JP2007186271A - スターホイール装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】容器16のサイズに応じてポケット18の大きさを正確に調整することができ、しかも操作性のよいスターホイール装置を提供する。
【解決手段】上下の回転円板8、10の外周に円周方向等間隔で、容器16への当接部8b、10bが形成されており、各回転円板8、10の一方の当接部8b、10bによって容器16を保持するポケット18が形成される。上下の回転円板8、10の間に調整部材20が配置され、その両端部が、連結ピン22、24によって回転円板8、10にそれぞれ連結されており、調整部材20を水平移動させると両回転円板8、10が相対回転し、ポケット18のサイズが変更される。調整部材20の移動は、直立した調整軸30の回転をベベルギヤを介して伝達して行う。調整軸30の回転は計測手段50によって計測されており、調整部材20の移動を正確に行うことができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、フィラやキャッパ等の容器処理装置に容器を供給し、または排出するスターホイール装置に係り、特に、異なるサイズ、形状の容器に兼用可能なスターホイール装置に関するものである。
フィラやキャッパ等の容器処理装置として、各種形状の容器を処理することができる異種容器兼用機が一般に用いられており、従来は、処理する容器を変更するごとに、スターホイール装置の容器保持ポケットが形成されている回転円板や、スターホイール装置によって搬送される容器の外周側をガイドするメインガイド等の部品を、それぞれの容器の専用部品に交換することにより対応していた。このように各部品の交換を行う場合には、交換に時間がかかるとともに、交換用の多数種類の部品を用意しておかなければならず、コストがかかるとともに、部品の保管用に広大なスペースを必要としていた。
そこで、部品の交換を行わずに各種形状の容器に兼用できるスターホイール装置が提案された(例えば、特許文献1、特許文献2、特許文献3および特許文献4等参照)。これら各特許文献に記載されたスターホイール装置は、いずれも、外周に複数のポケットが形成された複数枚(2枚または2組)の回転円板を、上下に重ね合わせて相対回転可能に構成し、容器処理装置に供給する容器の形状やサイズに応じて上下の円板の位相をずらすことにより、容器を保持するポケットのサイズを変更して各種形状の容器に兼用できるようにしている。
前記特許文献1に記載されたスターホイール装置は、外周縁上に円周方向等間隔でほぼV字状の切り欠きが形成された4枚(2枚ずつ2組)の環状の回転板を備えており、相対回転機構を構成するガイドピンのナットを緩めた後、ガイド孔に挿通されたガイドピンを半径方向に移動させて、上下2組の回転板を相対回転させることにより、前記切り欠きによって形成されるポケット(容器の受け入れ部)の大きさを変更するようになっている。
また、特許文献2に記載された兼用式スターホイールは、相対回転可能な下方の第1スターホイール板と上方の第2スターホイール板を備えており、第2スターホイール板の上面に、両スターホイール板の位相を調整する位相調整手段が設置されている。この位相調整手段は、上下可能に構成された挿入ピンを第1スターホイールに設けた挿通孔に抜き差しすることにより、第1および第2スターホイール板の相対的な位相を調整できるようになっている。
特許文献3に記載された回転式物品移送装置は、第1回転板と第2回転板に形成された長孔を貫通し、両回転板の位相を調整するスライドピンが設けられており、このスライドピンを調整ねじの回転によって移動させるようになっている。この装置では、容器のサイズが変わった時には、第1回転板と第2回転板を固定するナットを緩めて、両回転板を位相調整可能な状態とする。そして、調整ねじを回転させてスライドピンを半径方向にスライドさせ、第1回転板と第2回転板を逆方向に回転させて必要な容器径に合わせた後、緩めたナットを締めて固定する。
特許文献4に記載された物品受け渡し装置は、回転軸の上部に設けた回転体が、2枚の同一径の円板から構成してあり、上方の円板が回転軸に連結固定され、下方の円板は軸受けを介して回転軸に回転自在に取り付けられている。容器を保持するポケットは、容器の回転中心側を支持する棒状の第1支持部材と、容器の搬送方向後方側を支持する第2支持部材から構成されている。これら両支持部材のカムフォロアが下方の円板のカム溝に係合しており、サーボモーターの駆動により上下の回転板を相対的に回転させることによって両支持部材を移動させ、ポケットのサイズを変更するようになっている。
実公平20834号公報(第2−3頁、図1) 特許第3703220号公報(第3−4頁、図4) 特許第3390326号公報(第2−3頁、図1) 特許第2595617号公報(第2−4頁、図2)
前記特許文献1ないし特許文献3に記載されたスターホイール装置は、いずれも上下の回転板を相対的に回転させることにより容器を保持するポケットのサイズを変更することができる。ところが、これらの装置では、容器を保持するポケットのサイズを変更するために上下の回転板を相対回転させるための調整機構が、いずれもスターホイール装置を構成する回転板に直接設けられているため操作性が悪いという問題があった。また、特許文献1の構成では、ガイドピンをガイド孔の端部に位置させた時には正確な位置決めが可能であるが、その中間では正確な位置決めは困難であった。さらに、特許文献2の構成では、挿入ピンの位置が、予め設定された挿入孔の位置だけに限定されていた。また、特許文献3の構成も、調整ねじの回転によりスライドピンをスライドさせるもので、正確な位置決めが困難であった。
さらに、特許文献4の構成では、ポケットのサイズについて無段階の調整を正確に行うことができるが、サーボモーターを用いているため、制御構成が複雑で、しかもコスト高になるという問題があった。
本発明は、外周部に円周方向等間隔で容器への当接部が形成された回転板を上下に複数枚重ね、異なる回転板の当接部を用いて容器を保持するポケットを形成し、容器の外形寸法に応じて回転板を相対回転させることにより、ポケットの寸法を変更するようにしたスターホイール装置において、回転駆動軸の上部に取り付けられ、前記複数の回転板がその外周部に回転自在に支持された環状部材と、この環状部材の上方に向けて直立して配置された回転自在な調整軸と、前記環状部材の内部から外周部に向けて配置された水平なねじ軸と、前記調整軸の回転をねじ軸に伝達するベベルギヤと、上下の回転板の間に挟まれ、前記ねじ軸の回転に応じて水平方向に移動する調整部材と、前記回転板の中心を挟んで対向する位置で、調整部材と上下の回転板の各々と連結する連結部材とを備え、調整軸の回転をねじ軸を介して調整部材に伝達して水平移動させることにより、各回転体を相互に逆方向に回転させるようにしたものである。
また、請求項2に記載の発明は、調整軸の回転量を計測する計測手段を設けたことを特徴とするものである。
さらに、請求項3に記載の発明は、ポケットに保持された容器の内周側を支持する支持ブロックを設け、この支持ブロックを前記回転板の相対回転に応じて半径方向に進退動させることを特徴とするものである。
本発明のスターホイール装置は、簡単かつ低コストな構成により、各種容器を保持するためのポケットのサイズを無段階で、しかも、正確に調整することができる。また、調整軸を上方で操作することにより、ポケットのサイズの変更ができるので、極めて操作性が優れている。
上下の回転板の外周部に容器への当接部が形成され、これら当接部によってポケットを形成し、このポケットによって容器を保持して搬送する。ポケットは、上下の回転板を相対回転させることにより寸法を変更することができる。上下の回転板は、その中間に配置された調整部材の、回転板の中心を挟んで対向する位置にそれぞれ連結されており、調整部材を移動させると、回転円板が相対回転してポケットの寸法が変わる。調整部材は、直立した調整軸の回転をベベルギヤを介して伝達されて移動される。前記構成によって、操作性の良いスターホイール装置を得るという目的を達成する。
以下、図面に示す実施例により本発明を説明する。図1は本発明の一実施例に係るスターホイール装置の縦断面図、図2は図1のII−II線に沿う断面図、図3は上下の回転板によって形成されるポケットの形状の変化(図3の右側参照)と、容器の口部を保持する口部ガイドホイールの構成(図3の左側参照)を示す説明図である。なお、図1も回転軸線を中心として左右が異なる断面を示している。
直立して配置された回転駆動軸2の上端に、円盤状のベース4が取り付けられ、このベース4上に環状部材6が固定されている。環状部材6は、上下が開放した円筒部6aの下端に水平なフランジ6cが形成されており、このフランジ6cが前記ベース4に固定されている。環状部材6の円筒部6aの外周面に、上下2枚の回転板(回転円板)8、10がベアリング12、14を介して回転可能に支持されている。これら2枚の回転円板8、10の外周部には、それぞれ円周方向等間隔で複数の凹部8a、10aが形成されている。これら各凹部8a、10aの、回転方向後方側と前方側に、搬送する容器16に当接する当接部8b、10bが設けられている。これら2枚の回転円板8、10のうちの一方の回転円板(この実施例では上方の回転円板8)に形成されている凹部8aの回転方向後方側の当接部8bと、他方の回転円板(下方の回転円板10)に形成されている凹部10aの回転方向前方側の当接部10bとによって、容器16を保持するポケット18が形成される。なお、このスターホイール装置による容器搬送経路の外周側には、回転円板8、10に向かって接離調整可能に外周ガイド19が配置されており、回転円板8、10のポケット18に保持されて搬送される容器16の外周をガイドするようになっている。
上下に間隔を隔てて重ね合わせた2枚の回転円板8、10の中間に、半円弧状の調整部材20が配置されている。この調整部材20の両端部に、連結用の挿入孔20a、20bが形成され、上下の回転円板8、10にそれそれ取り付けた連結部材(連結ピン)22、24が係合して、調整部材20と2枚の回転円板8、10とを連結している。この実施例では、図2の上側に形成された挿入孔20aに、上方の回転円板8に取り付けられた連結ピン22が挿入され、そして、図2の下側に形成された挿入孔20bに、下方の回転円板10に取り付けられた連結ピン24が挿入されて連結されている。
調整部材20は、両端に設けた連結ピン22、24を結ぶ線に対して直交する方向(図2の左右方向)に移動できるようになっており、この調整部材20を移動させることによって上下の回転円板8、10を互いに逆方向に回転させることができる。このように上下の回転円板8、10を相対的に回転させると、一方の回転円板8の当接部8bと他方の回転円板10の当接部10bとによって形成されるポケット18のサイズを変更することができる。なお、前記挿入孔20a、20bは、調整部材20が移動した時に、挿入されている連結ピン22、24の移動を許容するように、連結ピン22、24との間にクリアランスが設けられている。
環状部材6の上面に、円筒状の支持部材26が直立して固定されている。この支持部材26は下端面にフランジ26aが形成されており、このフランジ26aが前記環状部材6の円筒部6a上に固定されている。この円筒状支持部材26のフランジ26aの下面と、前記上方の回転円板8およびベアリング12との間に環状のスペーサ25が配置されている。円筒状支持部材26の直立した円筒部26bは、フランジ26a寄りの下部26baが大径で、上部26bbは小径になっており、この小径部26bbの外周に断面C形状のスペーサ28が嵌合されている。
円筒状の支持部材26の内部に、直立した調整軸30が回転自在に支持されている。調整軸30は、下方に配置された回転駆動軸2と同一軸線上に配置されている。この調整軸30の下端が前記環状部材6の円筒部6a内に伸びており、その下端部にベベルギヤ32が取り付けられている。一方、前記半円弧状の調整部材20の中央部に、前記回転駆動軸2および調整軸30の軸心を通る水平なねじ筒20cが設けられている。ねじ筒20cの内面には雌ねじが形成されており、このねじ筒20c内に、水平に配置されたねじ軸34が螺合している。また、ねじ軸34の逆の端部にベベルギヤ36が固定され、前記調整軸30の下端に固定されたベベルギヤ32と噛み合っている。従って、調整軸30を回転させると、この回転がベベルギヤ32、36を介してねじ軸34に伝えられ、ねじ軸34が調整部材20のねじ筒20c内で回転することにより、前記調整部材20が両連結ピン22、24を結ぶ線に対して直交する方向に進退動する。
円筒状支持部材26の上端に、水平な取付板38が固定されている。調整軸30の取付板38上に突出している部分に、この調整軸30のロック機構40が設けられている。このロック機構40は、図3の中央部に示すように、調整軸30の周囲を囲むC字状のロック部材42と、このロック部材42の両先端部に形成された逆方向の雌ねじに螺合されたねじ棒44と、このねじ棒44に取り付けられてねじ棒44を回転させるロックレバー46とを備えている。このロックレバー46の操作によってねじ棒44を一方向に回転させると、ロック部材42の両端部が接近し、調整軸30を締め付けて回転を規制する。また、ねじ棒44を逆方向に回転させるとロック部材42の両端部が離れて調整軸30の回転を許容する。
調整軸30の上端には、この調整軸30を回転操作するハンドル48が取り付けられており、このハンドル48を操作することにより、調整軸30を回転させて、前記半円弧状の調整部材20を進退動させる。
調整軸30の、前記ロック機構40よりも上方でハンドル48の取付部よりも下方に、計測手段(デジタルポジションインジケータ)50が設けられており、ハンドル48の操作による調整軸30の回転量を計測している。従って、調整軸30を回転させて上下の回転円板8、10を相対的に回転させる際に、作業者がこのデジタルポジションインジケータ50の測定値を確認することによって、上下の回転円板8、10によって形成されるポケット18のサイズを正確に設定することができる。
上下に重ね合わせた回転円板8、10の中間の、半円弧状の調整部材20よりも外周側に、幅の狭いリング部材52が配置されている。このリング部材52の中心は、前記回転駆動軸2および調整軸30の回転軸心と一致するように配置されており、この位置で前記環状部材6に連結されている。このリング部材52の外周面に、円周方向等間隔で複数本(回転円板8、10に形成されている凹部8a、10aの数と同数)の支持ピン54が半径方向外方を向けて取り付けられている。放射状に配置されたこれら各支持ピン54に、このスターホイール装置によって搬送される容器16の内周側(回転円板8、10の回転中心側)の面を支持する支持ブロック56が進退動可能に挿通されている。この支持ブロック56の前面(容器支持面)56cは、このスターホイール装置が搬送する最も大径の容器(図2中に符号16Aで示す)の外径とほぼ同じ内径を有している。
各支持ブロック56には、前記放射方向を向いた支持ピン54が挿通されている位置の両側に、この支持ピン54の設けられた方向に対して傾斜した2本の長孔56a、56bが形成されている。これら2本の長孔56a、56bの前記回転中心側の端部は互いに接近しており、逆に半径方向外方側の端部が離隔している。下方の回転円板10の上面に上向きの係合ピン58が取り付けられ、上方の回転円板8の下面には下向きの係合ピン60が設けられており、これら両係合ピン58、60が、前記支持ブロック56に形成された2本の長孔56a、56b内にそれぞれ係合している。この実施例では、下方の回転円板10に設けられた係合ピン58が、図2の下側に位置する長孔56aに、そして、上方の回転円板8に設けられた係合ピン60が、図2の上側に位置する長孔56bに係合している。
前記2枚の回転円板8、10の容器16への当接部8b、10bによって容器16を保持するポケット18が形成されており、各ポケット18内に容器16の胴部を保持して回転搬送する。これら回転円板8、10の上方に、胴部をポケット18に保持されている容器16の口部16aを保持する口部ガイドホイール62が配置されている。この口部ガイドホイール62の外周部には、円周方向等間隔で、複数の半円形の凹部62a、62bが形成されており、これら凹部62a、62b内に容器16の口部16aを保持するようになっている。この実施例では、2種類の異なる口径を有する容器16を保持できるようになっており、2つのサイズの凹部62a、62bが交互に形成されている。各サイズの凹部62a、62bが、それぞれ、2枚の回転円板8、10によって形成されるポケット18と同じ間隔で配置されている。運転時には、口部ガイドホイール62を回転させて、搬送される容器16の口部16aに合致するサイズの凹部62a、62bを、前記ポケット18と上下の位置を一致させるようにしている。なお、この口部ガイドホイール62による口部16aの移動経路の外周側には、口部外周ガイド63が高さ調整可能に配置されており、搬送される容器16の口部16aの外周側を案内するようになっている。
口部ガイドホイール62は、容器16の高さに応じて上下の位置を変更できるようになっており、円筒状支持部材26の小径部26bbの外周に嵌合している断面C形状のスペーサ28を引き抜いて、別の長さのものに交換をすることにより、この口部ガイドホイール62の高さを容器16の口部16aの高さに一致させる。口部ガイドホイール62の中心部寄りに、上下に貫通する貫通孔62cが形成されており、円筒状支持部材26の下端に設けられたフランジ26aと、上方の水平な取付板38との間に固定された複数本の支柱64が、これら貫通孔62cに挿通されて、口部ガイドホイール62の回転を規制している。なお、この実施例では、各支柱64が挿通される貫通孔62cは、2個の円孔を細い通路で接続した形状をしており、口部ガイドホイール62を回転させて使用する凹部62a、62bを変更する際には、口部ガイドホイール62を一旦上昇させて支柱64の上端の小径の部分64aの高さに一致させた後、前記貫通孔62cの接続部を通過させて、貫通孔62cの二つの孔を入れ替えることにより、凹部62a、62bを切り換えるようになっている。
以上の構成に係るスターホイール装置の作動について説明する。この実施例では、半円弧状の調整部材20が、回転中心寄りに最も後退した位置(この位置を基準位置と呼ぶ)にある時、つまり、図2に実線で示すように、2本の連結ピン22、24を結ぶ線が回転駆動軸2および調整軸30の軸心を通る位置にある時、図3の右側に示すように、2枚の回転円板8、10の凹部8a、10aの位置が僅かにずれて、上方の回転円板8の当接部8bと下方の回転円板10の当接部10bとにより形成されたポケット18によって、最も大きいサイズの容器(図1ないし図3中に符号16Aで示す)を保持する状態になっている。
この状態の時には、上方の回転円板8に取り付けられている係合ピン58と、下方の回転円板10に取り付けられている係合ピン60とが最も離隔した位置にあり、支持ブロック56は最も後退した位置で、前記大きい容器16Aの搬送方向内周側の面に当接して支持した状態(図2の左側中央の支持ブロック56参照)で搬送する。
前記容器16Aよりも小さい容器16を搬送する場合には、ハンドル48の操作によって調整軸30を回転させ、その回転をベベルギヤ32、36を介して水平なねじ軸34に伝達し、水平なねじ軸34を回転させる。ねじ軸34の回転によってこのねじ軸34に螺合しているねじ筒20cが水平方向に移動して、調整部材20を図2の左方向に前進させる。調整部材20が前記基準位置から図2の左方向へ移動すると、連結ピン22、24を介して調整部材20に連結されている上下の回転円板8、10が互いに逆方向に回転する。つまり、上方の回転円板8に連結されている連結ピン22が図2の実線で示す位置から左方向へ移動して(想像線で示す連結ピン22参照)、上方の回転円板8は図2中の反時計回り方向に回転する。一方、下方の回転円板10に連結されている連結ピン24が図2の実線で示す位置から左方向へ移動して(想像線で示す連結ピン24参照)、下方の回転円板10は図2中の時計回り方向に回転する。
例えば、中間サイズの容器16(図1ないし図3中に符号16Bで示す容器参照)を保持して搬送する場合には、上下の回転円板8、10の容器16Bへの当接部8b、10bを接近させる(図3の右上部に想像線で示す当接部10b参照、なお、このときの上方の回転円板8の当接部8bは図示を省略)。このようにハンドル48の操作によって調整軸30を回転させることによって簡単にポケット18のサイズを変更することができる。この実施例では、従来の構成のようにポケットのサイズを調整する手段が回転円板自体に設けられているものと異なり、調整軸30を介して上方に設けられているので極めて操作性が優れている。また、ハンドル48の下方にデジタルポジションインジケータ50が設けられて、ハンドル48の操作による調整軸30の回転量を計測しており、作業者は調整軸30の回転量を確認しつつハンドル操作を行うので、ポケット18のサイズを正確に設定することができる。
前記のように調整部材20の水平方向への移動により上下の回転円板8、10が相対的に回転すると、これら各回転円板8、10に取り付けられている係合ピン58、60も相対的に移動する。この実施例では、両係合ピン58、60が、支持ブロック56に形成された各長孔56a、56b内で互いに接近する方向に移動し、支持ブロック56を支持ピン54に沿って前進させる。支持ブロック56が前進して、前記容器16Bの搬送方向内周側の面に当接して支持する(図2の左下部の支持ブロック56参照)。このように支持ブロック56が前進することによって、サイズの異なる容器16(16A、16B)でもその中心が同一の搬送軌跡R上を通って搬送される。
さらに小型の容器16(図1および図2中に符号16Cで示す容器参照)を搬送する場合には、ハンドル48の操作によって調整軸30を回転させ、調整部材20をさらに前進させる。すると、上下の回転円板8、10の容器16への当接部8b、10bがさらに接近して、ポケット18の寸法が小さくなる。また、上下の回転円板8、10の相対回転によりポケット18のサイズが小さくなるのに連動して、支持ブロック56がさらに前進し(図2の左上部の支持ブロック56参照)、小型の容器16Cの中心が前記搬送軌跡R上を通る位置でその搬送方向内周側を支持する。
スターホイール装置の縦断面図である。(実施例1) 図1のII−II線に沿う断面図である。 右半分は、上下の回転円板の相対回転によってポケットのサイズを変更する状態を説明する図、左半分は、口部ガイドホイルの構成を示す平面図である。
符号の説明
6 環状部材
8 回転板(回転円板)
8b 当接部
10 回転板(回転円板)
10b 当接部
16 容器
18 ポケット
20 調整部材
22 連結部材(連結ピン)
24 連結部材(連結ピン)
30 調整軸
32 ベベルギヤ
34 ねじ軸
36 ベベルギヤ

Claims (3)

  1. 外周部に円周方向等間隔で容器への当接部が形成された回転板を上下に複数枚重ね、異なる回転板の当接部を用いて容器を保持するポケットを形成し、容器の外形寸法に応じて回転板を相対回転させることにより、ポケットの寸法を変更するようにしたスターホイール装置において、
    回転駆動軸の上部に取り付けられ、前記複数の回転板がその外周部に回転自在に支持された環状部材と、この環状部材の上方に向けて直立して配置された回転自在な調整軸と、前記環状部材の内部から外周部に向けて配置された水平なねじ軸と、前記調整軸の回転をねじ軸に伝達するベベルギヤと、上下の回転板の間に挟まれ、前記ねじ軸の回転に応じて水平方向に移動する調整部材と、前記回転板の中心を挟んで対向する位置で、調整部材と上下の回転板の各々と連結する連結部材とを備え、調整軸の回転をねじ軸を介して調整部材に伝達して水平移動させることにより、各回転体を相互に逆方向に回転させることを特徴とするスターホイール装置。
  2. 前記調整軸の回転量を計測する計測手段を設けたことを特徴とする請求項1に記載のスターホイール装置。
  3. 前記ポケットに保持された容器の内周側を支持する支持ブロックを設け、この支持ブロックを前記回転板の相対回転に応じて、半径方向に進退動させることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のスターホイール装置。
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