されている。両踏み板片8a,8bはその先端面が互いに当接し、上方から荷重が作用した場合には屈曲することなく該荷重に耐えることが出来る。しかし、逆に下方から押上げた場合には連結蝶番9を介して簡単に屈曲して折畳まれる。
そして、踏み板片8aはフレーム1aに取着されているブラケット11aと連結している。該ブラケット11aの上方には継手12aが設けられ、この継手12aを介して踏み板片8aが連結され、しかも屈曲可能と成っている。継手12aはブラケット11a及び踏み板片8aの上方に設けられているために、該踏み板片8aは上方へ屈曲することは出来るが、下方へ屈曲することは出来ない。すなわち、水平状態では踏み板片8aの側端面はブラケット面に当接して下方への屈曲を阻止している。
同じように、踏み板片8bはフレーム1bに取着されているブラケット11bと連結している。該ブラケット11bの上方には継手12bが設けられ、この継手12bを介して踏み板片8bが連結され、しかも屈曲可能と成っている。継手12bはブラケット11b及び踏み板片8bの上方に設けられているために、該踏み板片8bは上方へ屈曲することは出来るが、水平状態で側端面がブラケット面に当接することで下方へ屈曲することは出来ない。
従って、踏み板2に人が載った場合、連結蝶番9にて連結されている両踏み板片8a,8bは中央にて折れ曲がることはなく、そして踏み板片8a,8bの両側端は継手12a,12bに連結して支持されると共に、その端面はブラケット面に当接して折れ曲がらない。すなわち、人は各踏み板2,2・・に載って上がることが出来る。ここで、ブラケット11a,11b・・はフレーム1a,1bに固定されているが、図1(b)に示しているように、中フレーム7及び横桟6に溶接などにて固定される。勿論、ボルト締めすることも可能である。
図2は本発明の脚立を折畳む場合であって、各踏み板2,2・・が僅かに屈曲した場合を表している。同図のように、踏み板片8a,8bが連結蝶番9を介して連結している為に該踏み板2は屈曲することが出来る。勿論、両踏み板片8a,8bはフレーム1a,1bに固定されたブラケット11a,11bの継手12a,12bに連結していることで、踏み板2はその中央を上昇させて屈曲する。
ここで、各踏み板2,2・・の中央に取着されている各連結蝶番9,9・・は、連結部材3,3・・によって連結されている。従って、適当な1枚の踏み板2の中央を持ち上げて屈曲させることで、他の踏み板2,2・・の中央も持ち上げられて屈曲することが出来、それぞれの踏み板2,2・・を折り曲げる必要はない。
図3(a)〜(c)は本発明の脚立が完全に折畳まれた状態を表している。各踏み板片8a,8b・・は互いに重なり合って折畳まれ、フレーム1a,1bは踏み板片8a,8b・・の外側に位置する。すなわち、両フレーム1a,1bに2つ折りされた踏み板2,2・・が挟まれた状態となって折畳まれる。従って、同図に示すように折畳んでコンパクト化した状態で収納することが出来る。
図4はフレーム1a,1bの前脚4及び後脚5の下端に取着されているフリーボール13を表している。該脚立は4本の脚にて安定して起立し、図4(a)は脚下端部の断面であり、(b)はケース14を外した場合を表している。フリーボール13は一定半径の円周上に配列している複数の小さなボール15,15・・にて回転自在に支持されている。従って、フリーボール13はあらゆる方向に回転することが出来、脚立を持ち上げることなくフリーボール13が転動することで移動可能と成る。
上記ボール15,15・・は受け16の下面に形成した溝17に嵌って位置ズレしないようにガイドされ、そして受け16の中心には上方へシャフト18が延びている。このシャフト18にはコイルスプリング19が取付けられていて、上方から作用する荷重によって撓み変形することが出来る。
下方を開口しているケース14には、受け16に配列したボール15,15・・によって支持されたフリーボール13は(b)の状態で収容され、外れないようにケース14の下端にはキャップ20が取付けられる。すなわち、ケース14の外周下端にはネジが設けられ、キャップ20が該ネジに螺合して取付けられるが、キャップ20の底21には穴が形成されていて、該穴からフリーボール13の一部が突出している。
そこで、脚立を移動する際には複数のボール15,15・・にて支持されているフリーボール13が回転し、しかし踏み板2に足を掛けるならばフリーボール13に荷重Pが作用して後退し、その結果、キャップ20の底21が床面に接する。すなわち、フリーボール13に荷重Pが作用するならば、受け16が上方へスライドしてコイルスプリング19を圧縮する。
従って、前脚4及び後脚5は移動することなく安定する。フレーム1a,1bは中空パイプを曲げ成形されているために、前脚4及び後脚5の下端には図4(a)に示すケース14がパイプ穴に嵌入して取付けられる。そして、踏み板2から足を離すならば、圧縮していたコイルスプリング19が伸長してフリーボール13は再びキャップ底21の穴から突出することが出来る。
図5は折畳み防止機構22を備えた本発明の折り畳式脚立である。該折畳み防止機構22は踏み板2を垂直に起立した状態で使用し、これをフレーム1a,1bの後脚5,5に掛架して取着されている。取付け構造は踏み板2と同じであり、2枚の折畳み板23a,23bが連結蝶番9を介して屈曲可能に連結した構造と成っている。
各折畳み板23a,23bは後脚5,5に固定したブラケット11a,11bに継手12a,12bを介して屈曲できるように連結され、各踏み板2,2・・が折畳まれると同時に、折畳み板23a,23bも折畳まれて、図5(c)のように納まる。ところで、(a)は各踏み板2,2・・が水平に伸長した状態であり、折畳み機構22の折畳み板23a,23bも真っ直ぐに伸長しており、そして屈曲しないようにピン24にてロックされている。
図6は折畳み防止機構22の平面図であり、折畳み板23bには上記ピン24が取付けられ、折畳み板23aには止着板25が設けられ、該止着板25にはピン穴26が形成されている。そこで、折畳み板23a,23bが図6(b)に示すように真っ直ぐに伸長した場合には、ピン24の先端がピン穴26に嵌入することが出来、その結果、折畳み板23a,23bは(a)のように屈曲しないようになる。すなわち、ピン24をピン穴26から外さない限り、折畳み板23a,23bが屈曲して折畳み式脚立が折畳まれることはない。
ここで、ピン24にはコイルスプリングが取付けられていて、図6の(a)から(b)のように折畳み板23a,23bが真っ直ぐに伸長すると同時にピン24はピン穴26に独りでに嵌入することが出来るようになる。すなわち、ピン24はコイルスプリングによって下方へ降下するバネ力が付勢されている。その為に、(b)の状態から(a)のように屈曲させる場合には、ピン24を引いてピン穴26から外すことが必要となる。
ここで、図6に示している折畳み防止機構22はあくまでも1具定例に過ぎない。例えば踏み板2の中央部にカギとピンを設けることで構成することも可能である。すなわち、一方の踏み板片8aにはカギを揺動可能に軸支し、他方の踏み板片8bにはピンを突出し、両踏み板片8a,8bが真っ直ぐに成ったところでカギをピンに係止する。従って、両踏み板片8a,8bはカギをピンから外さない限り屈曲することが出来なくなる。
図7は別な折畳み防止機構を備えた本発明の脚立の側面図を表しており、(a)は完全折畳み状態、(b)は半分程度の折畳み状態、(c)は踏み板が水平な開いた状態である。同図の23は折畳み板を表し、両フレーム1a,1bの後脚5,5に継手を介して取付けた2枚の折畳み板23a,23bで構成され、両折畳み板23a,23bの先端は互いに連結している。すなわち、前記図6に示した構造と成っている。
図6に示している折畳み防止機構の場合には、両折畳み板23a,23bがストレートに延びた状態でピン24をピン穴26に挿入することで、折畳みを阻止する機構と成っているが、図7に示す折畳み防止機構は折畳み板23a,23bの継手部をアームにて押える機構と成っている。両折畳み板23a,23bの継手部にはアーム27が上下方向に揺動出来るように繋がれ、該アーム27の先端には連結棒28が揺動可能に連結している。さらに、連結棒28の先端は連結部材3に固定されて下方へ延びる垂下棒29の下端と連結している。
従って、図7(a)に示しているように、完全に折畳まれた状態では、両折畳み板23a,23bの継手部30は正面側(同図の左側)へ移動し、垂下棒29、連結棒28、及びアーム27は一直線を成して上下方向に延びている。そして、(b)に示すように約1/2程度の折畳み状態では、両折畳み板23a,23bの継手部30は後方へ後退し、それに伴いアーム27は湾曲して継手部30と共に後退する。
(c)に示すように完全に開いて両踏み板片8a,8bは水平となるならば、折畳み板23a,23bも一直線状に延びる。従って、継手部30は後脚5の位置まで後退し、それに伴ってアーム27及び連結棒28は引かれて水平となる。すなわち、垂下棒29の下端から連結棒28とアーム27が水平に延びて、折畳み板23a,23bの継手部30と連結している。
上記垂下棒29の下端は揺動しない為に、水平に延びる連結棒28とアーム27は屈曲しない限り折畳み板23a,23bが折れることはなく、従って両フレーム1a,1bが閉じることは出来ない。図7に示す脚下端には前記図4に示すフリーボールではなく、樹脂製の足31,31・・が取付けられている。図8は脚下端を示す拡大図であり、コイルスプリング19が取付けられ該足31が突出するようにバネ力が付勢されている。
そこで、足31は脚下端から突出下状態にあるが、踏み板2に上がることで荷重がかかり、コイルスプリング19が圧縮変形して足31は後退し、脚下端が床面に接する。足31は摩耗し難い樹脂製であり、脚立を持ち上げないで足31,31・・を介して床面をキズ付けることなく滑り移動することが出来る。
本発明に係る折畳み式脚立を示す実施例。 本発明の折畳み式脚立の踏み板が僅かに屈曲した場合。 本発明の折畳み式脚立が完全に折畳まれた場合。 脚立の脚下端に取付けられるフリーボール。 折畳み防止機構を備えた折畳み式脚立。 連結蝶番にて2枚の折畳み板を連結して構成している折畳み機構の動作。 折畳み機構を示す別の実施例。 脚下端に樹脂製の足を取付けた場合。 従来の一般的な脚立。
符号の説明
1 フレーム
2 踏み板
3 連結部材
4 前脚
5 後脚
6 横桟
7 中フレーム
8 踏み板片
9 連結蝶番
10 蝶片
11 ブラケット
12 継手
13 フリーボール
14 ケース
15 ボール
16 受け
17 溝
18 シャフト
19 コイルスプリング
20 キャップ
21 底
22 折畳み防止機構
23 折畳み板
24 ピン
25 止着板
26 ピン穴
27 アーム
28 連結棒
29 垂下棒
30 継手部
31 足

Claims (8)

  1. 複数の踏み板を一定間隔で備えた脚立において、水平状態にある踏み板は先端面が互いに当接する両踏み板片の下面に蝶片を固定した連結蝶番を介して屈曲可能に連結して成り、この踏み板の両側は正面側が手摺り部として機能する概略逆U形のフレームに取付けられ、フレームにはブラケットを取着すると共に該ブラケットに設けた継手を介して踏み板片を屈曲可能に連結し、踏み板は水平に延びている状態では踏み板片の側端面がブラケット面に当接しており、又各踏み板の中央に取付けた上記連結蝶番は連結部材にて互いに連結したことを特徴とする折畳み式脚立。
  2. 複数の踏み板を一定間隔で備えた脚立において、水平状態にある踏み板は先端面が互いに当接する両踏み板片の下面に蝶片を固定した連結蝶番を介して屈曲可能に連結して成り、この踏み板の両側は正面側が手摺り部として機能する概略逆U形のフレームに取付けられ、フレームにはブラケットを取着すると共に該ブラケットに設けた継手を介して踏み板片を屈曲可能に連結し、踏み板は水平に延びている状態では踏み板片の側端面がブラケット面に当接しており、又各踏み板の中央に取付けた上記連結蝶番は連結部材にて互いに連結し、そして両踏み板片が水平に伸長した状態において、屈曲を防止する為の折畳み防止機構を備えたことを特徴とする折畳み式脚立。
  3. 上記フレームの脚下端にはフリーボールを取付けて荷重が作用する際には内蔵したコイルスプリングの圧縮変形にてフリーボールが後退して脚下端が床面に接するようにした請求項1、又は請求項2記載の折畳み式脚立。
  4. 上記フレームの脚下端には樹脂製の足を取付けて荷重が作用する際には内蔵したコイルスプリングの圧縮変形にて該足が後退して脚下端が床面に接するようにした請求項1、又は請求項2記載の折畳み式脚立。
  5. 上記フレームの前脚と後脚の下端部には横桟を連結し、該横桟と後脚には概略L形の中フレームの両端を固定して取付け、これら横桟及び中フレームに上記ブラケットを溶接などにて固定した請求項1、請求項2、請求項3、又は請求項4記載の折畳み式脚立。
  6. 上記各連結蝶番を連結している連結部材は、下段踏み板の後側縁から立ち上げて上段踏み板の連結蝶番と連結している請求項1、請求項2、請求項3、請求項4、又は請求項5記載の折畳み式脚立。
  7. 上記折畳み防止機構として、フレームの後脚に折畳み板を屈曲可能に取付けると共に先端は連結蝶番にて連結し、一方の折畳み板にはバネ力が付勢されたピンを取付け、他方の折畳み板にはピンが嵌るピン穴を形成した止着板を設けた請求項2、請求項3、請求項4、請求項5、又は請求項6記載の折畳み式脚立。
  8. 上記折畳み防止機構として、フレームの後脚に折畳み板を屈曲可能に取付けると共に先端は継手部を介して連結し、該継手部にはアームを上下方向に揺動可能に取付け、そしてアーム先端には連結棒が継手を介して連結し、該連結棒の先端は上記踏み板の中央に取付けた連結蝶番に連結している連結部材と継手を介して連結した請求項2、請求項3、請求項4、請求項5、又は請求項6記載の折畳み式脚立。

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