JP2007186329A - エレベータの防犯装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】かご室の袖壁内に設置する防犯カメラに対して鏡を設置することにより、防犯カメラをほぼ垂直方向に配置できるようにしたエレベータの防犯装置を得る。
【解決手段】エレベータのかご室内に防犯カメラを設置したものにおいて、厚さが薄く設定されたかご室の袖壁1又は操作盤1aと一体構成の袖壁に形成された開口部に設けられた防犯カメラカバー2と、袖壁の背面側にほぼ垂直方向でかつ該袖壁側に向けて僅かに傾斜して配置された防犯カメラ6と、防犯カメラカバーの背面側でかつ防犯カメラの直下に傾斜して設けられた鏡9、10とを備える。
【選択図】図3

Description

この発明は、エレベータのかご室内に防犯カメラを設置したエレベータの防犯装置に関するものである。
従来、エレベータのかご室内に防犯カメラを設置する場合、カメラが見えて意匠性が損なわれるという問題があった。また、カメラで不審者を撮影する場合、カメラが設置されている天井に近い部分から下方向へカメラの視線を向けることになるので、不審者が深い帽子を冠り俯いていると、顔を認識できないといった問題があった。
また、エレベータのかご室内に防犯カメラを設置する従来技術としては、ボックス内にかご内の映像をカメラに反射させる光屈折体を設けるもの(例えば、特許文献1参照)や、かごの天井に取り付けた縦断面台形状の照明枠の側板の外側に監視カメラを斜め下向きに取り付け、かご側板の上部の内側には、監視カメラの受像面を対向する位置に反射鏡を縦に取り付けて、かごの内部の光を反射して監視カメラに入射するもの(例えば、特許文献2参照)や、かご内の出入口ドアに対し後面角部側天井部分に取り付けられたテレビカメラと、かご内の出入口ドアに近い運転盤取り付け側板の運転盤より高い位置にテレビカメラに反射可能に球面状の凸面鏡を設けたもの(例えば、特許文献3参照)等がある。
実開平5−95967号公報 特開平7−277637号公報 特開2004−338858号公報
従来の防犯カメラを設置したエレベータの防犯装置では、カメラが見えて意匠性が損なわれたり(特許文献3)、防犯カメラの設置スペースが大きくなってしまう(特許文献1、2)という問題があった。
また、不審者が深い帽子を冠り俯いていても、顔を認識できるようにするために、防犯カメラをかご室の袖壁内に取り付けたいという要望がある。しかしながら、かご室の袖壁の厚みは背面側にかごの戸があるために薄く構成されており、袖壁内に防犯カメラを入れると、種々の問題が発生する。図5〜図7は従来例の問題点を説明するための要部断面図である。図において、1はかご室の袖壁、2は袖壁1の上部開口部に設けられた防犯カメラカバーで、例えばスモークガラス、透明アクリル板等から構成されている。5は袖壁1の背面に設けられた防犯カメラカバー押さえ、5aは袖壁1面から飛び出した防犯カメラカバー押さえ、6は袖壁1内に設けられた防犯カメラ、7はかご室の出入口柱、8は袖板1の背面側に設けられた袖壁ボックスである。
したがって、従来例では、袖壁1内に防犯カメラ6を入れると、図5に示すように、袖壁1面から防犯カメラカバー5aを飛び出さなければならなかった。また、最近はカメラが小型化されて来たが、未だカメラの奥行きが深く、カメラを奥行きの浅い袖壁1内に入れると、図6、図7に示すように、カメラ前面のスモークガラス、透明アクリルからなる防犯カメラカバー5に接近するため、防犯カメラ6が透けて見えるという問題があった。最近は、防犯上の理由から、かご室の袖壁内に防犯カメラの設置を要求されることが多くなって来たが、奥行きのあるカメラの場合は設置が困難であった。
この発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、かご室の袖壁内に設置する防犯カメラに対して鏡を設置することにより、防犯カメラをほぼ垂直方向に配置できるようにしたエレベータの防犯装置を提供するものである。
この発明に係るエレベータの防犯装置は、エレベータのかご室内に防犯カメラを設置したものにおいて、厚さが薄く設定されたかご室の袖壁又は操作盤と一体構成の袖壁に形成された開口部に設けられた防犯カメラカバーと、袖壁の背面側にほぼ垂直方向でかつ該袖壁側に向けて僅かに傾斜して配置された防犯カメラと、防犯カメラカバーの背面側でかつ防犯カメラの直下に傾斜して設けられた鏡とを備えたものである。
この発明によれば、防犯カメラを袖壁1及び袖壁ボックス8の鉛直方向とほぼ平行でかつ僅かに傾斜するようにほぼ垂直方向に配置できる。これにより、防犯カメラの設置スペース(奥行き寸法)を薄くすることができ、背面側にかごの戸があるために厚さが薄く設定されたかご室の袖壁内の薄いスペース(奥行き寸法)でも十分に設置することが可能となる。また、袖壁の防犯カメラカバーの背面側近傍に鏡を傾斜して設置することにより、防犯カメラのカメラ視線の向きを変えることができるので、袖壁の背面の奥行き寸法を深くする必要がないという効果がある。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1におけるエレベータの防犯装置を示すかご内から出入口側を見た正面図、図2は防犯カメラの設置位置を変更した場合を示す図1相当の正面図、図3はこの発明の実施の形態1におけるエレベータの防犯装置の要部構造を示す縦断面図である。
図1は袖壁1の操作盤の上方に防犯カメラ6を設置した例であり、図2は袖壁1が操作盤と一体構成の場合で、操作盤内に防犯カメラ6を設置した例である。高度の意匠性が要求される高級かご室に関しては、防犯カメラ6は、図1、図2に示すように、袖壁や操作盤内に設置される場合がある。この発明による設置方法としては、防犯カメラ6の設置のための奥行きスペースを極力小さくしたものである。すなわち、図において、1はかご室の袖壁、1aは袖壁1に設けられた操作盤である。なお、この操作盤1aは、図2に示すように、袖壁1と一体構成される場合があり、この場合防犯カメラは操作盤1a内に設置される。2は袖壁1(又は操作盤1a)の上部開口部に設けられた防犯カメラカバーで、例えばスモークガラス、透明アクリル板等から構成されている。3はかご室の出入口上板、4はかごの戸、5は袖壁1(又は操作盤1a)の背面に設けられた防犯カメラカバー押さえ、6は袖壁1の背面側にほぼ垂直方向でかつ袖壁1側に向けて僅かに傾斜して設置された防犯カメラ、7はかご室の出入口柱、8は袖壁1の背面側に設けられた袖壁ボックス、9は防犯カメラカバー2の背面側でかつ上記防犯カメラ6の直下の袖壁ボックス8内に傾斜して設けられた平面鏡である。
上記のように配置構成されているので、防犯カメラ6は、袖壁1及び袖壁ボックス8の鉛直方向とほぼ平行でかつ僅かに傾斜するようにほぼ垂直方向に配置される。これにより、防犯カメラ6の設置スペース(奥行き寸法)を薄くすることができ、したがって、背面側にかごの戸があるために厚さが薄く設定されたかご室の袖壁1内の薄いスペース(奥行き寸法)でも十分に設置することが可能となる。また、袖壁1の防犯カメラカバー2の背面側近傍に平面鏡9を傾斜して設置することにより、防犯カメラ6のカメラ視線の向きを変えることができるので、袖壁1の背面の奥行き寸法を深くする必要がなくなるものである。
実施の形態2.
図4はこの発明の実施の形態1におけるエレベータの防犯装置の要部構造を示す縦断面図である。なお、実施の形態1と同一又は相当部分には同一符号を付して説明を省略する。
この実施の形態2においては、実施の形態1における平面鏡9の代わりに凸面鏡10を設置したものである。この凸面鏡10を適用することにより、視野角11の狭いカメラであっても、カメラ能力以上の視野を確保することができる。
実施の形態3.
なお、図示しないが、袖壁1の防犯カメラ6収納部分を開き戸とし、鍵により開放できる構造としても良い。これにより、保守時に脚立等に乗らずに防犯カメラ6の点検作業を実施することができる。
この発明の実施の形態1におけるエレベータの防犯装置を示すかご内から出入口側を見た正面図である。 防犯カメラの設置位置を変更した場合を示す図1相当の正面図である。 この発明の実施の形態1におけるエレベータの防犯装置の要部構造を示す縦断面図である。 この発明の実施の形態1におけるエレベータの防犯装置の要部構造を示す縦断面図である。 従来のエレベータの防犯装置の一例を示す縦断面図である。 従来のエレベータの防犯装置の他の例を示す縦断面図である。 従来のエレベータの防犯装置の他の例を示す横断面図である。
符号の説明
1 かご室の袖壁
1a 操作盤
2 防犯カメラカバー
3 出入口上板
4 かごの戸
5、5a 防犯カメラカバー押さえ
6 防犯カメラ
7 出入口柱
8 袖壁ボックス
9 平面鏡
10 凸面鏡
11 視野角

Claims (4)

  1. エレベータのかご室内に防犯カメラを設置したエレベータの防犯装置において、
    厚さが薄く設定された前記かご室の袖壁又は操作盤と一体構成の袖壁に形成された開口部に設けられた防犯カメラカバーと、
    前記袖壁の背面側にほぼ垂直方向でかつ該袖壁側に向けて僅かに傾斜して配置された防犯カメラと、
    前記防犯カメラカバーの背面側でかつ前記防犯カメラの直下に傾斜して設けられた鏡と、
    を備えたことを特徴とするエレベータの防犯装置。
  2. 防犯カメラカバーがスモークガラスであることを特徴とする請求項1記載のエレベータの防犯装置。
  3. 鏡が凸面鏡であることを特徴とする請求項1又は請求項2記載のエレベータの防犯装置。
  4. 袖壁の防犯カメラ収納部分を開き戸とし、鍵により開放できる構造としたことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載のエレベータの防犯装置。
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